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九州農政局要覧

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九州農政局要覧
農林水産省
九州農政局要覧
Kyushu Agriculture Administration Office
九州農政局について
九州農政局は、食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉
の増進、農山漁村及び中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮とい
う農林水産省(林野・水産分野を除く)の任務を達成するため、九州7県(福岡、
佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)の地域における農政(食料・農業・農
村に関する政策)を担当する地方支分部局として設置された国の行政機関です。
九州では、温暖な気候や多様な地勢を活用した園芸・畜産が盛んです。我が国
の基幹品目である水田での稲・麦・大豆のほか、バラエティ豊かな多様な農業の
展開により、全国の1割の耕地面積において、2割の農業産出額をあげており、そ
の仕向けは域内の消費のみならず、関東・関西方面への農産物供給を担う食料供
給基地となっています。
また、我が国が人口減少時代に突入する中、地域内の面積の13% ※ を占める離
島や山間の農村においては、農村の活力の維持・増進、都市の住民や経済との結
びつきを強めていくことが喫緊の課題となっています。
農林水産省では、強い農業を育成する産業政策と、美しく活力ある農村づくり
のための地域政策を車の両輪として政策を推進していますが、九州農政局は、管
内の消費者・生産者の皆様はもとより、各県・市町村や他の国の機関等とも連携
しながら、九州農業の強みの一層の推進と、離島・山間地を含む農村地域の活性
化に取り組んでいます。
※
国 土 地 理 院 「 平成25年全国都道府県市区町村別面積調」 を も と に 九 州 農 政 局 で 計 算 。
九州農政局の沿革
昭和38年
1
全国7カ所に農林省が「地方農政局」を設置。
九州農政局は熊本市内二の丸庁舎に配置。
総務部、農政部、構造改善部、計画部、建設部の5部制。
昭和45年
農林水産統計業務を編入し、統計調査部を新設。統計調査事務所を
農政局の出先機関とする。
昭和47年
構造改善部を廃し、生産流通部を新設。統計調査部を統計情報部、
統計調査事務所を統計情報事務所に改組。
平成13年
中央省庁再編に伴い、内部組織を、総務部、企画調整部、生産経営
部、農村計画部、整備部、統計情報部の6部に再編。
平成15年
食糧庁・食糧事務所を廃し、食糧部を新設。各県に地方農政事務所
を設置。企画調整部と生産経営部を再編し、消費・安全部と生産経営
流通部に改組。統計情報部は、統計部、統計情報事務所は、統計・情
報センターに改組。
平成23年
熊本市二の丸から、同市西区春日の合同庁舎に移転。
組織再編に伴い、総務部、消費・安全部、生産部、経営・事業支援
部、農村計画部、整備部、統計部の7部制に再編。
地方農政事務所と統計・情報センターを統合し地域センターを設置。
平成27年
組織再編に伴い、農村計画部と整備部を統合し農村振興部を設置。
地域センターを見直し、県庁所在地に拠点(支局)を設置。農政局
長直属の地方参事官を配置。
九州農政局 組織図
(2人)
(平成27年10月1日現在)
2
九州農政局の主要な取組
九州の食と農、コミュニティのいまを発信【表彰・広報・食育・統計】
管内の優良な農業・農村活動について、天皇杯等
を授与する農林水産祭表彰事業への推薦や管内各
地で開催されるコンクールの支援をしています。
表彰の様子
毎年、九州食料・農業・農村情勢報告(九州版農業
白書)を取りまとめるほか、農政局ホームページやマ
スコミへの定期的な情報提供を通じて、九州の農
業・農村の現状と課題、施策の実施状況を国民の皆
様にお伝えしています。
冊子「むらネット九州」
「九州食料・農業・農村情勢報告」
「消費者の部屋」などを通じて、身近な食生活に関
する情報や、農林水産省の取組などを消費者に伝
えるとともに、日本型食生活の普及や農林漁業体験
