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木質系一次破砕機パワーチッパー FPC1700 木質系一次破砕機

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木質系一次破砕機パワーチッパー FPC1700 木質系一次破砕機
木質系一次破砕機デュアルチッパー FCS410Ms
剪定枝葉木、竹や草などの粉砕処理用の小型パワーチッパー。
主な仕様
FCS410Ms
量
1,980kg
エ ン ジ ン
4TNV88
質
定 格 出 力
30kW
最 大 処 理 径
165mm
走 行 形 式
ゴムクローラ
木質系一次破砕機パワーチッパー FPC1700
木廃材の粉砕処理をスムーズに実行するパワフルな全油圧式一次破砕機。
主な仕様
FPC1700
質
量
エ ン ジ ン
12,500 kg
いすゞ4HK1
定 格 出 力
122 kW
最 大 処 理 径
980 mm
走 行 形 式
鉄クローラ式
安全に関するご注意
●
●
●
●
●
●
ご使用される時は「取扱説明書」をよくお読みのうえ正しくご使用ください。
故障や事故を防ぐため、機械の定期的な点検を必ず行ってください。
転倒・転落のおそれがある運転や作業はしないでください。
無理な運転は機械の寿命を縮め、故障・事故の原因となる場合があります。
ヘルメット・保護メガネは必ず着用し、作業時の安全に心掛けてください。
シュータの排出口の直下や付近には絶対に立たないでください。
● 排出ガス基準に適合しているディーゼルエンジンは、燃料に軽油を使用することを前提に設計されています。燃料には必ず軽油をご使用ください。
● オフロード法に関する国土交通省告示で軽油使用が明記されています。軽油以外の燃料使用は行政指導の対象となる場合があります。
● 掲載写真はカタログ用にポーズをつけて撮影したものです。機械から離れる場合は必ず安全に心がけてください。
● 掲載写真の色は、撮影や印刷の関係で実際の色とは異なって見えることがあります。
● 本カタログの機械本体および装備は、改良などによりお届けします製品と異なる場合があります。また仕様は予告なく変更することがあります。
● 掲載写真は、オプション装備品を含んでいます。また、販売仕様と一部異なる場合があります。
お問合せは
本
社 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目5番3号
03(3231)6961
札
幌
支
店
011(786)1800
北 陸 出 張 所
076(238)4688
東
北
支
店
022(384)1301
関
店
06(6475)8251
関
東
支
店
027(326)9611
中 四 国 営 業 所
082(832)3541
東
京
支
店
048(227)4560
九
092(948)1888
名 古 屋 支 店
0568(76)7755
弊社ホームページは、
西
州
支
支
店
環境と調和した豊かな社会をつくるために、日本はもとより世界各国で、この課題に向けてさまざまな環境活動を
行っています。たとえば、身近なところで言えば街路樹・公園・学校・ゴルフ場・果樹園・竹林等の伐採・剪定し
た樹木や竹を破砕・減容化する作業もそのひとつです。細かなウッドチップにすることで、剪定枝葉木は良質の堆
肥や建材へと生まれ変わることができます。パワーチッパーFPC300S-2は、その強力な破砕・粉砕処理能力で樹木
の減容化とリサイクルに寄与、二酸化炭素やダイオキシン発生の抑制に貢献するリサイクル機械です。
FPC300S-2-J1509-F1
自走式木質系一次破砕機
各部の名称
吊上げフック
フィードレバー
シュータキャップ
シュータ
スイッチボックス
ボンネット
ロータ(破砕部)
ホッパー
前 側
前 側
送りモーター
右サイドカバー
変速レバー
左サイドカバー
ゴムクローラ
パワーチッパーの形状詳細は改良等のため予告なく変更することがあります。
進化したFPC300S-2
1.3次排ガス規制対応クリーンエンジン搭載。
2.クラス最大級の破砕性能を誇ります。
クリーンで環境にやさしい3次
排ガス規制対応のディーゼル
エンジンを搭載。
30PS(馬力)の粘りのある
ディーゼルエンジンが余裕の
破砕作業を実現します。
最大処理径を172 mmから184
mmにアップ。
クラス最大の投入口の寸法が
クラス最大級の破砕性能を誇
ります。
国土交通省「排ガス(3次基準値)
建設機械」
投入口寸法
幅 :195 mm
高さ:184 mm
3.送りローラのオフセット構造。
4.チッパー刃の噛み込性能をアップ。
竹などの表面が滑りやすい材
料に効果を発揮する送りロー
ラのオフセット構造に変更し
ました。
チッパー刃の取付角度を最適
化し、噛み込み性能をアップ
しました。
5.走行スピードを大幅アップ。
6.ベルトクラッチ採用とドラム回転速度の低減。
