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不動産業ソーシャルメディア入門ガイド

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不動産業ソーシャルメディア入門ガイド
経営と営業を刺激する未来型Solutionマガジン/月刊
不動産業戦略
e-REVIEW
★読者サービス★ Daily News は
Web サイトで毎日更新!
http://fdj2today.exblog.jp/
米国の仲介業に4つの
“2011年の激変”
みて
おく
大潮流
を
ようこそWeb版へ
各記事に埋め込まれたURLから
情報源への
OneClickツアーをどうぞ!
業界初/雑誌とWebが
連動しました。
連動発行を始めて6年が経過!
連載/さらなる高地に向う!ネット不動産フロンティアノート
〔第3回〕企業理念・ミッションの発信
オンラインと実店舗の融合を
これからの仲介業応接とは
展望/米国の仲介業が歩み始めた進化への道
米国の仲介業に4つの大潮流
〔これまでとこれから〕 を俯瞰して見えてきたものとは……
“2011年の激変”をみておく
2011年6月号
VOL.8 2011年5月20日発行(月刊)))))
◎ FDJ社/先進レポート!
やる気が起こる!不動産業
ソーシャルメディア入門ガイド
● 未来戦略
不動産会社社長のための
インターネット攻略術
〔News & Date〕 ソーシャルネイティブの
時代/ネットが生み出した新しい日本人とは
◎ 体感!不動産業のソーシャル
メディア活用
鹿児島市、東京・自由が丘、埼玉県
越谷市からの報告
ソーシャルメディアと今後の不動産業
Twitter & facebookが凄いぞ!
◎FDJ社が/『実践!「ネット不動産」
の作り方と未来』を発売!
■ 編集長 Watching
一六社が「ソーシャルメディア活用成功
事例セミナー」
ustreamで視聴
発行所
■ (株)不動産データ&ジャーナル社
★読者の皆様には、インターネットからその日のニュース
を網羅したFDJ社オリジナル『不動産・住宅産業☆今日の
できごと』を無料で提供しています。Blogで毎日更新の
FDJ社特設サイトにアクセスしてご覧下さい。
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
2つの読者サービス
▽サービスⅠ
http://fdj2today.exblog.jp/
『不動産業戦略 e-REVIEW』は、月刊誌でありながら読者の皆様
には、インターネットからその日のニュースを網羅したFDJ社オリ
ジナル『不動産・住宅産業☆今日のできごと』を無料で提供して参
ります。
Blogで毎日更新のFDJ社特設サイトにOneClickでアクセスしてご
覧下さい。
▽サービスⅡ
http://www.fdj.com/fdj2/kiji.html
『不動産業戦略 e-REVIEW』は、紙メディアの雑誌でありなが
ら読者の皆様には、雑誌を丸ごとインターネット(新サイトを
開設)にアップロード。
Web版の記事に埋め込まれたURLから、豊富な情報をピックアッ
プしてご活用下さい
● FDJ社特設サイト/『不動産業戦略 e-REVIEW』
http://www.fdj.com/fdj2/
雑誌版では
表2は、広告ページになっています。
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (1)
巻頭言/そこが知りたい
わが国初!〔米国Watching 不動産業ダッシュボード〕 をリリース
5 月の連休を使って、前々からまとめておきたいと思っていた〔米国Watching
不動産業
ダッシュボード 2011年春版〕(リンク集)を作ってみました。
FDJ 社 の〔Blog ☆『不 動 産 業 戦 略 e-REVIEW』編 集 長
不 動 産 ブ ロ グ 日 記〕
(2011.05.03)にアップしていますので、下記のアドレスから覗いてみて下さい。
http://fudou3.jugem.cc/?eid=10292
また、以下のアドレスは、〔バリュープレス〕からのニュースリリースと〔まぐまぐ!〕か
らのメールマガジンのご案内です。
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=77182
http://archive.mag2.com/0000004970/20110504104300000.html
ところで、ダッシュボードとは「複数の情報源からデータを集め、概要をまとめて一覧表示
する機能や画面、ソフトウェアのこと。原義は自動車などの「計器盤」。企業の業務システム
の分野では、主に経営者や部門長などが利用する、業務の状況を表す様々な情報を社内のシス
テムやデータベースから集め、表やグラフなどに加工して一覧表示することのできるシステム
や画面などのことを意味することが多い」(IT用語辞典)とされているもの。
し か し、今 回 作 っ た ダ ッ シ ュ ボ ー ド に は、salesforce.com の「チ ャ ッ タ ー」や Google の
「Dashboard」に実装されている管理情報更新のリアルタイム性と視覚化はありませんが、
ピックアップしているリンク先の情報は随時更新されていきますので、リンク集としてのリア
ルなアメリカの情報収集には、うってつけでしょう。
さて、このダッシュボードでカバーしているテーマといえば……以下の15項目。
①Index(米国・不動産業への入り口をガイド) ②Technology(不動産業における先端技
術のWatching) ③News(業界専門Onlineメディアをピックアップ) ④Press Release
(注目企業から) ⑤Association(最前線を行くいくつかの協会を紹介) ⑥Solution(主要
テーマの課題解決) ⑦Marketing(最新情報と戦略) ⑧Portal (Watching) ⑨Sites
(Ranking) ⑩Blog(見落とせないブログ)
⑪ Newsletter(主要企業からの発信) ⑫Magazine(業界動向) ⑬facebook(不動産業
の主なコミュニティなど) ⑭Twitter(利用者の群像など) ⑮MLS/RPR(MLSをめぐる
最新動向と次世代・不動産総合データベース構築へのNAR戦略)
上記の項目から、米国の不動産業におけるGroundswell(大波)/Social Media テクノロジー
改革とクラウドの実装、そしてデバイス革命などをWatchingしながら、わが国の不動産業におけ
る改革へのダッシュボード(その意味は、馬車時代においてはスピードを上げるための踏み板
だったものが、車社会では運転席にある様々な計器類を指すようになった)にして頂けません
でしょうか。
なお、ダッシュボードのリンク先は英文ですが、日本語版(現状ではまだまだ変な文章で、
すみません)を用意しています!
〔日本語/Live Searchでの翻訳〕はこちらへどうぞ! http://goo.gl/BXjMj
Google 翻訳はこちら http://goo.gl/T8c2K
★『 不動産業戦略 e-REVIEW 』Web版
2011年6月号のIDとパスワード
ID: review (すべて半角) パスワード: 0611ymarh(すべて半角)
■下記アドレスにアクセスして、Web版をご活用下さい。
http://www.fdj.com/fdj2/
(2) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
Solution
未来型 Solutionマガ ジン
月刊で誕生
大きな時代変革 の中で
ますます快調
不動産業戦略
e-REVIEW
Contents
5,6
FDJ社/先進レポート
〔体験してみよう〕〔確認して
おこう〕
不動産業戦略 e-REVIEW
新サイトは、こちらへ。
http://www.fdj.com/fdj2/
やる気が起こる!不動産業ソーシャル
メディア入門ガイド
12
編集長 Watching
一六社が「ソーシャルメディア活用成功
事例セミナー」
月刊誌でありながら
月刊誌でありながら
Daily News はWeb から
毎日配信!/FDJ社読者サービス
http://fdj2today.exblog.jp/
をクリックするだけ。
ustreamで視聴
17
〔News & Date〕
ソーシャルネイティブの時代/ネット
が生み出した新しい日本人とは
「MCS 2011 体験データ」から
㈱ 不動産データ&ジャーナル社
● 本社
〒358-0027 埼玉県入間市上小谷田1-3-3-501
TEL 04(2964)7411 FAX 04(2965)6707
FDJ社URL http://www.fdj.com/
E-mail [email protected]
26,27 「ネット不動産」
FDJ社が/『実践!「ネット不動産」
の作り方と未来』を発売!
■ 『ネット不動産』 戦略を読み解くため
のFDJ社推奨リンク集をどうぞ
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (3)
1 巻頭言
わが国初! FDJ社が
〔米国Watching 不動産
業ダッシュボード〕
をリリース
2,3
4
からどうぞ
★毎日更新!★
不動産会社 社長に
よる、不動産会社社長
のための
インターネット攻略術
Contents
DailyNews はWeb サイト
未来戦略
http://fdj2today.exblog.jp/
7,8,9,10,11
展望/米国の仲介業が歩み始めた進化への道
米国の仲介業に4つの潮流/〔これまでとこれから〕
俯瞰して、見えてきたものとは……
米国リアルター業界/“2011年の激変”をみておく
13,14,15,16
特集/体感!不動産業のソーシャルメディア活用
ソーシャルメディアと今後の不動産業について
鹿児島市、東京・自由が丘、埼玉県越谷市からの報告
Twitter & facebookが凄いぞ!
“2011年夏の姿”をみておく
18~20
連載/さらなる高地に向う!ネット不動産フロンティアノート
〔第3回〕企業理念・ミッションの発信
【個別テーマ1】ホームページの運営
■ オンラインと実店舗の融合を
21~25
連載/ネット不動産フロンティアノート(続き)
【個別テーマ1】ホームページの運営
■ これからの仲介業応接とは
ベテラン 不動産鑑定士 高橋 雄三が綴る
「ネットフル活用の仲介業」とは!
28 予告
流通大手15社の
仲介実績調べ
「2011年夏版」
(4) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
未来戦略
不動産会社社長による、不動産会社社長のため
のインターネット攻略術
ietter.com - 200文字までの無料のつぶやき、『イエッター』が凄いぞ!
