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『やめた』

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『やめた』
第1編 KAIZEN アイデア 365
1月『やめた』
もっとも手間がかからず効果のある改善は“やめてしまう”
ことだ。やめるだけならコストはかからずにすぐできる。一度
始めた仕事は、見直しがない限り、ムダ・無意味であってもず
っと継続的に行われる。したがって、仕事も適時棚卸しが必要。
「この仕事はやめられないか?」
、
「本当に必要な仕事か?」、
「こ
れがなかったらどうなるか?」という改善的視点で仕事を見直すと、ムダな仕事や形骸化した仕事、や
められる仕事が見つかる。ムダな仕事は自分で見つけて自分で止める(改善)する。
1 棚卸しリストの半分は不要ページ
日
棚卸しリストは I 工場と S 工場の両方のデータが1冊になっ
て印字されている。半分しか使わないので、関係ない行を飛ば
して使う。ページ数が約2倍になっているから使いにくい、紙
が“もったいない”。
改 善 策 お願いして、
“工場別出力”にしてもらった。
改善効果 1回1冊 50 ページ×2工場のリストが各 25 ページ、
見やすいく間違えも減少。作業時間短縮、仕事が楽になってさ
らに紙の消費量も半分。
効果試算 50 枚× 12 か月×@ 1.8 円= 600 枚・1,080 円とインク代節約、印字時間短縮
ワンポイントアドバイス 手順やツール、ルールは常に見直しが必要。特にコンピュター出力帳票は垂
れ流しになりやすい。使う人が“不便・ムダ・不都合”を訴えないと変わらない。
2 宛先用紙を全部のパレットに貼るのは面倒
日
パレットに商品を積んでラップ巻きが完了したらマジックで宛先用紙に宛先名称を書いてセロテープ
で貼る。用紙を取りに行く・書く・セロテープで貼る一連の作業は面倒だ。
改 善 策 ラップの上にマジックで直接宛先を書き込むようにした。
改善効果 宛先記入用紙を探す・書く・貼るという流れが短縮されて、
“ポケットからマジックを取り出
して書くだけ”になった。宛先用紙が不要で紙の節約と時間短縮になる。
ワンポイントアドバイス 1つの問題にも色々な解決方法がある。各自の制約、現場の裁量の中で知恵
を絞って解決するのが改善活動。
3 早朝深夜のフォークのバックブザーは音が大きくて気が引ける
日
早朝や深夜のドックの荷役作業。昼間はそれほどでもないけれど早朝と深夜のバックブザーはけたた
ましい。近隣に迷惑だから早く終わらせようと気を使い、ついつい急ぐ。急いで間違えて今度は焦る、事
故やけがが心配だ。
改 善 策 バックブザーの回路の中間にスイッチを入れ、オンオフできるようにした。
改善効果 音が出ないから落ち着いて作業ができる、事故の心配も減った、よかった。早朝・深夜の荷
役にはフォークマンとドライバーだけで周囲に作業員はいないからバックブザーは要らない。「フォー
クのバックブザー音は当たり前」という固定的な考え方を変え、音が出ないようにした。
ワンポイントアドバイス 気をつけて見まわせば、改善することはいくらでも見つかる。
3
4 明細算出は手間がかかる
日
O 社の請求書は明細まで集計して提出する。資料と照合しながら計算する細かな集計で時間がかかる。
改 善 策 先方と話し合い、明細を省略、会社別集計までにした。
改善効果 集計時間が半分以下になった。
「ここまで細かく本当に必要なのか?」と疑問に思い、先方に
電話して事情を聞いたら「明細は使っていない、会社別までで OK」という。大きなムダ仕事をずっと
続けていた、聞いてみて良かった。
ワンポイントアドバイス 先輩に教えられたり、前任者から引き継いだりしたことも、見直すと別の方
法でいい場合や不要な仕事もある、ムリ・ムダも見えてくる。
5 印刷のつどプリンター切り替えスイッチを操作する
日
複数のパソコンで 1 台のプリンターを共用している。印刷のつど椅子から立ち上がってプリンターを
手動で切り換え操作するのは面倒!
