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平成18年度第4回本荘会議録(PDF文書)

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平成18年度第4回本荘会議録(PDF文書)
会
議
録
会 議 の 名 称 第4回 本荘地域協議会
開 催 日 時 平成18年10月24日(火) 午後2時00分(∼5時00分)
開 催 場 所 ・全体会:本荘由利広域行政センター「学習ホール」(3階)
・分科会:第1分科会( 住民自治、活力とにぎわいのあるまちづくり) 同「学習ホール」(3階)
第2分科会( 健康福祉、環境共生のまちづくり)
同「第4会議室」(4階)
第3分科会( 文化、情報、交流のまちづくり)
同「第5会議室」(4階)
出 席 者 氏 名 「分科会委員名簿」のとおり
欠 席 者 氏 名
同
上
会 議 次 第
1.開
会
2.挨
拶
・区長挨拶
・会長挨拶
3.事
4.分
前
説
科
5.報
明
会
告
・担当役員より、各分科会の状況報告
6.閉
会
会 議 の 経 過 別紙のとおり
-1-
会 議の 経過
第4 回
本荘地域協議会
平成 18 年1 0月2 4日 (火)
午後 2時 00 分 開会
同 5時 00 分 閉会
1 .開 会
2 .挨 拶(区長挨拶 、会長挨拶 )
3 .事前説明
4 .報 告(担当役員 より 、前回 までの 各分科会状況報告 )
① 第1 分 科 会(住 民 自 治、 活力とにぎわいのあるまちづくり )
○ 分科会担当役員 : 副会長 村岡兼幸
○ 事 務 局 職員:冨田産業課長 、佐 々木主査
● 分科会担当役員
・今 回、 第4 回目 ということで、 先ほ ど議 長からもお 話あ り ま し た が、 ある程
度 、意 見 具 申とする 内容を 集約 していく 段階 ですが 、な か な か集 約できない
状 況に あ り ま す が、 当分科会として 「住 民 自 治のまちづくり 」の 部分 と「活
力 あるまちづくり」 (産 業 振 興)の部 分で の意見集約 をしたいと思 いますので
よろしくお 願い し ま す。前 回までに 出た 議論 をさらに深 める 意味 で、 市役所
の 所管課長 3名 に出 席いただいていますので 、質疑応答 、意 見 交 換を 行い内
容 を深 めていきたいと思 い ま す。
・先 週、 まちづくり推進協議会で 岩 手 県の 北 上 市と奥州市 への 視察 の中 で、北
上 市 の 「文化交流 センター さ く らホ ー ル」 を 見 てきました 。 当 分 科 会 とは
直 接 関 係ないですが 、第2 分 科 会で のテーマ となっている組 合 病 院 跡 地をま
ち づ く り推進協議会 で今年 の大 きな テ ー マとして先進地視察 を行 ってきまし
た 。明 確な 理念 の元 につくられたホール でとても素 晴らしいものであった。
大 、中 、小 のホール を兼ね 備え 、ここで 地域文化の 創造 をしていく「 芸術工
場 」の よ う なコンセプトの も と に、 ホ ー ルが 立派なだけではなくそこに至る
大 きな 屋根 の付 いた 広い空 間が 、い わ ゆ る屋 根の付 いた 公園 と い うイメージ
で あ っ た。中 小の 会議室 も2 2室完備し て い る。 利用時間が 9:00 ∼ 22:00 で
時間内出入 り自 由で 飲食も 自由 で す が、 会議室等を 借り た場 合は 料金 が発生
す る そ う で す。 非常 に広く ガ ラ ス張 りの 空間 が多いため 、夏 は暑 くて 大変だ
そうですが 、冬 は快 適であるとのことでした 。小会議室 はトレーニングルー
ム で趣 味の 団体 が料 理や語 学の 勉強 、場 合によっては空 手と か何 でもありの
状 態で 沢山 のサ ー ク ル、団 体が 小会議室 を使 って学 び そ の集大成 を、 付属す
る ホ ー ルで 発表 するという 、芸 術や 文化 を創 る場所 が こ の「 さ く らホール」
で あ る と思い ま し た。
-2-
私たちが 視察 し た お昼頃 もかなり 人は 居たのですが、 夕方 17:00 以 降にな
る と中 ・高 校 生や 仕事帰 りの 人たちでホール は賑 わっているそうです。
ホ ー ル運 営は 市の 直営で は な く「 北上市文化創造 」という 財団法人 が行っ
ていて 、年 間 六 千 万 円ほど 市からの 補助 は受 けているが 職員 の給 与などはホ
ー ルで 生み 出される 利益の 中で 賄われている 。ホ ー ルをつくるだけでなく、
そ の後 の運営 も見 越した 施設 であった。
例え ば、 この 施設 が本荘 の組 合 病 院 跡 地にあった 場合 、市 民の ライフスタ
イ ルも 変わってくるのではないかという 意見 があり 、ガラス 貼り の会議室で
お 互い の会 議や トレーニングの 風景 を見 せ合 って緊張感 を持 つ。 と い う空間
が 生まれていて 、市民活動 や文 化 活 動がそのまちに 根付 き広 がっていく場所
となるのではないかと感 じました 。
・奥州市 の図書館 も視 察しましたが、 その 2階 にある 生涯学習 センター の開館
時 間が 9:00 ∼ 17:00 で、 生涯学習セ ン タ ーであるなら、 むしろ 17:00 ∼ 21:00
に 開館 していてほしい施設 であるのにとの意 見が あ り「 さ く らホール 」との
大 きな 違い を感 じました。 今日 の話 に直接関 わりはないですが、 住民自治を
考 える 上で大 事なことかと思 いお 話させていただきました。
・住 民 自 治のまちづくりをどう推 進していくかということで、 今 現 在の 町内会
自 治を 含め た現 状 認 識をしたうえで 、そ の現 状に対 し て の意 見が 数多 く出さ
れ ま し た。 本荘地域 では初 めて 町内会活動を 支援し て い こ う と い う「 住民自
治 活 動 支 援 交 付 金」 が創設 されたということ 。行政協力員制度の 内容 につい
て 変 更が 出 て き た こ と 。「 地 域 振 興 事 業 補 助 金 制 度 」や 「 集会施設建設費等
補助金制度」 などについて説 明を 受けた 上で 、意見交換 を行 いました。
・住 民 自 治のまちづくりの現 状を 認識 して 、それに対 する 分 科 会と し て の意見
をとりまとめる 必要 があると考 え ま す。 合 併 時に、 地域自治区を 採用 してど
う い っ たス タ イ ルの 新市に お け る住 民 自 治の 仕組みをつくっていくのか。に
つ い て も あ る程 度の 意見提案は 行っていきたいと思 い ま す。 行政 と住民自治
の 在り 方や 自治活動 への支 援に つ い て、 中嶋課長と 早川課長 に出 席いただい
ているので、 前回 より踏 み込 んだ 意見をいただきたいと 思います。
● 委員
・今 回 出 席す る に あ た り、会議録 を改 めて 読み 直して 当分科会 の協 議 案 件に沿
っ た 議論 が 果 た し て 成 されいただろうかと 思 った 。 よ う や く 、「 住 民 自 治の
在 り方 」という 具 体 的な題 材が 出てきたので 、そ れ に沿 った 話し 合いができ
てきていると 思う し今後 も続 けていくべきである 。
・住 民 自 治と 行政協力員の関 係に つ い て、 町内住民の 理解 を深 めてもらうため
の 説明会等 を考 えているが 実施 できていないので、 年内 を目 処にして 実施し
たいと 考えています 。ほかの 町 内 会の活 動 状 況も参 考にさせていただきたい 。
● 分科会担当役員
・前 回、 行政協力員のありかたについての 議論 の中で 、以 前の 行政協力員は、
地 域を 代表 して 市長 から個 人に 対し て委 嘱されていたものが 、今 回の 変更で
地 域か ら で は な く町 内か ら の推 薦を も と に、 市長が 委嘱 をするという 形にな
っ た の で、 今度 は個 人ではなく 町 内 会に 対し て行政 への 協力依頼 をし 、報酬
に 関しては 交 付 金となり、 個人 に支 払われていたものが 町 内 会へ の交 付とな
るというのが 大き な変 更 点だ っ た と理解 してよろしいですか 。
総 務 課 長( 中嶋)
・行政協力員 については、区 域 住 民の 推薦 に基 づいて 市長 が行政協力員個人に
対 して 委嘱 をしていましたが、 区域 についての実態 は町内会 でありました。
区 域(町内会)の 実情 に即し た形 で、 町内会長 が行政協力員として 推薦 される
-3-
と こ ろ と、 そうではない区 域があります 。本 荘、矢 島、 鳥海地域 の一 部で町
内会長 と行政協力員 が別の 町内 が あ り、 本荘地域においては 1 3 4町内中の
約 41 町内 、矢 島 地 域はおよそ 1/ 3、 鳥海地域については 若干 であるとい
う こ と で、全 市で は5 2 0町 内の 約1割 になります。
・行政協力員制度 については 、合 併 以 前、 各 地 域によってすべて異 なっていた
制 度を 、統 一す る の が合 併 後の 大き な課 題でありましたので 、実 態を 踏まえ
た 新し い制 度で は、 行政協力員 にお 願いしていた事務等 を町内会 にお 願いす
る こ と に な り、 協 力 員には 町 内 会に お願 い す る際の 窓口 になっていただくこ
と に な り ま す の で、 今後も 行政協力員の 推薦 はお願 いし 、市 長からの 委嘱状
も 従来 ど お り交 付されます 。ただし 、行政協力員の 事務 を町内会 にお 願いす
る 関係 から 、従 来、 行政協力員個人 に対 して 支払っ て い た報 酬に 相当 するも
の は、 交 付 金という 形で町内会 に支 払うことになり 、町内会 ではそれを踏ま
え て、 行政協力員へ の報酬 と し て支 払うとか 、配布物等 に携 わっている班長
や 組長 な ど の手 当にするとか、 町 内 会の 運営費用に 充て る な ど使 途について
は 特に 制約 はありません。 市からお 願いする 業務は 、広報等 の各世帯 への配
布 が主 な仕 事になりますが 、そ れ以 外に 募金 の関係 など 従来 と同 じ形 でお願
い い た し ま す。 従来 、行政協力員個人の 立場 でということで 町内会組織との
つながりが 難し い面 もありましたが 、そ れ ら を解消 する 目的 もあります。住
民 に最 も身 近な 自治組織は 町 内 会で す の で、 行政と の協 働の パートナーとし
て 行政事務 の一 部を 担っていただきたい 、ということから先 般の 9月議会で
の 条例改正 の承 認をいただきましたので 、これから 年末 にかけて 各 地 域に説
明 に伺 いたいと考 えています 。
・行政協力員 の報酬交付金の 金額 についても、 各地域 で異 なっていましたので
3 ヶ年 で段階的 に調 整を行 い統 一し た い と考 えています 。本 荘 地 域で は現行
世帯割 が600 円、 団体割 が1 0, 0 0 0円 でしたが、 平成 21 年度 までに
世帯割 500 円、 団体割 が3 5, 000 円に 改正 することになります。
● 分科会担当役員
・こ れ ま で よ り一 層、 最も身 近な 自治組織 と し て町 内 会の 位置 づ け が重 くなっ
た と感 じ ま す。 これまで個 人へ の委 嘱だったための 不 都 合を 解消 しようとい
う 試み で、 1市 7町 の合併 に伴 い異 なっていた、行政協力員制度 を統 一する
ための 制度変更 だと 思いますので、 これらの 流れについては 特に 問題 はない
ですね 。
・前 回、 東町 では 町内会長と 行政協力員が 異なるが、 特に 不 都 合もなく 運営し
てきたので 必ず 会長 と協 力 員が 同 一 人でなくとも良 いということでしたが。
● 委員
・行 政で は、 町内会長 と行政協力員が 同 一 人であれば 、様 々な 伝達事項 や市の
施 策などが 伝達 しやすいと 考えているようで 、今までの 協 力 員は 各種 の配布
物 や集 金などの 仕事 をするものと考 えていたのですが、 町内会長 が行政協力
員 を受 けて 配 布 物などの業 務は 町内会員 の誰 かにそっくり委 嘱す る形 で良け
れ ば同一人が 会長 と行政協力員の 業務を 受けられると思 い ま す。
● 分科会担当役員
・一 緒の 方が望 ましいとか 、それぞれに任 せるとか 方針はあるのですか。
総 務 課 長( 中嶋)
・市 では 、一 緒にしていただきたいということはないですし、 これまで 、町内
会 で行 ってきたやり 方で、 町 内 会の 事情 に即 した形 でお 願いできれば 構いま
せ ん。
・1 町内 で複 数の 行政協力員 についても、 従来 と同じ 形で お願 いをしていきた
-4-
い と考 えますので、 必ず、 町内会長 =行政協力員で 統一 ではないので 町内会
の 中で 一番やりやすい形 で考 えていただければ良 いと思 い ま す。
● 委員
・議 会で 条例 が決 まったとしても 、町 内 会 長と 行政協力員 の合 同 会 議を 開催し
て 意見 を聞い た上 で、説明会 を行 った方 が良 いのではないか 。
総 務 課 長( 中嶋)
・説明会 については 、各ブロック ごとになると思 いますが 、できれば町内会長 、
行政協力員一緒 の席 で説明 させていただきたいのですが 、それぞれの ブロッ
ク の事 情もあるようですので、 会長 のみ 若しくは協力員 の み の会 議というこ
ともあると 思い ま す が、いずれ 両方 の立 場の 方々に 説明 を し て今 後の ご協力
を お願 いしたいと 思い ま す。
● 分科会担当役員
・今 の意 見は 、話 し合 う場をつくって 協 力 員の 位置づけを 、今 後の こ と を考え
て ハッキリさせてほしいという要 望で す か。
● 委員
・曖 昧な 解釈にならないようにしてもらいたいということです 。
● 委員
・会 長や 町内 の役 員を 兼ねてない 方で も自 薦し て行政協力員をしている 方は皆
無 に等 し い と思 い ま す。町 内 会 長からまたは 町内総会の 時に 推挙 され 引き受
け て い る の が実 態だ と思う 。今 度は 町 内 会か ら推薦 とのことだが 、結 果とし
て は同 じことである 。行政 としてのねらいは 別にあるのではないのか 、行政
と 町 内 会を つ な ぐパイプ役 と い う話 があるが 、行政業務 そのものがストレー
ト に町 内に 下りるし 、やってもらうという期 待があるのではないか。 そのた
め に行政協力員 は町 内の役 員を 兼ねてほしいのだと 思う 。私 の町 内も 行政協
力 員は 2名 で、 1名 は町内会役員などに 全く 関わりないが、 協 力 員としての
任 務は 十分 に果 たしていて 不 都 合なことはなかった 。報 酬が 交 付 金になり使
途 は町内会 へ任 せるようですが 、私 の町 内で は約380 世帯 を組 み分 けをし
ていて 月番 と い う制 度で、 広報 な ど の配 布や 回覧などの 業務 を周 り番 で行い
ま す の で、 組長 が配布業務 を常 に行 うことはないので、 先ほどの 話にあった
交付金 を組 長に 分配 することはできないので 、従来 ど お り協力員 またはそれ
に 関係 した 方に 支払 うことになると 思います 。行政協力員制度が 変わるとい
っても 、町内 と行政協力員の 関わりは何 ら変 わりがないのではないかと 思う 。
必 要なのは 町 内 会の 発展の た め に行 政と 、どういった関 わりをしていくのが
良 いのかだと 思う 。
・今 回の 条例改正 で、 世帯割 が500 円になったと聞 きましたが前 に聞 いてい
た 額は 7 0 0円 だったのになぜ 引き 下げられたのか 、町 内の 世 帯 数が 多けれ
ば 損をするようにみえるがどうか 。
総 務 課 長( 中嶋)
・協力員 は当 該 区 域の 推薦といっても 、実 態は 町内会 であるということでそれ
ならば 実態 をそのまま明 文 化し た、 ということで特 に意 図したことはありま
せんが 、町内会 は協 働のパートナー であるという意味合 いは 従来 より ハッキ
リ としたという点 はあると思 い ま す。
・交付金 の使途 についての 組長手当 は 、一 例としてお 話ししたことであります 。
・交付金 の世帯割 について、 3月時点 に提 示し た際は 7 0 0円 を基 本として検
討 中で あ る と通 知しましたが、 9月議会 の委員会審議等 の中 で世帯割 、団体
割 のバ ラ ン スに つ い て、で き れ ば小 さい 世 帯 数の町 内に 配慮 してほしいとの
意 見が あ っ た こ と か ら、世帯割 を当 初の 7 0 0円か ら500 円へ と下 げ、団
-5-
体 割を 25, 0 0 0円か ら3 5, 000 円に 上げさせていただきました 。
● 委員
・行政協力員が 複数 の町内 の場 合はどうなりますか 。
総 務 課 長( 中嶋)
・今 ま で も協力員 1名 に対し て い く ら と い う考 え方で す の で、 協 力 員が 複数の
町 内は 団 体 割は 2名 分で従 来ど お り で す が、 今後、 1町 内に 複数 の行政協力
員 を設 置することについては、 現在複数置いている 町内 を基 本と 考え て、こ
の あ と 一 定 の 規 模 以 上の 町 内 に つ い て は 実 態 に 応 じ て 協 議 し た い と 思い ま
す 。明 確な 基準 は現 在ないのですが 、200 ∼2 5 0世 帯 以 上の 町内 で2名
置 いているのが 実態 ですので、 それらを 基本 に考えていきたいと 思います。
● 委員
・町内会未加入者 の扱 いが、 町 内 会で の一 番の 悩みである 。市役所 の窓口等で
転入者 に対 して 指導 してもらえないものか。 町内に 入っ て な い か ら ご みステ
ー シ ョ ンを 使う な と か、子供会 の行 事に 参加 するななどと言 う訳 にはいかな
い 。こ の件については行 政に 指導的役割 を果 たしていただきたい。
総 務 課 長( 中嶋)
・市 としても 、住 居の 変更届 があった 場合 は町内会の 説 明 等は 、していますが
町内会 への 入会 を強 制する 訳に は い か な い の で、できる 範囲 でお 願いをして
い く。 今後 も続 く大 きな課 題で す の で、 町 内 会、行 政ともに 知恵 を出 し合っ
ていければと 思います。
● 委員
・旧 本 荘 町の地 域と 田舎とではずいぶんと 違うものだと感 じた 。
・旧北内越村 は前 回の 合併の 時、 大内 と本 荘に 分かれてしまったが 、旧北内越
村正副会長会議 と し て年に 一度 、今 でも 集まって地 域の 課題 を話 し合 ってい
る。
・内 越 町 内は 93 世帯 で7区 に分 けています。 町内の 総会 では 会長 と監 事2名
と 公民館長 を選 出するだけで、 あ と は7 つの 区から 選出 さ れ た区 長が 、副会
長 、会 計、 衛生班長 などの 町内役員 を務 め ま す。町 内 会 費は 12 ,000円
で 、そのほかに 消 防 費と し て2 ,000 円をいただいているので 町内 の防火
用水池 の借地料 や消防団員 の手 当などは 町 内 会で支 払っています 。広報等の
配布物 は行政協力員 から各区長 に届 けて 、そこから 各 世 帯に 配布 されるとい
う 流れです 。当 町 内 会の運 営は スムーズ にいっているので、 市中心部 の町内
と は随分違うものだと感 じ ま す。
・合 併し た途 端、 北内越小学校が 複式学級 になるとはいかがなものか。 大内の
牛 寺や 南 内 越の 山田 から北 小に 通ってもらい 、現在児童数は 57 人である。
ま た大 内からは 出羽中学校 の児童数 が減 っているので北 中で は な く出羽中に
と い っ た話 も あ る。 総合発展計画の 中で 通学区域の 見直 しもふれられていま