活動により、食育を推進しています。
九州農政局「消費者の部屋」
毎年の農林水産物の生産・流通・消費状況、生産
者の経営収支、農林水産業の構造などを調査し、施
策実施の基礎となる統計データを提供しています。
農林水産統計年報
食肉の輸出、食品産業と農業の連携、障がい者の
農業就労といった時々のテーマについて、関係者の
勉強・交流の場を提供しています。
食と農の交流会
3
消費者に信頼される農産物の供給確保【食品表示・安全管理】
食品表示は、消費者が食品を購入する際に食品の
内容を正しく理解し、適切な商品選択を行うために
重要な情報源です。食品表示が消費者から信頼さ
れ、消費者への的確な情報源となるよう、その適正
化に取り組んでいます。
食品表示のパンフレット
米の産地情報の伝達などを義務づける米トレーサ
ビリティ法や、食糧法及び農産物検査法に基づき、
米穀等の適正で円滑な流通のための監視を行って
います。
米トレーサビリティ制度
牛を個体識別番号で一元管理する牛肉のトレーサ
ビリティや、農場から食卓までの安全管理の徹底を
通じた食品の安全性の向上、家畜や農作物の病気
や害虫のまん延防止による食料の安定供給に取り
組んでいます。
パンフレット
「牛トレーサビリティ法」
4
農業・農村へ付加価値を取り込む【6次産業化・輸出の振興】
農林漁業者が生産と加工・流通(販売)を一体化し
付加価値を高めるなど、6次産業化を目指す農林漁
業者のための相談窓口の設置、事業内容の具体化
に係る助言、事業計画認定及び認定された計画の
進捗状況のフォローアップを行っています。
また、6次産業化を推進するため、ネットワーク活
動交付金等により加工・販売施設等の整備を支援し
ています。
パンフレット「6次産業化」
農林水産物・食品の輸出目標額(1兆円)を達成す
べく、輸出に取り組む事業者向け対策事業により産
地間連携促進等の取組みを支援しています。
また、食品等に係る諸外国への輸出に関する証明
書の発行や情報提供を通じ農林水産物の輸出を支
援しています。
「6次産業化の取組事例集」
「輸出促進ロゴマーク」
5
農業所得の向上と経営基盤の強化【担い手育成、農地集積】
農業所得の向上等を目標として自らの経営を改善
しようとする農業者の計画を認定し支援する認定農
業者制度、農業経営の法人化、集落営農の組織化
を推進しています。
また、米、麦、大豆等の土地利用型農業の経営安
定に資するため、生産農家に対して、交付金を直接
交付する経営所得安定対策により経営を支援してい
ます。
パンフレット
「農業経営支援策活用ガイド」
パンフレット
「経営所得安定対策の概要」
農地の有効利用の継続や農業経営の効率化に取
り組む担い手への農地利用の集積・集約化を進める
ため、農地中間管理事業をはじめとする農地集積・
集約化のための施策を推進しています。
農地集約のイメージ
青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るた
め、就農前の研修期間及び経営が不安定な就農直
後の所得を確保する青年就農給付金、機械や施設
等の補助を行う経営体育成支援事業、施設整備等
に必要な資金を無利子で融資する青年等就農資金
等により新規就農者等の経営を支援しています。
パンフレット
「新規就農支援策活用ガイド」
6
水田・園芸・畜産の生産性向上【水田フル活用、技術・品目別対策、基盤整備】
水田を最大限に有効活用するため、麦、大豆、飼
料用米、米粉用米などの作物を生産する農家に対し
て、交付金を直接交付(水田活用の直接支払交付
金)することにより、地域の特色ある農産物の産地づ
くりを支援しています。
野菜や果樹・花き等の園芸作物や牛、豚、鶏等の
畜産物の高品質・高付加価値化、低コスト化及び食
品流通の合理化等、地域における生産から流通・消
費までの対策を総合的に推進しています。
パンフレット
「新しい多収米品種」
パンフレット
「九州地域のブランド畜産物」
農林水産物の高品質・高付加価値化、生産コスト
の大幅な低減など農業の発展に資すると期待される
新技術について普及・推進しています。
パンフレット
「農業新技術2015」
農地集積の加速化、農業の高付加価値化のため
の農地の大区画化・汎用化や畑地かんがい等の整
備、老朽化した農業水利施設の長寿命化・耐震化対
