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データ・シート:AirMagnet スペクトラム ES
|データ・シート| 未公開 データ・シート:AirMagnet スペクトラム ES™ モバイル・データの利用が急増し、モバイ ル・トラフィックの 80% が室内で生成さ れるようになり、3G から LTE へ移行し、 商業環境で安定した受信範囲が必要になっ たことで、室内向けの無線ネットワークが 確実に増えています。この成長をサポート しているのは、誰もが利用している分散ア ンテナ・システム (DAS) とスモール・セ ル・ネットワークの 2 つのテクノロジーで す。キャリア、システム・インテグレー ターの RF 、またこれらのネットワークの 構築、メンテナンス、およびトラブル シューティングを担当するネットワーク・ エンジニア技術者たちは、ネットワーク導 入の初期段階をサポートし、同時にタイム リーでコスト効率の高いトラブルシュー ティングにも役立つプロフェッショナルな ツールを必要としています。その重要な ツールの 1 つが、RF スペクトラム・アナ ライザです。 スペクトラム・アナライザの使用目的: アンテナ・パフォーマンスの測定 RF ベースラインの取得 室内ネットワークとマクロ・ネット ワーク間の分離の測定 RF 干渉問題のトラブルシューティ ング 公衆の安全な DAS ネットワークの 展開と監視 これまでは、これらの DAS やスモール・ セルを構築する場合、顧客サイトでの有能 な複数チームによるインストール・プロ ジェクトで必要となる携帯型、割安な価 格、および現地テスト機能を目指して設計 された RF スペクトラム・アナライザがあ りませんでした。結果として、必要な機能 が欠けた巨大で高価なテスト装置を共有す ることに頼るしかなく、構築が遅れ、費用 のかかる再テストや作業のやり直しになる こともしばしばありました。 AirMagnet スペクトラム ES は、USB ポートが装備されているすべての Microsoft® Windows 7 または Windows 8 ベースのラップトップやタブレット PC で使用できる USB ベースのソリューションです。 AirMagnet スペクトラム ES™ は、DAS、スモール・セルなど、セルラーをオフロード展開 するための現場でのテストやトラブルシューティングを合理化するために特別に設計され た業界初のスペクトル解析ツールです。携帯型、割安な価格、現場での生産性が強化され た AirMagnet スペクトラム ES は、プロジェクト・ライフサイクルのあらゆる段階で認証 とトラブルシューティングのニーズに応じてネットワークを直感的に可視化するため、オ フロード展開を迅速かつ正確に実施できます。 AirMagnet スペクトラム ES は 698 MHz ~2690 MHz の範囲内の周波数をスキャンし、複数のテクノロジーに対応しま 1 of 10 明瞭なスペクトル・グラフ FFT AirMagnet スペクトラム ES の FFT グラフは、周囲環境の RF エネルギー の現在、最大、最大保持、および平均の RF 信号レベルをリアルタイムに表 示します。 =xxx図 1:スペクトル全体で RF エネルギーを可視化しま す 次世代型可視化拡張機能は次のとおりです。 データ/音声イベントの可視化:ネットワークで GSM、CDMA、WCDMA および LTE イベントが発生した場合、これらのイベントを可 視化します。 キャリア・ブロック表示:該当する周波数範囲内で動作している Telco キャリアを可視化します。このような迅速なオーバーレイに =xxx図 2:データ/音声イベント・ウィンドウには、特定の 周波数範囲で発生しているリアルタイムのデータ/音声イベ ントが視覚的に表示されます。 より、特定の場所でキャリアが使用している周波数を簡単に正確に 認識するという、従来のスペクトラム・アナライザの課題が克服さ れます。 周波数帯ブロック:特定の周波数範囲の周波数帯ブロックの説明を 可視化します。このような迅速なオーバーレイにより、特定の場所 で使用されているテクノロジーを簡単に正確に認識するという、従 =xxx図 3:スペクトル密度グラフでネットワークを長期的 に確認 来のスペクトラム・アナライザの限界が克服されます。 スペクトル密度 スペクトル密度グラフでは、現在のキャプチャー・セッションに頻繁に生 じる信号のライブ情報が表示され、ネットワークにおける長期間の情報を 確認することができます。