難しいと思っていたテクノロジーとその利用が、デジタルネイティブやソーシャ
ルネイティブと呼ばれる人たちだけでなく、どちらかといえば“デジタル移民層”
のようなところに位置しながらも新しい発想(アーキテクチャー)を持ったプレイ
ヤーによって、
ネット(Web)のプラットフォームが急速な勢いで身近かになっていく時代の到
来にただ驚くばかりです!
今回は、未来論を現実の営みで越えていくある社長の挑戦する姿を紹介!
http://www.realtor.com/
by 仙台市の不動産会社 株式会社大丸トレーディング
http://fudousan.info/about.html 〔ブロガー紹介〕
http://itisit.jp/?page_id=2
■『不動産会社.net』無料の不動産
会社紹介
登録受付中
http://不動産会社.net/
■『不動産業者.jp』無料の不動産
会社紹介
登録受付中
http://不動産業者.jp/
こちらが ietter.com - 200文字までの無料のつぶやき、『イエッター』
■『イエッター』
http://ietter.com/
『ietter.com』は、大流行の“Twitter”と同じ機能を持った、無料の[マイクロ・ブログ・シ
ステム]です。どなたでもご利用いただけますが、特に不動産業にかかわる方々、また、不動産
に興味のある方々、不動産の購入、賃貸をお考えの方々にご利用いただければ幸いです。
『イエッター』というネーミングは、ツイッターに敬意を払いつつ、(こんなことが、【言え
た】)、また(家に関することをつぶやく【家ったー】)というダジャレです。
『イ エ ッ タ ー』に つ ぶ や い た 内 容 を ツ イ ッ タ ー に も 書 き 込 む 機 能 も つ い て い ま す。
ツイッターとイエッターを同時につぶやいちゃおう、ということも、可能です。
●ツイッター(facebook)へ同じつぶやきを表示するには、つぶやき後に、下に表示されるShareをク
リックし、twitter(facebook)を選びます。
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (5)
やる気が起こる!不動産業ソーシャルメディア入門ガイド
〔体験してみよう〕〔確認しておこう〕
これが体験コースだ!
最も簡単な「ソーシャルメディアボタン」
米国での現状は!
FDJ社/先進
レポート
入門編として必要なのは〔利用実感〕と〔期待効果〕
不動産業におけるソーシャルメディアの活用は、①会社・自分の「コンテンツ」を作成する②
Webに載せる「ツール」を使う③アクセス拡大の「プロモート」を行なうーーというプロセス(13ペー
ジ参照)を踏むことになるが、入門編として必要なのは、やる気が起こる〔利用実感〕と〔期待効
果〕でしょう。
ここでは、すぐにでも〔利用実感〕が味わえる「ソーシャルメディアボタン」と〔期待効果〕を確認
できる「米国の実情」をまとめておくことにしましょう。
◎〔体験してみよう〕/最も簡単な「ソーシャルメディアボタン」
例えば、Googleに『Web制作会社応援企画』というこんなページ(↓)があります。
ここには、こんなソーシャルボタンがついています。 http://hp.submit.ne.jp/tokusyu/gobp
Tweetを押すと、Twitterへのこんな投稿(↓)ができました。
http://twitter.com/#!/Homeseeker2/status/71409189624365056
こちら(↓)は、facebookの「いいね!」を押した投稿です。
http://goo.gl/ZLyEF
体験ができましたら、次ページで〔期待効果〕を確認してみてください。
(6) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
◎〔確認しておこう〕米国で/不動産業界はどのようにソー
シャルメディアを利用しているのか
インターネット総合広告代理店 ㈱オプト勤務の26歳・Kiyoyuki 0211 さんの『アドバタ会議』
(Social Media Marketing)の4月13日投稿記事から
http://goo.gl/6IHDY
◎元記事/「How the Real Estate Industry Is Using Social Media」によると、米国での現状
は、以下のようになっている。 http://goo.gl/6IHDY
不動産業界は、ここ数年、ソーシャルメディアによるイノベーションをいくつか見せている。
不動産業界のプロは、オンライン上での物件ツアーや、(物件などの)情報のスケジュール更
新、地域ごとの専門知識の陳列などにソーシャルメディアを活用している。
Posting社( http://postling.com/ )のVP(ヴァイスプレジデント)であるAlexis Lamster氏
は、不動産に特化したアカウントが500以上ソーシャルメディア上に存在しており、7,000以上の
不動産情報を扱うスモールビジネスのアカウントが、ソーシャルメディアを使用している。
〔以下、調査結果〕
■使用しているソーシャルメディアの種類は?
①facebok 78% ②Twitter 48% ③Linkedin 29%
■ソーシャルメディアをどのくらい快適につかっているか。
①快適 55% ②やや快適 26% ③快適でない 10% ④利用しない 9%
■動画(Youtube)は他の何よりも重要
①73%の住宅所有者が不動産仲介業者からの物件紹介を動画で求めている。
②にも関わらず、YouTubeアカウントを所有している不動産業者は全体の12%にしか過ぎない。
■RELTOR.com のアプリをゲーム化してからどのような変化が起きたか
①ユーザーの平均的なアプリ利用時間が4~5分なのに対し、RELTOR.comのアプリの利用時間は
16分にもなった
②ユーザーは1時間あたり20,000件の物件をアプリを通じて見ている.
③RELTOR.comのアプリは330万ダウンロードを記録した。
④土曜と日曜の公式サイトへの全トラフィックのうち、20%がモバイルアプリから。
■他のスモールビジネスと比較した、不動産業者のソーシャルメディア利用状況
①facebookアカウントを持っている 不動産業者:80% /他SB:70%
②Twitterアカウントを持っている 不動産業者:50%/他SB:69%
③YouTubeアカウントを持っている 不動産業者:13%/他SB:10%
④TwitterやウォールへのEメール転送サービスをしている
不動産業者:28%/他SB:12%
不動産業社はfacebookやYouTubeの利用に関しては、他のスモールビジネスよりも進んでいる。しか
し、Twitterへの対応はまだ不十分である。
Eメールのポスティングサービスは積極的に利用されており、「Eメールによるソーシャルメディアマネジ
メント」が好感を持たれているメソッドのようだ。
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (7)
展
望
/
米
国場
のに
仲
介
業
み
始
め動
たプ
進リ
化革
へ
道ド
特
だ
今
進下
行り
中が
!歩
家
探
し
ア
命
特集
集/
/た
現
て
き
た
不
産
ク
ラの
ウ
米国リアルター業界/ “2011年の激変”をみておく
米国の仲介業に4つの潮流/〔これまでとこれから〕
俯瞰して、見えてきたものとは……。
20 【00年代 ぜろぜろねんだい】から、20 【10年代 じゅうねんだい】 へ
20【00年代 ぜろぜろねんだい】から20【10年代
じゅうねんだい】 へ
そんな切り口で、激動する米国の仲介業4つの潮流をス
ケッチしてみました。
〔1〕2011 年 に は“Trusted Adviser 信 頼 仲 介 Model”が 登 場!〔2〕
MLS/RPR(不動産総合データベース)が大進化!〔3〕Listing Syndication
が2005年に始まってから6年!〔4〕 そして、Social Media Revolutionが大潮
流に――という〔00年代のこれまでと10年代のこれから〕 を俯瞰して、見えてき
たものとは……。
アメリカそして日本の仲介業は、今後どのような進化をみせていくことに
なるのでしょうか!
◎米国の仲介業に4つの潮流/〔これまでとこれから〕 を俯瞰しておくと
〔1〕 2011年には“Trusted Adviser 信頼仲介 Model”が登場!
■Trusted Adviser Model は、シンプルでストレスなし!/正直にして正確!
『RE/MAX』 Associate Mike Hornby氏 の場合は……
■Traditional(伝統・旧来型)を越えて行く米国の新しい不動産仲介業の姿とは!
〔2〕 MLS/RPR(不動産総合データベース)が大進化!
■NAR 5月16日の公表「Opt-in Provision Added to IDX Display Rule」(IDX表
示規則に追加選択を提供)
■NAR 5月9日の公表「RPR Announces 500,000 REALTORS® Milestone」
(NAR の新DB=RPRが一里塚へ/274MLS 万リアルターを突破!
〔3〕 Listing Syndicationが2005年に始まってから6年!
■サイト同士で物件情報の乗り入れが広く進んでいるのが米国のListing Syndication
■物件連合が2005年に登場してからこれまで6年!/これが現在の3強だ!
〔4〕 そして、Social Media Revolutionが大潮流に
■Century21が/Social Media Training を開始!YouReachと連携
■カリフォルニア不動産協会がRoostと連携してソーシャルメディアコースを開設
(8) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
〔1〕11年にはTrusted Adviser 信頼仲介 Modelが登場!
米国では、5月号の特集『米国で新登場!/これが不動産業エージェント“Trusted
Adviser Model”だ』 でもお伝えしたように、10年前頃から仲介業で普及に入ってい
た“Client-Centric Model”「クライアント中心モデル」(日本流にいえば、“お客様
主義”ということでしょうか)が、新世代ユーザーGen X, Y (X, Y世代/1960
-1989年生まれ/現在27から51歳)の台頭(住宅需要層の中心になってきたこと)で
20「10年代」に入ると“Trusted Adviser Model”「信頼できるアドバイザー モデ
ル」に進化中である。
日本でも住宅需要層が新世代になってきている中で、まずは、改めて“Trusted Adviser
Model”とは何なのか。登場までの流れ含めて確認しておくことにしましょう。
Trusted Adviser Model は、シ ン プ ル で ス ト レ ス な し!/ 正 直 に し て 正 確!
