私たち成人の身体は 60 兆個もの細胞から成り立っています。 細胞は

私たち成人の身体は 60 兆個もの細胞から成り立っています。
細胞は生命の基本単位であり、栄養や酸素の供給がうまくいかなくなれば、
その細胞は受け持っている働きが果たせなくなり、はなはだしい場合には死滅してしまいま
す。
全身の健康を考える場合にも、細胞レベルで考察することは不可欠です。
アメリカでは、この生体内に本来あるべき分子をそろえ、正常て病気に対処しようという考え
方が、栄養学から医学の分野にその実戦の場をひろげ、「ニュートリション・セラピー」の名の
もとに成果をあげています。
これを、日本語では、当時「分子矯正栄養学」と呼んでいました。
「あなたはあなたが食べたもの、飲んだもの以外からは何ひとつ作られません」
「分子矯正栄養学」は、
われわれの体の細胞は、食事によって決まる。
細胞の健康は即その人の健康レベルを左右する。という考え方です。
人間の細胞は日々刻々と変化しています。
皮膚２８日、胃２００日、骨７年の周期で新陳代謝を繰り返していのます。
このように、固定的でなく、絶えず更新しているのです。
この細胞の質は血液の質できまり、血液の質は、その人の食べたものの質によって決まりま
す。
言い方を変えると、健康か病気かを左右するのは、食べ物に含まれる栄養素を必要なだけ
バランスよく摂取できているかどうかにかかるということです。
そして、１９６０年に「アデル.デーヴィス女医」が「栄養素の連鎖式」を発表しまし
た。（色々な文献には彼女の名前より、ロジャー・ウィリアム博士の名前の方が優位に語られ
ていますが...）
「栄養素の連鎖式」とは∼
すべての栄養素は、それ単体では、なんらその効果、効能を発揮できない。
すべての栄養素は、多くのビタミンやミネラルなどの協力なしでは、効果を発揮できない。
と言うものです。
アメリカでは、実に患者の４割がこの「分子矯正栄養学（第三の医学）」で治療をしています。
当然、背景には「医療費破綻」があり、その為の「学問の発達」であった事は事実ですが
ちなみに...
医療保険のきかない「家畜」は、病気予防の為に栄養学が進み、
最近の「ドックフード」「キャットフード」には、４３種類の栄養素が含まれています。
しかし、「離乳食」には、１１種類の栄養素しか入っていません！
アメリカ人や日本人の食生活は、
「犬、猫」の食事より、
「ひどい」！！