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平成24年第1回教育委員会会議録

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平成24年第1回教育委員会会議録
平成24年第1回教育委員会会議録
日
時
平成24年1月24日(火)午後1時30分∼午後3時50分
会
場
柏崎市役所教育分館3階201会議室
出席委員
山﨑委員長、根本委員、中村委員、増田委員、大倉委員(教育長)
説明のため出席した職員
本間教育部長、猪俣教育総務課長、品田学校教育課主幹、小黒教育センター所長、
松谷子ども課長、白川生涯学習課長、高野スポーツ振興課長、笠井図書館館長、
猪爪文化振興課長、大倉生涯学習課課長代理、竹田学校教育課副主幹
職務のため出席した事務局職員
清水教育総務課課長代理
議
題
1
2
3
会議録署名委員指名
前回会議録の承認
教育長専決処分報告
(1) 平成23年度一般会計補正予算(第10号、第11号)について
4 審議事項
(1) 平成23年度教育委員会表彰の答申について
(2) 市立教育センター設置条例及び青少年育成センター設置条例の一部改正について
(3) 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正について
(4) 勤労青少年ホーム設置条例の廃止及び学習プラザ設置条例の一部改正について
(5) 交流プラザ設置及び管理に関する条例の一部改正について
(6) 公民館条例の一部改正について
(7) 図書館協議会設置条例の一部改正について
(8) 史跡・飯塚邸設置及び管理に関する条例の一部改正について
(9) 奨学金貸付選考委員会規則の一部改正について
(10)市立博物館及び市立柏崎ふるさと人物館の臨時開館の承認について
5 協議事項
(1) 第二次柏崎市生涯学習推進後期基本計画について
(2) 平成24年度学校教育実践上の努力点について
6 報告事項
(1) 小中学校学区外就学許可状況(1月)について
(2) 第10回柏崎の教育を語る会の開催について
(3) 市立博物館プラネタリウム入館料の減免承認の報告について
(4) 第12回柏崎潮風マラソンの概要について
(5) 新成人フェスティバル2012の開催について
(6) 共催・後援の事業について
〈
午後1時30分
第1 会議録署名委員指名
(山﨑委員長)
1
開会
〉
会議録署名委員に、根本委員、増田委員を指名する。
第2 前回会議録の承認
(山﨑委員長)
前回の会議録を承認したいがよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
第3 審議事項
(山﨑委員長)
審議事項に入る。(1) 平成23年度教育委員会表彰の答申について、を議題とする。
(教育総務課長)
まず、教育論文入選者であるが、表彰基準にある、柏崎市教育研究論文に応募して優秀な成績
を収めたものに、5名の方が該当したので表彰したい。
次に、教育・文化関係の小・中学生であるが、15の個人団体が、県小中学校各種団体、県教育
委員会が主催又は後援する全県を対象とした文化的催し物において、最高位(県1位、最優秀
賞)を受賞したものに該当し、2人が全国レベルの文化的催し物において上位に入賞したものに
該当する。
次に、体育関係の小学生であるが、4つの個人団体が、県教育委員会が主催若しくは後援する
全県を対象とした大会において、1位の成績を収めたものに該当する。
中学生は15の個人団体が該当する。県選抜総合体育大会又はその他の県大会において1位の
成績を収めたもの、北信越中学校選抜競技大会において3位までに入賞したもの、全国中学校選
抜競技大会において8位までに入賞したものの、いずれかに該当する。
高校生は16の個人団体が該当する。高校生は県1位を表彰する規定はなく、北信越大会以上
の競技大会で3位以内に入賞したもの、全国大会において8位以内に入賞したもの、である。
次に、ボランティア・その他関係として、鏡が沖中学校がボランティア活動を5年間以上継続
し、地域社会の発展に貢献し、その実績が顕著である旨の基準に該当する。
次に、体育関係の一般は、オリンピック、世界選手権等国際競技会の日本代表に選出されたも
のとして、水球の4人が該当する。
最後に、市の各種付属機関の委員等を長く務めた方に感謝状を贈っているが、今年は6人の方
に贈りたい。それぞれ、育成委員、市展の運営委員、文化財保護審議会委員、青少年ホーム講師、
スポーツ推進委員を15年以上務められた方である。
なお、表彰式は2月17日(金)午後3時から、市民プラザで開催する。
(山﨑委員長)
質疑を求める。
(根本委員)
中学生のバドミントン団体で鏡が沖中学校とあるが東中学校ではないか。
(教育総務課長)
東中学校の誤りである。訂正をお願いしたい。
(根本委員)
翔洋中等教育学校の生徒の論文が外国の賞を受けたが対象にならないのか。学校からは推薦は
なかったのか。
(教育総務課長)
学校からは推薦はなかった。表彰基準にも外国での受賞は基準となっていないので、もし出て
くれば個別に審査することとなる。
(中村委員)
水球の日本代表はレベルが違うように思う。この基準では毎年表彰することになる。毎年表彰