『RE/MAX』 Associate Mike Hornby氏 の場合は…… http://buymecalgarynw.com/
北米ベースの世界的な不動産FCである『RE/MAX』 に所属するあるAssociate (個人エージェ
ント/Mike Hornby氏 )の場合は、Trusted Advisorのミッションを次のように描いている。
すべての不動産取引(仲介)のために私の経験のすべてをかけて!私の使命は、あなたがシン
プルで緊張なく快適に不動産(住宅)の売買を行なうために、これまでの経験を提供することで
す。私の価値と行動は、不動産の取引に整合性および誠実さと精度を持ち込むことによって、不
動産の信頼されるアドバイザー(Trusted Advisor)になりました。私はこの仕事が大好き !
Traditional(伝統・旧来型)を越えて行く米国の新しい不動産仲介業の姿とは!
ここでは、Trusted Adviser Model 登場までの流れを表にまとめてみました。
仲介業制度(Agency)
■Traditional Brokerage
■「Seller’s Agent」/
「Buyer’s Agent」
■Client-Centric Realtor
■FSBO(売主直売)
For Sale By Owner
■手数料減額
Discounters
■Flat Fee Listing
■Full-Service Brokerage
Model
■Virtual Brokerage
VOW Model
■Trusted Adviser
Model
その概要
長く続いてきたFull-Service(手数料/売主6%)の伝統的仲介業。
これが、1995年頃から今では普通になっている「Seller’s Agent」と
「Buyer’s Agent」に分化。
そして、この流れが依頼主にシフトしたClient-Centric Realtor「ク
ライアント中心モデル」という考え方に発展してきたのでした。
不況時に復活するFlat Fee(手数料減額)サービス/好況時に増加する
FSBO(売主直売)!
米国の不動産業では、この波長を繰り返してきたのですが、Flat Fee
サイトは2000年前後以降から一定の存在感を持つようになってきて
いる。そうした中で2007年5月には、手数料減額のオンライン不動産
『Redfin』が米人気テレビ「60 Minutes」に登場!Traditionalな仲
介業を震撼させることに。 http://fudou3.jugem.cc/?eid=3471
『Redfin』の登場後、Realtorの6パーセントの神聖な手数料率は危険な状
態に!これに対するFull-Serviceの正当性を主張するNARの反撃キャ
ンペーンが続くところとなっている。
2000年前後からインターネットの普及に伴う仮想化(VOW=Virtual
Office Websites)の波の中で、「Virtual Brokerage Model」への転
換がかなり急速に進行中。
20「10年代」に入って登場してきたのが、Trusted Adviser Model REALTOR
それは、Traditional(伝統・旧来型)を越えて行く米国の新しい不
動産仲介業の姿!
FDJ社プレゼンテーション/2011年5月
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (9)
〔2〕 MLS/RPR(不動産総合データベース)が大進化!
米国の不動産(リアルター)業界は5月が最も喧(かまびす)しくなる。これは、毎年5月にワシ
ントンで開かれる恒例の「年央政策会議」(Midyear Legislative Meetings & Trade Expo/今年
は5月9-14日に開催)で重要テーマが論議されるからだ。
こ れ も 11 月 に 恒 例 で 開 催 さ れ る「年 次 全 国 大 会」(REALTORS® Conference &
Expo)にまたがってここ数年論議されてきた①MLSの物件情報(IDX)を第三者でも
利用できるようにする外部公開政策と②2010年からの次世代・不動産総合情報のDB構
築(RPR=Realtors Property Resource)は、今年の年央会議では、どこまで進展をみ
せたのだろうか。
NARの最新アナウンスをみておくことにしましょう。
〔アナウンス1〕/5月16日の公表「Opt-in Provision Added to IDX Display Rule」
(IDX表示規則に追加選択を提供) http://goo.gl/HHWTq
不動産FC(組織者)がIDX のfeeds=MLSに登録された更新物件情報のリアルタイムな自動引
用――を利用出来るかどうかの年央会議で最も活発に議論された論点は、2010年11月の全国大
会で決議されたInternet Data Exchange (IDX) policy=不動産FC(組織者)でも利用可――と
されていたものに、「Listing Broker」(日本でいうところの物元業者)の同意があればという
条件――をつけ加えることで最終調整(5 月 14 日から 30 日間の意見集約期間が設けられてい
る)が実現する見通しのようだ。反対意見(FCの利用不可)の論調は、「ブローカーは登録情
報の正確さに責任を取らなければならない」というものだった。
(NAR=全米リアルターズ協会のMLSの利用をめぐる第三者制限問題は、そのデータを利用してポー
タルサイトを運営するオンライン不動産業者が台頭してきた2000年に発生!1995年11月にNARの
Listing公開MLS・Web版『REALTOR.com』(公式サイト)が発足してから5年目のことであった
このNARによるMLSリストの会員以外の第三者利用制限、反トラスト=独占禁止法への底触問題につ
いては、2005年9月に提訴した米国・司法省(DOJ)との間で未決着の論議が2009年まで続いてきた。毎
年、5月の年央会議と11月の全国大会で盛りあがりをみせてきたもの。NARがMLSの完全な外部公開に
踏み切ったのは2010年方針からである)
〔アナウンス2〕/5月9日の公表「RPR Announces 500,000 REALTORS® Milestone」
(NARの新DB=RPRが一里塚へ/274MLS 50万リアルターを突破!
MLSの物件リスト情報に加えて米国内のすべての不動産に不動産総合情報リソース(下表参
照)を作成しようとして10年5月に発足したNARのRPR プロジェクトは、11年5月段階で実施
(導入)状況が274MLS 50万リアルターとなっている。http://goo.gl/mxVrK
2010年5月に発足した〔RPR (Realtors Property Resource) project〕(要旨)
①NARは次世代のための不動産物件リソース(総合情報)を作成。米国内のすべてのプロパティデータを
不動産業にオンラインで提供する。 ②不動産物件リソースはオンライン不動産ライブラリーにアーカイブ。
③このプロジェクトでは、不動産情報の全国的なデータベースへのオンラインによるアクセスはすべての
不動産業に提供される。
④公開記録には、MLSの前の取引(評価)の詳細を含む不動産のすべての情報(ゾーニング、譲渡税の
情報、およびその他の関連情報)が含まれる。
⑤データ(その範囲=税と評価など比較可能なデータ、ゾーニング、許可、環境、地域、学校区や地域の
人口統計など/住宅・商業、空いている土地の公的な記録情報)の提供は、100%に近いものを可能な限り
2年以内とする。
⑥このプロジェクトでは、高度なユーザープロファイル(アクセス記録の保存)機能とソーシャルネットワー
キングコンポーネントが実装される。
(10) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
〔1〕
Adviser Model”が登場!
〔3〕 “Trusted
Listing Syndicationが2005年に始まってから6年!
米国の不動産流通が20「00年代」に入ってからは、①売主(あるいは買主)からの
依頼をリアルターが受けて、②その情報(Listing)をMLS(およびそのサイト)に登
録して公開、③リアルター自身も自社サイトおよびポータルで見込み客(リード)を獲
得――という図式になっているのは、日本と同じである。
そうした中で、日米で一つだけ違うのは、このMLSなどに集積された情報をYahoo!やAOLな
どの不動産ポータルに配信するListing Syndication(コンテンツ連合)と呼ばれる専門の会社
が存在することである。
NARの州協会(および支部)によって地域ごとに運営されているMLS(データ専門
会社などに委託しているケースが多い)は、全国でおよそ800エリア。
Listing Syndicationの第一号としてPostletsが2005 年に設立されてからこれまで6年!
いま米国では、Listing Syndication会社による新たなMLSの獲得とListingを一括で配
信する先としての人気のあるポータル拡大の競争が激しく展開されているのだ。
不動産流通が生み出すトータルとしてのビジネスは、それだけ巨大な収益分野になっている
――ということなのでしょうか。
最先端を覗いてみることにしましょう。
サ イ ト 同 士 で 物 件 情 報 の 乗 り 入 れ が 広 く 進 ん で い る の が 米 国 の Listing
Syndication
米国のオンライン広告調査会社でるHitwiseは毎月、
「Monthly Category Report - Real Estate」を発表して
いる。
5月14日に発表された最新のTOP10 は、以下のような
状況をみせているが、こうしたサイト同士で物件情報の
乗り入れが広く進んでいるのがListing Syndicationなの
である。
←
http://goo.gl/syei6
〔Top 10 visited Real Estate sites/05/14/2011〕 1. Realtor.com 2. Yahoo! Real Estate
3. Zillow 4. Trulia.com 5. Rent.com 6. Homes.com 7. MSN Real Estate 8. AOL Real Estate
9. ZipRealty 10. Apartment Guide
http://www.hitwise.com/us/datacenter/main/dashboard-10133.html
Listing Syndication(物件連合)が2005年に登場してからこれまで6年!/これが
現在の3強だ!
