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OMG モントリオール技術会議

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OMG モントリオール技術会議
OMG モントリオール テクニカルミーティング出張報告(案)
2004.09.08
神徳@産総研
派遣メンバー
谷江和雄(産業技術総合研究所 評価部 首席評価役)
大道武生(名城大学 理工学部 機械システム工学科 教授)
水川真 (芝浦工業大学 大学院工学マネージメント研究科/工学部電子・情報系 教授)
尾崎文夫 (東芝株式会社 研究開発センター)
北野斉 (松下電工株式会社 生産技術研究所)
ルメアオリビエ (松下電工株式会社 生産技術研究所)
小林政己 (NEDO 企画調整部)
神徳徹雄 (産業技術総合研究所 知能システム研究部門 主任研究員)
出張先
モントリオール市(カナダ)、ヒルトンホテル (Montreal Bonaventure)
出張期間
2004 年 8 月 22 日~8 月 29 日
目的
OMG(Object Management Group)Technical Meeting 参加 および
その中で、
ロボットグループの標準化活動のキックオフとなる Robot Information Forum
を開催する。また、JARA,NEDO のロボットアクティビティを紹介する展示を行う。
会議の概要
会議の名称:OMG(Object Management Group) Technical Meeting
主催: OMG
日程: 2004 年 8 月 23 日~8 月 27 日
開催地:Hilton Montreal Bonaventure,
1 Place Bonaventure, Montreal, Quebec, Canada
参加者数:約 200 名、約 8 つのパラレルセッション
(TF, SIG, チュートリアル、フォーラムなど)
実施事項
z
z
z
z
Robot Information Forum の開催
事務スタッフとの協議(次回のワシントン会議、他)
ワシントン会議のスケジュール調整会議への出席
ロボットアクティビティを紹介する展示
成果
1)OMG のなかでロボットグループの活動のキックオフの宣伝が出来た。
2)フォーラムの参加者でロボット技術の標準化を目指すメーリングリストが設立された。
3)今後、標準化を目指す範囲を明確するために OMG のスタッフの協力のもと Charter
をまとめ、Roadmap を議論する体制が整った。
4)ARSO2005 につき,担当の Nicole さんに協賛(Technical Sponsership)を依頼し,同
意を得た.
宿題
○次回のワシントン会議までに Charter 及び Roadmap をまとめて、ワシントン会議で議
論してオーソライズ。
添付資料(概要報告):
1)フォーラムについて
今回のミッションの中心は、ロボットグループのキックオフのためのフォーラムの開催で、
関係者を集めることがひとつの目的であったが、全体で 200 人程度の会議の中で 20 人を超
える参加者を集めることができた。(OMG, Interactive Software, NSWC, Objective Interface, MITRE,
Schlumberger, THALES, Mercury Computer Systems, Pathfinder Solutions, Rockwell Collins, The Open Group な
どのメンバーが聴講)
ルメアさんの後半のプレゼンが問題提起として良くまとまっており、参加者を刺激して午
後のディスカッションはルメアさんに対するコメントが大部分であった。ディスカッショ
ンでは、もっとあちこちのグループに参加して情報収集するようにというアドバイスやホ
ワイトペーパーをまとめてはというサジェスチョンをもらった。
今後、メーリングリストを活用して、Charter をまとめて議論の対象とする範囲を明確にし
て、日常生活支援分野を中心に roadmap の議論を続けて、次回のワシントン会議でそのま
とめをオーソライズする予定。MDA for Robotics をキャッチフレーズに RTM の SDO へ
のマッピングはこのロードマップの先頭において、最初に標準化を目指すのが JARA の標
準化委員会の戦略。次回のワシントン会議までに、作成してもらったメーリングリスト
[email protected](OMG 会員に限定しない)を活用して議論をまとめる予定。
2)事務局スタッフとの協議
イベント担当者の Nicole さんと次回のワシントン会議で企画提案していた国際的なロボッ
トフォーラムについては実施せずに、愛知万博に合わせて日本でワークショップ
(ARSO2005)を開催することを確認した。この ARSO2005 に関して Nicole さんに協賛
(Technical Sponsership)を依頼し,同意を得た.これをうけ,IEEE 財務(菅野先生)に
NEDO,JARA,OMG の協賛を申請,Adcom 判断待ち.
http://www.mein.nagoya-u.ac.jp/ARSO2005/
マーケティング担当の Dana さんには今回のフォーラムの資料を OMG の資料として Web
に掲載するためにファイルを送ることを要請された。公開が問題となる部分を除いた公開
用の資料を改めて準備し、担当者に送ることとした。
また、10 月に北米に開催される RoboNexus というロボット関係の最大規模の展示会にお
いて、OMG の標準化活動を宣伝したいという話があった。
http://www.robonexus.com/
3)スケジュール調整会議について
木曜日の夕方の Agenda Coordination Mtg. for Washington, DC TM に招待された。
MARS と RTESS が相互に JOINT して開催する会合が多いので時間を調整するもの。いろ
いろロボットに関係しそうなものを Joint でと言われたがとりあえず興味があれば参加を
勧めるという invited で許してもらいました。
次回のテクニカルミーティングの木曜の午後に関連活動として TM の間にロボットグルー
プがまとめた Charter とか Roadmap を報告して欲しいということになりました。
4)展示について
火曜日の朝にセッティングして、火曜日の午後から水曜日のレセプションまでの 2 日間、
JARA さんに DHL で郵送いただいた資料を並べて、愛知万博の紹介をはじめとして日本の
ロボットアクティビティを紹介した。今回は展示が 4 テーブルだけと寂しいこともあり、
普段は人が少なかったが、水曜日の夕方は、ほとんどの参加者が集まるレセプションの会
場となり、多くの参加者の目に触れることができた。
5)その他
今後の活動については、会員資格が問われているところ。本来ならば、企業さん主導で活
動していただきたいところであるが、現状では AIST,JARA,NEDO のいずれかの組織の代
表として参加する必要あり。
日本からの参加者:
大道(名城大)、水川(芝浦工大)、谷江(産総研)、尾崎(東芝)、北野(松下電工)
、ルメ
ア(松下電工)、小林(NEDO)、小泉(日立)、宮崎(富士通)、金田(富士通ソフト)
、田
中(日立)、黒川(CSK)、佐野(オープンソーステクノロジーズ)、嘉納(JBIC)、重元(JBIC/
富士通)、橋本(JBIC/ウェブアンドゲノム)、神徳(産総研)
フォーラム会場(午前中)
展示スペース
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