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フルオロ酢酸ナトリウム

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フルオロ酢酸ナトリウム
H
国連番号
2629
O
フルオロ酢酸ナトリウム
SODIUM FLUOROACETATE
F
-
O
Na+
H
物質の特定
C
A
化
別
化
S
番
号 : 62-74-8
学
式 : C2H2FO2・Na; FCH2COONa
名 : Sodium monofluoroacetate; (Fratol); (Compound 1080)
(商品名)
モノフルオロ酢酸ナトリウム; フッ化酢酸ナトリウム; モノフッ化酢酸ソー
ダ
学
的
分
類 : ハロゲン化カルボン酸塩
規則名・法規等
[規則名]SODIUM FLUOROACETATE
フルオロ酢酸ナトリウム
危 - 規
則
分 類 ・ 等 級 等: 毒物類(毒物)
6.1
Ⅰ
副次危険性等級: 積 載 場 所 : 甲板上,甲板下
コンテナ収納検査: 否
積
付
IMDG-CODE
分 類 ・ 等 級 等: Class 6.1
Ⅰ
副次危険性等級: 積 載 場 所 : On deck, Under deck
CFR 172.101
分 類 ・ 等 級 等: 6.1
ラ ベ ル コ ー ド : 6.1
積 載 場 所 : On deck, Under deck
Ⅰ
検
査
:要
港
則
法: 毒物類(毒物)
荷役許容量: A / 10
B / 250
C1 / 1000
海
防
法: -
消
防
法: 第9条の3 貯蔵等の届出を要する物質(省令)
船積上の注意事項
荷
姿
危-規則規定によるものであること。
イ.通風換気のよい冷所に積載すること。
ロ.その他毒物類についての一般的注意事項に従うこと。
物理/化学的性質
外
観
等: 白色粉末
: なし
臭
比重又は嵩比重:
蒸
気
比
重:
融
点 (℃): 200~202 (分解)
沸
点 (℃):
溶
解
性:
水: 易 (注1)
アルコール: 可
エーテル: 不
(注1)111g/100g水(25℃)
用
途
殺鼠剤,分析試薬
C2 / 4000
化 学 的 危 険 性
腐
食
性:
人: なし
酸
金
属: なし
木
材: なし
化
性: なし
水 / 空 気 / 熱分解すると,極めて有毒なNa2Oとフッ化物イオンを含む煙霧を発生する。
熱 の 作 用:
可
性: なし
燃
引 火 点(℃):
発 火 点(℃):
爆発限界(%):
特
記
事
EmS
項: 吸湿性あり。
F-A, S-A
消
火
剤:
検
知
法:
人 体 へ の 影 響
作業 環境 の
許 容
濃 度
T
W
A
STEL
C(上限値)
0.05 mg/m3
経 皮 吸 収
発がん性
あり
(TLV)
毒
性: (特定毒物)LD50 100μg/kg(経口ラット)
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
飲
だ
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
眼
た
に
入
場
っ
合
吸入したり,飲み込んだり,あるいは皮膚に付着すると,極めて強い毒性を示し,
心臓及び神経系統に作用する。初期症状として,腹痛,おう吐,神経不安を示し,
次いでてんかん性けいれんを起こす。数時間後脈が変調し,さらに心室細動が現れ
て死亡する。
MFAG
救
-
急 処 置
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
毒性が極めて強いので,すべて専門家の立ち会いの下にその指示に従うこと。新鮮
な空気の場所に移し,うがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。(注
2)
飲
だ
毒性が極めて強いので,すべて専門家の立ち会いの下にその指示に従うこと。直ち
に吐き出させ,胃洗浄を施すことが望ましい。下剤として大量の硫酸マグネシウム
を飲ませ,絶対安静にし,医師の手当を受ける。(注2)
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
直ちに石けんと水でよく洗い流す。
眼
た
に
っ
合
直ちに流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。
漏
場
洩
た
合
船倉を密閉し,最後まで専門家の指示にしたがって処置する。
具
有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長
靴
保
入
場
護
し
(注2)動物実験によれば,解毒剤としてしグリセリンモノアセテート(モノアセチ
ン)0.1~0.5ml/kgの内服,あるいは硫酸マグネシウムの50%水溶液 2ml/kg
の筋肉注射が有効である。
最 終 修 正 日
2013/07/21
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