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平成 27 年度 市民税・県民税申告の手引き

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平成 27 年度 市民税・県民税申告の手引き
平成
27年 度 市民税・県民税 申告 の手引き
土浦市総務部課税課
日頃,本 市 の税 務事務 にご協力をいただきましてありがとうございま九
本 日,お 送りいたしました「市民税・県民税申告書」は,こ の手引きをご参照 のうえ,期 限内に正 しい申告 をされますよ
うお願 いいたしま現 (申 告期限近くは,大 変混雑 しますのでお早 めにお願いいたしま九
この申告書 は,あ なたの市民税・県民税 の課税資料 となるばかりでなく,国 民健康保険税 の算定や児童扶養手当等 の
給付資料 にもなりま現
また,申 告 されませんと所得証明・課税 (非 課税 )証 明書等 が発行できないばか りか,期 限後 に申告 され た場合 に
は,納 税 について残 され た納期 で年税額を納 めていただくことになり,一 度 の負担 が大きくなる場合 がありま魂
)
申告 が必要 な人
平成 27年 1月 1日 現在 ,土 浦市内 に住所 を有する婚 ,前 年中の状況 が次 に該 当する方 で現
1.事 業所得 (営 業等・農業 ),不 動産所得,配 当所得,雑 所得 (年金 など)が あった方。
2.給 与所得者 で次 に該 当する方。
(1)勤 務先 から市役所へ「給与支払報告書」が提出されていない方。
。
(2)日 雇 い パー ト等 により勤務先 が一定していない方,前 年 の中途 で退職 しその後再就職 せず年末調整 を受けて
いない方。
(3)給 与以外 に 田己当・原稿料・家賃」等 の所得 があった方,又 は 2ヶ 所以上 から給与を受けた方。
※年末調整済 の給与以外 の所得 が 20万 円以下の場合 は,所 得税 の申告 はしなくてもよいことになつてお ります
が,市 民税・県民税 の申告 はしなければなりません。
3.医 療費控除を受けようとする方。
4.『 公的年金等 の収入金額 が400万 円以下で,か つ公的年金等に係る雑所得以外 の所得金額 が20万 円以下である方』
で,医 療費控除など各種控除を市県民税 に反映 させる方。
※ 税務署 へ確定申告書を提出される方は,市 民税・県民税申告書を提出する必要はありません。
申告に必要 なもの
1.市 民税・県民税申告書 (同 封のもの。
2.は んこ
3.平 成 26年 中 (平成 26年 1月 1日 から12月 31日 まで)の 所得を証明できる書類
)
○ 給与・年金等 の源泉徴収票
○ 事業・農業・不動産所得 のある方 は,同 封の収支内訳書 を作成 し,持 参 してください。
原稿料・講演料等 の支払調書
○ 外交員報酬 。
4.平 成 26年 中 (平成 26年 1月 1日 から12月 31日 まで)の所得控除の書類
.