を受けるのも大変と思うが、オリンピックを目指して努力していると思うので、表彰式は配慮す
2
べきである。
(教育総務課長)
表彰式の出席については、実際の活動を優先してもらうのはやぶさかではない。表彰状等はお
持ちするなりして渡したい。同じ方の再表彰については、一般者については規定がない。小中学
生については、別の種目での一定の成績を上げたもの、同じ種目であれば前回以上の成績を上げ
たもののみを表彰している。
(山﨑委員長)
教育論文入選者は、毎年10人以上いたが今年は少ない。応募者が少ないのか、厳選した結果、
入選が少ないのか。
(学校教育課主幹)
応募数が18件と例年の半分程度だった。新指導要領導入1年目ということもあり、その対応
で忙しかったのではないかと思われる。基準を緩くしてはどうかとの声もあったが例年通りの基
準とした結果、入選が少なくなった。
(大倉委員:教育長)
新指導要領で忙しいといっても、自分の実践をまとめるという作業は教師の資質を上げるため
に必要である。応募数の少ない状況を踏まえ、教師の資質向上のためには重要なことであること
を指導すべき立場の職がきちんと伝えていくべきである。
(山﨑委員長)
表彰は教職員の表彰から出発しているので、先生方からもがんばっていただきたい。他になけ
れば承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
次に、(2) 市立教育センター設置条例及び青少年育成センター設置条例の一部改正について、
を議題とする。
(教育センター所長)
教育センター及び青少年育成センターが平成24年4月に新潟産業大学B号館へ移転するた
め、その所在地について、市立教育センター設置条例及び青少年育成センター設置条例を改正
したいものである。
(山﨑委員長)
質疑を求める。なければ承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
(3) 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正について、を議題とする。
(子ども課長)
市立児童クラブ設置及び管理に関する条例を一部改正したい。ひとつは、比角児童クラブに
ついて、利用児童数が増加していることから、平成23年度に試行として柏崎市社会福祉協議
会に業務委託し、柏崎市総合福祉センター内にも開設してきた。2箇所設置により、きめ細や
かな対応ができ、保護者からも好評であったことから、比角児童クラブを正式に2箇所とし、
名称及び位置の表記を改正するものである。
もうひとつは、鯖石児童クラブについて、平成24年度から鯖石小学校と南鯖石小学校が統
合することにより余裕教室がなくなり、校内設置が難しくなる。このため過去にも開設した実
績がある旧JA柏崎中鯖石支店に移転するため、位置の表記を改正したいものである。
(山﨑委員長)
質疑を求める。なければ承認してよろしいか。
3
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
次に、(4) 勤労青少年ホーム設置条例の廃止及び学習プラザ設置条例の一部改正について、
を議題とする。
(生涯学習課長)
勤労青少年ホーム設置条例の廃止及び学習プラザ設置条例の一部改正について、平成24年
3月31日をもって、勤労青少年ホームを廃止することから改正したいものである。併せて、
学習プラザ設置条例中、青少年に係る文言を削除したい。
(山﨑委員長)
質疑を求める。
(中村委員)
条例を廃止するということは青少年ホームを廃止するということか。
(生涯学習課長)
青少年ホームを廃止し看板を下ろしたい。なお青少年ホームが行っていたヤングカルチャー、
相談事業などは、公民館事業として継続する予定である。
(山﨑委員長)
他になければ承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
次に、(5) 交流プラザ設置及び管理に関する条例の一部改正についてと、(6) 公民館条例の
一部改正について、を議題とする。
(生涯学習課長)
柏崎市交流プラザ設置及び管理に関する条例及び公民館条例について、一部改正したい。内
容は、平成24年7月の文化会館アルフォーレの開館時期に合わせて、市民プラザの施設使用
の区分を市民の利便性の向上及び施設利用の拡大を図るため、文化会館アルフォーレと同様に
「午前、午後及び夜間」の区分に加え1時間貸しを実施したいものである。
(山﨑委員長)
質疑を求める。
(中村委員)
アルフォーレは広く市民以外からも利用してもらうために、市民の利用と市民以外の利用に
格差をつけていないと思われるが、交流プラザ、公民館はどういう考えか。
(教育部長)
地方自治の概念からすると市民の税金で建設した施設については、市民以外が利用するとき
には割り増しをしなければならない。したがって、アルフォーレについては広域的な利用を促
進するために規定を設けていないが、通常の施設は割り増しの規定が設けられているところで
ある。ただし、市内の体育施設や市民プラザなどは、柏崎市、刈羽村、出雲崎町はかつての広
域事務組合の圏域において、別の協定を結び、利用料金を割り増しせず、同一料金で利用でき
るよう運用している。
(山﨑委員長)
他になければ承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
