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計画案に対する市民意見募集結果 意見 意見に対する考え
■計画案に対する市民意見募集結果 意見 意見に対する考え これから、団塊の世代が退職を迎える中、地 退職者等高齢者につきましては、京田辺 域で活躍できるような取り組みが必要ではな 市シルバー人材センターにおいて、専門 いでしょうか。 的な知識や技能等を活かした活動されて おり、今後も地域の力として大きな期待 がもたれています。計画の中では、目標 1の(4)人材の育成の中で、こうした 方々も含めて地域を支える担い手育成に 努めてまいります。 最近は大きな災害が各地で起こっています。 災害時における要配慮者への支援につき それに備えて、高齢者や障害者などの救助体 ましては、大変重要なことと認識してい 制を確立することが必要だと痛感していま ます。個人のプライバシーに配慮しなが す。 ら目標1の(1)防犯・防災体制の充実 の中で、支援体制の確立を図ってまいり ます。 市のホームページをもっと充実して欲しい。 ご指摘のとおり、必要なサービスを選択 自分が受けることのできるサービスが何か一 し、利用するためには十分な情報が必要 目でわかるようにしてもらいたい。 です。ホームページはそのために有効な 一手段であると認識しています。また、 市民参画と協働によるまちづくりを推進 するためにも、保健福祉情報だけでなく 市政全般に関するわかりやすい情報提供 体制の確立は大変重要なことです。目標 2の(2)情報提供・相談体制の充実の 中で取り組んでまいります。記述を下記 のとおり変更します。 ○市民が必要とする情報をわかりやすく 提供できるように広報紙やホームペー ジ等の内容を充実します。 -1- 意見 意見に対する考え 私は『地域福祉ワークショップ』に参加させ ワークショップの成果につきましては、 ていただいた者です。 ホームページ上に公開していますが、い そこで、私の意見としてはワークショップで ろんな機会を捉えて皆さんにお知らせし 話し合った事を「たなべ広報」で市民の皆様 ていきたいと考えています。また、社会 に順次公開してみれば、例えば、「社協分会 福祉協議会による地域福祉活動計画が策 による小地域活動」の参加者が今まで以上に 定される予定であり、地域における福祉 増えると思います。また、高齢者の皆様と小 活動についてさらに具体的な検討を進め 学生位の子供達との交流の場を作ってみると ていただけるものと思っております。 良いのではないかと思います。人生経験豊富 なお、世代間交流につきましては、目標 なお年寄りから小学生達が学べる事は多いと 1の(3)地域での健康づくりや生きが 思います。 いづくりの推進の中で取り組んでまいり ます。 昔からの所はともかく新しい住宅地の人間関 ご指摘のとおり、地域福祉は市民が主役 です。計画の基本理念(37ページ)に 係の希薄さは心配です。 人間関係を密にと自治会の運営を試みても、 記載しておりますように公助・共助・自 役員を決めようと会議をしても出てくるのは 助のそれぞれの取り組みをうまく組み合 同じ顔ぶれ。何もなければともかく何があっ わせて、地域福祉を推進していくことが た時にはやはり地域の助け合いだと思うので 重要です。 すが、こう人間関係が希薄だと地域では何も 地域福祉計画はこれからがスタートで す。また平成18年度からは、社会福祉 期待できません。 この希薄な社会が昨今の悲惨な事件を生み出 協議会による地域福祉活動計画の策定作 しているのではないでしょうか。人を思いや 業が進められます。これらの取り組みに る気持ちも育たず、世代年代を越えていろん 積極的にご参加いただきますようお願い な人から話しを聞く機会もなく、マニュアル します。 通りの融通のきかない大人になってしまうの ではと懸念します。どうかこの地域福祉計画 が出来るのを機会に住民個々の意識が変わ り、地域社会の希薄さが解消されればと願い ます。 -2- 意見 意見に対する考え 地域住民の意見がよく反映された計画になっ 懇話会の開催にあたりましては、ご指摘 のとおり、幅広い方のご参加がいただけ ていると思います。 「地域福祉推進懇話会(仮称)」についてで るよう工夫してまいります。 すが、本当に支援が必要な人が参画するため また、人権尊重は計画の基本的考えとな には様々な配慮が必要だと思います。保育ル る部分であり、目標1の(1)人権意 ームを設置したり、障害のあるかたでも参加 識・福祉意識の高揚及び目標2の(3) できるような配慮や外国人の方でも積極的に 人権擁護体制の充実において取り組むと 参加できるような方向で考えていただき、幅 ともに、「京田辺市人権教育・啓発推進 広い層の方に参加してもらえたら良い会にな 計画」に基づき人権に対する教育や啓発 るのではないかと思いました。 に係る施策を進めてまいります。 また、障害を持つ人の自己実現はもちろんの こと、それを支えている家族の自己実現もと ても大事なことと思います。 最後に、精神に障害をお持ちの方についてで すがどこの地域でも住居を借りようとすると とても難しいという問題があります。人権は 大事だということはだれもが理解しているこ とだと思いますが、「総論賛成各論反対」と いうジレンマに陥らないために特に精神障害 についての啓発を行っていく必要があると思 います。 現在、介護予防制度として高齢者に対して、 介護保険制度の改正により、今までおこ コミュニケーション支援とも言うべき、社会 なってきた事業は、介護予防事業の一般 福祉協議会の小地域ふれあい活動が在宅介護 高齢者施策と位置づけられることにな 支援センターと連動して行われ、また、市行 り、内容については従来と変わることな 政のB型機能訓練なども障害者の社会参加を く、「京田辺市高齢者保健福祉計画」に 促すために勧められているが、今後の活動で 基づき、社協を中心とした他在宅介護支 両者が折衷して、地域の中でどの様に参画し 援センターや地域組織ボランティア等の ていくかわからない 協力を得る中で、一層の拡充を図ってま いりたいと考えております。 -3- 意見 意見に対する考え(事務局案) 府営住宅の特性から止むを得ないが、高齢者 ご指摘のとおり、社協地域役員や民生児 ひとり暮らし世帯が田辺団地において160 童委員などの活動だけでなく、地域ケア 世帯を超え、見守り体制が地域のふれあい活 体制の確立が必要です。目標2の(1) 動や民生児童委員の活動強化だけでは福祉サ 保健・医療・福祉サービスの充実の中で ービスが充足できません。 取り組んでまいります。また、情報提供 特別の地域包括する支援体制強化プロジェク につきましても前述のとおり充実させて トが必要で、福祉サービスの情報提供と併せ まいります。 なお、こうした福祉団体や福祉関係者、 て孤独防止に役立つことと思います。 行政の取り組みだけでなく、地域に住む 全ての人が互いに支え合い、助け合うこ とが大変重要であると考えます。 -4-