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今年も会えたね、ハクとレモン。 2頭のポニーと心が通います。 土曜の午後は、たく

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今年も会えたね、ハクとレモン。 2頭のポニーと心が通います。 土曜の午後は、たく
自然体験
地域ボランティア・異年齢交流
ボニーキッズクラブ
今年も会えたね、ハクとレモン。
2 頭のポニーと心が通います。
ボクは、甘いものが
大好きさ、
ニンジンやスイカ、
角砂糖なんか
喜んでいただくよ!
[NPO 法人 鳥取ポニー広場:鳥取県鳥取市湖山町]
おしゃべりしたり、ゲームをしたり、遊びを創り出したり。
したり。
☆はらっぱ」
ゴロゴロ寝転んでもいい、それが「キッズ☆はらっぱ」
。
[特定非営利活動法人 子ども NPO はらっぱ:大阪府阪南市尾崎町]
「ポニーさーん、ポニーさーん、早く乗せて!」市内の保育園にポニーを乗せたトラッ
「みんなおいでよー!」放課後、もし遊ぶところがなかったり、遊ぶ友だちがいなかっ
ブラシをかけてきれいにしてあげよう!
小学校では「ポニーキッズクラブ」の
活動があります。
クが到着し、ポニーが姿を現すと、園児たちのうれしそうな声が響き渡ります。この日
は、保育園児との
「ポニーふれあい教室」。2頭のポニーはフル稼働で、約 90 名の園児
の体験乗馬に当たりました。はじめは、自分より大きなポニーを目の前にして怖くて
ハク
小さ は子どもが大
いけ
ど 好き
乗れない子も、友だちが楽しそうに乗っている様子を見て、自分もチャレンジしてみよ
力持
ち!
毎月第2火曜日はクラブ活動のある日。
クラブの子どもたちは、
家から
うという気持ちになります。始めは、顔がこわばっているのですが、一回りして帰って
ニンジンなどポニーが好きなものを持ってきます。
ポニーが到着する
くる頃はこぼれんばかりの笑顔で戻ってきます。そして、子どもたちは、ポニーの首の
と、
散歩させたり、
飲み水を準備したりします。
クラブの時間は、
ポニー
あたりをポンポンと軽くさわってお礼を言います。これまで 20 年間、ポニー広場での
ふれあい教室や各幼稚園、保育所、小学校での体験活動への協力、
また、ポニーへの世話を通して中高生のコミュニケーション能力
2011
RUM
O FO
K
K
I
GE N K
のブラッシングをしてきれいにしてあげてから、
交代で騎乗。
クラブ2
年目の子になると、
一人で手綱を持って、
タ、
タ、
タ、
タと走ることもでき
ます。
クラブが終了すると、
ブラシをかけて手入れをしてあげます。
クラ
の育成を図っています。
ブの時間以外にも、
休憩時間になるとポニーとのふれあいを楽しみ
もっと乗りたいよ−
!
たら、
「キッズ☆はらっぱ」に来てごらん。ここは、放課後のみんなの居場所。いろんな
友だちや遊んでくれる大人もいるよ。月、水、金の週 3 回、午後 3 時から 5 時までが、そ
の時間。来たいときに来て、帰りたいときに帰れるんです。
放課後、児童・生徒の健全育成を目的として、地域の小中学生が自由に参加できる居
場所を開設することで、子どもたちの異年齢交流活動を進めています。小中学生は誰
でも子どもだけで参加できるよう参加費は無料、申込みは会場で直接受付。会場には、
子どもの想像力を育む自然素材の木のおもちゃカプラ、ブロック、異年齢や複数の子
どもたちが遊べるようなボードゲームやカードゲームを用意。ほかにも、読書や宿題、
おしゃべりができるような大きな丸テーブルも準備しています。
2011
GE N K
お店のやりとりでは
「ぴぃ」という
IKKO
通貨を使います。だから、ここは
に、
多くの子どもたちがポニーの所へやってきます。
FORU
M
「ぴぃす銀行」なのでーす!
