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2.4 騒 音
1)工事中
(1)建設機械の稼働
ア)環境保全対策等の遵守状況の把握
①調査項目
評価書に記載されている環境保全対策等のうち、工事中の遵守状況を把握するため、以下の項目
を調査しました。
・防音を兼ねた鋼製フェンスの設置状況
・低騒音工法の導入状況
・低騒音型機械の導入状況
・建設機械の適切な配置に配慮した工事実施状況
・住民からの問合せ及び対応状況
②調査結果
環境保全対策等の遵守状況は、表 2.4-1 に示すとおりです。
表 2.4-1 環境保全対策等の遵守状況
調査項目
調査結果
・防音を兼ね、作業帯民地側に鋼板フェンスを設置し、
・防音を兼ねた鋼製フェンスの設置状況
・低騒音工法の導入状況
・低騒音型機械の導入状況
・建設機械の適切な配置に配慮した工事
実施状況
工事騒音の軽減に努めました。
(P2-7:写真 2.2-1)
・フェンスの内側に防音シートを敷設して、工事騒音
の軽減に努めました。
(P2-8:写真 2.2-2)
・低騒音工法を採用し、工事による騒音発生の抑制に
努めました。
(写真 2.4-1)
・国土交通省指定の低騒音型の機械を使用しました。
(写
真 2.4-2)
・工事の実施にあたっては、周辺の保全対象への騒音
影響に配慮し、建設機械を配置しました。
・近隣住宅との離隔距離を考慮して夜間作業をしない
工事エリアを設定しました。
・夜間工事の騒音について問合せがあり、仮設の防音
シートを張ったフェンスを設置することにより、対
応しました。
・杭工事の施工中に騒音について問合せがあり、工法
を変えてゆっくり施工することにより、騒音を極力
・住民からの問合せ及び対応状況
発生させないよう配慮する対応をしました。
・振動ローラーによる整地作業中に、騒音・振動につ
いて問合せがあり、作業を中止し、今後大きな騒音・
振動が出る場合は事前にお知らせするよう対応しま
した。
・家屋の基礎の撤去工事に伴う騒音と振動の発生につ
いて問合せがあり、極力騒音・振動を発生させない
よう十分注意して施工することにより、対応しまし
た。
- 2-37 -
発電機を防音パネルで囲った使用状況 撮影日 2014/3
クレーンエンジン部を防音シート覆った状況 撮影日 2012/10
橋脚を防音パネルで覆った状況 撮影日 2013/3
クレーンエンジン部を防音シート覆った状況 撮影日 2013/4
防音シートによる騒音低減状況 撮影日 2013/2
防音ハウスによる騒音低減状況 撮影日 2012/10
防音シートによる騒音低減状況 撮影日 2013/8
写真 2.4-1
橋脚を防音パネルで覆った状況 撮影日 2015/3
低騒音工法の導入状況
- 2-38 -
撮影日 2014/1
撮影日 2011/6
撮影日 2013/4
撮影日 2015/3
撮影日 2015/2
撮影日 2013/7
撮影日 2012/10
撮影日 2013/1
写真 2.4-2 建設機械の低騒音型機械の使用状況
- 2-39 -
イ)環境影響の調査
①調査項目
評価書に記載されている環境保全対策等のうち、騒音において、以下の項目を調査しました。
・稼働による騒音レベルの 90%レンジの上端値(LA5)
・建設機械の稼働状況
②調査地点
調査地点は、当該工事現場と近接する敷地境界上とし、調査地点位置図については、表 2.4-2 及
び図 2.4-1 に示すとおりです。
表 2.4-2 建設機械稼働時の騒音の調査地点(選定理由)
調査地点名
No.1 子安台坑口:学園ヤード
No.2 子安台坑口:子安台ヤード
No.3 子安台坑口:滝坂ヤード
No.4 生麦高架橋:PN 本 8
No.5 生麦高架橋:PN 本 13
No.6 生麦高架橋:PN 本 10
No.7 生麦 JCT:PNF10
No.8 生麦 JCT:PNF2
選定理由
橋脚基礎掘削工事の施工範囲を対象に建設機械の稼働位置と近接す
る敷地境界上を調査地点として選定しました。
上部工工事の施工範囲を対象に建設機械の稼働位置と近接する敷地
境界上を調査地点として選定しました
上部工工事の施工範囲を対象に建設機械の稼働位置と近接する敷地
境界上を調査地点として選定しました
コンクリート打設時の騒音を測定するために敷地境界上を調査地点
として選定しました。
ケーソン基礎立坑部の施工範囲を対象に埋戻し工事中の建設機械の
稼働位置と近接する敷地境界上(車両出入口)を調査地点として選
定しました。
橋脚架設工事において、大型クレーン稼動位置と近接する作業ヤー
ド出入口付近の敷地境界上を調査地点として選定しました。
橋脚架設工事において、大型クレーン稼動位置と近接する敷地境界
上を調査地点として選定しました。
橋脚施工部における沈下掘削工事の施工範囲を対象に建設機械の稼
働位置と近接する敷地境界上を調査地点として選定しました。
- 2-40 -
- 2-41 図 2.4-1(1) 建設機械稼働時の騒音・振動の調査地点 全体図
- 2-42 -
No.3
滝坂ヤード
