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沖縄赤十字病院

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沖縄赤十字病院
初期臨床研修
病 院 案 内
沖縄赤十字病院
沖縄赤十字病院の紹介
沖縄赤十字病院は創立時より、診療内容および病院機能の充実、拡大を
図る際は一貫して赤十字の人道、博愛の精神を基盤として歩んできました。
同時に開設当時より広く救急医療に関与し現在も脳血管障害、循環器系
疾患などの急性期疾患にも対応し、またNICUを併設する地域母子周産
期センターに認定されるなど、二次的医療機関としての機能を持つ急性期
型病院として地域医療の一端を担っています。赤十字社の大きな使命でも
院長 髙良 英一
ある災害救護についても不測の事態に対処できるように常時研修なども行
い、その充実を図っています。病院内の一般診療以外に検診センターの予防医学、救護業務など病院
外でも活躍できる研修も身に付くと思います。
卒後2年間の初期研修は医師としての将来の生き方、考え方を形作る重要な期間であり、その大事
な時期の研修を引き受ける我々は少なからず緊張を感じております。急性期医療を担う我々の病院は
日常の診療に忙しい毎日ですが、病院の医局スタッフは研修医諸君と共に学び患者さんに良い医療を
提供する意欲と情熱を持っています。我々が先輩から教えてもらった事を後輩の諸君に新しい知見を
加えて指導教育し、還元する事も義務であり、次世代の良き臨床医を育てることは楽しみでもありま
す。人に教えるという事は、同時に指導者側の勉強にもなり、病院の機能向上につながり患者さんに
益する結果となります。研修医の諸君は指導医から手取り足取り、マニュアルに沿った受身の指導を
受けるのではなく、指導医を質問攻めにし、積極的に医療に参加することを希望します。
赤十字の博愛の心が伝わる病院をめざして
を病院の理念としています。単に医療技術のみで
なく患者さんや地域に奉仕する態度も職員から学べると思います。
卒業を迎える皆さんへ
沖縄赤十字病院は現在、漫湖公園の湖畔にありますが、平成22年7月から
那覇市民会館、与儀公園近くの旧県立那覇病院跡地に新築移転します。ハード
面は間違いなく充実します。しかし、今後の病院の発展には人材の充足が必要
不可欠だと考えます。研修医の皆さんには研修はもちろんのこと、自分もこの
病院の仲間になって病院を盛り上げていく気概を持って来ていただければう
れしい限りです。当院は日本赤十字社の使命である災害救護、国際救援活動、
洋上救急、離島からのヘリコプター添乗事業に参加する一方、総合病院として
研修管理委員長
第一外科部長 大嶺
靖
地域住民に適切な医療を提供する役割を担っています。
質の高い医療を提供すべく、職員一同努力しており、医療内容においては研修医の皆さんにも満
足して貰えるものと思っています。また琉球大学医学部附属病院を中心に複数の公立病院や民間
病院で構成する「RyuMIC」という研修プログラムに加わっています。研修医がそれぞれの
病院の特色ある科で研修できるようになっています。
研修医として、社会人として忙しい毎日が始まります。不安な気持ちもあるでしょうが、当院で
は充実した研修医生活を送れるものと確信しています。青い空と海、ショッキングピンクのさく
ら、赤いハイビスカスなど沖縄の四季は原色で彩られます。当地ならではの自然も満喫し未来に
羽ばたく活力として下さい。
病院の概要
昭和27年に「厚生協会診療所」として開設され、昭和34年財団法人沖縄赤十字社設立により沖縄赤十字
病院に改称、昭和47年の沖縄県日本復帰に伴い日本赤十字社へ組織移行し、「沖縄赤十字病院」として再
出発した。
現在、内科(消化器・呼吸器・循環器)・外科・小児科(NICU)・整形外科・脳神経外科・産婦人科・
眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・泌尿器科・麻酔科・放射線科・歯科口腔外科・リハビリテ−ション科・医療社
会事業部(人間ドック)・検査部の14 科2部を標榜した319床の総合病院として、①急性期医療 ②二次
救急医療 ③地域周産期母子医療センタ− ④近隣離島や近海の洋上救急及びヘリ添乗による救急医療 ⑤
大規模災害被災者受入病院を柱に、赤十字の特色である災害救護の為の医療救護班5個班を養成し、疾病の
