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教育委員会
(部 局 長 マニフェスト)
教育委員会 マネジメント方針
私 は、今 年 度 、教 育 委 員 会 の基 本 方 針 ・目 標 ・実 行 内 容 を、次 のとおり定 め、
着実に推進します。
平成 19 月 4 月 1 日
教育長
教育部長
渡 辺 本 爾
南 部 和 幸
【基本方針】
子 ど も か ら 高 齢 者 ま で す べ て の 市 民 が 福 井 の 豊 か な 自 然 、 歴 史 、 文 化 を 誇 り と し、
様 々な学 習 やスポーツ、文 化 活 動 に自 ら進 んで取 り組 み、生 涯 にわたって「いきいきと暮
らせるまち」の構 築を図 ります。
今 年 度 も、子 どもたちの教 育 環 境 や生 涯 学 習 環 境 の整 備 に引 き続 き取 り組 むととも
に、家 庭 や地 域 と連 携 しながら、福 井 に誇 りと愛 着 がもてる様 々な施 策 を市 民 の視 点 に
立 ち、推 進 します。
【目標】
Ⅰ.学 校をより安 全 で快 適 なものにするため、施 設 の整 備 改 修を進 めます
Ⅱ.国 際 化 、情 報 化 等 の社 会 情 勢 の変 化 に適 応 できる人 材 を育 てる学 校 教 育 を推 進 す
るとともに、充 実 した学 校 生 活を送 るための支 援 策を強 化 します
Ⅲ.子どもたちの健やかな成 長 を支 えるため、家 庭 や地 域 と連 携した取 組 みを進 めます
Ⅳ.子 どもたちの自 立 心 と豊 かな感 性 を育 むため、様 々なことに挑 戦 し、体 験 できる機 会
を提 供 します
Ⅴ.市 民 が自 主 的 に生 涯 学 習 や生 涯 スポーツに取 り組 めるよう、施 設 の整 備 や機 会 の
充 実を図ります
Ⅵ.歴 史や文 化 などの貴 重 な財 産 を活 用 し、個 性 と魅 力 に満 ちたまちづくりを進 めます
【実行内容】
Ⅰ.学校をより安全で快適なものにするため、施設の整備改修を進めます
耐 震 補 強 計 画 ・設 計 、耐 震 補 強 工 事 の実 施
マ 97
○
中
○
予 算 額 :370,000 千 円
子 どもたちが安 心 して学 べるよう、D・E 判 定 (※) の校 舎 ・体 育 館 の耐 震 補 強 工 事 を実 施 し
ます。
耐 震 補 強 計 画 ・設 計
小 学 校 3 校 校 舎 5 棟 (順 化 小 2・円 山 小 2・棗 小 1(園 舎 併 設 ))
中 学 校 4 校 校 舎 8 棟 (明 道 中 2・光 陽 中 3・進 明 中 2・明 倫 中 1)
合 計 13 棟
耐震補強工事
小 学 校 5 校 校 舎 6 棟 (豊 小 1・円 山 小 1・社 南 小 2・順 化 小 2)
屋 内 運 動 場 1 棟 (清 水 北 小 1)
中 学 校 1 校 校 舎 1 棟 (光 陽 中 1)
合計 8 棟
19 年 度 末 の進 捗 率 (校 舎 )
39.2%
19 年 度 末 の進 捗 率 (屋 内 運 動 場 ) 66.7%
※ D・E 判 定 (耐 震 診 断 の判 定 内 容 )
D 判 定 ・・・耐 震 性 がかなり劣 る。柱 、壁 等 に相 当 の被 害 が生 じ、床 落 下 等 の危 険 性 もある。
E 判 定 ・・・倒 壊 などの相 当 な被 害 が予 想 される。
小 学 校 校 庭 の芝 生 化
マ 98
○
中
○
18 年 度に行った明 新 小 学 校の実 態 調 査とその検 討 結 果 を踏 まえ、地 域 や保 護 者の協 力
を得 て、芝 生の維 持 管 理が可 能 な学 校 での実 施をめざし選 定 作 業を進 めます。
校 長 会 等 において、校 庭 の芝 生 化 についての説 明 と状 況 調 査 ・研 究 : 6 月 ~8 月
