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循環通信 50号(2007年3月号) 目次 記事 平成19年度から始まる下水

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循環通信 50号(2007年3月号) 目次 記事 平成19年度から始まる下水
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循環通信 50号(2007年3月号) 目次
■記事
■平成19年度から始まる下水汚泥の燃料化事業の発表がありました。
■自動車リサイクル法行政連絡会議が開催されました。
■宮城県リサイクル推進連絡会議を開催しました。
■資源循環型石巻地域連携事業 第2回3R 推進会議が開催されました。
■リサイクルエネルギーセミナーを開催しました。
■県内各地域でエコフォーラムが開催されています。
■EIC活動日誌
■お知らせ
■「3R広場」が開催されます。
■県政情報展示室(県庁18階)で宮城県グリーン製品を展示しています。
■循環通信50号記念企画 読者の声
■循環 Watching!
(ひとこと)
■編集長からのひとこと
1
■平成19年度から始まる下水汚泥の燃料化事業の発表がありました。
2月2日(金)県庁2階講堂で,土木部技術研究発表会が開催され,その中で,県が平成19年
度から県南浄化センターにおいて取り組む下水汚泥の燃料化事業について,県土木部下水道課
職員より発表がありました。
はじめに,事業の背景として,本県の流域下水汚泥の処理状況,他自治体の燃料化事業の紹
介がありました。下水汚泥の燃料化は,生成物の供給先の確保や廃棄物処理法の対応がネック
となって事業が進捗しない地域もあるようですが,本県の燃料化事業では,供給先として近隣の
工場での利用がほぼ合意に達していることや,生成物を原料(運搬費を上回る有償物)として売却
することで廃棄物処理法の問題をクリアしていることなどの説明がありました。
続いて,本県の燃料化の仕組みと燃料化施設の概要,経済性(処理単価が既存焼却炉の半分
程度),事業スケジュール(平成19年度から設計・建設をはじめ,平成21年4月から稼働予定)な
どの説明がありました。
下水汚泥は,発生抑制が困難であり,これまで多くが埋立処理されてきたことから,宮城県循環
型社会形成推進計画においても,重点的にリサイクルを進める循環資源(廃棄物)として取り上げ
ております。今回の下水汚泥の燃料化事業は,課題を改善し,本県の循環型社会の形成にも大
きく寄与することが期待される事業であります。
(下水汚泥燃料化の仕組み)
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■自動車リサイクル法行政連絡会議が開催されました。
平成19年2月14日(水)に,東北6県の関係行政庁が一堂に会する自動車リサイクル関係行政
連絡会議が仙台合同庁舎で開催され,法の適正な運用における留意点等について,情報交換が
行われました。
自動車リサイクル法が全面施行され,使用済自動車の再資源化のために,種々の義務や制度が
開始されてから2年が経過しました。リサイクル料金も順調に納付され,95%程度の納付率となる
など,制度の浸透が図られてきています。来年度からは登録業者の更新も始まることから,今後と
も関係機関等と連携や情報交換を行いながら,引き続き立入検査の実施等により,適正な法律の
執行を行ってまいります。
2
【登録業者の更新手続きについて】
フロン回収破壊法に基づき,平成14年に登録を受けた第2種フロン類回
収業者のうち,平成17年の自動車リサイクル法施行時に自動車リサイクル
法に基づく引取業者及びフロン類回収業者として自動的に移行となった事業
者の皆様は,平成19年度に法施行後初めての更新を迎えます。各登録業者
の皆様は,登録有効期限を確認のうえ,管轄保健所等への手続きを行うよう
お願いします。(登録有効期限までに手続きをしない場合は,登録は失効とな
り,業が行えなくなります。)
申請様式,添付書類,提出先等詳細は,下記ページを参照下さい。