予防から治療並びに災害救護を含めて、大きく地域の医療の一端を担っている。
〔理
念〕 赤十字の博愛の心が伝わる病院をめざして
〔基本方針〕1.私達は患者さんに益することのみに医療技術を提供します。
2.私達は信頼される医療が行なえるように日々研鑚し、快適な療養環境を
創ります。
3.私達は地域と連携を密にし県民の健康増進に貢献できる医療活動を追求
します
診療科及び医師数
内
科
平成22年4月現在
呼
消
循
糖
血
吸
化
環
尿
液
器
器
器
病
内
科
科
科
・
科
外
科
救
小
産
脳
神
整
耳
急
児
婦
神
経
形
鼻
部
科
人
経
内
外
咽
科
外
科
科
喉
門
代
科
眼
科
皮
泌
放
麻
病
歯
医
研
膚
尿
射
酔
理
科
療
修
科
器
線
科
検
口
社
医
計
科
科
査
腔
会
部
外
事
門
科
業
科
謝
合
部
病床数
110
44
0
25
36
36
0
41
9
3
2
4
0
0
0
4
0
0
314
医師数
14
6
1
6
5
4
1
3
2
2
2
2
1
3
1
2
2
3
61
指導医数
11
5
1
5
4
4
1
2
2
2
1
2
0
2
1
2
2
職種別職員数
医師
平成22年4月現在
看護師
助産師
准
看
薬
放
検
理
作
管
そ
事務職員
その他
正
嘱
正
臨
正
臨
看
護
剤
射
査
学
業
理
の
正
臨
正
臨
職
託
職
時
職
時
護
助
師
線
技
療
療
栄
他
職
時
職
時
員
職
員
職
員
職
師
手
技
師
法
法
養
技
員
職
員
職
士
士
士
師
6
3
3
8
0
1
員
51
47
員
師
員
22
2
1
8
4
7
1
1
0
0
1
7
8
3
1
1
1
1
1
8
2
員
33
合
計
員
422
14
48
研修プログラムについて
名 称
RyuMIC 沖縄赤十字病院初期臨床研修プログラム
プログラムの目的と特徴
目 的
このプログラムにおいては、社会に貢献する医師となる為に「一次医療から三次医療まで、
医師としての必要な基本的臨床能力を身につけ、全人的で科学的根拠に基づいた医療を実践し
ていく」ことを目的とする。
教育に通じた熱意のある指導医のもと、日常診療でよく遭遇する疾患についての基本的臨床
能力(知識、技能、態度)の修得とともに、医師としての人格を涵養し、時代の要請や社会の
ニ―ズに応えられる医師の養成を目指す。また、科学的根拠に基づいた医療を学びながら、後
期臨床研修(専門研修)への登竜門となる研修を行う。
特 徴
本プログラムでは、琉球大学医学部附属病院(三次医療機関)と地域の中核を担う臨床研修
病院(二次医療機関)及び県立精和病院(精神科)と安謝福祉複合施設と緊密な連携の下、全
ての研修医が一次医療機関から三次医療機関における医療を研修できることが特徴である。
○プライマリ・ケアや救急疾患への対応など、様々な基本診療能力の効率的かつ総合的な臨床
研修。
○公平かつ一貫した質の高い臨床研修。
○研修医各人の希望に添うローテーションプログラム(コ−ス)選択が可能。
○希望の診療科ローテーション可能な「選択」期間の設置により、個々に応じたプログラムの
組み立てが可能。
○三次医療機関での研修が可能。
○県主催広域災害救護訓練への派遣(年2回)、院内の災害救護訓練。
○日本赤十字社沖縄県支部で実施している救急法・蘇生法・水上安全法等の講習会に参加が可
能。
○第11管区との協力で洋上救急やヘリ添乗による離島の救急医療が体験できる。
○県立精和病院での精神科修練及び那覇市安謝福祉複合施設での老人介護等の研修ができる。
○那覇市立病院(救急センター)、沖縄県赤十字血液センター及び診療所等でも研修ができる。
学 会 認 定 施 設
①日本外科学会
日本外科学会認定制度修練施設
②日本消化器外科学会
日本消化器外科学会専門医修練施設
③日本消化器内視鏡学会
日本消化器内視鏡学会専門医制度認定指導施設
④日本消化器病学会
日本消化器病学会認定施設
⑤日本循環器学会
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
⑥日本産婦人科学会
日本産婦人科学会卒後研修指導施設
⑦日本麻酔科学会
日本麻酔科学会麻酔指導病院
⑧日本整形外科学会
日本整形外科学会認定医研修施設
⑨日本脳神経外科学会
日本脳神経外科学会専門医指定訓練施設
⑩日本呼吸器外科学会