・
・
・
・
地 震保険料などの控除証明書
○ 国民健康保険税 介護保険料 国民年金保険料 農業者年金保険料 生命保険料 。
○ 医療費控除・寄附金税額控除を受ける方 は,そ の領収書及び保険等 で補 てんされた金額 の明細書・証明書
(必 ず合計金額を計算 しておいてください。)
○ 障害者控除の適用を受 ける方 は,障 害者手帳又 は写 しを持参 し申告時 に提示 してください。
※ 源泉徴収票 などの添付書類 は,申 告書 の裏面な どに貼 りつ けずに持参 して ください。
1.申 告書の「氏名」「電話番号」欄等 に記入のうえ押印 し,該 当する所得,控 除欄 に金額を記載願いま魂
※ 次頁 に記載例がありま魂
2.「 申告 に必要なもの」に該当する書類 を添付 してください。
※ 書類 の添付がないと各種控除を受けられない場合 がありま塊
-1-
医療費控除について
● あな たや生 計 を一 にす る配偶者 その他 の親族 のために支払 っ た 医療 費 が あるときは,次 の算式 によっ
て 計算 した金 額 を医療 費控 除 と して所得 か ら差 し引 くことがで きます。
●平成 26年 1月 1日 か ら12月 31日 まで に実 際 に支払 っ た 医療 費 に 限 っ て控 除 の 対象 とな ります。未払 と
なってい る医療費 は,実 際 に支払 っ た年 の控除対象 とな ります。
ヽ︱ ノ
〆︱ ヽ
5
〓
内リ
卸欄
0
円ど
万<
一
一
ヽ︱ ノ
費
乙Fヽ
酢
榔
癖
っ
っ払
r﹂曝
◎医療費控除額の計算方法
注1:保 険金 などで補てんされる金額 とは,生 命保険契約などの医療保険金,入 院費給付金や社会保険などから支給を受ける療養
費,出 産育児一時金,医 療費の補てんを目的として支払を受ける損害賠償金などです。
なお,保 険金などで補てんされる金額は,そ の給付の目的となった医療費の金額を限度 として差 し引きますので,引 ききれな
い金額が生 じた場合であっても他の医療費からは差 し引きません。
注2:医 療費控除により軽減 される税額は,そ の方に適用される税率 により異なります。
(控 除 を 受 け るた め の 手 続 き)
●医療 費控 除 に関す る事項 を記載 した確定 申告書 を提 出す る必要 が あ ります。
● その際 ,医 師 な どが発行 した領収書等 を確 定 申告書 に添付 す るか ,確 定 申告書 の提 出 の 際 に提示 す る
必 要 が あ ります。
●提 出 された 医療費 の領収書等 の税務署 での保存期 間は1年 で す。
後 日,医 療 費 の領収書等 が必 要 となる方 は,申 告書 に添付 せ ず に,申 告書 を提 出す る際 に提示 (申 告
書 を送付 され る場合 には ,医 療 費 の領 収書 等 の返戻 を希望 す る 旨 の書 面及 び 切 手 と返信 用封 筒 を同
封 )し て くだ さい。
◇ 医療 費控 除 の対象 となる医療 費
病状 に応 じて一般 的 に支 出 され る水準 を著 しく超 えない部分 の金額 が対象 とな ります。
・ 医師 または歯科 医師 による診療又 は治療 の対価
・治 療 又 は療 養 に必 要 な医薬 品 の購入 の対価
。病 院 ,診 療所 ,介 護老人保健 施設 ,介 護療養型 医療施設 ,指 定介護老人福祉施設 ,指 定地域密着型
介護老人福祉施設又 は助産所 へ 収容 され るための人 的役務 の提供 の対価
・治療 のための あん摩 マ ッサ ー ジ指圧 師 ,は り師 , き ゅう師 ,柔 道整復 師 による施術 の対価
・保健 師 ,看 護師 ,準 看護師又 は特 に依頼 した人 による療養上 の世話 の対価
・ 出産費用 および出産 に関す る検診料
・介護保 険制度 の下 で提供 された一定 の施設 ・居宅 サ ー ビスの 自己負担額