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sigen/kaisai.htm
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■宮城県リサイクル推進連絡会議を開催しました。
「宮城県リサイクル推進連絡会議」は,一般廃棄物の減量
化・再資源化及び適正処理の円滑な推進を図るため,県及び
市町村等相互間でリサイクル及び適正処理に関する施策や
手法等の情報交換及び連絡調整を行うことを目的に平成4年
9月に設置され,今年度は,平成19年2月13日(火)に宮城
県自治会館で開催しました。
会議では,(1)一般廃棄物処理の現況と今後の動向(2)市
町村支援事業の実績と計画について説明した後,本年度ご
み減量化・再資源化促進事業ワークショップの成果発表を行
(会議の様子)
いました。その後,NPO法人環境文明21専務理事の藤村コノヱ氏から「発生抑制を促す広報に
ついての提案」と題した講演をいただきました。
藤村氏の講演では,まず,地球温暖化の原因となる二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量を
廃棄物部門において抑制するためには,住民等から排出されるごみの発生抑制が重要であると
の説明がありました。これに伴い,住民にごみの発生抑制を促すための行政の広報のありかたと
して経済的・社会的・環境的動機付けを行う情報の提供を行うことや,住民の視点に立った情報
の作り方,ローカルメディア等を活用した情報の伝え方など17の提案をいただきました。
ごみの減量化や再資源化の推進のためには,県と市町村の連携の他,住民や事業者のごみ
問題に対する理解とごみの減量に向けた取組を促すことが不可欠と考えております。市町村等に
おいては,住民への効果的な情報提供を行いながら,より一層の3Rの取組を進めていただきま
すようお願いいたします。
<関連情報>
NPO法人環境文明21HP http://www.neting.or.jp/eco/kanbun/
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3
■資源循環型石巻地域連携事業 第2回3R 推進会議が開催されました。
2月20日(火)に,石巻保健福祉事務所が主催する3R 推進会議(第2回)が,石巻地域の主
な3R 推進企業や環境関連事業,石巻市,東松島市,女川町等17の機関や事業者が参加して開
催されました。本会議は,循環型社会構築に向けた地域の有する資源の活用と地域社会に対す
る適正な情報の提供を目的とするもので,当課もオブザーバーとして参加しました。
会議では,座長である石巻専修大学の亀山紘教授の進行により,事例研修として実施したジャ
パンサイクル(株)の汚泥や生ごみ等の堆肥化施設の視察状況の報告があり,当課からは平成
17 年度の県内の一般廃棄物(ごみ)処理の現況と3R支援の各種県事業や補助事業等を説明し
ました。また,石巻市から,「家庭系紙ごみ」資源化に向けた平成 18 年度の取組状況と来年度か
ら実施する「事業系雑紙」の再資源化への取組(仕組み)について説明と各企業への協力要請が
ありました。その他,石巻広域クリーンセンターからは,紙ごみの再資源化等により廃棄物は若干
減少しているが,依然として処理能力の上限に近い稼働状況が続いている現状などが報告されま
した。
会議では,今後,3Rの推進用パンフレットを作成することと,4月以降も会議を継続していくこと
が確認されました。また,会議終了後,事例研修として日本製紙(株)石巻工場のバイオマスボイ
ラーの視察と意見交換が行われました。
(会議の様子)
(事例研修の様子)
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4
■リサイクルエネルギーセミナーを開催しました。
平成19年2月8日(木)仙台ガーデンパレス(仙台市宮城野
区榴岡)を会場として,バイオディーゼル燃料(BDF:Bio Disel
Fuel)の普及促進を目的に,リサイクルエネルギーセミナーを
開催しました。定員200名に対し,自治体関係者のほか,廃