稀なトランスミッターを識別するのに有用で す。 =xxx図 4:スペクトログラムでの RF 環境の履歴のスク ロール スペクトグラム スペクトログラム・グラフでは RF 環境の履歴をスクロールでき、長期のス ペクトルを視覚的に理解して WLAN ネットワークの問題を引き起こす可能 性がある RF エネルギーの周期的なスパイクやバーストを確認できます。 =xxx図 5:周波数負荷サイクルには、特定の周波数範囲で 干渉信号が発生する頻度が示されます。 2 of 10 周波数負荷サイクル 負荷サイクル・グラフは、特定の周波数範囲でどのくらいの頻度で干渉信 号があるかを表示します。負荷サイクルが高いと、干渉が絶えず発生し、 該当の周波数範囲において、大部分の問題の原因となっていることを意味 します。 スペクトル・トレース・ファイルのキャプチャ、保存、および 共有 AirMagnet スペクトラム ES では、RF スペクトル・スキャンをハードメモ リとして保存することができるため、後で内容をキャプチャして調査およ び解析することできます。調査やトラブルシューティングの際に役立つ一 方、重要な科学調査情報として非常に役立ちます。このように保存された トレースは、エスカレーションやトラブルシューティングを共同で行うた めに組織全体で共有することもできます。 =xxx図 6:エスカレーションおよび科学調査の証拠として 保持するために、スペクトル・トレース・ファイルをキャ プチャ、保存、共有します。 3 of 10 強化された生産力向上機能 周波数自動スキャンの並べ替えとオプション AirMagnet スペクトラム ES にはスペクトルを可視化するための以下の複数 のオプションがあります。 テクノロジー別の並べ替え キャリア別の並べ替え ユーザー設定範囲 すべての周波数帯のスキャン AirMagnet スペクトラム ES は、キャリアの周波数/テクノロジーのルック アップを世界規模で自動的に行います。正確な周波数範囲を場所ごとに ルックアップする必要性が少なくなったことで、エラーが発生しやすい手 書きによる方法を排除できます。米国用のキャリアの場合、AirMagnet スペ クトラム ES は、FCC データベースから位置ベースの周波数/テクノロジー =xxx図 7:ユーザー設定に基づいた情報の並べ替え/表示の 選択 情報を自動的に取得し、世界の 30 か国以上の国々では組み込まれている周 波数情報も含めます。国がリストでサポートされていないで場合や、ユー ザー設定の周波数が望まれる場合は、全周波数帯用のオプションを使用す ることができます。 干渉ソースの自動識別および場所の割り出し 認可を受けた周波数帯(携帯電話用の周波数帯など)は、ネットワークの パフォーマンスや動作、および動作中のデバイスに影響を及ぼす可能性の ある干渉が非常に少ないというのは、よくある誤解です。このような干渉 源は国内外を問わず、多くの状況でネットワークを動作不能な状態にしま す。ネットワークのパフォーマンスをユーザーに満足させるには、干渉源 を適時および正確に検出して見つけることが重要です。この作業を自動的 =xxx図 8:テクノロジー別の情報の並べ替え に行うことで、このアクティビティに関連する時間、労力、費用を最小限 に抑える効果があります。 4 of 10 AirMagnet スペクトラム ES には、業界で唯一、これらの許可を受けている ネットワークのパフォーマンスを低下させる干渉源をリアルタイムで検出 して特定する機能が備えられています。RF ジャマー、CW トランスミッ ターなどの干渉源を自動的に検出して分類できるデフォルトの分類データ ベースを備えており、干渉源、影響が及ぶ周波数、ピーク/平均のパワーレ ベル、および干渉源の状況について、詳しい情報がユーザーに提示されま す。 通常、ユーザーは、RF 干渉源を検出および識別するためのデフォルトのシ グネチャーまたは分類を作成する際、スペクトラム・アナライザのベン ダーに依存する必要があります。ユーザーに最適なパフォーマンスを約束 することは重要ですが、その一方で、アナライザのベンダーにとって、こ のような要求に適時に応えることは困難です。このハードルを乗り越え、 すべての RF 干渉源への「ゼロデイ」対応を実現するために、AirMagnet ス =xxx図 9:すべての干渉源でカスタムシグネチャーを作成 します。 