Comments
Description
Transcript
平成28年度事業計画
平成28年度 事 業 計 画 社会福祉法人 翠 光 園 創業理念 人間愛と人間の交わりの回復 白々と野をつらぬき走り、一筋の道を進まん。 清々しき朝に人間の交わりの回復があればと心から願う 基本理念 1. 敬愛と理解の精神を持ち、個人の人格および生活背景を尊重します。 2. 地域社会との交流を行い、社会福祉の充実・発展に寄与します。 3. 職員の資質の向上を図り、より充実したサービスの提供に努めます。 運営方針 法令遵守(コンプライアンス)の精神に基づき、透明性の高い安定 した法人運営を行います。 利用者の尊厳保持に努め、心身共に健やかな日常生活を送るための 環境づくりを推し進めます。 職員は、専門知識と技術の向上を図ると共に、社会人としての教養、 福祉倫理を身に付けるよう研鑽に励みます。 地域社会との幅広い交流を行い、また医療機関とも連携を図り適切で 充実したサービスを提供します。 施設見学や介護実習などを受け入れ、長年の福祉活動で培った知識・ 技術を地域社会に還元し、社会福祉発展に貢献します。 運営基本指針 利用者処遇 介 護 ニーズが多 様 化 してきている利 用 者 の生 活 が豊 かなものであるよう、利 用 者 及 び家 族 の意 思 及 び人 格 を尊 重 し、常 にその人 の立 場 に立 った介 護 サ ービス計 画 を策 定 して適 切 なサービスを提 供 します 。 在 宅 生 活 復 帰 を念 頭 に置 き心 身 の機 能 向 上 を目 指 します 。 尚 、身 体 拘 束 については一 切 行 わず、事 故 のリスクが大 きい利 用 者 において も見 守 りの徹 底 等 身 体 拘 束 に替 わる安 全 策 を検 討 し実 施 します 。 施 設 及 び施 設 利 用 者 の社 会 化 、地 域 福 祉 への取 り組 み 老 人 ホームは、地 域 社 会 の社 会 資 源 としての役 割 を果 たす と共 に福 祉 教 育 の場 としての役 割 も大 きく期 待 されています 。翠 光 園 においても大 学 ・専 門 学 校 生 の実 習 の受 入 れや高 校 ・小 中 学 校 生 徒 その他 の福 祉 教 育 の場 として施 設 の 設 備 や職 員 の技 能 を提 供 します。 地 域 社 会 の諸 団 体 の見 学 や慰 問 ・ボランティアも可 能 な限 り受 入 れ、施 設 及 び老 人 福 祉 への理 解 を深 めていただくことに貢 献 し 、リハビリ機 器 ・会 議 室 等 の 施 設 設 備 についても利 用 を開 放 し地 域 の社 会 資 源 としての役 割 を担 います 。 居 宅 介 護 支 援 、通 所 介 護 、訪 問 介 護 、訪 問 入 浴 介 護 、短 期 入 所 生 活 介 護 事 業 等 それぞれの機 能 の充 実 を図 ると共 に、施 設 との有 機 的 な連 携 により地 域 福 祉 の向 上 に寄 与 します。 施 設 利 用 者 についても、積 極 的 に地 域 行 事 に参 加 し交 流 を深 め地 域 社 会 の一 員 として地 域 住 民 との融 和 に努 ていきます 。 職 員 の育 成 職 員 の資 質 は施 設 運 営 に直 接 影 響 を持 ち、その質 の向 上 により利 用 者 及 び 家 族 の要 求 に応 えることができ、介 護 知 識 や技 術 はもとより職 員 の人 間 性 の向 上 が大 切 と考 えます。施 設 の理 念 の共 に生 きるということを各 職 員 が理 解 し実 践 できるよう職 員 教 育 を実 施 します。 施 設 外 研 修 に積 極 的 に職 員 を派 遣 し福 祉 情 報 の収 集 や知 識 ・技 術 の修 得 を図 ると共 に、施 設 内 においても外 来 講 師 を 招 聘 し講 義 ・指 導 を頂 き職 員 の資 質 、人 間 性 ・社 会 性 の向 上 を図 ります。 また、介 護 福 祉 士 ・社 会 福 祉 士 ・介 護 支 援 専 門 員 等 資 格 取 得 を目 指 す志 を 持 った職 員 に対 しては、積 極 的 に支 援 を行 っています。 