図 2.4-1(2) 建設機械稼働時の騒音・振動の調査地点 詳細図
(No.1 子安台坑口:学園ヤード、No.2 子安台坑口:子安台ヤード、No.3 子安台坑口:滝坂ヤード)
No.2
子安台ヤード
No.1
学園ヤード
(凡例)
● :調査地点
:工事区域
- 2-43 -
図 2.4-1(3) 建設機械稼働時の騒音・振動の調査地点 詳細図(No.4 生麦高架橋:PN 本 8)
No.4:
PN 本 8
- 2-44 -
図 2.4-1(4) 建設機械稼働時の騒音・振動の調査地点 詳細図(No.5 生麦高架橋:PN 本 13)
No.5:PN 本 13
- 2-45 -
No.6:PN 本 10
図 2.4-1(5) 建設機械稼働時の騒音・振動の調査地点 詳細図(No.6 生麦高架橋:PN 本 10)
- 2-46 -
図 2.4-1(6) 建設機械稼働時の騒音・振動の調査地点 詳細図(No.7 生麦 JCT:PNF10)
鋼桁架設位置
鋼桁地組位置
1250t クレーン
No.7:PNF10
- 2-47 至 大黒
図 2.4-1(7) 建設機械稼働時の騒音・振動の調査地点 詳細図(No.8 生麦 JCT:PNF2)
No.8:PNF2
③調査時期
建設機械の稼働に係る騒音の調査時期は、工種毎に建設機械の稼働が最大となる時点において、
代表的な1日としました。調査期間の詳細を表 2.4-3 に示します。
表 2.4-3
調査地点
騒音の調査時期
調査事項
工種
No.1 子安台坑口:学園ヤード
建設作業騒音
下部工事
No.2 子安台坑口:子安台ヤード
建設作業騒音
上部工事
No.3 子安台坑口:滝坂ヤード
建設作業騒音
上部工事
No.4 生麦高架橋:PN 本 8
建設作業騒音
躯体工事
No.5 生麦高架橋:PN 本 13
建設作業騒音
ケーソン工事
No.6 生麦高架橋:PN 本 10
建設作業騒音
架設工事
No.7 生麦 JCT:PNF10
建設作業騒音
架設工事
No.8 生麦 JCT:PNF2
建設作業騒音
沈下掘削工事
調査日時
平成 25 年 9 月 2 日(月)10:00
~9 月 3 日(火)10:00
平成 25 年 12 月 18 日(水)12:00
~12 月 19 日(木)12:00
平成 24 年 9 月 13 日(木)8:00
~9 月 14 日(金)8:00
平成 24 年 4 月 26 日(木)10:00
~4 月 27 日(金)10:00
平成 25 年 3 月 13 日(水)7:00
~3 月 13 日(水)19:00
平成 26 年 8 月 24 日(日)6:00
~8 月 25 日(月)6:00
平成 26 年 5 月 30 日(金)20:00
~5 月 31 日(土)8:00
④調査方法
建設機械の稼働による騒音レベルの 90%レンジの上端値(LA5)は、
「特定建設作業に伴って発生
する騒音の規制に関する基準」
(昭和 43 年 11 月 27 日厚生省・建設省告示第 1 号、最終改定平成
12 年 3 月 28 日環境庁告示 16 号)に定められた調査方法(JIS Z 8731)に基づき実施しました。
また、建設機械の稼働状況は、工事計画、関連資料の収集・整理及び現地踏査による確認により
行いました。
- 2-48 -
⑤調査結果
A.建設機械の稼働状況
建設機械の稼働状況を表 2.4-4 及び図 2.4-2 に示します。
a) No.1 子安台坑口:学園ヤード【下部工】
表 2.4-4(1) 建設機械の稼働状況
調査実施日
調査地点
掘削土砂積上げ
平成 25 年
9 月 2 日(月)
No.1
学園ヤード
建設機械の稼働状況
車 種
稼働台数
工事内容
土砂積込み
土砂積込み
25tラフタークレーン
0.25
バックホウ
10tダンプトラック
1台
1台
1台
調査地点
図 2.4-2(1) 下部工における建設機械の稼働状況
- 2-49 -
b) No.2 子安台坑口:子安台ヤード、No.3 子安台坑口:滝坂ヤード【上部工】
表 2.4-4(2) 建設機械の稼働状況
調査実施日
調査地点
平成 25 年
12 月 18 日(水)
No.2 子安台ヤード
No.3 滝坂ヤード
建設機械の稼働状況
車 種
稼働台数
工事内容
吊り上げ・移動
200t
クローラークレーン
調査地点 No.2
調査地点 No.3
図 2.4-2(2) 上部工における建設機械の稼働状況
- 2-50 -
2台
c) No.4 生麦高架橋:PN 本 8【躯体工事】
表 2.4-4(3) 建設機械の稼働状況
調査実施日
調査地点
工事内容
平成 24 年
9 月 13 日(木)
No.4
PN 本 8
コンクリート打設
建設機械の稼働状況
車 種
稼働台数
8t ポンプ車
1台
生コン車
2台
調査地点
生コン車
図 2.4-2(3) 躯体工事における建設機械の稼働状況
- 2-51 -
d) No.5 生麦高架橋:PN 本 13【ケーソン工事】
表 2.4-4(4) 建設機械の稼働状況
調査実施日
平成 24 年
4 月 26 日(木)
調査地点
工事内容
No.5