ペクトラム ES を使用して、ネットワーク・パフォーマンスに影響を及ぼす 可能性があるすべての干渉源についてカスタムシグネチャーを作成できま す。 5 of 10 AirMagnet スペクトラム ES に内蔵されている「デバイス・ロケータ・ツー ル」を使うと、RF 環境で作動している干渉源を物理的に特定できます。デ バイスロケータツールはガイガーカウンターとして機能し、デバイスに近 づくと発信音の音量が大きくなります。 パワー・メーター・ツールを使用したアンテナ・パフォーマン スの検証 DAS ネットワークで実施される最も重要なテストの 1 つがアンテナ・パ フォーマンスの検証です。たとえば、アンテナが予想どおりに機能してい るかどうかを確認します。方法は 2 つあります。1) アンテナの下で 1 メー トルの RF テストを実行して FFT グラフから各アンテナの出力を測定する =xxx図 10:デバイス・ロケータ・ツールはガイガー・カウ ンターとして機能し、 干渉源に近づくと発信音の音量が大きくなります。 か、2) パワー・メーター・ツールを使用します。 AirMagnet スペクトラム ES アダプターを物理的に直接アンテナ・システム に接続し、内蔵のパワー・メーター・ツールを使用することにより、アン テナのパワー測定を実行できます。周波数範囲とチャネル帯域幅のオプ ションを指定したら、アンテナの出力測定値(カレント、MAX 、または MAXホールド)をすばやく測定します。 =xxx図 11:パワー・メーター・ツールを使用したアンテ ナ・パフォーマンスの検証 6 of 10 非携帯電話テクノロジーのサポート AirMagnet スペクトラム ES は汎用スペクトラム・アナライザとして機能す ることもできるため、カスタム周波数プロファイルのオプションを使用し て 698 MHz ~ 2690 MHz の範囲から任意の周波数範囲を選択し、特定用途 に合わせて RF エネルギーをスキャンできます。 これには 900 MHz 周波数帯のサポートが含まれます。この周波数帯には ISM 周波数帯やその他の連邦政府の周波数帯が含まれ、該当のスペクトル で機能するテクノロジーを展開または使用するユーザーを支援します。該 当のスペクトルで利用できるテクノロジー/アプリケーションの中では、 コードレス電話、ベビー・モニター、送電網、Z-wave(ホームオートメー ション)などが一般的です。 セキュリティ・ツールとしての AirMagnet スペクトラム ES AirMagnet スペクトラム ES は、特定用途での使用が可能で、ユーザーに とってセキュリティに対する懸念が重要な状況においても利用することが できます。組織または連邦政府/防衛機関がセルラー・アクセスについて 「飛行禁止区域」を設けたり、不正目的で使用される携帯デバイスを検出 する必要がある場合、AirMagnet スペクトラム ES は、そのスペクトル内の モバイル・デバイスから起因するデータ/音声イベントの存在をユーザーに 通知し、モバイル・デバイスからのすべてのアップリンク・トラフィック のパワーを可視化できる、鮮やかなスペクトル・グラフを提供します。 Wi-Fi スペクトラム・アナライザとの統合 AirMagnet スペクトラム ES を AirMagnet スペクトラム XT と統合すると、 WLAN ネットワークの干渉問題をトラブルシューティングする、業界きっ てのソリューションになります。この統合を行うことで、屋内の「あらゆ る無線に関する」問題を検証してトラブルシューティングできます。 AirMagnet スペクトラム ES ユーザー・インターフェースのボタンをクリッ クするだけで、業界唯一の USB ベースのプロフェッショナル向けスペクト ラム・アナライザである AirMagnet スペクトラム XT アプリケーションを 起動でき、詳細な RF 解析をリアルタイムの WLAN 情報と組み合わせるこ とにより、パフォーマンス問題をより迅速かつ正確にトラブルシューティ ングすることができます。 7 of 10 オーダー情報 部品番号 詳細 A6001 AirMagnet スペクトラム ES には、ソフトウェア、USB アダプター、USB 拡張ケーブル、および外部アンテナが同梱されています。 