■ Point2 Agent/カナダベースの有力配信会社。 自らもサイトを運営していて月に800万ページ
ビュー。Listingの掌握率は北米の4~5% http://agent.point2.com/
■ ListHub (NAR、Move, Inc.)/2010年9月 NARとMove, Incの配下に(配信会社として設立)
http://www.listhub.com/home.html
■ Postlets (zillow.com)/ 2005 年に設立。現在、35万のListingを13 の不動産ソーシャル メディア・
Webサイトに配信。13 サイトへの家探しユーザー登録が50 万人以上に上っているもの。2011年4月
ポータルサイトのzillow.comが買収。zillow.comはPoint2の買収もオファー。zillow.comでは11年2月には
realestate.yahoo.comとの連携が実現している。
http://www.postlets.com/
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (11)
〔4〕 そして、Social Media Revolutionが大潮流に
20「00年代」にインターネット活用の本格化――というステップを踏んできた米国
の不動産(リアルター)業界は、20「10年代」に入ってからは、①iPhoneやiPadに代
表されるデバイス革命とGPSの普及②不動産Webサービスのクラウド活用③急速に進
展していくソーシャルメディアへの対応――という潮流の中にある。
ここでは、米国・不動産業のソーシャルメディアへの対応について、NARに並んで業界の
“ビ ッ グ 2”と い わ れ る Century21 と、時 に 改 革 の メ ッ カ と と も 称 さ れ る CAR(California
Association of Realtors)の先端をみておくことにしましょう。
Century21が/Social Media Training (ソーシャルメディアトレーニング)を開始!
YouReachと連携
米国で2 Giants(NAR/Century21)がソーシャルメディア街道をひた走り始めたのは、
2009年春先のことであった。両者は09年5月からソーシャルメディアの推進について包括的なオ
ンライン契約を結び、①TV広告からの離脱(Century21)②会員が利用できるプラットフォー
ムの提供(両者とも)を全方位で模索してきたのである。
そ れ か ら 2 年 が た っ て……。 NAR で は「Field Guide to Social Networking for
REALTORS®」( http://goo.gl/ZYPSV )を開設して会員への普及活動を本格化させるととも
に Century21ではYouReachと連携して加盟店へのソーシャルメディアトレーニングを開始!
■YouReach http://youreachmedia.com/
不動産 AgentとBrokerのためのSocial Media Training センター。ここでは、Century21加盟
店へのTrainingだけでなく、Strategy Consulting、 Implementation(実装)、Policy Creation
を行なっている。
CAR(カリフォルニア不動産協会)がRoostと連携してソーシャルメディアコースを
開設
■Roost http://www.roost.com/
CARでは、Social Marketing PlatformのRoostと連携して11年4月からソーシャルメディア
コースを開設!
◎〔ソーシャルメディアコース/その研修内容とは〕 CAR/Social Network Master Program
Courses:
○ Facebook - 3 hours
○ Twitter - 3 hours
○ YouTube - 3 hours
○ Blogging - 3 hours
○ Social Media Summit - full day (Live Lecture)
そして、例えば、「Facebook - 3 hours」では、以下の諸点が学べるようになっている。
① Make money with Facebook ② Communicate to a greater degree ③ Separate
personal accounts from business accounts ④ Grow your database ⑤ Expand client
relationships ⑥Create an official business page
⑦Market and create community pages ⑧Increase your search rank on Google
⑨Upload photos, links and more ⑩Become a source of real estate information
http://www.car.org/education/socialnetworking/socialmedia/
(12) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
編集長Watching
一六社が「ソーシャルメディア活用成功事例セミナー」
ustreamで視聴
FDJ社がブログ中継/感想は――と言えば、とても快適に視聴と書き込みができました。
ネットチラシとWeb SEOを推進している(株)一六社(本部:愛知県春日井市)の
伊 藤 社 長 か ら、以 下 に 示 す メ ー ル を 頂 き ま し た。From: 伊 藤 俊 吾 Sent:
Monday, May 16, 2011 2:15 PM
既に何度もご案内しています弊社主催「ソーシャルメディア活用成功事例セミ
ナー」へ、定員を軽くオーバーした200人以上の方々からお申込みをいただきま
した。このセミナーを全国へユーストリームとハッシュタグで動画配信します。
◆動画配信URL(ホームページアドレス) http://www.16lc.jp/16twseminar/
◆ハッシュタグ #16twseminar ⇒ハッシュタグを活用してどんどん参加してく
ださい。ハッシュタグでの質問にお答えします。◆今回のソーシャルメディア活用
成功事例セミナー用レジュメをお送ります。レジュメを図化してみました。
http://www.ichirokusha.co.jp/head/bm/230517smb.php
セミナーに参加できない皆様は、下記の時間帯でのユーストリームによる動画
配信&ハッシュタグで ご参加下さい。
◇5・18(水)、10:00~11:30 ◇5・18(水)、14:00~15:30
FDJ社では、セミナーのテーマ性といい、配信方法といい興味がつきませんで
したので、Blog中継を行なってみました。
一六社のソーシャルメディアセミナー/10:00 いよいよustream開始!(FDJ社
がブログ中継) http://fudou3.jugem.cc/?eid=10349
2011.05.18 Wednesday
author : fudou3(浅見貞男/Homeseeker)
〔FDJ 社 Blog 中 継 デ ス ク〕 こ こ か ら
ustreamを視聴/情報発信(ハッシュ
タグでの書き込みを)しています!
ただ今、18日(水)午前9時51分、
一六社のソーシャルメディアセミナー
10 : 00ustream の 開 始 を 待 っ て い ま
す。(テキストもダウンロード済み)
感想は――と言えば、とても快適に視聴
と書き込みができました。
5月18日に、一六社本部で開催されたツイッター活用成功事例セミナーのアーカイブがこちらからご覧
になれます。 → http://www.16lc.jp/16twseminar/
■ハッシュタグはこちら → http://twitter.com/#!/search?q=%2316twseminar
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (13)
特
/た
体感
産中
業!
のソ
ャア
ルメ
ア命
活用
特集/
だ!
今不
進動行
家ー
探シし
プデ
リィ
革
Twitter & facebookが凄いぞ! “2011年夏の姿”をみておく
ソーシャルメディアと今後の不動産業について
体験したfacebook大反響の驚異!
鹿児島市、東京・自由が丘、埼玉県越谷市からの報告
インターネットは学習して慣れるの(学習・対応=移
民派のもの)ではなく普通に使いこなす(ネイティブな者
の)時代へ――。急速な変化が進む今後のネット活用は、ど
んな進化を辿ろうとしているのでしょうか!
今流行りのソーシャルメディアを不動産業でも使っていく効
果は、検索エンジン以外に新しく創造されようとしている世界で
の①素早い情報収集と拡大していく仲間との交流②Web上での自分
の存在感の証明③新しいツールを駆使したプレゼンテーションの実現
――ということになるでしょう。
ここでは、3つのレポート、〔1〕不動産業の社長が体験したfacebook大反響の驚
異、〔2〕ソーシャルメディアと今後の不動産業について、〔3〕Twitter&facebook活用
が凄いぞ!(埼玉県越谷市から)――をまとめてみました。
不動産業でのソーシャルメディア活用がよく分かる「コンテンツ」「ツール」「プロモート」の関係
■会社・自分の「コンテンツ」 ■ Web に 載 せ る「ツ ー ル」を ■アクセス拡大の「プロモート」
を作成する
使う
を行なう
①あらゆる情報を
②全方位で発信し
③Web上の存在感を拡大
○Listings(物件情報)
○記事(Articles)
○Presentation
○Mini-Site
○写真
○Videos
○Links
○CGM
○Events
○その他
○Social Mediaボタン
○Blog
○Twitter
○facebook
○YouTube
○ustream
○Flickr
○Slidshare
○WordPres
○その他
○検索エンジン
○Webサービス
○RSS(Feeds)
○Website
○Blog
○Social Media
○SNS
○その他
(株)不動産データ&ジャーナルが「日本版β」として作成 (2011年5月)
(14) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
〔1〕 不動産業の社長が体験したfacebook大反響の驚異!