・ その他 ,医 師 の指示 (証 明書 )力 `あれば認 め られ るもの
例 :お むつ代
(お
むつ 証 明書 ),ス トマ代
(ス
トマ証 明書 )な ど
◇ 医療 費控 除 の対象 にな らない もの
。人 間 ドック等 の健康診 断費用 (病 気 が発見 され ない場合 )
・医師等 に対す る謝ネL金
・病気 の予防 や健康増進 のための ビタ ミン斉1や 漢方薬
・ 自家用車 で通院す る場合 のガソ リン代 や駐車場 の料金
・ イ ンフル エ ンザ等 の予防接種代
-2-
ふるさと納税 (寄 附金控除)に ついて
地方公共 団体 に寄附 (ふ る さと納税 )を 行 った場合 ,寄 附金額 の うち2,000円 を超 える額 につ いて は
原則 と して,所 得税 と市民税 ・県民税 か ら全額控除 され ます。
,
◎市民税 ・県民税 における寄附金税額控 除額 の計算方法
寄附金税額控除額 =基 本控除額
A
(A)+特 例控除額
基本控除額 =(寄 附金額 -2,000円 )× 10%
(B)
※寄附金額 は総所得金額 の 30%が 限度
B
特例控 除額 =(寄 附金額 -2,000円 )×
(90%一 所得税率 (0%∼ 40%)×
1.021)
※特例控除額 は市民税 ・県民税 の所得割額 の 10%が 限度
住宅借入金等特別税額控除 (住 宅 □一ン控除)に ついて
市民税 ・県民税 の住宅 ロー ン控 除 は,所 得税 の住宅 ロー ン控 除 が控 除 しきれ なかった場合 ,そ の控 除 し
きれ なかった額 を市民税 ・県民税 か ら控 除す るものです。
対象 となる方】
【
所得税 の住宅 ローン控除を受 けた方 で,所 得税 か ら控除 しきれなか った金額 があ り,次 に該当す る方。
(1)平 成 11年 か ら平成 18年 までに入居 した方 (2)平 成 21年 か ら平成 26年 までに入居 した方
※平成 19年 ,20年 に入居 した方 は,所 得税 のみの控除 とな ります。
控除額 の計算方法】
【
次 の うちいずれ か少 ない方 の金額 とな ります (控 除限度額 は下表 の とお り)。
① 所得税 の住宅 ローン控除可能額 の うち,所 得税 か ら控除 しきれなかった額
② 所得税 の課税総所得金額 の 5%に 相当す る金額
手続 き】
【
所得税 の住宅 ローン控除の適用 の手続 き (所 得税 の住宅 ローン控除 を受 けるには,最 初 の年 は確定申告
が必要 とな ります が,2年 目以降は年末調整 での住宅 ローン控除 の手続 きが可能です)が されていれば
市 に対す る控 除申告等 の手続 きは不要 です。
,
●市民税 ・県民税 にお ける住宅 ローン控除の延長 ・拡充
所得税 の住宅 ローン控除の適用者 (平 成26年 か ら平成 29年 までの入居者)に ついて,所 得税 か ら控
除 しきれなか った額 を,次 の控除限度額 の範囲内で市民税 ・県民税 か ら控除 します。
居住 年
控除限度額
平成 25年 12月 まで
所得税 の課税総所得金額等 の5%
(最 高975万 円)
平成26年 1月 から
平成26年 3月 まで
平成 26年 4月 から
平成 29年 12月 まで
所 得税 の課税総 所得金額等 の5%
所得税 の課税総所得金額等の7%
(最 高9,75万
-3-
円)
(最 高 13.65万
円)
1.平 成 27年 度 申告書 の書 き方
市民税 ・県民税 は,平 成 26年 1月 1日 から 12月 31日 までの
。
年 中の所得額 及び控除額 について申告 してくだれ ヽ
1年 間に得 た所得 に対 して課税 されますので,平 成26
(1)所 得 の種類及 び 計算方法 (申 告書 の 1収 入金額等及 び 2所 得金額
種
)
所得 (総 所 得金額 )の 計算方法
所得の内容
類