ポニーから降りた後は、
ありがとう
と言ってあげようね。
ヘルメットをかぶれば、子どもたちも一人前の騎手。
声をかけて、気持ちを通わせます。
騎乗の前に、
子どもたちに話すのは、
ポニーと
ここには、
小学校は違うけど保育所や幼稚園が一緒だった
の接し方です。
「ポニーさんによく聞こえるよ
子、
未就園の頃友だちだった子、
中学生になっても遊びに
うに、
こんにちは、
ありがとう、
よしよし、
何で
ポニーさんだ、
ポニーさ∼ん!
つながりのある子育ちの場づくり。親子で遊べて、
子育て相談にも乗ってもらえるイベントも。
子どもたち手作りのお店がいっぱいの「子ども市」。
来てくれる子、
大学生のボランティアの子など、
さまざまな
もいいから声をかけてあげましょう。
そうする
と、
ポニーさんも安心してやさしくみんなを
“子どもたちがおもいっきり遊べる1日を!”
をスローガンに、
地域の団体と
行けば会える”
つながりは子どもたちにとって安心できる
乗せてくれますよ」や「ポニーさんが 驚くの
実行委員会が組んで取組む
「阪南岬子どもまつり」
の中で実施しているのが
環 境です。
さらに、
子育て支 援の交 流イベントも幅広く
で、
近くで大 声を出さない、
走って近づかな
「子ども市」
。
子どもたちが考えたり作った物を、
子どもたち自身が売るお店
行っています。幼 稚 園 児から中 学 生の 仲 間づくりの場
い、お尻の方を歩かないようにしましょう。
です。
お金をもうけるのが目的ではなく、
子どもたちが主体的に関わり、
創り
「はらっぱくらぶ」
。
0∼1歳の子どもと親の交流
「たまひ
そして、
降りた後のお礼も忘れずにね」
。
ふれ
出すよろこびを体験する中で、地域の中の人間的な交流、子どもの成長が
よっち」
。
2歳∼未就園児サークル
「でんでんむし」
。
中学、
あいを通して、
心やさしく、
たくましい子ども
見える場として、
大切な事業となっています。
お店の店長や銀行員など、
さま
高校、
青年の居場所、
「定例会」
。
子どもたちの成長とともに
たちになってもらいたいです。
ざまな年齢の会員のつながりが実感できる取り組みです。
地域の大人のつながり、
ネットワークも深められています。
つながりを持った子どもたちの交流があります。
“ここに
子育て支援
お は な し・文 庫
土曜の午後は、たくさんの子どもと
親子連れで賑わう地域の図書館。
[柿の木文庫:福島県白河市みさか]
「こんにちは!」ごく普通の家へ、元気な声とともに子どもたちや親子連れが次から次
へと入っていきます。ここは、土曜の昼だけ開館する私設図書館。代表者の家の一棟
がそこに当てられています。
開設してすでに15 年、
800 冊ほどで始めた文庫も徐々に
こまちだけ
蔵書が増え、
現在は約 7000 冊までになりました。
利用者は一人 5 冊まで貸し出しして
もらえます。子どもたちは、本棚を前に、
「今日は何を借りていこうか」と熱心にページ
をめくっています。
この図書館では、
“優良図書の無料貸し出しにより読書意欲を育成
きづち
細い小町竹だけで作る竹筆。
竹の棒の先端を木槌でたたいて柔らかく
する”
“文庫活動を通して異学年交流の場を拡げる”
等を目的に掲げ活動しています。
ほさき
し、
繊維だけを残して筆の穂先にします。
筆の形も書き味も素朴な味わ
2011 GEN
KIKKO FO
RUM
まーるくなーれ れ まーるくなー
いち にの さん
い、
世界に一つしかない自分だけの小町筆。
思い思いに書き初めをして、
てんぴぼ
最後はじゃんけん大会
でーす。みんな、
おみやげを
持ってかえってね!
おはなしかい
震災後の子どもたちに笑顔が戻った!
