...

会 議 録 1 会議名 平成24年度第3回上越市文化財調査審議会 2 議題

by user

on
Category: Documents
11

views

Report

Comments

Transcript

会 議 録 1 会議名 平成24年度第3回上越市文化財調査審議会 2 議題
会
議
録
1 会議名
平成24年度第3回上越市文化財調査審議会
2 議題等
(1)報告
天然記念物の樹勢回復事業について
(2)議事
(仮称)厚生産業会館について
(3)その他
3 開催日時
平成25年1月28日(月)午後3時30分から午後5時15分
4 開催場所
上越市埋蔵文化財センター2階
学習室
5 傍聴人の数
なし
6 非公開の理由
なし
7 出席した者(傍聴人を除く)氏名(敬称略)
・委
員:川村委員長、中戸副委員長、秋山委員、浅倉委員、五百川委
員、
上原委員、小島委員、野本委員
・事 務 局:中野教育長、米持文化行政課長、中西副課長、小嶋係長、草
間主任、
新保主任
8 発言の内容(要旨)
○報告:天然記念物の樹勢回復事業について
(新保主任)
・資料をもとに概要説明
・質疑等なし
○議事:(仮称)厚生産業会館について
(川村委員長)
・前回、都市整備部長から(仮称)厚生産業会館について説明をいただき、そ
の内容について質疑も行った。
・上越市文化財調査審議会条例に基づき、上越市文化財調査審議会として(仮
称)厚生産業会館建設について建議する必要があると考えている。別紙案を
たたき台とし、審議会としての意見をまとめたい。
・1として、まず「地下遺構への影響がない」ことが求められる。仮に建物の
跡が確認された場合、当然ながらそれら遺構を破損しないように対応する必
要がある。
・建設予定地とされている高田図書館の南側は、絵図では特に建物等はなく、
堀跡にかかるものと予想される。
・2として、建物の色や形、高さについては法令等での制限もあり配慮される
ものと推測されるが、史跡としての景観について影響がないように求める。
・3として、現状では高田城跡についてのガイダンス施設がないことから、高
田城跡について理解を深める機能を当該施設内に設けることを求める。
・三重櫓には展示、解説もあるが、高田城跡全体さらには城下町も含め高田の
町全体を理解できる機能、施設が必要と考える。
・これはむしろ本町にあるべき施設なのかもしれないし、本町、高田城跡内の
両方にあるべきものなのかもしれない。
・3の「なお」以下では平成 13 年策定の「高田公園基本計画」の見直しについ
ても文化財保護へ配慮した計画とするよう求める。
・この「高田公園基本計画」の概要について事務局からの説明をお願いしたい。
(中西副課長)
・
「高田公園基本計画」の概要としては、例えば、本丸にある上越教育大学附属
中学校を移転し、本丸御殿の復元。芸術文化の拠点とする文化芸術大学の整
備。野球場の場所に音楽ホールの建設。桝形門の復元などの計画の記載があ
る。
・この計画の中で実現したものとしては極楽橋の復元がある。
(川村委員長)
・附属中学校の移転は重要と考えるが、移転先等の課題も多い。
・他の城跡においては公共施設は城跡から外へ移動、建設する流れが主流とな
っている。
(中戸副委員長)
・3の部分で「なお」以下の文章は別項、4とした方が適当ではないか。
(小島委員)
・2について、史跡景観に全く影響がないようにすることは現実的に不可能で
ある。「配慮」を求める程度の表現となるのではないか。
・3についてはぜひ実施していただきたい。
(川村委員長)
・意見をまとめると、2については配慮という文言を追加し、3の「なお」以
下については4として項を改めることとなるか。
(全委員)
・異議なし。
(小島委員)
・建設計画の資料におけるスケールが厳密ではないが、プール跡地での建設計
画では、計画予定地の半分程度は堀にあたるのではないか。さらに堀の内側
は土塁にあたることになるだろう。
・建物が堀、土塁の部分に位置することとなれば地下遺構への影響は少ない。
・高田図書館建設の際は、高田姫の館跡に影響がないよう当初計画を変更し、
建物の位置を南に変更した。
・今までも市の建物を建設する際は、仮に遺構の上に建物が建設することとな
った場合も基礎の構造等を変更することにより、地下遺構を保護するととも
に建設してきた経緯がある。このような対応を踏襲してもらいたい。
(川村委員長)
・
(仮称)厚生産業会館基本構想(案)のパブリックコメント実施状況はどうか。
(米持課長)
・受付期間終了直後で最終的な集計ではないが、人数等を確認している。
(新保主任)
・確定ではないが、担当課からは人数で約 450 人、意見の件数では約 880 件と
聞いている。
(川村委員長)
・教育委員会による調査のスケジュールは。
(中西副課長)
・平成 25 年度の春の予定であるが、国庫補助金との関係もあり 4 月当初の調査
は現実的ではないと考えている。
(川村委員長)
・審議会としては、実際の現地調査を確認することも必要と考える。
(浅倉委員)
・建議書について、4とした文章については「文化財保護に配慮した整備計画
にすること。
」とした表現が適当なのではないか。
(川村委員長)
・そのように修正することで異議ないか。
(全委員)
・異議なし
○その他:文化財防火デーについて
(新保主任)
・今回で第 59 回を数え、市内では放水訓練 7 件、防火査察 48 件を予定してい
る。ただし、降雪にも左右され実施延期等もある。
(川村委員長)
・寺院での実施が多いと思うが、消防署、所有者のほかは地元消防団なども参
加するのか。
(新保主任)
・基本的に各消防署の担当、文化財所有者のほか、13区においては区職員に
も同行をお願いしている。
(川村委員長)
・以上をもって予定していた議事等を全て終了した。ほかに発言等があればお
願いしたい。
(全委員)
・意見等なし
(川村委員長)
・これをもち閉会とさせていただく。
9 問合せ先
文化行政課・文化財係
TEL:025-545-9269(内線 616-1240)
10 その他
別添の会議資料も併せてご覧ください。
Fly UP