PN 本 13
砕石のホッパー投入
ケーソン沈下掘削
残土ホッパー移動
鉄筋加工資材揚重
砕石積込み
建設機械の稼働状況
車 種
稼働台数
クローラークレーン①
1台
クローラークレーン②
1台
クローラークレーン③
1台
ラフタークレーン④
1台
バックホー⑤
1台
凡例
①②③ クローラークレーン
④ ラフタークレーン
至 国道15号
⑤ バックホー
線
浜
横
師
大
・
京
東
調査地点
調査地点
路
道
業
産
(
ラフタークレーン
(ケーソン躯体構築用)
AK1
P2
PN本11
④
クローラクレーン70t
(ケーソン掘削用)
P1
PK1
PN本13
クローラクレーン70t
コン
(ケーソン掘削用)
プ
ハ ウレ ッ サ
ス
②
ラフタークレーン
(ケーソン躯体構築用)
⑤
0
50
23
PN本9
PN本12
)
PN本10
バックホー
(砕石積込み用)
PN本14
③
PNBD1
50
23
①
0
残土仮置きヤード
1
P3
0
P3
至 大黒
9
P2
ラフタークレーン
(ケーソン躯体構築用)
横
横
58
-3
-3
60
横
6'
横
P2
- 2-52 -
62
-3
図 2.4-2(4) ケーソン工事における建設機械の稼働状況
61
-3
4
P2
3
P2
59
-3
横
横
6
P2
5
P2
57
-3
8
P2
7
P2
e) No.6 生麦高架橋:PN 本 10【架設工】
表 2.4-4(5) 建設機械の稼働状況
調査実施日
調査地点
工事内容
平成 23 年
3 月 13 日(水)
No.6
PN 本 10
重機の吊り上げ・架設
部材搬入取り卸し
建設機械の稼働状況
車 種
稼働台数
360t大型クレーン
1台
トレーラー
3台
調査地点
図 2.4-2(5) 架設工における建設機械の稼働状況
- 2-53 -
f) No.7 生麦 JCT:PNF10【架設工】
表 2.4-4(6) 建設機械の稼働状況
調査実施日
調査地点
工事内容
平成 26 年
8 月 24 日(日)
No.7
PNF10
鋼桁の吊り上げ・架設
鋼桁の移動
建設機械の稼働状況
車 種
稼働台数
1250t吊りクロー
1台
ラクレーン
移動多軸台車
1台
調査地点
鋼桁地組位置
1250t クレーン
多軸移動台車
鋼桁架設位置
図 2.4-2(6) 架設工における建設機械の稼働状況
- 2-54 -
g) No.8 生麦 JCT:PNF2【沈下掘削工事】
表 2.4-4(7) 建設機械の稼働状況
調査実施日
調査地点
工事内容
平成 26 年
5 月 30 日(木)
~31 日(金)
No.8
PNF2
沈下掘削工(排土作業)
①ラフタークレーン
②ダンプトラック
調査地点
5000
PNF2
建設機械の稼働状況
車 種
稼働台数
図 2.4-2(7) 沈下掘削工事における建設機械の稼働状況
- 2-55 -
1台
2台
B.稼働による騒音レベルの 90%レンジの上端値(LA5)
掘進工事における調査結果を表 2.4-5 に示します。
作業中の騒音レベル(LA5)は全時間を通して環境保全目標である規制基準(85dB)を下回っ
ており、環境保全目標を遵守しています。
a) No.1 子安台坑口:学園ヤード【下部工】
表 2.4-5(1) 騒音レベルの調査結果
調査期間:平成 25 年 9 月 2 日(月)10:00~3 日(火)10:00
騒音レベルの調査結果
工事中の
停止中の
工事中の
工種
平均値
環境騒音
調査地点
最大値
(LA5)
(LAeq)
(LA5)
No.1
70
67
49
下部工事
学園ヤード
単位:dB
基準値との比較
基準値
適否
85
○
注1:LA5 とは、時間率騒音レベルの 90%レンジの上端値。
注2:LAeq とは、等価騒音レベル。
注3:LA5 の平均値は算術平均、LAeq はエネルギー平均で算出。
表 2.4-5(2) 騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:平成 25 年 9 月 2 日(月)10:00~3 日(火)10:00
調査時間
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
22:00
23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
対象工事の
有無
有:○
無:-
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
-
-
-
-
-
○
○
○
○
○
単位:dB
騒音レベルの調査結果
LA5
68
70
70
70
70
69
70
70
69
68
67
68
67
51
52
50
51
51
55
54
69
68
68
68
- 2-56 -
LA50
64
65
64
65
65
66
65
65
59
61
61
61
60
45
47
47
48
48
51
51
65
65
65
64
LA95
63
63
63
63
63
64
64
58
52
52
58
58