す が、 学校規模の 適正化 が今 後 必 要になると 思います。
● 分科会担当役員
・行 政と し て は町内会 とパートナーとして 、協 働を よ り強 めていきたいという
ことで 、今 まで 実態 であったものを 明 文 化をしたり 、各地域 で異 なっていた
制 度の 統一 を図 り進 めていきたいということだと思 い ま す。 そ れ に対 しては
異 論は な い と思 いますが、 それらが 住民 にしっかりと浸 透するように 説明会
な ど行 っていただきたいと 思います 。前 回の 会議で も出 ましたが 、行政協力
員 が集 まる 会議 はあるが町 内 会 長が 集ま る会 議はないという 。1 割ではある
が 行 政 協力員が 町内会長と 同一 ではないため 、行政 が住 民 自 治の 原点 である
町内会 との 関係 を よ り重視 するのであれば、 それぞれの 町内会長 から 意見を
-6-
聞 く場 所や 仕組 み・ システムを 考えるべきと 、前回 また 今回 の意 見を 聞いて
思 うのですがどうでしょうか 。
総 務 課 長( 中嶋)
・町 内 会 長 会 議については、 合 併 前の 1市 7町 の中で 名称 は様 々だがそういっ
た 会議 が開 催されていた地 域も あ り ま し た。 現段階 で全地域 どのような形に
す る か の結論 は出 していませんが 、それぞれの地域 ご と に意 見を伺 って 今後 、
町内会長会議 の設 置についても検 討していきたいと考えます 。
● 分科会担当役員
・当 分 科 会と し て は、 行政からの 要請 に対 して 広報配布だけでなく 、町内会未
加入者 へ強制 はできないが 、加入 への推 進を 行政サイド から 指導するなどで 、
協 働の 関係 ができていくと 感じますので 、町内会と の連 携を 密にするのであ
れ ば町 内 会 長 会 議の 設置に つ い て考 えていただくという 提案 でよろしいです
か。
・新 しい 住民自治 のしくみをつくる・ 考えることが、 この 第1 分 科 会の 大きな
テーマ で、 本荘 の地域協議会の 中で は話 し合 われていて 、例 えば 行政協力員
制 度は 全 地 域で 統一 が必要 であるという 方 向 性で進 んでいます。 地域協議会
はそれぞれの 個性 を活かすということで 、各地域で 行わ れ2 年になりますが 、
ほかの 地域協議会 の様子 は全 く伝 わってきていません 。ある 地域協議会 では 、
組 合 病 院 跡 地を は じ め大き な計 画が 本荘 ば か り進んでいるのではないか、と
いった 議論 で沸 騰しているしいが、 そ れ は私 は筋違 い だ と思 うし 、それが本
来 の地域協議会 のありかたではないと思 う の で、どうしたら 新し い住民自治
が 生まれて 、合 併し て広く な っ た こ の市 が発 展していくかということを、そ
れ ぞ れ の地域協議会 の皆さんと 情報交換 しながら、 全く 一緒 で あ る必 要はな
い で す が、 ある 程度統一された 住民自治 の在 り方は 必要 であると 思うので、
年 に1 度か 2度 くらいは地域協議会委員全員 は現 実 的に 無理 な の で、 全地域
の 会長 と副会長 を集 めた連 絡 会 議が 必要 でないかと 考え 、第 1分科会 の皆さ
ん に趣 旨を 伝え て特 に異論 がなければ、 1つ の住民自治 の在 り方 を考 えるテ
ーブル をつくるということで 提案 をしたいと 思いますが 、いかがでしょうか 。
● 委員
・せ っ か く合 併したのにそれぞれ 地域 で形 が違 うというのはおかしいと 思う。
地域性 はあるものにしても 、あ る程 度は 統一 した形 にしていくべきではない
か。
● 分科会担当役員
・8 つの 地域協議会が 何ら か の形 で意 見 交 換をしたり 情報交換 し た り、 1つの
テーマ で考 えるというような場 をつくることを要望 することで文 書をまとめ
て 回覧 して 特に 異論 がなければ 、こ の第 1分科会として 提案 をしたいと思い
ま す。
・合 併したあとの 地域協議会 の位 置づ け に つ い て【総 合 発 展 計 画3 2ページ
住 民 自 治のまちづくりのための 仕組 み( イメージ図 )を 見ながら 】第 1分科
会 で時 間と 回数 を重 ねて具体的 にこうしてほしいというところまでもってい
ければ 良いのですが 、この 1、 2ヶ 月の 期間 ではとても 難し い こ と だ と思い
ま す。 由利本荘市となって 地域協議会が 8つ の地域 に あ り8 つの 総合支所が
あ る と こ ろ ま で は形 ができて、 地域協議会の 位置づけは 重要 であるが 住民自
治 は進 んではいない 。地域協議会と 住民自治組織が 意見 の伝 達などをどのよ
うにするか 具 体 的な 仕組み やシ ス テ ムが な い と本当 の意 味で の住 民 自 治は進
ま な い と思 い ま す。 今のところ 行政 と し てイメージ 図は 考えているが 具体的
に 何をするといったことはないのでしょうか 。地域協議会の 50 人だけで住
-7-
民自治 が進 められる 訳ではないので 、今 出てきている町内会 を行 政の 協働の
パートナー と し て位 置づ け を重要視 していくというのは 、1 つの 施策 なのか
もしれませんが 、それで十 分な の か ど う か、 そのあたりを大仙市 で今 考えら
れていることと 比較 してみるとか、 都市 の規 模は違 いますが 、札 幌で 進めら
れているまちづくり センターという 支所 を1 ∼2万 人 単 位で 90 数カ 所つく
っ て、 そ こ に市役所 の課長級職員が ま ち づ く りセンター 長としてある 程度の
予 算を も っ て住 民 自 治をすすめている。 地 縁 的な町内会 と地 縁で は な いNP
O やボ ラ ン テ ィ ア団 体などとの 連携 を、 それぞれの 地域 ごと 密にするためま
ち づ く りセ ン タ ーをつくるということを 実施 しているのは、 市 役 所としての
政 策な ん で す。 由利本荘市 では 具 体 的にこうしてほしいといったところまで
はいきませんが 、住民自治 のまちづくりのための仕 組み (イメージ図 )の中の
住 民 自 治 組 織と の関係部分 を今 後どうしていくか、 当分科会 も考 えますが、
市 も施 策として 考えていく 必要 があるのではないか 。話 し合 った 結果本荘で
は ま ち づ く りセ ン タ ーといった 形にはいかないのであれば、 地域協議会と住
民自治組織 は町内会組織を 全面 に押 し出 してより協 働の パートナーとしては
町内会 との 全町会議 などをおこなっていくことになるのかもしれません。イ
メージ 図 左 側の 住民自治組織等 の支 援 機 構の 部分についても 具 体 的なものは
現段階 ではないと思 います 。来 年 以 降、 第1 分科会 の課 題にするとともに現
時 点の 要望 と し て住民自治 のまちづくりのための仕 組み ・シ ス テ ムをつくっ
ていくために 、市 も政策 と し て考 えてほしいということです 。
地 域 政 策 課 長(早 川)
・国 も地 方も 政治 、地方自治 も含 めましてかなり改革 が成 されてきて、 地方自
治 の推 進というかたちからいろんな 側面 で変 わっていかなければならない。
今 まではどちらかというと 、行 政が 主動 の自 治であったが、 今後 はいろいろ
と 役割分担 をしながら協 働 型の 社会 をつくっていかなけらばならない 。その
ため地方自治の推進 にはいろんなパートナーが必要であると言われていま
す 。そ の最 も底 辺にあるのが町内会 ・自治会 ではないかという考 え方 が根幹
に あ る わ け で す が、 その他 にも ボランティアグループや N P Oの 法 人 格をも
っ た団 体が 自 治 体の パートナー に な り、 対 等 性をもって 、こ の地 域の 活性化
のためという 同じ 意識を も っ て進 んでいくべきであると 思います。
・そ う い う流 れをつくっていくという 意味 か ら のイメージ 図として 、総合発展
計 画に フ ロ ーが 書かれているのですが、 これらを実 現するためにはひとりひ
とりの 意識 、若 し く は団体 としての 意識 が形 成されていかないと 、土 壌づく
りができないし 、行 政も一方的 に協 働の 意識 をもっても 一緒 に行 動ができな
い と支 援の 機構 もできないという実 情がありますので、 価値 や意 識が 合致し
たところで 初め てイメージ が実 現していくのではないかと思 い ま す。 今後は
先 進 事 例も含 めて 実践できればと 考えています。
● 分科会担当役員
・イ メ ー ジ図 のままで 良い と は思 わないし 、た だ待っ て い る だ け で は一 歩も前
に 進まないので 、そこで、 我々 の分科会 としても例 えばこんな方 向に 進んで
いきたいという部 分も必 要だ し 、行政の 側でもこれを実 現していくためには 、
こ ん な も の を作 っていくとか支 援し て い く と か、お 互い 対等 に歩 み寄 りつつ
こ の図 を具 現 化していく 作業 が必 要であると 思います。
地 域 政 策 課 長(早 川)
・秋 田 県 内で もNPO や法 人 格を 持つ 団体 が増 えていて、 由利本荘市で も4団
体 がNPOとして 登録されています 。そ の他 にも法人化 されていないですが 、
ボ ラ ンティアグループな ど の組 織や 団体 も増 えています 。町内会 ・自治会組
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織 の活 動を活性化 させるために 、今 年 度か ら「 住民自治活動支援交付金 」
「地
域 振 興 事 業 補 助 金 」「 集 会 施 設 建 設 費 等 補 助 金」 の 3つ の 要項 を 定めまして
これらから 市民 ひとりひとりが 地域 のためにどんなことができるのかを考え
て も ら う若 し く は補助支援事業 を活 用しながらどんなことができるのか、こ
んなことをやってみたいなどの 行動 を起 こしてもらう方 法として 3要 項を設
置 した 経緯 があります。これからもっと 発展 していけば イメージ 図に 近い形
へもっていけるのではという希望的 なものもありますが 、行 政として 今年度
アクションを 起こしたものであります。
● 分科会担当役員
・町内会自治 が原 点なのでそれを 重視 して 協働 のパートナーとしていくという
原 点の 理念 はよくわかりますが 、町 内も 様々 で町内会組織が 弱 体 化している
と こ ろ も あ る の で 、 1 町内 で で き な い 分 西 部 地 区、 東 部 地 区 などあるまと
まりの 範囲 で分 けて 政策的 にまちづくり センターが 良い の か は別 に し て、仕
掛 け て いって仕 組み を作っていくことも 場合 によっては 必要 だと 思いますの
で 、こ の分 科 会で 話し合 っていきたいと 思います 。
● 分科会担当役員
・活 力とにぎわいのあるまちづくりについて何 度か意 見 交 換し て い ま す が、な
かなか 集約 できない 部分が 多く 、こ の分科会 は農業 に携 わってきた方 が多い
の で農 業の 話題 が過 去2回 の分科会 でも 出ました。 集落営農 について 必要性
は わ か る が 実 際 や っ て く と な る と い ろ い ろ な 問 題 点 が あ る と い う 話 が出 た
り 、農産品 のブ ラ ン ド化についても 、由 利の ササニシキ と い うブ ラ ン ドがあ
っ た の に、 かつての ブランドは 今は 薄れてしまっているとか 、由利牛 の問題
あ る い は家 畜 市 場の 移転問題に つ い て な ど、 今日1 日で は ど の部 分を 強く提
案 していくのか 決めるのは 難し い と は思 いますが、 今までの 議論 を踏 まえて
このことは 要望 したいとか 、考 えていかなければならないことがあれば伺い
たいと 思い ま す。
● 委員
・様 々な 農業問題 (価 格 保 証、 米価 、農 機 具な ど)はあるが 現場 の要 求を 農協に
的 確にとらえてもらうことが 大切 である 。
・岩 城の 島式漁港はいつ完 成す る の か、養 殖 漁 業の 現状はどうなのか 。
・漁 業についても 現場 の要求 を行 政が 的確 にとらえてもらい、 話し 合う 必要が
あ る。
● 委員
・来 年は 国体 が開 催されますが、 市 街 地は 寂れ て賑わいがない 状況 で す が、区
画整理事業はどの 程度ま で進 捗しているのか 。
農 業 水 産 課 長(阿 部)
・2 年前 まで 、当時 のまちづくり課 (現 在の 区画整理課 )にいた 時の状 況ですが 、
当 時で 進 捗 率が 約3 0%で し た が現 在は 50 %程度 まで 達していると 思いま
す 。これは、 あくまでも 参考意見 です。
● 委員
・由 利の 家畜市場が 頭数が 足り な く て 、ど こ か と統合 されるような話 があるが 、
これは 絶対 に阻 止しなくてはならない。 地元 に市場 が無 くなるようなことが
あれば 、由利牛 と い うブランド が薄 れてしまうことになる。 畜産農家 を増や
す よ う な施 策を 考えるなどして 地元 に市 場を 残さなくてはならないと 思う。
農 業 水 産 課 長(阿 部)
・家 畜 市 場の 統 合 件は 、9月 県 議 会の 総括質問 で出た 話で 、大 曲と 由利 の市場
を を比 べ れ ば圧倒的 に由利 の方 が多 い訳 で す が、建 物が 築2 0年以上 を経過
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し て い て建 て替 えが 必要と な る と大 曲の 市場 との統 合が 必要 ではないかとい
う こ と が1 0年 来の 議論で あ っ た そ う で す。 県の農 畜 産 振 興 課に 尋ねたとこ
ろ 、市 場の 統合 について、 話し 合い を進 めていかなければならない時 期にあ
る が、 現 時 点で 由利 だとか 仙北 だとかいう段 階まで 達していないとのこと。
・行 政と し て も ま たJ A秋田 しんせいとしても 、この 地域 に家 畜 市 場は 必要で
あると 認識 していますので 、今後具体的 な話 があれば存 続の た め の運 動を行
っていくことで意思統一 をしています。
● 分科会担当役員
・圧倒的 とはどれくらいの 割合 で す か。
農 業 水 産 課 長(阿 部)
・県 内で 3つ の市 場(鹿角 、由 利、 大曲)がありまして 、鹿 角1 割に 対し て由利
と 大曲 で9 割を 占めます。 由利 と大 曲の 割合 が7: 3く ら い で圧倒的 に由利
の 市場 が多 い で す。 また由 利の 市場 で扱 われるのは 仔牛 (繁殖牛 )で、 月当た
り 約300頭 です 。
● 分科会担当役員
・圧倒的 に多 から 大 丈 夫ということでなくて、 加えて 肥育 などについても考え
てほしいというのは 、良 い意 見だ と思い ま す が肥育 は難 しいものなのですか 。
● 委員
・畜 産 農 家の 規模 が大 きくなっているので 、長 い期間 を見 な い と簡 単にはいか
ないと 思う。 全市 では肥 育を 行っている 農家 が何 人かいたと 思いますが 。
農 業 水 産 課 長(阿 部)
・全 市で 肥育 を行 っている農 家が 14 軒あ り764頭 が肥 育されていますが、
さらに 200 頭を 増やす 計画 もあります 。
・牛 を1 頭増 やすのに 約1 0 0万 円の 経費 がかかり、 出荷 まで 最低 22 ヶ月を
要 し ま すので出 荷ま で2年 間 収 入が 無い わ け で、そういった 点が 肥育 を難し
くしている。
● 分科会担当役員
・仔 牛はどれぐらいで出荷 できるのですか 。
● 委員
・生 まれるまでの 時間 もありますが、 生まれてからは 9∼ 10 ヶ月 くらいで出
荷出来 ると思 い ま す。
事務局 (佐 々木)
・○ ○委 員か ら水産業 に関し て の ご意 見がありましたが、 農業水産課長 から回
答 いただけますか 。
農 業 水 産 課 長(阿 部)
・岩 城の 島式漁港 については 、昭 和6 3年 から 第1種漁港 と し て県 が事業主体
で 整備 してきましたが、平 成1 9年 度か ら管 理・整 備ともに 由利本荘市に移
管 されることになります。 残 工 事の 経費 が約 20億 ほ ど で、 5年 間で の完成
を 考えています。 (平 成2 3年度 を目 処に )
・岩 城の 漁港 はふれあい漁港 と い う性 格があるため、 ヒ ラ メの 養殖 がセットと
いうことがありますので、 採 算 性はどうなのかといいますと 難しいものがあ
り ま す が、 補助金事業の関係上 す ぐ に投 げ出 す訳に は い か な い の で、 今後、
良 い意 味の 合 理 化を 図って 成果 を出 していきたい。 また 、船 の出 入りについ
て も安 全な航 行ができるよう 対応 していきます。
● 委員
・あ る大 型ス ー パ ーに 行っ た ら、 山本町産 の認 定マ ー クの 付い たミニトマトが
並ん で い た。 地元 にも ミニトマト やア ス パ ラを 生産し て い る農 家がかなりいる
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は ず な ので、 J Aに も少し 考えてもらいたいものだ 。
● 分科会担当役員
・農産物 のブ ラ ン ド化 や販売経路 の拡 大、 集落営農などについてお 話しいただ
け ま す か。
農 業 水 産 課 長(阿 部)
・米 価 下 落、 高 齢 化、 農家の 小規模化 な ど の問 題をクリア するためには 、農地
を 集約 して コストダウンす る必 要があり 、集落営農 は今 後すすめなくてはな
らない 施策である 。
・ミニトマトに 関しては 、JA 管内 では戦 略 作 物のひとつになっていますので 、
地域外 への 出荷 が多 いのかもしれません 。地産地消 の観 点からは 直 販 所を利
用 していただいて地 元の農産物 を買 っていただきたい。 消 費 者の ニ ー ズ、市
場 が何 を求めているのかを、JA と連携 をとりながら探 っていきたい。
● 分科会担当役員
・農 業・ 林業 ・漁 業などの組 合が 一致協力 して 、地産地消 に対 する 取り 組みな
どはありますか。
農 業 水 産 課 長(阿 部)
・残 念ながら 、組 合 連 携し て の取 り組 みはありません 。各業種 によって 温度差
があります。
● 分科会担当役員
・地 産 地 消を 全国 で進 めようと言 っているが本 気になって 推進 していない。農
協 、漁 協などつくるものは 違う が食 べる 消 費 者は一 緒である 。商工会 や生協
な ど食 に係 わる 全て の人達 がユ ニ オ ンを 創っ て「食 べる 」ことに 関し て協力
し 合うという 地産地消運動をしている地 域がある 。すぐ 出来 るかは 別にして 、
そういったことを 考えるのも 大事 ではないか 。
・産 業の 分野 については、今 まで 出た 意見 を抽 出して 1つ に固 執せずに 、追加
事 項が あ れ ば上 げていただいて 、重 要と 思われる意 見を 第1 分 科 会からの提
案 と し て整理 をしてまとめていきたいと 思います 。
② 第2 分 科 会(健 康 福 祉、 環境共生のまちづくり )
○ 分科会担当役員 :副会長 本間達雄
○ 事 務 局 職員:斎藤総合支所長、 村井参事兼補佐 、佐 々木(錬)主 査
● 分科会担当役員
・前 回までの 分 科 会の 話し合 った 内容 では 、形 のあるもの 形のないものという
表 現で 相対的 に ま と め た 。形 の な い も の と し て 、『 人に や さ し く 歩きたくな
るまち 』が提 案A 。内容 と し て、 1 .「 歩道 のバリアフリー 化を推 進 」、2.