日本呼吸器外科学会認定修練施設
⑪日本泌尿器科学会
日本泌尿器科学会専門医教育施設
⑫日本内科学会
日本内科学会認定制度教育関連病院
⑬日本脳卒中学会
日本脳卒中学会研修教育病院
⑭日本臨床細胞学会
日本臨床細胞学会認定施設
⑮日本乳癌学会
日本乳癌学会関連施設
⑯日本皮膚科学会
日本皮膚科学会認定専門医研修施設
⑰日本がん治療認定医機構
日本がん治療認定医機構認定研修施設
⑱日本周産期・新生児医学会 日本周産期・新生児医学会専門医暫定指定研修施設
⑲日本静脈経腸栄養学会
日本静脈経腸栄養学会NST稼動認定施設
指導医・専門医・認定医
平成22年4月現在
学会等
区分
人数
学会等
区分
人数
マンモグラフィ読影
認定医
4
日本消化器内視鏡学会
専門医
1
母胎保護法
指定医
1
日本消化器内視鏡学会
認定医
1
日本臨床細胞学会
指導医
1
日本消化器外科学会
指導医
2
日本リハビリテーション医学会
専門医
1
日本消化器外科学会
専門医
3
日本麻酔科学会
指導医
2
日本循環器学会
専門医
2
日本病理学会
認定医
1
日本耳鼻咽喉科学会
専門医
1
日本泌尿器科学会
指導医
2
日本耳鼻咽喉科学会
認定専門医
1
日本泌尿器科学会
専門医
1
日本産婦人科学会
認定医
1
日本脳神経血管内治療学会 専門医
1
日本呼吸器学会
専門医
1
日本脳神経外科学会
専門医
4
日本口腔外科学会
専門医
1
日本乳癌学会
認定医
1
日本外科学会
指導医
3
日本内視鏡外科学会
技術認定医
1
日本外科学会
専門医
6
日本内科学会
総合内科専門医
9
日本胸部外科学会
認定医
1
日本透析医学会
専門医
1
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
2
日本透析医学会
認定医
1
日本がん治療認定医機構 認定医
5
日本整形外科学会
専門医
1
日本眼科学会
専門医
1
日本整形外科学会
認定医
1
日本医学放射線学会
専門医
1
日本神経学会
専門医
1
消化器がん外科治療
認定医
3
日本小児循環器学会
暫定指導医
1
運動器リハビリテーション医
日本小児科学会
専門医
3
日本救急医学会
日本消化器病学会
専門医
2
1
専門医
手術件数
1
平成21年度
科 目
全麻
全+硬
硬麻
腰麻
局麻
ブロック
合計
静麻
科
128
157
0
39
85
0
0
409
整 形 外 科
105
12
0
84
24
51
0
276
産 婦 人 科
14
59
0
201
1
0
3
278
脳神経外科
48
7
0
0
33
0
7
95
科
1
0
0
0
191
0
0
192
耳鼻咽喉科
91
0
0
0
14
0
1
106
泌 尿 器 科
7
4
0
50
34
1
5
101
皮
科
1
0
0
1
12
0
0
14
科
0
0
0
0
0
0
0
0
歯科口腔外科
113
0
0
0
7
0
4
124
科
0
0
0
0
0
0
0
0
計
508
239
0
375
401
52
20
1,595
外
眼
膚
内
麻
合
酔
臨 床 研 修 医 募 集 要 項
1.応 募 資 格
医師国家試験合格見込みの者
2.募 集 人 員
本年度採用予定人数 1 年次2名
3.研 修 期 間
2年間
4.研 修 方 式
総合診療方式(スーパーローテイト)
5.身 分 及 び 待 遇
①身
②宿
③給
分
舎
与
④社会保険
⑤有給休暇
⑥学会出張
6.応募手続について
①応募方法
②研修プログラム番号
③募集期間
④必要書類
常勤嘱託職員
無
住居手当支給
1 年次 300,000 円
2 年次 300,000 円
※その他当直料等、当院規定により
別途支給。
健康保険、厚生年金、厚生年金基金
雇用保険、労災保険
年間10日 特別有給休暇
年2回(全国1回、地方1回)
厚生労働省のマッチング方法により
行なわれる。
031049102
随時
履歴書、成績証明書、卒業見込証明
健康診断書
問 い 合 せ 先
総合病院
TEL.098-853-3134
沖縄赤十字病院
総務課(大城・池原)内線(262)
〒900-8611 沖縄県那覇市古波蔵4丁目11番1号
ホームページ:http://www.okinawa-rch.jp/
E-mail:rc_soumu@rcs.co.jp
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