50
44
45
45
46
46
48
50
58
64
64
57
LAeq
65
67
66
66
66
66
66
66
64
63
63
64
62
47
48
47
48
48
51
52
66
66
66
65
b) No.2 子安台坑口:子安台ヤード【上部工】
表 2.4-5(3) 騒音レベルの調査結果
調査期間:平成 25 年 12 月 18 日(水)12:00 ~19 日(木)12:00
騒音レベルの調査結果
工事中の 停止中の
工種
工事中の
環境騒音
平均値
調査地点
最大値(LA5)
(LAeq)
(LA5)
No.2
62
51
51
上部工事
子安台ヤード
単位:dB
基準値との比較
基準値
適否
85
○
注1:LA5 とは、時間率騒音レベルの 90%レンジの上端値。
注2:LAeq とは、等価騒音レベル。
注3:LA5 の平均値は算術平均、LAeq はエネルギー平均で算出。
表 2.4-5(4) 騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:平成 25 年 12 月 18 日(水)12:00~19 日(木)12:00
調査時間
対象工事の
有無
有:○
無:-
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
22:00
23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
10:00
11:00
○
○
○
○
○
○
○
-
-
-
-
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
単位:dB
騒音レベルの調査結果
LA5
49
60
62
58
61
49
48
50
49
57
54
55
49
48
47
46
45
47
48
48
50
50
55
48
- 2-57 -
LA50
42
52
53
47
51
46
45
46
45
54
51
52
47
45
44
43
42
43
45
45
46
46
48
44
LA95
39
46
48
40
47
43
42
43
44
47
47
49
45
44
42
42
40
40
43
43
43
43
42
42
LAeq
46
55
57
52
56
47
45
47
46
54
51
52
47
46
44
44
42
43
45
46
47
47
51
45
c) No.3 子安台坑口:滝坂ヤード【上部工】
表 2.4-5(5) 騒音レベルの調査結果
調査期間:平成 25 年 12 月 18 日(水)12:00 ~19 日(木)12:00
騒音レベルの調査結果
工事中の 停止中の
工種
工事中の
環境騒音
平均値
調査地点
最大値(LA5)
(LAeq)
(LA5)
No.3
67
61
57
上部工事
滝坂ヤード
単位:dB
基準値との比較
基準値
適否
85
○
注1:LA5 とは、時間率騒音レベルの 90%レンジの上端値。
注2:LAeq とは、等価騒音レベル。
注3:LA5 の平均値は算術平均、LAeq はエネルギー平均で算出。
表 2.4-(6) 騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:平成 25 年 12 月 18 日(水)12:00~19 日(木)12:00
調査時間
対象工事の
有無
有:○
無:-
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
22:00
23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
10:00
11:00
○
○
○
○
○
○
○
-
-
-
-
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
単位:dB
騒音レベルの調査結果
LA5
59
66
66
66
61
63
61
64
60
60
61
59
66
67
67
66
50
52
60
58
61
59
59
60
- 2-58 -
LA50
55
65
59
59
56
58
57
56
52
57
55
55
65
66
66
65
47
49
56
53
56
53
58
56
LA95
49
64
52
51
50
54
55
51
48
54
49
51
65
65
65
49
45
45
49
49
53
50
54
51
LAeq
55
65
63
63
57
59
58
59
54
57
57
57
65
66
66
65
48
49
56
54
57
54
57
57
d) No.4 生麦高架橋:PN 本 8【躯体工事】
表 2.4-5(7) 騒音レベルの調査結果
調査期間:平成 24 年 9 月 13 日(木)8:00~14(金)8:00
騒音レベルの調査結果
工種
躯体工事
単位:dB
基準値との比較
調査地点
工事中の
最大値(LA5)
工事中の
平均値(LA5)
停止中の
