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妊娠糖尿病の食事療法の種類

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妊娠糖尿病の食事療法の種類
はじめに
糖尿病教室に参加すると、
「治療の意欲」がわいてきます
●糖尿病はどんな病気なのか?
●なぜ糖尿病は治療が必要なのか?
糖尿病とは
糖尿病とは、血液中のブドウ糖が
増える病気です
●糖尿病=高血糖病
●血液中のブドウ糖が増えるので、尿にもブドウ糖が出る
血液中に入るブドウ糖の量
尿に出てくる
糖尿病とは
ブドウ糖とは、
体を動かすエネルギー源です
ブドウ糖
脳
ブドウ糖だけがエネルギー源
筋肉
グリコーゲンとして貯蔵し、必要に応じて
ブドウ糖にもどして利用
肝臓
①グリコーゲンとして貯蔵し、必要に応じて
ブドウ糖にもどして利用
②アミノ酸からブドウ糖を合成
小腸
ブドウ糖の吸収
脂肪
細胞
ブドウ糖を脂肪に変えて貯蔵し、
必要に応じて利用
腎臓
エネルギー源として利用
糖尿病とは
『尿に糖が出ていなくても糖尿病』
の場合もあります
●血糖値が高いと、必ず尿にブドウ糖が出るわけではない
●高齢者は、血糖値が高くても尿にブドウ糖が出にくい傾向がある
●血液中のブドウ糖濃度が健康な人よりも高い状態=糖尿病
血液中の
ブドウ糖の
濃度(血糖値)
正常
糖尿病
この線を越えると
尿にブドウ糖が出る
170mg/dL
血液中の
ブドウ糖濃度
糖尿病とは
インスリンの働きが悪かったり、
不足して血糖値が上がります
●血液中のブドウ糖の量を調節するのがインスリン
(人間のホルモンの中で、血糖値を下げる働きをもつものはインスリンだけ)
●インスリンはブドウ糖を
細胞にとりこむための
『カギ』の役割
インスリン
ブドウ糖
糖尿病とは
糖尿病には、
主に2つのタイプがあります
●糖尿病の主な型は1型と2型
●どちらも食事療法と運動療法が基本
●型によって治療方法が異なる
1型ではそれに加えて
インスリン注射が不可欠
2型では主に食事療法と
運動療法のみの場合もあるが、
経口剤やインスリン注射を
することもある
糖尿病とは
参考:1型と2型糖尿病の比較
1型糖尿病
疫学
2型糖尿病
発症年齢
若年者
成人以降に多い
糖尿病全体に対する比率
2~5%
90~95%
季節的発症傾向
秋冬に多い
なし
症状の発現
急性
緩徐
肥満の有無
肥満と関係ない
肥満または肥満の既往が多い
インスリン分泌
欠如
分泌不全あり
家族歴
2型より少ない
しばしば認められる
インスリン治療
必須
インスリンを必要とすることもある
経口血糖降下薬
一部の薬が有効
有効
臨床像
その他の特徴
治療
糖尿病とは
40歳以上では10人に1人が
2型糖尿病です
●糖尿病が強く疑われる人
約740万人
+
●可能性を否定できない人
(糖尿病予備群)
約880万人
↓
約1,620万人
40歳以上では10人に1人が糖尿病
厚生労働省「 糖尿病実態調査」2002年
糖尿病とは
糖尿病予備群
●糖尿病にも正常にも属さない人
●数年のうちに、4人に1人が糖尿病を発症する
●動脈硬化になりやすく、積極的な生活習慣の改善が必要
糖尿病の診断と合併症のかかりやすさ
正常
朝食前血糖(mg/dL)
110未満
境界型(予備群)
110~126未満
随時血糖
75g糖負荷後2時間値
糖尿病型
126以上(別の日にもう一度確認)
200以上(別の日にもう一度確認)
140未満
140~200未満
200以上(別の日にもう一度確認)
インスリン分泌と効き方
インスリンの効き方が悪く、
分泌はかえって多くなる
インスリンの効き方が悪く、
分泌も低下してくる
小さい血管の合併症
(細小血管障害)
発症は少ない
促進される
動脈硬化症
起こりやすい
起こりやすい
糖尿病とは
参考:
年齢別の糖尿病(疑い)の割合
年齢別高血糖の人の割合
厚生労働省「国民栄養調査」1999年
糖尿病とは
肥満は2型糖尿病を
引き起こす1つの要因です
●肥満が増えると2型糖尿病の危険性も高まります
●過去に肥満していた人も、要注意!