収入金額 一 必要経費 ― 事業専従者控除額
注 1
業
イ
田・畑・果樹・畜産などから生 じる所得
収入金額 一 必要経費 ― 事業専従者控除額
注 1
不動産所 得
ウ
地代,家賃,駐車場代 ,土 地や家屋 の権利金等 の所得
収入金額 ― 必要経費 ― 事業専従者控除額
注 1
子
エ
公社債や預貯金の利子 貸付信託や公社債投資信託の収益の分配な
収 入金額
どから生じる所得
当
オ
株式等の配当,証 券投資信託 の収益の分配 ,出 資の余剰金の分配な
どから生じる所得
収入金額 ― 株式などを取得するための借入金利子
注 2
給 与 所 得
カ
給与・賃金・賞与などの所得
収入金額 一 給与所得控除額
注 3
公的年金等
キ
公的年金等 (国 民年金・厚生年金・共済年金)と 恩給や過去の勤務
に基づき雇用主から支給 される年金等の所得
公的年金等の収入金額 ― 公的年金等控除額
注 4
そ の
他
ク
作家以外 の方の原稿料や印税,講演料,生 命保険年金,互 助年金等
の所得
公的年金等以外 の収入金額 一 必要経費
短
期
ケ
車両,機 械,営業権 などを譲渡 した場合 に生じる所得で所有期間が
5年 以下のもの
収入金額 ― (取 得費+譲 渡費用)一 特別控除額
長
期
コ
車両,機 械,営業権 などを譲渡 した場合 に生じる所得で所有期間が
5年 を超 えるもの
サ
賞金,懸賞金,競輪 などの払戻金など一 時的な所得
事
ア
製造業 ,小 売業,飲食業 ,建 設業,サ ービス業等 の営業 から生じる
所得,及 び保険外交員,塾 の経営 などの事業から生じる所得
営 業 等
業
農
配
雑所得
総合譲渡
一 時 所 得
=所 得金 額
(収 入金額
―
(取 得費 +譲 渡費用)
一 特別控除額
(収 入金額
(最 高
(最 高
50万 円
50万 円))× 1/2
一 収入 を得 るために支出 した額
― 特別控除額 (最 高 50万 円))× 1/2
分離譲渡所得・退職所得 については 8ペ ージを参照 してください
注 1.事 業専 従 者控 除 (青 色 申告者 を除 く。)
○事業専従者 とは,納 税義務者 と生計を一にする親族 で次のいずれ にも該 当するものをいいま現
(1)前 年 の 12月 31日 の現況で年齢が 15歳 以上であること。
(2)そ の納税義務者 の経営する事業 に,そ の年 を通 じて 6ヶ 月を超 える期間専 ら従事する親族 であること。
偶者の場合 は 86万 円まで)と なりま九 ただし,そ の事業所得金額
○事業専従者控除額 は,事 業専従者 1人 につき 50万 円まで 栖己
ま税 (事 業専従者の給与所得 に係 る収入金額となりま現 )
し
た
で
て得た金額までが限度となり
を事業専従者 の数に 1を 加え 数 除
にはなれません。
※事業専従者である人は,控 除対象配偶者や扶養親族
注 2.配 当所 得 の計 算
区
市
分
民
②
③
民
平成 26年 1月 ∼平成 26年 12月
市民税・県民税課税年度
平成 27年 度課税
上場株式 (大 口保有分
発行済株式総数5%以 上
上場株式 (大 口保有分以外 )
発行済株式総数5%未 満
所
税
所 得 発 生 の 時 期
)
①
税・ 県
得
税
平成 26年 1月 ∼平成 26年 12月
総合課税
総 合 課 税
(源 泉徴収
2042%)
申告不要
(源 泉徴収 15315%)
申告不要
配当割 (特 別徴収 5%)
※申告した場合は,総 合課税と申告分離課税との選択 ※申告した場合は,総 合課税と申告分離課税との選択
総 合 課 税
総 合 課 税
上場株式等以外
※上の表②lこ 該当する方で市民税・
県民税の申告をした場合は,配 当割額控除が適用されます。
注 3給 与所 得 の計 算
収 入 金 額
1,619,000円
所
収 入 金 額
得
∼ 1,618,999円
給与収入-650,000円