環境騒音
(LAeq)
基準値
適否
No.4
PN 本 8
72
70
63
85
○
注1:LA5 とは、時間率騒音レベルの 90%レンジの上端値。
注2:LAeq とは、等価騒音レベル。
注3:LA5 の平均値は算術平均、LAeq はエネルギー平均で算出。
表 2.4-5(8) 騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:平成 24 年 9 月 13 日(木)8:00~14(金)8:00
調査時間
対象工事の
有無
有:○
無:-
8:00
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
22:00
23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
6:00
7:00
○
○
○
○
-
○
○
○
○
○
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
単位:dB
騒音レベルの調査結果
LA5
70
70
71
70
70
70
71
69
70
72
71
71
70
69
67
63
61
61
62
63
66
69
70
72
- 2-59 -
LA50
58
59
59
59
57
59
59
61
61
60
60
58
57
56
54
53
52
51
51
52
54
57
57
57
LA95
54
55
54
55
52
55
55
56
56
54
53
50
49
49
47
48
47
47
46
46
47
49
50
51
LAeq
65
65
66
65
64
64
66
65
66
66
66
64
64
63
63
60
60
60
60
61
62
64
65
66
e) No.5 生麦高架橋:PN 本 13【ケーソン工事】
表 2.4-5(9) 騒音レベルの調査結果
調査期間:平成 24 年 4 月 26 日(木)10:00~27(金)10:00
騒音レベルの調査結果
工種
単位:dB
基準値との比較
調査地点
工事中の
最大値(LA5)
工事中の
平均値(LA5)
停止中の
環境騒音
(LAeq)
基準値
適否
No.5
PN 本 13
80
77
72
85
○
ケーソン工事
注1:LA5 とは、時間率騒音レベルの 90%レンジの上端値。
注2:LAeq とは、等価騒音レベル。
注3:LA5 の平均値は算術平均、LAeq はエネルギー平均で算出。
表 2.4-5(10) 騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:平成 24 年 4 月 26 日(木)10:00~27(金)10:00
調査時間
対象工事の
有無
有:○
無:-
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
22:00
23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
○
○
-
○
○
○
○
○
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
○
○
単位:dB
騒音レベルの調査結果
LA5
78
77
76
76
77
77
77
75
75
76
76
76
75
77
77
77
77
80
80
81
80
79
79
80
- 2-60 -
LA50
70
70
69
70
71
70
70
69
68
68
68
66
62
62
62
61
62
62
66
70
72
71
72
73
LA95
62
62
62
64
62
63
63
63
62
62
61
58
56
56
57
57
57
56
59
61
65
65
64
64
LAeq
73
72
71
72
73
72
72
71
70
71
71
70
69
70
71
70
71
73
74
75
75
73
74
75
f) No.6 生麦高架橋:PN 本 10【架設工】
表 2.4-5(11) 騒音レベルの調査結果
調査期間:平成 23 年 3 月 13 日(水)7:00~19:00
騒音レベルの調査結果
工種
架設工
単位:dB
基準値との比較
調査地点
工事中の
最大値(LA5)
工事中の
平均値(LA5)
停止中の
環境騒音
(LAeq)
基準値
適否
No.6
PN 本 10
77
74
56
85
○
注1:LA5 とは、時間率騒音レベルの 90%レンジの上端値。
注2:LAeq とは、等価騒音レベル。
注3:LA5 の平均値は算術平均、LAeq はエネルギー平均で算出。
表 2.4-5(12) 騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:平成 23 年 3 月 13 日(水)7:00~19:00
調査時間
対象工事の
有無
有:○
無:-
7:00
8:00
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