肥満と2型糖尿病
Willett WC et al.:N Engl J Med 341:427-434, 1999より改変
糖尿病とは
参考:肥満度の指標
「肥満」の判定基準(日本肥満学会)
日本肥満学会による判定
WHO基準
18.5未満
や せ
低体重
18.5以上25未満
普 通
正 常
25以上30未満
肥満1度
前肥満
30以上35未満
肥満2度
Ⅰ度
35以上40未満
肥満3度
Ⅱ度
40以上
肥満4度
Ⅲ度
BMI
糖尿病とは
内臓脂肪(リンゴ)型肥満の人は、
メタボリックシンドロームを疑ってみましょう
●糖尿病、高血圧、脂質異常症など様々な病気が引き起こされ
やすくなった状態
●メタボリックシンドロームを有する人では
そうでない人の約3倍、心臓病などの
発症リスクが増加
生活習慣病が
重なると危険!
糖尿病とは
メタボリックシンドロームの診断基準
メタボリックシンドロームの診断基準
必須項目 内臓脂肪蓄積
ウエスト周囲径 男性:85cm以上
女性:90cm以上
(内臓脂肪面積 男女とも≧100cm2に相当)
+
選択項目 高トリグリセリド血症
これらの項目の
うち2項目以上
かつ/または
低HDLコレステロール血症
収縮期(最大)血圧
かつ/または
拡張期(最小)血圧
150mg/dL以上
40mg/dL未満
130mm/Hg以上
85mm/Hg以上
ウエストの正しい測り方
おへその高さで測りましょう
空腹時血糖
110mg/dL以上
糖尿病とは
体質に加えて、食生活の欧米化、
運動不足などが糖尿病の大きな原因です
●遺伝的要因
●生活習慣からくる要因
●外部環境からくる要因
遺伝的要因
肥満
精神的ストレス
糖尿病とは
参考:糖尿病にかかりやすい生活習慣を
チェックしてみましょう
●太っている
●運動不足である
●食べすぎている
●ゆっくり休めない
●お酒をよく飲む
●ストレスがたまっている
●おやつは必ず食べる
●40歳以上である
●妊娠中に血糖値が高くなったことがある
●脂っこいものがすき
●甘いものがすき
●夜に、ドカ食いする
●食事時間が不規則
●家族や親戚に糖尿病の人がいる
●野菜や海藻類をあまり食べない
●朝食は食べない
●ドリンク剤をよく飲む
厚生労働省 健康局総務課 生活習慣病対策室ホームページ
糖尿病とは
糖尿病は、初期のうちには
自覚症状がほとんどありません
●症状が現れたら病気は進んでいる
●さらに糖尿病が進み、高血糖が著しくなると意識がうすれ
昏睡状態におちいることがある
初 期
進行期
糖尿病とは
多尿
体重が減る
糖尿病が進むと次のような
症状が現れます
のどが渇き、
水分を多くとる
(多飲)
つかれやすい
空腹感が強く、
たくさん食べる
手足がしびれたり、
足がつったり
糖尿病とは
糖尿病は、健康診断でみつかる人
が多いのです
●無自覚であることが糖尿病の恐い特徴
●糖尿病は症状ではわかりにくい病気
糖尿病が強く疑われる人の健診と治療の状況
健診を受けたことがある人
不明
健診を受けたことがない人
2.8%
治療を受けている
10.6%
治療を受けて
いない
治療を
受けている
42.3%
54.9%
治療を受けていない
89.4%
厚生労働省「糖尿病実態調査」 2002年
糖尿病の
合併症
糖尿病は合併症が恐い病気です
●血糖値が高い状態が長く続くことによって、合併症を引き起こす
●高血糖がもたらす障害の主なものは大きく分けて2つ
●合併症が糖尿病の予後を悪くしている
細小血管障害
腎症 むくみ
大血管障害
網膜症
神経障害
血 管
動脈硬化の進展
しびれ
(心筋梗塞、脳卒中など)
糖尿病の
合併症
糖尿病性網膜症は、放っておくと
失明することもあります
●糖尿病が進むと、網膜の細い血管に出血が起きたり、
瘤ができ、糖尿病性網膜症が発症する
●定期的に眼底検査を受ける必要がある
糖尿病の
合併症
糖尿病による細小血管障害は、
腎臓にも起こります
●定期的に尿検査をし、「タンパクがどれくらい尿の中に出て
いるのか」をチェックし、腎機能をみる必要がある
腎機能の障害
糸球体の細い血管に
障害が起きる
輸入動脈
輸出動脈
糸球体
ろ過
尿細管
尿
悪化すると
人工透析
糖尿病の
合併症
糖尿病の人は健康な人と比較して、
動脈硬化が進んでいます
●糖尿病は血管の細胞に障害を起こすので、動脈硬化を起こしやすい
●年齢が上がるにつれ、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、
脳卒中などを起こすリスクが高くなる
動脈硬化の主な危険因子
高血圧
高尿酸血症
脂質異常症・低HDL血症
精神的ストレス
喫煙
糖尿病
家族歴
肥満
運動不足
糖尿病の
合併症
糖尿病に、高血圧、脂質異常症が重なると、
心血管疾患の危険度が急増します
●高血圧、脂質異常症は、糖尿病と同様に長い間の生活習慣が原因
●単独の場合に比べて、病気が重なると、狭心症や心筋梗塞
などの心血管疾患発症の危険度が高くなる
リスク因子の数と心血管疾患による死亡
