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都市経営会議 指定管理者制度の更新及び導入施設における

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都市経営会議 指定管理者制度の更新及び導入施設における
都市経営会議
会議名
指定管理者制度の更新及び導入施設における指定管理者の選定等について
総務部
付議部局
平成28年2月2日(火)8:00~9:00
日時
【所管提案】
1
平成 29 年4月に指定管理者の更新時期を迎える施設について、指定管理者の選定方
法、利用料金制の導入の有無及び指定期間について、その方針を決定したい。
2
平成 28 年7月に指定管理者制度を導入する施設について、指定管理者の選定方法、
選定団体、利用料金制の導入の有無及び指定期間について決定したい。
(担当部局の考え方)
指定管理者制度の更新、導入にあたっての基本的な考え方をベースに施設の状況等を
踏まえ、指定管理者の選定等について、次のとおりとしたい。
<指定管理者制度の更新、導入にあたっての基本的な考え方>
・選定は、原則公募により行う。
・利用料金制度については、積極的に導入する。
・指定期間については、原則5年間とする。
1
平成 29 年4月に指定管理者の更新時期を迎える施設
施設名
公募・非公募
利用料金制
指定期間
ふれあいセンター
(16 施設:小島、緑が丘、
戸町、滑石、仁田・佐古、
三川、淵、横尾、ダイヤ
ランド・小ヶ倉、小江原、
桜馬場、山里、西北・岩
屋、橘、江平、上長崎)
非公募
導入しない
5年
銭座地区コミュニティセ
ンター
非公募
導入しない
5年
外海ふるさと
交流センター
非公募
導入済み
5年
公募
導入済み
5年
非公募
導入する
5年
グラバー園
植木センター
2
平成 28 年7月に指定管理者制度を導入する施設
施設名
公募・非公募
利用料金制
指定期間
3年8ヶ月
軍艦島資料館
非公募
導入する
(H28.7.16~
H32.3.31)
【結果】
1
平成 29 年4月に指定管理者の更新時期を迎える施設
・ふれあいセンター(16 施設)及び銭座地区コミュニティセンター
利用料金制は導入に向けて協議を進めることとし、指定管理者の選定方法及び指定
期間は所管提案のとおりとする。
・外海ふるさと交流センター、グラバー園、植木センター
所管提案のとおりとする。
2
平成 28 年7月に指定管理者制度を導入する施設
所管提案のとおりとする。
【意見等】
・ふれあいセンター(16施設)
○
利用料金制度の考え方は、利用料金だけで運営を行えるかどうかで判断するものなの
か。利用料金の活用を任意に決定できるなら、施設の活性化や効用を上げることに利用
料金を使って、運営に係わる経費は委託料として支出することも可能と考える。そうす
ることで、運営主体も一定の資金の確保ができ、運営に対する工夫を行うことで、利用
料金制度のメリットを活かせると思う。収支の差引が赤字になるため、利用料金制度を
導入しないという、狭い考えだけで判断するのか。
⇒
利用料金の考え方は変更していない。利用料金の徴収などの経営上のノウハウが、地
元の運営委員会において熟成していないと考えている。
○
いろんな運営をしてもらうためには、施設の管理運営費は委託料で支払い、収入が予
定より上回った分は、資金として活用してもらえば、地域に人材はいるので運営はでき
ると考える。
⇒
方針を検討するなかで、収支に対する赤字の議論があって、それを理由として挙げて
いるが、指摘されたやり方での運用は可能と考える。
○
指定管理制度導入の目的は、経済的な効果もあるが、市民によりよいサービスをどう
いう手法で適用させるのか考えることも柱である。経済的効果だけでなく、サービスの
向上もめざす必要があると考える。ただし、地元の意欲があるかどうかが重要である。
⇒
いずれは利用料金制度の導入が必要であると、地元と協議しているが、無料の講座が
多いため、現段階で利用料金制度を導入するまでは整理できていない。
○
いずれではなく、利用料金の活用方法について地元へ説明をすることで、手を挙げる
ところもでてくると考える。
⇒
これまでは、ふれあいセンター長と協議しているので、運営委員会とも協議してみた
い。
○
地域自治に向けて、地域が自ら稼ぐ道を示し、地域の人材育成、活性化を図ることも
必要と考える。
⇒
利用料金で収入が上回った分を地域に渡すことで、減免で利用できるサービスが減少