-
○
○
○
○
-
○
○
○
○
○
-
単位:dB
騒音レベルの調査結果
LA5
58
75
77
75
75
65
74
75
72
75
66
61
- 2-61 -
LA50
51
65
71
66
70
59
70
70
66
70
60
57
LA95
49
57
67
57
63
53
65
63
55
65
55
51
LAeq
51
65
71
65
69
58
69
69
64
70
60
56
g) No.7 生麦 JCT:PNF10【架設工】
表 2.4-5(13) 騒音レベルの調査結果
調査期間:平成 26 年 8 月 24 日(日)6:00~25 日(月)6:00
騒音レベルの調査結果
工種
単位:dB
基準値との比較
調査地点
工事中の
最大値(LA5)
工事中の
平均値(LA5)
停止中の
環境騒音
(LAeq)
基準値
適否
No.7
PNF10
78
74
-
85
○
架設工
注1:LA5 とは、時間率騒音レベルの 90%レンジの上端値。
注2:LAeq とは、等価騒音レベル。
注3:LA5 の平均値は算術平均、LAeq はエネルギー平均で算出。
注4:機械が 24 時間稼働していたため、停止中の環境騒音結果はありません。
表 2.4-5(14) 騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:平成 26 年 8 月 24 日(日)6:00~25 日(月)6:00
調査時間
対象工事の
有無
有:○
無:-
6:00
7:00
8:00
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
22:00
23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
単位:dB
騒音レベルの調査結果
LA5
74
74
74
73
74
74
72
73
74
74
74
74
74
74
74
73
74
75
74
75
74
76
77
78
- 2-62 -
LA50
60
62
65
65
67
64
63
65
63
64
63
65
63
63
65
64
63
59
56
59
58
60
64
67
LA95
52
54
56
58
58
57
56
59
55
55
55
56
54
54
63
63
50
49
48
47
50
48
55
56
LAeq
68
68
69
69
69
68
67
68
68
68
68
71
68
67
69
68
68
68
68
68
67
69
71
72
h) No.8 生麦 JCT:PNF2【沈下掘削工事】
表 2.4-5(15) 騒音レベルの調査結果
調査期間:平成 26 年 5 月 30 日(金)20:00~31 日(土)8:00
騒音レベルの調査結果
工種
沈下掘削工事
単位:dB
基準値との比較
調査地点
工事中の
最大値(LA5)
工事中の
平均値(LA5)
停止中の
環境騒音
(LAeq)
基準値
適否
No.8
PNF2
81
79
74
85
○
注1:LA5 とは、時間率騒音レベルの 90%レンジの上端値。
注2:LAeq とは、等価騒音レベル。
注3:LA5 の平均値は算術平均、LAeq はエネルギー平均で算出。
表 2.4-5(16) 騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:平成 26 年 5 月 30 日(金)20:00~31 日(土)8:00
調査時間
対象工事の
有無
有:○
無:-
20:00
21:00
22:00
23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
6:00
7:00
-
○
○
○
○
-
○
○
○
○
-
-
単位:dB
騒音レベルの調査結果
LA5
78
79
81
81
78
79
81
79
78
78
77
79
- 2-63 -
LA50
78
75
75
75
75
79
75
75
78
78
77
79
LA95
71
72
72
71
72
71
71
72
71
72
71
71
LAeq
75
75
76
75
75
75
75
75
74
74
73
74
(2)工事用車両の走行
ア)環境保全対策等の遵守状況の把握
①調査項目
評価書に記載されている環境保全対策等のうち、工事中の遵守状況を把握するため、以下の項目
を調査しました。
・工事工程の平準化によるピーク時発生車両台数の抑制状況
・搬出入計画及び効率的な運行計画の実施状況
・低騒音舗装を含めた騒音低減対策の総合的な検討状況
・住民からの問合せ及び対応状況
②調査結果
環境保全対策等の遵守状況は、表 2.4-6 に示すとおりです。
表 2.4-6 環境保全対策等の遵守状況
調査項目
調査結果
・工事工程の平準化によるピーク時発生
車両台数の抑制状況
・施工計画において工事用車両の搬出入計画を検討し、ピ