Stamler J et al.:Diabetes Care 16:434-444, 1993
糖尿病の
合併症
血糖値が高い状態が続くと、
末梢神経がおかされます
●神経障害が現れたら、足などは特に清潔に保つ
●傷がないかどうか、日頃からまめにチェックする
神経が障害されてケガに気がつかない
そうならないために
糖尿病の
合併症
自律神経にも障害が
現れることがあります
●自律神経は、内臓の働きを調整している神経
●自律神経が障害されると『立ちくらみ』 『便秘』 『下痢』
『尿の出が悪い』 『ED(勃起不全)』 などの症状が起こる
糖尿病の
合併症
糖尿病になると感染への抵抗力が低下し、
感染症にかかりやすくなります
●主な感染症
おでき、肺炎、気管支炎、胆嚢炎、腎盂腎炎
など
●予防策は清潔を保つこと
正常に働く白血球
体内に入ってきた細菌は、
白血球によって退治される
うまく働かない白血球
白血球がうまく働かず、細菌が糖分を
栄養として増えるので、感染症は悪化する
糖尿病の
合併症
糖尿病合併症は全身に起こります
動脈硬化、脳梗塞
網膜症
白内障
緑内障
感染症
感冒、肺炎
肺結核
胆のう炎
動眼神経まひ
顔面神経まひ
歯槽膿漏
動脈硬化
狭心症
心筋梗塞
腎症
腎盂腎炎
ED(勃起不全)
膀胱炎
排尿障害
末梢神経障害
皮膚病、感染症
壊疽
冷え、しびれ、痛み
糖尿病の
合併症
合併症の予防が、
糖尿病治療のカギです
●高血糖が続くことによって合併症が起こる
●血糖値を良好にコントロールすることが大切
●正しい治療を続ければ、普通の日常生活を送ることが可能
糖尿病の
検査
糖尿病を診断するためには、
何度か検査が必要になります
●次の3つの検査のどれかに異常が出たら別の日に再検査をし、
また異常が出たら糖尿病と診断される
①普段の血糖値(随時血糖値)を測定
②朝、何も食べていないときの血糖値を測定
③ブドウ糖を飲んだ後の血糖値を測定
糖尿病の
検査
糖尿病は検査の病気と呼ばれ、治療を
始めたら常に経過を観察することが大切です
●定期的に検査をすることによって、
血糖コントロールの状態、
合併症が起きていないかどうかを
調べる必要がある
●体重
●血圧
●血清脂質
●合併症の検査
糖尿病の
検査
血糖コントロールの指標では、
HbA1cを重要視します
●HbA1cとは、ブドウ糖が結合したヘモグロビンを示す
●HbA1cをみることによって、過去1~2ヵ月の平均的な血糖コントロール
の状態が評価できる
●空腹時血糖値、食後2時間血糖値は、HbA1cを補強する指標
ブドウ糖
ヘモグロビン
糖尿病の
検査
医師は、HbA1cや血糖値から患者さんの
血糖コントロールの状態を評価します
血糖コントロールの指標と評価
可
コントロールの評価
優
良
HbA1c値(%)
5.8未満
5.8~6.5
未満
6.5~7.0 7.0~8.0
未満
未満
8.0以上
空腹時血糖値
(mg/dL)
80~110
未満
110~130
未満
130~160未満
160以上
食後2時間血糖値
(mg/dL)
80~140
未満
140~180
未満
180~220未満
220以上
不十分
不良
不可
日本糖尿病学会編:科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2007
糖尿病の
検査
自宅でできる検査もあります
●尿糖自己測定
●市販の尿糖検査キットにて、
尿中に出てく る糖分を測定する
●採取した尿に試験紙を浸し、
色によって判定する
●血糖自己測定
●市販の簡易測定器にて、
血糖値を測定する
●一般的には、指先から少量の血液を
採取し、測定器のセンサーにて判定する
糖尿病の
治療
糖尿病治療には、
大きく3つの柱があります
●食事療法と運動療法が基本
●食事療法あっての運動療法
●それでも血糖値が改善しない場合は、薬物療法を加える
糖尿病の
治療
食事療法
食事療法は、糖尿病の人なら
誰でも必ず行う基本的な治療です
●食事療法の3原則
●適正なエネルギー量の食事
●炭水化物、タンパク質、脂質の適正な食事
●ビタミンとミネラルの適正な摂取
日本糖尿病学会編:糖尿病食事療法指導のてびき 第2版
糖尿病の
治療
食事療法
自分の指示エネルギーを
守りましょう
●患者さん1人ひとり、1日のエネルギー摂取量がちがう
●原則的には主治医が決める
●一般的には、標準体重と
体重1kg当たりに必要エネルギー
(身体活動量)によって計算する
糖尿病の
治療
食事療法
参考:
生活活動強度と身体活動量
生活活動強度と身体活動量
生活活動強度の分類
安静臥床
1日中、ほとんど寝たきりの老人や、
安静を指示されている入院患者
身体活動量
20kcal
室内起居
ある程度糖尿病の重い場合や、無職の隠居など、
主として自分の部屋の中だけで生活している人
25kcal
軽労働
サラリーマンや主婦、教師、医師、看護師、店員、工員、
運転手、僧侶など、ほとんど70%の日本人がこれに該当する
30kcal
中労働
農繁期の農夫、操業中の漁夫、山林業、
オートメーション化されていない工場の工員など