「 街 路 樹 などの 整 備 」、 3 .「休 息 が で き る ベ ン チ な ど を 設 置 」、 4 .「 学校
周 辺の 街灯が 不足 しており整 備が 必要 」と い う よ う な意見 が出 された 。また 、
形 のあるもの 提 案B と し て 、『 組 合 病 院 跡 地 に建 設 さ れ る コミュニティーセ
ンター の 利用 に つ い て 』 多く の 意見 が 出さ れ た。 内 容と し て、 1 .「 建 物の
中 に ボ ラ ン テ ィ ア 基 地 として 利 用 で き る よ う に し て ほ し い 」、 2 .「 健康福
祉 の 活 用 が で き る 施 設 」、3 .「 施 設 内 の 部 屋 が小 部 屋 に 区 分 け さ れ て い る
のではなく 、利 用す るスペース の活 用が 多 目 的・応 用で き る も の でサークル
活 動 等 が し や す い 空 間 」、4 .「 建 物 周 り で 散 策で き る よ う な 癒 し の 場 所の
環 境 整 備」 というような意 見が 出さ れ、 今 後 市の目 玉 施 設となり 他の 市町村
に 広がっていくよな 波及効果が で て く る こ と を期待 する 。以 上、 提案 Aと提
案 Bの 2つにまとめられると思 う。 さ ら に街路樹の 選定 など 具体的意向にな
る とナナカマド 、イチョウ な ど が街 並みにふさわしいだとか 踏み 込ん だ上で
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ト ー タ ルで考 えていかなければならないかと 思う 。
・大 学(県立大学 )のあるまちとしてのかかわり 方がもっとあってもいいのでは
ないだろうか 。
● 委員
・歩 道の バリアフリー についてですが 、R 7長田建設前道路は 縁石 はあるが、
車 道と 歩道 の段 差がなく歩 道も タ イ ルでない 滑ら な い材 質に な っ て お り、障
害 者・ 高齢者 にとってやさしい歩 道になっていると感じ て い る 。これからは 、
人 にやさしい 歩道整備を ぜ ひ お願 いしたい。
建 設 維 持 課 長(大 友)
・現 在、 R7国 で実 施している 工事 は、交 通バリアフリー と い う法律 (平 成
1 2年 5月に 法 整 備され 11 月に 施行 )により 整備 されている 。その 法律は 、
特 に高齢者 ・身障者 ・妊 婦 等が 公共 の交 通 機 関を利 用し た際 に利便性 ・安全
性 を公 序 す る た め に あ る 。例 え ば、 羽 後 本 荘 駅 に1 日 5,000人 の 乗 降 者 がい
た 場合 、主 たる 者について 交通 バリアフリー を行っていくべきということで
あ る。 また 法律 の施 行にあたっては 、国 道までのア ク セ ス道 路な ど国 ・県と
も 話し 合っ た経 緯があり、 実際 の交 通バリアフリー 策定 については市 がやる
べきとなっているが 、現段階策定までいたっていない。 国においては 整備で
きるところから 住民 の意見 を聞 きながら 、R 7本荘大橋 から 秋田方面 に向か
っ て整 備 し て い る 。これからは ノ ン ス リ ッ プ、 路 面の 水 が凍 結 し な い (歩道
も 車道 も 透 水 性 のある )も の で整 備 し て い か な か れ ば な ら な い か と思 う 。加
え て、 歩 行 者の 安全 を考え て車 道と 歩道 の段差構造 が支 流だ っ た が、 今のバ
リアフリー で見 直しされ、 車道 と歩 道を 分離 するものはしっかり 整備 し、で
き る だ け段 差を 少なくしようとするものに改 正に な り、 道路基準 もそのよう
な 方向 になってきているので、 今後 できるだけ車道 と歩 道の 段差 がないよう
になっていくと 思われます 。1 つ担 当し た中 で事例 を挙 げ る と、 交通 バリア
フリー 法で 施行 されたときに、 水林総合福祉 エリア (造成 した部 分)について
は 車道 と歩道 はフラット にし 凸凹 のないようにし 、透 水 性のある仕 様にした 。
今 後は バリアフリー (障 害を 無く す目的 で な く)というよりも 、一歩進 んでユ
ニバーサルデザイン (誰 もが 使いやすい 目的 )という 方 向 性、 視点 にきている
の で、 これから 新設 ・改良 されるものについては除 々にそういう 方向 になる
のではないだろうかと思 わ れ る。
● 委員
・あ る程 度の 道路幅員 があって歩 道 車 道が 明確 になっている道 路は 良い が、石
脇地区 に多 く見 受けられる 目一杯車道で 、歩 道もないような 既存道路 につい
て は、 これからどう考え 改善 していくことになるのか。
建 設 維 持 課 長(大 友)
・石 脇 地 区は 宅 地 化になっている 中で 、歩行者 のために、 道路 を拡 幅す る目的
で 敷地 を提 供してもらうのは難 しい 。事 例を 上げ る と新山小 、北 中 学 校へ行
く 通 学 路の 旧 国 道(石脇通線 )は 用地買収 は不可能ですし 、電 柱も 立っている
こ と な ど か ら、 解 決 策と し て歩行者 ネットワークと い う こ と で地 域の 皆様か
ら 意見 をいただいて 通学路 を確 保しようとしており 、幹 線は 1箇 所だ が登り
箇 所は 4、 5箇 所と 現在整備を 進め て い る。 今後の 考え 方として 、住宅地の
中 の既 存 道 路については、 用地買収 は難 し い と思うので 、歩行者 のネットワ
ー ク計 画を 考え た中 で、通 行 規 制を か け る な ど考えなくてはならないのでは
ないかとも 思う 。ま た、土 地をあらたに 開発 するときにはある程 度 規 制、配
慮 しながら業 務を 進めている 。
● 委員
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・新山線 や堤 防を 一方通行として 通す (案 )があったかと思 う。 現状 、歩 道の確
保 を考 え る と両 面 通 行は不可能 。一 歩 通 行だ と歩道 の確 保は で き る。 市全体
が 安全安心 なまちづくりを 実現 させるには、 しっかりした指 針で 不 平 等にな
らないようにしなければならないと思う 。
建 設 維 持 課 長(大 友)
・大鍬町 の方 では 、幅 の狭いところを 歩行者専用に設 定しているところもあ
る 。今 後、 皆様 から 意見を 伺い な が らネットワーク のための プ ラ ンづくりを
し て い く の も1 つの 方法か と思 い ま す。 また 、大き な道 については市町村合
併 した 中で 、大 きな 視点で 道づくり ビジョン たるものを 、今 年6 月 議 会で予
算 化さ れ、本年度建設管理課 の方 で調査 することになっている。
● 委員
・本 荘 地 域に 限ら ず秋田県は 高齢化率全国 1の 状況であるので 、歩 けるような
歩 道の バリアフリー 化が進 んでいるべきでしょうが 、現 在 社 会 情 勢が 追いつ
い て ないということが問題 で あ る。 障 害 者、 高齢者 に対 し て も安全性 は確保
されていないと 思うので、 将 来 的、 長 期 的に 今から 考えていかなければなら
ないと 思う。
建 設 維 持 課 長(大 友)
・参 考までに 、国 は平 成12 年、 県は 平成 15 年から バリアフリー 社会 の形成
に 関す る条 例が 定められ施 行さ れ て い ま す。 その中 で公共性 の高 い建 物は当
然 だが 、特定生活関連施設 、公 共 交 通 機 関の 施設、 道路 、公 園、 路外 の駐車
場 に つ いては、 届出 、協議 する ル ー ルになっている 。よって 市で 部 分 的に道
路 の歩 道を 付け 替え ・改良 ・新 設を し た り し た場合 は、 県と 協議 をしながら
バ リ ア フ リ ーの 基準 に乗っ 取っ て整 備されていることでの届 出が 必要 とな
る 。よって 今後 つくるものはバ リ ア フ リ ーとして必 要な も の は あ る程度整備
されることと 考 え て い る 。 高 齢 化 が急 速 に 進んでいる 中 、既 存 の も の (道路
網 )に つ い て は、 秋田県内一番広 い 面積 であるし 一 挙に は で き な い の で 、人
口密度 の高 いところ 、必要 とするところから 順次できるだけできるものから
解 決し て い く施 策が 必要か と思 う。 秋 田 県も 高齢化率は 上位 だが 、島根県が
全 国1 だったかと 思う。
● 分科会担当役員
・私 た ち が思っているのは 高 齢 者も 含めて バリアフリーと 表現 している 。本来 、
身体障害者 のための バリアフリーで あ る が、 高齢者 のための バリアフリーに
つ い て の話しをしていることが多 い。
建 設 維 持 課 長(大 友)
・国 で施 行し て い る交 通バリアフリー 法は 、身体障害者だけでなく 、一番最初
が 高 齢 者、 身体障害者等になっています 。ですからお腹 が大 きくなって足下
が 見えなく 不 自 由になっている 妊婦 、障 害をもっている 子どもなども 当ては
まることになる 。身体障害者に 限ら ず、 障害 になるものをできるだけ 排除し
ようとするのがバリアフリー 法である。
● 委員
・道 路だけに 限ら ず、 高齢者 、身体障害者 、子 どものためにと 考え 改善 してい
け ば良 くなっていくだろうと 思う 。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・維 持 課 長が 今後 つくるものはバ リ ア フ リ ーとして必 要な も の は あ る程度整備
されていくだろうと 話しましたが、 現在施工 している1 つの 事例 を紹 介しま
す 。今年度 ま で に、 駅前∼ 合同庁舎 ま で の県道羽後本荘停車場線 を歩 道だけ
はつくりたいということで 進め て い る。 その 区間は 区画整理区域内で 、道路
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管理者 (県 )で な い市 が道 路 法2 4条 の管理者 (県 )の 承認 を受 けて 市が 施工し
ている 。施 工に あ た り市で はバ リ ア フ リ ーということで 歩道 は高 く て も5c
m にしてくださいとお願い し て い る が、 県で は維持管理等の こ と を考 えると
マウンドアップ は2 0c m 、歩 道は 黒という 回答である 。そ れ ぞ れ国 ・県の
基 準、 考え 方がありますので、 様々 な会合等 で議論 (街 路 樹・歩道等 )し要望
を し て も要 望に お答 えすることができない現 実があることもご理 解くださ
い 。よって 、県道羽後本荘停車場線 で あ る本荘保育園・ 合同庁舎前は マウン
ド ア ッ プは 20 cm になる 。ま た、 市道 のガ ス水 道 局∼ 由 利 橋までは マウン
ド ア ッ プ5 cm で施 工する 予定 であるが バリアフリーと い う こ と で障害物を
な く す こ と は車 道と 歩道の 危 険 度が 増すということなのである程 度それに変
わ る手 だ て も必 要か と思う 。そ れ か ら、 当 時 良かれとした駅 前の 高木 、アベ
リ アな ど最終的 に雪 も降る 剪定 もしない 邪魔 になるからといって 切られてい
る 現実 もあるということも知 っておいてもらいたいと思 い ま す。
∼ 中略∼
● 委員
・段 差をなくしてくださいなどということに、 最初からできないというのであ
れ ば議 論の 余地 もないのではないか 。始 めにそういう要 望はできないという
ことの 話しをしていただいた上 で、 それ 以外 で何が で き る か と い う議 論だと
分 かる 。
総合支所長 (斎藤 )
・県 道 羽後本荘停車場線の区 画 整 理 区 域の 1つ の事例 あり 、市 が県 の方 にバリ
ア フ リ ー、 ユニバーサルデザイン等 をいくら 要望しても 、安 全 面 等でどうし
て も部分的 にできない場合 もあると 思う が、 この地域協議会 では 全 体 的に歩
道 等のあり 方はこうあるべきだということで 考えまとめ 上げればよいのでは
ないか 。
● 委員
・県道羽後本荘停車場線の 区間 はどこまでか。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・羽後本荘駅 ∼砂子下団地までの 区間 で あ る。 本荘郵便局 から 砂子下団地まで
は 道 路 幅が 変わらないが、 合同庁舎 ま で は1 8mに 拡幅 され 両 歩 道がつくこ
と に な る。
● 委員
・砂子下団地 から 本荘郵便局 ま で は段 差のない 白い歩 道で 好評 で あ る。 本荘保
育 園・ 合同庁舎前は 20c mの 段差 で施 工すると聞 いて 夢も 希望 もなくなっ
た 気がする。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・2 0c mの 段差 というのは 、車 道と 歩道 にマウンドアップが 入るということ
である 。
● 委員
・縁 石は 安全対策 にもなるしあってもいいと思 う。車 道と 歩道 がフ ラ ッ トであ
れ ば身体障害者、 高齢者 がつまづかない 。
● 委員
・車 道と 歩道の 段差 の説明 を聞 き、 夢・希 望が 見えてきた 。
・前 回の 分 科 会で 、まちなかを活性化 するためにも人 が集 まってこなければな
ら な い と い う意 見も出 されたが 、1 0/ 14(土 )∼ 15 (日)TWO DAY
W A L Kが 開催 され 遠くは 大館 、福 井… など 1,200 人ぐ ら い の参 加があ
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っ た よ う で す。 これからTWO DAY WALK が継 続し たイ ベ ン トにな
れ ば、 まちなかを歩 くので 、歩 道の 整 備 等をすることにより 歩い た参加者に
由利本荘市 はすばらしかったと 思わ れ、 また 来たくなるようなまちなみ構想
を 描くのも良 いと 思う。
・谷 山 小 路・ 中 堅 町の 歩道は 無理 でしょうから 、今のままでまちなみで 保存す
るのですか。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・谷 山 小 路・ 中 堅 町の 歩道は す べ て無 理ですが 、ガス 水 道 局∼ 由 利 橋ま で区画
整 理 区 域の 中で 、1 0m道 路で 、6 m車 道4 m歩道 の道 路もあります 。具体
的 に今年度末 ま で 施工 す る 工事 として 通称伊勢道小路 1 0m 道 路(6 m 車道
片 側の み4 m歩 道) で車道 と歩 道が フラット になる 。ま た将来的 には 、清吉
そ ば屋 、文化会館前 の一方通行 の改 善、 後町 から直 線で グランドホテルに出
る 10 m道路 を予 定している 。
● 分科会担当役員
・片 側の み歩道 ということは、 向か い側は 歩道 がないということなのか。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・両 側に 歩道 をつくるよりバ リ ア フ リ ー等 のことを考 えるとするのであれば、
むしろ 片側 に広 い4 mの歩 道をつくった 方が 良いのではないかという 皆さん
の 意見 を受 け、 それだけ長 い距 離でもないし 、まちなかの調 和もとれるので
はないかということで採 用し 工事 を進めようとしている 。
● 分科会担当役員
・歩 道のない商店街 からは 苦 情 等でなかったものか 。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・区 画 整 理 事 業であるから土 地を 買うわけではなく、 建物 の区 画を 移動 させる
の で、 歩 道 側を 希望 されるような場 合、 区画整理で は移 動さ せ る こ と が可能
である 。
● 委員
・歩道側 に面 している 建物の 人はいいとしても 、車道 に直接面 している 建物の
人 は危 険で混 乱するのではないだろうか 。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・車 道に 面し て い る建 物の前 には 普通 の道 路と 同じく 側溝 があるので直 接とい
う こ と は な い。 また 、県道羽後本荘停車場線 、ガス 水 道 局∼ 由 利 橋はすべて
電柱地中化になる 。
● 分科会担当役員
・電柱地中化 にすることになると 、街路樹 の発 想が生 ま れ る。 駅前 の街路樹は
切 ってしまっているので殺風景 な感 じがする 。そ こ に住 ん で る人 が落葉樹だ
っ た り す る と掃 除な ど大変 だというようなこともあるが 、ま ち な み全 体を考
えたときにどこまで譲歩 できるかが今後 の課 題である。
● 委員
・ガ ス水道局 ∼由利橋 は街 路 樹を 予定 してるのか。も し予 定しているのであれ
ば 、切 るようなことのないような 対策が 必要 だと 思う。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・ 街 路 樹を 予 定 し て い る。 街 路 樹に 関 し て も 、家 の 前に 植 わっている 人 (緑が
あって 環 境が 良 い が落 ち 葉 等の 手 入れ が 大 変)と 隣 の家 の 前に 植 わっている
人 (緑 があって 環境が 良い )では 置かれている状 況が 随分違 う。
● 委員
・今 は国 、県 の事 業で 街路樹 や花 を植 えたいとなると 、花壇等 は造 る け ど植え
- 15 -
るもの 管理 はしなさいというス タ ン スであり 、石脇 の国 道7 号線 は町 内で管
理 している。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・県 道 羽後本荘停車場線も同 様であり 、街路樹 や花を 植えたいとなると 市の方
で 管理 することを 条件に 植栽 し て も良いということになっている。
● 委員
・よってせっかく 植え た街 路 樹も 管理 できないから切 るということになりかね
ないのですね 。
・由利本荘市 に ま た来 たくなるまちづくりとは 非常に す ば ら し い構 想と 思う。
今 後、 区画整理 でガ ス水 道 局∼ 由 利 橋は 拡幅 、橋の 架け 替え な ど で整 備され
る が、 その 先が 漏斗 になっている。 漏斗 の先 が市道 な ど に通 じるのであれ
ば 結構 なのだが 、国 道7号 線に 通じるのであるから 、そこが (石 脇)漏 斗であ
れ ば、 また 来たくなるまちづくりは 難し い。 新山線 を通 す な ど十 分 検 討を要
す る課 題で あ る。
● 委員
・国 療 跡 地については 前の検討委員会 で質 問したところ誰 も今 はふれないよう
にしているようだ 。
・組合病院跡地 はどうなっているのか。
都 市 計 画 課 長(伊 藤)
・ 組 合 病 院 跡 地 は1.1h a程 の 面 積で 、 本 荘 市 街 地 区 まちづくり 推 進 協 議 会を
立 ち上 げ跡 地の 整備 に動き 出し 、周 辺の 関 係 者に も ご協 力の お願 いの 話しを
さ せ て い た だ い た 。も し 周 辺 関 係 者の ご 協力 がいただけるとすれば 1.9ha
の 面積 で進 めていきたいと 計画 している 。内 容については、 図 書 館を 中心と
し たメディアライブラリー 、コミュニュティーセンター 機能 でいきたいと考
え て い る。 また 東西敷地の 間に 道路 がありますので 、道 路の こ と も含 めなが
ら 施設 の形状等 を設計業者 を決 めて 基本設計 に取りかかろうとしている。協
議 会で は組 合 病 院の 跡地だけでなく 将来 の利活用、 市内 の活 性 化 等も 含めて
話 し合 っていただくことで 立ち 上げたが 、当 面(今 年 度)は組 合 病 院 跡 地を中
心 に話 し合 ってもらい、皆 さんからの意 見を 参考にしながら 基本設計 に盛り
込 んで 3月いっぱいまでにまとめ 上げたいと 考えている 。
・ 国療跡地 は 誰 も ふ れ な い と い う こ と で す が 、国療跡地 、 文 化 会 館 周 辺 (青少
年 ホ ー ム から 中央公園 ま で )の両 方 併せ て 将来的 な 土 地 利 用 構 想 をつくるこ