策等を推進しています。
パンフレット
「九州の農業と基盤整備」
7
農山漁村の活性化【多面的機能・農村振興】
農山漁村の活性化に取り組む農業者、地域住民
等からの相談をワンストップで受ける農山漁村活性
化支援窓口を開設し、林野、水産分野を含めた農山
漁村の活性化に役立つ農林水産省の事業制度の紹
介やその他有効な情報の提供に努めています。
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金、都市農
村共生・対流総合対策交付金の活用による農山漁
村の活性化を推進しています。
パンフレット「農山漁村活性化
プロジェクト支援交付金」
消費者の方々が農業・農村のもつ多面的な役割と、
その恩恵を身近に感じ・気づいていただけるよう、地
域イベントやホームページでの多面的機能や取組事
例の紹介、農産物直売所等でのリーフレット配布等
を通じて情報提供に努めています。
体験学習でのPR
鳥獣被害対策として被害防止活動や侵入防止柵
の設置、新技術の実証、処理加工施設の整備等を
支援しています。
イノシシ対策のワイヤーメッシュ柵
8
農山漁村の活性化【多面的機能・農村振興】
農業者等による組織が取り組む、水路の泥上げ、
農道の砂利補充等の地域資源の基礎的保全活動
等の多面的機能を支える共同活動や地域住民を含
む組織が取り組む、水路、農道等の軽微な補修、植
栽による景観形成等の農村環境の良好な保全と
いった地域資源の質的向上を図る共同活動や、
施設の長寿命化のための活動を支援しています。
パンフレット
「多面的機能支払交付金のあらまし」
中山間地域等において、農業生産条件の不利を補
正することにより、耕作放棄地の発生防止や機械・
農作業の共同化等、農業生産活動を将来に向けて
維持するための活動を支援しています。
パンフレット
「中山間地域等直接支払制度」
9
九州農政局管内の農業
『食料供給基地』九州
○九州では、温暖な気候や変化に富んだ地勢等の条件を活かして多様な農業が展開
九州の農業産出額は1.7兆円で、全国の20%のシェアを占める一大食料供給基地。
部門別では畜産が最大(44%)で、野菜(26%)や工芸農作物(3%)の生産も盛んで食料自
給率も高い。
農業産出額における九州のシェア
資料:農林水産省「平成26年農業産出額」
九州農業の概要
農業産出額の部門別シェア
資料:農林水産省「平成26年農業産出額」
米・麦を中心に、いちごなどの施設野菜や
みかんなどの果樹栽培が盛んな、
「土地利用型タイプ」(福岡県、佐賀県)
土地利用型と畜産型の中間の、
「混在型タイプ」
(長崎県、熊本県、大分県)
肉用牛、豚、ブロイラーを中心とした
畜産及び茶、かんしょなどの栽培が盛んな、
「畜産型タイプ」(宮崎県、鹿児島県)
10
九州各県の農業
県別、部門別農業産出額の構成比及び農業産出額の全国順位
◆全国順位
14位
◆全国順位
25位
◆全国順位
21位
◆全国順位
6位
◆全国順位
23位
◆九州におけるシェア
13%
◆九州におけるシェア
7%
◆九州におけるシェア
9%
◆九州におけるシェア
19%
◆九州におけるシェア
7%
◆主要農畜産物の全国順位
い ち ご
2位
小
麦
2位
な
す
3位
き
く
3位
か
き
3位
◆主要農畜産物の全国順位
たま ねぎ
2位
小
麦
3位
大
豆
4位
み か ん
5位
い ち ご
6位
◆主要農畜産物の全国順位
ばれい しょ
2位
たま ねぎ
4位
い ち ご
5位
き
く
5位
にん じん
5位
◆主要農畜産物の全国順位
ト マ ト
1位
す い か
1位
葉た ばこ
1位
な
す
2位
生
乳
3位
◆主要農畜産物の全国順位
ね
ぎ
4位
ピー マン
6位
き
く
7位
かん しょ
8位
はく さい
8位
◆全国順位
◆全国順位
5位
3位
◆九州におけるシェア
20%
◆九州におけるシェア
25%
◆主要農畜産物の全国順位
ブロイ ラー
1位
きゅ うり
1位
豚
2位
ピー マン
2位
さと いも
2位
◆主要農畜産物の全国順位
肉 用 牛
1位
豚
1位
ブロイ ラー
2位
茶(生 葉)
2位
荒
茶
2位
資料:農林水産省「平成26年生産農業所得統計」
注 :主要農産物の全国順位は、全国の産出額上位50位以内の農産物において、各県が上位のものを計上している。
11
内部組織の業務
