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コンクリート工学 No.1 学籍番号 ( 氏名 (
コンクリート 工学 No.1 1 学籍番号 ( 以下の問題に答えよ. ) 氏名 ( ) 6. 鉄筋で , SR , SD は何を意味するか. 1. コンクリートを構成する材料を書け. 2. コンクリートの引張強度と圧縮強度の関係の概略 7. 下図の( )に適当な用語を書け. 値を書け. 3. 鉄筋コンクリートの成立理由を 3 つ書け. 4. 鉄筋コンクリートの長所を 5 つ書け. 8. 冷間加工鋼などには 0.2% 耐力が用いられる. 0.2% 耐力を説明せよ. 5. 鉄筋コンクリートの短所を 4 つ書け. 9. コンクリート標準示方書で用いられる鉄筋の設計 用応力 – ひずみ曲線の概形を描け.また鉄筋の弾 性係数を書け. 2 16. 下図の A, B, C 点での構造物に生じ る現象を書 10. コンクリートの圧縮強度に及ぼす影響を書け. け.また,図の段階 I, IIa, IIb, III での応力状態 の概形を描け. 11. 設計基準強度と設計圧縮強度の関係について説明 せよ. 12. 引張試験は ( ) 試験,曲げ強度 は ( ) 試験により得られる. 13. コンクリートの圧縮終局状態の応力 – ひずみ関係 において, fck ≤ 50 N/mm2 の場合,圧縮ひず みが 0.002 までは二次式, 0.002 で最大となり, その値は設計圧縮強度 fcd の ( ) 倍で,圧縮ひずみの限界値を ( ) としている.また,コンクリートの応力 – ひずみ 関係概形を描け. 17. 下図の( )に適当な用語を記入せよ. 14. 耐力と耐久性について説明せよ. 15. 鉄筋とコンクリートは一体となって外力に抵抗す る鉄筋コンクリートには両者の相互作用によって どのような性状が現われるか. 4 つ記せ. 18. 鉄筋コンクリートには乾燥収縮によりひび割れが 発生する.そのメカニズムを説明せよ. コンクリート工学試験 02/7 19. クリープ 現象に関して,下図の( 3 )に適当な用 語を記入せよ. 24. ひび割れ部における鉄筋の σs − εs の関係の概略 図を描け. 20. 鉄筋とコンクリートとの間に付着が生じるメカニ ズムについて 3 つの作用を記せ. 25. プレ ストレストコンクリートについて次の用語を 説明せよ. (a) プレテンション方式 21. 鉄筋とコンクリートの付着に影響を及ぼす事項に ついて 3 つ書け. (b) フルプレストレッシング方式 (c) アンボンド 22. 端部鉄筋の定着法を書け. (d) 緊張作業中および直後にプレストレスが損失 23. 限界状態設計法の 3 つの限界状態を記せ. する原因を書け.また時間経過にともないプ レストレスが損失する原因を書け. 4 2 図の矩形断面を有する RC 部材が,一般の環境に 設置されているものとする.このとき次に答えよ.ただ し ,作用モーメント M = 500kN·m,コンクリート fck = 30N/mm2 , γc = 1.0,鉄筋 SD295A 25 を 10 本配筋 (As = 5067mm2), εcsd = 100×10 −6,かぶり 50mm, 鉛直あき 30mm 3 下図に示すような単鉄筋長方形断面の設計曲げ耐 力 Mud を求めよ.ただし ,材料の力学的性質および安 全係数は次のとおりである. ∗ コンクリートの設計基準強度 fck = 30 N/mm2 ∗ コンクリートの圧縮終局ひずみ εcu = 0.0035 ∗ 鉄筋の降伏強度 (特性値) fyk = 295 N/mm2 ∗ 安全係数 γc = 1.3, γs = 1.0, γb = 1.15 1. 鉄筋の引張応力度 σs を求めよ. 2. 許容曲げひび割れ幅 w を求めよ. 3. 許容ひび割れ幅 wa を計算し ,ひび割れに対する 以下の図や式を用いよ. h = 800 d = 710 安全性を検討せよ. 10D25 30 50 50 Cφ = 69 44 (mm) b = 400 以下の表や式を用いよ. nAs 2bd −1 + 1 + x= b nAs σc = 2M bx d − x3 σs = nσc (d − x) x 例題図 -6.1.2 • ひずみ適合条件 σs + εcs w = k {4c + 0.7 × (cs − φ)} Es 表 -2.1 コンクリートのヤング係数比 n 2 εcu d εcu + εs • 等価応力ブロックにおけるβ 値(土木学会式) x : εcu = (d − x) : εs → x = fck ≤ 50N/mm2 −→ • コンクリートの圧縮力 fck (N/mm ) 18 24 30 40 50 n 9.1 8.0 7.1 6.5 6.1 β = 0.8 Cc = 0.85fcd · β · x · b • 鉄筋の引張力 T = Asb fyd 表 -2.2 許容ひび割れ幅 wa (mm) 鋼材の種類 鋼材の腐食に対する環境条件 異形鉄筋・普通丸鋼 一般の環境 腐食性環境 0.005c 0.004c c:かぶり( mm ) • モーメントのつり合い条件式 Mu = Cc (d − βx/2) または, Mu = T (d − βx/2) コンクリート工学試験 02/7 5 1 下図の長方形断面のポストテンション PC 梁 4 プレストレス導入直後のコンクリートの応力度 に,緊張作業直後 (コンクリートの弾性変形,緊張材と シースとの摩擦,緊張時のセットロスによる減少量は考 慮されている) のプレストレス力 Pt = 650kN を与えた σcoi = σcui = ときの有効係数 η を求めよ.