4
次に、(7) 図書館協議会設置条例の一部改正について、を議題とする。
(図書館長)
柏崎市図書館協議会設置条例の上位法である図書館法が改正され、図書館協議会委員の任命
基準を自治体の条例で定めることとなったため、改正したいものである。なお、当市の協議会
委員の任命基準を文部科学省令で定めた基準とすることで特に支障がないことから、当市独自
の基準とせず、省令で規定した任命基準を踏襲して明記することとし、併せて委員の定員及び
再任規定を整備するものである。
(山﨑委員長)
質疑を求める。なければ承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
次に、(8) 史跡・飯塚邸設置及び管理に関する条例の一部改正について、を議題とする。
(文化振興課長)
今回の条例改正による料金改定であるが、今までは入館料として一般300円という設定の
みでやってきた。しかし、市民から気軽に使ってもらいたいということや、観光資源として団
体から食事会場としても使ってもらいたいということもあり、場所を区切っての占用利用とそ
の料金体系を明らかにしたものである。料金は3施設を対象とし、それぞれ開館日の閉館後の
夜間、休館日の午前、午後、夜間に料金を設定した。あくまで、占用という考え方は休館日の
月曜日、通常休館日の夜間の占用利用を認めるというものである。
(山﨑委員長)
質疑を求める。
(根本委員)
茶室利用となると電気や水道も使うと思うがその使用料も含むのか。
(文化振興課長)
茶室や座敷には電気水道がないので、お勝手を使ってお茶を用意することとなる。したがっ
て別料金とは考えておらず利用料に含むものである。
(中村委員)
門戸を開くのはいいことだが、休館日は何日あるのか
(文化振興課長)
長期は12月1日から3月末が休館でこれは対象外であり、通常は月曜日が休館である。
(中村委員)
とすると年間40日くらいの休館日と開館日の5時30分以降を開放しようということかと
思うが、たとえば茶室などは1団体500円くらいでよいのか。
(文化振興課長)
茶室はせまいこともあり、単独利用は考えらない。おそらく座敷や奥茶室の付属利用となる
と想定されることからこの料金とした。
(中村委員)
休館日の対応は指定管理者の対応とすることか。指定管理者からの割り増し請求はあるのか。
(文化振興課長)
指定管理者が対応。特に割り増しをする必要はなく、契約の範囲内である。
(山﨑委員長)
他になければ承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
5
次に、(9) 奨学金貸付選考委員会規則の一部改正について、を議題とする。
(教育総務課長)
奨学金貸付選考委員会規則のうち委員を委嘱するものの規定から、公募による者を削除した
い。公募委員は、本来、市の各種プランや計画に際し意見を求めることになじむが、奨学金選
考のように個人が奨学金に該当するかどうかの作業にはそぐわないと考える。また、選考資料
には申請者の成績、進路及び世帯の収入など、極めて個人的な情報が多く含まれていることも
あり、個人情報保護の取り扱いも慎重さが求められる。こうしたことから、公募による委員の
選出は行わず、学識経験者のみとしたいものである。
(山﨑委員長)
なければ承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
次に、(10)市立博物館及び市立柏崎ふるさと人物館の臨時開館の承認について、を議題とす
る。
(生涯学習課長)
12月1日から3月31日までは休館となっている博物館とふるさと人物館について、指定
管理者から臨時開館の申し出があったので承認したい。博物館が1月31日(火)、南鯖石小
学校の3・4年生が常設展示を見学後、プラネタリウムを見たいというものと、2月23日
(木)、柏崎小学校の3年生が常設展示を見学したいというものである。ふるさと人物館は、
2月10日(金)、柏崎市刈羽郡学校教育研究会社会科教育研究部が、常設展示を見学後、研究
会を開催したいというものである。
(山﨑委員長)
質疑を求める。
(中村委員)
臨時開館の時は暖房等を全館入れるのか。学習に対応するのはいいことだが、運営上のコス
トはかなりのものと思われる。開館日を指定した上で事前告知し、見学団体を集中させるなど
の工夫をしてはどうか。
(生涯学習課長)
今後の参考としたい。
(中村委員)
臨時開館について契約の中で指定管理者の裁量とすれば教育委員会に諮らないでよいのでは
ないか。
(生涯学習課長)
博物館とふるさと人物館の休館日における臨時開館は、それぞれの設置条例で「教育委員会
の承認を得て開館できる」となっているので、承認が必要である。
(山﨑委員長)
他になければ承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(山﨑委員長)
以上で審議事項を終了する。
‹
午後3時50分
6
閉会
›
以上、会議の概要を記載し、その相違ないことを証するため署名する。
平成24年2月21日
7
委員長
山
﨑
高
美
委
員
根
本
久美子
委
員
増
田
恵
子
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