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「運用監視サービス」導入事例
フリュー株式会社 様
創業 : 平成19(2007)年4月1日
住所 : 東京都渋谷区鶯谷町2番3号COMSビル2F
事業概要 : 業務用ゲーム事業、モバイル事業、プライズ事業、 カスタムシール機事業、
家庭用ゲーム事業
クラウドのメリットを享受しながら
サービス品質をさらに高める AWS向け「運用監視サービス」
総合エンタテインメント企業のフリュー株式会社(以下、
フリュー)では、モバイル向けソーシャルゲームの配信
にアマゾンのクラウドサービス「Amazon Web Services
(以下、AWS)」を活用するとともに、データセンターの運
用・監視などで豊富なノウハウと実績を持つ京セラコ
ミュニケーションシステム(以下、KCCS)のAWS向け「運
用監視サービス」を採用。スピーディにコンテンツを開
発し、安定的にサービスを提供できる体制を整えてい
る。
背景・課題
モバイル向けソーシャルゲーム
市場の拡大
スピーディな開発と品質の高い
サービス提供が求められ、
AWSを活用
新機能や新サービスの提供
サイクルが早く、都度柔軟な
監視が求められた
(左から) 京セラコミュニケーションシステム株式会社
データセンター事業部 京都第1運用課 グループ長 引地 潤
フリュー株式会社 ソフトウェア開発部 森田 賢治氏
國平 清貴氏
粕谷 大輔氏
岩下 ゆり子氏
京セラコミュニケーションシステム株式会社
西日本営業統括部 ソリューション営業1課 グループ長 田中 翼
選定のポイント
定型化された運用・監視のみならず、
フリューのビジネスに合わせた
柔軟性の高い運用・監視
導入効果
コンテンツ開発に専念
運用負荷軽減
条件に応じた詳細な監視設定
(ログのフィルタリングレベル)
トラブル時の問題点の把握が容易
柔軟な監視項目の変更・カスタマイズ
サービスレベル向上
障害時の対応
図.運用監視イメージ
KYOCERA Communication Systems
背景・課題
ソーシャルゲームの配信インフラとしてAWSを活用
モバイル向けソーシャルゲーム市場の拡大が
そして、スピーディなアプリケーション開発と
また、小規模な設備でスタートし、利用者の増加
期待される中、「当社ではWebの新技術を駆使し
サービ ス提供に必要 な環 境として 、同社 では
に応じて拡大しながら事業を軌道に乗せていく
たアプリケーション開発などにも力を入れていま
クラウドサービスであるアマゾンのAWSを採用し
ことが求められる。「ビジネスの変化や成長に合
す。スピーディな開発と品質の高いサービス提供
ている。
わせて柔軟にシステムを構成できることがAWS
を通じ、利用者が快適にコンテンツを楽しめる
同 社が開発 するソ ーシ ャル ゲームの場合 、
の魅力です。ただ、こうしたAWSの利点を享受す
環境づくりを進めています」と、ソーシャルゲーム
夏休みや年末年始などにアクセスが増えたり、
る一方、クラウド上のシステム運用・保守に
などのコンテンツ開発を担当するフリュー ソフト
プロモーション展開などで想定以上にアクセスが
関わる課題もありました」とソフトウェア開発部の
ウェア開発部の岩下 ゆり子氏は話す。
集中したりすることがあるという。
森田 賢治氏は打ち明ける。
選定のポイント
迅速な対応が欠かせないソーシャルゲームの運用・監視
フリューでは2012年6月の恋愛シミュレーション
大きくなり、新たな運用・監視の仕組みが求めら
環境を統合的に運用管理するための仕組みを
ゲームのサービス開始に合わせてAWSを採用
れていました」とソフトウェア開発部の國平 清貴
「KCCS ITマネジメントセンター」に構築している。
するとともに、AWS向けの監視サービスを利用す
氏は話す。ソーシャルゲームは変化のスピードが
スピーディなアプリ ケーション開発と安定的な
ることにした。AWSはさまざまな利点があるもの
速く、1週間に一度の割合で新機能や新サービス
サービス提供をサポートするため、業界でも先駆
の、セルフサービスが基本のため、用途に応じた
を提供することもあるという。そして、そのたびに
けてデータセンタービジネスに取り組み蓄積して
インフラの設定やシステムの運用・監視などの
ログ出力のしかたやシステム構成が変わり監視
きた運用ノウハウを基に、フリューのビジネスに
ノウハウが必要になる。
項目も柔軟に変更する必要があるため、運用側
合わせた柔軟性の高い運用・監視を提案した。
当初、利用していた他社の監視サービスは、
でもスピーディな対応が欠かせない。
「監視レベルや項目の変更などが難しく、障害
KCCSでは、国内複数のデータセンターやお客
発 生 時 の 対 応 の遅 れ など 体 制 面 での 不 安 が
様サイト、そしてパブリッククラウドなどの分散
導入効果
運用管理の負荷を軽減し、コンテンツ開発に専念
導入効果について國平氏は、「これまで利用
これに対し、KCCS データセンター事業部 京都
フリュー様のサービスはスピードが命ですから、
していたサービスでは困難だったログのフィルタ
第1運用課 グループ長の引地 潤は「ここ数年で、
私たちもサービス開始や変更後の運用フェーズ
リングや条件に応じた詳細な監視設定ができる
AWSをはじめクラウドが商用サービスの環境とし
で品質をどれだけ高められるかを常に意識する
ことで、運用の負荷も減り、またトラブル時の問題
ても十分利用できるという実感が持てるように
ことが大事だと思っています」と説明する。
点の把握も楽に行えるようになりました」と述べる。
なってきました。ただその一方で、もっとサービス
また、ソフトウェア開発部の粕谷 大輔氏は「さま
以前は不要なログについても通知され、さらに
レベルの高い運用を求める声や、オンプレミス、
ざまなソーシャルゲームの提供とともにシステム
大量のログの山の中からサービス影響に繋がる
クラウドなど多種多様な環境を統合管理したいと
運用管理の負荷が増してきます。KCCSが運用・
ログを探し出すのに一苦労していたという。また、
いう課題 があるの も確 か です 。一般 的 な監 視
監視を担うことで、私たちは開発に専念できます」
岩下氏は「ログの取得にしてもそうですが、障害
サービスは、“システム視点での監視”であり、そ
とソフトウェア開発部の思いを代弁する。
時の対応においても依頼したことを正確かつス
の監視結果がお客様のサービスにどう影響して
KCCSは、クラウドとオンプレミス環境の統合管
ピーディに対応してくれるので安心感があります」
いるか判断するにはさらにもう1段階視点を
理を含めたワンストップのサポートを通じ、今後も
と評価する。
上げた “サービス視点での監視”が必要です。
フリューのビジネスに貢献していく。
本事例の詳細は ⇒ http://www.kccs.co.jp/case/1208/index.html
KCCSカスタマーサポートセンター
フリーコール 0120-911-901
携帯電話・PHS・IP電話など 050-2018-1827
受付時間 平日9:00~17:00
随時セミナー開催!
詳しくは https://www.kccs.co.jp/events/index.html
(17:00以降のお問い合わせは自動応答になります。)
KCCSホームページ http://www.kccs.co.jp/
E-mail:[email protected]
KYOCERA Communication Systems
●Amazon Web Services、“Powered by Amazon Web Services”ロゴ、およびかかる資料で使用されるその他のAWS商標は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
●記載の製品ならびにサービス名および会社名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。●サービス内容は予告なく変更する場合があります。●KCCSは京セラコミュニケーションシステム(株)の略称です。
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