と で今 動き 出したところである 。国 療 跡 地は 3つの ゾ ー ンを 基本 にしながら
将来的 にどう 整備 していくかというところまで進 めていきたいと思 う。
● 委員
・組 合 病 院 跡 地 利 用で は、様 々な 協議 が立 ち上 げられかなり年 数が 経過 してい
る が、 (案 )はまとまったのか。
都 市 計 画 課 長(伊 藤)
・平 成5 年の ヤングアフターファイブ から 始ま り様々 なことをやってきたが、
最終的 に平 成1 5年 に都市再生推進期成会と 病院跡地まちづくり 推進協議会
か ら提 言を い た だ い た内容 を基 本に 今回 の計 画を作 成し 、本 荘 市 街 地 区まち
づくり 推進協議会に 基本的 なパ タ ー ンを 示しながら 協議 し意 見をまとめてい
く こ と に な る。 また 、基 本 的な 機能 を示 した 中でプ ロ ポ ー ザ ル方 式で 全国公
募 を し て設 計 者を 選定し 契約 した 。
● 委員
・どのようなものを 建てるのか 今は 分からないのか 。
都 市 計 画 課 長(伊 藤)
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・ 建 物 の形 等 、 基 本 的 な部 分 の 設計 に 今入 る と こ ろ で あ る 。国 の 事業 (国 の補
助金有 り )で あ る の で、 国 の 方にはある 程 度 のイメージ は 伝えており 承 諾を
も ら っ て お り、 その 青写真 も市広報 にも 載せている 。現 在、 図 書 館と コミュ
ニュティーセンター では補助率 が違 い分 かりやすくするため 分けているが、
こ れ か ら機能的 に有効利用 するために、 どういうもの・ 形等 を十 分に 協議ま
と め上 げ、基 本 設 計に盛 り込 んでいくこととなる 。
● 委員
・組 合 病 院 跡 地 利 用で の要望 だが 、市 内の 保 育 園でアンケート をとった 結果、
子 育て の不 安に 関することが1 番であり 、子 供た ち の遊 び場 がないというこ
と が2 番目 であった 。そ し て現 在、 由利本荘市内の 保 育 園に は外国人 の子供
が 約3 9名 (主 にアジア で中 国、 韓国な ど)、 過去に 入園 した 子供 は約 60名
いるようである 。それで色 々な 話し を聞 いてみると 、保育園 には 相談 しやす
い が市 役 所 等 公 的 機 関は相 談しにくいという 声が あ る。 ぜひ 組合病院跡地に
は 気軽 に相 談できるような 施設 、加 えて 保育所関係 では 病 後 児・ 一時 ・休日
保 育をしている 中、 ある程 度ま と め て設 置できれば メリット もあるし 考慮し
ていただきたい。
都 市 計 画 課 長(伊 藤)
・子 育て 支援関係 の何 らかの 形が 必要 となるのかなとも考 えており 、子 育て支
援 課、 外 国 人の 方で 子供を 保 育 所に 預け て い る人に も入 ってもらいながら検
討 し て いるが、 児童福祉施設ということになると補助金 の出 方も 違い 制度上
の 問題 もありますので、併 せて 考えながらやっていかなければならないのか
と 思う 。
● 委員
・で き れ ば教 育と 福祉 の一 体 化に な っ たテ ナ ン トのような 施設 で、 子供 たちが
遊 べるような 場所 があればいいと 思う。
● 委員
・先 程、 歩道 や街路樹 のことで話 しがあったので分か り ま し た が、 アカネヤさ
んのところにできる小 公 園に はベンチを 設置 するものか 。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・地 区の 方々 が住宅等 を建て た後 に、 周辺 の景 観に合 ったようなベンチ を設置
す る も の考 えており 、アカネヤ さんのところは固定 ではなく オープン で使用
できるものをと 考えている 。建 物→ 道路 →公 園の順 で考 え よ り良 い公園利用
ができるよう 整備 したいと考 えている。
・質 問と は関 係ないが 、公園 のトイレ はどうするの? な ど の問 題については、
ア カ ネ ヤさ ん に お客 さんがたくさん 入るので 、市で アカネヤ さんにお 願いし
て 公園 に接 した 場所 に身体障害者用 ト イ レを 設置し て も ら っ た。 よ っ て公園
内 には ト イ レは 設置 してない。 他に も2 箇所 ほどあるが 、今 後 検 討していか
なければならないと思っ て い る。
● 委員
・良 いまちなみができたとしても 、個 々の 商 店 中での 休む 場所 は難 しい 思う。
現 在、 高齢化社会になってきているのでまちの中に ベ ン チ、 イス など 休息で
き る場 所が な い と縁 石に腰 掛け て休 息しなければならないようなことになり
かけないのでぜひ ベンチ 、イ スの 整備を お願 いしたい。
● 委員
・最 近、 県立大学 の女子学生 アパート 1F に不法侵入 が多 いと 聞い て い る。市
内 に暗 い場 所は 意外 とあると思 う の で、 学校周辺だけでなく 住 宅 地の 街灯整
備 も考 慮していただきたい。
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建 設 維 持 課 長(大 友)
・街 灯の 整備 は防犯灯 と街 路 灯の 2つ の種 類があり、 市道 についてるもの、新
た な土 地の 開発行為 によって市 道になりもらうもの 、国 ・県 道につくものが
あ る。 その 中で 、通年各地区か ら暗 い の で街 灯の新 設や 照 明 度の ア ッ プ等の
要 望が 多数 ある 。街 灯の新 設に 関しては 限られた予 算の 範囲 で順 位、 ポイン
ト 制で 毎年整備 している。 街 路 灯は 道路 ・歩 道だ け の照 明でなく 防 犯 上もか
な り意 味が あ る と考 えており、 所管 で台帳等 により 管理 をしているので、要
望 があればすぐ現 場を確 認し 、できるものは 早急に 対応 したいと考 えている 。
要 望に 関しては 地区 の方か ら直 接でもいいし 、お気 づきになった 時点 で情報
を い た だ け れ ば と思 います 。街 灯は 約3 ,100基 あり 、新 設の 予算 は約2
0 0万 で3 0基程度 、修繕予算 は約 1, 4 0 0万、 電 気 料が 約1 ,000万
となる 。
● 委員
・組 合 病 院 跡 地のことであるが、 8世 帯が 跡地利用に 協力 するために移 転を要
す る こ と で の詳 しい 情報が 入ら ず不 安を 抱えているようだ。 ご先祖様 からい
た だ い た土 地で 感謝 の気持 ちで 商売 している 中、協 力はしようと 思い 前向き
に 考えているが 、前 に協力 のお 願い の話 しがあった 後、 説 明 等がないので将
来 (5年 後)にどうしたらよいのだろうかなど 考えてしまうので情 報 提 供をし
ていただければと 思う。
都 市 計 画 課 長(伊 藤)
・前 の話 し以 後、 進展 がなく 情報提供 ができなかったことで大 変ご 心労 をおか
け し て し ま い申 し訳 ございません。 今ようやくまた 動きだしたことで 、これ
か ら説 明に伺 えるものかと思 っている。
● 委員
・石 脇の 国道 7号 へ通 じる道 路は 電柱 があるし 狭隘であり 、職 場へ の通勤路と
し て はもちろんのこと朝夕 の由 利 工 業 生 徒の 通学路 としては 危 険 極まりな
い 。ま た冬 場に は排 雪する 場所 がないためか 、せっかく 除雪 したものをまた
道 路に 戻し て い る状 態で あ る。 安全安心 のために何 ら か の措 置を 早急 にお願
い し た い。
● 分科会担当役員
・石 脇の 道路については非 常に 難し い問題 で あ る。
・すべて 行政 に依 存するのではなく、 緊縮財政 でもあるし 市民主体 で熱 意をも
ってやっていかなければ、 市民 の満 足するものはできない。 これからは市民
の 意識 、発想 を変 えていかなければならないと思 う。
● 委員
・駅 前の 街 路 樹を 切らなくてはならなかった1 つの要 因として 、高齢化 により
管 理できなくなったこともある 。ま た、 駅前 は空き 店舗 (シャッター 通り )に
なっているので 、市 が店舗開設 に対 して 何らかの支 援をしてもらえればと思
う。
● 分科会担当役員
・切 った 街路樹 は生 えてくるのか。
● 委員
・生 えてこない 。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・当 時、 県と 協議 し、 市で維 持 管 理(除 雪 等)をする条 件で 県道部分 を延 ばして
も ら っ た経 緯があり 駅前の 街 路 樹は 市の 維持管理と な っ て い る。 今後 は、樹
種 の選 定に は十 分 検 討し、 行政 だけでなく町内会等 の協 力が 必要 で あ る。昭
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和 63 年に 駅前 ∼中央線ま で で き た が、 当時 は街 路 樹の 剪定 など 維持管理が
されていた。
● 委員
・街路樹 の選 定や 維持管理な ど、 今までの 失敗 を今 後 生かしていかなければな
ら な い と思う 。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・皆 さんにお 聞きしますが、 駅 前 通り に あ る消融雪設備の た め の薄 緑ボックス
の 評判 はどうですか。
● 委員
・園 児とかのかわいい 絵でもあればいいのではないかという意 見も あ っ た。今
は 落書 きがあるようだ。 また 、音 はあまり気 にならない 。
区画整理次長兼課長( 熊谷)
・由 利 橋 通り の消融雪設備を お願 いされたが、 消融雪 をするための 施 工 費・ラ
ンニングコスト ・維持管理費の 問題 があるし 、駅前歩道 は6 .5 mであまり
目 立た な い が由利橋通歩道 は4 m予 定なので 、消融雪設備装置を 置く 場所の
配 慮が 必 要で あ る 。市町村合併 し た今 、 あ ら た め て由利橋通 り 消 融 雪 (本荘
地 域)の 必 要 性を 考 えた 中 で 、今 回 消 融 雪 設 備は 我 慢し て も ら い 納得 してい
た だ い た部 分もある 。街 路 樹、 消 融 雪に 限ら ず、すべて 行政依存 ではなく、
やれることに 関しては自 分た ち で お願いしたいと 思い ま す。
建 設 維 持 課 長(大 友)
・市道本荘駅前広場線 (タ ク シ ー バ ス乗り 場)よ り西側 については、 県で 歩道の
消融雪設備を 施工 したが 、駅ま で の東側部分歩道 も市 で今年 (設計) 、来年 (工
事)で 整 備す る 。ま た 、当 初 予 定は な か っ た が、 駅 バス 停 の り ば 部分 につい
て も整 備す る予 定である。 それから 平成 16 年にバ リ ア フ リ ーに 関す る調査
をしたことでの 意見 ・要望 も出 されているので、消融雪設備 と併 せて バリア
ア フ リ ーをしていきたいと考 えている。
③ 第3 分 科 会(文 化、 情報 、交流 のまちづくり)
○ 分科会担当役員 :会 長 細谷文夫、 副会長 伊藤孝志
○ 事 務 局 職員:鎌田課長補佐 、高 橋 主 査
事務局 (鎌 田)
第4 回地域協議会 ということで、 前 回 第2 回、 第3回 で協 議 案 件(テ ー マ)を絞
り 込ん で いただいたなかで、本 日、 意 見 書に む け た意見交換 をいだだくというこ
とでよろしくお願 い致 したいと思 い ま す。
● 分科会担当役員
それでは 私か ら最 初に 皆さん 方に お断 りいたします。 この 分 科 会でもこれまで
3 回 や っ て き た わ け で す が 、 第3 分科会 として 、「文 化 、情 報 、交 流 」について
進 めてまいりましたが、 これまでひとつひとつを 協議し 、出 し合 ってきた 観点か
ら 、学 校・ 家庭教育関係 については 前回 まで 一つずつくくっておったんですが、
家庭教育振興策 が一 つと 、開かれた 学校 、い わ ゆ る環境 づくりが 二つめと 、それ
か ら学校評議員 の あ り方 ですよね、 こういう 風に 絞っておったんですが、 考えて
みればこれ 全部 、学 校・ 家庭教育関係にふくまれるということで 、これをまとめ
て 一つ のテーマ にしたということです。 二つ め に は、ス ポ ー ツ振興策 。それから
三 つ目 に、 これからを含 めた民 俗 芸 能の 保存 、保 護ということですね 。それから
四 つ目 に、CATV を含 めた高 度 情 報 通 信 基 盤の 整備。 この 四つ に分 けて 協議案
件 としたらどうなのかということでございます。 それでは、 ひとつよろしくお願
い し ま す。
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● 分科会担当役員
それでは 、進 めさせていただきます。 今、 分科会担当役員 か ら お話 しあったよ
う に、 大き く四 つの テ ー マについて 話し 合っていくわけですけども、 特に 第1点
については 学校 ・家庭教育関係 ということでひとつまとめて 、こ の下 のポ ツを三
つありますけれども 、それをまとめて、 そ し て家庭教育関係 というくくりで、話
をさせていきたいと 思っております 。当 然の ご と く、教 育 関 係と し て は、 家庭教
育 も学 校 教 育も こ れ は も う、や っ ぱ り教 育というようなことで、 物事 を進 めてい
か な い と、 非常 に視 野が 狭くなっていきますので 、そういう 面で 一つこう 家庭と
学 校は 切っても 切り 離せないような 状況 になっているんだというようなことを、
そ う い う視 点で 考えていただきたいと思 い ま す。 そして 、そ の橋 渡しをするのは
何 だかというと 、じつは 三つ目 のポ ツの 評 議 員のことですね 。評議員制度 のあり
方 というようなことが、 非常に こ れ か ら の教 育に 大きく 関わっていく 問題 じゃな
いかなというようなことを考え る わ け で す。 そういうことで 2回 目、 特に ①のこ
の 問題 に つ いては、 第2 回目の 時に 、だいぶこう 意見が 出てきたわけですので、
ひ と つ そ れ に向 か っ て話 を出していただきたいと 思い ま す。 それから ②番 のスポ
ー ツ振興策 については、 これは 特に 来 年 度は 国体 があるもんですから 、国 体むけ
てやっぱり 私達は 、協力 というようなことを 、ボランティアというようなことを 、
やっぱりそれに 重点 を置 きながら、 これから 由利本荘市 のス ポ ー ツ施設等 につい
て 、どうあればいいのかというようなことも 大き く関わってくるかと 思います。
そ れ か ら③ 番の 民俗芸能 の保護 、保 存、 このことについてもその 通り 、④ 番の高
度情報通信基盤 の整 備、 これは 伊藤 さ ん に後 でゆっくり 私達 も よ く分 からないも
んですから 、話 をしていただきたいなと 思っておりますので 、ひとつよろしくお
願 いします 。そ れ で は、 ①番の 学校 ・家 庭 教 育 関 係について 、話 を移 していきた
い と思 い ま すので、 よろしくお 願い 致します 。どういう 風にこう 話を 切り 出して
い っ た ら よ い の か、 僕はそれ迷 っているんですけれども 。前 々回 2回 目の 時にこ
ういう 風な 話が あ り ま し た。家 庭 教 育の 振 興 策というようなことでは 、子 供のそ
の 大き な生 活 習 慣か ら、 あるいは、 今 子 供に 関わるような事 故 事 件の 問題 、ある
い は、 家庭 を取 り巻 く社会的な 背景 、あ る い は、 現在の 親の 子育 ての 意識 の問題
な ど話 が出 ております。 あるいは、 学校 についても今、 学校 は な ぜ開 か れ た学校
というふうなことが 、学 校でいることが 、叫 ばれているのかというと 、子 供がお
か れ て い る よ う な現 状といえばいいでしょうか、 特に今 、安全性 の問 題が 、とか
く ニュース で賑 わせているわけで、 あるいは 、総合的な 学習 ということで 、体験
学 習ということが 、クローズアップされてきている 。あ る い は 、制度上 の問 題で 、
週 5日 制の 問題 が で て、 どうしても 子 供 達が 、地 域やあるいは、 家庭 での 生活が
多 くなってきているというようなことが 、いわれているもんですから 、やっぱり
開 か れ た学 校づくりということが、 どうしても、 あるいは、 地域 とともになれる
学 校と い う こ と が、 どうしても 強くいわれるようになってきているというような
ことが 、そ う い う意 見が 出ているわけです。 そういう問 題か ら、 ひ と つ切 り込ん
でいただければ 、非 常にありがたいと思 いますけどいかがでしょうか 。佐 々木さ
ん。
● 委員
前回 、欠 席し て申 し訳 ありませんでした。 学校教育の 問題 については、 私も子
供 が卒 業し て か ら、 大分 なるもんですから、 学校 とはしばらく疎 遠にしておりま
し て、 ただ 学校 の先生方 を見ていますと 、昔 は、 我々が 学校 に い た頃 は、 先生は
本 当の 意味 で先 生だったんですね。 偉大 な先 生は 先生で 尊敬 もしていましたし、
そ う い う意 味で は、 24 時間ずっと 先生 でいてほしいなという面 があるんですよ
ね 。先 生と つ き あ っ た親 達が、 子供 の前 で色 々というんでしょうけれども 、その
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辺 の内 容も 影響 があると 思うんだけれども、 や は り町内 に帰 っ て も先 生であって
ほ し い と いうなという気 持ちなんですけれどもね 。学校 にも 地域 との 関係 をです
ね 、私 ども 五 軒 町で い え ば、小学校 が一番近 くなもんですから、 軒先見回 り隊も
一番先 に通 過するわけですから 、細 かい 協力 はするんですけれども、 確か に自分
方 の地 域で 子供 がいなければ、 どうしても関 心が 薄いもんですから、 どのように
そ っ ち の方 に目 を向 けていくかということが 、町内会事業の ひ と つ と し て も取り
上 げていかなければいけない感 じがするんですけれども 。ち ょ っ と学 校と 今、か
な り大 分 疎 遠にしている関係 で、 関心 が鈍くなっていますね 。
● 分科会担当役員
教師 の あ り方 というふうなことの 、非 常に 開かれた学 校づくりということにな
れ ば、 やっぱりどうしても教師 の意 識づけの 問題 がクローズアップされてくるわ
け で す ね。 小松さんいかがですか 。
● 委員
私も 前回 、仕 事の 都合 で出席 できなくて申 し訳 ありませんでした。 第2 回目の
時 、私 の方 がいったような形でもあるんですけれども、 今 学 校の 中、 子供 の総数
が 少なくなってきているので、 地域 との 接点 が、 なかなか地 域 住 民と の交 流の場
というのが 、少なくなってきたと 思うんですよね 。そのことで 、小学校 は小学校 、
中学校 は中学校 、保育園 や幼 稚 園、 それぞれの組 織というか 、そ う い う集 団の中
で の も の で す の で、 ますます少 なくなって、 疎遠 になって、 そういう 手段 がバラ
バ ラになってという 形が 、もうちょっとまとまりをつけてやれば 、もっと 地域の
人 との 接点 が広 がるのではないかなという気 持ちがしておりましたので、 そうい
っ た意 見を 述べさせてもらったんですが 、下 の娘 が中 学 校で 、小学校卒業 してし
まったので 、それで 学校評議員 ということで 、なってくれないかという学 校から
の 打診 があって 、なったわけですけれども、 今、 ものすごい 子供 の数 が少 ないと
い う の が、 非常 に印 象に 残るような 感じ の学 校の スタイルなので 、開 か れ た学校
と 学校 の側 ではいいつつも、な か な か地 域の 人達 との交 流がしづらくなってしま
うのは 間違 いないのと、 そういう意 味で 何か 評 議 員と し て、 何か つ な が り を持つ