ーク時発生車両台数を抑制することで車両台数の平準化
・搬出入計画及び効率的な運行計画の
実施状況
を図り、大気質、騒音、振動の周辺環境への影響の低減
に努めました。
・施工計画において工事用車両の搬出入計画を検討し、昼
夜を通して工事工程の平準化を図りました。
・低騒音舗装を含めた騒音低減対策の
総合的な検討状況
・住民からの問合せ及び対応状況
・住民からの問合せは、ありませんでした。
- 2-64 -
イ)環境影響の調査
①調査項目
評価書に記載されている環境保全対策等のうち、工事中の状況を把握するため、以下の項目を調
査しました。
・ 車両走行による等価騒音レベル(LAeq)
・ 対象事業以外のその他の等価騒音レベル(LAeq)
・ 交通量(一般車両+工事用車両)及び工事用車両の走行状況
②調査地点
調査地点は、騒音調査及び交通量調査ともに表 2.4-7 及び図 2.4-3 に示すとおりとしました。ま
た、騒音の測定高さは、官民境界の地上 1.2mとしました。
表 2.4-7 騒音調査及び交通量調査地点
地点名
鶴見区生麦三丁目
対象路線名
県道 6 号
- 2-65 -
- 2-66 図 2.4-3(1) 騒音・振動・交通量調査地点位置図 全体図
- 2-67 -
図 2.4-3(2) 騒音・振動・交通量調査地点位置図 詳細図(鶴見区生麦三丁目)
鶴見区生麦三丁目
③調査時期
騒音の調査時期は、工事前と工事中(工事車両の出入りが最大となる日)の代表的な1日(24 時
間)としました。調査時期は、表 2.4-8 に示すとおりです。
表 2.4-8 騒音調査及び交通量の調査時期
調査地点
鶴見区
生麦三丁目
調査事項
道路交通騒音
区分
調査日時
工事前
平成 23 年 11 月 28 日(月)11 時~29 日(火)11 時
工事中
平成 25 年 12 月 11 日(水)8 時 ~12 日(木) 8 時
④調査方法
等価騒音レベル(LAeq)については、
「騒音に係る環境基準について」(平成 10 年環境庁告示第 64
号、最終改正平成 24 年 3 月 30 日環境庁告示第 54 号)に定められた調査方法(JIS Z 8731)に基づ
き実施しました。なお、対象とする発生源以外の影響(緊急車両等)については、その影響を除外
し調査しました。
発生源状況を把握するための交通量調査については、対象道路の断面日交通量を調査しました。
また、工事用車両の走行ルート及び台数は、工事計画、関連資料の収集・整理及び現地踏査によ
る確認により行うこととしました。
- 2-68 -
⑤調査結果
A.車両走行による等価騒音レベル(LAeq)、対象事業以外のその他の等価騒音レベル(LAeq)
車両走行による等価騒音レベル(LAeq)の調査結果は、表 2.4-9 に示すとおり、工事車両により周
辺環境への大きな影響は及ぼしておらず、環境保全目標である「騒音の現況に著しい影響を及ぼさ
ないこと」を遵守しています。
a) 鶴見区生麦三丁目
表 2.4-9(1) 騒音調査結果
調査期間:工事前・平成 23 年 11 月 28 日(月)11 時~29 日(火)11 時
工事中・平成 25 年 12 月 11 日(水)8 時~12 日(木)8 時
単位:dB
調査結果
要請限度
環境基準
昼間
夜間
昼間
夜間
昼間 夜間
適否
基準値
適否
基準値
基準値
基準値
工事前
71
69
○
75
○
70
70
65
工事中
71
70
○
75
○
70
70
65
注 1)表中の値は、等価騒音レベル(LAeq)です。
注 2)時間区分 昼間:6 時~22 時、夜間 22 時~6 時
注 3)LA5 の平均値は算術平均、LAeq の平均値はエネルギー平均で算出
注 4)環境基準:
「騒音に係る環境基準について」
(平成 10 年 9 月 30 日 環境庁告示第 64 号、最終改正平成
24 年 3 月 30 日環境庁告示第 54 号)
注5)要請限度:
「騒音規制法第17条第1項の規定に基づく指定地域内における自動車騒音の限度を定める省令」
(平成12年3月2日 総理府令第15号、最終改正平成23年11月30日 環境省令第32号)
表 2.4-9(2) 道路交通騒音レベルの調査結果詳細
調査期間:工事前・平成 23 年 11 月 28 日(月)11 時~29 日(火)11 時
工事中・平成 25 年 12 月 11 日(水)8 時~12 日(木)8 時
等価騒音レベル(LAeq)
時間区分
時間
工事前
工事中
測定値
平均値
測定値
平均値
6:00~6:10
72
71
7:00~7:10
71
73
8:00~8:10
71
72
9:00~9:10
72
72
10:00~10:10
73
71
11:00~11:10
72
69
12:00~12:10
71
70
13:00~13:10
71
71
昼間
71
71
14:00~14:10
71
72
15:00~15:10
71
71
16:00~16:10
72
73
17:00~17:10
71
71
18:00~18:10
71
70
19:00~19:10
70
71