前進2速、後進1速の変速がで
きます。最高速度(前進2速)
を1.35km/hから2.2km/hに大
幅にアップしました。
遠心クラッチ方式からベルト
クラッチ方式に変更しました。
また、破砕ドラムの回転を
2,400rpmから1,800rpmに抑え
ることで、安定した破砕作業
を実現しました。
本製品は、剪定枝葉、樹木、竹、木材等を粉砕・チップ化・減容化することを使用目的とした機械です。
釘・針金・金属片・石・ポリ袋・ひも・ロープ等の異物は投入する前に取り除いてください。
変速レバーを操作するときは、必ず
走行クラッチレバーを「切」にして
行ってください。
01
02
■ コントロールボックスの操作・機能
サイドクラッチレバー(右)
サイドクラッチレバー(左)
ロータクラッチレバー
ロータクラッチレバー
エンジンの回転をロータに伝えるレバーです。
レバーはゆっくりと「入」位置に操作してください。
サイドクラッチレバー
走行クラッチレバー
旋回側のレバーを手前に引くと旋回します。レバーの
引き加減で旋回半径が変わります。
サイドクラッチレバー(右)→右旋回
サイドクラッチレバー(左)→左旋回
ブレーキレバー
走行クラッチレバー
エンジンの回転をトランスミッションに伝えるレバー
です。変速レバーを操作するときは、必ず「切」にし
て行ってください。走行クラッチレバーを手前に引く
とブレーキが効きます。手前に引きながら左側に入れ
ると「駐車」の位置になります。
狭圧防止ハンドル
エンジン回転制御ツマミ
送り速度調整ハンドル
送り制御スイッチ
エンジン回転数を切りかえる
ボタンです。破砕作業時にボ
タンを押し(ランプ点灯)、破
砕作業のエンジン回転数にし
て作業します。
走行時はボタン消灯した状態
で走行します。
材料を送り込む速度を調整す
るハンドルです。作業条件に
合わせて送り速度を調整して
ください。
時計方向に回す
かめ方向に回すと送り速度が
遅くなり破砕物が小さくなり
ます。
反時計方向に回す
うさぎ方向に回すと送り速度が速くなり破砕物が大きく
なります。
ロータクラッチレバー
エンジンの回転をロータに伝
えるレバーです。「入」にす
るとエンジンの回転がロータ
に伝わり回転し始めます。
ロータクラッチレバーを急激に操作するとエンジンに急激な負荷が
かかり、エンジンが停止します。
エンジン回転制御ツマミ
エンジン始動時は必ず「切」の位置にしておいてください。
電源ランプ
電源ランプ
送り速度調整ハンドル
手前に引くとブレーキがかかります。
エンジン回転数を調整するツマミです。エンジン始動
時には「MIN」に戻しておいてください。
■ スイッチボックスの操作・機能
非常停止ボタン
ブレーキレバー
エンジン回転制御ボタン
「点灯」の場合
通常の破砕作業が行えます。
「消灯」の場合は、スイッチボックスに電気が流れて
いませんので、電源ハーネス、バッテリー、ヒューズ
等を確認してください。
送り速度を遅く(微速)して太くて大きい木を破砕する場合、送りが
動かなくなることがあります。このときはうさぎ方向へ少し回してくだ
さい。
計器盤
⑥⑤④③
フィードレバー
材料を搬送・排出させるための送りローラを、
正転・停止・逆転させるレバーです。
手前に引くと、送りローラは正転し、材料を
ロータ内部へ搬送します。
中立位置にすると停止します。
前方に押すと、送りローラは逆転し、材料を
排出します。
フィードレバー
正転 停止 逆転
②
①
②
③
④
⑤
⑥
電源ランプ「点滅」の場合
エンジンがオーバーヒート(冷却水が高温になる状
態)しています。
破砕OKランプ
非常停止ボタン
電源ランプが「点滅」中は送りローラは強制的に停止されます。
誤って異物を投入した場合、非常停止ボタンを押すと、
送りローラが停止します。送りを復帰させるにはボタ
ンを右(時計方向)に回します。(エンジンは停止し
ません。)
破砕OKランプ
送り制御スイッチ
スイッチ「ON」
(自動側・スイッチ上向き)の場合
過大な負荷(太くて長い材料を入れた場合など)がか
かり、エンジン回転数が落ちると送りローラが自動的
に停止します。負荷が軽くなったり、エンジン回転数
が適正になると自動的に送りが再スタートします。
スイッチ「OFF」
(手動側・スイッチ下向き)の場合
過大な負荷がかかっても送りローラは止まりません。
手動操作を行うときはスイッチを下向きに押し続けて
ください。手を離すと「ON」(自動側)に戻ります。
■ 芯金なしゴムクローラ
アイドルローラ
「点灯」の場合
ロータの回転が上昇して安定したら破砕OKランプが
点灯します。破砕作業に適するエンジン回転数になっ
たことを示します。
「消灯」の場合
破砕作業に適するエンジン回転数になっていないこと
を示します。
「点滅」の場合
フィードレバーを「停止」に戻してください。
キースイッチを「ON」にしたとき、または非常停止ボタンを押した
後に復帰させた場合は、作業者の安全確保・危険防止のため、