状 況 調 査 ・研 究 の結 果 を踏 まえ、維 持 管 理 について実 行 可 能 性 が高 いと判 断 できる小 学
校 との実 現 に向 けた協 議 : 9 月 ~11 月
-1-
至 民 中 学 校 の移 転 新 築
中
○
予 算 額 :1,729,721 千 円
狭 隘となっている至 民 中 学 校を南 江 守 町 地 係 に移 転 新 築 します。
校 舎 、屋 内 運 動 場 の建 設 、校 庭 整 備 、外 構 工 事 : 19 年 4 月 ~20 年 3 月
開 校 : 20 年 4 月
〔特 徴 〕 ①教 科 センター方 式 (※) による校 舎 建 設
②地 域 交 流 スペース (※) の設 置
③校 区 の弾 力 化 (※)
※ 教 科 センター方 式
すべての教 科 において専 門 の教 室 を持 ち、生 徒 たちが学 習 する教 科 に応 じて移 動 する学 校 の
運営方式
※ 地 域 交 流 スペース
地 域 交 流 活 動 のために、地 域 の人 たちが利 用 できる多 目 的 スペースのこと。
※ 校 区 の弾 力 化
特 色 ある学 校 づくりを進 めるため、至 民 中 学 校 区 以 外 からの入 学 を可 能 とすること。
Ⅱ.国 際 化 、情 報 化 等 の社 会 情 勢 の変 化 に適 応 できる人 材 を育 てる学 校 教 育 を推 進
するとともに、充実した学校生活を送るための支援策を強化します
学 校 図 書 館 の図 書 拡 充 及 び利 用 拡 大
マ 91
○
予 算 額 :41,666 千 円
国 語 教 育 の充 実 、学 校 図 書 館 の図 書 拡 充 、学 校 図 書 館 支 援 員 による読 み聞 かせ等 によ
り学 校 図 書 館の利 用 拡 大を図 り、日 本の文 化 や自 然 科 学 などに対 する理 解を深 めます。
また、各 学 校 図 書 館をネットワークで結 び、検 索、貸 出 できるシステムの研 究 を行 います。
学 校 図 書 館 標 準 冊 数 の確 保
小 学 校 図 書 館 : 蔵 書 数 302,160 冊 (18 年 度 ) → 311,490 冊 (19 年 度 )
中 学 校 図 書 館 : 蔵 書 数 170,520 冊 (18 年 度 ) → 176,280 冊 (19 年 度 )
-2-
英 語 によるコミュニケーション能 力 の向 上
マ 91
○
予 算 額 :30,411 千 円
小 学 校 の総 合 的 な学 習 の時 間 において、国 際 理 解 及 びコミュニケーション能 力 の向 上 を
図 るとともに、中 学 校 英 語 教 育との連 続 性を持 たせます。
また、 中 学 生 の 英 語 合 宿 を 行 い 、 国 際 理 解 を 深 め、 国 際 的 に 活 躍 できる 人 物 を 育 てま
す。
さらに、教 職 員の海 外 研 修を実 施 し、英 語 指 導 能 力の充 実 を図 ります。
小 学 校 における国 際 理 解 活 動 : 年 15 時 間 以 上
ALT(語 学 指 導 助 手 )による学 校 訪 問 : 各 小 学 校 年 8 回
中 学 生 英 語 合 宿 : 年 100 人
教 員 の海 外 研 修 参 加 者 : 年 3 人
特 別 支 援 教 育 の強 化
マ 96
○
予 算 額 :108,228 千 円
特 別 支 援 教 育の在 り方 についての検 討 結 果をもとに、引 き続 き支 援 教 育を強 化 します。
県 特 別 支 援 教 育 センターや県 立 盲 ・ろう・養 護 学 校 と連 携 し、教 員 研 修 や巡 回 相 談 体 制
を整 備 します。
全 小 中 学 校 (小 中 併 設 校 は小 中 で 1 人 )で「特 別 支 援 教 育 コーディネーター」を指 名 し、
校 内 支 援 体 制を整 備 します。