ことは 出来 ないかなということで、 自分 の職業柄 をと思 って 学校 の学習田 、体験
学習田 と い う形 の田 ん ぼ を開放 したりとか、 田植 え・稲 刈りしたりということと
か 、い ろ い ろ な こ と を道 づけみたいな感 じのやつも関わ っ て み た い と か、 いろん
なことやってますけれど 、なかなか 佐々 木さんいわれたように、 学校 の先生方の
学 校の 中で の活 動だけで 、あと 学校 を出 てしまえば学校 の先 生でなくなってしま
う よ う な印 象も 受けますので、 そこあたりへんもなかなか難 しいといえば 難しい
で す け れ ど も、 こ れ は誰 かが手 を出 し た り、 口を 出したりしながら、 学校 に関わ
っていくことが 大事 なのではないかなと 思います 。自分 が出 来ることはやりたい
なということで 、や っ て る状況 ですけれども 、どうしたらいいのかなというは、
ちょっとなかなかあまりいいアイディア は出 てこなくて 、申 し訳 ないんですけれ
ど。
● 分科会担当役員
どうもありがとうございました。 県内 ではどこの学校 も児童数 が、 あるいは生
徒 数が 少なくなってきている。 それがひとつのやっぱり 学校 と地 域と の結 びつき
の 疎遠 に な る、 ひとつの 要素になってるんじゃないかなと思 いますね 。確 かにそ
の 一面 が あ るやに私 の耳 にも入 ってきたりしているんですけど、 我が 地域 もその
通 りです 。それに劣 ら な い位 に 、子供 の数 が少 なくなってきているもんですから 、
何 か ひ と つの行 事やるにしても 、本 当は 地域 と一 緒にやってもらいたいんだけど
も 、なかなかそれが 出来 ないような 状態 になっている。 しかもこういっては悪い
け れ ど も、 学校 の先生方 が、本 荘 市 内と か由 利 関 係の人 であればいいけども、半
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分以上 は秋 田から 来ているというようなこともあるもんですから 、そういう 面で 、
非 常に 地域 との関 わ り の悩みはあることは私 も実 感しているんです。
そ れ か ら評議員 の あ り方 ですね 、ま た後 で問 題にしたいと思 いますけども 、本当
は 、地 域と の結 びつきのためには、 評 議 員のあり 方って 非常 に大 きな ファクタを
持 ってるんじゃないかなと思うんだけどもね 、そのあたりがどうも薄 いような気
が し て で す ね。 そのあたりがひとつまた 話題 になるかと 思います 。田 口さんいか
が で し ょ う か。
● 委員
御 二 方おっしゃったこととほぼ同 等で ご ざ い ま す。私 は北 内 越 小 学 校で 赤田に
住 んでおりまして、 それ 以上に 少子高齢化の 進んでいる 中で 、PTA 会長 さん鎌
田 さんいらっしゃいますけれども、 ちゃんと 見えてますよね 学校 に。 しかしなが
ら 町内 と疎 遠かなという 話になってくると、 ある 意味、 学校 の奉 仕 作 業とかに私
毎 年 参 加しているんですけれども 、それなりに人 は来ているのかなと感 じますし 、
そういった 観点 で小 規 模 校ゆえのまとまりらしきものが 、全 くなくはないのかな
という 気がしてますので 、これをひとつ 大事 にしていきたいということがひとつ
で ご ざ い ま す。 それから 24時 間 先 生になってほしいという 話があったんですけ
ど も、 や は り同 感でございまして、 非常 に失 礼なこと申 し上 げますと 、先 生がサ
ラリーマン 化しちゃってるのかなという 気がしています 。そういった 意味 では、
社 会 全 体がそういう 傾向 にあるので 、悪 いとはもうしません 。部 活に し て もスポ
少 にしても 教師 が介 添えしなくなってきています 。こ れ は怪 我すると 保証 だとい
ういろんな 諸 問 題があるやに聞 いてますが、 し か し、もうちょっとそこを 超えて
熱 血 先 生じゃないんですけども 、も う ち ょ っ と何 かほしいなという外 から 見て率
直 に思 うわけです 。やはりご 家庭 の方 々の経済的 なものもあるでしょうけれども 、
皆共働 きしてきているということもありますし、 核家族化が 、あ る意 味で は問題
のひとつではないかなという気 が、 最近 し始 めていますので 、そうすればどうす
ればいいのかということを答えていないんですけども、 みんなで 考え て い く必要
があるのかなという気 がしています。
● 分科会担当役員
まず 、今 核 家 族というような 家庭 の あ り方 の問 題も、 非常 に学 校づくりのため
に は、 家庭 あるいは 地域 のあり 方が 関わっているんですな。 そのあたりもひとつ
出 していただきたいと 思い ま す。 鈴木 さんいかがですか。
● 委員
学校 のことを 考えると 今一番気になるのは 、共 働き の お家 のお 子さんのことで
す ね。 そ れ が悪 い と か良 いとかじゃなくて、 子供 さんはお父 さ ん お母 さ ん は日中
外 に出 て働 いていても、 ちゃんと自 立できる 子は 自立できるんですね 。しっかり
しているお 子さんが 、で も中に は、 ものすごく寂 しがり 屋で 、気 の弱 い誘 惑に乗
り や す い と い う か、 そういうお 子さ ん は い る ん で す。い て当 たり 前だ と思 うんで
す よ。 共働 きの 家の お子 さんは 、ま た あ る意 味で は、私 は専 業 主 婦でずっとやっ
てきましたので 、私 なんかから見る と 、すごく 強さが 生まれているんではないか 、
成 長と と も に、 しっかりしなければいけないという、そ う い う推進力 が蓄 えられ
て い る よ う な気 がするんです。 それから 、専 業 主 婦としてお 母さ ん が お家 にいる
場 合は 、過保護 とまではいきませんけれども 、あ る程度保護 さ れ た中 で、 社会的
に も ろ い部 分があるんだなということ 、今こ う い う所に 来て 始め て感じたんです 。
というのは 、共 働きのお 家のお 子さんは 、寂 し が り屋の お子 さ ん も結 構いるんで
す よ、 町内 で行 事を や っ て、来 るのはそういう子 供さん 、正直言 って 、しつけも
あまりなっていないんですけれども 、やはり 中 学 生ぐらいになればしゃんとする
し 、たくましく 成長 している。 こ れ は何 なんだろうと思 うと 、やはり 自分自身、
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しっかりしなければいけないんだという 自 主 性が 、養われてきているんだと思う
んです 。本当 によく 良い 意味 でとらえれば 、共 働き の お家 のお 子さんというのは 、
す ご く た く ま し く、 力強 く育っていると 思います 。それから 地域 がもっと 地域全
体 で、 特に 大人社会 で仲 良くしてほしい 、親同士仲良ければ 子供 も仲 が良 い、そ
してお 互い に助 け合 う、 行事な ん か も持 つ と お互 いに助 け合 う心 も持 ってくる。
そういうふうに 本当 に隣近所仲良くするということは、 私なんかからいわせると
簡 単じ ゃ な い の と思 うんだけれども 、忙 しい 人にとって 見れ ば、 難しいことであ
る 。それを 皆さんによく 考えていただき 、大 人 同 士が仲 良く し ま し ょ う、 とうち
の 町内 ではそう 言う 風に 呼びかけているわけです 。私の 目に 触れ な い だ け の話か
も し れ ま せんけれども、 あまり 非行 というのは、 隣接町内でもあまり 見あたらな
いんですね 。私 も警察署 にも行 って 聞いたんですけれども、 あ ま り大 きな 非行と
い う の は ないそうです。 だからって 、万 引き が非 行でないかといえば 、立 派な非
行 なんでしょうけれども 、大き な怪 我をさせたり 、事故 があったりというのは無
いんですね 。そ れ か らス ポ少に 入っ て い る子 供さんは、 学校 でも 管理 してくれま
す し、 親の 会があってそれぞれ 管理 してくださっています。 それから 中 学 校の部
活 をやっている 子供 は、 その部 活でいっぱいいっぱいやっているわけですから、
心 配ないとまず思 いたいです 。そ のス ポ少に も部 活にも 入っていない子 供さんは 、
いったいどこで 何しているだろうか 、というのが 私、今疑問 で す ね。 保護育成な
んかでもこういうこと 話し合 っているんですけれども 、本 荘 市の イベントの 時は 、
市 内 巡 回とかやっているんですけど 、たまり 場なんていうのはないですよね。中
心 部に は 。だからどこに 、どうしているのかなと 不思議 に思 っております 。ただ 、
町 内で 子 供 達を集 め れ ば 、ゲームボーイ というのでしょうか 、持ち運 びの 出来る 、
あれだけは 皆さ ん持 って 来て遊 んでおります 。ま ず、ど の子 も ど の子 も愛 情を持
っ て接 しなければいけないんだということ、 こ れ が私の 一番先決問題 だ な と思っ
ております 。地 域でもっともっと面 倒を 見なければいけないんじゃないか 、面倒
というのは 手取 り足 取りじゃなくて 、雨 が降 ってひとりぼっちの 時、 子供 さんが
い た ら 、「 な ん と し て る 。 大丈夫 だ か 。」 位 の 声 は か け て ほ し い な と 思 い ま す。
それからですね 、開 か れ た学校 ってこの 中にもありますけれど、 開かれた 学校と
い う の は、 範囲 がずいぶん広い と思 うんですね。 開か れ た学 校、 意 味 合いとして
は 、と こ ろ が私 達 一 般からすると体育館 を開 放してほしいとか、 一 番 手っ 取り早
く 言うとそういうことなんですよ。 ところが 貸す と管理 が全 然なっていないとい
うこと 、これも 本当 に問 題にしてほしいと思 っております。 開かれた 学校 という
の は、 本当 の意 味で 、今 のところどういうことを 推進し て い る の か、 ちょっと解
りかねております 。以 上です 。
● 分科会担当役員
さて 、どういうふうにまとめいいか 難しいのだが。
事務局 (鎌 田)
前の 協 議 会の 時に 、第 1回で し た か、 分科会担当役員 の方 から 、学 校 教 育・家
庭教育 を突 き詰 めていくと、最終的 に親 の教 育につながるんじゃないかというこ
と で、 昔は 家庭教育学級 とか親学級 というものがあって 、そういうものを 考えて
いくべきじゃないかというような御提言 があったんですけれども 、そ の辺 に関し
て は何 か、 皆さんからご意見 があればという 感じがするんですけれども 。
● 委員
今、 学校 の先 生の 話をしましたけれども、 じ ゃ あ親のしつけはどこでやるのか
と い っ た場 合に 全くない 気がするんです 。自 分がやるべき、 果たすべきことの責
任 を学 校に 転換 する 、そして、 北 朝 鮮み た い に自 分の子 供は 悪くない 、色 々目に
余 る行 動もあるでしょう 。町内 にもありますし、 今最近 はマ ス コ ミが ね、 マスメ
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ディア が色 々報 じていますよね 、こ れ先 生か ら聞 いた話 で、 子供 が学校帰 りに、
荷 物い っ ぱ い付 けた 自 転 車のおばさんからぶつけられて 怪我 をしたと 、怪 我して
家 に帰 ってきたらその親 が怒っ て、 学校 に怒 鳴り 込んでいったと 、そのおばさん
を 見つけて 注意 しなさいと学校 に言 ったというんです。 そういうこともあったよ
う で す し、 それから 人が 旅行す る か ら預 けてくれ 、面 倒 見てくれといった 話もあ
ったようですし 、学 校っ て弱い 立場 な の か、 何で も言い や す い ん だ よ ね。 逆に言
え ば。 学校 は子 供を 面 倒 見る の が専 門というのが 当たり 前だ と、 だ か ら学 校に言
え ば何 でもやってくれるという 感じ 、自 分は 責任 とらないで 学校 に文 句を 言うと
い う、 その 親の 責 任 感というか 、藤 里のもそうですし、 そういうのをしつける何
か が な け れ ばダ メだなと 感じ ま す。 そ れ が学 校、 両親の 母親学級 な ん か作 っても
来 てくれる 方は 良いでしょうけれでも、 問題 は来 ない人 なんですよね 。そういう
方 々が し つ け る も の を、 地域にあるのか 家庭 にあるのか 何処 かにあるのかをきっ
ちりやっていかなければ、そ の あ た り が抜け 道になるような 気がしますね。
● 分科会担当役員
親 教 育、 結局 は親 に子 供の生 活というのは 、親 に関わ る問 題な も ん だ か ら、ど
こ で親 に子 供の 関わ り方 というものを教 えていけるかが 非常 に大 きな 問題 になっ
て く る し、 そ こ に家 庭 教 育がでてくるだろうし、 そういう面 で今家庭教育 が、ど
うなっているのかということも 関わってくるだろうし、 ただ 単に 公 民 館でやれば
い い、 何処 かでやればいいというふうな 問題 でもない。 会長 さんいかがでしょう
か。
● 分科会担当役員
皆さ ん方 もご 覧になったかと 思うんですが 、魁 の10 月1 日号 、これは 今の新
体 制が 家庭方式 の中 で学力向上 と併 せて 、教育再生会議 をス タ ー トさせています
よ ね、 こ れ は、 まさしく 今、世 の中 で問 題になっているような子 供を 取り 巻く環
境 にかかわっているんだろうと 思う ん で す よ ね、 その他 の中 にもありましたよう
に 、確 か昭 和5 5年 の秋 にですね、 当時 のお 茶の 水女子大の 教授 で あ り、 学長も
された 方ですね 、そ の方 から今 佐々 木さんたまたまおっしゃたように 、子 供の教
育 を親 が す るんだ、 親の 教育を 誰が す る と い うテーマで 2時 間にわたって 講演し
た ら、 そ れ は結 局、 その 時代時代に 合っ た教 育というのが必 要なんでしょうね。
母 親に 対す る、 あるいは 父親に 対す る教 育がどこでいったいなされるか、 どこで
も 実はやっていないんですね。 私も 地域 の家 庭 教 育の結 びつきについてというこ
と で、 教 育 委員会か ら公民館報 にだすため、 そのことを 載せたことがあります。
私 も生 涯 学 習 推 進 本 部に 15年 ばかりおりましたので、 その 中でまとめたことが
あ る ん で す が、 結局 は親 に対し て も そ れ な り の情 報の提 供な り、 あるいは 学習の
機 会な り と い う も の を、 行政が 教育委員会と 対応 して、 その 機会 を作 ってやるべ
きじゃないかなということなんですよ 。そ れ が私 と知事 が社会教育主事 した 時に 、
家庭教育振興策 と し て一番大事 な の は、 学校教育 の前に 家庭教育 があるよという
ことをいいたかったんだろうと 思う ん で す よ ね。 そういう意 味で 、今 お話 しあり
ました 、核 家 族 化になったことで、 おじいちゃん ・おばあちゃん 方が 、たいした
こ と な い世 話な よ う だ け ど、それが 立派 な指 導だったんですね。 母親 であれば母
親 の教 育もあるだろうし 、子供 を育 てるためのしつけの 問題 もそうですけど、家
庭教育 の充 実がどうにかならないのかなという気 がしますね 。
● 分科会担当役員
今の 親達 の現 状を 鑑み た時に 、だからどうすればいいのだという問 題になって
く る わ け で す。 そこにまず家庭教育 の振興策 というものが出 てきたんじゃないか
な と思 いますけれども 。
事務局 (鎌 田)
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昔あった 家庭教育学級 、親 学 級っ て い う ん で す か、そ う い う の が何 でなくなっ
たのか 分かりませんけれども、 そういうものをまた復活 といいましょうか 、新た
に 始め て い く と い う か、 そういうことが 必要 なんじゃないかという皆 さん 共通の
お 考えでしょうか 。
● 分科会担当役員
なくなったのではなくて 、生涯教育 の観点 か ら も家庭教育 の振興策というのは 、
ずっとあったのです 。た だ、学 習す る機 会が 少なくなってきたということだと思
う ん で す。 全くないわけでない 。それと 、今 ひ と つ言わせていただければ 、総合
発 展 計 画の 中で 直してくださいと申 し上 げたのは 、青 少 年の 健全育成 の所 に非行
防 止 対 策の 推進の 中に 家庭教育が 入っているわけですよ 。そうでなくてきちんと 、
家庭教育振興策 のところが、ちゃんとしたところに位置 づけられていかなければ
ならないということ 、出 来れば 私達 の分科会 の中 でまとめのひとつにしてもらえ
ればありがたいなと思 います 。
● 分科会担当役員
施策 と し て家庭教育振興策というようなことですよ、 今 会 長さんからお 話しあ
ったように ・・・ 。
● 分科会担当役員
非行防止対策 の推 進という項 目の 中にだけ 家庭教育が 入ってきているが 、そう
ではないんだということを言 いたいんです。
● 分科会担当役員
家庭教育 の理 論をどのように 、これからの 家庭教育の 振興 にいかしていくかと
い う よ う な こ と が、 我々 に課せ ら れ た問 題だ と思 うんですよね。 とすれば 思い切
っ て由利本荘市 の家 庭 教 育を振 興するためにどのような 方策 をすべきか、 という
よ う な こ と が非 常に 大き な問題 になってくるんじゃないかなというようなこと。
親教育 をどこでやったらいいのかというふうなことも分 からないようでは 、やっ
ぱ り本 当は 困るんです 。
● 分科会担当役員
ひ と つ具体的 にだしますと、 川口 でも 家庭教育講座を 開きましたが 、県 でもカ
ウンセラー がいるんです 。カウンセラー が い て学 校と地 域が 一緒 になったかたち
で 講座 を開 設するといったところまでは 話し 合っているんですが 、講 座を 開設し
て 開催 す れ ば家 庭 教 育が 終了す る わ け で は な い。 それぞれの 家庭 に戻 って 、命の
大 切さ や様 々なことについて親 子で 話し 合う こ と が必要 で あ る。 そ し て、 やはり
学 校・ 家庭 ・地 域の 三者 が話し 合い な が ら、 連携 して進 められていかなければな
らないものだと考 え ま す。
● 分科会担当役員
各 地 域の ど こ で で も、 この様 な取 り組 みができればよいが 、行 政に お い て施策
としてこの 様なことを 取り上 げることが出来 ないものか。
● 分科会担当役員
以前 、教育長 にも 話したが、 P T A連合会 や そ の他の 各種 の集 ま り の中 で、家
庭教育 ・親教育 の重要性 について全 体に 対し て説 明することが大 切であり 、必要
な の で は な い か と考 える 。まず 、基 本となる ベ ー スが理 解で き な け れ ば、 内容が
広 がっていかないと考 える。
● 委員
親、 つ ま り子 供を 持っている 人は 家庭教育 については 理解 しているのではない
か と考 えている。 つ ま り 、「 分かっていても 出来 ない 。」のではないかと感 じる。
な い が し ろ に し て良 い問 題ではないので 、あ る程度無駄骨に な る よ う な結 果にな
っ た と し て も、あきらめず継 続していくべき 内容 だと 考える 。
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● 委員
自分 の子 供の こ と を考 えてみると 、少 し づ つ大 きくなってきて 、中学校 に入り
反抗期 になった 頃に 様々 な問題 や犯 罪を 起こすようになってくる 。そ う い う一連
流 れの 中で 大人 になっていく。 その 中で 、横 道にそれずまっすぐ 育っていくため
に は、 や は り家 庭の 教育 が大きいと 考えるべきであるが 、反抗期 ・成長期 のあの
すさまじい エネルギーと 戦うことは 親にとっても 大変なことではある 。学 校や児
童 相 談 所に 相談 し て も良 いが、 や は り特効薬 というものではなく 、家 庭で の教育