フィードレバーをいったん「停止」に戻さなければ送りローラが作
動しません。
■ アジャスタブルシュータ
燃料計
アワメータ
エンジン予熱灯
エンジン油圧警告灯
エンジン水温警告灯
バッテリー充電警告灯
■ 一点吊りフック
360度回転
固定ハンドル
カバー
振動やショックを吸収し足回りの
振動を大幅にカットでき耐久性が
アップする芯金なしゴムクローラ
と可動転輪を採用。芯金なしゴム
クローラは一定の性能を出すため
クローラの適正な張りが必要です。
トラックフレーム中央部のカバー
を開けると調整機構があります。
シュータは固定ハンドル(2カ所)
をゆるめると360度回転ができます。
シュータキャップの排出角度調節
ができます。チップを直接トラッ
ク等へ積み込みができます。
破砕物やほこりでラジエータが目詰まりを
起こしエンジンがオーバーヒートするおそ
れがありますので、シュータを本機の前方
に向けて作業しないでください。
送り制御スイッチを「OFF」のまま破砕作業しないでください。機械
が破損する恐れがあります。
03
①
04
低重心のバランス設計により、ト
ラックへのブリッジやクレーンを
使用した積み降ろしが安全かつ容
易にできます。
■ サイクロン (オプション装備品)
■ 開放可能な破砕機回り
■ ファンプレートの交換
ロータ
送りローラ
ファンプレートが摩耗するとロータ
カバー内面に破砕物が詰まりやすく
なります。(外周に8個)
■ 耐久性・経済性に優れた刃
ロータカバーと投入口は、フルオープンできる構造ですのでチッパー刃、
チッパー受刃、ファンプレートの日常点検および交換等のメンテナンスが
容易に行えます。本破砕装置は耐久性の高い剛構造体を採用。心臓部の
ロータ(フライホイール)は重量バランス設計により、高い慣性力と耐久
性に優れています。また、チッパー刃の取付角度を最適化し噛み込性能を
さらにアップしました。
■ リザーバ—タンク
チッパー刃
チッパー受刃
■ ラジエータネット
ラジエータフィン部
の目詰まり防止用の
ネットを標準装備。
定期的に清掃を行っ
てください。
チッパー刃(2枚)およびチッパー
受刃は耐久性が高く、裏表2回の使
用後研磨しての再使用可能です。
■ 安全装置
■ 狭圧防止ハンドル
サイクロン
埃をおさえてチップの回収が可能です。
これまで焼却されていた樹木も、チップ処理する
ことで様々な場面で再利用することが可能です。
■ チップの利用例
有機堆肥・野菜や花卉の培土
遊歩道の舗装材・植栽の育成
公園や屋外遊具下の土壌被覆材
雑草除けとしてのマルチング材
きのこ栽培の菌床
土壌改良材・製紙原料
セラミック炭
消臭材・住宅床下調湿材
法面緑化材・炭化水質浄化剤
土壌の透水性促進として
農薬吸着効果として
樹木の成長促進として
非常停止ボタン
誤って異物を投入した場合、非常停
止ボタンを押すと、送りローラが停
止します。
エンジン、走行は停止しません。
車体が後進している状態で、狭圧防止ハンドル
を前方へ押すと、走行クラッチレバーが「切」
の位置まで動き、車体は停止します。
チッパー後進時、車体と立木や建物などの障害物との間
に作業者がはさまれると自動的に走行クラッチレバーが
「切」に切り替わり車体は停止しますが、周囲の安全には
十分注意してください。
■ 減容化
チップ処理後の体積は、処理前の体積の7分の1
(ヒマラヤ杉 21m3 → 3m3)に減容。均一な細
かなチップ片を実現。
■仕 様
Model
本体質量
外形寸法
全 長
全 幅
全 高
1,110 kg
2,300 mm
1,200 mm
1,815 mm
エンジン
型 式
クボタ D1703M
形 式
水冷4サイクルディーゼルエンジン
排ガス3次規制対応
定格出力
排気量
燃料タンク容量
22.1 kW(30PS) / 2,400 min-1
1,647 cc
25 ℓ
破砕装置
駆動方式
ベルトクラッチ
破砕刃
チッパー刃:2枚
ホッパ口径
650 x 550 mm
最大処理径
184 mm
送り速度
0 ~ 35 m/min(可変式)
排出装置
方 式
空気搬送式
シュータ出口高さ
■ 薪割り機
1,815 mm
始動時の危険防止システム
シュータ回転範囲
360°(全方向回転可)
走行クラッチレバーを「駐車」の位
置にしないとエンジンを始動するこ
とができません。
最大処理径350mm、最大処理長660mm。
動力源はFPC300S-2の油圧を利用。
排出角度
可変式
走行装置
走行形式
芯金なしゴムクローラ
操向方式
サイドクラッチ(爪)
警告ランプ
クローラ幅
250 mm
警告ランプは各部の異常を示します。
点灯したときは必ず異常個所の確認
と処置を行ってください。
クローラ接地長
905 mm
走行方式
油圧駆動
変速段数
前進:2速 後進:1速
最高速度
前進2.2 km/h、後進0.6 km/h
最小旋回半径
05
FPC300S-2
06
1,500 mm
Fly UP