鹿児島市・(有)三伸ホームの佐田 弘 社長が5月5日こどもの日にTwitterと
facebookで何気なく「今日は私の54才の誕生日です。これからが人生の後半戦
です」と呟いてみたところ……たちまち250名を超える 反響があって、ソーシャル
メディア(facebookの不動産コミュニティ)が現実の交流を超えていく驚きの姿 が
浮かびあがってきたのでした。
以下は、佐田社長のメールマガジン〔土地と建物の関係「今日は子供の日」〕(11年
5月5日10:47 PM)からのレポートです。
今朝はふとTwitter(ツイッター)とfacebook(フェイスブック)に、「5 月5 日こどもの日、
今日は私の54才の誕生日です。これからが人生の後半戦です」と何気なく呟いてみました。
すると、Twitterではそこそこ十数件のDM(ダイレクトメッセージ)とRT(つぶやきの再紹
介)でお祝いのメッセージが届きましたのでほぼ予想していた通りでしたが、驚いたのは
facebookの方です。
なんと、その後2時間位の間に100名以上の方からのお祝いのコメントやメッセージが届き、そ
の後現在(夜10時過ぎ)までに250名を超える件数が届いていました。(今日に引き続き明日は
一件一件返事を書こうと思います)
さて、facebookは殆どが実名で登録していますので、お互いのプロフィールが許せる範囲内で
実際に公開されています。そうなると、リアルのコミュニティにも近い、その人なりの真実
(誠)が表現できますし、それなりの真実(誠)の秩序が保たれやすい空間が広がっているよう
です。まさにこの世に真実(誠)ほど確かで強いものは無いということを如実に表しているよう
な気がします。
それでも、現実の社会に近いということは、それなりの危険も孕んでいる訳で、人を傷つけた
り傷つけられたりする事もあるわけです。やはりそこには、利用する側のモラルと道徳が必須条
件になる事に変わりは無いと思います。そのコミュニティに関わりを持つ事で、より多くの人が
その環境から良いものを受け取り、良いものを発信していく努力が不可欠な事だと思います。そ
の事が、現在の混沌とした国内外の社会情勢を好転させていくきっかけになっていくことは間違
いない事だと思います。
それにしても、改めてWebの持つ素晴らしい潜在能力と、一歩間違えば驚異的な破壊力をも持
ち合わせる、顕在的な危うさを再認識させられました。
それは、人間の持つまだまだ未知数の潜在能力と、現在までさんざん見せ付けられてきた、顕
在的な破壊力を示唆しているかの様でした。Webも原子力もはやはり、多くの人間の成人した人
間性で使いこなさねばならない、神様からの試練の道具なのかも知れないと、真摯に受け止める
ざる得えないと思いました。
不動産業でも拡大しているソーシャルメディアのうち、Twitterとfacebookについては、第一に①ミニ
ブログとしての情報発信、そして②不動産物件の紹介や会社のプレゼンテーション(YouTubeや
ustreamでの展開が多い)といった仕事がらみの他では、③利用仲間が刻一刻と投稿してくるTL(タイ
ムライン)からの情報収集(ニュースとして読む)と④興味・関心などが同一のコアな利用仲間が緩や
かにつながっていくコミュニティ(交流)として利用している人が多い。この他の利用では⑤発信した情
報のWeb上でのロングテール化(自分の存在証明=Webプレゼンスの拡大)に期待するものもある。
ここで、佐田社長の2大ソーシャルメディアの利用状況を紹介しておくと、Twitterでは「フォローしてい
る」が5,646人「フォローされている」が5,145人、facebookでは「友達」 が4,277人。こうした地道な活動が
ベースになっているのですが、不動産業ソーシャルメディア・プレーヤーとして、佐田社長が5月5日に
味わった驚異の体験は、人々がネット社会で変わっていく新しい時代の始まりの予兆なのかも……。
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (15)
〔2〕 ソーシャルメディアと今後の不動産業について
『不動産取引コトハジメ/お仕事レポート』 というブログに「ソーシャルメディア
と今後の不動産業について」の投稿が見つかりました。
そこで展開されているのは、ソーシャルメディアで家探しが「物件探しから不動
産業者探し」へ移行。それこそが、これからの不動産探しの第一歩になるのかも
しれません――という展望なのですが……。
発信人は 東京・自由が丘の老舗、きねや不動産(株)で働き、駆け出し営業マンを
自称する不動産コンサルタントの楯岡 悟朗さん。
■不動産コンサルタント 楯岡 悟朗 (@gorotateoka) - Twilog http://twilog.org/gorotateoka
■楯岡 悟朗さん(楯岡悟朗) | Facebook http://www.facebook.com/gorotateoka
■きねや不動産株式会社 http://www.kineyafudousan.co.jp/
皆様は、以下の投稿をどうご覧になりますか?
今、ソーシャルメディアとしてブログやツイッター、フェイスブックなどが話題になっていま
す。ポータルサイトで多数の物件を載せて集客する、という手法が、今後はソーシャルメディア
に取って替わると思います。
現在のポータルサイトの情報はまさに玉石混交で、物件情報の信頼性が大きく損なわれていま
す。探しているお客さんもその辺り良く理解していて、当社などには、ポータルサイトで見た他
社扱いの物件を持って来て、「この物件を見たいですが、おたくでも大丈夫?」というお客さん
が多くなっています。
どこの不動産業者でも紹介を受ける物件は同じだということに、みなさん気付いています。ど
こでも同じ情報が受けられるのならば、信頼のおける不動産業者に取引をお願いしたいというの
が当然だと思います。
つまり、「物件探しから不動産業者探し」に移行していくはずです。
では、何を以てして信頼のおける不動産業者を見つけるかというと、その方法がソーシャルメ
ディアなのです。
会社が小さくとも、経営者や営業マンが、日々のちょっとした出来事、仕事に対する考え方、
経営哲学やプライベートなことまで真摯に語っていく姿は、きっとお客さんの共感を得るはずで
すし、直接会う前にやりとりも可能です。
「初めてお会いする気がしませんね」と初対面の時になれば、既に充分信頼関係が築けている
証拠です。しかも莫大な広告費用をかけることなく、無料で情報を発信出来るのだから、普及し
ないはずはありません。
物件探しから不動産業者探しへ。それこそがこれからの不動産探しの第一歩になるのかもしれ
ません。
*Facebookやってます。宜しかったら友達リクエストを出して下さいね。
◎『不動産取引コトハジメ/お仕事レポート』 by @楯岡 悟朗 http://ameblo.jp/gaokarepo/
2011-04-14 http://ameblo.jp/gaokarepo/entry-10861215330.html
(16) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
〔3〕 Twitter & facebook活用が凄いぞ!(埼玉県越谷市から)
埼玉県越谷市の (株)Real Estate Cocoonは、ソーシャルメディア使い手の名
手。Google MapsやYouTubeなどの活用も巧みなのですが、ここではTwitterと
facebookの使い方をWatching!発信した情報のロングテール化とWebプレ
ゼンスの拡大がすでに実現していました。
越谷市の新築住宅・不動産は 株式会社 Real Estate Cocoon http://cocoon.p1.bindsite.jp/
新着情報やアルバムの公開による営業促進、社員の個人的情報発信によるWebプレゼ
ンスの拡大など多用な展開ぶりは、下記(URL)からご覧下さい。
■facebook/越谷市の不動産 Real Estate Cocoon
http://www.facebook.com/realcocoon
■Twitter/@real_cocoon 埼玉県春日部市中央
http://twitter.com/#!/real_cocoon
同社では、 Twitter/@real_cocoonの ツイート(“つぶやき”によるオープンハウス案内や新着情報の
発信)はこれまで2,129回!
「フォローしている」1,571人、「フォローされている」1,551人というのが実績。
ここでソーシャルメディア活用の効果として注目しておきたいのは、発信した情報(コンテンツ)の一つ
一つのすべてが検索エンジンにインディクスされ、ロングテール化していくことでしょう。
試しにGoogleで「越谷市の不動産 Real Estate Cocoon」の検索をかけてみると、そのヒット率に驚かな
いわけにいきません。これが、無料のSEO効果になって跳ね返ってくるのですから、ソーシャルメディア
は「あなた(あるいは)あなたの会社のWebプレゼンス=存在感を高めていく」マーケッティング戦略として
も大いに期待していいのではないでしょうか。
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (17)
ソーシャルネイティブの時代/ネット
が生み出した新しい日本人とは
時代はいま、「デジタルネイティブ」から「ソーシャルネイティブ」へ
〔News&Date〕
時代はいまネットの新しいプレーヤーとして、生まれた時からインターネットやパソコンのあ
る生活環境の中で育ってきた世代「デジタルネイティブ」に次いで、物心ついたときから、mixi、
facebook、Twitter、モバゲー、GREEなどのソーシャルメディアに慣れ親しんできた世代「ソー
シャルネイティブ」を社会に迎えようとしている。
http://research.ascii.jp/elem/000/000/066/66133/
そうした社会の変化を1万人の大規模調査で捉えたのが、アスキー総合研究所の、「MCS
2010」 と「MCS 2011」 。いまなら、「MCS 2011 体験データ」 を無償でダウンロードできます!
〔拡大画像はこちら〕 http://research.ascii.jp/elem/000/000/066/66148/img.html
「MCS 2011 体験データ」を期間限定で無償提供中!
http://research.ascii.jp/consumer/contentsconsumer/
アスキー総合研究所が2010年3月にご提供を開始した、ネット・コンテンツに関する国内最
大の調査「MCS(メディア&コンテンツ・サーベイ) 2010」は、大きな反響を頂戴いたしま
した。大手広告代理店、コンテンツ制作企業、メディア企業、ネット関連企業、大手メーカー
の商品企画部門など、すでに多くのお客様にご採用いただいたほか、各種の集計結果は『日本
経済新聞』『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』など、さまざまなメディア様にもご活用い
ただいております。
MCSでは、誰が、どんなメディア・コンテンツを好み、どのサービスをどのように利用して
いるのかを調べられます。いままではまったく見えていなかった、コンテンツ1つ1つ、ユー
ザ ー 1 人 1 人 の ネ ッ ト 時 代 の 消 費 の 実 際 を、手 に 取 る よ う に 知 る こ と が で き ま す。
他に例を見ない大規模かつ詳細な消費動向調査であるこのMCSを、アスキー総合研究所では
2011年、さらにパワーアップして皆さまにお届けいたします。それが、「MCS 2011」です。
■ MCS 2010のiPad版、「MCS Elements」販売開始!
http://research.ascii.jp/elem/000/000/054/54749/
(18) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
連載/さらなる高地に向う!ネット不動産フロンティアノート
〔第3回〕求められる企業理念・ミッション
の発信 企業の成長を支えるものは何でしょうか
【個別テーマ1】 ホームページの運営
オンラインと実店舗の融合を
ベテラン 不動産鑑定士
高橋 雄三が綴る
「ネットフル活用の仲介業」とは!