∼ 1,619,999円
969,000円
所 得
1,628,000円
∼
1,799,999円
(A)
×60%
1,800,000円
∼ 3,599,999円
(A)
(A)
×70%-
180,000円
×80%-
540,000円
1,620,000円
∼ 1,621,999円
970,000円
3,600,000円
∼ 6,599,999円
1,622,000円
∼ 1,623,999円
972.000円
6,600,000円
∼ 9,999,999円
給与収入 ×90%-1,200,000円
1,624,000円
∼ 1,627,999円
974,000円
10,000,000円
∼ 14,999,999円
給与収入 ×95%-1,700,000円
15,000,000円
∼
※(A)の 計算方法は,給 与収入金額を 4,000で 割り,小 数点以下を切り捨てた後,4,000を 掛けた金額となります。
-5-
給与収入-2,450,000円
)
注4.公 的年金等に係る雑所得の計算
受給 者 の年 齢
年金収入金額
年金所得金額
0円
∼ 1,200,000円
65歳 以上
(昭 和 25年 1月 1日
1,200,001円
∼ 3,299,999円
3,300,000円
∼ 4,099,999円
以前に生まれた人
4,100,000円
∼ 7,699,999円
- 1,200,000円
×
75%
- 375,000円
年金収入
年金収入 ×85% - 785,000円
7,700,000円
∼
年金 収 入 ×95%
)
∼
700,001 円
1,300,000円
∼ 4,099,999円
以降に生まれた人
4,100,000円
∼ 7,699,999円
7,700,000円
∼
)
-
1,555,000円
0円
700,000円
∼ 1,299,999円
65歳 未満
召和 25年 1月 2日
(日
年金収入
-
700,000円
年金収入 ×75% - 375,000円
年金収入 ×85% - 785,000円
年金収入 ×95% - 1,555,000円
年金 収 入
(2)所 得控除 (申 告書の 4所 得から差 し引かれる金額)
市民税・県民税は, 納税者の個人的な事情により税の負担能力が異なることを考慮して, 所得金額から次の所得控除
額を控除します。
なお,市 民税・県民税の所得控除額は,所 得税の控除額とは異なりますのでご注意ください。
種
控 除額
件
要
類
東日本大震災等の被災による雑損控除を市において申告をする際は,税 務署等作成の計算書が必要と
なります。
まずは税務署にご相談ください。
あなたやあなたと生計を一にしている配偶者やその他の親族が災害や盗難,横 領により住宅や家財に損害
を受けた場合に控除されます。
① (損 害金額一保険金等により補てんされる額)― (総 所得金額等の合計額×10%)
② (災 害関連支出金額―保険金等により補てんされる金額)-5万 円
① か② の高 い
ほうの金額
⑩
雑損控除
⑪
医療費控除
領収書をご持参ください。
前年中にあなたやあなたと生計を一にする親族のために支払った医療費です。
命保険金等による補てん金)
(支 払った医療費―社会保険からの給付金
社会保険料控除
あなたやあなたと生計を一にしている配偶者やその他の親族のために, 前年中に支払った国民健康保険税
国民年金保険料,農 業者年金保険料, 退職後の任意継続保険料等の厚生年金保険料,介 護保険料などの
領収書または証明書をご持参ください。
掛金の金額が控除されます。
'生
― (総 所得金額等の合計額の5%と 10万 円のいずれか少ない金額)
左記で求めた
金額
控除限度額 200万 円
,
⑫
※あなたと生計を一 する配偶者やその他の親族の年金から天引きされている後期高齢者医療制度に係る
左記の合 計
金額
tこ
保険料や介護保険料については,あ なたの社会保険料控除の対象にはなりません。