20:00~20:10
71
68
21:00~21:10
70
70
22:00~22:10
67
68
23:00~23:10
67
70
0:00~0:10
67
70
1:00~1:10
67
70
夜間
69
70
2:00~2:10
69
69
3:00~3:10
69
70
4:00~4:10
70
70
5:00~5:10
72
71
注)時間区分 昼間:6 時~22 時、夜間 22 時~6 時
- 2-69 -
単位:dB
要請限度
環境基準
75
70
70
65
B.交通量(一般車両+工事用車両)及び工事用車両の走行状況
交通量の調査結果を表 2.4-10 及び図 2.4-4 に示します。工事中(工事用車両の出入りが最大とな
る日)の交通状況は、工事前と比較し、24 時間交通量及び大型混入率ともほとんど変化は見られま
せんでした。
a) 鶴見区生麦三丁目
表 2.4-10 交通量測定結果
調査期間:工事前・平成 23 年 11 月 28 日(月)11 時~29 日(火)11 時
工事中・平成 25 年 12 月 11 日(水)8 時~12 日(木)8 時
工事前
一般車両交通量(台/時) 大型車
混入率
大型
小型
合計
(%)
車類
車類
408
660
1068
38.2
342
678
1020
33.5
342
750
1092
31.3
690
552
1242
55.6
648
564
1212
53.5
516
762
1278
40.4
630
708
1338
47.1
372
756
1128
33.0
510
750
1260
40.5
582
744
1326
43.9
498
756
1254
39.7
318
1074
1392
22.8
294
906
1200
24.5
300
840
1140
26.3
192
762
954
20.1
228
534
762
29.9
174
312
486
35.8
156
234
390
40.0
162
174
336
48.2
186
126
312
59.6
180
150
330
54.5
276
114
390
70.8
348
168
516
67.4
348
222
570
61.1
時間帯
6:00
7:00
8:00
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
22:00
23:00
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
工事中(一般車両+工事用車両)
一般車両交通量(台/時) 大型車 工事用車両
交通量
混入率
大型
小型
合計
(%) (台/時)
車類
車類
414
348
444
474
516
462
432
306
534
474
390
294
336
204
264
234
96
144
138
210
228
192
246
396
522
900
672
690
678
546
690
666
750
762
870
942
984
864
678
540
372
270
192
174
108
114
150
246
936
1248
1116
1164
1194
1008
1122
972
1284
1236
1260
1236
1320
1068
942
774
468
414
330
384
336
306
396
642
44.2
27.9
39.8
40.7
43.2
45.8
38.5
31.5
41.6
38.3
31.0
23.8
25.5
19.1
28.0
30.2
20.5
34.8
41.8
54.7
67.9
62.7
62.1
61.7
工事用車
両の割合
(%)
4
9
6
5
2
6
4
8
5
1
-
0.4
0.8
0.5
0.5
0.2
0.6
0.3
0.6
0.4
0.1
-
日合計
8700
13296 21996
39.6
7776
13380 21156
36.8
50
0.2
注)一般車両交通量の値は、10 分間測定値を 6 倍して、1 時間あたりの交通量を用いた。また、工事用車両交通量
は、1 時間測定値の交通量を用いた。
24時間交通量
(台/時)
2,000
大型車混入率
(%)
100.0
工事前
工事中
1,800
工事前
90.0
1,600
80.0
1,400
70.0
1,200
60.0
1,000
50.0
800
40.0
600
30.0
400
20.0
200
工事中
10.0
0
6
7
8
9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
0
1
2
3
4
5
0.0
6
7
8
9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0
調査時刻(時)
調査時刻(時)
図 2.4-4 交通量測定結果
- 2-70 -
1
2
3
4
5
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