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製品データ シート
製品データ シート VMware Workstation 技術者向けの強力な仮想マシン ソフトウェア VMware Workstationについて VMware® Workstationは、企業におけるソフトウェアの開発、テスト、導入を合理化したいと考えているソフトウェア開 発者やテスト担当者、およびIT技術者を対象とする強力なデスクトップ仮想化ソフトウェアです。 VMware Workstation を使用すると、完全にネットワーク化された移植性の高い仮想マシンを利用して、x86ベースのWindows、Linux、NetWare などの複数のオペレーティング システとアプリケーションを、1台のPC上で同時に実行できます。しかも、ハード ドラ イブのパーティショニングや再起動は必要ありません。 VMware Workstationは、5年以上にわたる出荷実績を持ち、多くのの主要な賞を受賞しています。生産性と柔軟性を向上 し、コストを大幅に削減することから、世界中のソフトウェア開発者およびIT技術者にとって不可欠なツールとなって います。 VMware Workstationの用途 強力で柔軟な仮想化機能を備えたVMware Workstationは、さまざまなユーザーによる広範なソリューションに利用できます。 VMware Workstationは、個人ユーザーおよび企業内で、次の用途でご利用いただけます。 • ソフトウェアの開発およびテスト手順の合理化 1台のPC上に複数の開発、テスト環境を仮想マシンとして作成します。これらの仮想マシンを使用することにより、1台 のマシン上で、多層構成、複雑なネットワーク、複数のオペレーティング システムとアプリケーションを「現実的な」 環境においてテストできます。 • チームの共同作業の向上 仮想マシンの移植性とハードウェアに依存しない特性、およびVMware Workstationの新機能により、ユーザーは、リ スクを伴わずに、開発環境やパッケージ化されたテスト構成を容易に共有できます。また、開発チームとQAチーム間 の共同作業も促進されます。 「VMware WorkstationによってQA作業が合理化されるため、より優れた品質の新製品を短期間でリリースできます。 よりハイエンドのPCを少 数購入することでコストを削減し、さらに、従来複数のコンピュータで行っていたよりも多くの処理を、1台のコンピュータ上で実行すること ができます。 また、ハードウェアのパフォーマンス低下の懸念を軽減し、システムを再構築する必要なしに、問題の切り分けを行うことがで きます」 Cognos Cognosソリューションおよび相互運用性品質管理担当マネージャ Cliff Thornto氏 VMware Workstationを使用すると、完全にネットワーク化された移植性の高い仮想マシンを利用して、Windows、Linux、NetWare複数のオペレーティング システムとアプリケーションを、1台 のPC上で同時に実行することができます。 • IT技術者の生産性の向上 システム管理者および企業内のその他のIT技術者は、新しいアプリケーション、アプリケーションのアップデー ト、オペレーティング システムのパッチといったソフトウェアを、本番環境の物理PCまたはサーバへの導入前に 仮想マシンでテストできます。 また、ITヘルプ デスク部門では、エンド ユーザー構成の仮想ライブラリを作成 し、より迅速な問題解決のために参照することが可能です。 • 企業への仮想インフラストラクチャの導入 Workstationで作成した仮想マシンは、他のVMwareデスクトップ、サーバ仮想化プラットフォームに導入できます。 VMware Workstationによるデスクトップの仮想化は、お客様の物理的なITインフラストラクチャを仮想インフラスト ラクチャへと変換させる、理想的な最初のステップとなります。 VMware Workstationの仕組み VMware Workstationは、オペレーティング システムとアプリケーションをカプセル化した、安全で完全に分離された仮想マ シンを作成するソフトウェアです。VMware仮想化レイヤーによって、物理ハードウェアのリソースと仮想マシンのリソースが マッピングされるため、各仮想マシンが固有のCPU、メモリ、ディスク、I/Oデバイスなどを持つことになります。仮想マシン は、標準のx86マシンと完全に同等の機能を備えています。 VMware Workstationは、ホストのオペレーティング システム上 にインストールされ、ホストがサポートするデバイスをすべてサポートすることで、広範なハードウェア サポートを提供して います。 