地方参事官室
九州管内各県域において、農林水産省の所掌に係る施策を、地域の実情に合わせて推進
します。
企画調整室(TEL:096-300-6002)
九州地域全体の食料・農業・農村の実態を把握し、地域の実態に即した農政が展開され
るよう、九州農政局の各部が行う諸施策の総合的な企画・調整を行います。
また、農業行政に関する施策を時宜に応じ、きめ細かく地域に普及・浸透させるととも
に、地域情勢の中央への反映を図るための会議を開いたり、災害発生時の対応、九州の食
料・農業・農村に関する情勢報告の公表や広報の総合的な連絡調整、報道及びホームペー
ジの運営を担当しています。
総務部(総務課
TEL:096-300-6043)
総務部は、職員の人事管理、給与、福利厚生をはじめ、九州農政局全体の経理、物品・
国有財産の管理など業務の円滑な遂行に必要な仕事を担当しています。
総務課
人事、公文書類の接受・発送・保存、情報の公開・管理、事務の改
善・監査、職員の給与の支給、福祉厚生などの事務及び情報化の推進
や情報システムの整備・管理等の事務を行っています。
会計課
入札・契約事務、歳出・歳入事務、補助金等の経理事務及び物品の
購入・管理、国有財産の管理・営繕等に関する事務を行っています。
消費・安全部(消費生活課TEL:096-300-6116)
消費・安全部は、農場から食卓までの安全管理の徹底を通じた食品の安全性向上、食品
表示の適正化による消費者への的確な情報の伝達・提供、家畜や農作物の病気や害虫のま
ん延防止による食料の安定供給等に関する事務を行っています。
消費生活課
消費者の利益の保護、食品の安全性に関する情報等の収集・提供に
関する事務を行っています。
表示・規格課
食品表示法及びJAS法に基づく食品表示の調査・監視・是正指導
や、流通段階における牛肉のトレーサビリティ等に関する事務を行っ
ています。
流通監視課
米の産地情報の伝達等を義務づける米トレーサビリティ法や、食糧
法及び農産物検査法による米穀等の流通監視に関する事務を行ってい
ます。
安全管理課
農薬、肥料、飼料等生産資材の使用の適正化、家畜伝染病の予防や
まん延防止、農作物の病害虫の発生予察及び防除、生産段階における
牛のトレーサビリティ、自然毒・有害微生物管理等の事務を行ってい
ます。
12
生産部(生産振興課
TEL:096-300-6215)
生産部は、米・麦・豆類・野菜・果実など主要農作物及び畜産物の生産・流通の改善等
に関する指導、米の需給調整、環境保全型農業の推進に関する事務等を行っています。
生産振興課
(経営所得安定
対策チーム)
米・麦・豆類など主要農作物の生産・流通の改善等に関する指導・
助成、米の需給調整、農産物検査に関する事務等を行っています。
(農業経営の改善・安定等の事務を行っています。)
業務管理課
主要食糧の輸入に係る納付金の徴収及び主要食糧の買入れ・保管・
売渡しに関する事務等を行っています。
園芸特産課
野菜、果樹、花き、工芸農作物等の生産・流通の改善等に関する指
導・助成、需給等の調査、野菜価格安定対策等の事務を行っています。
畜産課
畜産の振興、畜産経営の改善、畜産物の流通・消費に関する指導・
助成、畜産環境の保全、草地の整備、飼料の確保等の事務を行ってい
ます。
生産技術環境課
環境保全型農業の推進、地球温暖化対策、技術、研究・普及、農業
機械に関する事務等を行っています。
経営・事業支援部(担い手育成課
TEL:096-300-6318)
経営・事業支援部は、担い手の育成・確保、農山漁村の6次産業化や農商工連携の推進、
食育の推進、食品産業の育成・振興、農地政策の推進、新規就農の促進や女性・高齢者の
活動促進等の事務を行っています。
13
担い手育成課
認定農業者等の担い手の育成・確保、農業経営の改善・安定等の事
務を行っています。
地域食品課
食育の推進、地理的表示・知的財産の保護・活用、地産地消の推進
の事務を行っています。
地域連携課
農山漁村の6次産業化や農商工連携の推進、輸出の促進、輸出証明
書の発行の事務を行っています。
食品企業課
HACCPの普及推進、卸売市場の整備の推進、バイオマス等の利活用
の促進、農山漁村における再エネ発電の促進、食品・容器包装リサイ
クルなどの事務を行っています。
農地政策推進課
農地等の権利移動の調整、農地の利用の集積等農地流動化の推進、