は い わ ば漢方薬 で あ り即効性のあるものではない 。逆にその 中で 、親 は子 供に対
しての 責任 を感 じていくべきものである 。親 が子 供に家 庭 教 育をするのは 勿論だ
が 、そ の親 を(行政 か地 域に な る の か は分からないが 、)バックアップ ・支 援をし
て い く こ と も必要 なのではないか 。
● 分科会担当役員
家庭教育振興策に 関し て予算 を確 保し 、振興策 を協議 するような「 協 議 会、委
員 会」 のようなものを 立ち上 げることはできないものか。
事務局 (鎌 田)
私 の 段 階 で 、「 予 算 を 付 け て、 ど う に か で き る 。」と い う 回 答 を こ こ で す る こ
とはできないが 、逆 に、 今の発 言 内 容を 、当 分 科 会の意 見として 挙げていくとい
うことになるのではないか。
● 分科会担当役員
そのとおりであり 、市 の重点事項 と し て位 置づ け、予 算 確 保も 含め て家庭教育
振興策 を進 めてもらいたいという 提言 をしていくべきと考え る。
話は 変わって 、中央教育審議会においては 、現 状がただちに「 家庭教育 に問題
が あ る 」と 断 定す る の は い か が か と さ れ て い た も の の 、「家庭教育 」 をどうでも
良 いといっている人 は誰 もいないはずである 。しかし、 実際 は、 誰かがやるだろ
う と 考 え て い る親 が ほ と ん ど で あ り 、「 目 上に 対 する 口 の利 き 方、 行 儀 作 法 、靴
の 脱ぎ 方、 筆の 持ち 方」 などをみても、 全く 基本 ができていない 状態 で あ る。川
口地区 では 、平 成1 4年 度からこれらに 対す る取 り組み を始 め た が、 小 学 校3年
生 ぐらいにまでなってしまうと 、たったこれだけのことが直 る の に5 週間 もかか
ってしまう 。幼稚園 ・保育園などもっと 早いうちから、 基 本 的なことについて教
えていかなければならないことを 実感 した。
● 分科会担当役員
そういう 面 でも 、「 家 庭 教 育 振 興 (対策 )委員会 」 の よ う な も の の立 ち 上げ を、
当 分 科 会として 求めていくべきではないか。 地域 の人々 ・団 体、PTA、 学校・
保育園 ・幼稚園 の代 表などの委 員も 含め て、 家庭教育振興に つ い て話 し合 ってい
く 場をつくるべきではないかと考 える 。
● 分科会担当役員
具 体 的な 会のあり 方、 進め方 は教育委員会 に委 ねるとして 、家庭教育振興策に
ついて 、ま ず取り 組みをお願 いしたいということを意 見としたい 。
また 、市総合発展計画 にももっときちんと 必 要 性を位 置づ け る こ と も ま た重要
である 。
事務局 (鎌 田)
それでは 、家庭教育振興策として 、今 のご 意見 を「意見書 」として 挙げてよろ
しいか 。
● 出席委員全員
よろしい 。
事務局 (鎌 田)
意見交換 の途 中で あ る が、改 めて 時間 の配 分について 確認 し た い。 本日 は16
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時 ま で の分科会 で あ り、 残りの テ ー マについては 1件あたり 15 分となるので、
ご 協 力 願いたい 。も し、 時間が 不足 する 場合 は、 分科会毎に 個別 に別日程 で開催
することも 可能である 。
● 分科会担当役員
以 前 、○ ○ 委員 か ら出 さ れ た「 学 校 評 議 員」 のあり 方 については 、「開 かれた
学 校 経 営」 に と っ て は大 き な 問題 で あ る と 考えている 。「開 かれた 学 校」 とはい
う が、 学校 だ け で「 開く 、開く 」といってもなかなかうまくはいかない、 であれ
ば 誰が 開い て い く か と考 えた時 、やはり 「地 域の 人々」 ではないか。 そ し て、学
校 と地 域を 結ぶものはすなわち 「学校評議員 」であることから、 評 議 員のあり方
をもう 一度 よく考 えていく必 要がある 。
学校評議員設置要項を 見ると 、最終的 な評議員 の選任 は「 校長 」の 裁量 に任さ
れ て る が、 これでは 評 議 員が評議員 としての 機能 を有しない 状況 に陥 る可能性が
あ る。
● 分科会担当役員
評 議 員の 人選 が、 学校経営に 大き く影 響することから 、人 選の 問題 は大 きい。
事務局 (鎌 田)
第2 回協議会 の中 でもこの「 人選 」の こ と が話 題に上 っており 、人 選にあたっ
て は十 分な 検討 が必 要であり、 特に 自分 の子 供が 学校にいる 評 議 員が 自由 な意見
が 言え る の か疑問 だという意 見も あ っ た。
また 、各 校の 学校運営 のために設 置されたものであることから 、学校評議委員
会 が各学校 ご と に個 別に 開催されるのは 仕方 のないことであるが 、由利本荘市あ
る い は 各 地 域 内で も よ い か ら 、 他校 と の連 携 をとりながら 学 校 経 営 (開か れ た学
校 づ く り)を 進 め る こ と も必 要 な の で は な い か と の意 見 も出 ている 。 この 件 につ
いても 時間 がない 中ではあるが、 ご意 見をいただきたい。
● 分科会担当役員
○○ 委員 いかがか。
● 委員
P T A会 長であり 、ま た学校評議員をやらせてもらっており学 校か ら「 年間の
学 校 経 営 計 画」 を提 示さ れ、そ れ に つ い て意 見・ レポートを 出しているが 、理解
できないでいるところもある。 事前 に十 分な レクチャー を受 けるかたちで 協議意
見交換 に望 めるよう 配 慮 願い た い。 また 、他 校・ 他地域 の学 校と の連 携・ 情報交
換 はやはり 重要だ し、 人選もまた 大事 なことであると 考える 。
● 分科会担当役員
評 議 員の 選任 、評 議 員 及び役 割に つ い て き め細 かな情 報 提 供が 大事 で あ り、そ
れ に よ り意 識の 高まりも 期待で き る よ う に な る。 ○○委 員の 言う と お り、 やはり
横 の連 携は 何であっても 必要な こ と で あ り、 そうでないと学 校の 裁量 に よ り一方
的 に進 められることになり問 題がある 。
事務局 (鎌 田)
学校経営 において 校長 の裁量 があることは 当然 のことであるが 、なにかしらひ
と 工夫 が必 要なのではないかということになるか 。
● 分科会担当役員
外部 か ら の意 見を 聞い て選任 をするなど、 設置 の制度自体 を見 直す こ と も視野
に 入れ た考 え方 を取 り入 れること必 要と 考え る。 評議員制度 の存 在す る意 味をも
う 一 度 考え 直す時 期に 来ているのではないか 。
事務局 (鎌 田)
○ ○ 委員 か ら意 見 あ っ た 、「 他 校 評 議 員 との 交 流、 連 携」 の 出来 る よ う な シス
テ ム・ 組織 づくりが 必要 であること 、評議員 の選 任に関 する 制度 の再確認 も意見
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として 良い か。
● 出席委員全員
よろしい 。
● 分科会担当役員
学校管理 (運営)と の関 わりの 中で 、評議員 の問 題があるということを再確認す
べきである 。某 高 校においても 、「 学校開放 」について 数回 の会 が開催 されたが 、
開 催するたびに 「あれは ダメ、 こ れ もダ メ」 というような尻 すぼみな 方向 になっ
てしまっている例 も あ る。
● 委員
各校 の評議員 においては、少 なくとも 年1 回は 横連携 を図 る た め一 同に 会し、
教 育の 専 門 家を 呼び 、評議員の 制度 や任 務などを 再確認 するような場 を持 つべき
である 。何 をやればいいか分からないでいる 評 議 員も多 いと 聞く し、 問題 がある
時 だけ 集ま る の が評議員 ではなく、 学校経営 な ど も含めちゃんと 役割 を理 解した
人 がやらなければいけない。秘 密な の か ど う か分 からないが 、学 校ごとにどうい
う 方法 で人 選しているかも誰 も分 からない。
● 分科会担当役員
確か に地 域の 人も 分からない 人が 多い 。民生児童委員 やPTA 会長 な ど が主で
あ る よ う だ が、明 確な ルール ・根 拠はないようである 。
この 人が 学校評議員であるということが地 域でもきちんと 理解 されていれば、
評議員 を通 じて 色々 な意 見を学校側 に伝 えることが可能 と な り有 益で あ る が、現
時 点ではそれがない状 況で あ る。
● 委員
何か 問題 があると 教育委員会 に掛 け合 いにいくという 話を 聞いたことがあるが
本 当か 。
● 分科会担当役員
滅多 にはないがそういう場合 もあるようだ 。本 来であれば 、学 校に い っ て話し
合 うべきであるが 、そうできない 親もいるようだ 。
事務局 (鎌 田)
学校 やPTA に来 ない 人、学 校 行 事に 参加 し な い人達 など 、学 校の 先 生 方と信
頼関係 を築 け な い人 達のなかにはそういう人 がいるようだ。 も っ と気 軽に 学校に
来 ら れ る雰囲気づ く り も必要 なのではないか 。
さて 、学 校・ 家庭教育 については 、こ れ ま で協 議・意 見 交 換を い た だ い た内容
をとりまとめて「 意見 」としてよろしいか。
● 出席委員全員
よろしい 。
● 分科会担当役員
こ こ に中央教育審議会 にいた 方が 「家 庭 教 育」 について述 べた 資料 があります
の で、 参考 までにお読 みいただきたい 。
事務局 (鎌 田)
参考 にさせたいただきたい 。
● 分科会担当役員
それでは 次に スポーツ 関係に 移り た い と思 い ま す。ス ポ ー ツ関 係は 、来年度に
国 体があるのと 、これまでに施 設の 問題 、施 設の 集中化 の問 題、 施設 への アクセ
ス の利便性 も考えてもらいたいという 話がありました 。
事務局 (鎌 田)
か な り老朽化 した 施設 もありますが、 国体 の関 係が あ り、 す ぐ に対 応は 出来な
い か も し れ な い が、 早急 な対応 が必 要だということと、 ○○ 委員 か ら は、 バラバ
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ラ になっている 施設 を集中化し 、駐車場 も鹹 味し た方が 利 用 率も 高い し車社会の
中 では 良いのではという 御提言 、そ れ か ら南 中 近 辺から 水林競技場へ 抜けれるよ
う な道 路を 整備 できないものかというこの大 きく 3点がでてたようでした 。それ
に 対しての 詳し い ご意 見をお 願い し ま す。
● 分科会担当役員
来 年 度の 国体のほうについては 、特 にここで話 を す る必要 はないですね。
事務局 (鎌 田)
そ う す れば、 尾 留 川スポーツ 振興課長 が出 席しておりますので 、こ の場 ですぐ
に 結論 を出 すということは出来 な い と思 いますが 、色々 な施 設の 整備関係 につい
て 皆さんからご意 見などありますでしょうか 。
● 尾 留 川スポーツ 振興課長
今 日 初めての 出席 でこれまでのことはあまりよく分かりませんけれども 、確か
に 本荘地域 につきましては、先 々代 の市 長さんが 各地域一体育館 ということを掲
げ 、体 育 施 設を ひ と つ ず つ作り な が ら、 合併 の4 ・5年 前あたりまでやってきた
という 形であり 、一 回りしているうちに 、最 初に 手をつけた 本荘体育館が 、もう
大 分 劣 化してしまったが 、予算 の関 係もあり 今後 の修繕 が出 来ないままで 来てい
る 状態 なんです 。高齢化社会に な っ て お り健 康の 増進、 余暇利用 の観 点か ら、ス
ポーツ あるいは 一般 の市 民の方 々か ら、 新し い施 設をどんどん作 ってほしいとい
う 話が 出てきているのですが、 今まであった 老 朽 化した 施設 をどうするのかとい
う こ と が今 後の 問題 になってきており、 新し い施 設を作 るのであれば 、やはり前
の も の を な く し て、 皆さんがいわれておりますように、 一ヵ 所に 体育館等 に限ら
ず 運動広場 も含 めた 形で 一ヵ所 に集 中できればすごくいいのかなと、 そのための
ア ク セ ス道 路も 作っていかなければなりませんし 、あるいは 、現 在あ る道 路の立
地条件 の良 いところに一括集中 していくという方 法もあるのかということであり
ますが 、現 在の と こ ろ、 どのようにこれに向 けていくかということは 、今行革係
でもかなり 絞られてきておりますけれども、 由利本荘市全体 を考 えますと 、まだ
ま だ細 かい 問題 が山 積みされておりまして、 どこから手 をつけるか、 ど こ の地域
が 先に 手を 挙げ る か と い う順 番 制な ん か も含 めて 勉強し な が ら進 めてきている状
況 で あ り ます。 先ほ ど水 林の話 でもでましたけれども、 一括 した 運動公園 という
の は由利本荘市 に一 ヵ所 しかないものですから、 昨年からの 五ヵ 年 計 画で 、今年
度 につきましては 、今水林陸上競技場のほうを 全面改修 し 、工事中でございます 。
フィールド の芝 の張 り替 えは、 す べ て終 わったところであります 。ト ラ ッ ク、走
路 のほうですけれども全天候制 の走 路であります 。あと 管理棟等 については、原
形 をそのままいかしまして、外 部も 内部 もすべて リニューアルし ま し て、 付属品
等 についてもすべて 取り 替えるというような 形で 、来年 19 年1 月末 の完 成を目
指 して 、来 年の 夏の 大会 の時に は使 用できる 状況 で、今順調 に工 事を 進めており
ま す。 来 年 度につきましては、 野 球 場の 実施設計 ということで、 平成 20 年度に
は 野 球 場の 大 改 修に か か る方向 で進 めております 。さらには 、そ の次 の年 には、
テ ニ ス コ ー ト周 辺の 整備 も今 計 画の 中に 上がっているような 状況 であります。お
答 えできることはお答 えしたいと 思ってまので、 よろしくお 願いいたします 。
● 分科会担当役員
体育施設 の集中化 といったらいいでしょうか、 たとえば水 林の 運動公園 はだい
ぶ 整備 されてきているようですけれども 、そ の中 で体 育 館と か、 そのような施設
を 作る と い う考えはないですか。
● 尾 留 川スポーツ 振興課長
確か に合併前 に、 大き い体 育 館がほしいという 市民要望が か な り出 ておりまし
て 、合併前 には 体育施設整備構想委員会 を設 けまして、 その 答申 で、 本荘地域に
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大 きい 体 育 館を 造ろうということで 計画 が出 されたわけであります。 今回 の合併
もふまえて 、一 応 本 荘 地 域の体育館 ということで 、この 中に 新市 まちづくりの第
一番目 に出 されたものに 掲げられておりまして、 今のところの計 画は 、国 体を終
え て少 し落 ち着 いてから 、構想 を考 えて 適当 な候補地に 建設 しようじゃないかと
い う状 況であります。
● 分科会担当役員
はい 、ありがとうございました 。
● 委員
組合病院跡地に は、 どうなったんですか。
● 尾 留 川スポーツ 振興課長
旧組合病院跡地については、 文化施設 と教育施設関係 を混 合したものというこ
と で、 今 計 画がでておりますが 、詳 細については 教育委員会 のほうにでてないも
のですから 分かりかねます。
● 分科会担当役員
組合跡地 には、 体育施設関係を 調査 するというわけではありませんからね 。
● 尾 留 川スポーツ 振興課長
そうです 。
● 分科会担当役員
尾 留 川さ ん。 今の 差し 迫っている 市民体育館ですが、 取り 壊しをされるという
計 画なものですか 。
● 尾 留 川スポーツ 振興課長
計画 にはまだ 上がっていないんですが 、市民体育館の 代わりの 体 育 館が 出来ま
す と、 か な り老朽化 しており危 険なので 取り 壊しするような 方向 になると 思いま
す 。これは 、南 中 学 校の 建て替 えのほうにも 関係 が出てきますし 、隣 のプールあ
たりまでも 校舎 が影 響を 及ぼしてきますので 、さらに、 老 朽 化し た体育館 も目立
ってくるのかなということです 。今 それなりの構 想を、 学校教育課の 方と 総務課
の 学校施設関係の 方と で煮詰 めているところですけれども。
● 分科会担当役員
それから 市民体育館がそういう状 況であるなか 、岩谷 に新 しい 施設出来 ました
が 、そ の施 設に は私 も よ く行き ま す が、 選手 とか 監督方 にいわせると 、そこに水
関 係と い う か、 いわゆる シャワーや 風 呂 場とかですね、 あれだけ 大き い施 設であ
りながらないんです 。以 前、選手方 がシ ャ ワ ーについて 問い 合わ せ た ら「 風呂に
入 っ て 帰ってくれ 。」と い わ れ た そ う で あ る。 確 かにぽぽろっこが 近 くにあるか
らいいんだけれども、 普通であればついているんではないかなと 思うんだが 。
● 尾 留 川スポーツ 振興課長
そ れ は合併前 でのことですので、 合 併 前か ら着 手して 、出 来たのは 合併 してか
ら な も ん で す か ら、 当時 やはりぽぽろっこを 中心 にして 、運 動 施 設も あ る し、温
泉 もあるしということで、そ う い う方向性で 造ったのだと思 い ま す。
事務局 (鎌 田)
スポーツ 振 興 策となっていますけども 、各体育施設の 整備 ・充 実も 大事 な意見
であり 、要 望にしてもよろしいかと考 えます 。
● 分科会担当役員
それでは 、次に 移ってよろしいですか。
事務局 (鎌 田)
そ れ で、 須田文化課長 がまだ 出席 しておりませんので 順番 を変 えさせていただ
き 、高 度 情 報 通 信 基 盤の 整備についてお 願いすることになりますが、 専 門 的な部
分 も あ り一 部 不 明なまま 説明していたということと、お 詫びでありますが 、前回
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加 入 促 進 施 策として 、事業期間中五 ヵ年 であれば 加入金 は無 料だといってしまい
まして 、それが 実は 検 討 中だということで訂 正させていただきますが 、会議録と
委 員あ て出 してしまいましたので、 訂正 の文 章を 早急に 全委員宛 に出 させていた
だきたいと 思っております。 申し 訳ございませんでした。
前回 に関 し て は、 ケーブルテレビ の加 入 関 係、 インターネット 関係 、地 域イン
トラネット 関係 で相 互に 関連していくことについてご意 見をいただいたわけです
が 、ご 意見 をいただく前 に、伊 藤C A T Vセ ン タ ー所長 の方 から 加入促進 も含め
まして 説明 を致します 。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
簡単 に説 明させていただきます。 高度情報化通信の場 ということでありますけ
れども 、私 のほうは ケーブルテレビ 部門 であります。移 動 鉄 塔と 地域 イントラネ
ッ トに 関しては 、情報政策課が 担当 しております 。今 鎌 田さんの 方か ら も お話し
ありましたけれども 、地 域イントラネットと の関 わりというのは 、地 域イントラ
ネット 事業 によって 、各総合支所、 公共施設 を光 ケーブルで 結ん だ、 この 光ケー
ブ ルを 利用 して 、CATVのテレビ 送信 をしましょうということの関連性 はあり
ま す。 ケーブルテレビは 平成6 年に 開局 しております。 農林水産関係 の事 業でや
ったわけですが 、こ の当 時お よ そ1 2億 円ぐ ら い の事 業 費で 進めておりました。
開 局か ら1 3年 目になっておりますが、 現在 の加入率は お よ そ9 6% です 。旧大
内 町の 放送 エ リ ア内 の加入者が 96 %で す。 今後 の計画 については、 すでにご承