高橋 雄三氏は、業歴30余年のベテラン鑑定士。1982(昭和57)年創業の高橋不動産鑑定事
務所(福島市)はこちら→ http://www.takakan.co.jp/
2005年からは、不動産事業部 『不動産のTakakan』 ( http://www.takakan.co.jp/kantei.htm )
を経営! 不動産業の未来を確実な視点で描きながら、仲介業に専門・特化した嘘のないSEO
コンサルを全国に提供中! 『本音のコラム』はこちら→ http://takakan.blog.shinobi.jp/
——————————————————————————————————————————————————————————————————
FDJ社(@不動産業戦略)から/2010 年の連載を総集した高橋 雄三著 『実践!
「ネット不動産」の作り方と未来』を発売中! http://www.fdj.com/semi_book/
——————————————————————————————————————————————————————————————————
オンライン(インターネット活用)とオフライン(実店舗での接客)の融
合がネットビジネスの成功のカギに
不動産仲介業に限らず、ネットビジネスの成功のカギは、オンライン(インターネット活用)
とオフライン(実店舗での接客)をいかに融合されるかにあるとされています。
目先の営業利益の追求でない、10年、20年、50年のスパンで考えた場合の企業の成長を支え
るものは何でしょうか。それは企業戦略であり、その企業戦略の基礎となるのが使命・ビジョ
ン・価値観なのです。
このシリーズ(新連載)では、〔インターネットをフルに活用する不動産仲介業〕につい
て、以下のように展開しています。(予定)
【個別テーマ1】 ホームページの運営
〔第1回〕 4月号 ホームページを中心とした仲介業の基本/最大のテーマは信頼獲得
〔第2回〕 5月号 ホームページの3分類/ネット集客……ウォルマートから学ぶ
〔第3回〕 6月号 企業理念・ミッションの発信
【個別テーマ2】 メール営業とは
【個別テーマ3】 ネット不動産の未来
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (19)
不動産流通業に携わる者としての「経営理念」、企業としての「ミッション」とは何か
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は、【個別テーマ1】ホームページの運営――について、〔第3回〕企業理念・ミッションの
発信――をみていくことにしましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
創業時に掲げた使命・ビジョンを、企業理念、企業の文化として、企業の風土・習慣として定
着させるまで努めることが、現代の経営者には求められているのです。
しかも、企業文化をオンライン(インターネット・ホームページ)上でも、オフライン(実店
舗の運営)上でも、日常化・現実化することが求められているわけです。
企業が、この不況を乗り越え、勝ち残るための戦略には、周りからの支援も不可欠です。
それは、社員・スタッフからの支援であり、お客様からの支持であり、取引先・同業者からの
応援です。さらに加えるならば、世の中からの応援も必要ですし、時代の後押しも求められま
す。
考えてみれば、企業の経営者は、自分の人生設計と会社の経営設計(企業戦略)を重ね合わ
せ、同時進行の自己決定ができる、ある意味では非常に恵まれた立場にあります。
自分の判断と責任で自己の人生を決めることができ、自分の会社を運営できる立場にある中小
企業の経営者にとって、インターネットが普及し、ビジネスモデルが大きく変わろうとしている
この時代は、「チャンス到来・我が世の春」と言えるのではないでしょうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎不動産仲介業も大改革の時代です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●しかし、不動産仲介業も今は以下のような諸点で大改革の時代です。
不動産業は、第一に生活・経済活動の基盤である土地と建物にかかわる仕事であるこ
と。(今回の大震災ショックは、人々に不動産の大切さを改めて再認識させることに
なったのではないでしょうか)
そして、世の中と時代は、インターネットがもたらした新しい社会の創造によって以
前にも増して不動産流通業の近代化・透明化を求めていること。
発展の方向としては、真の顧客利益の追求と専門性の高い人材による安心・安全な不
動産取引がもとめられていること。
この現実を直視すれば、不動産流通業に携わる者として、「経営理念」「企業としてのミッ
ション」が生じないはずがありません。
●それでは、時代が不動産仲介業者に求めている「使命」とは何でしょうか。
それは、仲介業者とお客様の意識改革であり、相互理解の深化ではないでしょうか。
さらには、企業経営における高い倫理性と社員の「人財化」であり、その結果としての不動産
仲介業の社会的地位の向上ではないでしょうか。
●時代が大きく変動し、先行きの不透明感を強めているこの時、インターネットの活用に活路を見出
そうとしている不動産仲介業者が描くビジョンとは何でしょうか。
それは、ネットという最新・最強の近代兵器をフルに活用し、自分のフィールド(戦場)で、
高度な、差別化された、新たなサービスを提供し、仲介サービスの「価値の創造」にチャレンジ
することから生まれるのではないでしょうか。
(20) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
サービス業とは、新しいサービスの提供とサービスのレベルを上げることで成長・繁栄のでき
る業種です。そのためにはトライ&エラーを繰り返し、試行錯誤の経験を全国の志を同じくする
同業者との本音レベルで交流することも不可欠です。
このフロンティアノートを書き続けた結果として、少なからぬ同業者の方から熱いメッセージ
をいただきました。ゆくゆくは、ネット不動産全国協議会(フロンティア・ネットワーク)の立
ち上げも射程に入れて考えております。
大阪在住の流通業コンサルタントであり、有料メールマガジン(ビジネス知識源)の発行では
断突の実績を持つ吉田繁治氏は、「企業理念」「企業文化」を以下の3区分に分類しています。
★読むと目からウロコが落ちると評判の経営戦略メールマガジン/ビジネス知識源:経営の成功原理
と実践原則
http://www.mag2.com/m/0000048497.html
★ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで
http://www.mag2.com/lineup/P0000018/
〔 経営コンサルタント/吉田繁治氏による企業文化の3分類 〕
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(1)官僚組織や大企業、伝統文化継承業界に多くみられる「消極的防衛的文化」で、承認文
化・伝統文化・依存文化を特徴としており長期衰退に向かう企業・組織に多い企業文化。
(2)対立文化、権力文化、競争文化、完璧文化等を内容とする「積極的防衛文化」で、危機
対応型・短期業績型で、長期では問題を起こすことが多いとされる企業文化。
(3)達成文化、自己実現文化、人間性重視文化、提携文化を主軸とする「建設的文化」で、
長期的な成長・長期での生き残りを目ざす企業が目標とすべき企業文化。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この企業文化の3分類を不動産仲介業にあてはめて考えるとどうなるでしょうか。
(1)の消極的防衛文化は、大半の大手仲介業にあてはまるのではないでしょうか?