農業委員会等の指導、国有農地等の管理・処分等の事務を行っていま
す。
経営支援課
新規就農の促進や青年農業者の育成、女性の農業経営の参画促進、
農業者の協同組織の発達、各種制度資金の調整、経営体育成支援等の
事務を行っています。
農村振興部(設計課
TEL:096-300-6396)
農村振興部は、土地改良事業等の工事設計・設計審査・指導監督、補助事業等に関する事業
採択・指導・助言・助成・予算の調整、土地改良事業等の用に供する土地等の買収・補償、農
業水利の調整、農業振興地域整備計画の作成指導、農地転用許可、農山漁村の活性化対策、農
業農村整備事業の調査・計画、土地改良区の指導・監督等の事務を行っています。
設計課
土地改良事業等の長期計画、工事の設計やその積算基準等の作成、
資格審査、技術審査、工事検査、事業調整、農業水利の調整の他省庁
との連絡調整等の事務を行っています。
農村計画課
農業振興地域の整備に関する連絡調整、都市計画との農林漁業調整、
農地の転用、耕作放棄地解消の推進、市民農園の整備、都市と農山漁
村による交流促進、農山漁村の活性化対策、土地改良事業等の整備に
関する調査・計画、中山間地域等直接支払制度等の事務を行っていま
す。
土地改良管理課
土地改良区等の指導・監督、土地改良事業の手続・融資・事後評価、
農用地の交換分合・換地等に関する事務を行っています。
農村環境課
土地改良事業に係る土地等開発資源の調査、地質・地下水調査、環
境の保全に関する調査、計画基準の作成、国営土地改良事業地区の営
農に関する指導、農作物への鳥獣被害防止対策などの事務を行ってい
ます。
事業計画課
国が行う土地改良事業地区等の調査・計画作成、県・団体が行う農
地等の整備、農村整備、かんがい排水・防災等に関する事業計画地区
の審査・指導等を行っています。
用地課
国が行う土地改良事業の用に供する土地等の買収・使用やこれに伴
う損失補償、土地改良事業等により造成された施設等の事業実施中に
おける管理・処分の事務を行っています。
水利整備課
国が行うかんがい排水事業の実施、県等が行う農業用用排水施設の
整備等の指導・助言・助成、土地改良財産の管理等の事務を行ってい
ます。
農地整備課
国が行う農地再編整備事業等の実施、県・団体が行う農地整備事業、
農道の整備事業、多面的機能支払交付金等の指導・助言・助成の事務
を行っています。
地域整備課
県・団体が行う農村地域の整備事業、農業集落排水事業、農山漁村
の活性化対策事業等の指導・助言・助成の事務を行っています。
防災課
国が行う総合農地防災事業、海岸事業の実施、地方公共団体などが
行う農地・農業用施設災害復旧事業等に関する事務のほか、県・団体
が行う地すべり対策事業、農地防災事業、海岸事業等の指導・助言・
助成の事務を行っています。また、活動火山対策特別措置法に基づき
県が作成する防災営農施設整備計画への助言及び降灰対策事業の助成
の事務を行っています。
14
統計部(調整課
TEL:096-300-6526)
統計部は、農林水産業の実態を客観的に把握するため、様々な統計の作成に関する事務
を担当しています。また、統計データについて関係機関、農林漁家、一般消費者等の方々
に幅広く提供しています。
調整課
統計に関する事務の調整などの業務を行っています。
統計企画課
統計に関する事務の企画・立案、統計書・分析書の発刊などの事務
を行っています。
経営・構造統計
課
農林漁業経営体の経営、農畜産物の生産費などに関する統計の作成
を行っています。
また、農林漁業センサスや農林水産業の構造に関する統計の作成を
行っています。
生産流通消費統
計課
耕地面積や農林水産物の生産及び農産物被害に関する統計の作成を
行っています。
また、農林水産物の流通・加工、消費などに関する統計の作成を
行っています。
支局・駐在所
各県域において、農林水産省の所掌に係る施策を、地域の実情に合わせ
て推進するとともに、経営所得安定対策等による農業経営の安定や農山漁
村の6次産業化、食の安全と消費者の信頼確保等の業務、政策ニーズに対
応した多種多様な農林水産統計調査、政策に関する情報の提供などを行っ
ています。
事務所・事業所
農業用の水源施設や用排水路の建設、農地の区画整理等の農業生産基盤
の整備、農地海岸施設の整備及び干拓などの事業のうち、広域的な事業等