棄物処理業者,製造業者,一般県民の方など約240名の方
の御出席をいただきました。当日は,質疑応答も盛んに行わ
れ,熱気溢れるセミナーとなりました。
御存知のとおり,BDF は,一般家庭や,飲食店,食品加工工 (リサイクルエネルギーセミナーの様子)
場等から排出される廃食用油をリサイクルし,ディーゼル車に
利用できるようにした軽油の代替燃料で,循環型社会の構築や地球温暖化防止,地域コミュニテ
ィーの活性化などの観点から全国的に注目を集めています。国内屈指の BDF 先進都市である京
都市では,平成 18 年現在,年間 150 万リットルの BDF を製造し,ごみ収集車 220 台,市バス 95
台に使用しているほか,宮城県内でも,月産約 4 万リットルの大型 BDF 製造プラントが営業を開始
するなど,BDF 利活用の取組みが各地で進んでいます。
セミナー当日は,BDF の国内第一人者である京都市の中村氏をお招きし,「京都市のバイオディ
ーゼル燃料利活用の現状と今後の展望」と題して,御講演をいただきました。中村氏からは,京都
市環境局施設整備課及び循環企画課の担当課長として京都市のバイオディーゼル燃料化事業を
先導している立場からの貴重なお話のほか,BDF の円滑な普及発展を目的とした「全国バイディ
ーゼル燃料利活用推進協議会」設立の必要性などについて御提言をいただきました。
また,セミナー後半は,石巻専修大学大学開放センター長の亀山紘教授をコーディネーター
に,宮城県内で BDF の利活用などで先進的な取り組みをされている方々によるパネルディスカッ
ションを行いました。パネリストには NPO 団体を代表して特定非営利活動法人大島大好き理事長
の白幡氏,食品製造・小売業者を代表してみやぎ生活協同組合品質・環境管理部長の木城氏,
BDF 製造業者を代表して(株)オイルプラントナトリ代表取締役社長の武田氏,地方自治体を代表
して登米市市民生活部環境課長の渡邊氏をお迎えし,BDF 利活用の現状や課題について御討論
をいただきました。パネルディスカッションの最後には参加者の皆さんから,産学官民の連携や,
利用者に配慮した BDF の品質確保の重要性,基盤技術や課題について情報交換を行う地域ネッ
トワークの必要性など,貴重な御提言をいただきました。
宮城県では,セミナーでいただいた御提言を参考に,引き続き,BDF 利活用の促進を図って参り
ますので,皆様の御協力をお願いいたします。
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5
■県内各地域でエコフォーラムが開催されています。
廃棄物の排出事業者としての立場で,複数の製造事業者が
連携して,廃棄物の3R等の課題について情報交換・検討す
る「エコフォーラム」が先月も県内各地域で開催されました。2
月8日(木)には栗原エコフォーラムが,22日(木)には角田あ
ぶくまエコフォーラムが,26日(月)には宮城野・多賀城エコフ
ォーラムが,そして,27日(火)には加美エコフォーラムがそれ
ぞれ開催されました。このように毎月県内各地で,複数の企
業が連携することで廃棄物の削減やリサイクルの効果をあげ (角田あぶくまエコフォーラムの様子)
ようとして,環境改善への取組みを企業の自主的活動として
行っています。この4つのエコフォーラムは,昨年4月に立ち上げした加美エコフォーラムから今年
の1月末に立ち上がったばかりの宮城野・多賀城エコフォーラムまで,いずれもまだ活動を始めた
ばかりですが,フォーラムを構成する他の企業の状況を互いに工場見学しながら学び,それぞれ
の企業として,環境管理への努力研鑚を続けている最中です。
さて,先日2月15日(木)に仙台市主催の産業廃棄物セミナーが太白区文化センターで開催さ
れました。主に仙台市に所在する排出事業者が集まり,廃棄物の適正処理に向けて講師の長岡
文明さんの話を一言一句聞きのがさぬよう,熱心に聞いていました。多くの企業では,一人もしく
は少数の担当が総務全般の仕事をしながら,その中の一つの仕事として環境に関わる管理的業
務を担っています。また,廃棄物に関わる法制度やルールは改正される度に初見者には複雑とな