知 のことと 思い ま す け ど も、岩 城 地 域、 東由利地域、本 荘 地 域で い え ば北内越、
松 ヶ崎 、石 沢が 今 年 度の 計画の 対象 になっています。今年度 については、 予定よ
り 事務 の進 捗 状 況が 遅れておりまして、 9月 の議 会で契 約 議 決いただきまして、
ま も な く工 事に は入 りますが、 現在 は様 々な 着手 に向か っ て の申 請の 状況 でござ
います 。加 入 促 進にあたっては 、予 定ではお 盆頃 を予定 して 、お 盆にふるさとへ
帰 ってきた 人と 一緒 にケーブルテレビへ の加 入を 相談し な が ら申 し込 みを 受け付
け た い と い う考 えでおりましたが、 この 様な 事情 で、ま だ加 入 募 集に は至 ってい
な い状 況で す。 今、 加 入 金の話 もありましたが、 協議・ 調整 を進 めながら 加入促
進 に向 かい 、目 処としましては 、1 1月 1日 に加入募集 を進 めていきたいと考え
ております 。ケーブルテレビについては 、こ のパンフレット を若 干 説 明したいと
思 い ま す。 O N Tというのは、 現在 の大 内ネットワークテレビの こ と で、 このロ
ゴ を継 承し て お り ま す。 これは 10 年間 は国 と契 約し、 商標登録 されているとい
うことです 。合併前 にもうすでに登 録になっておりまして 、こ れ変えるとすれば 、
ま た新 たな 事務手続 きが 必要になるということで 、現在 もONT ということにな
っ て お り ま す。 テ レ ビの 再送信放送 とありますが 、こ れ は地上波 で す と秋 田から
直 接 折 渡の 山頂 に設 置しております アンテナ で受 信して 、これを 光ケ ー ブ ルでC
ATV センターへ 引っ 張って 、そ こ か ら加入者宅 へ送信 しているというものです 。
そ の他 の衛 星 通 信 関 係については、 局舎 の屋 上に パラボナアンテナを 設置 いたし
まして 、そこで 受信 して 、お よ そ7 0チャンネル の放送 を現在行 っているという
こ と で す。 二つ 目の 自主放送第 1とありますけれども、 こ れ は3 チャンネルで、
C A T Vセ ン タ ーが 自ら 作製し た番 組を 放送 しているものでございます。 これは
平 日に な り ま す が、 夕方 の6時 半を 1回 目として 、1日 7回 その 放送 をしており
ま す。 6時 半が 1回 目、 それから7 時半 、1 0時 半、翌 日の 7時 半、 9時 、10
時 半で す。 翌日 の朝 6時 半から 7時 半、 10 時、 12時 半と 7回 の放 送をしてお
ります 。こ の内 容につきましては、 一般 のニ ュ ー スと同 じですが 、オープニング
と い う こ と で、 気象 の状 況、短 いお 知ら せ等 、二 つほど ニュース を放 送いたしま
す 。市 内に お け るイ ベ ン ト、会 議、 集会 、ス ポ ー ツ、祭 り等 を取 材し て放 送して
います 。こ の月曜日 から 金曜日 までのものが 、まとまりますと土曜日 、日曜日に
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こ れ を ま た さ ら に編 集し た形で 、土曜日 は2 回、 日曜日 は4 回、 1週 間まとめた
ものを 放送 しています。 その他 、ニ ュ ー スの 他に 企画番組等 といたしまして、テ
レ ビ市民室 、これは 市 役 所とか 警察 、消防署 、地域振興局等 から 制度 が変 わりま
し た と か、 事業 の内 容の 紹介と か、 様々 な行 政 情 報を放 送するということです。
最 近ですと 消防本部 の方 からの 住宅再点検教室を 設置しましょうということで、
予防課 の担 当 課 長に 出ていただいて 番組放送 しております。 その 他は 、健 康の広
場 ということで 、組 合 病 院、第 1病 院、 それから 地域内 のお 医者 さんから 病気の
解 説、 予防 の方法等 を紹 介している 番組 も作 っております。 他は 学 校 便りという
ことで 、小 中 学 校が 制作 した番 組を 放送 する 、現 在のところ 、学校便 りというの
は 大内学区 だけとなっております。 その 他に 議会 の生 中 継、JA タ イ ム、 料理コ
ーナー 等 番 組を 作っ て放 送しております 。こ の番 組の他 、2 4時 間の 中で 、まだ
ま だ時 間があるので 、そ の合間 の時 間は 文字放送 ということで、 様々 なイベント
案 内、 募集 、ハ ロ ー ワ ー クの求人情報等 を文 字として、 情報提供 をしているとい
うことです 。さらに 文字 とイントラ の余 り時 間に は、朝 日の ニュースター という
2 4時 間ニ ュ ー スを 放送 している番 組が あ り ま す が、これをその 中間 に入 れてい
く こ と で、 3チャンネル については 、2 4時間何 らかの 形で 放送 しているという
ことになります 。次 に自主放送第2 というのは、 気象情報で す。 こ れ も2 4時間
天 気 予 報を 流し て お り ま す。日 本 気 象 協 会の 局地予報と か由 利 本 荘 市 内のある一
定 の地 域の 情 報 等を 流しております 。次 の音声告知放送 になりますが 、昔 の有線
放 送と い っ たイ メ ー ジで 見ていただければありがたいんですけれども 、CATV
セ ン タ ーを 親として 各総合支所 を子 、他 を孫 と い う形を と り ま し て、 各加入者宅
に 告知放送 の端末機 を設 置しますと 、一 斉 放 送と かグループ 放送 とか 様々 な音声
による 受信 が可 能ということになります 。今実際 に使っ て い る内 容と し て は、交
通安全週間 ですよとか、 どこそこは 火事 な の で注 意してくださいとか 、あ る川で
災 害 情 報が 発生 されましたのでご注 意く だ さ い と か、熊 がでましたというような
ことが 放送 されております。1 8年 度 以 降 整 備される地 域については 、こ の音声
告 知 放 送に 、さらに IP 電話という 機能 をつけまして、 電 話 機も 一緒 にセットす
る 予定 です 。こ のI P電 話につきましては、 ケーブルテレビ の加入者同士 であれ
ば 、無 料で 通話 できるというような 内容 で事 業を 行いたいと 考え て お り ま す。そ
の 下の 基本 チャンネルとありますけれども、 今 実 際に月 額1 3 0 0円 でご 利用い
た だ い て い る1 1個 のチャンネルの 内容 です 。ご 覧になっていただければ 分かる
と 思いますけれども 、一 般のN H K 、朝 日 放 送、 秋田テレビ 、秋 田 放 送 以 外のチ
ャ ン ネ ルが 載っ て お り ま す。これもすべての 加 入 者のお 宅で 、月 額1 3 0 0円の
中 で視 聴できるというような内 容で ご ざ い ま す。 下の方 は、 地上 デジタル の放送
が 始まっております 。アナログ が2 0 1 1年 7月 24日 には 、も う終 わりますよ
と い っ た内 容を 書いているものでございます 。次 に翌ページ をお 開きください。
ここで 現在 、放 送し て い るBS デジタル 関係 、それから 通信衛星 の関 係の 番組の
紹 介ということです 。写 真についている 7 8 0という数 字、 これ 7 8 0チャンネ
ル になりますけれども、 ここから右 側に 見ていただきますと ア ニ メの 専門 、日本
映 画、 時 代 劇、 海外 ド ラ マ、海 外の 映画 、グルメ 、アメニティ、 処理生活情報、
音 楽 専 門 番 組、 スポーツ 専門番組、 ドキュメンタリー、 アニマルプラネットとい
う 動物専門 の番 組、 海外 のニュース といったそれぞれの 専門番組 が、 放送 されて
いるということです 。ここで3 4個 ありますけれども、 34 のチャンネル をひと
つ のセット で月 額2 7 0 0円で 提供 しようという 計画で す。 下の ピ ン ク、 グリー
ン 、オ レ ン ジとありますけれども、 こ こ は最 新の 映画情報的 なもので 、海 外の映
画 、衛 生 劇 場というのは 日本の 映画 、東 映で 専門 に作っ た映 画・ ド ラ マ、 グリー
ン チ ャ ン ネ ルというのは 競馬・ 農村情報 、あとの 右側の 二つ はフジテレビ のチャ
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ンネル を そ れぞれ有 料で 提供し よ う と い うテレビ 番組の 紹介 になります。 次に開
いていただきますと 、STBという チューナーですけれども 、これは セットトッ
プボックス の略 称でありまして 、ア ナ ロ グ放 送が 終わりますとデ ジ タ ル放 送に切
り 替わ り ま す。 アナログテレビ でいいので、 そのまま使 いたいという 場合 には、
デ ジ タ ル放送受信用 のSTBを 取り 付け ま す とアナログテレビであっても デジタ
ル 放送 がそれなりに 視聴 はできますと、 テ レ ビはすぐ変 えなくても、 この チュー
ナ をつけることによって 視聴は 出来 ますという機 械のP Rで す。 次に ケーブルテ
レ ビの インターネットについては、 ケーブルテレビに加 入された 方に 限り 、その
回 線を 利用 した インターネット への 加入 もお 願いしますということの 内容 になっ
ております 。NTT 等の 100 メガ 、5 0メ ガ、 40メ ガと い う よ う な大 きな数
字 ではないですけれども 、常時接続使い 放題 ということで、 比較的安 い月 額、こ
れ も2 7 0 0円ということで 、ご利 用いただいているところです 。大 内 地 域しか 、
今 加 入 者はいないんですけれども、 テ レ ビの 加 入 者の約 30 %弱 、700 世帯ぐ
ら い、 ケーブルテレビの インターネット のご 利用 をいただいております。 あと右
側 の住 宅の 図になるんですけれども 、一般的 にケーブルテレビ加 入された 場合に
は 、このような ケーブルテレビ のテレビ への 接続配線になりますというような配
線 のイ メ ー ジの図 面でございます 。こ のパンフレット については 以上で す。
● 分科会担当役員
はい 、ありがとうございました 。
● 委員
これ 全部加入すると 、月額 どの 位になるもんですか 。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
視 聴 料だけですと 、15000円 位、 20000円はかからなかったと 思いま
すけれども 。プラス N H Kです 。NHK は別 個で す。真 ん中 の こ のチャンネルい
っぱいあるところの 左側 の上の BS デジタル 放送 の下に 、数 字がはいってちょっ
と 見に く いんですけれども、衛 星 放 送へ の受信料 につきましては 、ケーブルテレ
ビ から 団体一括支払 を口座振替 をしますと、 一般 に支払 っ て る額 より 年間 242
0 円安 くなると 、訪 問 販 売よ り は年 間3 0 0 0円 安くなるということで、 ケーブ
ル テ レ ビを 経由 す れ ば、 ちょっと安 くなりますよいうことで 数字 をここにあげて
お り ま す。 今の 段階 で、 ケーブルテレビ の場 合は 、ケーブルテレビ独 自の 電話番
号 というようなことと、NTT で使 っている 番号 を、そ の ま ま何 ら か の形 で使え
ないかということで、 今、検討中 です 。
● 委員
一 人 暮らしの老人宅 に入っ て い る の は、大 内の 告知放送ですか 。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
在宅確認 のような 形で 見ているような 機器 です 。こちらの 方か ら、 たとえば独
居老人 、一人暮 ら し の方 へ連絡 い っ た場 合に は、 その連 絡ボタン を押 してくださ
いというような メッセージを発 信し ま す と、 連絡 ボタン で返 答しない 限り 、何回
か 繰り 返し 定 期 的に 放送 するという 機能 があります。こ れ か ら運 用の 考え 方ひと
つ で、 様々 な方 法が あ る と思いますけれども 、方向性や 使い 方については 、これ
からの 課題 であります 。
事務局 (鎌 田)
今 年 度は 、北内越 、松 ヶ崎、 石沢 を対 象にということです 。ケーブルテレビと
いうことで 、な か な か意 見が出 にくいかもしれませんけれども、 いかがでしょう
か。
● 分科会担当役員
ちなみに 96% の加入率だ そ う で す が 、残 りの 4%の 人はどうなっていますか 。
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● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
個人名等 は出 せませんが、住民基本台帳上 の数 字で、 96 %という 数字 を出し
ておりますけれども 、実 際に在 宅し て い な い と い う方も お り ま す し、 あと 施設入
所者等 になります 。
● 分科会担当役員
そ う す れば、実 質100% に近 い数 字だということですか 。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
ほぼ 、100% に近 いと思 い ま す。
● 分科会担当役員
CATV を、まだご 覧になったことがない 委員 はいらっしゃいますか 。
事務局 (鎌 田)
この パンフレットは 、今 対 象となる 地域だけに 配っている 形ですか。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
はい 、そうです 。
● 分科会担当役員
こ れ を協議会委員 に見 てもらうべきではないか 。全 体 的な 大き い課 題でありな
が ら、 地域協議会委員として見 た時 な い し、 全 然 分からないというのでは 問題が
あ る。 委員 に配布 しているか 。
事務局 (鎌 田)
50 人の 委員 の皆 さんにはお 配りはしていないですが 、所 長、 配布 してよろし
い か。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
よろしい 。
● 委員
地域 の行政協力員に は見てもらいました。
事務局 (鎌 田)
今 伊 藤 所長の方 から 、委員 の方 にお 配りしてもよろしいということだったので 、
何 ら か の機 会に お渡 しするようしたいと 思います 。今後 、他 の地 域の 方も お願い
し て い く ことになると思 いますので 。ケーブルテレビに 関しては 、ご 意見 として
はいかがでしょうか。
● 分科会担当役員
こ れ は、 普 及 率が 高くなって 、加入者 が多 くなっても 料 金 的なものにあまり影
響 はないのですか 。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
はい 、そうです 。
● 委員
一 人 暮ら し老 人 宅に は是 非 早め に設 置してください 。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
今の 現在 の条例上 では 、生活保護世帯 、6 5歳以上一人暮 ら し の老 人の 方は、
減 免となっております 。
● 伊藤 CATVセ ン タ ー所長
電話 と同 じようにして 、普通 の電 話なので 、受話器を 取っ て、 たとえば 一定の
設 定ボタン を押 す時 に一 定の範 囲だ け通 話さ れ る と、通 話と い う か告 知 放 送が出
来 ると 、それに 対し て連 絡ボ タ ンを 押し て、 確認 しましたという 返事 をください
と い う こ と をセ ッ トをすれば 、安 否 状 況を確 認できる 。
● 分科会担当役員
そうすればこのことについては、 市 全 域に お い て加入促進 と普 及に つ い てPR
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してもらうということでよろしいですね。
事務局 (鎌 田)
民俗芸能 の保 護、 保存 についてですが 、本 荘 地 域ではかなりよく対 応はされて
い る と い う こ と を各委員 からお 褒めいただいたが 、民俗芸能 の育 成・ 保護 を今後
と も引 き続 き進 めていくのかという 質問 がでています。 あと 番 楽 等の 昔ながらの
芸 能については 継 承 者がおらず 継続 がかなり 困難 であるので 、映 像で 残すという
取 り組 みも 必要 でないかということ 。そ れ か ら菖蒲崎貝塚の 発掘 でけでなく、歴
史民俗芸能 の発 掘、 埋もれてしまったそういう芸 能やら 歴史 を残 すことも 大事な
ん じ ゃ な いかというご意 見もいただいているところです 。こ れ ら の点 について、
詳 しい 回答 は出来 ないかもしれませんが、ご 意見 をいただきたいと思います 。
● 分科会担当役員
民俗芸能 の場 合は 、後継者問題が 大変 なのですが、ちゃんとやっているところ
もあるわけです 。問 題は 広域合併を 機会 に、 各 地 区のいろいろな 番 楽 等が 全体的
に 交歓交流 するよう 場をつくるべきではないかと 思い ま す。 ど こ で何 をやってい
るのか 、た と え ば鳥 海に 行って 鳥海番楽 を見 に行 くとかではなく 、鳥 海 番 楽も文
化会館 に直接見 に行 かなくても 良いから 、どこかにあつまって発 表の 場がないと
な か な か練 習も出 来ないのではと 思うわけです。
事務局 (鎌 田)
その 点に 関しては 、分科会担当役員の 方か ら番楽等の 民俗芸能 の保 護、 保存に
つ い て は、 各地域毎 ではなく由利本荘市全体 で共 通して 取り 組むべきではないか
という 意見 も出されております。
● 分科会担当役員
その 中に は、 今申 し上 げたことで 、交 歓 交 流もあってもいいのでは 。そのこと
で 、発 表の 場が あ る と練 習にも 力が 入るのではないかと 思います 。人 がいないと
い う問 題だけではなく 、そのように感 じます 。
● 分科会担当役員
今後継者問題 では 、特 に伴奏関係 が一番難 しいようです。 石沢 などもそうでは
ないですか 。
● 委員
そ う で すね。
● 分科会担当役員
この 間、 鳥海 で中学生 に教え て い ま し た。 ど こ の番楽 か定 かではありませんが
鳥海中学校 に指導 に行 っているそうです。子供方 がやっております。
事務局 (鎌 田)
そ れ は、 部活としてですか 。
● 分科会担当役員
部活 な の か、学 校 教 育の一 環としてやっているのか 、よくわかりません。
● 委員
ふるさと 教室 の一 環のような 形で 、やっているのではないでしょうか。 石沢小
学 校で も子供達がやっております 。
● 分科会担当役員
石 沢 小 学校でもやっていますか。 そ れ が大 事なんですよね 。後継者育成 という
の は、 子 供 方に 教え る機 会がないと 、何 々あ る か ら練習 しないかといってもやら
ないんですよね。
● 委員
この 間、 花 輪 駅にいってきたら花 輪 農 業 高 校に は獅 子 踊り のクラブ があるらし
いです 。
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● 分科会担当役員
ず っ と前 に、 本海流番楽の交流会 が西目公民館 であったのですが、 あれ 以来途
絶 えてしまったみたいです。今 お話 しあったように発表 の場 、交 流の 場というこ
と が、 是非必要なのではないかと 思います。
事務局 (鎌 田)
定期的に是非交歓交流等の発表する場が必要なのではないかということです
ね。
● 分科会担当役員
その 場で 、保存 のための映像化 ということが必 要でないかと思 います 。
● 委員
由 利 本 荘市になったのだから 、み ん な が認 知するようにしていかないといけな
い で す ね。
● 委員
子 供 達もやりたい 子は 結構いると 思います 。た だ指 導 者がいないのです 。今覚
え て い る人 がいるうちに ビデオ に撮 っておかなければ、 そ れ を見 ながらやればど
うにか 覚えられると 思います。 や は り少 しは 手ほどきを 受け た方 が い た方 がより
良 いと 思います。 や は り踊れ る人 がいるうちに残 すべきなのだと 思い ま す。