35kcal
重労働
炭坑夫、線路工夫、大工、左官、とび職など
40kcal
阿部 隆三編著:患者さんとスタッフのための糖尿病教室、医歯薬出版、1997
糖尿病の
治療
食事療法
1日のエネルギー摂取量は、
こうして計算します
身体活動量
1日のエネルギー摂取量
標準体重※
×
=
(kg)
(kcal)
例えば身長160cmの主婦であれば
30×〔1.6×1.6×22〕=1,690kcal
※標準体重=身長(m)×身長(m)×22
日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド2006-2007(文光堂)
糖尿病の
治療
食事療法
食品交換表を活用しましょう
●食品の分類は6つのグループに分けられる
●食品の1単位(80kcal)当たりの重量で構成
●毎食に6つの基礎食品をバランスよく組み合わせる
日本糖尿病学会編:糖尿病食事療法のための食品交換表 第6版
糖尿病の
治療
食事療法
参考:食品交換表の活用例
例)1,600kcal:20単位
食 品
表
わたしの単位
1単位の目安
合計 朝食 昼食
1
ごはん、パン・うどん、
いも類
ごはん茶わん軽く1/2杯
2
くだもの
バナナ1本
魚介類
あじ・まぐろ(さば・さわら40g)
60g
肉類
豚モモ・鶏モモ皮なし(牛モモ40g)
60g
50g
11
100g
1
3
4
鶏卵1コ(チーズ20g)
大豆製品
もめん豆腐 (納豆40g)
4
牛乳
牛乳2/3本
5
油脂類
油大さじ 1杯
6
野菜類、きのこ、
こんにゃく、海藻
緑黄色野菜、淡色野菜
みそ、さとう、みりん など
●みそ(40g) ●さとう(20g) ●みりん(35g)
調味料
卵
*1日の中で決められた単位であればどの時間帯でもかまいません。
3
夕食 間食
4
4
1*
1.0
1.0
2.0
50g
100g
1.5
1.5*
10g
1
1*
合計
300g
1
120ml
各小さじ1杯:
0.15単位
0.5
0.3
0.3
0.4
0.5*
日本糖尿病学会編:糖尿病食事療法のための食品交換表 第6版
糖尿病の
治療
食事療法
不適切な間食は、血糖コントロール
を乱す原因になります
●砂糖は血糖値を急に高め、でんぷんは、ゆっくり高める
●砂糖と表1の食品の交換は原則的にできない
『お菓子を食べた分、ごはんを減らせばよい』という考えは
糖尿病の
治療
食事療法
くだものの食べすぎも血糖値を
上げる原因となります
●くだものの甘みはブドウ糖と果糖で、どちらも吸収が速い
●食べすぎると血糖値を急激に上げる
●表2の単位配分内でとる
糖尿病の
治療
食事療法
どうしてもお菓子が食べたい場合には、
次のことを守りましょう
●食事療法が守られていること
●肥満のために減量中でないこと
●お菓子を食べる量を守ること(80~100kcalに抑えること)
●寝る前は避けること
●お菓子類を食べる習慣は
つけないこと
糖尿病の
治療
食事療法
アルコールが糖尿病によくないのは、
合併症の悪化につながるからです
●アルコール摂取は血糖コントロールを乱し、
合併症の悪化につながる
●アルコールはエネルギーはあっても栄養素にならない
糖尿病の
治療
食事療法
参考:アルコールの上手な飲み方
●食事は指示エネルギー量を守り、アルコールは1日2単位以内を目安に
●1週間に2日以上飲酒しない日をつくる
●アルコールは他の食品と交換しない
●少量で楽しみながら
●おつまみのエネルギー量に注意する
糖尿病の
治療
食事療法
外食する場合は、多いものは残し、
少ないものは別に補いましょう
●外食の特徴
●一般に総エネルギー量が多い
●主食(ごはん、めん類)が多い
●メニューにより、肉、魚、油の使用量が多い
●野菜が少ない
●同じメニューでも、店や地域によって
料理、調味料、油など使用される
ものに量や違いがある
●濃い味付けが多く、塩分や砂糖の
とりすぎになる
糖尿病の
治療
食事療法
参考:
よりよい食事をとるためのポイント
●食品交換表を参考に、食品のエネルギー量を知る
●野菜はたっぷりとる
●食事は決まった時間に、時間をかけて食べる
●甘いものや油っぽいものは控える
●薄味にする
●大勢で食べる場合には、大皿からではなく、1人分をとり分ける
●ながら食いはやめる
●多いときは残す
●調味料はかけずにつける
●お皿は小ぶりのものを選ぶ
糖尿病の
治療
運動療法
運動は食事療法あっての
治療法です
●運動不足は糖尿病になる原因の1つ
●食事療法を継続しながら運動療法を行う
『運動しているから、食事療法はしなくてもよい』
という考えは
糖尿病の
治療
運動療法
運動には、血糖値を下げる他にも
よい効果があります
●運動の効果
●血糖値が下がり、効果が1~2日持続する
●インスリンの働きをよくする
●肥満を予防し、改善する
●高血圧、脂質異常症の改善に有効である
●体力を高め、心肺機能をよくする
●爽快感、活動的な気分など生活の質を向上させる
糖尿病の
治療
運動療法
運動の基本は歩くことです
いつでも、どこでも、1人でも!