改 善 策 他部門の事務所でパソコンの印刷指示を自動制御できる“自動切替え機”が1台遊んでいた。
さっそくもらい受け、付け変えた。
改善効果 「印刷のたびに立ち上がってプリンターの切り換えスイッチを操作する」というムダな動作が
なくなった。自動切替え装置はすでに他部門では使っていた。共用や転用で稼働率の向上と遊休機器の
有効活用を考えると、新たなお金を使わずに改善できる。たまにはよその職場ものぞいてみるといい。
ワンポイントアドバイス 社内をウロウロ歩くのも有効な情報収集手段だ。
6 入荷したままでは格納できない、積み替える
日
250mg 瓶は1パレット 54 ケース、入荷時のパレットの高さでは棚に格納出来ない。荷受け後2パレッ
トに積み替えて保管棚に格納する。積み替えは重くてきつい仕事。
改 善 策 保管棚でなく、その荷姿で平積み場に格納する。
改善効果 ムダな積み替え作業廃止、力仕事が減った。必ずしも棚保管でなくてもいい、他の商品で平
積みもある。いまの保管方法や位置が“必ずそうでなくてはならない”ということはない。
“そうするも
のと思い込んでいるだけ!”。この商品も“入荷したら積み替えて格納
するもの”と思い込んで疑問も持たずそのままずっと続けていた。
ワンポイントアドバイス 仕事は“前からこうだ”、
“こうするものだ”
という昨日の続きになりがちだ。伝統や習慣は見直しが必要、不便や
不都合を感じたら別の方法を考えよう。
7 返事が来ないから処理できない
日
問い合わせした不明配送品に対する回答がなかなか来ない場合があ
り、保管場所の滞留が増える。お届け遅れは先方に迷惑がかかる。
改 善 策 電話連絡のときに「連絡後4日経っても回答がない場合は、
再連絡しないで自動的に現物を送り返す」ことを追加、自動的に処理
するようにした。
改善効果 返事待ちは、約束の期日が来るまでは保留されて処理でき
ない。期限のない返事待ちは回答者側が忘れると永遠に待ち続けるこ
とになる。仕事の原則は、スケジュールを作り、期限をつける。同時
に期限後の処理方法も取り決めておくことで滞ることがなくなる。
ワンポイントアドバイス 自分たちでルールを決める、みんなで守る、
仕事が楽になる。
4
第1編 KAIZEN アイデア 365
8 夕方の薄暗いところで折れクギを拾う
日
破損板パレット補修は屋外でやる。最後に折れクギを拾い集める。目
をこらして探す。薄暗くなると見つけにくい。残すと納品車のタイヤ
をパンクさせる。
改 善 策 強力な磁石を厚い布で包み地面を引きずって吸い集める。
改善効果 磁石にクギがバシと吸いつく。広い場所を1人で確実かつ
ラクに回収できる。地面を這いまわって拾わなくていい。早い、簡単、
完璧!