リスクマネージメント力 の強 化 施 設 の利 用 が、措 置 から契 約 に変 わり利 用 者 の意 識 が変 化 されており、 処 遇 内 容 から職 員 の態 度 、特 に介 護 事 故 についてはかってない厳 しさで責 任 を追 及 されるようになりました。利 用 者 処 遇 についてはできる限 り安 全 に配 慮 した高 い水 準 の介 護 サービスを提 供 し、家 族 には説 明 責 任 が十 分 に果 たすことのでき るよう記 録 を残 すことに万 全 を期 すると共 に、万 が一 介 護 事 故 が発 生 した場 合 は誠 意 をもって損 害 賠 償 等 の責 にあたります。 医 療 ・看 護 利 用 者 の医 療 ・看 護 に対 する期 待 は高 く、看 護 スタッフは嘱 託 医 の指 導 、協 力 病 院 との連 携 、そして日 常 の親 身 な看 護 と衛 生 管 理 をとおしその期 待 に応 え るよう努 めます。 利 用 者 の状 態 の変 化 に対 する観 察 や療 養 の継 続 等 健 康 を管 理 していくため には、看 護 ・介 護 スタッフの連 携 は欠 かせません 。利 用 者 の状 態 の情 報 収 集 や 情 報 提 供 を相 互 に行 うと共 に介 護 の留 意 点 の指 導 などを徹 底 し看 護 体 制 の充 実 を図 ります。 毎 日 の利 用 者 バイタルサインのチェック、利 用 者 ・職 員 の定 期 健 康 診 断 、職 員 の腰 椎 検 査 、毎 月 の職 員 の検 便 を実 施 します 。 看取り 近 い将 来 にしに至 ることが予 見 される方 に対 し、その身 体 的 ・精 神 的 苦 痛 を できるだけ緩 和 し、死 に至 るまでの期 間 、その人 なりに充 実 して納 得 して生 き抜 くことができるよう日 々の暮 らしを営 めることを目 的 とし、対 象 者 の尊 厳 に十 分 配 慮 しながら心 をこめて介 護 ・看 護 を行 います。 感染症予防 集 団 生 活 上 もっとも危 惧 されるのがインフルエンザ ・ノロウィルス等 の感 染 症 の 集 団 感 染 です。感 染 発 生 事 前 に行 うべき対 策 、万 一 実 際 に発 生 した場 合 の対 策 を万 全 とし大 切 な利 用 者 の健 康 ・生 命 を守 ります 。 給 食 衛 生 管 理 を徹 底 した調 理 場 で旬 の食 材 を使 用 し、 嗜 好 調 査 ・残 食 調 査 を実 施 し、利 用 者 の好 みにあった献 立 をおいしく提 供 するように努 めることを基 本 と します。 栄 養 面 の み に 偏 ら ず 、献 立 ・ 味 付 け を 工 夫 し て お い し く 、温 か い も の は 温 か く 食 感 を 大 切 に し た 食 事 を 提 供 し 、特 に 、食 材 に お い て は 良 質 な ものを揃えるため、仕入れ先等を厳選しています。 食 卓 に季 節 の花 を飾 り、厳 選 した食 器 を取 り揃 え、軽 音 楽 を聴 きながらくつろ いだ雰 囲 気 の中 食 事 を楽 しんでいただく環 境 作 りを行 い、バイキングや野 外 食 ・ 複 数 献 立 等 食 事 提 供 方 法 に変 化 を持 たせ気 分 を変 えた 楽 しい食 事 を演 出 し ます。 残 菜 把 握 や自 家 農 園 栽 培 の野 菜 を効 果 的 に使 用 し無 駄 を無 くします 。 利 用 者 の燕 下 状 態 に合 った食 事 を 提 供 し、食 事 摂 取 状 態 の観 察 も怠 らず 誤 飲 等 の食 事 中 の事 故 を防 止 します。 リハビリ・自 立 援 助 利 用 者 のリハビリニーズに対 応 できるよう職 員 のリハビリについての知 識 ・技 術 向 上 のため研 修 会 への派 遣 や自 己 学 習 を奨 励 し 専 門 性 の高 い援 助 を行 える よう務 めます。 職 員 の援 助 により毎 日 時 間 を決 めて体 操 ・個 別 リハビリを実 施 し、 硬 縮 ・硬 直 が進 行 している利 用 者 にはベッドサイドにて可 動 域 等 の訓 練 を行 います。 