VMware Workstation 製品データ シート 主な機能 VMware Workstation 5新機能 • WindowsとLinux双方のホスト オペレーティング システム上で稼働し、一定の64ビット ホストOSおよび64ビット拡張プロセッサをサポートす る、唯一のデスクトップ向け仮想マシン ソフトウェア • 他のデスクトップ向け仮想マシン ソフトウェアよりも幅広いデバイスをサポートし、より強力で高性能の機能を提供 • NATデバイス、DHCPサーバ、複数のネットワーク スイッチによる強力な仮想ネットワーク オプションにより、他の仮想マシン、ホスト マシン、 パブリック ネットワークに仮想マシンを接続可能 ホスト、ゲスト間でのフォルダの共有、ドラッグ アンド ドロップ操作、コピー アンド ペースト操作が可能 ユーザー レベルとカーネル レベルの双方のデバッガをサポートし、仮想マシン上でネイティブ プログラムの完全なデバッグ機能を実現 仮想マシンの切り替え、中断、再開を容易に実行 各仮想マシンが、構成変更が可能なメモリ サイズ、ディスク、I/Oデバイスを持ち、CD、フロッピー、USB、DVD、およびCD-ROMデバイスを サポート • • • • • 仮想マシンは互いに分離されているため、1つの仮想マシンがクラッシュしても他の仮想マシンおよびホスト マシンへの影響なし • 仮想マシンは、ハードウェアに依存しない移植可能なファイルのセットであり、これらのファイルは容易に共有可能 • 複数のスナップショットを作成する機能により、稼働中の仮想マシンの状態のポイント イン タイム コピーを容易に作成、管理し、変更の「取 り消し」を実行可能 チーム機能により、接続された複数の仮想マシンを容易に管理し、「現実的な」多層構成をシミュレーション • フルクローンおよびリンク クローン作成機能により、仮想マシンを容易にコピーおよび共有可能 • 新しい32ビット ホストおよびゲストOSをサポート • • 一定の64ビット ホストOSおよび64ビット拡張プロセッサをサポート パフォーマンスがさらに向上(特に複数の仮想マシンおよびネットワークのワークロードのパフォーマンス) • 動画の記録/再生機能により、稼働中の仮想マシンのすべての動作をキャプチャ • • コマンド ライン インターフェイスによる一定の反復タスクの自動化 Linuxユーザー インターフェイスの向上 • Webカメラ、スピーカーなど、特定クラスのUSB規格対応のストリーミング デバイスをサポート • CPUのNXビットのサポートとSun Solaris x86の試験的サポート • Why Use VMware Workstation?VMware Workstationを使用する理由 使用例 メリット • • • • • 開発、テスト サイクルとタイム トゥ マーケットを短縮 ハードウェアのコストを50~60%削減 バを構成し、テストを実施 • • • • 新しい多層アプリケーション、アプリケーションのアップデート、 およびOSのパッチを1台のPC上でテスト • • ホストのレガシー アプリケーションを仮想マシン上で稼働するこ ソフトウェアの開発およびテストの合理化 • 1台のPC上で、複数のオペレーティング システムとアプリケーショ ンを構築、テスト • 複数の仮想マシンを接続して、多層構成をシミュレーションおよび テスト • ハードウェアのコストを50~60%削減 コストのかかる構成および設定作業の時間を25~55%削減 厳格なテストにより、プロジェクトの品質が向上 常に「クリーンな」状態でテストを実施 複数のスナップショットとデバッグのサポートにより、テストを円 滑化 • テスト環境をファイル サーバに保存し、容易にリストアおよび共 有 IT技術者の生産性の向上 • 本番環境への導入前に、仮想マシンを使用してデスクトップとサー とにより、OSの移行を円滑化し、レガシー アプリケーションを移 エンド ユーザー構成の仮想ライブラリを共有ドライブ上に作成 新しいソフトウェアのテストに要する時間を短縮し、導入品質を向 上 分離されたテスト用の仮想ネットワークを構築することにより、本 番運用ネットワークへのリスクを排除 • 植する必要性を排除 • 運用効率が最大50%向上 エンド ユーザーへの影響を最小限に抑えつつ、OS移行プロジェク トを完了 • ヘルプ デスクがエンド ユーザーの問題の解決に要する時間を短 縮 コンピュータ ベースのトレーニングとソフトウェアのデモの促進 • • トレーニング資料をパッケージ化し、仮想マシンにインストール 受講者は、分離された安全な仮想マシン上で、複数のオペレーティ ング システム、アプリケーション、およびツールをテスト可能 • シャットダウン時にすべての変更を「取り消す」ように、仮想マシ ンを構成 • 1台のノートブックPC上で、複雑な構成や多層構成のデモを実施 • • • • トレーニングに要するハードウェアの台数を削減 新たなトレーニングの準備期間を短縮 常に「クリーンな」状態からトレーニングを開始 デモの安定性を向上し、セットアップの時間とハードウェアのコス トを削減 仕様 ホスト システムの条件 PCハードウェア • x86互換の標準PC • 500 MHz以上のCPUを推奨(最低条件:400 MHz) 主な互換プロセッサ • Intel®:Celeron®、Pentium® II、Pentium III、Pentium 4、Pentium M(Centrino™モバイル テクノロジ搭載のコンピュータを含む)、Xeon™(「Prestonia」を含む) • AMD™:Athlon™、Athlon MP、Athlon XP、Duron™、Opteron™ • AMD Sempron™(試験的サポート) • マルチプロセッサ システムをサポート • 64ビット プロセッサのサポート:AMD64 Opteron、Athlon 64、Intel EM64T(「Nocona」を含む) メモリ • • ディスプレイ • • 最低128 MB(256 MBを推奨) ホスト オペレーティング システムに加え、各ゲスト オペレーティング システムと、ホストおよびゲストで稼働するアプリケーションを実行するのに必要なメモリが必要(ゲスト オペレーティング システムと アプリケーションのメモリ条件については、それぞれのドキュメントを参照) 16ビットまたは32ビットのディスプレイ アダプタを推奨 Linuxホストの場合、X11R6仕様に対応するXサーバが必要 ディスク ドライブ • • 基本インストールに150 MB(Windowsホスト)または80 MB(Linuxホスト)のディスク空き容量が必要 (インストール後にインストーラを削除することにより、50~60 MBを回収) 各ゲスト オペレーティング システムとそれが実行するアプリケーション ソフトウェアに最低1 GBのディスク空き容量を推奨(デフォルト設定を使用する場合、実際に必要なディスク空き容量は、ゲスト オペレー ティング システムとアプリケーションを物理コンピュータにインストールして実行する場合とほぼ同じ) ホスト オペレーティング システム • • Windows 2000 Professional、Windows 2000 Server、Windows XP(32および64ビット)、Windows Server 2003(32および64ビット) 一般的な32ビットLinuxディストリビューション(Red Hat、SuSE、Mandrakeなど)、RHELおよびSLESの一定の64ビットOS ゲスト オペレーティング システム • • • • • Microsoft Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000 Professional、Windows 2000 Server、Windows NT® Workstation 4.0、Windows NT Server 4.0、Windows Me、Windows 98、Windows 95、Windows 3.1、 MS-DOS 6 一般的なLinuxディストリビューション(Red Hat、SuSE、Turbolinux、Mandrakeなど) FreeBSD Novell NetWare 6.5/6.0/5.1 Windows「Longhorn」およびx86プラットフォーム用Sun Solaris 9/10(試験的サポート) 各仮想マシンでは、次のようなフル構成のPC環境を利用できます。 プロセッサ メモリ • ホスト コンピュータのプロセッサと同じプロセッサ • • 最大3.6 GB(ホストのメモリによる) 最大4 GB(全仮想マシン合計) IDEドライブ • • IDEデバイス×最大4(ディスク、CD-ROM、DVD-ROM) 最大950 GBのIDE仮想ディスク CDドライブ • • CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ(ホストのIDEまたはSCSIドライブがベース) CD-ROMは、物理デバイスでもISOイメージでも可能 • • SCSIデバイス×最大7(汎用SCSIのサポートにより、ホストOSにドライバがなくてもデバイスを使用可) 最大950 GBのSCSI仮想ディスク SCSIデバイス グラフィックス • VGAおよびSVGA シリアル(COM)ポートとパラレル(LPT)ポート USBポート 最大2ポートのUSB 1.1 UHCIコントローラ USB対応のプリンタ、スキャナ、PDA端末、ハードディスク ドライブ、Webカメラ、スピーカーなどのデバイスをサポート • • Ethernet®カード • 仮想Ethernetカード×最大3(AMD® PCnet™-PCI II互換) 仮想ネットワーク システム • • 仮想Ethernetスイッチ×9 仮想NATデバイス、DHCPサーバ、ネットワーク アダプタ、ネットワーク ブリッジ(無線ネットワークをサポート) 最新のシステム条件の詳細については、Webサイト(URL:http://www.vmware.com/products/desktop/ws_specs.html)をご参照ください。