ワンポイントアドバイス 板パレット補修後のクギを集めは地面を這い回ようにして拾うのが当然だっ
た。会議で「折れクギを集めるこんな姿勢は、おかしな恰好だ!」と声で取組み。疑問に思わなければ
それですんでいる事柄は沢山ある。改善活動は、普段なんとも思っていない“おかしな仕事”
、
“不自然
な仕事の姿勢”に気がつくようになる。
9 入庫予定の転記は面倒な仕事
日
翌日入庫予定数を集計したら倉庫別の予定数量を別の用紙に転記
して倉庫事務所に置く。
改 善 策 入庫現場に聞いてみたら「いまその数値は使ってない」
というので転記はやめた。
改善効果 仕事がひとつなくなった !! 仕事の仕組みもやり方も変化
していた。前から転記していたのでそのまま引き継いでやっていた。
ミーティングで「何に使っているのだろう?」という素朴な疑問から現場に確認して廃止決定。
ワンポイントアドバイス “面倒なこと、意味のないことはやめる”
。
10 送り状の転記は手間がかかる
日
送り状荷主控えは出荷翌日荷主様に届け、控えが残らない。未着・延着の問い合わせ電話には“送り
状荷主控え”が必要。問い合わせ対応用に荷主に渡す前に、内容を手作業で転記しておく。
改 善 策 荷主に相談、
“送り状荷主控え”はセンターで保管∼廃棄まで管理する。
改善効果 毎日3人で2時間かかる転記作業がなくなった。電話問い合わせはまず荷主に入りセンター
に転送してくる。それでは荷主はこれを何に使っているのか?実は使ってない、1カ月保管後廃棄して
いる。そこで「送らないでセンターで保管する」ことにした。転記
(3人×2時間=6時間× 23 日× 12
か月= 1,656 時間)不要、荷主もゴミが減る、手書きメモよりも見やすい。荷主・顧客・自分たち全員が
良くなる改善はすばらしい。
ワンポイントアドバイス 疑問が問題を発見する。
11 何度も同じような間違えをする
日
ファクシミリ送信でダイヤル間違えをすることがある。似たような番号に何回か同じ間違い送信で(発
信元表示があるので)苦情を受けたり、夕方になって未送信がわかってあわてることがある。
改 善 策 毎日送信するファックス番号はすべてワンタッチに登録した。
改善効果 ダイヤル不要で間違えない、仕事が早い。ディスプレーに相手先名も表示される。知ってい
る人なら当然使っている機能だが、知らない人は使わない、使えない。
“ワンタッチへ登録”…その程度
のことを報告してなどといってはいけない。登録しなければまだまだ“その程度のこと”で手間と苦情
と後始末が続くはず。改善活動で“その程度のこと”がなくなった。
ワンポイントアドバイス 改善は、できることからやる、全員でやる、継続する。
5
12 社名・住所の手書きは時間がかかる
日
2枚複写の送り状は、各ページの下段にそのつど当社の住所、社名を手書きする。
改 善 策 毎回手書きは面倒なので電話番号や郵便番号も入ったスタンプ台のいらないゴム印(シャチハ
タ)を購入、ポンと押すだけにした。
改善効果 簡単で早い、きれいで気持ちがいい。あらかじめ送り状に社名と住所が印刷してあればいい
が、全事業所共通消耗品は1事業所の都合には合わせられない。ゴム印を作るなら簡単だ、少々値は張
るけれど、“スタンプ台不要の印”を依頼して実現した。
ワンポイントアドバイス 改善には複数の改善案を用意しよう、もし理想の改善がダメでも次善の策を
すぐに実行する。
13 控え伝票綴じは面倒
日
伝票は日別に綴じる。綴じるのも保管するのも面倒で場所も必要。ほとんど使わないがないと困る。
改 善 策 情報処理と在庫管理の2部門で重複保管するのはムダ、話し合って当方の保管をやめた。必
要なときは借りることにした。話し合いで、必要なときは見せてもらえるよう了解をとった。
改善効果 素朴な疑問「なんで在庫管理とうちの両方で同じ伝票を保管するのか」という疑問から。当
初は何らかの事情で複写枚数や保管方法が決められたものだが、運用の変化や仕組みの変更などで、今
は1部保管すれば充分。
ワンポイントアドバイス 仕事は時間の経過とともに変化する、時々仕事の棚卸しをしてむだな仕事を
見つけて廃止しよう。
“やめる”のは意思決定だけですぐできる。変化と不合理を見逃すな!