A1680 室内の携帯電話用ネットワークと 802.11 (Wi-Fi) ネットワークの両方を解析するための AirMagnet スペクトラム XT とバンドルされ た AirMagnet スペクトラム ES 技術仕様 仕様 詳細 周波数範囲 698 MHz ~ 2690 MHz サンプリング周波数 20 MHz リアルタイムの取得帯域幅 7 MHz (3 dB) 分解能帯域幅 39.0625 kHz GSM 200 khZ:-114 dBm CDMA 1.25 MHz:-110 dBm UMTS 5 MHz:-105 dBm LTE 1.4 MHz:-110 dBm LTE 3 MHz:-102 dBm 受信感度 LTE 5 MHz:-101 dBm LTE 10 MHz:-97 dBm LTE 15 MHz:-95 dBm LTE 20 MHz:-93 dBm 画像圧縮 最小:-29 dBc、最大:-40 dBc 最大 RF 入力(圧縮なし) -15 dBm RSSI 精度 ± 3 dB 698 ~ 1,2240 MHz:通常 -169 dBm 表示平均雑音レベル (DANL) 1,240 ~ 2,690 MHz:通常 -171 dBm PC インターフェース USB 2.0 規格準拠インターフェース 電気 電源:5V(USB から)、電流:382 mA、消費:1910 mW 本体 134.5mm x 58.1mm x 15.4mm(.3インチ x 2.3インチ x 0.6インチ)、重量:1.5oz 動作温度範囲 0°C ~ +70°C 環境 保管温度範囲 -20°C ~ +85°C 相対湿度 95% (結露なし) 8 of 10 アンテナ仕様 周波数範囲 698 MHz ~ 960 MHz、1575.42 MHz、1710 MHz ~ 2700 MHz サポートされるテクノロジー GSM/GPRS/EDGE/CDMA/EVDO/UMTS/HSPA+/LTE ピーク利得 通常 3+ dBi 効率 通常 70% インピーダンス 50 Ω 放射パターン オムニ 入力電力 10 W ケーシング UV 耐性、PC/ABS コネクター SMA オス 9 of 10 アンテナ利得 周波数 (MHz) 700 ~ 800 824 ~ 960 1575.42 1710 ~ 1880 1850 ~ 1990 1710 ~ 2170 2400 ~ 2800 自由空間直線 1.1 0.3 1.1 1.9 2.7 2.6 2.7 自由空間湾曲 2.6 1.5 2.9 2.7 3.1 3.1 2 30x30cm GP 中央直線 2.1 0.7 2.9 1.5 1.9 2 2.9 30x30cm GP 中央湾曲 3.5 1.7 5.2 5.9 6.7 6.4 4.9 30x30cm GP 先端直線 2.6 1.3 1.7 2.1 2.1 2.3 4.3 30x30cm GP 先端湾曲 2.6 1.8 3.1 2.1 3 2.8 5.1 PCB 先端直線 1.4 1.2 0.9 2.5 3.2 3 1.4 PCB 先端湾曲 2.1 0.1 2.1 2.4 3.6 3.4 3 自由空間直線 -1.1 -2.2 -2 -1.5 -1.2 -1.3 -3.5 自由空間湾曲 -1.1 -2.3 -1.5 -1.5 -1.1 -1.2 -3.1 30x30cm GP 中央直線 -0.6 -1.6 -2 -1.8 -1.7 -1.7 -3.8 30x30cm GP 中央湾曲 -3.5 -4.9 -2.8 -2.4 -1.8 -2 -3 30x30cm GP 先端直線 -0.6 -1.5 -1.9 -1.6 -1.4 -1.4 -3.1 30x30cm GP 先端湾曲 -0.6 -1.7 -1.6 -1.5 -1.2 -1.3 -3.1 PCB 先端直線 -1 -2 -2 -1.6 -1.4 -1.4 -3.5 PCB 先端湾曲 -0.8 -2.5 -1.6 -1.5 -1.1 -1.3 -3 ピーク利得 (dBi) 平均利得 PC/タブレットの必要最低限の環境 オペレーティング・システム Microsoft® Windows 7 Enterprise/Professional 32 および 64 ビット Microsoft® Windows 8 Pro/Enterprise 32 および 64 ビット プロセッサー Intel® Core™ 2 Duo 2.00 GHz 以上 RAM RAM 1GB必須 (推奨 GB=2 GB) ディスク・スペース 150 MB のフリーディスクスペース ソフトウェア・フレームワー ク Microsoft .NET Framework 4.0 © 2017 NETSCOUT. 改訂:2017 年 1 月 4 日 1:42 午後 (資料 ID:6001229) 10 of 10