「わらべうたとおはなしをたのしむ会」を開催。
たけふで
小町竹で竹筆を作ったよ、
竹にお米をつめて炊いたごはんもいい香り!
一年を締めくくるお楽しみイベント
「クリスマスのおはなし会」。
いつもの土曜の午後だけど、この日はちょっぴり特別の
日。雪を踏みしめ、子どもたちがプレゼントの引換券を
のびのびと遊ばせて
持っている力を引きだそう!
子どもたちは自然から
学ぶものなんだ。
がっこう
[森のようちえんネイチャー楽校:広島県三原市宮沖]
RUM
KO FO
K
I
K
N
GE
2011
作品は天日干しにして乾かしました。
竹筆の後は、
竹にお米をつめて炊
きあげる竹ごはん教室。
みんな初めての体験ですが、
竹のいい香りに誘
われて口に頬ばると
「美味しい!」
「
。家族でバーベキューのときに挑戦
する!」
という声もあがりました。
自然の中の材料で道具を作り出す楽
しい竹づくしの一日でした。
りピザ
てづく
外はカリッ、中はもちもちの手作りピザ。
石窯は何でも美味しくしてくれる魔法の玉手箱です!
「森のようちえんネイチャー楽校」は、幼児から小学生までの子ども
みんなで生地をこねこね、
トッピングの具材も包丁を握ってカット。
そして、
思い思いにトッピング。
親子で相談しながら、
友だちと
とその親を対象にした、自然体験および環境教育の機会を提供し
競いながら、
といろいろ。
ぽつーんとしている子は一人もいません。
チーズをたっぷりのせて、
間伐材の薪で熱した石窯へ。
待つこと
ようとする団体です。
「森」は森だけでなく、海や川や野山・里山・
5 分、
香ばしい薫りがしみこんだピザのできあがり!
「外はカリッだけど、
中はしっとり。
美味しい!」
と家で作るのとは一味違うピ
都市の公園もフィールドにしています。子どもは、天候にかかわらず、
ザに大満足。
大好評の石窯広場を他の団体や家族にも活用してもらおうと、
いろいろな子育て支援団体や新聞社・ローカルテレ
野外で過ごすことで五感すべてで自然を感じます。そして、自然に
ビを通じて情報発信をしています。
3月の震災では、
文庫室が破損したことで閉館も覚悟しました。
しかし、
片手に続々と文庫に集まってきます。部屋は早くから、
多くの方のバックアップで 5月に再開。
そして8月には、
市の図書館を
いっぱいに。
毎年、
読み聞かせの第一人者をゲストの講師
会場に、
念願のイベント
「わらべうたとおはなしをたのしむ会」
を開催。
で招き、
とびっきりのお話をプレゼントしてもらいます。
市や市の教育委員会の後援をうけ、
100 名を超える参加者が集まりま
講師はもう、お話をそらんじているので本は見ません。
した。
この日は特別に、
東京から、
わらべ歌やお話の第一人者を3 名講
子どもたちの表情を見回しながら、
語り、
聞かせます。
子
師として招きました。
会は 0 歳から小学生くらいまでを対象に 3 部構成
どもたちは自由にイメージを広げ、
想像します。
聞いた人
ルの鑑賞会と保護活動をはじめ、自然散策・ネイチャーゲーム・間
で、
「わらべ歌」
「
、三びきの子ブタ」
「アリョーヌシカとイワーヌシカ」
な
の数だけ無数の主人公が躍動するのです。
子どもたちの
伐材や自然素材を利用したクラフト作り・絵本の読みがたり・きの
どを語り子どもたちに楽しんでもらいました。
笑顔がいっぱい、
楽しい午後が過ぎていきます。
こ教室など。今後は、畑の活動(食育)・田植え・稲刈り・収穫祭な
まき
触れて感じ“人と関わる体験”の中で生きる知恵と力を育んでいま
す。活動内容は自然体験プログラムとして、地域の資源であるホタ
ども考えています。
薪で石窯を熱します
具材の準備中です!
おいしくな∼れ!
石窯くん、頼んだぞ!
あつあつピザの
完成で∼す!
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