14 手書き修正は見づらい・汚い、手間がかかる
日
受渡し場では返品済、未納などの処理ごとに結果を伝票に手で書く。たいした字数ではないが面倒、個
性のある手書き文字はきれいではない。赤色・黒色・手書きで汚い伝票でデータ処理者も見落しがち。
改 善 策 ゴム印を作り、赤いスタンプで押印することにした。
改善効果 簡単で早い、誰がやってもきれいで見やすい、データ処
理の人も見落としの心配がなくなった。今まで1種類だけゴム印が
あった、同じように他もゴム印にできないか?と、消耗品係に相談、
OK になった。同じ動作の繰返し、毎日 20 件位発生する単純作業『結
果の書き込み』が楽になったし、見やすくなった。
ワンポイントアドバイス 小さな改善を積み重ねることが仕事を楽
にする、働きやすい職場を作る。
15 月報作成は手間がかかる
日
毎月々初に作成する前月実績は、B4・7枚で延べ 18 時間かかる。いままで期限に遅れても文句はない。
改 善 策 先方に「何に使っていますか?なかったら何に困りますか?」と聞いた。実は使っていない。
必要なときは素データを見れば済むことがわかった。作成をやめて
データ保管だけにした。
改善効果 18 時間削減。
ワンポイントアドバイス 本当に必要なの?と疑問を持ったのが発
端。受け取る書類は、多い分には支障がない、不要なら捨てればい
い。とりあえず受け取っておく。書類を減らすコツは「なかったら
困りますか?その理由を○日までに回答ください。なかったら止め
ます」と期限を付けて回答を求める。具体的な答を聞き出そう。
6
第1編 KAIZEN アイデア 365
16 再発送の手順は判りにくい
日
未着や破損の再発送は、ノートに転記してから再発送依頼票を書く。発送
確認や月末の集計にはわかりにくい。
改 善 策 ノートの転記はやめて、必要項目を整理して発送依頼票を作り直
し、これを起票してコピーを現場に渡す、原本をとじておく。これで問い合
わせ、集計など、すべてに対応できるようにした。
改善効果 一手間減った。ずっと昔からこの方法で…という手続きだったが、今回手順も流れも整理し
て簡素化した。手間も減って集計も楽になった。問合せにも即対応できる。早い、楽!
ワンポイントアドバイス “昨日の続き的なムダな仕事”を追放しよう。
17 時々ポカミス!電話連絡を忘れる…
日
午後1番で出庫予定数を出荷現場に電話連絡する。わずかな手間だが毎日
だと面倒なうえ、たまに忘れる・遅れる。罪悪感と自己嫌悪にかられ、謝り
ながら電話をする。
改 善 策 「前回は忘れたけれど文句がこなかった。何に使うのだろう?本当
に必要なのか?」、
「これがないと困りますか?」聞いてみた。
「以前は必要だ
ったけれど、今使っていない」という返事で、即やめた!
改善効果 仕事が減った、気が楽になった。1つひとつはたいしたことない仕事も、積み重ねでけっこ
うな仕事量になる。わずかなことでも疑問に思ったら調べてみよう。
ワンポイントアドバイス 書類は受け取れば管理しなければならない、渡さないほうが相手に好都合な
場合もある。「前からこうやっている」ではなく「今度はこうしよう」に変えよう。
18 慣れていてもなかなかピタリといかない
日
“エアーパッキン”は商品に合わせて切る、なかなかピッタリと合わない。毎回メジャーで計るのは面
倒で時間もかかる。大は小を兼ねるという“ちょっと長め”に切る。肥った梱包は見栄えも良くない。
改 善 策 棚の柱をメジャーにした。パッキンを箱に入れて棚の1番上に置く。柱に品目ごとの必要な
長さを表示、品目に合わせて切る。
改善効果 計らなくてもピッタリカット。梱包もきれいに決まる。
効果試算 パッキンは1m 24 円、1 日 30 回、10cm × 30 回=3m × 25 日
(稼働日・月)
× 12 カ月= 900 円
のコストカット+ゴミの削減。
ワンポイントアドバイス 改善は本人が困り、工夫することで解決し満足感を味わえる、結果に愛着が
わき定着する、次の改善に発展する。
