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はしごクレーン救助訓練操法

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はしごクレーン救助訓練操法
はしごクレーン救助訓練操法
(第3小隊 第5分隊)
区分
指揮者
1
「集まれ」
2
「番号」
3
1番員
2番員
3番員
4番員
図及び留意事項
「よし」で集合線に集まる
「1」
「2」
「3」
「4」
只今からはしごクレーン救 「よし」ではしご上部左側に 「よし」ではしご下部左側 「よし」で2番員の左側に位置する 「よし」で1番員の左側に
助操法を行う「定位につけ」
位置する
に位置する
位置する
資器材位置
4
5
「目標○○,操作始め」
「梯子搬送○○メートル」
一斉に「よし」と呼称し,行動を開始する
スリングロープ,カラビナ6
個,滑車2個を携行しはしご
上部に移動。(以後,カラビ
ナ3つを一組として,「補強
はしご確保ロープをはしご上部右側 はしご確保ロープをはし
カラビナ」と呼ぶ)上部三段 スリングロープ,補強カラ
梯子上部を若干持ち上げ、
に搬送する。
ご上部左側に搬送する。
目の横さんにスリングロー ビナ,滑車を携行し,はし
膝の上にのせて確保する。 プのダブルで巻き結びを作 ご基底部へ移動し,下部
3、4番員がきたら交替する
成し,上部支点を作る。そ 支点の作成。その際の要
。
の際,端末処理(巻き結び)
領は1番員と同じ。
を行う。巻き結びの中2本
のロープに滑車(スーパー
カラビナの場合4本)と補強
カラビナを取り付ける。
3,4番員は協力してはしご上部を若干持ち上げ,膝の上にの
せて確保する。
6
上部支点
梯子下部結着
二番員が救助ロープを通し
救助ロープを解落し,下
ている間に,動滑車と補強 部支点の固定滑車を通
はしご上部左側に巻き結
カラビナを用意しておく。救
し,はしご中央部付近か
びを作成し,指揮者と梯
助ロープを通し終えた後,
4番員が確保ロープを梯子
ら裏側へ通し,上部支点
子上部の保持を交替して
動滑車と補強カラビナを上
はしご上部右側に巻き結びを作成
に結着したら、4番員と梯子
の固定滑車を通す。はし
、両方のはしご確保ロー
上部の保持を交替する。 部支点と最上段の救助ロー ご最上段に巻き結び,半 し、はしご上部の保持を維持する。 プの端末を整理する。救
プの支点の間に取り付ける
結びを作成し,さらに残り
助ロープの端末を整理す
。取り付けた後,動滑車を の端末で二次支点を作
る。
はしご中央部付近の横さん
成する。
に仮留めする。
梯子上部
はしご上部確保を三番員と 支点作成後,はしご上部 右側のはしご確保ロープを確保す 左側のはしご確保ロープ
交代する。
確保に移動する。
る。
を確保する。
7
8
「はしご起こせ,確保ロープ 「よし」と呼称した後,1,2番員は協力してはしごを起 「よし」で,3,4番員は同時にはしご確保ロープを引き,起て
引け」「基底部この位置」と
ていする。
いの補助をする。
明確に示す。
9
「たてろ、たてろ、停止。この 1,2番員は指揮者の指示に従い,角度修整及び方
角度」と呼称し、角度修整を
指揮者の指示に従い,はしご確保ロープで角度を修整する。
向修整を行う。その後,基底部を1番員は右足,二番
する。※起梯角70°とする
修整の後,地物に巻き結びで結着する。
員は左足で確保する。
。
「梯子強度確認」
10
動滑車
1番員が確保、2番員が登梯し梯子の強度確認を行
い、「梯子強度よし」と呼称
救助ロープで確保姿勢をとり,4番 救出ロープの端末でコイ
「進入用意」
1番員,2番員共に救助ロープを持つ。その際,1番員
ル巻きもやい結びを作り
員の「進入準備よし」に合わせて,
4番員の準備ができたら、4 は仮留めしておいた動滑車及び補強カラビナを横さん 救助ロープを張り,「確保よし」と呼 、救助用縛帯を装着し,「
番員の確保をする。
から外し,4番員へ渡す。
進入準備よし」と呼称した
称する。
後,降下地点に移動。
救出ロープ結着部
11
「余長をとれ」と指示し、ロー 上部支点の結着,滑車のカ 下部支点の結着,滑車 後方の確保ロープの巻き結びの点 救出ロープの安全環を確
のカラビナ及び補強カラ
プが張ったところで
ラビナ及び補強カラビナ反
検をし、「最終点検よし」と呼称する 認し,「最終点検よし」と
ビナ反転,安全環の確認
「最終点検」
転,安全環の確認を行う。
。
呼称する。
を行う。
12
「進入,ロープゆるめ」
4番員(進入隊員)の降下状
況を見ながら、「あと○○メ
ートル」と隊員に知らせる。
4番員が到着したら、確保ロ
ープを適当な場所に決着す
