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ロゴマーク使用申請についてのQ&A
「新潟オリジナルコシヒカリ」ロゴマーク使用申請についてのQ&A 【申請の検討にあたって】 Q 承認基準はどのような要件なのか? A 承認基準は以下のとおりです。 ・ 承認の対象は、「新潟県産コシヒカリBL」であり「トレース可能な米」(※)です。 ※ 「トレース可能」とは、 「生産」から「販売」まで追跡が可能ということで、具体的には、 消費者が販売店に問い合わせた場合にBLであることが明確にできるものを指します。 ・ 使用の対象は、新潟県産コシヒカリBLの「精米袋」及びその「説明資材」 (POP、ポス ター、パンフレット、チラシ、のぼり等)のみです。 ・ 使用者は、「新潟県産コシヒカリBLであることの履歴を確認できるような客観的な資料」 を整備する必要があります。 ・ 整備した資料は3年以上保存する必要があります。 Q A 申請から承認までどれくらいの期間がかかるのか? 一般的に、申請受理後、約2週間程度の処理期間を想定しています。 ただし、申請書及び添付書類に不備等がある場合、それらを全て整えていただいてから、正 式に受理することになります。 【申請方法について】 Q 使用要綱第4条第3項に規定する「新潟県産コシヒカリBLであることの履歴を確認できる ような客観的な資料」とはどのようなものか? A 「新潟オリジナルコシヒカリ」ロゴマークは、 「新潟県産コシヒカリBL」であり「トレース 可能な米」をその使用対象としています。 この要件を満たすには、 ① 仕入時の「新潟県産コシヒカリBL」確認 ② 「発注~仕入~保管~精米~販売」の工程において、特定の販売商品からその原料・仕 入先まで追跡が可能な体制 ③ 保管及び精米時に他の米と混ざらないような管理体制 が必要となります。各要件の説明資料は各事業者の管理体制等によって異なりますが、例 えば、 ①:仕入時の確認資料(証明書や送付状、仕入伝票等) ②:工程全体の説明資料(行程表、フロー図等) 工程の各段階で使用している管理資料(伝票類、台帳等) ③:混米防止体制説明資料(保管・精米マニュアル等) などを申請書に添付してください。 なお、申請書への具体的な申請書記載方法については、別紙「『新潟オリジナルコシヒカリ』 ロゴマーク使用申請書 記載例」を参照してください。 Q A 印刷業者等による代理申請や、複数の事業者が集まったグループ名での申請は可能か? ロゴマーク使用者は、原則として「新潟県産コシヒカリBLを生産又は販売する者」として おり、申請書に記載する申請者(ロゴマーク使用予定者)は、実際にロゴマークを表示して精 米を販売する者であることが必要です。 申請書を代理人が持参するのは可能ですが、代理人が申請者となることはできません。した がって、使用希望者が集まってグループで申請する場合も、各事業者が個別に申請書を作成す ることが必要です。 【承認後の対応について】 Q ロゴマークの使用状況について、記録化や県への定期報告は必要か? A 使用要綱では、定期的な報告は求めておりませんが、第7条第1項で「知事は、…ロゴマー クの使用状況について報告を求めることができる」と規定しており、また、第4条第4項では 「…整備した資料は、3年以上保存しなければならない」こととしております。 このため、ロゴマークの使用状況に関して県から報告を求められたときは速やかに報告でき るよう、ロゴマークの使用に関する資料は3年以上保存する必要があります。 また、必要に応じ、県の職員が使用状況の確認のため、訪問させていただくこともあります ので、ご承知おきください。 Q A 申請時の内容に変更が生じた場合はどうすればよいか? 申請時の内容に変更が生じた場合は、変更承認が必要のため、速やかに変更承認申請を提出 してください。 変更承認が必要な場合は、以下の場合が想定されますが、詳しくはお問い合わせください。 1 申請者に関すること 事業者名、所在地、代表者名の変更 2 使用対象に関すること 使用対象商品及び説明用資材の種類の増減が生じた場合 (同じ商品名でも、内容量が異なる場合は変更が必要です。) 3 履歴確認体制 提出した資料(工程表等)の記載内容に変更が生じた場合 例:今までの卸先を変更する場合 管理システムを変更する場合 (精米機の入替えに伴うマニュアルの変更やコード管理システムの変更等) Q A ロゴマーク使用状況の監視体制はどのようになっているのか? 首都圏に設置する「新潟米モニター」(※1)や、県内に設置する「食品表示ウォッチャー」 (※2)制度の活用などにより、監視を行っていきます。 ロゴマークの使用において、虚偽の申請や報告、不適正な使用等が認められた場合には、使 用承認を取り消すとともに、その使用者名をホームページ等により公表します。 また、JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)などの法律に基づ く対応も検討することになります。 ※1 新潟県産米の信頼確保を図るため、消費者の声を生産に反映する仕組みづくりの一環 として、首都圏で販売されている新潟県産コシヒカリを対象に、品質等の評価と、表示 状況の調査を行うもの。(平成 21 年度委嘱者数:20 名) ※2 消費者の方々から、食品販売店における不適正な食品表示に関する情報提供等を行っ ていただき、このことを通じて食品表示の適正化を図ることを目的に設置するもの。 (平 成 21 年度委嘱者数:100 名) Q 万が一、ロゴマークの使用状況に誤りなどがあった場合、すぐに「承認の取消し」と「使用 者名の公表」が行われるのか? A 要綱第9条に規定しているとおり、 「知事は、虚偽の申請や報告、ロゴマークの不適正な使用 等が認められた場合は、その使用承認を取り消すとともに、その使用者名を公表することがで きる」が、その実施に当たっては、確実な事実の把握が必要であることから、まずは第7条に 規定する使用状況報告を使用者に求めることとなります。 その報告内容の確認を含めて必要な調査を実施し、事実関係を正確に認識した上で、必要な 対応を行うことになります。 【ロゴマークについて】 Q ロゴマークの色彩は自由に変えてもよいか?また、単色表示の場合もカラー1色刷りなど、 白黒以外の表示は可能か? A ロゴマークの色彩は要綱別記で示した表示か、又は単色表示(白黒表示)に限ります。した がって、カラー1色刷りは認められません。 Q A 承認を受けた後、ロゴマークのデータはどのような形で提供されるのか? 承認者に対し、承認書とともにロゴマークの電子データを記録したCD-Rをお渡しします ので、その電子データを使用対象の印刷等にご活用ください。 ただし、偽造防止の観点から、使用者の責任において当該電子データを管理されますよう、 お願いいたします。また、お渡ししたCD-Rは電子データの複写完了後、県にご返却くださ い。 Q A ロゴマーク以外に「新潟オリジナルコシヒカリ」を説明するツールはないか? 精米袋へのロゴマークの表示だけでは、消費者に「新潟オリジナルコシヒカリ」を説明する のが難しい場合も考えられます。その場合には、各使用者において説明資材(POP、ポスタ ー、パンフレット、チラシ、のぼり等)をご用意いただくことになります。 県では、店頭における使用を想定した説明資材の具体例として、別紙のとおり「POP表示 例」デザインを作成しております。このデザインの使用を希望される事業者は、新潟県農林水 産部食品・流通課(担当:販売戦略班)までお問い合わせください。