自 立 への援 助 に向 けては、過 度 の介 護 により機 能 が低 下 しないよう、障 害 の 程 度 ・利 用 者 の能 力 に応 じた介 護 ニーズを適 確 に判 断 し、自 律 心 を損 なわれ ないよう励 まし・見 守 りを加 えながら介 助 を行 います 。また、自 立 補 助 具 を適 切 に使 用 し自 立 向 上 のための環 境 を整 備 します 。 余暇活動 利 用 者 の生 活 に潤 いと活 力 を持 っていただくために、社 会 見 学 ・野 外 散 策 等 の屋 外 活 動 とレクレーション・クラブ活 動 等 の屋 内 活 動 、外 来 者 を迎 え入 れて の交 流 会 等 を適 宜 に取 り入 れる。 尚 、その場 合 利 用 者 の心 身 の状 態 を充 分 考 慮 し、 各 部 所 の連 携 により個 々 の利 用 者 の能 力 に合 った活 動 を計 画 し実 施 にあたるよう心 掛 ける。 家 族 との連 携 利 用 者 にとってホームでの生 活 が安 らかなものであるよう職 員 は心 身 両 面 の 介 護 を行 いますが、利 用 者 の心 理 的 ・精 神 的 安 定 に家 族 が果 たす役 割 は見 逃 せません。出 身 家 庭 や親 戚 ・知 人 との絆 の維 持 のために家 族 を招 待 しての 敬 老 会 、お盆 ・年 末 年 始 の面 会 ・帰 省 依 頼 、ふるさと訪 問 、及 び状 況 に応 じ適 宜 面 を要 請 し問 題 解 決 への協 力 要 請 を行 います 。また、面 会 時 には職 員 がし ばらく立 会 い利 用 者 の近 況 等 を伝 え、面 会 者 ・職 員 ・利 用 者 の信 頼 関 係 の確 立 に努 めます。 ご家 族 と施 設 の相 互 理 解 を深 め利 用 者 の方 々に幸 せな施 設 生 活 を送 ってい ただくために、ご家 族 にも協 力 していただき個 々の利 用 者 にとって施 設 での 生 活 が充 実 したものになるよう「家 族 会 」を開 催 します 。 利 用 者 およびご家 族 の信 頼 を得 るためにも、利 用 者 の預 かり金 については毎 月 ご本 人 ・ご家 族 へ残 額 を報 告 し確 認 を得 ています 。又 、利 用 者 死 亡 時 にお ける慰 留 金 品 の引 渡 しについては、ご家 族 と関 係 者 の同 席 を得 て引 渡 しを行 います。 生 活 環 境 の保 全 及 び衛 生 管 理 生 活 環 境 は清 潔 と整 理 を第 一 とします。施 設 内 外 の清 掃 は毎 日 実 施 し、居 室 及 びベッドサイドも日 常 的 に清 掃 を行 い清 潔 に保 つ習 慣 をつける。尚 、毎 月 衛 生 週 間 を設 定 し除 草 ・消 毒 ・窓 拭 き等 を集 中 的 に実 施 する。また、疥 癬 ・ MRSAなどの感 染 にについて予 防 ・治 療 の知 識 の浸 透 や対 策 の充 実 を図 って いきます。 防 災 火 災 ・震 災 等 による非 常 時 に利 用 者 の安 全 を確 保 し、施 設 の損 害 を最 小 限 度 に食 い止 めるために、定 期 的 に危 険 個 所 の点 検 ・営 繕 に努 めています 。 また、防 災 訓 練 は毎 月 実 施 し防 災 意 識 の徹 底 と避 難 誘 導 及 び初 期 消 火 の 要 領 を身 に付 けるよう努 めています。 平成28年度 翠光園 事業計画 1.介護人材の確保に向けて ・減収減益で処遇悪化を招く事業を作らない戦略・・・とは ・人材確保へ職員の協力体制強化 2.機能訓練の強化 ・各部署機能訓練の施行 「楽しく生きる」 「生きている喜びの充実感を」 ※ 外部講師を招き、利用者にふさわしいリハビリの研修会の急務 3.看取りケア 介護の心得 ① ② ③ 援助的コミュニケーション 相手の苦しみをキャッチする 相手の支えをキャッチする 「表情がどんな時一番よい表情になるのか」 「人間愛と人間の交わりの回復」 「手と心の温もりで」 4.収支の安定 ① ② ③ 各部署 ・・・利用者の確保 居宅 ・・・確保への戦略 訪問介護・・・稼働率アップ 5.人材育成への取り組み ・一人一人がプロの意識 6.地域貢献活動 地域における行政機関との連携により、地域福祉の担い手となる