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24.9.29 白翔祭

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24.9.29 白翔祭
2012.9.29
9 月 28 日(金)・29 日(土)、平成 24 年度白翔祭が盛大に開催され
た。28 日の開会式及びオープニングセレモニーでは生徒会の生徒た
ちによって 2 本の垂れ幕が下され、待ちに待った白翔祭が開幕した。
初日は非公開開催ということで、1 年生は食べ物を売ったり買ったり
できる高校ならではの文化祭を初体験、2 年生は浦学での 2 度目の
文化祭ということで、教室装飾や出し物のネーミングなど、さすが 2
年生といった工夫が見られた。この日は、受験を控えた 3 年生も文
化祭にお客様として参加し、後輩たちの出し物やショーなど、高校生
活最後の文化祭を楽しんだ。
また、今年度も白翔祭ではチャリティーイベントを多数実施し、昨
年度同様に支援・交流先の石巻市より 2 名の浦学ふぁみり~も加わ
り、石巻やきそばを振る舞ってくださった。そして今年度のチャリテ
ィーバザーは生徒会の生徒が主体となって行い、出品物の収集から値
札付け、商品の陳列、当日の販売まですべて生徒たちが主体となって
バザーを行った。
29 日の一般公開日は、昨日までの秋の涼しい気候と打って変わっ
て厳しい日差しの射す真夏日となり、白翔祭も一気に活気づいた。今
年度は、昨年度の午前中に集中した流れとは違い、午後になっても多
くのお客様が足を運んでくださり、2,502 名(受付での来場者数)の
お客様が浦学白翔祭にお越しくださった。
Design 企画部
一際男子生徒が集まっていた1-Eの射的。
教室の装飾も 1 年生ながら大変工夫が凝らされていた。
各クラスの装飾は教室だけでなく廊下や天井にも。
生徒会企画イベントのモンスターバスケット。
飲食店だけでなく、お化け屋敷やホラームー
ビーなどアトラクションも満載。
1 年生にとっては初めての
お金を使った文化祭。中学
校では味わえなかった目に
見える達成感を感じられた
のではないだろうか。
白翔祭の部活動対抗歌合戦は、部活動と同様に先輩から後輩へと脈々と受け継がれている。
ソングリーダー部 3 年生にとっては
最後のパフォーマンスとなる白翔祭。
最後の挨拶が終わると 3 年生は 3 年
間一緒に汗と涙を流した仲間たちと
肩を抱き寄せた。
書道部による書道パフォーマンスは、ファンキーモンキーベイビーズの「ちっぽけな勇気」にのせて 1 枚の書を書
き上げた。まさに青春を表す曲、そして歌詞が書道部の生徒たちの力強い書によって見事に表現された。
ピアっこルーム主催のイベン
ト。ジャズが流れる体育館は
他のイベントとは違った、ゆ
ったりとした空気が流れた。
今年度、後援会の 10 周
年記念イベントとして、
蕨を中心として活動して
いる男性和楽器ユニット
「エコット」様をお招き
し、幻想的な和楽器の音
色が体育館に響いた。
可憐な浴衣に身を包んだ箏曲部の生徒
たちによって、伝統的な曲からポップス
に至るまで幅広い曲目で琴の音色を楽
しませてくれた。
予選を勝ち抜いた 16 名の生徒たちが、リーディング・暗唱・スピーチの 3 部門に分かれて練習の成果を発表した。
茶道部の生徒たちも、それぞ
れ素敵な浴衣を身に着け、お
客様のために、しなやかな手
つきでお茶を点て、美しい所
作とおいしいお茶をご馳走
してくれた。
昨年の全日本マーチングコンテストで銀賞を獲得した吹奏楽部による演奏には多くの人が釘付けとなった。校舎のベ
ランダも、吹奏楽部の演奏を見る人でいっぱいとなっていた。
浦学の図書館 ULT(浦学リテラシータワー)では、古本市が