⑬
小規模企業共済等
掛金控除
あなたが前年中に支払った小規模企業共済制度に基づく掛金, 確定拠出年金法の個人型年金加入者掛金
証明書をご持参ください。
又は心身障害者扶養共済掛金の金額が控除されます。
支 払った金 額
⑭
生命保険料控除
あなたやあなたと生計を―にしている配偶者やその他の親族のために, 前年中に支払った生命保険契約や
証明書をご持参ください。
個人年金保険契約などに基づく保険料や掛金が控除されます。
別表 1
⑮
地震保険料控除
あなたやあなたと生計を―にする配偶者その他の親族が所有している住宅や家財等の資産について生じた
損失の額を補てんする地震保険などの保険料や平成18年 12月 31日 までに締結した長期損害保険料を支払
証明書をご持参ください。
った場合は控除が受けられます。
別表 2
⑮
寡婦控除
一般の寡婦控除 :あ なたが次の①,② のいずれかに該当する場合
①夫と死別・離婚後婚姻していない者又は夫が生死不明の者で,扶 養親族を有する者
②夫と死別後再婚していない者又は夫が生死不明の者で,合 計所得金額が 500万 円以下の者
26万 円
特別の寡婦控除 :寡 婦のうち生計を―にしている総所得金額 38万 円以下の子を有し,か つ合計所得金額が
500万 円以下の者
30万 円
⑮
寡夫控除
あなたが妻 と死別・離婚後婚姻していない者又は妻が生死不明の者 で生計を一にしている総所得金額が
38万 円以下の子を有し,か つ合計所得金額が 500万 円以下の者
26万 円
⑫
勤労学生控除
あなたが大学・高等学校などの学生及び生徒で合計所得金額が 65万 円 (た だし自己の勤労によらない所得が
10万 円)以 下の場合
26万 円
あなた又は配偶者及び扶養親族が障害者の場合 (障 害者手帳や認定書の交付を受けている場合は提示が必要
)
⑬
障害者控除
特別障害者 :心 身障害者手帳1・ 2級 ,精 神障害者保健手帳1級 ,療 育手帳Aの 人など
30万 円
。
あなたと生
同居特別障害者 :あ なたの配偶者又は扶養親族が特別障害者であり, あなた あなたの配偶者・
いる
し
て
い
か
と
―に
の
の
と
人
る
そ
同居を
常況
他 親族 ずれ
計を す
53万 円
その他の障害者
26万 円
前年の 12月 31日 (年 の途中で死亡した人は,そ の死亡日)現 在,前 年の合計所得が 38万 円 (給 与収入
のみの場合は 103万 円)以 下の生計を一にする配偶者 (内 縁関係 は含まない)を有する場合
⑩
配偶者控除
33万 円
一般の配偶者
70歳 以上の配偶者 (昭 和
20年 1月 1日 以前生まれ
)
-6-
38万 円
配偶者特別控除
⑩
控 除額
件
要
類
種
あなたの前年の合計所得金額が 1,000万 円以下で, 生計を一にする配偶者を有し, 配偶者控除の適用がない
別表 3
場合 に,配 偶者 (内 縁関係は含まない)の 所得金額に応じて一定の金額の所得控除が受けられます。
前年の 12月 31日 (年 の途中で死亡した人は,そ の死亡日)現 在,前 年の合計所得金額が 38万 円 (給 与収 入の
みの場合は 103万 円)以 下の生計を一にする親族を有する場合
控除対象外
16歳 未満の扶養親族 (平 成 11年 1月 2日 以降に生まれた人)
⑪
33万 円
一般の扶養親族 (16歳 以上 19歳 未満の人, 23歳 以上70歳 未満の人
)
扶養控除
特定扶養親族 (19歳 以上 23歳 未満の人 平成 4年 1月 2日 から平成8年 1月 1日 までに生まれた人
45万 円
老人扶養親族 (70歳 以上の人 昭和20年 1月 1日 以前に生まれた人
38万 円
同居老親等扶養親族 (申 告者又は申告者の配偶者の直系尊属で同居している人)38万 円 +7万 円
45万 円
すべての納税者が一律 に受けられます。
33万 円
)
)
⑫
