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今年は小説と経済学の関係についてお話します

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今年は小説と経済学の関係についてお話します
平成 27 年 7 月 10 日
一見ミスマッチ。しかし意外な共通点が!?
今年は小説と経済学の関係についてお話します
第 12 回行動経済学研究センターシンポジウム:8/19(水)18:00~@大阪大学中之島センター
概要
毎年、夏に大阪大学社会経済研究所が開催し、多くの市民の皆様にご参加いただいている行動経済学研究センタ
ーシンポジウムも12 年目を迎えました。このシンポジウムは、従来の経済学とは異なる行動経済学研究の知見を社会
に還元すべく始めたもので、今までに「ダイエット」、「結婚、出産」、「地震」、「医療現場」、「子育て」など、多様なテー
マを行動経済学的な視点から参加者とともに考えてきました。
今回のテーマは『小説の中の経済学』。
フィクションである小説と、現実経済を描写する経済学。全く逆にみえて、両者には意外な共通点があります。
経済学者は小説をどのように読み、小説家は経済学をどのように使っているのか。小説と経済学の関係について
議論します。
多くの皆様にご参加いただきたいと存じますので、積極的なご周知とご取材を宜しくお願いいたします。
日 時: 2015年 8月19日(水) 18:00〜20:00
場 所: 大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
(大阪市北区中之島4丁目3−53)
講 演:
〝モデルはストーリーを求めている〟
猪木 武徳 青山学院大学国際政治経済学部特任教授
一般財団法人アジア太平洋研究所アドバイザー
大阪大学名誉教授
〝行動経済学と小説作法〟
久坂部 羊 小説家、医師
〝経済学で小説を読む〟
大竹 文雄 大阪大学理事・副学長、大阪大学特別教授
大阪大学社会経済研究所教授
主催:大阪大学社会経済研究所
共催:行動経済学会
後援:一般財団法人 アジア太平洋研究所(APIR)
申込方法:社会経済研究所ホームページからお手続きください。
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/iser-rcbe/2014symp.html
定員:196名 (※参加無料 定員になり次第受付終了)
前回の様子
講演者
猪木武徳
久坂部羊
大竹文雄
青山学院大学国際政治経済学部特任教授
一般財団法人アジア太平洋研究所アドバイ
ザー、大阪大学名誉教授、国際日本文化
研究センター名誉教授。
作家、医師
大阪大学理事・副学長、大阪大学特別教授
社会経済研究所教授
【略歴】
大阪大学経済学部教授、同学部長、国際
日本文化研究センター教授、同所長、日本
経済学会会長等を経て、現職。
【専門】労働経済学・経済思想・経済史
【著書等】「経済思想」(1987 年サントリ学芸
賞、同年日経・経済図書文化賞)、「自由と
秩序」(2002 年読売・吉野作造賞)等
【略歴】
大阪府立成人病センターで麻酔科医、神戸
掖済会病院で一般外科医、パプア・ニュー
ギニアなどの在外公館で外務省の医務官と
して勤務後、高齢者を対象とした在宅訪問
診療に従事。
作家としては、20 代から参加している同人
誌「VIKING」での活躍を経て、2003 年「廃用
身」でデビュー。
【著書等】「悪医」(2014 年第 3 回日本医療
小説大賞受賞)等
【略歴】大阪大学経済学部助手、大阪府立
大学講師等を経て、現職。
【専門】労働経済学、行動経済学。
【著書等】「日本の不平等」(2005 年サントリ
ー学芸賞、同年日経・経済図書文化賞)、
「競争と公平感―市場経済の本当のメリッ
ト」、「経済学のセンスを磨く」(2015 年 5 月)
など。2008 年には、日本学士院賞を受賞
NHK Eテレ「オイコノミア」にも出演中
行動経済学とは?
現実の人間の行動を重視して経済分析を行う学問です。伝統的な経済学では、人間が利己的で計算
能力が高いといった「狭い意味の合理的」行動をすることを前提にしていました。しかし、現実には、煙草を
止めたいと思いながら吸い続けている人、痩せたいと思いながら毎日ダイエットを先延ばししている人など
伝統的な経済学で説明できない行動をとっている人が多数います。行動経済学では、心理学、社会学、
神経科学などの成果を取り入れ、現実の人間の行動に基づいて考えようとしています。
過去のシンポジウム一覧
【第1回】
【第2回】
【第3回】
【第4回】
【第5回】
【第6回】
【第7回】
【第8回】
【第9回】
【第 10 回】
【第 11 回】
平成16年8月開催
平成17年8月開催
平成18年8月開催
平成19年8月開催
平成20年8月開催
平成21年8月開催
平成22年8月開催
平成23年8月開催
平成24年8月開催
平成25年8月開催
平成26年8月開催
「人々の心理と経済行動」
「脳科学と経済学の対話」
「経済学は実験できるか」
「ダイエットと経済学」
「自信過剰を経済学する」
「行動経済学不況対策」
「結婚と出産の経済学」
「行動経済学で地震に備える」
「文化と経済」
「医療現場と行動経済学」
「子を育てるー経済学の視点」
本件に関する問い合わせ先
大阪大学社会経済研究所附属行動経済学研究センター
TEL:06-6879-8588 FAX:06-6879-8583 E-mail: [email protected]
2015年8月19日(水)18:00-20:00
大阪大学中之島センター10F 佐治敬三メモリアルホール
『モデルはストーリーを求めている』
猪木 武徳
青山学院大学国際政治経済学部特任教授
一般財団法人アジア太平洋研究所アドバイザー
『 行 動 経 済 学 と 小 説 作 法 』
久坂部 羊
『
経
済
学
大竹 文雄
作家・医師
で
小
説
を
読
む
』
大阪大学 理事・副学長
参加のお申し込みは http://www.iser.osaka-u.ac.jp から(参加無料・先着196名)
お問い合わせ:大阪大学社会経済研究所 附属行動経済学研究センター
TEL:06-6879-8588 FAX: 06-6879-8583
主催:大阪大学社会経済研究所 共催:行動経済学会 後援:一般財団法人 アジア太平洋研究所(APIR)
小説の中の経済学
フィクションである小説、現実経済を描写する経済学。
全く逆のようにみえて、両者には意外な共通点があります。
人間社会の本質をあぶり出すという点です。
経済学者は小説をどのように読み、小説家は経済学をどのように使っているのでしょうか。
小説家と経済学者が、小説と経済学の関係について議論します。
大阪大学社会経済研究所
第12回行動経済学研究センターシンポジウム
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