●効果的なウォーキングのしかた
あごを引いて
背筋を伸ばして姿勢よく歩く
腕は自然に振る
歩幅を大きくして歩く
着地はかかとから
糖尿病の
治療
運動療法
参考:
運動の種類と消費するエネルギー
体重60kgの人が100kcalを消費する運動と時間
軽いジョギング
→10分前後
1分間に80mの
速さで歩く→25分前後
平地を時速10kmで自転車→20分前後
テニス→10分前後
ゴルフ→20分前後
水泳(クロール)→5分前後
日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド2006-2007(文光堂)
糖尿病の
治療
運動療法
参考:
日常生活に運動をとり入れるコツ
●外出するときは、少しだけ速足で
●遠回りして歩く距離を増やす
●買い物は歩いて、買いだめしない
●3階くらいまでは階段を使う
●1日1万歩を目標に歩く
●週に1度くらいは、隣の駅まで歩いてみる
●周囲の風景などを楽しみ、観察しながら歩く
●テレビを見ながら、ストレッチをする
●泳げなくても、水中を歩く
糖尿病の
治療
運動療法
運動療法を行う前に
次のことに注意しましょう
●自発的に、楽しく
●体調が悪いときは休む
●ときと場所を選んで運動を
●通気性のよい服装で
●自分の足にあった靴で
●水分補給は十分に
●メディカルチェックを受ける
糖尿病の
治療
薬物療法
薬物療法は、食事・運動療法を
継続して守ることが基本です
●薬物療法は、以下のことをよく理解して続けることが大切
●薬の効果は?
●なぜ、自分に処方されたの?
●正しい服用方法は?
●継続するために必要なことは?
●副作用は?
●少しでも疑問がある場合は、
医師やスタッフに相談し
解決することが重要
糖尿病の
治療
薬物療法
自分に処方された薬を覚えましょう
●災害時、緊急時にもあわてないために糖尿病手帳に記入
●薬の商品名、成分名、識別コード
●経口薬(1日の服用量:錠数、成分の含有量など)
●インスリン注射(種類、1日の単位量)
糖尿病の
治療
薬物療法
服用中の薬は、
主治医にお知らせください
●糖尿病の薬物療法を妨げる場合があるので、
主治医とよく相談することが大切
●他の病院や診療科で診察を受けている場合
●OTC(市販薬)や民間薬を使用している場合
糖尿病の
治療
薬物療法
糖尿病治療に用いる主な経口薬
●α‐グルコシダーゼ阻害薬
炭水化物の消化・吸収を遅らせて食後の血糖値を下げる。食事の直前に服用する
●速効型インスリン分泌促進薬
インスリンの分泌を早く促して食後の血糖値を下げる。低血糖に注意
●インスリン抵抗性改善薬
インスリンの働きをよくして血糖値を下げる。むくみや体重増加がみられる
●スルホニル尿素薬
インスリンの分泌を促して血糖値を下げる。低血糖が起こる場合がある
●ビグアナイド薬
肝臓での糖の生成を抑えて血糖値を下げる。胃腸障害が起こる場合がある
糖尿病の
治療
薬物療法
低血糖に注意しましょう
●糖尿病治療で最も頻度の高い副作用
血糖値の急速な低下、発汗、不安、動悸、頻脈、ふるえ、
頭痛、眼のかすみ、空腹感、眠気、意識の低下など
●絶対に我慢してはいけない
●低血糖と感じたら、砂糖またはブドウ糖
を含むジュースを飲用する
●α-グルコシダーゼ阻害薬を服用している場合は、
砂糖ではなく、ブドウ糖を服用する
糖尿病の
治療
薬物療法
低血糖は、こんなときに
起こりやすくなります
●空腹時
●食事を抜いたり、量が少なかった
●激しい運動をした
●空腹時で入浴した
●薬の量を誤って多く使用した
●下痢をした
●アルコールを飲んだ
●血糖に影響を与える他の薬を併用して飲んだ
糖尿病の
治療
薬物療法
食直前とは、食べ始めに箸を持ったとき、
一口目のときをいいます
●α‐グルコシダーゼ阻害薬は、「食直前」服用が原則
●服用し忘れた場合は、食事中に気がついたときは、その時点で服用し、