大手としてのブランド力、看板に依存し、両手狙いの情報の囲い込みから脱却できない体質
は、消極的防衛文化そのものだと言っても過言ではありません。
大手に限らず、賃貸物件管理依存型の地域密着仲介業者も、この消極的防衛文化に陥りやすい
体質です。
(2)の積極的防衛文化も、大手や中堅企業に多くみられる体質ではないでしょうか。
部下には多大なノルマを押しつけ、成果は自分のものにする。同僚は競争相手であり、社員間
でも情報やノウハウを囲い込む。自分の成績を上げるために、お客様に不利なことでも平気で押
しつける。長時間労働と勤勉が求められ、少数の成功者と、多くの脱落者を生む企業文化を持つ
企業に未来があるとは思えません。
このフロンティアノート(注)の読者の中にも、大手仲介業やマンションデベロッパーの営業
マンが何人かいます。
注:この連載(FDJ社版)は、筆者が経営する福島市の不動産情報(不動産のTakakan)に連
載の『フロンティアノート』(Takakan版)と同時進行になっています。
これらの人から、真にお客様の為ではない所属する会社の営業方針に疑問を覚え、フロンティ
アノートの説く経営理念に共感して、独立を考えたいとの相談をいただくことがあります。
インターネットを活用した不動産仲介業が大きく変化しつつあるこの時代に、共に新しい時代
を切り拓く同志として連携を強めていく必要性を強く感じています。
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (21)
(3)の建設的文化こそが、新しい時代を切り拓き、不透明感に満ちた業界体質を変革する先頭ラン
ナーとしてのネット不動産業者に求められるものではないでしょうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現実的な目標を持ち、現場・スタッフが方法を工夫する体質。
問題発生があっても、成果責任とマネジメントの権限を持つ「現場」が対応できる体
制の確立。
顧客を大切に取扱い、メンバーは健康的に仕事ができ、仕事のやりがい(達成感)を
持つことができる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これが「達成文化」の特徴であり、時代が求めているものです。
建設的文化には、「自己実現文化」「人間性促進文化」としての特徴もあります。
それは、①個人の独創性、創造力、工夫を重視することである。②メンバーが情報を共有し、協力し、
助け合う。③メンバーは、成果が見えるから楽しみながら仕事をする。④会社はメンバーの成長を助け、
長所を伸ばし、成長を重視する。
という企業文化であり、結果として、リクルート人気も高いという効果も期待できます。
ネット不動産の現実の姿は、まだまだ、個人企業や零細企業レベルの会社が大部分ですが、そ
の社会的使命、歴史的使命は決して小さいものではありません。
今は生業レベルだとしても、せめて、企業文化、企業の志ぐらいは大きく、高く掲げるべきで
はないでしょうか。
企業理念、企業の志の高さが行間からにじみ出るようなホームページこそが、お客様の信頼を
獲得できる唯一、最大のホームページ運営のノウハウなのではないでしょうか。
個々の企業としては、生業レベル・零細企業であっても、ホームページ運営のノウハ
ウを共有し、真にお客様の立場・利益を考えた不動産仲介業者の全国ネットワークがで
きれば、わが国の不動産仲介業が大きく変化するこの時代にあって、一定の力を発揮す
ることができるのではないでしょうか。
これからの仲介業応接「アドボカシー(お客様支援)マーケティング」とは
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
わが国ではあまり知られていませんが、「アドボカシーマーケティング」という経営戦略があり
ます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フロンティアノートで繰り返し述べてきた内容とほぼ同じことを、より理論的にまと
めた経営戦略論です。
★アドボカシーマーケティングとは100%顧客の立場になって徹底的に顧客を支援する、擁護すること
http://advocacy.blog.shinobi.jp/Entry/11/
結論的に言えば、ネット中心の不動産仲介業の基本戦略は「アドボカシーマーケティング」に
こそあるということですが、ここでは、「企業文化」「企業理念」のホームページによる発信と
いう側面から取り上げることにします。
●アドボカシー(お客様支援)マーケティングは、上記「アドボカシーマーケティングとは」によれば、以
下(次ページへ)のように定義されます。
(22) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「顧客主導の時代に、信頼される企業を目指すには、公正・公平なあらゆる情報を開示し、中
立的なアドバイスに徹するべきである。顧客を徹底的に支援(advocate)することによって、顧
客の長期的な信頼を得ることができる。」
一見、常識に反するようだが、自社商品・サービスが他社商品・サービスよりも劣る場合は、
他社商品・サービスを正直に勧めるくらい、顧客に対して透明かつ誠実に対応すべきである」と
いうものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これを実践するには、大前提として、自社が参入している分野において、まず、競合他社以上
に優れた商品・サービスを開発・提供しなければならないことになります。
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顧客主導の時代にあって、不動産仲介業者は、客観的かつ中立的立場を保ちながらも、顧客本
位・購買代理的な役割が強く求められています。
インターネットを全面的に活用するネット不動産業者は、この「時代が求めている役割」を果
たすことのできる仲介業界における唯一の存在だといっても言いすぎではありません。
アドボカシーマーケティングの要点は、「お客様の購買行動において、お客様が最善の決断を
下せるよう力を貸すこと」にあります。
アドボカシー戦略を採用するのに適した業種・業界は、以下の特徴を有するものだとされてい
ます。
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商品・サービスが複雑である。
商品・サービスに対する顧客の関係・関心が深い。
顧客が間違った商品・サービスを選んだ場合の損害リスクが高い。
入手可能な商品・サービスの種類が多い。
商品・サービスの情報量が多い。
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いずれの項目も、情報過多時代の住宅購入という消費者行動にあてはまるだけでなく、不動産
仲介業者がホームページ上で何をなすべきかを示すものです。
今年(2011)の正月休みに、『アドボカシー・マーケティング』(グレン・アーバン著、英治出版2006年刊)
を一気に読んだ時、アドボカシー・マーケティングとは、インターネット時代を迎えたわが国の不動産仲介
業者のために書かれた経営学の教科書ではないかと思ったぐらいです。
私自身、ホームページ上で企業理念をいかに伝えるべきかについては、多くの試行錯誤を繰りかえし
てきました。
当社のホームページでは、お客様の声欄に、他社で決まったお客様の声も数多く掲載していま
す。特に初期の頃はそうでした。
物件は他社で決めたけれども、当社の情報提供、アドバイス、サポートに感謝しているという
手紙やメールを少なからず頂いたからです。
「不動産業戦略家」としてこの業界では著名な九州在住の不動産仲介業コンサルタント氏が、
当社のお客様の声欄に他社で決まった「お客様の声」が載っているのを見て、わざわざ電話をか
けてきました。
「お客様の声欄に、他決(他社で決まったお客様を指す業界用語)のお客様の事例を載せるの
はすぐに止めなさい。お客様に他決を勧めるような行為はすぐに中止しなさい」という命令調の
アドバイスでした。
大ベテランのコンサルタント氏の不動産仲介業戦略を全面的に信頼し、忠実に実践を重ねてき
たのですが、この忠告・アドバイスには反発を超えた、「嫌悪感」を覚えました
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (23)
もちろん、他決のお客様の声を載せることを止めたりはしませんでした。
しかし、住宅購入に際して悩み、迷い、相談してくるお客様を本気でサポートし、結果として
他社で物件購入を決めたお客様から寄せられた「感謝の気持ち」は、当社にとっての「宝物」で
はないかという判断と、業界の大ベテラン氏のアドバイスのどちらが正しいのかという点で全く
迷いがなかったと言えばウソになります。
少なからず迷い、悩みました。「アドボカシー・マーケティング」に出会えたことで、この迷
いは全面的に解決しました。
結果として、自社の商品やサービスを買ってもらえなかったとしても、お客様に好感は持って
もらえた。
企業の評価は、お客様が商品やサービスを選択する場合、その企業がどれだけサポートしてく
れたかで決まる。
企業活動の中心は「信頼貯金」を獲得し、積み上げることにある。
★信頼を貯金する|インターネット集客システム構築講座
http://ameblo.jp/todo88/entry-10439925851.html
このアドボカシー戦略の考えに基づけば、他社で決まった「お客様の声」をホームページに載
せることは、理の当然、あたり前のことです。
アドボカシー・マーケティングが説く「信頼創出」の企業文化は、お客様だけでなく、社員や
取引先、同業者の信頼獲得にもつながります。
住宅購入のお客様を、仲介業者が一回限りのお客様とみるか、縁のできたお客様、信頼関係の
できた、長いおつきあいのできるお客様として見るかによって、お客様に向き合う「企業文化」
は大きく違ってきます。
インターネットが普及し、情報過多の時代にあっても、信頼関係のできたお客様が、他の「お
客様候補」との接触、交わりの中で、自社の宣伝マン、広報マンとしての役割を果たしてくれる
効果は決して小さいものではないはずです。
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しかし、アドボカシー・マーケティングにも問題・課題があります。
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アドボカシー・マーケティングを採用し、全面移行する上での最大の問題は「時間」です。お客様の信
頼を獲得するには時間がかかるからです。
たとえ時間がかかっても、ホームページの運営の基本を、お客様の立場・利益に徹し、お客様
の立場に立って考え、実行すること以外に道はあるでしょうか。
お客様は何を考え、抱えている問題は何か、住宅購入の過程での悩みや迷いは何か、どんな情
報の集め方をしているのか……についてお客様から学ぶ以外に道はないのです。
ホームページ運営の基本、究極の目標は、ホームページによる「おもてなし」にある
ことが知られるようになってきました。
■【FDJ社プレゼンテーション】あなたのWebサイトは/お客様を“おもてなし”していますか?