は国が直接実施しており、各地に国営の事務所や事業所が設置されていま
す。
また、これらの国営事務所や事業所のほかに技術基準の作成、指導・助
言及び技術情報の提供等を行っている土地改良技術事務所と、国営事業に
関しての調査、計画及び管理を行っている土地改良調査管理事務所があり
ます。
15
行政サービス相談窓口一覧表
http://www.maff.go.jp/kyusyu/soumu/soumu/soudanmado/soudanmado.html
相談窓口一覧表
№
窓口の名称
窓口業務の内容
担当・連絡部署
1
行政相談窓口
九州農政局の業務内容、食料・農業・農村・農政全
般に関する相談及び情報の提供、農業情勢資料等
の紹介
担当:企画調整室
(内線4122)
2
農山漁村雇用相談窓口
農林漁業への就業相談及び雇用対策関連事業に
関する情報提供
担当:企画調整室
(内線4036)
3
情報公開
・個人情報保護窓口
九州農政局の保有する行政文書の開示請求受付
及び情報公開制度全般に関する相談、情報の提供
担当:総務部総務課
(内線4024)
4
政府調達相談窓口
政府調達(国、公庫等の物品の調達)に関する相
談及び情報の提供
担当:総務部会計課
(内線4081)
5
官公需相談窓口
官公需(国、公団等の機関が物品の購入やサービ
スの提供を受けたり、工事の発注をすること)に 関
する発注手続等についての相談及び情報の提供
担当:総務部会計課
(内線4080)
6
食育取組窓口
食育情報の受発信及び食育の普及・啓発に伴う支
援・相談窓口
担当:経営・事業支援部
地域食品課
(内線4384)
7
消費者相談窓口
消費者からの農林水産行政、食料、食生活等につ
いての相談窓口
担当:消費・安全部
消費生活課
直通096-211-8582
8
公益通報受付窓口
事業者による法令違反行為について、事業者内部
の労働者からの通報窓口
担当:消費・安全部
消費生活課
直通096-211-8582
9
食品表示110番
食品表示に関する情報提供及び品質事項(原材料
名、原産地、内容量等の表示) に関する問い合わせ
担当:消費・安全部
表示・規格課
直通096-211-9156
10
米穀流通監視相談窓口
米トレーサビリティ制度等、米穀の流通に関する相
談やお問い合わせ及び情報提供
担当:消費・安全部
流通監視課
直通096-211-9353
11
原油価格高騰対策相談
窓口
肥料及び燃油高騰についての農業者等からの相
談や問い合わせの窓口
肥料関係
担当:生産部
燃油関係
(施設園芸省エネ施設のリース導入)
(施設園芸セーフティネット)
(茶セーフティネット、
省エネ型茶加工機械リース導入)
12
経営所得安定対策等に
関する相談窓口
経営所得安定対策を円滑に実施するため、本制度
に関する情報提供、意見等の把握を行う相談窓口
生産技術環境課
(内線4524)
生産技術環境課
(内線4534)
園芸特産課
(内線4469、4473)
園芸特産課
(内線4466、4467)
担当:生産部経営所得
安定対策チーム
(内線4311、4319)
フリーダイヤル
0120-38-3786
16
№
窓口の名称
窓口業務の内容
担当・連絡部署
13
人・農地プラン相談窓口
各地域の「人と農地の問題」の解決に向けた施策
に関する相談
a.人・農地プランの作成・見直しについて
担当:
経営・事業支援部
a.担い手育成課
(内線4317、4374)
b.農地政策推進課
(内線4432、4433)
c.経営支援課
(内線4541、4542)
b.農地集積関係(機構集積協力金)
c.新規就農関係(青年就農給付金)
17
14
商品先物取引相談窓口
農産物(大豆、小豆等)、繭糸等の先物取引に関す
る相談
担当:経営・事業支援部
地域連携課
(内線4364)
15
市場取引110番
大規模小売業者のバイイングパワーに起因する卸
売市場における不適切な取引の通報・相談
担当:経営・事業支援部
食品企業課
(内線4954)
16
6次産業化の推進に関す
る総合相談窓口
農林漁業者をはじめとした6次産業化に取り組む
意向を持つ方々からの相談窓口
担当:経営・事業支援部
地域連携課
(内線4367)
17
農山漁村における再生可
能エネルギー導入に関す
る相談窓口
市町村を始めとする農山漁村再生可能エネルギー
