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PowerPoint プレゼンテーション - 三井住友トラスト・アセットマネジメント

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PowerPoint プレゼンテーション - 三井住友トラスト・アセットマネジメント
Column
ご参考資料
「投資のヒント」
2014年6月9日
※以下、ピムコジャパンリミテッド提供のレポートをご紹介します。
改めて考える、ブラジルレアル投資
年初来で堅調に推移するブラジルレアル(以下、「レアル」)
2014年初来のレアルは堅調に推移し、1レアル45-46円台に
 年初来、レアルは一時的に下落する場面も見られたもの
の、足元では1レアル=45~46円台で安定的に推移
【2014年初来のレアルの推移(対円)】
(円)
47
 レアルが堅調に推移してきた主な背景
1/15
(+0.5%)
45
▲
4/2
(+0.25%)
2/26
(+0.25%)
▲
44
3/27 中央銀行が
インフレ見通しを引き上げ
43
42
期間:2013年12月末-2014年5月末 出所:ブルームバーグ
41
1/23~24
アルゼンチン
ペソの急落
13年12月
好調な通貨の中でも際立つ優位性: 利回り面での魅力
 レアルは主要通貨*対比でも年初来で最も堅調な推移に
▲
5/28 政策金利据
え置き(+0%)
▲
• 財政収支の改善に向けた具体的な支出削減策の発表
2/20 財務相が
予算削減策を発表
14年1月
14年2月
14年3月
14年4月
14年5月
【2014年初来のパフォーマンス上位5通貨(対米ドル)*およびその利回り】
• 2014年に入り、フラジャイル (脆弱)5ヵ国とされたインド
などの他の新興国通貨も軒並み堅調に推移
 年初来で好調に推移した通貨の中でも、レアルは為替取
引によって得られる金利面での魅力が相対的に高く、こ
の点は引き続きレアル投資の優位性に
▲:中央銀行による政策金利の発表
(カッコ内は利上げ幅)
46
• 予想される国内のインフレに対抗するため、利上げ終了
後も高金利環境が当面維持されるとの観測が高まる
1レアル=45~46円で
安定的に推移
5.2%
ブ ラ ジ ルレ ア ル
イ ン ド ルピ ー
イ ン ド ネシ ア ルピ ア
期間:2013年12月末-2014年5月末、出所:ブルームバーグ、JPモルガン
*比較に用いた主要通貨および利回りに用いた短期金利はP3ご参照
豪ド ル
2.7%
韓国ウォ ン
1.5%
0.0%
1レアル=45-46円は売り時?
 一方、金利も含めたリターンでみると結果は異なり、最
高値 (1レアル=54.5円)から投資した場合もプラスに
 レアルは変動幅が大きいものの、足元で年10%前後まで
回復した相対的に高いインカムを積み上げることで、中
長期の収益の押し上げ効果を期待することが可能に
年初来リ タ ーン
利回り
3.4%
8.0%
12.0%
【過去5年のレアルの推移(対円)】
55
(円)
54.5円
(2010年5月3日)
ケース1:
過去5年間の最高値からの投資
50
45.4円
45
40
37.8円
ケース2:
過去5年間の最安値からの投資
(2012年5月23日)
35
期間:2009年5月末-2014年5月末 出所:ブルームバーグ
4.0%
4.0%
レアル投資の鍵は「インカムの積み上げ効果」
 過去5年間でみると1レアル=37~54円台で変動し、投資
開始のタイミングにより為替リターンは大きく変化
10.2%
4.7%
4.5%
4.2%
4.3%
09年5月
10年5月
11年5月
12年5月
13年5月
14年5月
【レアルの期間別リターン比較(対円、金利込み/金利なし)】
相対的に高いインカムを産み続けるレア
ル投資を「金の卵を産む鶏」と考えると…
大事に育てて金の卵(インカム)を受け取る
か、為替が戻ってきた今を好機とみて鶏を
売るか?
ケース1:.
過去5年間の最高値から投資
約4年分の
インカムの
積み上げ効果
+12.0%
ケース2:
過去5年間の最安値から投資
約2年分の
インカムの
積み上げ効果
+33.9%
+19.9%
+14.0%
「インカムは投資期間が長いほど貯まり、
投資を行っていない期間には貯まらない」
という観点も重要
期間:2010年5月3日(ケース1)もしくは2012年5月23日(ケース2)から2014年5月末
出所:ブルームバーグ、JPモルガン
-16.8%
+28.7%
レアル/円 金利等 レアル/円
リターン
収益
リターン
(金利なし) (インカム) (金利込み)
レアル/円 金利等 レアル/円
リターン
収益
リターン
(金利なし) (インカム) (金利込み)
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料はピムコジャパンリミテッドの情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基
づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。
1/4
ご参考資料
これからレアル投資を始めるにはもう遅い?