したりするなど、稼ぐ方向に進んでいくことを心配する声もある。
○
地域に渡すという考えは間違っている。市の施設であり、施設の活性化のために使用
するのが利用料金制度であって、稼ぐことは例えであり、地域に貯金してもらうもので
はない。利用料金制度に対する考え方を整理して、地元に説明してほしい。
⇒
地域の理解が得られれば利用料金制度を進めたい。
○
収支の考えにこだわりすぎて、地元の理解が進んでいないのではないのか。考え方を
整理して、地元への説明をやり直していく必要があると考える。ふれあいセンター自体
は地域を活性化するための施設であり、地元が制度を理解すれば断る理由はないと思う。
民間でなく、有利な条件で市民団体を指定することからも、議会等からの反対意見はな
いと考える。指定管理の更新に際しては、見直しの準備が遅いのでもっと早めにする必
要がある。今回方針を決定しても、地元と協議を進め、来年や指定期間中に利用料金制
度の見直しを行うことも可能と考える。
⇒
利用料金制度の導入による条例改正は、6月議会であれば、平成 29 年4月実施に間に
あうと考える。
○
制度の導入にあたっては、事務が変わるので、運営委員会に十分説明する必要がある。
・銭座地区コミュニティセンター
⇒
利用料金制度の導入については、ふれあいセンターと同様に進める。
○
ふれあいセンター及び地区コミュニティセンターの維持管理経費で、直営で執行して
いるものについて、今後のやり方を検討してほしい。検討にあたっては、現在直営にし
ている理由が現在も継続しているのかを確認して、必要な見直しに取組んでほしい。
・外海ふるさと 交流センター
○
レストラン部門は引き続き独立採算を予定しているのか。
⇒
独立採算を予定している。
○
前回、独立採算を行った理由を検証し、引き続き独立採算が妥当かどうかの分析を行
っているのか。
⇒
レストランは赤字であるが、宿泊部門が単年度で黒字のため全体では黒字になってい
る。レストランは法事、同窓会などの利用のために地元要望があって運営している。利
用人数は人口減少に伴い徐々に減ってきているが、レストランが無くなると地元は困る
ことになると考える。
○
レストランが目的外使用許可でなく、公の施設の一部として独立採算制を適用してい
る理由について、指定管理者の指定までに整理を行うこと。
○
現在の宿泊客の客層はどういう状況か。
⇒
ビジネスマンが7割で、3割が観光客か帰省者である。
○
ビジネスマンは一過性の工事などによるものか。
⇒
電源開発事業を長期的に担うビジネスマンになる。
・グラバー園
○
園内に目的外使用許可の施設があるので、原則どおり指定管理者に一体的に管理させ
るのがよいのか、引き続きコンベンション協会に目的外使用許可を継続することが妥当
か検討してほしい。
○
コンベンション協会は、今後、DMOの運営主体として財源の確保が必要になるため、
目的外使用許可で収入を得ることが先進事例になることも考えられる。
⇒
目的外使用許可については、コンベンション協会の財政運営の見直しと併せて整理を
進めたい。
・植木センター
○
活動状況としては講座を開催しているのか。
⇒
昨年は 23 回開催している。
○
講座以外の活動状況はどうか。
⇒
研修室は 60 回程度利用されている。
○
植木センターの設立目的は。
⇒
条例上は、園芸に関する情報及び研修の場を提供し、もつて植木園芸の振興に資する
ためとなっている。
○
利用人数が少ないことから、稼働率を上げる方策が必要であると考える。植木関係だ
けの利用にこだわっているのではないか。
⇒
集会所としての利用もあるが、地理的に不便なところが影響していると考える。
○
施設を廃止することによる影響はあるのか。
⇒
植木の振興に影響があると考える。
○
施設の存続については、設立の目的を果たせているかどうかが重要であると考える。
独自性を出して活用できるようにしてほしい。
○
ふれあいセンターと同様に運営に係わる経費は委託料とし、利用料金制度で施設の効
用を高めるようにしてほしい。
・軍艦島資料館
○
指定を予定している団体の収支状況はどうなっているのか。
⇒
既に指定管理を受けているホテルを、市がリニューアルし、利用客が伸びていること
により黒字が見込めている。また、ホテルの今後の予約も順調であるので大丈夫と考え
ている。
○
経営不振の団体を指定することはできないので、収支は問題ないと考えてよいか。
⇒
心配ないと考えている。
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