ただし ,設計条件は次の Pt Pt epe Md1 − yco + yco Ac Ic Ic Pt Pt epe Md1 + ycu − ycu Ac Ic Ic とおりとし ,簡単のため総断面を用いてよいものとする. fck = 50N/mm2 , Ec = 33kN/mm2 , (コンクリート ) 全設計荷重作用時のコンクリートの応力度 クリープ係数 ϕ = 2.1,収縮ひずみ εcs = 200×10−6, (PC 鋼材) PC 鋼棒 SBPR 785/1030, φ32, Ap = 804mm2 , σco Ep = 200kN/mm2 ,リラクセーション率 γ = 3%, 自重によるモーメント : Mp1 = 40kN · m 自重以外の持続荷重によるモーメント : Mp2 = 10kN · m 変動荷重によるモーメント : Mr = 90kN · m b=30cm h/2 h=50cm ep = 18cm 2 1 において,プレ ストレ スの導入直後,および 全設計荷重が作用した場合について,上下縁のコンクリー トの応力度を求めよ. 以下の式を用いよ. • コンクリートのクリープと乾燥収縮による P C 鋼材の引張応力度の減少量∆σpcs ∆σpcs nϕ(σcd + σcpt ) + Ep εcs = 1 + n(σcpt /σpt )(1 + ϕ/2) • P C 鋼材のリラクセーションによる 引張応力度の減少量∆σpr ∆σpr = γσpt • 有効プレストレス力Px Px = Pi − (∆Pi + ∆Pt ) 題意より,∆Piはすでに考慮されている. • プレストレス力の有効係数 Px η= Pt σcu Pt Pt epc = η − yco Ac Ic Md1 Md2 + Ml + yco + yeo Ic Ie Pt Pt epc = η + ycu Ac Ic Md1 Md2 + Ml − ycu − yeu Ic Ie 6 2 図の矩形断面を有する RC 部材が,一般の環境に 設置されているものとする.このとき次に答えよ.ただ 4 図に示す複鉄筋矩形断面の相互作用図を描け.た だし ,コンクリートの圧縮強度を fcd = 24N/mm2 , し ,作用モーメント M = 500kN·m,コンクリート fck = 鉄筋の降伏点を fsy = fsy = 350N/mm2 ,鉄筋の縦 30N/mm2 , γc = 1.0,鉄筋 SD295A 25 を 10 本配筋 弾性係数を Es = 2.0 × 105 N/mm2 , As = As = (As = 5067mm2), εcsd = 100×10 −6,かぶり 50mm, 2250mm2 とする. 鉛直あき 30mm b = 500mm d = 50 1. 鉄筋の引張応力度 σse を求めよ. 2. 許容曲げひび割れ幅 w を求めよ. 3. 許容ひび割れ幅 wa を計算し ,ひび割れに対する 安全性を検討せよ. d = 450 h = 500 As As 1 下図の長方形断面のポストテンション PC 梁 h = 800 d = 710 5 10D25 に,緊張作業直後 (コンクリートの弾性変形,緊張材と シースとの摩擦,緊張時のセットロスによる減少量は考 慮されている) のプレストレス力 Pt = 650kN を与えた 30 ときの有効係数 η を求めよ.ただし ,設計条件は次の 50 50 44 とおりとし ,簡単のため総断面を用いてよいものとする. (コンクリート ) Cφ = 69 (mm) b = 400 fck = 50N/mm2 , Ec = 33kN/mm2 , クリープ係数 ϕ = 2.1,収縮ひずみ εcs = 200×10−6 , (PC 鋼材) PC 鋼棒 SBPR 785/1030, φ32, Ap = 804mm2 , 3 下図に示すような単鉄筋長方形断面の設計曲げ耐 Ep = 200kN/mm2 ,リラクセーション率 γ = 3%, 力 Mud を求めよ.ただし ,材料の力学的性質および安 自重によるモーメント : Mp1 = 40kN · m 全係数は次のとおりである. 自重以外の持続荷重によるモーメント : Mp2 = 10kN · m ∗ コンクリートの設計基準強度 fck = 30 N/mm2 ∗ コンクリートの圧縮終局ひずみ εcu = 0.0035 ∗ 鉄筋の降伏強度 (特性値) fyk = 295 N/mm2 ∗ 安全係数 γc = 1.3, 変動荷重によるモーメント : Mr = 90kN · m γs = 1.0, b=30cm γb = 1.15 h/2 h=50cm ep = 18cm 2 1 において,プレ ストレ スの導入直後,および 全設計荷重が作用した場合について,上下縁のコンクリー トの応力度を求めよ.