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脳神経外科 - 滋賀医科大学
脳神経外科は総合力で勝負! 脳神経外科 手術: 脳機能マッピング ナビゲーション 覚醒下手術 画像診断: CT, MRI, PET Tractography DSA(脳血管撮影) 病理学的組織診断: HE染色 特殊染色 分子遺伝子レベル 化学療法: 多剤併用 造血幹細胞移植 放射線治療: 全脳、局所照射 定位放射線 血管内治療 神経内視鏡治療 1 2 初期、後期研修でできること 脳神経外科2011年治療実績 臨床 手術総数: 305 ‐ 手術手技‐ •穿頭血腫除去術 •脳室ドレナージ術 •V‐Pshunt, L‐Pshunt (前年271、前々年245) 滋賀医大の手術件数は右肩上がり まだまだ発展途上 手術総数 最初から手技も行う 知識と経験を同時に学ぶ 手術件数内訳 350 脳血管撮影 spinal tap 実習モデルを用いたトレーニング 120 300 脳血内手術 100 神経内視鏡手術 血管吻合 250 80 2008 200 2009 60 EVE Endovascular Evaluator /Educator 2010 150 40 100 2011 20 50 0 0 2008年 2009年 2010年 2011年 開頭手術 血管内手術 内視鏡手術 覚醒下手術 4 初期、後期研修でできること 後期研修の後は・・・ 脳神経外科は総合力で勝負! 狭い専門だけじゃない 他病院での更なる脳神経外科医としての研鑽 国立循環器病センター 小倉記念病院 天理よろづ相談所病院 近江八幡市立総合医療センター 長浜赤十字病院 などなど・・・ 専門的な手技の前に、臨床医、一般外科医としての技術、知識も身につける (身につく!) 例えば 重症頭部外傷 → 全身管理が必要 : 呼吸、循環、点滴、栄養そのほか くも膜下出血 中心静脈確保 すべての管理が必要 → 全部勉強できる 下垂体腫瘍 → ホルモン異常、電解質異常の治療 脳腫瘍 化学療法、薬の使い方から感染の予防管理 → 大学院への進学、博士号取得 ラット・サル脳動脈瘤モデルでの研究 脳腫瘍の研究 マウスてんかんモデルでの研究 などなど・・・ 小児の神経疾患 → 乳幼児から大人まですべての患者が診られる 手術だけでなく小児の管理全般も学べる 意識障害、てんかん、等々 → 急変時の処置、緊急気管内挿管、気管切開 などなど 研究後の留学 アメリカ合衆国 フランス など 総合力のある、救急も急変時もちゃんと診られる外科医になろう。 5 ピッツバーグ大学 グルノーブル神経科学研究所 初期、後期研修でできること 覚醒下手術 Awake surgery 巨大脳動脈瘤クリッピング術 後期研修の後は・・・ 臨床:他病院での更なる脳神経外科医としての研鑽 臨床研修、エキスパート目指して、、、 動脈瘤にクリップをかけながら、親血管の血流は保つ 親血管の血流を術中に蛍光血管撮影で確認する 研究:大学院への進学、博士号取得、研究後の留学 開頭手術中に患者を覚醒させる 手足を動かしたり、話したりしてもらいながら手術を行う → 確実に脳機能の温存ができる。 脳血流の温存と確実なクリッピング でも、忙しいだけじゃない 学会、研究会の参加 → 主要な学会には全部参加。しっかり勉強。 日本中あちこちに行きます。 休むときは休む 当然、夏休みも。 海外に行くDr.は多いですが、 毎年極地を旅する強者も、、、 冬はスキーにも → 海外の学会、トレーニングコースへの参加 脳神経外科医はメリハリが大切 VIDEO VIDEO 大学病院における脳神経外科のスタンス 大学病院でしかできない治療の実践 「何でもできる」 → 平均的 脳神経外科は 「これなら負けない」 → 明るく、前向きに、外向きに 特徴あるエキスパート 皆さんへのメッセージ 総合力があって専門性のある脳神経外科医を目指そう カッコいい脳神経外科医になろう 脳神経外科 専門医 (卒後6年から) 初期研修で脳神経外科を選択 さらには 脳血管内治療 専門医 脳卒中 専門医 神経内視鏡 認定医 日本脊髄外科学会 認定医 がん治療 認定医 後期研修で脳神経外科を始めよう 滋賀医科大学脳神経外科 病棟医長 新田 ([email protected]) 教授 野崎 ([email protected]) 等々 9 10