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1.太陽系の形成 星の形成 惑星系の形成 ⇒ 回転がカギ 太陽の周りの
星の形成 1.太陽系の形成 1970年代以降 定量的な議論が可能に Eagle Nebula (M16) 銀河内の密度のゆらぎ 背景 ・恒星についての理解(天体物理学) 恒星についての理解(天体物理学) 星間雲(ガス,固体粒子) 重力収縮 ・惑星探査 ・隕石の分析 ・小惑星の観測 赤外線の放射 重力収縮 H 燃焼の開始 原始太陽系星雲 原始太陽 温度上昇 T=10000K 惑星系の形成 ⇒ 回転がカギ 太陽の周りの物体の運動 原始太陽系星雲 惑星系の形成 ⇒ 回転がカギ 惑星系の形成 ⇒ 回転がカギ 太陽のみ 太陽のみ 回転小 回転小 連星系 原始太陽系星雲 原始太陽系星雲 回転大 1 惑星系の形成 ⇒ 回転がカギ 原始太陽系星雲の進化 太陽のみ 回転小 重力収縮 遠心 力 太陽+原始惑星雲 回転軸方向 円盤面に向かって落ちる 重力 温度上昇 ガス化 冷却の開始 ⇒ 固体粒子の析出 重力エネルギーの解放:減少 連星系 鉱物,鉄,氷,... 原始太陽系星雲 回転大 氷の析出: > 3 AU 構成物質の違い 固体粒子⇒微惑星⇒惑星 太陽からの距離による違い (1)材料物質 (2)成長速度 固体粒子(1m以下)の沈殿 水星 金星 粒子の合体 ⇒ 微惑星(kmサイズ) 地球 火星 小惑星 木星 土星 星 天王星 海王星 静電気力 1 AU 1.5 AU 微惑星の衝突・合体 ⇒ 惑星 岩石惑星 岩石,鉄 重力 2-3.5 AU 5.2 AU ガス惑星 氷惑星 岩石,鉄,氷(H2O, CO2, CH4) +ガス(H, He) 太陽風によるガスの散逸 構成物質の違い 小惑星 イトカワ 500m 水星 金星 地球 火星 1 AU 1.5 AU 岩石惑星 岩石,鉄 小惑星 2-3.5 AU 木星 土星 星 天王星 海王星 5.2 AU ガス惑星 氷惑星 岩石,鉄,氷(H2O, CO2, CH4) +ガス(H, He) 密度 1.9 g/cm3 2 太陽系外縁天体とは? オールト雲: なぜ球殻状? 2.層構造の形成 層構造の形成 重力エネルギーの解放 ⇒ 高温 ⇒ 部分融解 微惑星 合体成長 岩石質 マグマオーシャン 衝突合体 重力分離 鉄質 マントル マントル低融点成分(マグマ,低密度) の分離(火山活動) ⇒ 地殻の形成 核 地殻 冷却 ⇒ 内核(固体)の形成 3.月の形成: 巨大衝突 地球はなぜ丸いのか? 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト 形成時に高温になった 材料物質が十分冷えると 月の集積が始まる ⇒ 液体的に振舞う 重力によって内部では圧力が発生する (例:水圧) 火星サイズの 原始惑星の斜め衝突 約1カ月で現在の 月ができた. 方向によ て圧力が違うと流れが生じる 方向によって圧力が違うと流れが生じる 原始惑星のマントルは 蒸発,コアは地球に落下 地球に近いものは 地球に落下. 遠いものは重力で 合体成長. 3