基礎控除
※総所得金額等の合計額とは,純 損失・雑損失・譲渡損失の繰越控除適用後の総所得金額と特別控除等適用前の分離課税所得の合計額です。
※合計所得金額とは,純 損失・雑損失・譲渡損失の繰越控除適用前の総所得金額等の合計額です。
※⑩から④の判定は,前 年の12月 31日 の現況で行います。(年 の途中に死亡した場合はその時点。)
別 表 1生 命 保 険料・介 護 医療 保 険料 及 び個 人年 全 保 険料 控 除額 計 算 表
生命保険料・介護医療保険料及び個人年全保険料を支払つた場合
=般
支払つた保険料
支払つた保険料
控除額
支払額全額
12,001円 ∼32,000円
支払額 ×1/2+6,000円
旧契約
新契約
12,000円 以下
控除額
15,000円 以下
支払額全額
15,001円 ∼40,000円
支払額 ×1/2+7,500円
支払額 ×1/4+17,500円
35,000円
32,001円 ∼ 56,000円
支払額 ×1/4+14,000円
40,001円 ∼70,000円
56,001円 以上
28,000円
70.001円 以上
※平成24年 1月 1日 以後に締結した保険契約等 (新 契約)
平成23年 12月 31日 以前に締結した保険契約等 (旧 契約)
※それぞれ上記の算式により計算した控除額の合計額 (限 度額70,000円 )
※一般生命保険料又は個人年金保険料については,新 契約と1日 契約 の双方について控除の適用を受ける場合
新契約と1日 契約それぞれ上記の算式により計算 した控除額の合計額 (限 度額28,000円 )
,
別表 2地 震保 険料控除額計算表
地震保険契約等の保険料を支払つた場合
支払つた地震保険料等の区分
A
B
C
支払つた保険料
控除額
支払った保 険料 の金 額 ■2
(最 高 25,000円 )
地震保 険料 のみ
旧長期 損害保 険料 のみ
5,000円 以下
支払った保 険料 の金 額
5,001円 ∼ 15,000円
支払った保 険料 の金 額 ÷2+2,500円
15,001円 以上
10,000円
A,Bそ れぞれ計算 した金 額 の合 計額
Aと Bが ある場合
(最 高 25,000円
)
て控除額を計算します。
(注 意)― の損害保険契約で地震保険と1日 長期損害保険が備わる場合,い ずれか―の契約のみに該当するものとし
別表 3配 偶者 の所得金額 の段階別配偶者特別控除額 一覧
配偶者の合計所得金額
380,001円
450,000円
500,000円
550,000円
600,000円
650,000円
∼
∼
380,000円
449,999円
499,999円
549,999円
599,999円
649,999円
699,999円
700,000 円
750,000 円
-
749,999円
759,999円
760,000円
∼
∼
∼
∼
∼
∼
左に対応する給与収入金額
配偶者特別控除額
0円
∼
1,030,000円
1,030,001円
∼
1,099,999円
330,000円
1,100,000円
∼
310,000 円
1,150,000円
∼
1,200,000円
∼
1,250,000円
∼
1,300,000円
∼
1,350,000円
∼
1,400,000円
∼
1,149,999円
1,199,999円
1,249,999円
1,299,999円
1,349,999円
1,399,999円
1,409,999円
1,410,000円
∼
260,000 円
210,000円
160,000円
110,000円
60,000 円
30,000円
0円
-7-
2.市 民税 ・ 県民税 の 計算方法
市民税 ・県民税 は下記 の計算方法 に基づいて算出 され ます。
ただ し,次 に掲 げ るものに該当す る方 は,市 民税 ・県民税 が非課税 にな ります。