● 分科会担当役員
い ろ い ろな衣装 な ど は、目録化 してとっておくべきです。
● 委員
や は り衣 装に も、 もう 少しお 金かけてほしいなというところもありました。や
は り衣 装 自 体が汚 いといっていました 。
● 委員
汚い イコール歴 史じゃないですか。
● 委員
ど う し ても横笛 と か を吹く と い う の は、子供達 にとっては 大変 なことです 。
● 委員
今は 昔の よ う に正 絹で 作ったものはあまり 着ていなくて、 今 流 行の 化繊 でギラ
ギ ラし た安 い物が 売っているものですから、 そ れ に替 わってきていますね。
● 委員
化学繊維 を着れ ば伝統芸術 ではないのでは 。
● 委員
それはそうです 。で も正絹 だと 、とてもじゃないが 高くて 。
● 分科会担当役員
鎌田 さん 、4時 になりましたが 、大丈夫でしょうか 。
事務局 (鎌 田)
まだ 、大丈夫 です 。先 ほどの 文 化 財の 方も 発掘 というのに 関しては 、今教育委
員 会で 出し て い る由利本荘市の 教育 と い う冊 子がありますが 、こ の中 では 調査、
文 化 財 指 定 等の 推進 の中 で、有 形 無 形に か か わ ら ず調査 し、 記録 ・保 存していく
という 方向 で進 められているようです。 か な り幅 広くやっているようです 。指定
されたものについては 補助をしながらということも考 えているようです 。先 ほど 、
全市的交流 や発 表の 場が 、必要 でないかというご 意見もありましたけれども、保
存 に関 して 、も う一 つ二 つほどご意 見いただければと思 い ま す。 それをもって1
6 時になりますので、 終了し た い と思 います 。
● 委員
1市 7町 では、 それぞれ町 の歌 とかあったものですか。
事務局 (鎌 田)
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町 民 歌は あ り ま し た。 その他 にテ ー マ ソ ン グのようなものをもっていた 町もあ
ったと 思います 。本 荘で は、水 辺のまち 本荘 もありますし、 第1 回目 か2 回目の
時 に も お話 しがありましたが、 もう 使ってはいけないということではなくて、本
荘地域 のものとして語 りついでいくことになると 思います。
● 委員
新し い市民歌とかは 出来たのですか 。
事務局 (鎌 田)
まもなく 完成します 。
● 分科会担当役員
話は 違い ま す が、 広域合併したことで 、市 民 憲 章なるものはどうなったのです
か 。本 荘の も の は使 えないと思 うが 、合併後 のものをどうするつもりですかね。
花 と か の問 題ではないと思い ま す が。
事務局 (鎌 田)
市民憲章 に関しても 、再 検 討するということになると思います 。
● 分科会担当役員
四つのことについて 、御 提 言していただきたいと思 います 。
事務局 (鎌 田)
これまで 第2 回、 第3 回、今 日の 第4 回で ご協 議いただいたものを 元に 、意見
書 (案 )を 作成 し、 役 員 会において 6名 の役 員に ご意見 をいただきながら 、案と
しての 取りまとめをしたいと思 いますので、 よろしく御理解 をお 願い し ま す。も
しかすれば 、他 の分科会 においたは 意見 というところまでは 取りまとまらない状
況 になっているかも 知れませんので 、意見書 としての提 出が 実際 に可 能なのかと
いうことも 含め て、 役 員 会の中 で議 論させてもらうことになるかもしれません。
そ の中 で、 もしかすると 今回は 19 年度予算 に向 けての 意 見 書という 形を 取れな
い 可 能 性もありますので 、そのことは第 5回 の時 点で、 ご説 明させていただくこ
とになりますので 、そのあたりも 併せ て、よろしくご 理解お 願いします 。
● 分科会担当役員
ど う も大 変ご 苦 労 様でした。 これからもよろしくお願 いします 。どうもありが
とうございました 。
5 .報 告(担当役員 より 、各分科会状況報告)
① 第1 分 科 会(住 民 自 治、 活力とにぎわいのあるまちづくり )
○ 分科会担当役員
・取 り ま とめの段 階に 入り、 時間 が足 りず 議論 も十分 ではないなかで、 ある程
度集約 はしましたが 不足部分については 、事務局に お願 い し て整 理したもの
を 委員 の皆 さ ん に見 ていただいて、 追加 をしたりやりとりをして 第5 回に向
け て意見集約 を図 りたいと思 い ま す。
・住 民 自 治のまちづくりについては、 現状 の把 握なくしては住 民 自 治は 進まな
いということで 、住民自治 の原 点である 町 内 会の現 状に つ い て議 論を 重ねて
き ま し た。 これまでの行政協力員制度の 、実 態にそぐわない 部分 を実 態に則
し た形 で明文化 し、 行政と 町 内 会は 協働 のパートナーと し て の関 係をより重
視 していくなかで行政協力員制度の 変更 に至 った。 こ れ ら制 度の 変更 や、こ
れから 目指 す町内会 の方 向 性に つ い て、 今後 、住民 に周 知 徹 底させていくこ
と が必 要ではないか 。未加入世帯の 増加 など 町内会 の悩 みや 意見 を市 政に反
映 させたい 、意 見を 届け た い場 合の 町内会側 から行 政に 働き か け る仕 組みや
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シ ス テ ム(例え ば、町内会長会議等)を考 えてほしい。
・合 併により 8つ 地域協議会 が組 織さ れ た が、 それぞれの 個性 を大 事にする点
ではそれぞれに 協 議 会を開 催しているのはいいが、 1つ の市 に な り2 年近く
経 過す る の に8 つの 地域協議会 の間 で連 絡、 連携は 何もない 。それぞれの地
域 協 議 会ではどんな 議論が あ っ て、 ど ん な住民自治 を創 ろうとしているのか
何 もわからないのが 現状である 。そ れ ぞ れ8 つの協議会 と年 に1 ∼2 回程度
集 まっての 意見交換 、情報交換 が必 要ではないか。 委員全員 となると 人数が
多 す ぎ て難 しいので 、地域協議会の 会長 、副会長ぐ ら い の範 囲で 集まれれば
い い の で は な い か。 地域協議会会長副会長連絡会議 の必要性 を考 えていただ
きたい 。
・「 住 民 自 治の た め の ま ち づ く り の し く み」 の イ メ ー ジ図 ( 総 合 発 展 計 画 32
ページ )の 中で 、地域協議会と 対話 をするように総 合 支 所があります 。合併
をして 地域協議会を 設置するというのは 住民自治を 進めていくために 重要な
位 置づけにあるわけですが 、地域協議会 を設 置によって 、我 々5 0人 の委員
が 議論 を し て提 案をしても 具 体 的に 住民自治 が進むわけでもない 。イメージ
図 に あ る中 の住民自治組織 との 連携 といった イメージ図 、ま た、 住民自治組
織 を支 援するための 機構を 作ろ う と い っ たイメージ 図も あ り ま す が、 現在の
ところ 行政 ではこの 図以上 でもなく 以下 でもないという 考え 方の よ う で、イ
メージ 図のままでは 物事は 進まないので 、も う少し 具 体 化す る必 要があるの
ではないか 。それが 、もしかすると 町内会自治を全 面に 押し 出す 形になるか
も し れ な い が、 町内会自治 だけでは 少し 弱いので、 別な 形の 組 織 化、 システ
ム 化をして 住民自治 を進め て行 くということで、よ り具体的 なものを 考えて
いきたいが 、こ の1 ヶ月ぐ ら い で具体的 な政 策ま で は提 案 出 来な い の で、今
後 、分科会 ま た は全体会の 場で 考え る機 会をつくりながら、 行政 サ イ ドから
も 施策 と し て考 えていただき、 共に 議論 しながら具体的 な組 織、 システムを
考 えていきたい。
・活 力とにぎわいのあるまちづくりについては 、範囲 が広 いためになかなか1
点 に絞 ってというのは難し い で す の で、 農業 、水産業等 々に つ い て専門家と
しての 意見 がいくつも出て い ま す の で、 箇 条 書きが 多くなりますがそれぞれ
の 分野 で話し 合ったことを意 見 具 申していきたいと思います 。
② 第2 分 科 会(健 康 福 祉、 環境共生のまちづくり )
○ 分科会担当役員
・第 2分科会 では 、第 3回目 までのことを 私なりに大 きく 2つ のテーマ として
分 け、 内容等 を 掲示 し た 上で 議 論し て も ら っ た。 1 つは 、『人 に や さ し く歩
き た く な る ま ち 』 で 、 内 容と し て 「 歩 道 の バ リ ア フ リ ー 化 の 推 進 」、「 街路
樹 な ど の 整 備 」、「 ま ち の 中に 休 息 が で き る ベ ン チ な ど の 設 置 」、「 街 灯 の整
備 ( 特 に 学 校 周 辺 )」 である 。 2 つ 目 は 、『 組 合 病 院 跡 地 の コ ミ ュ ニ ュ テ ィ
ーセンターの 利用 について 』で 、内容 と し て「 ボランティア 基地として 利用 」、
「 健 康 福 祉 の 活 用 の 活 用 が で き る 施 設 」、「 多目的 に 活 用 で き る 施 設 構 造で
サ ー ク ル活動 がしやすい 施設 」、「施設外周 に散策路等 の環境整備 」である。
・ 市職員 と 委員 の 議論 の 中 、「 歩 道の バ リ ア フ ー リ ー 化の 推 進」 で は、 県道羽
後本荘停車場線 (区 画 区 域)は県 の安全対策等基準などの 制約 もあるというこ
と が分 かった 。「街 路 樹な ど の 整備 」 では 、 駅前 の 街 路 樹 が切 られているこ
となどから 、今 後 工 夫し て の整 備が必 要になってくる 。また 、1 0/ 14(土 )
∼ 15 (日)TWO DAY W A L Kで は多 くの県 内 外 参 加 者があったの
で 、歩 道 等 整 備 が 今 後 必 要 かと 思 う。 加 え て、 由利橋 か ら先 の 狭 隘 部 分 (石
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脇 の国 道7号 に向 かう道 路)の何 ら か の整 備をお 願いしたい 。
③ 第3 分 科 会(文 化、 情報 、交流 のまちづくり)
○ 分科会担当役員
第3 分 科 会では 、
「 教育問題 」、「 スポーツ振 興 」、「 民俗芸能 の保存 、保護 」
、
「情
報通信 」等 が大き なテーマで あ る が、 箇条書 き的 に報 告したいと 考える 。
今回 、特 に学 校 教 育、 家庭教育関連と い う こ と で、家 庭 教 育の 振興 、開 かれた
学 校(環 境づくり)、 学校評議員 の あ り方 など 様々 な内容 が含 まれているが 、これ
ら を一 括り と し て「 学校 、家庭教育関係 」という 形で話 を進 めていった。 この中
で は、 学校教育 も社 会 教 育も突 き詰 めていけば、 最終的 には 「家 庭 教 育の 問題」
に 行き 着くのではないかという結 論に 至った 。現在 、子 供 達が 抱えている 問題は 、
親 に原 因があるのではないか。 そうであれば 、子 供の教 育は 親が す る が、 親の教
育 は誰 がすることになるのかというような点 が、 大きく クローズアップされてく
る こ と に な る。 全 体 的に 、その 点に つ い て意 見が 集中し 、議 論された 。問 題を抱
え た こ の よ う な時 代 に お い て は 、「 家 庭 教 育の 振 興」 を 目的 として 「 協 議 会 ・委
員 会」 を立 ち上 げる 事が 必要なのではないか 、家庭教育振興委員会な ど名 称につ
いては 後ほどでよいわけであるが、 行政 サ イ ドで 立ち上 げて 取り 組んでいくべき
でないだろうか、 ということがまず一 点と し て挙 げられた。
また 、昨 今は 「開 か れ た学校 (教育環境)づくり 」も言 われ 続けているが 、それ
ぞれの 学校 が あ る風 土・ 歴史に 考慮 した 形で 進められていくべきであるが 、はた
し て 「 学 校 自 ら が 開 く の か 」、「 地 域 が 学 校 と の 関 わ り の 中 で 開 い て い く の か」
についてはなかなかはっきりとした 答えはないところであるが、 や は り「 地域と
一 緒に 歩む 学校 であるべき」と い う こ と は間 違いのないことだと 考えるところで
あ る。 それでは 、地 域と 学校の 橋渡 しをするのは 誰な の か、 何な の か と言 うこと
に な れ ば 、「 学校評議員 (制 度)」 ではないのだろうか 。 し か し な が ら 、 この 学校
評議員制度 が当 初の 目的 のとおり機 能し て い る の か、達 成されているのだろうか
と い う こ と が大 きな 疑問 とされているのではないだろうか。 したがって、 学校評
議 員 制 度を 根 底か ら 見直 し を 行い 、「地 域 と学 校 の橋 渡 し」 的 な役 割 をするよう
な 検討 をすべきではないか、 ということも一 点として 挙げられました。
「ス ポ ー ツの 振 興 策」 については 、来 年は 秋田 わか杉国体 で あ り市 民が 一丸と
なって 、ボ ラ ン テ ィ アなどとして協 力し て行 かなければならないことはもちろん
であり 、スポーツ振 興 課 長からも縷 々説 明があったとおり 、我 々市民 が望 むのは 、
各 種 体 育 施 設の 充実 で あ る。これについては 、同課長か ら説 明を 受け て理 解した
と こ ろ で あ る。
三つ 目は 「高度情報通信基盤 」で あ る が、 こ れ は年 次 的に 整備 が進 められてい
るようであるが 、加 入の 促進を 図り な が ら、 なるべく早 期の 完成 をお 願いしたと
ころである 。
それから 、「民俗芸能 の 保護 、 保 存」 に つ い て は、 後 継 者 育 成の 問 題が 大 きく
クローズアップ されている点が ひ と つ。 また 、全市的に 、埋 も れ た伝 統 芸 能など
を 掘り 起こ し 、各 種メディア (映像化 など)に 保存することなどを実 施するべき (検
討 す べ き)で は な い か と い う 意 見 も出 された 。 そのためには 、 いま 言 ったことと
併 せて 、そ れ ら を「 発表 する場 」を 設けることが 重要であり 、是 非やっていただ
きたいとの 結論 となった 。例え ば、 各 地 域の 番楽 を一同 に会 して 発表 し互 いの良
さ を確 認し な が ら、 本荘地域だ け で は な く他 の地 域も含 めた 「全市的 」な 取り組
みとしていくべきである 。これらの 取り 組み に よ り、後継者 の育 成に 少しづつ寄
与 することになるであろうと 考え る。 以上で す。
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● 議長
そ れ ぞ れの分科会 において、 ご協 議された 内容 についてご 報告 をいただき、あ
りがとうございます 。ここで、 各分科会 での 協議事項あ る い は そ れ以 外の 内容も
含 め ま し てご意見 、ご 質問を お願 いしたい。
● 委員
第3 分 科 会において 、
「 ス ポ ー ツ振興策 」について担 当 課 長か ら「 施 設の 充実 」
に つ い て説 明があったと 述べておりましたが 、そ の内容 について 教えていただき
た い。
● 分科会担当役員
水林運動公園 の整 備に 関してはそれぞれ年 次 計 画に沿 った 形で 整備 する 予定で
あ る こ と、 老 朽 化が 激し い市民体育館については 南中の 建て 替え な ど も考 慮しな
が ら検 討していかなければならないこと 、本荘地域体育館などの 整備 については
秋 田わ か杉国体が 終了 した時 点か ら検 討したいことなどが報 告された。
● 分科会担当役員
補足 す る が、 市民体育館が例 のとおり 老 朽 化しており 、皆 さ ん が喜 んで 利用で
き る状 況になっていないことから、 早急 に整 備していかなければいけないという
観 点か ら の お話 しがありました 。前 回の 国体 の時 に建築 されたものであり 、かな
りくたびれていることから、各方面 から 市の 中 心 部に立 派な 施設 を建 設し て欲し
いとの 要望 もあることがひとつ 。ま た、 先般 、大内地域 に「 市総合体育館 」が設
置 されたわけであるが、 汗を流 し て もシ ャ ワ ーを 浴びる 場所 もないという 声も大
会 に参 加し た選 手・ 監督 を始め 各 方 面か ら聞 こえている 状況 で あ り、 このことも
ひとつ 。ま た、 水林競技場な ど の施 設が あ る が、 市全体 を見 て各 種 体 育 施 設を集
中 して 設置 する (統 合す る)と い う議 論も 必要 なのではないかということなどにつ
い て、 お話 しをいただいたところであります 。これでよろしいか 。
● 委員
了解 した 。
● 分科会担当役員
「組 合 病 院 跡 地」 に係 る先進地視察に つ い て報 告をしたが 、分科会担当役員か
ら 五 つ の要 素 を取 り 入 れた 計 画 に し て い た だ き た い と の意 見 が(全 く 相談 もして
い な い 中で )出 た と い う こ と で あ っ た が 、まさにその 五 つの 要 素を 取 り入 れ 実現
し て い る施 設が 北 上 市の 「さ く らホール 」じゃないかなと感 じているところであ
ります 。その 五つというのが 、ボランティアの 基地と し て の健康福祉 に活 用でき 、
「 多 目 的」 に利 用できる 構造にして 欲し い、 ボランティアや サークル 活動 がしや
す い構 造、 建物 の周 囲を 散策で き る よ う な要 素が 欲しいという意 味で は、 それを
見 事に 実現 しているのが 、こ の「 さ く らホ ー ル 」ではないかなと 感じてきました 。
ただし 、広 さが 1万 坪であるが 組合病院 は約 3千 坪であることから、 全く 同じよ
うにというわけにはいかないが 、こ の施 設は 高い 透明な 屋根 が あ る公 園のような
イ メ ー ジ(造 り)になっている。 夏は 多 少 暑いようだが冬 は大 変 快 適であるととも
に 大・ 中・ 小の ホ ー ル、 それ以 上に 20 以上 の小会議室 が あ り、 ダ ン ス、 歌、語
学 、料 理などの 色々 な趣 味・サ ー ク ルが 活動 しやすい環 境であり 、出 入り 自由で
無 料で 飲 食 物を 持ち 込んでも良 いという 空間 をつくっており 、朝 の9 時か ら夜の
1 0時 まで 開い て い る。 夕方5 時頃 になると 高 校 生や仕事帰 りの サラリーマンな
ど がサ ー ク ル活 動のため 集まってきて一 杯になるそうである 。建 物を 造るだけで
な く そ の後 の運 営の こ と も考え て お り、 市が 直接運営でなく 、ど こ か の財 団が委
託 を受 け民 間 感 覚で 計画 ・運営 をしているということが 分か り、 ある 意味 で全員
が ショック を受 けて 帰ってきたところである 。北上市も 由利本荘市の 10 万人規
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模 と比 較し て大 して 変わりのないにもかかわらず 、このような施 設があるという
ことに 大き な衝 撃を 受け て帰っていたところである。由利本荘市 と同 じような都
市規模 で、 第2 分 科 会で 要望しているような 5つ の要素 を全 て満 たしているよう
な 施設 であったので、 参考までに 報告 をさせていただいた。
● 議長
他に 意 見 等あ り ま せ ん か。な け れ ば、 事 務 局か ら次回開催予定 も含 めて 事務連
絡 をお 願いします 。
事務局 (鎌 田)
次回日程 、内容 について説 明。
事務局 (斎藤支所長 )
今後 のお 願いも 含め 、挨拶 。
● 議長
本日 は、 誠にありがとうございました。こ れ に て散 会いたします。
6 .閉 会
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