の導入に取り組む意向を持つ方々からの相談窓口
担当:経営・事業支援部
食品企業課
(内線4378)
18
知的財産相談窓口
農林水産業の現場や地域における知的財産に係
る知識の普及・意識啓発の促進、知的財産の活用
等に関する相談
担当:経営・事業支援部
地域食品課
(内線4397)
19
農地制度改革に関する
問い合わせ窓口
農地法等の一部を改正する法律に関する問い合
わせの窓口
担当:経営・事業支援部
農地政策推進課
直通:096-300-6363
:096-300-6368
20
農地転用・農振農用地区
域からの除外に関する相
談・苦情処理窓口
農地転用及び農業振興地域の農用地区域除外に
関する相談・苦情処理
a.農地転用に関する相談
b.農業振興地域の農用地区域の除外に関する相談
担当:農村振興部
農村計画課
a. (内線4625)
b. (内線4622)
21
農山漁村活性化
支援相談窓口
農山漁村の活性化に役立つ農林水産省の事業制
度の紹介やその他情報の提供と相談の窓口
担当:農村振興部
農村計画課
直通096-300-9468
22
耕作放棄地対策に関す
る相談窓口
耕作放棄地解消に向けた取組等に関する相談
担当:農村振興部
農村計画課
(内線4626)
23
公共工事の品質確保の
相談窓口
農業農村整備事業に係る公共工事の品質確保の
相談
担当:農村振興部
設計課
(内線4716)
24
多面的機能支払交付金
相談窓口
地域の共同活動による農用地、水路、農道等の地
域資源の保全活動、地域資源の質的向上を図る活
動や農業用用排水路等の長寿命化のための活動に
関する相談や問合せ
担当:農村振興部
農地整備課
(内線4779・4772)
25
農林水産統計相談窓口
農林水産業、農山漁村、食料の生産・流通・消費
等に関する統計の提供及び相談窓口
担当:統計部
統計企画課
(内線4922)
閲覧窓口一覧表
№
窓口の名称
窓口業務の内容
担当・連絡部署
1
文書閲覧窓口
九州農政局発行の刊行物、統計、その他の
資料の閲覧
担当:総務部総務課
(内線4024)
2
工事契約等閲覧窓口
発注予定情報、入札、契約過程に関する情
報の閲覧
担当:総務部会計課
(内線4080)
3
公共事業箇所付け閲覧窓口
当該年度予算の成立時に公表する「箇所付
け」情報の閲覧
担当:総務部会計課
(内線4071)
4
補助金交付決定概況閲覧窓口
施設整備補助金の交付決定先、交付額等目
録の閲覧
担当:総務部会計課
(内線4083)
5
実績報告書閲覧窓口
各県から報告のあった施設整備補助金の各
補助事業ごとの事業名、交付先の目録の閲覧
担当:総務部会計課
(内線4083)
6
有資格者名簿閲覧窓口
一般競争及び指名競争契約参加資格者名
簿の閲覧
担当:農村振興部
設計課
(内線4719)
7
工事積算基準等閲覧窓口
業者選定(一般競争)
競争参加資格確認申請書を提出した業者
担当:農村振興部
設計課
(内線4727)
業者選定(一般競争)
競争に参加させなかった者、及びその理由、
苦情申し立て
担当:設計課
(内線4727)
業者選定(指名競争)
指名基準、公募型「技術審査基準」、苦情申
し立て
担当:設計課
(内線4727)
工事成績、契約結果(監督員・検査員職員の
任命等の通知)
担当:設計課
(内線4719)
工事監督・検査に関する基準
現場の施工体制の把握のための要領
担当:設計課
(内線4713)
契約結果(工事成績評定の通知)
工事の成績の評定要領等
担当:設計課
(内線4713)
指名停止に掛かる者の名称及び期間並びに
理由
担当:設計課
(内線4719)
指名停止基準(工事請負契約実務便覧に掲
載されている)
担当:設計課
(内線4719)
共同企業体運用基準(工事請負契約実務便
覧に掲載 されている)
担当:設計課
(内線4719)
積算基準(公開部分のみ)
担当:設計課
(内線4725)
18
農林水産省
九州農政局
〒860-8527
熊本市西区春日2丁目10番1号
熊本地方合同庁舎
TEL:096-211-9111(代表)
FAX:096-211-8707(企画調整室)
H P:http://www.maff.go.jp/kyusyu/
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