それ以外は指示された量を次回の服用に
糖尿病の
治療
薬物療法
α‐グルコシダーゼ阻害薬を服用すると、
「おなら」が出る場合があります
●おならが増えるのは、この薬が効いているため
●飲み続けることで消失することが多い
●胃腸の弱い人は注意が必要な場合がある
糖尿病の
治療
薬物療法
インスリン製剤は、作用を発現する時間と
作用の持続時間で分類されます
●超速効型
注射後約10~20分で、作用を発現し、3~5時間作用が持続する
●速効型
注射後約30分で、作用を発現し、約8時間作用が持続する
●中間型
注射後約1時間半で作用を発現、持続時間は約24時間
●混合型
速効型と中間型インスリンを混合。
作用発現するのは、注射後30分、 持続時間は18~24時間
●持続型
作用発現時間は注射後約4時間、持続時間は約24時間
糖尿病の
治療
薬物療法
インスリン製剤を使用する方へ
●患者さんの年齢や合併症の有無や程度、生活パターンなどによって
主治医が注射の回数、量などを決定する
●医師やスタッフからの説明で、少しでも疑問がある場合は、
必ず解決してから、インスリン療法を開始する
●インスリン注射を行っているときに、何かおかしいと感じたら
すぐに主治医に連絡する
糖尿病の
治療
HbA1cが1%と低下すると合併症を
ぐんと抑制できます
HbA1c1%低下による合併症抑制
Stratton IM et al.: BMJ 321:405-412, 2000
糖尿病の
治療
糖尿病の人は食後の高血糖に
注意する必要があります
●健康な人は食事をとると血糖値が上がり、およそ2時間くらいで元に戻る
●糖尿病の人は、食後血糖値が高い
糖尿病の
治療
食後の血糖コントロールが悪い人ほど
心筋梗塞を発症しやすくなります
●糖尿病の人の中でも、食後の血糖値が高い人ほど
心筋梗塞を起こす危険性が高い
Hanefeld M et al.:Diabetologia 39:1577-1583, 1996
糖尿病の
治療
合併症予防には
食後高血糖の改善が大切です
●心筋梗塞などの動脈硬化の発症予防には
食後の血糖値を正常にコントロールすることが重要です
食後高血糖改善の合併症発症予防に対する効果
Hanefeld M et al.:Eur Heart J 25:10-16, 2004
日常生活の
注意点
糖尿病の人には、
タバコは絶対によくありません
●禁煙が原則
●喫煙は、血管や神経の合併症を起こしやすい(動脈硬化の危険因子)
喫煙の冠動脈疾患死亡率に対する影響
Criqui MH et al.:Am J Epidemiology 126:629-637,1987
日常生活の
注意点
シックデイのときには、
無理をしないでください
●嘔吐、発熱、下痢などが強いときは必ず医師に連絡
●十分な水分をとる
●食欲のないときは、口に入れやすいものを
●インスリン注射は基本的にやめない
日常生活の
注意点
さいごに…
●糖尿病はコントロールする病気
●医師とのコミュニケーションが大切
●正しい知識をもてば、
糖尿病は恐ろしい病気ではない
●家族・周囲の人に
糖尿病について理解してもらう
FAQ
よくある
質問
食後高血糖って何?
●軽症から重症まで糖尿病患者に共通の病態
●食後の血糖値の上がり方が健康な人よりも高い
●心血管系疾患の発症と関係がある
FAQ
よくある
質問
運動しなくても、食べる量を
減らせば糖尿病は治る?
●運動をしないと筋肉はやせて、脂肪の多い体になる
●体重が少なくても、脂肪の多い「かくれ肥満」が問題
●脂肪の多い体は、基礎代謝量が減る
FAQ
よくある
質問
境界型と診断された場合、
どうしたら?
●境界型の人にも、心血管系の病気を発症する危険がある!
●早期発見・早期治療のために一度医師に相談を
正常
境界型
糖尿病
FAQ
よくある
質問
旅行に出かけるときの注意は?