19 毎月伝票6部の起票と集計は相手も自分も大変
日
請求伝票は事業所別費目別起票なので取引先 12 社が各々毎月6部起票。毎月6部受領は、当方の控え
ファイルがすぐ厚くなるから保管場所も喰う。
改 善 策 事業所別明細が書ける複数行の伝票1部に変更。起票者は1事業所1部の起票、受け側も1
社6部が1部、とじる枚数も減った。
改善効果 部数削減でお互いに楽になった。起票は手間が約6分の1
(6部が1部)
で紙も手間も減った。
時間削減(約 21 分− 15 分× 12 社)
(起票時間のみ)
× 12 カ月= 14.4 時間/年間の短縮
ファイルが6分の1、3時間の集計も 1.5 時間以下に
ワンポイントアドバイス 自分が何ともないことも、相手には負担になっている場合もある。自分が楽
になるだけでなく相手も楽になるようにするのがいい。
7
20 “いま行ってきたばかりです”
日
調査や内容変更などで8人の社員が各々毎日2∼6回コンピュター室や荷受現場に伝票や書類を届け
に往復する。1回の往復時間は最低 7 分∼ 13 分。
改 善 策 そのつどもって行くのは止めた。①急がないものは後回、②現場に行く時は、
“コンピュター
室に行きます”、
“荷受け場に行きます”と声をかけ、保留分をまとめて持っていく。
改善効果 “ついでに持ってゆく”方式で往復時間や回数が半分以下になった。
効果試算 改善前=平均 1 回 5 分× 8 人× 24 日× 12 カ月= 192 時間/年間
改善で半分以下 192 時間÷ 2 = 96 時間
ワンポイントアドバイス ついでにやればテマヒマが減る、簡単に終わる。
21 いちいち・そのつど記入は面倒
日
調査用紙はずっと以前に作った手書きの原紙をそのままコピーして使っている。汚ないし、同じ項目
を毎回手書きするのは面倒で不合理、やりたくない。
改 善 策 ワープロで作りなおした。わかりやすく太線も使って、必要に応じて該当部分を○でかこむ
方式にした。
改善効果 きれいで書きやすい、項目選択方式はらくで早い。ミーティングでワープロの達人が「よし
俺が作る!」、これで決まり。全員の意見をだして、あとは“達人”が作成。
ワンポイントアドバイス 「前からこうだ!」が、じつは不便、時代遅れな方法。誰かが言わないと動き
ださない。ミーティングを利用するといい。お互いに認識が共通になっていい結果になる。全員参画の
改善はいい改善になる、定着と発展につながる。
22 転記するけれど使っているの?
日
毎日、翌日倉庫別入庫予定数が確定すると連絡ノートに記入して所
定の場所に置く。
改 善 策 「使っている?」と聞いてみたら「ほとんど見ない、別の帳
票を見るからなくても大丈夫」
。という返事。
「それじゃなくしますけ
どいいですね?」
“OK !”即やめた!
改善効果 ムダな転記仕事をしなくていい、気分爽快。遅れても請求
されたことがない、「本当に使っているのかな?」という素朴な疑問から試しに聞いてみた。
ワンポイントアドバイス 長年の習慣でやっている仕事には結構ムダや不要もある。
23 毎月 20 日は1時間残業
日
毎月 20 日締めの請求伝票は、集計作業でいつも1時間残業になって
しまう。
改 善 策 伝票締め時間の 17 時を 1 時間早めて 16 時にした。
改善効果 残業をしなくても当日中に集計、定時で帰れる。今までの
習慣で“この請求伝票は 20 日の 17 時”に決まっていて、そのまま受
け継いで継続していた。毎月この日は残業になる。1時間早く伝票が
揃えば残業しないで定時で帰れる。1時間繰上げできないか?数軒の
取引先に事情を聞いたところ繰り上げても問題ないのがわかった。職制に内容と利点を説明、締切り時
間を1時間早くした。
ワンポイントアドバイス ルールに合理的な意味と根拠があればいいけれど、実は変えたほうがいいと
いう場合もある。都合が悪かったら変えよう。
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