る。
救出ロープを持ち,三番員の確保の補助を行う。
補強カラビナ部分を保持
し,降下地点までの距離
指揮者の指示に従い,救助ロープ を確認し,指揮者に報告
を少しずつゆるめる。
しながら降下する。「到着
」と呼称し,「検索開始」と
呼称する。
梯子起梯
13
2番員は,はしご基底部
の確保を右足でしながら
,下部支点の補強カラビ
ナを付けかえる。その後
,はしご基底部の確保を
維持する。
(4番員の「要救助者発見」
の合図で)「救出準備」で補
強カラビナのつけかえ、縛
帯の付け替えを行わせる。
3番員は,救助ロープの確保を保
持したまま,1番員とはしご基底部
の確保を交代する。1番員の作業
終了後,救助ロープの確保を行う。
要救助者の状態により,
はしご直下に誘導又は
搬送する。その後救助用
縛帯を要救助者に装着
する。補強カラビナを救
出時の方向に付け替え,
全てのカラビナの安全環
及び反転を確認し,「救
出準備よし」と呼称する。
この作業中,随時要救助
者及び作業の状況を指
揮者に報告する。
梯子確保
14
要救助者を少し足が浮く
準備ができたら、「余長をと
下部支点の結着,滑車
くらいまで引き上げ,縛
上部支点の結着,滑車のカ
れ」と指示し、ロープが張っ ラビナ及び補強カラビナ反 のカラビナ及び補強カラ 4番員の「停止」の合図がかかるま 帯の締め付けや動滑車
たところで
ビナ反転,安全環の確認 で救助ロープを引き,確保する。 のカラビナ,補強カラビナ
転,安全環の確認を行う。
「最終点検」
を行う。
の安全環を確認し,「最
終点検よし」と呼称する。
15
「救出始め,ロープ引け」
要救助者の引き揚げ状況を
見ながら、「あと○○メート
ル」と隊員に知らせる。
救助ロープを持ち,三番員の確保の補助を行う。必要 救助ロープの確保を維持する。指
な場合,1番員は指揮者が行う要救助者を引き込む 揮者の「確保解け」の合図で,確保
作業を補助する。
を解く。
16
17
救助ロープを持ち,三番員の確保の補助を行う。
救助ロープを持ち,三番員の確保の補助を行う。
4番員の「脱出準備よし」の
あと「余長をとれ」と指示し、
ロープが張ったところで
「最終点検」
指揮者は,要救助者から動滑車,補強カラ
ビナ及び誘導ロープを取り外し,その後それ
らを動滑車に取り付ける。
救助ロープ到着後、縛帯
「脱出用意」の合図に従い,救助ロ
を装着し「脱出準備よし」
ープを少しずつゆるめる。
と呼称する。
「最終点検よし」と呼称。
「ロープ引け」の号令で2番 「ロープ引け」の号令で1
点検したら,「脱出始め」 員,3番員と協力して救助ロ 番員,3番員と協力して
「ロープ引 ープを引き,3番員の「確保 救助ロープを引き,3番
け」 よし」の合図で4番員を引き 員の「確保よし」の合図で
4番員の引き上げ 寄せ,4番員を地上におろし 1番員の4番員を引き寄
て「脱出終わり」と合図する
せるのに協力する
「ロープ引け」の号令で1番員,2番
員と協力して救助ロープを引く2番
員と協力して救助ロープを引き,指 地上到着後、縛帯、自己
揮者の「確保」の指示で救助ロープ 確保ロープを離脱する。
を確保し,「確保よし」の合図をする
「よし」 1,2番員は協力して梯子を後方に移動させ
地上に静かに倒す 26
4番員が縛帯、自己確保ロ
ープを離脱した後、 「おさめ」
上部固定滑車を外す
下部固定滑車を外す
「よし」 梯子が地上に倒された後,
左右の確保ロープを支持物から解 「よし」 自己確保ロープ
く。 救助ロープお を整理する。縛帯と共に
よび確保ロープの一本を整理する。 元の位置に搬送し,集合
カラビナとともに元の
線に戻る。
位置に搬送し,集合線は戻る
1及び2は,協力してはしごを元の位置に搬送し,集
合線に戻る。
27
28
「点検報告」
1番員から報告をうける。
梯子70度
1番員の作業中も救助ロープの確
保を続ける。
1番員に「安全な位置まで
搬送し、縛帯を離脱」と指示
し、1番員の搬送後「救出完
了」「確保解け」「脱出用意」
18
25
可能な限り要救助者を保
持し,引き上げ作業の補
指揮者の指示に従い,救助ロープ 助を行う。その後,救助
を少しずつ引く。
ロープの到着まで付近の
再検索を行う。
2番~4番員の報告を受け
、その後に指揮者に「要救
助者一名救出その他異常
なし」と報告
指揮者に正対し,挙手注目
「以上で梯子クレーン救助 の敬礼を行う。 操法を終了する」 1番員が指揮して
「わかれ」 ,駆け足で待機場所へ移動
する 「2番員異常なし」
「3番員異常なし」
「4番員異常なし」
梯子保持
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