●糖尿病手帳を忘れずに
●食べすぎ、飲みすぎに注意
●足の状態に気をつけて
●予備の薬やブドウ糖を用意
●具合が悪くなったら、
近くの医療機関へ受診
●健康保険証を持参する
●使用中の薬
(経口薬、インスリン)を忘れずに
FAQ
よくある
質問
親が糖尿病でないのに、
どうして糖尿病なの?
●遺伝因子のみが、糖尿病発症要因ではない
●生活環境や外部環境も危険因子の1つ
●遺伝因子をもつ人は、要注意
FAQ
よくある
質問
血糖値が日によって違うのはなぜ?
●前日、当日の食事の内容、ストレス、運動量、
風邪などの有無によって血糖値は大きく変動する
●外来で、月1回程度の血糖値測定だけでは、
血糖コントロールの状態はわからない
FAQ
よくある
質問
甘いものは厳禁?
●糖尿病だからといって、食べてはいけないものはない!
●重要なのは、食べる量
●指定されたエネルギー量の範囲内であれば、OK
FAQ
よくある
質問
妊娠を希望しています
どうしたらいいの?
●まずは、妊娠の希望を医師に伝えて!
●血糖コントロールを厳密に行い、計画的な妊娠へ
●血糖コントロールが不良なまま、妊娠すると胎児に悪影響の恐れ
FAQ
よくある
質問
いつまで病院に
かからなければいけないの?
●糖尿病は治す病気でなく、コントロールする病気
●医師とのつき合いは、やめないで!
糖尿病の薬について
こやま薬局松新町店
加藤 麻子
H21.4.23
なぜ、血糖値が高くなるのか?
インスリンはあるが
イ
作用が不十分
インスリン分泌低下
インスリン抵抗性
糖の肝臓・筋肉・脂肪細胞への取り込みや
エネルギーへの利用が低下する
血糖値が高くなる
糖尿病の治療法
非薬物療法
運動療法
食事療法
薬物療法
SU剤
速効型インスリン分泌促進薬
ビグアナイド薬
インスリン抵抗性改善薬
α-グルコシダーゼ阻害薬
インスリン
オイグルコン、ダオニール、アマ
リール、ヘキストラスチノンなど
副作用
低血糖(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発
汗など)があらわれることがあります。
スターシス、ファスティック、グルファストなど
副作用
低血糖(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発
汗など)があらわれることがあります。
アクトス
むくみ、体重増加、動悸が現れたときには
服用を中止して医師に相談しましょう
吐き気などの胃腸症状、だるさ、筋肉
痛、倦怠感があれば医師に相談
メルビン
グルコバイ、ベイスン、セイブル
など
インスリン治療について
内服薬でうまくコントロールできない人などに使います
思っているほど痛くない
ちょっとチクッとする程度
ツムラ牛車腎気丸エキス顆粒(医療用)
手足のしびれの症状を和らげます
発熱、から咳、息切れ、体の
だるさが出たときは医師に相
談しましょう
キネダック
糖尿病性神経障害による手足
のしびれや痛みを 和らげます
食事の前にのみましょう
歯茎の出血、鼻血、だるさ、食
欲不振があれば医師に相談し
てください
低血糖に十分ご注意を
低血糖とは血糖値が下がり過ぎた状態です
血糖値と低血糖症状のめやす
●生あくびがでる
血糖値
70~50
通常の疲労感などと混同しやすいため、
見過ごさないように注意が必要
mg/dL
●手指のふるえ
血糖値
●ふらつき
●考えがまとまらない
●いらいら
50~30
●冷や汗
●動悸
mg/dL
血糖値
30
mg/dL以下
●立っていられない
●意識がもうろうとする
●異常行動をとる
さらにひどくなると生命にかかわることも
●けいれんを起こす
●低血糖昏睡に陥る
低血糖を防ぐには
● 薬の量や飲み方は医師の指示を必ず守る
● 食事や運動の量や時間を勝手に変えない
※ 食事がとれないときは主治医に連絡して指示を受ける
● 薬の中には、一緒に飲むと低血糖を起こす
ものがあるので、別の薬を飲むときは、
糖尿病の薬を飲んでいることを
医師に伝える
もし低血糖が起きてしまったら
● 軽いうちはすぐに糖分をとれば回復します
● 常に袋入りの砂糖やブドウ糖を携帯します
● 低血糖と思ったら、すぐに糖分をとるようにします
※低血糖を起こした場合は、必ず早めに
医師に連絡する
※万が一にそなえ、 「糖尿病で経口血糖
降下薬を飲んでいる」 ことがわかるカ
袋入りの砂糖2~4袋(10~20g) ジュースなど
ードや糖尿病手帳を外出の際など常に
あるいはブドウ糖5~10g
150~200mL 身に付けておく
服薬上注意していただきたいこと
自分の判断で、薬を
減量したり中止したりしない
きめられた量、回数を守る
薬を飲んで何か異常を
感じた時は、すぐに主治医に
連絡して指示に従います
糖尿病治療の目標
~日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド2006-2007~
健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持、
健康な人と変わらない寿命の確保
糖尿病細小血管合併症(網膜症、腎症、神経障害)および
動脈硬化性疾患(虚血性心疾患、脳血管障害、閉塞性
動脈硬化症)の発症、進展の阻止
血糖、体重、血圧、血清脂質の
良好なコントロール状態の維持
少し難しかったですか?
