...

水戸市消防本部 - 消防防災博物館

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

水戸市消防本部 - 消防防災博物館
平成22年度消防防災GISサポーター事業報告書
自治体名
水戸市消防本部
所属部課
消防救助課
氏
石田
名
役
職
消防救助係長
宏一
活用内容
○防災マップ
(1)災害時要援護者MAPの作成
災害時の要援護者を支援するための本市の取り組みとして,対象者及び支援者をあらかじめ
決めておき,迅速な避難体制の確立を目指す。
今年度,モデルとして地域を限定し,問題点や課題を検討し,次年度以降市内全域に拡大し
ていく。
地域の自主防災組織等に,リストアップされた情報をマップにし,その人特有の情報などを
共有させ,協力や理解を得る。
(2)不審火の緊急対策MAPの作成
今年度,ある時期頻繁に同じような時刻・地域で火災が発生した。緊急対策として,発生地
点をマップにおとし,職員・団員の情報の共有化を図った。
また,地域の住民に防災対策のチラシを配布すると伴に,町内会や自主防災組織に協力依頼
を分かりやすく説明するための資料として活用した。
1
効
果
(1)災害時要援護者MAP
地域の自主防災組織等や災害時に支援を必要とする住民に対しての説明資料として活用したの
で,関心を得られ,支援体制づくりに協力して頂けた。
(2)不審火の緊急対策MAPの作成
マップを示し分かりやすく説明したことで,連続した不審火に対し,「自分たちの町内は自分た
ちで守る。」との意識が芽ばえ,当番を決め夜協力して見回りを実施した町内会もあった。
今後の課題
○市の防災担当課や警察などの関係機関との情報の共有化。
○各防災(洪水・土砂災害・津波)ハザードマップや防災アセスメントの評価などの災害情報を
重ねあわせ,より迅速な災害対策の確立を目指したい。
○各地域の防災マップ作成時には,積極的に情報提供をしていきたい。
本GISに期待すること
○地図情報のエリア分けし,情報の取り込みの時間短縮
○大規模な災害発生時に活用するものと平常時に活用しやすいものとを別々にダウンロードでき
るよう整理して頂きたい。
○雨量解析の情報も2度ダウンロードすることなく自動更新できて,地域限定。
○定期的な操作訓練の研修実施を要望します。
2
平成22年度
消防防災GISサポーター報告
水戸市消防本部
消防救助課 石田 宏一
水戸梅まつり2月20日~3月31日
3
水戸市消防本部
水戸市消防本部
管轄人口: 28万7,790人
管轄面積: 379.16平方キロメ
379 16平方キロメートル
トル
職
員: 340名
火災件数:156件
救急出動件数:1万510件
救助出動件数:100件
4
研究課題
1 災害時要援護者マップの作成
害
援
プ
2 火災発生時のマップの作成
災害時要援護者対策
平成16年7月:梅雨前線豪雨による高齢者
等の避難について多くの課題を残した。
水戸市災害時要援護者対策WGを設置。
誰を対象に・・・
誰を対象に
誰が支援していくのか・・・
誰が支援していくのか
5
誰を対象
高齢者( 才以上)
高齢者(65才以上):52,000人
人
身体障害者数:8,600人
数
知的障害者数:1,500人
精神障害者数:860
精神障害者数:86
0人
介護保険の要介護3以上:3,000人
外国人:2,800人
乳幼児:12 100人
乳幼児:12,100人
妊婦:2,4
妊婦:2,400人
誰が支援するのか
自助・地域(近隣)の共助が基本
が
消防団
自主防災組織
町内会
民生委員
介護職員等の福祉サービス提供者
6
国
国田地区
水戸市洪水ハザードマップ(北)
7
国田地区防災アセスメント結果
風水害被害
国田地区要援護者対策フロー
8
災害時要援護者MAP
多発不審火の緊急対策
対象地区:本町
対象地区
対象地区:本町,
本町,藤柄町,
藤柄町,浜田町,
浜田町,白梅2丁目,
白梅2丁目
酒門町
19:00~3:00の間,特別警戒巡視を実施。
地域町内会を通じ防火対策のチラシの配布
地元消防団の警戒巡視を実施。
FM放送での呼びかけ
9
夜間特別警戒巡視
10
下市地区火災MAP
東台2丁目 事務所・住居2棟全焼
11
本町2丁目 住居・車庫1棟全焼
酒門地区火災MAP
12
8月13日 物置1棟全焼
8月27日
月
倉庫1棟全焼
倉庫
棟 焼
13
9月12日 新築建材 4.5㎥焼損
11月11日
月
貨物自動車1台焼損
貨物自動車
台焼損
14
今後の課題
市の防災担当課や警察などの関係機関との
情報の共有化。
各防災(洪水・土砂災害・津波)ハザードマッ
プや防災アセスメントの評価などの災害情報
を重ねあわせ,より迅速な災害対策の確立を
目指した
目指したい。
各地域の防災マップ作成時には 積極的に
各地域の防災マップ作成時には,積極的に
情報提供をしていきたい。
本GISに期待すること
情
情報の取り込みの時間短縮
縮
全国地図を東北・関東・関西などのエリア分
全国地図を東北
関東 関西などのエリア分
け
雨量解析の自動更新
定期的に操作訓練の研修実施
15
ご清聴,ありがとうございました。
16
Fly UP