っていくため,担当されている方のその苦労は推測するに難しくありません。
そこで,当課より御提案。皆さんもエコフォーラムを立ち上げませんか。1社で苦労しているより
も近隣の企業で協力して,お互いに廃棄物処理費低減や,また,処理から有価物取引へ転換等,
メリットを享受しながら循環型社会形成を進めていきませんか。当課としても,多くの地域でエコフ
ォーラムが立ち上がり,そのフォーラムが近隣の企業へ環境管理への手本となって廃棄物の3R
が波及していくことを期待しております。少しでも関心のある企業のご担当の方には,こちらから出
向いて説明いたします。
御連絡をお待ちしております。
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6
■EIC(環境産業コーディネーター)活動日誌
環境産業コーディネーターとして3年間活動させて戴いておりますが,まだ
まだ取り組むべき課題があると感じております。
そのひとつとして“LCA(Life Cycle Assessment:ライフ サイクル アセスメン
ト)”のテーマがあります。
“LCA”は,製品のライフサイクル全体を通じて投入されるエネルギー量や材
料の使用量,排出される二酸化炭素や環境汚染物質などを算出し,環境への
負荷を洗い出すもので,環境負荷低減を目的とした考え方です。その対応の
千葉 EIC
ひとつとして,設計段階のリサイクル性考慮設計が上げられます。例えば従来
ネジで固定していたものをファスナーで固定し簡単に取り外しができるようにしたもの(車の内装部
分)や,はがし易いシールなど,解体性を考慮しリサイクルが容易にできるよう配慮した設計です。
県内の企業でリサイクル対応設計を有効に運用しているOA機器の例があります。
OA機器を生産し,リース物件として返却される機器を稼働実績ベースで管理し,設計者からの情
報により処理(解体)を行い摩耗の少ない部品を再利用できるシステムとなっています。同様に,
車で言えば中古部品の流通システムが既に出来上がっており同じようにリユースが進んでいま
す。
しかしながら全体として中間処理業の処理は,破砕・粉砕が一般的であり,設計者のリサイク
ル性への配慮が処理する側にうまく伝わっているか若干疑問です。
従って,前記のOA機器のような仕組みを同じように他の製品に適用させていけないか,今後
のテーマとして取り上げるのは非常に意味のあることです。その為には製造業,処理業間のネット
ワークが必要となります。これらについて興味のある企業,課題をお持ちの企業はございません
か?ありましたら私どもと一緒にリサイクル推進に取り組みませんか?私たちコーディネーターが
県内の企業を回って手に入れた情報を活用して,御社のリサイクル活動を支援しながら県内の3
Rを一層推進していきたいと思います。ご連絡をお待ちしております。
<関連情報>
環境産業コーディネーターHP : http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sigen/coordinate.htm
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7
■「3R 広場」が開催されます。
平成19年3月17日(土)に「ユアテックスタジアム仙台」で,株式会社東北ハンドレッド,財団法
人みやぎ・環境とくらし・ネットワークが主催して,容器包装3Rの輪を全国に広げるための「3R広
場」を開催します。
当日スタジアム内では,紙カップの削減とスタジアムの美化を進めるため,ごみの分別について
のパネル展示等が行われます。また,ベガルタ仙台のクラブオリジナルタンブラーの購入者・利用
者の方にタンブラーストラップのプレゼントも予定されています。
『3R広場 開催内容』
1.日時
平成19年3月17日(土) 12時~16時30分(14時キックオフ)
2.場所
ユアテックスタジアム仙台 仙台市泉区七北田字柳78
3.主催
株式会社東北ハンドレッド,財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク
4.共催
環境省,東北地方環境事務所,宮城県,仙台市
