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対象科目:建設材料学・実験(夏期学習問題Ⅰ) 1.次の用語の意味を
対象科目:建設材料学・実験(夏期学習問題Ⅰ) 1.次の用語の意味を説明しなさい。 1) 細骨材 2)粗骨材 3)単位容積質量 4)実績率 5) セメント・モルタル・コンクリート 6) a) Consistency e) Pumpability b) Workability c) Plasticity f) Bleeding g) Laitance d) Finishability 2.骨材の含水状態を模式図で示し説明しなさい。 3.骨材の粒度を説明し、この粒度がコンクリートの性質にどのような影響を及ぼすか記述しなさい。また、ふるい分 け試験から何が求められるか2つ挙げなさい。 4.粗骨材の密度と吸水率の試験を行い次の測定結果を得た。 空気中の表乾質量:Wa=2,538g,水中の質量:Wb=1,572g, 乾燥後の質量:Wc=2,517g これより、密度:ρと吸水率:qを求めなさい。 示方配合と現場配合との違いを述べよ。 5.コンクリートの配合設計の目的と一般的な配合の手順を説明しなさい。 6.スランプ試験の目的と方法を述べなさい。一般の土木構造物に使用される標準のスランプ値はどの程度か、示しな さい。 7.Entraind air と Entrapped air との相違を述べ、普通のコンクリートに含まれる空量はそれぞれ何%ぐらいが適当 か。 8.コンクリート強度に影響する要因を材料~測定までの順序を 5 つ挙げて説明しなさい。 9. コンクリート供試体の一軸圧縮試験を行い応力:σとひずみ:εの結果が下表のように得られた。 この結果を用いて、 応力~ひずみ曲線図を描きなさい(定規を用いて見映えよく)。また、下限ひずみ 50μと最大応力の 1/3 における割線 ヤング係数:ECを求めなさい。ただし、μ=×10-6 応力とひずみの結果表 応力 (N/mm2) ひずみ (μ) σ 0 0 ε 0 0 σ 1 σ 2 σ 3 σ 4 2.1 4.5 6.8 9.1 ε ε ε ε 1 50 2 138 3 203 4 308 σ 5 11.3 ε 5 478 σ 6 13.6 ε 6 663 σ 7 15.8 ε 7 953 σ 8 18.1 ε 8 1400 σ 9 19.2 ε 9 1575 σ 10 σ 11 20.4 18.6 ε ε 10 1975 11 2500 10.鋼材の棒鋼で用いる記号SD295B 及び SR235 とは、それぞれ何を意味しているか説明せよ。 11.記号 SD295、呼び名D13(2号試験片)の鉄筋引張試験を行い次のような結果を得た。次の設問に答えなさい。 1) 鉄筋の応力~ひずみの曲線図を描き名称等を記入しなさい。 2) 降伏点荷重 Psy=47.5kN,最大荷重 Psu=68.2kN,破断後の標点間距離 Lu=133.8mm,が得られた。これより、 降伏点応力度:σsy(N/mm2),引張強さ:σsu(N/mm2),伸び率:δ(%)を求めなさい。ただし、公称直径 d=12.7mm,標 点間距離 Lo=8×dとする。 対象科目:建設材料学・実験(夏期学習問題Ⅱ) 以下の項目の問題を調べ記述し、理解しなさい。 [セメント] 1.セメントは一般にどのような原料から製造されるか。 2.セメントにおける化学成分をあげて、これらの概略の百分率を示せ。 3.主要なセメント化合物の名称を4つあげ、強度発現、水和熱、化学抵抗性および乾燥収縮の諸性質に及ぼす影響を 表に示す。 4.セメントの風化とはどのような現象か。風化によってセメントの性質はどのような影響を受けるか。 5.高炉スラグ微粉末の潜在水硬性について説明せよ。 [混和材料] 1.混和材と混和剤との違いを述べて、各混和材料の種類を挙げよ。 2.ポゾランとポゾラン反応とはどのような反応か説明せよ。 3.AE剤の効果について説明せよ。 [骨材] 1.コンクリート骨材の種類(天然・人工)と骨材として用いられている主な岩石の種類を挙げよ。 2.海砂及び山砂をコンクリートに用いる際に注意すべき点をあげよ。 3.骨材を表乾状態にする方法を述べ4つ含水状態を示せ。 4.骨材において表乾密度を用いる理由を述べよ。 5.実績率によって骨材の性質を知ることができ、またコンクリートにどのような影響を与えるか。 [鋼材] 1.a)軟鋼 b)硬鋼の代表的な荷重~伸び(応力~ひずみ)曲線を描きこれに用語を入れて説明せよ。 2.鋼材の引張強度と伸びとの関係について説明せよ。 3.異形棒鋼をコンクリートに使用することの利点について述べよ。 [フレッシュコンクリート] 1.コンクリートのワーカビリティーに影響を及ぼす要因を挙げよ。 2.コンクリートのコンシステンシーを試験する方法について述べよ。また、ワーカビリティーについてはどうか。 3.ブリーディングがコンクリートの品質に及ぼす影響について述べよ。 4.沈下ひび割れの原因について述べよ。 5.AE剤による連行空気の影響について述べよ。 [硬化コンクリート] 1.硬化コンクリートにおいて、圧縮強度とその他の強度(5つ以上)及び諸性質との関係について調べよ。 2.コンクリートの圧縮強度に及ぼす影響は主に次の項目である。これを1つずつ具体的に調べて記述せよ。 ①使用材料の品質 ②配合 ③混練り・運搬・打込み・締固め方法 ④養生・材令 ⑤供試体寸法・試験方法など [コンクリートの配合] 1.気象条件が激しくない場所に打設するコンクリート。条件:配合強度 35N/mm2、空気量 4.5%、スランプ 7.5cm の コンクリートの配合設計を行う。強度と C/W の関係は、f’c=21.7・C/W-12.1、単位水量を 160kg とし、細骨材率を 40% とした場合のセメント、細骨材及び粗骨材の各単位量を求めよ。ただし、使用材料の密度はそれぞれ、ρc=3.15,ρs= 2.63,ρg=2.65 とし単位水量と細骨材率は補正された値であり,強度の変動係数は考えないものとする。