間もなく開店!/これは凄いぞ!FDJ社理想不動産(株)から
http://fudou3.jugem.cc/?eid=6287
しかし、この「おもてなし」のノウハウは一朝一夕で身につくものではありません。
女将やコンシェルジェ、カリスマ店員など現実世界での「おもてなし」の達人と言われる人
は、本気で取り組み、工夫を重ね、自分の頭で考え、お客様から学んで、ようやく達人の域に達
したに違いありません。
(24) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
不動産仲介業者がホームページを導入し始めてまだ10年程度です。現実の世界での「おもてな
し」の達人から学ぶことも、まだまだ多くあるはずです。
加えて、インターネットに代表されるICT(情報通信技術)が得意とする「顧客行動分析」の
力を借りることもできるわけですから、ホームページによる「おもてなし」も決して不可能では
ないはずです。
「おもてなし」の達人とは、お客様が何を求めているのか、何に困っているのかを理解し、お
客様の期待以上の価値を提供できる人だとされています。
ホームページでこれを実現するためには、お客様の「属性」、「行動」、「声」を正確に理解
することが前提となるわけです。
会員登録による属性分析、アクセス履歴による行動分析、お客様の声に耳を傾けることによっ
て、お客様の「心」の「見える化」も不可能ではないはずです。さらに、一歩進んだ「行動予
測」も可能になるのではないでしょうか。
★見える化 - Wikipedia
http://goo.gl/aYkb
「見える化」といえば、わが国の不動産仲介業界に、今、一番求められているものは、不透明
性の除去、つまり「見える化」です。
ホームページを単なる物件情報発信の窓口としてだけでなく、業界が抱える問題点・課題を提
起し、解決の方向を提示する役割も担わせるのは荷が重すぎることでしょうか。
ネット時代・情報化時代のお客様の変化・進化はとどまるところを知りません。単なる物件情
報の入手だけでなく、業界の問題点についても、お客様は知りたい、見たい、本当のことを分か
りたいとなるのは時間の問題です。
だとしたら、ホームページは、お客様の変化・進化を先取りする気構えで、不動産仲介業界の
「見える化」の役割を果たすべきではないでしょうか。
不透明感の強い不動産仲介業界のなかで、問題提起を積極的に行うホームページは、お客様の
支持と信頼を必ず獲得できるはずだと考えるのは「書生論」に過ぎるでしょうか。
目に見えない資本主義「操作主義との決別」/「お客様の満足」を考えない売買
があっただろうか
「書生論」といえば、「弁証法」を現代社会に適用し、新鮮かつ鋭い分析で名高い田
坂広志氏の「操作主義との決別」にふれないわけにはいきません。
★目に見えない資本主義 [単行本] /田坂 広志(たさか ひろし) (著) 「操作主義経済」から「複雑系
経済」へ
http://goo.gl/6WJV
誤解のないように申し添えますが、田坂氏の論理が「書生論」だと言っているのではありませ
ん。書生、つまり、勉学を志す者すべてに理解できるように論じ、しかも、あるべき姿、未来論
にもふれているという意味での「書生論」です。
田坂氏は「目に見えない資本主義」(東洋経済新報社、2009年刊)で、資本主義の未来につい
て論じ、一つの方向性として、「操作主義との決別」を示しています。
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (25)
操作主義の決別を論ずるなかで、ホームページのあり方にもふれている部分につい
て、以下にご紹介します。(文責はあくまでも筆者です)
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多くのホームページが「操作主義」、つまり、「消費者(アクセス客)を、企業の望む方向に
操ろうとする発想」に陥っています。
つまり、①「いかにして、顧客の注意を、この商品に向けさせるか」、②「どうすれば、顧客に
買わせることができるか」、③「いかにすれば、顧客をリピート客にできるか」、④「どのようにす
れば、顧客を当社のファンにできるか」――を中心に作られています。
今の時代の消費者は、企業側の打算や計算を敏感に感じとり、企業の「操作主義」を見抜いて
しまいます。この「操作主義」とは、実は、企業と顧客の関係を「対立的」に見る発想から生ま
れてくるものです。
本来、企業と顧客との間に生まれるべき「共感」や「感謝」「一体感」を大切にせず、企業と
顧客を、「商品を売る側」と「商品を買う側」という対立的な関係として捉え、さらには、顧客
を「操作の対象」と見る発想ではないか。
このことは、最近流行の「CS」(顧客満足)という言葉にも忍び込んでいる発想である。顧客
を「CS」を得るための対象として見つめ、その「満足度」を高めようとする「密やかな操作主
義」が生みだしたものといえます。
そもそも、商売というものが始まって以来、「お客様の満足」を考えない売買があっただろう
か。もしそれが、まともな商売であるならば、「お客様が満足する」ということは、議論以前の
当たり前のことではなかったか。
「CS」という言葉は、現在のビジネス社会が、商売の原点を忘れ、利益の追求に走り、顧客に
喜ばれることの大切さを忘れてきたからこそ、生まれた言葉ではないのか。
本来、日本型経営においては、企業と顧客を「対立的」に捉える発想は、なかったとされま
す。それは、「主客一体」あるいは「自他一体」の心得であり、企業と顧客は、本来、一体のも
のとして捉えられていました。
「お客様は、我々の心を映す鏡である」。
その意味は、「お客様」とは、商品の売買という「ご縁」によって巡り会った大切な方であ
り、そのお客様という「鏡」に映し出される自分の姿を見つめることによって、成長させていた
だく、という考え方です。
そのことを表した言葉が、「お客様に育てていただいた」や「お客様とともに成長する」とい
言葉であり、価値観であった。
このことは、日本文化の中心である「おもてなし」の文化や「一期一会」の精神と結びつき、
極めて深い思想に発展しているのではないか……。
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以上が、田坂氏の説く、「操作主義と決別」した企業理念・企業文化、ひいては、
ホームページ運営のあり方です。
あまりにも、原理・原則・理想論に過ぎて、現実の業務遂行、日常的なホームページの運営に
は参考にならないでしょうか。
自分としては、ネット不動産のあり方、ホームページ運営の基本を示す戦略論と受けとめました。
(26) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
FDJ社(@不動産業戦略)が/『実践!「ネット不動産」の作り方と未来』を発売!
激変する家探しユーザーとの新しい付き合い方
〔勝利への道/成功シナリオ〕を描いてみませんか!
http://www.fdj.com/semi_book/
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号 (27)
『ネット不動産』 戦略を読み解くためのFDJ社推奨リンク集
■不動産業でも/ソーシャル・メディア時代の遊泳・営業拡大術は! 全方位で「私はここにいますよ」と情
報を発信!そして、Web上のあらゆるところから「自分を探してもらう」こと!
http://fudou3.jugem.cc/?eid=6697
■不動産営業のWebスタイル/[ P ] の選択 これだけ読めばもう怖くない
〔ク ロ ー ジ ン グ = 成 約〕は、〔Push の 電 話 攻 勢 : 追 い か け〕に よ る 来 店 誘 導 型 で い く の か
〔Pullのメール応接:おもてなし〕による未来系・顧客創造型でいくのか
http://www.fdj.com/web-style/
★「中小不動産業者のための事業高度化シンポジウム」2009年10月15日に開催!
http://fudou3.jugem.cc/?eid=7143 http://fudou3.jugem.cc/?eid=7270
NTTデータ経営研究所が主催/国土交通省が後援
◎初めて解明/不動産ネット市場で急増する「未公開物件」のメカニズムとは
http://fudou3.jugem.cc/?eid=6827 2009.08.09
★FRK推計/2009年の既存住宅流通は46万戸、自己居住用の新築と同水準に!
http://fudou3.jugem.cc/?eid=8148 2010.03.29
◎必見!中小不動産業者の業務推進方策/近代化センター:実態調査から
http://fudou3.jugem.cc/?eid=4390 2008.02.20
宅建業者数推移/1995-2005年の10年間で1万件減少
◎インターネットマーケティング(AIDMAからAISAS/AISCEASへ)
http://bit.ly/ap8GYA
■あらためて不動産業の動画レッスン2008―09年/そして、2010年からはUST時代に突入!
http://fudou3.jugem.cc/?eid=8348
■〔@不動産業戦略〕2009 年6月号/◎長期住宅社会 実現の課題は何か
http://fudou3.jugem.cc/?eid=6565 2009.06.18
◎〔動画〕FDJ社(@不動産業戦略)が/世紀の〔中古新時代〕開幕を宣言!
http://fudou3.jugem.cc/?eid=8919
■〔@不動産業戦略〕2010年6月号/2010年5月からFRKが建物検査やリフォーム情報を提供する
「バリューアップモデル」を実施 http://fudou3.jugem.cc/?eid=8678
■ 2009年春〔FDJ社/不動産放送局〕はいま/(PeeVee.TV)&(YouTube)
http://fudou3.jugem.cc/?eid=6016
★ 現地調査 こいつはすごいぞ!/兼六不動産(株) 安心できる不動産取引とは!
http://www.ken6-fudousan.co.jp/dependable.html http://www.ken6-fudousan.co.jp/
http://fudou3.jugem.cc/?eid=10138
★(株)オンライン不動産/こちらはネット(での営業エリア)広域論!
『宮澤勝次のインターネット不動産経営戦略ブログ』から
http://d.hatena.ne.jp/jyuutaku21/ http://d.hatena.ne.jp/jyuutaku21/archive
http://fudou3.jugem.cc/?eid=10139
★家主向けの会員制コミュニティサイト「となりの大家さん」とは?
大家向けの共同購入サイト『とくする大家さん』が2011年1月5日にオープン
http://fudou3.jugem.cc/?eid=9751 2011.01.05
■不動産Webのパイオニアー&買主専任契約運動の推進者/Becky Swannさん(逝去!追悼 RIP)
http://fudou3.jugem.cc/?eid=10131 2011.03.26
(28) 不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
2011年7月号 予告
【特集】 流通大手15社の仲介実績調べ
FDJ社恒例・時系列調査/「2011年夏版」
◆ 不動産市場展望
◆ 未来戦略
不動産業でのソーシャルメディア活用はどうなるのか!?
現場に下りてきた2011年夏の姿をみておく
◆ 編集長Watching
R&L 金丸社長・講演/「伸びる会社は財務で勝つ」
「@dream2000 業者交流会2011」 から
◆ FDJ社/オリジナルデータ
注目・名物サイト紹介
http://www.zero-fudousan.com/
リアルプランナーが/5月
13日
「仲介料無料賃貸
ZEROC」を開設
不動産業戦略 e-REVIEW/2011年6月号
不動産業戦略 e-REVIEW/発行概要
● 購読申し込み先
http://www.fdj.com/fdj2/mousikomi.html
雑誌版では
表3は、広告ページになっています。
本誌はWebと連動しています/★読者サービス★ Daily News へは下記URLからどうぞ!
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不動産流通をどう
活性化するか
いま必要な新しい
インターネット
戦略とは
不 動 産・住 宅 産 業
の総合戦略を探る
時代と経営環境が激変!
21世紀型ユーザーが登場してくる中で
経営と営業を刺激する未来型 Solution マガジン
不動産業戦略 e-REVIEW
2011年6月号
㈱ 不動産データ&ジャーナル社
本 社/〒358-0027
埼玉県入間市上小谷田1-3-3-501
TEL 04(2964)7411
FAX 04(2965)6707
URL http://www.fdj.com/
E-mail [email protected]
編集兼発行人
浅見 貞男
2004年10月創刊
●月刊/毎月1回20日定期発行
●購読料/月額2,500円
印刷所 (有)アイ・シー印刷
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