5.関連情報 環境省HP:http://www.env.go.jp/recycle/info/stop_ya/
※入場には,試合当日のチケットが必要になります。
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■県政情報展示室(県庁18階)で宮城県グリーン製品を展示しています。
平成19年2月26日(月)から3月30日(金)までの期間,宮城県庁18階県
政広報室において,宮城県グリーン製品の展示を行っています。
宮城県グリーン製品認定制度は,県内で発生した廃棄物を原料として使用
しているリサイクル製品や,県内で製造された省エネ・省資源製品などのうち
優れたものを認定し,それらの製品の普及を応援していくものです。現在,認
定している製品は,44社63製品であり,右の認定マークが製品に掲示され
ています。
県では,これらの製品を公共工事や県の事務事業などに積極的に使うこととしています。 ま
た,県民・事業者の皆様にもこれらの製品を手にとって見ていただき,ご利用いただきたいと考え
ております。是非,お立ち寄り下さい。お待ちしております。
<関連情報>
宮城県グリーン製品HP
: http://www.pref.miyagi.jp/sohiki/sigen/newpage1.htm
▲目次へ
8
□循環通信50号記念企画 読者の声
平成15年2月に創刊しました循環通信は,読者の皆様のご支援に支えられまして,第50号の
発刊を迎えることになりました。
そこで,循環通信50号の発刊にあたり,記念企画として,読者からの声を募集したところ,貴重
な御意見・御提案や感想をお寄せいただきましたので,紹介させていただきます。
【 青森県 公務員 Iさん】
循環通信は,内容盛りだくさんですが,どちらかといいますと,県の動き,行事,お知らせなどが
中心となっています。最近は,何々しました,何々に出席しましたといった表現が多くなっているの
が気にかかります。
循環通信は,資源循環推進課と県民,事業者,NPOなどのコミュニケーションの架け橋となるも
のですので,現地で活躍している企業の環境管理担当者の声や県内の先進的事例を取り入れた
方がもっと双方向のよりよいものになるのではないでしょうか。
そのことによって,県民からの提案などが生まれてくることも考えられますので,ぜひ検討して
みたらいかがでしょうか
また,循環型社会の形成は,その名のとおり資源の環をつくる社会を創っていくことですが,ど
んな資源がどんなものに生まれ変わるのか,そういった情報を紹介していただけたら面白いと思
います。
例えば,仙台市で集めているその他プラスチックがどのようにリサイクルされているのか,スー
パーで回収されている白色トレイがどのように処理されるとまた白色トレイとなっていくのかなど,
一般県民は,ごみを分別して出した後のことはほとんど知りません。自分たちが出したごみがどの
ようにリサイクルされ,どのような製品に生まれ変わるのか,そういったものを載せた方がリサイク
ルに対する関心が高まるのではないでしょうか。
【 仙台市 大学教授 Mさん】
「レジ袋削減」という声が大きくなる中,我が家でもマイバスケットを購入し,ささやかながらもこ
の動きに協力することにしました。使ってみるとこれが意外に便利。これまで買い物かごに買った
ものを注意して袋に入れたつもりでも,帰って開けてみると,寿司がひっくり返っていたり,汁がこ
ぼれていたり。マイバスケットの中では買ったものの収まりがよく,こんなことはありません。また,
勘定を済ませるとすぐに持って帰ることができることも便利。
郊外のスーパーでは,ほとんどの人が車を利用しているようですので,車の中にマイバスケット
を入れておけば,レジ袋は必要ありません。マイバスケットの便利さを知らない人(私がそうでし
た)が多いのでは。ただ,スーパーの買い物かごがすっぽり入るくらい一回り大きい方がいいな,と
は感じます。
マイバスケット(マイバック)の便利さを,うまくPRする方法はないものでしょうか。
9
【 名取市 会社役員 Hさん】
創刊 50 号の記念発行おめでとうございます。