【コラム】足元および今後のレアル投資のポイント
対米ドルでのレアルの回復は遅れている状況
【レアルのリターンの要因分解(対円、対米ドル)】
140
 過去5年間での対円での最安値と比較すると、レアルは
対円で+19.9%となった一方、対米ドルで-6.6%に
120
 レアル/円の回復の大半は、米ドル/円での円安効果に
よる部分が大きく、今後、対米ドルでのレアルの回復が
進む場合には、対円での更なる上昇に繋がる可能性も
130
100
13年5月
インフレ抑制手段としてレアル高を容認するかが鍵に
 足元のインフレ率は6.3% (2014年4月)と、中央銀行が設
定する中期的なインフレ目標の上限 (6.5%)に接近
 中央銀行は2014年5月末に利上げを停止した一方、
2014年末のインフレ見通しを大幅に引き上げており、
インフレ対策は依然として、中央銀行の最大の課題に
 景気対策としての効果を考慮すると、輸入品物価の押
し下げに繋がり、個人消費を刺激する効果も見込まれ
るレアル高の容認も中央銀行の一つの手段に
期間:2009年5月末-2014年5月末(インフレ率は2014年4月末)
出所:ブルームバーグ
+
レアル/米ドル
対米ドルでの
回復は遅れる
12年5月
米ドル/円
上昇の恩恵
米ドル/円
レアル/米ドル
90
+19.9%
レアル/円
1レアル
=37.8円
110
80
期間:2012年5月23日-2014年5月末 2012年5月23日を100として指数化
出所:ブルームバーグ
1レアル
=45.4円
レアル/円
=
 レアルは対円で45~46円台まで回復しているが、対米
ドルでのレアルは依然として回復が遅れている状況
-6.6%
14年5月
【ブラジルの政策金利とインフレ率の推移】
(%)
15
インフレ率は中央銀行
目標の上限に接近
政策金利:11.0%
10
インフレ目標:4.5%±2.0%
インフレ率:6.3%
5
0
09年5月
10年5月
11年5月
12年5月
13年5月
14年5月
ブラジルは脆弱な新興国か?
対外債務は削減され、外貨準備は豊富に
【ブラジルの外貨建て政府債務と外貨準備の推移】
(共に、対GDP比%)
【コラム】足元および今後のレアル投資のポイント
 ブラジルは対外債務の削減と外貨準備の積み上げを進
め、外貨建て政府債務を大きく上回る外貨準備を保持
• 外貨建て債務の返済が円滑となるだけではなく、為
替介入の資金源として活用することも可能に
• 今後、外部環境の急変などにより資本流出や為替
変動が生じた場合にも、自国経済を守る緩衝剤に
期間:2004年3月末~2014年3月末、出所:Haver
(%)
20
債務削減が進み外貨準備も潤沢に
15
外貨準備>
外貨建政府債務
10
5
外貨建政府債務
>外貨準備
0
04年3月
国内に流入する資本の大半は長期性の資金
 ブラジルに流入する直接投資額は新興国の中でも
有数の規模を誇り、海外から流入する資本の大半
を占める
• 同国の企業や設備への投資を中心とした長期性
の資金が流入していることで、投資環境が悪化し
た際にも急激な資金流出に繋がりにくい
時点:2012年、出所:Haver、世界銀行 *資本収支を使用
06年9月
09年3月
11年9月
14年3月
【海外から流入する資本*の内訳】
直接投資
(%)
100
証券投資
その他投資
80
60
40
20
0
-20
ブラジル
インドネシア
インド
南アフリカ
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料はピムコジャパンリミテッドの情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基
づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。
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ご参考資料
【コラム】「金の卵(インカム)を産む鶏」という観点でみたレアル投資の魅力
【今後の為替シナリオと収益のイメージ】
(レアル投資による金利収入が10%に保たれた場合)
1年後
現在
2年後
+44%
レアル投資から得られる相対的に
高いインカム収益の上乗せ効果
総合収益 +20%
⇒ 為替変動にも耐性が生まれる
レアル高
45円
為替
不変
49円
+10%
インカム収益
+9%
為替損益
+10%
45円
更なる
レアル高
+10%
為替
不変
54円
+10%
+10%
+20%
+20%
45円
+10%
+10%
+0%
レアル安
41円
急激なレアル安
+10%
-9%
更なる
レアル安
-7%
38円
+10%
-16%
+1%
38円
+10%
+10%
-16%
急激なレアル安を想定しない限り、
収益はプラス圏内に
上記は理解を深めていただくためのイメージ図であり、実際の投資とは異なります。
また、総合収益はインカム収益と為替損益の掛け算で計算しているため両収益の総和と一致しない場合があります。また、費用・税金や再投資効果および債
券などの原資産のリターンについては簡略化のため除外。
(ご参考)2014年5月末時点のレアルの短期金利:10.2%、過去5年間のレアルの変動幅:1レアル=37.8円~54.5円(P1ご参照)
P1:* 主要通貨は下記を使用
米ドル、ユーロ、英ポンド、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、スウェーデンクローナ、デンマーククローナ、スイスフラン、ノルウェークローネ、チェココロナ、
ハンガリーフォント、ポーランドズロチ、ルーマニアレウ、ロシアルーブル、ウクライナフリヴニャ、トルコリラ、イスラエルシェケル、クウェートディナール、サウジアラ
ビアリヤル、UAEディルハム、南アフリカランド、エジプトポンド、中国元、香港ドル、インドルピー、インドネシアルピア、マレーシアリンギット、シンガポールドル、韓
国ウォン、台湾ドル、タイバーツ、フィリピンペソ、カザフスタンテンゲ、アルゼンチンペソ、ブラジルレアル、チリペソ、コロンビアペソ、メキシコペソ、ペルーヌエボソ
ル、ウルグアイペソ
各通貨の利回りは下記の短期金利を使用
ブラジルレアル、インドルピー、インドネシアルピア、韓国ウォン:JPモルガン・ELMIプラス・サブインデックス(各国)、豪ドル:豪ドルは銀行手形1ヵ月利回り
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料はピムコジャパンリミテッドの情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基
づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。
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ご参考資料
【 ご留意事項 】
●当資料はピムコジャパンリミテッドの情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが投資判断の参考となる
情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。
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●投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価
額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益
は全て投資者の皆様に帰属します。
●投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではあり
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当資料は、ピムコジャパンリミテッドの情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法
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