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三陸復興・振興方策調査報告書『三陸の未来を拓く提案』について 交通
記 者 席 配 付 資 料 平成 28 年 3 月 24 日 復興局 (内 6945) 三陸復興・振興方策調査報告書『三陸の未来を拓く提案』について 交通ネットワークの整備や復興まちづくりの進展等によって、三陸地域を取り巻く 環境の大きな変化が訪れようとしており、将来を展望し、今後の三陸地域の持続的 な発展を図っていくためのアイデアや事例をプロジェクトの形で整理し、「三陸復 興・振興方策調査報告書『三陸の未来を拓く提案』」として取りまとめました。 1 報告書の趣旨 本報告書は、中長期的な視点や広域的な観点に立ち、様々な分野の方からご意 見を伺いながら、新たな三陸地域を築いていくためのアイデアや事例をプロジェ クトの形で整理したものであり、市町村や企業・団体をはじめ多くの皆様が三陸 の復興や振興に向けた取組を検討し、県民的な議論を深めていくための参考とし ていただきたいもの。 また、県としても平成 28 年度に行う第3期復興実施計画の策定過程において検 討し、実行に移していくもの。 2 基本的な考え方 (1)交通ネットワークの活用 交通ネットワークの変化を三陸地域のヒトとモノの交流につなげる (2)交流・連携の仕組みづくり 三陸地域で活躍する若者、女性など個人、企業や団体の多様な主体による相 互連携や支援の仕組みを整え、創造的な地域づくりを促進する (3)多様な資源の発掘・活用 三陸ならではの地域文化や自然環境、農林水産物などの多様な資源の発掘・ 活用による持続可能な地域社会を実現する 3 プロジェクト テーマ A産業 B観光 Cコミュニティ A-1 A-2 A-3 A-4 B-1 B-2 B-3 C-1 C-2 プロジェクト 三陸まるごと直送プロジェクト 三陸物流強化プロジェクト 三陸産ブランド構築プロジェクト 三陸産業プラットホーム形成プロジェクト 食の観光コンテンツ充実プロジェクト 三陸まるごと博覧会プロジェクト 三陸観光マネジメントプロジェクト 地域間交流のまちづくりプロジェクト 開かれたまちづくりプロジェクト 三陸の未来を拓く提案 三陸復興・振興方策調査報告書 調査の趣旨 ・中長期的な視点や広域的な観点に立ち、地域の現状分析に加え、様々な分野の方からご 意見を伺いながら、新たな三陸地域を築いていくためのアイデアや事例等をプロジェクト の形で整理したものであり、市町村や企業・団体をはじめ、はじめ多くの皆様が三陸の復 興や振興に向けた取組を検討し、県民的な議論を深めていくための参考としていただきた いもの ・県としても平成28年度に行う第3期復興実施計画の策定過程において検討し、実行に移 していくもの ご意見をお伺いした方々 ・三陸地域の市町村長(13市町村) ・被災地で活躍する企業や団体 (観光業、流通業、協同組合) ・県外有識者 ・復興委員会委員 等 交通ネットワークの整備と復興まちづくりの進展 ・復興道路の整備の進展 ・宮古~室蘭間フェリー定期航路の開設 ・住宅や商店街の再建 1 アイデアや事例を3つのテーマ毎にプロジェクトの形で整理 産業 観光 コミュニティ 三陸の未来を拓く提案 ・三陸まるごと直送プロジェクト ・三陸物流強化プロジェクト 産業 時 間 短 縮 効 果 を 産 業 振 興 へ トラック輸送 航空輸送 海上輸送 三陸地域 消 費 地 へ 直 送 新鮮な水産物 港 湾 利 用 促 進 効率的な物流網の構築 取組内容 効率的な輸送方法の構築 コンテナ定期航路充実に向け た荷量の確保 物流ネットワークを支える機 能の確保 三陸の未来を拓く提案 観光 ア ク セ ス 性 向 上 を 交 流 拡 大 へ ・三陸観光マネジメントプロジェクト 三陸広域の 観光プラットホームによる支援 観光メニュー 教育旅行 取組内容 観光関係者の連携促進 個性的な観光メニューの充実 教育旅行のコーディネート 周遊観光 道の駅等の整備による周遊観 光の充実 三陸の未来を拓く提案 コミュニティ 生 活 圏 拡 大 を 地 域 活 性 化 へ ・地域間交流のまちづくりプロジェクト ・開かれたまちづくりプロジェクト 取組内容 地域交通システムの構築と 利用促進 多様で豊かな ライフスタイルの発信 移住者等の受け入れ 態勢の充実 地域づくりの人材が広域で 活躍できる仕組みの構築 三陸ならではの多様で豊か なライフスタイルの発信 人材が広域で活躍 できる仕組みの構築 地域交通システムの構築 地域内交流の促進