私どもがこの循環通信を拝読するようになったのは,vol.14(平成 16 年 3 月発行)分を資源循環推
進課さまより紹介されて読ませて頂いたのが始まりです。以来,配信される度に興味深く読ませて
頂いております。
当社は産業廃棄物の中間処理を行っている会社なので,環境や循環型経済を常に意識し情報
収集し,自社処理技術の向上と社員教育に役立てております。そのような中,循環通信からも多く
の情報を頂き事業運営に活用させて頂いている所です。この循環通信を通して様々なセミナーや
イベント並びにリサイクルにかかる県内の動向などを紹介して頂き,とても参考になっております。
最近の新聞では地球温暖化・バイオ技術・CO2をキーワードにした記事が載っていない日がない
ように思います,行政・市民・企業いずれも環境に関心が高くなっている現状であるので,ますま
すこの循環通信が地域情報・行政 情報として大きな役割を担うものと考えて折ります。
当社では現在,宮城県環境産業新技術開発認定事業としてバイオディーゼル燃料の製造をさせ
て頂いておりますが,県内にもBDF事業に多くの方が取り組むようになって来ておりますから,
「百川集めて大河とする」の精神で宮城県がBDF先進地域になる様に,さらなるご尽力を賜るよう
お願い申し上げます。
最後に循環通信発行に関わる方々に感謝申し上げると伴に,これからもますますご活躍下さる様
に祈念申し上げます。
貴重な御意見・御提案や感想をお寄せいただき,誠にありがとうございました。
▲目次へ
■循環Watching
●02/02
土木部技術研究発表会に出席しました。(担当:高橋)
●02/07
H18 年度第3回宮城県バイオマス利活用推進委員会に出席しました。(担当:藤山)
●02/08
栗原エコフォーラムに出席しました。(担当:本間)
リサイクルエネルギーセミナーを開催しました。(担当:藤山)
●02/13
宮城県リサイクル推進連絡会議を開催しました。(担当:横山)
産業廃棄物税に関して三重県と広島県の事例を調査してきました。(担当:阿部・高
橋)
●02/14
自動車リサイクル法行政連絡会議に出席しました。(担当:平塚)
レジ袋削減に関する懇談会に出席しました。(担当:高橋)
●02/15
『第2回産業廃棄物セミナー』(仙台市主催)に出席しました。(担当:本間,千葉・岩渕
EIC)
●02/16
一般廃棄物セミナーに参加しました。(担当:横山)
10
●02/20
石巻地区3R推進連絡会議に出席しました。(担当:阿部)
●02/21
角田あぶくまエコフォーラムに出席しました。(担当:本間)
●02/23
県解体工事業協同組合賀詞交歓会に出席しました。(担当:佐藤)
●02/26
グリーン製品展示を行っています。(担当:三品)
多賀城・宮城野区エコフォーラムに出席しました。(担当:本間)
●02/27
加美エコフォーラムに出席しました。(担当:本間,千葉 EIC,岩渕 EIC)
○03/07
仙台市レジ袋削減懇談会に出席します。(担当:高橋)
○03/19
(仮)みやぎ小売業エコフォーラムを開催します。(第3回)(担当:高橋)
第五期市町村分別収集計画等策定に係る担当者説明会に出席します。(担当:平塚)
▲目次へ
■編集長からのひとこと
暖冬のせいか,花粉の飛散が例年より早く,マスクをしている方の姿が見られるようになりまし
た。私もその一人ですが,いつもは3月の中旬だったのが,今年は2月20日に花粉の気配を感じ
ました。ちまたでは,地球温暖化と関係づける意見もあるようですが・・・・。
4月下旬まで不快な日々が続くのですが,早く始まった分,早く終わってくれないかと期待してい
る次第です。
さて,この「循環通信」が,今月で50号を迎えました。第1号が2003年2月1日発行でしたから,
丸4年ということになります。これを記念して,本号では読者の声を募集し,掲載させていただきま
した。貴重な御意見・御提案や感想をお寄せいただき大変ありがとうございました。今後とも読者
の皆様の御意見を伺いながら,お役に立てる情報を提供するよう心がけて参りますので,よろしく
お願いいたします。
(編集長 加茂)
▲目次へ
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