開かれ、和書、洋書、雑誌などの古本だけでなく、中古のレ
コードなど幅広い品揃えの商品が並べられた。商品はすべて
無料で持ち帰ることができ、休憩スペースとしても多くの方
が ULT に足を運んでくださった。生徒たちがオリジナルで
作ったしおりやカードもすべて無料でもらうことができ、中
でもオリジナルのブックカバーが作れる制作コーナーを設
けるなど、古本を提供するだけでなく、さまざまな工夫が各
所にされていた。
昨年度多くの皆様にご協力いただいたチ
ャリティーバザー。今年度は、生徒会が中心
となって、出品協力のお願いのため近隣のお
宅を訪問したり、集まった多くの品物に一つ
ひとつ値札を付けたり、当日の商品陳列、販
売まで全て生徒たち自ら行った。多くの皆様
のご協力によりバザーには多くのお客様が
集まり、昨年同様に大盛況となった。生徒会
の生徒たちは、白翔祭
終了時刻ぎりぎりまで
本当によく頑張ってい
た。
日頃食堂でおいしい食事やお弁
当を提供してくださっている富士
食品商事㈱様、本校同窓会長の片
岡様の経営する喜多山製菓㈱様
も、昨年度に引き続き今年度もチ
ャリティーバザーにご協力くださ
った。富士食品様は、とり唐揚げ
やアップルパイといったお弁当で
も人気のホットスナックを、喜多
山製菓様は定番商品から新商品ま
で種類豊富なおかきやお煎餅をよ
りどり 3 点 900 円といったチャ
リティー価格でご提供くださり、
売り上げの一部を本校での今後の
被災地支援・交流活動資金として
協賛くださった。
本校の石巻支援・交流活動として行っているものの一つ、現在事務室
窓口にて販売中の石巻市内の女性たちによって立ち上げられた「復興あ
ゆみ隊」のグッズ販売も事務職員によって行われ、多くのお客様や生徒、
教職員の皆様がグッズを購入、募金にご協力くださった。「復興あゆみ
隊」とは石巻市内在住の被災された女性たちが、少しでも現金収入を得
るためにということで立ち上げ、パワーストーンを使用した「復興まつ
子」と名付けられたアクセサリーやアクリルたわし、髪飾りなど一つひ
とつ手作りで制作、販売している団体である。商品の一つひとつには直
筆のメッセージやパワーストーンの効果などが書かれており、とても心
温まる商品に、多くの方が笑顔で購入していく様子がよく見られた。
昨年度の白翔祭でも大好評であった支援・交流先の石巻の皆様が作
る石巻やきそば。今年度も「お世話になった浦学さんのために」と石
巻専修大学同窓会長伊東様と石巻復興支援協議会の阿部様が、木曜日
の夜中に車を走らせて、やきそばを私たちに振る舞うために遥々石巻
からお越しくださった。そして白翔祭当日、開幕と同時に石巻やきそ
ば売り場前には生徒たちの長蛇の列がみるみるうちに伸びていった。
その列の中には、8 月の甲子園で引退した野球部 3 年生もおり、やき
そばを買った後、ボランティアや甲子園でお世話になった伊東様や阿
部様に「ありがとうございます」と挨拶し、談笑する姿が見られた。
今年の石巻やきそ
ばは、生徒会の生徒た
ちが盛り付け、販売を
担当し、石巻の皆様と
協 力し て手 際よ く販
売をしてくれた。
2 日間で 1,850 食を完売し、初日を終え、一生懸命手伝ってくれた生徒会の生徒た
ちに阿部様から一人ひとりに「ありがとう!明日もがんばりましょう!」とやきそばを
手渡された。
2 日間にわたって熱い鉄板の前で休みなくやきそ
ばを振る舞ってくださった伊東様と阿部様、手際よ
く盛り付け、販売をしてくれた生徒会生徒たち、人
手や仕込み、作業をスムーズに進めてくださった遊
楽社の田村様、サポートの事務職員全員で記念写
真。協力してくださったすべての皆様に感謝!
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