○ 生活保護法 の規定 による生活扶助 を受けてい る方
○ 障害者 ・未成年者 ・寡婦 (寡 夫)の 方 で,前 年中の合計所得金額 が 125万 円以下 の方
※合計所得金額 とは,純 損失 ・雑損失 ・譲渡損失 の繰越控除適用前 の総所得金額等 の合計額 です。
○ メト
課税限度額 については,以 下 の算式 によ ります。
・ 均等割 の非課税限度額 :(本 人 +扶養親族等 の人数)× 32万 円+加 算額 18万 9千 円
。所得割 の非課税限度額 :(本 人 +扶養親族等 の人数)× 35万 円十加算額 32万 円
※加算額 は,扶 養親族等 を有す る場合のみ加算 され ます。
(1)課 税総所得金額の算出
※ 総所得金額…申告書「2所 得金額の⑨」の額
※ 所得控除額…申告書「4所得から差し引かれる金額②」の額
(2)市 民税・県民税額 の算 出
適用 され る税額控除
寄附金税額控除 …
寄附金制度 の改正 によ り都道府県 ・市区町村,住 所地 の都道府県共同募金会 ・ 日本赤十字社文部 に対す る寄附金及び都道府
県又 は市区町村が条例 によ り指定 した寄附金 について寄附金税額控除額 を市民税 ・県民税割 か ら減額す る控除です。
住宅借入金等特別税額控除…
所得税 か ら控除 しきれない住宅借入金特別税額控除額 を市民税 ・県民税 の所得割 か ら減額す る控除です。
平成 11∼ 18年 の間 に入居 した方 …税源移譲 に伴 う住宅借入金等特別税額控除
平成 21∼ 26年 の間に入居 した方 …住宅借入金等特別税額控除 (平 成22年度新設)
〔
所得割の税率〕
均等割の税率〕
〔
課税 総所得金 額
一
市民税
県民税
6%
4%
律
市民税
年額 3,500円
(う ち復興税 500円 )
分離して課税される主な所得〕
〔
種
県民 税
年額 2,500円
ち復興税 500円・
森林湖沼環境税 1,000円
(う
所 得 の計 算 方 法
所 得 の 内容
類
)
土地や建物等を譲渡した場合 に生じる所得
分離譲渡所得
短期譲渡所得
譲渡した年の1月 1日 において所有期間5年 以下のもの
長期譲渡所得
譲渡した年の1月 1日 において所有期間5年 超のもの
(収 入金額 )一 (取 得費十譲渡費用)― (特 別控除額)
株式等に係る譲渡所得
株式や転換社債 などを譲渡した場合 に生じる所得
上場株 市民税 3%(県 民税 2%):未 公開 市民税 3%(県 民税 2%)
上場株式等の配当等に係る配当所得
※申告分離課税を選択した場合
株式や出資金に対する剰余金の配当
利益の配当等の所得
収入金額一株式等を取得するための負債の利子
(市 民税 3%,県 民税2%)
先物取引に係る雑所得等
先物取引の差金等決済により生じる所得
先物取引に係わる課税雑所得等の金額×市民税 3%(県 民税 2%)
,
退職金などの退職所得に対する個人住民税については,原則として退職所得が生じた年 (退 職金支給時)に 他の所得と区分して
課税され,そ の支給時に特別徴収される仕組みになっています。
※株式等に係る譲渡所得 …特定 口座で源泉徴収選択 口座を選択している方が申告した場合 ,所 得割額から株式等譲渡所得割額が控除されます。
退職金
土地建物等の分離課税の譲渡所得の税率〕
〔
分
一般の長期譲渡所得
)
所 得 税
3%
2%
15%
2.4%
16%
10%
(2%)
(15%)
16%
(3%)
(2%)
)
36%
(3%)
(2%)
-8-
%
54%
%
短期譲渡所得
( )内 は,国 等に対する譲渡
%
所有期間10年 超の居住用財産に係る長期譲渡所得
(譲 渡益 6000万 円超の部分
県 民 税
躙帥
優良住宅地等に係る長期譲渡所得
(譲 渡益 2000万 円超 の部分
市 民 税
%
区
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