お薬のことならどんなことでもご相談ください
低血糖を防ぐためのブドウ糖をご入用の際は
いつでも声をかけてください
糖尿病の食事療法
2009.4.23
なぜ食事療法が必要なの?
• エネルギーを摂り過ぎない
(適正なエネルギー摂取)
• 偏食しない
(バランスのとれた食事)
・血糖コントロール
・適正な体重の維持
・合併症の予防
食事療法は難しいの?
• 病気のための特殊な食事ではありません
• 今までの食生活をすべて変えるのでは
ありません
• 食べたらダメ、食べたら治るという食品は
ありません
つまり、自分の必要な量でバランス良い
食事を毎日続けることです。
“食事療法”その前に・・・
自分の食生活をチェック!
• 1日3回食べていますか?
1日2食にすると、1回の食事量が
多くなり、食後の血糖がより高くなって
しまいます。
また、食事の時間帯はなるべく一定に
しましょう。
夕食はなるべく就寝の3時間前までに
済ませましょう。
• ゆっくりよく噛んで食べていますか?
早食いは食べすぎのもと。また、早く
食べるほど血糖が急激に高くなります。
よく噛むと素材の微妙な味もわかり、
料理が薄味で食べられます。
• 腹七分目。満腹になるまで食べて
いませんか?
食べ物があふれる現代では腹七分目が
ちょうどよいくらいです。
肥満の場合は腹六分目でまず減量を。
“自分にあった量”って
どのくらい?
• 適正エネルギー摂取量(kcal )
=標準体重(Kg)×身体活動(kcal/Kg)
2
*標準体重(Kg)=[身長(m)] ×22
*身体活動量(kcal/Kg)
軽労作(デスクワーク、主婦) 25~30
普通の労作(立ち仕事が多い職業)30~35
重い労作(力仕事の多い職業)35~
身長170cm、事務職の男性の
適正エネルギー量は?
標準体重
1.7(m)×1.7(m)×22
≒64(kg)
適正エネルギー量
64(kg)×25(㎉/kg)=1600(kcal)
*現在の摂取エネルギー、年齢、運動量などに
よって調整します
“バランスの良い食事”って
どんな食事?
糖質や脂質に偏らないバランスの良い
食事の方が血糖が上がりにくく、カロリー
オーバーを防げます。
①主食(ご飯、パンなどの穀物類で
主に炭水化物を含む食品)
摂取カロリーの半分強が適量です。
②主菜(献立の中心となるおかずで、
魚や肉などのたんぱく質・
脂質を含む食品)
摂取カロリーの4分の1が目安です。
料理方法によってカロリーがかなり
違います。
昼に油を使ったら肉料理なら夕食は
あっさりした焼魚にするなど、1日の
うちで調整しましょう。
③副菜(野菜や海藻、きのこの料理)
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富
です。1日にサラダ中鉢1杯+おひたし
小鉢1杯+野菜炒め1皿+ 煮物小鉢1杯
が目安です。ドレッシングやマヨネーズ、
ソテーの油は高カロリーなので量に注意
しましょう。
これら3種類を組み合わせた献立
+カルシウム源となる牛乳・乳製品
+果物(朝食と一緒に食べましょう)
*不足しがちな緑黄色野菜を積極的にとる
食事の実際(1日1600kcalの目安)
主食
普通茶碗軽く1杯(150g)×3食
主菜
魚と脂肪の少ない肉 手のひら大ずつ
絹豆腐1/3丁、卵1個
副菜 芋類・・・じゃが芋なら中1個
緑黄色野菜 約100g以上
淡色野菜
約200g以上
海藻、きのこ、こんにゃくなど
約100g
調味料
砂糖小さじ1 みそ小さじ2
油 大さじ1
その他 果物握りこぶし大
牛乳コップ1杯
うす味を心がける(1日8~10g)
*ご飯の仲間・・・芋類、かぼちゃ、れんこん、
とうもろこし、ゆりね、くわい、
あずき、そら豆、グリンピース
など
*油脂の仲間・・・ごま、アーモンド、ピーナッツ、
豚ばら肉、ベーコン、アボカド、
マヨネーズなど
1600kcalの目安にアルコールや
間食は含まれません。これらはとらない
方が良いですが、ストレスをためすぎない
ためにも主治医や栄養士に相談しましょう。
個々の食習慣により、できそうな事が
異なります。長く続けていただくためにも
我々が良きサポーターになれればと思って
います。
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