「いきいきサポーター」を 67 校に、「小 学 校 カウンセラー」を 25 校に配 置 し、発 達 障 害を持
つ児 童 生 徒 等に対 応 します。
教 職 員 対 象 の課 題 別 研 修により、特 別 支 援 教 育 の基 本 理 念 について理 解を図 ります。
特 別 支 援 教 育 コーディネーター (※) : 指 名 68 人
いきいきサポーター (※) の配 置 : 60 人 (18 年 度 ) → 67 人 (19 年 度 )
小 学 校 カウンセラー (※) の配 置 : 25 人
※ 特 別 支 援 教 育 コーディネーター
特 別 支 援 教 育 において、教 職 員 、関 係 機 関 及 び保 護 者 との連 絡 調 整 役 を担 う職 員
※ いきいきサポーター
発 達 障 害 を持 つ児 童 生 徒 を支 援 するため配 置 する職 員
※ 小 学 校 カウンセラー
不 登 校 、いじめ等 の相 談 に対 応 するため配 置 する職 員
-3-
Ⅲ.子 どもたちの健 やかな成 長 を支 えるため、家 庭 や地 域 と連 携 した取 組 みを進 めま
す
通 学 路 の除 雪
マ 36
○
通 学 路の確 保について、学 校 ・保 護 者・地 域 住 民の協 力 を得 て除 雪 を進 めます。
各 学 校における、それぞれの実 情 に応 じた除 雪 計 画の策 定 を推 進 します。
各 学 校 における危 険 場 所 等 の実 情 に応 じた除 雪 計 画 の策 定 : 11 月
「家 族 ふれあいタイム倍 増 キャンペーン」の実 施
マ 76
○
予 算 額 :4,000 千 円
家 族 で子 どもとふれあう時 間 を拡 大 するよう、意 識 の醸 成 、親 子 で参 加 する活 動 の拡 充 を
図 ります。「家 族 ふれあいタイム倍 増 キャンペーン」の柱 のひとつに「家 族 そろって 早 ね早 お
き朝 ごはん」運 動 を入 れて展 開 するとともに、家 族 でのふれあいの場 を提 供 できる事 業 を紹
介 し、明 るい家 庭 づくりの推 進を図 ります。
全 市 的 な啓 発 活 動 の推 進
・ホームページ・市 政 広 報 ・新 聞 へのスローガン等 の掲 載
・各 種 団 体 ・企 業 への周 知
・街 頭 キャンペーンの実 施
・子 どもとのふれあいの場 を提 供 できる事 業 の紹 介
-4-
「大 人 と子 どものニコニコ連 絡 会 」の開 催
マ 78
○
中
○
予 算 額 1,440 千 円
青 少 年 育 成 福 井 市 民 会 議 の支 部 (※) 活 動 として、地 域 の見 守 り隊 や駆 け込 み所 活 動 に
参 加 している大 人 と子 ども及 びその保 護 者 が交 流 する場 「大 人 と子 どものニコニコ連 絡 会 」を
開 催 し、地 域 内 で互 いの顔 が見 える関 係を築 き、地 域の見 守 り力を高 めます。
ニコニコ連 絡 会 の参 加 者 : 3,721 人 (18 年 度 ) → 5,000 人 (19 年 度 )
※ 青 少 年 育 成 福 井 市 民 会 議 の支 部
健 やかな青 少 年 を守 り育 てるため結 成 された各 公 民 館 単 位 の組 織
防 犯 ブザーの配 布
マ 79
○
予 算 額 :4,520 千 円
19 年 度も、4 年 目となる FM 福 井 からの防 犯 ブザーの寄 贈を活 用 します。
今 年 度、全 小 学 校 児 童 が防 犯 ブザーを携 帯 するよう、未 配 布 学 年の児 童に配 布 します。
防 犯 ブザーの使 用 方 法 、危 険 認 識 、大 声 を出 すこと、駆 け込 み所 等 に逃 げ込 むことなど
を指 導 します。
校 内 では、不 審 者 対 策 避 難 訓 練 、安 全 マップによる駆 け込 み所 の再 確 認 、全 校 集 会 や
全 校 放 送 等 により不 審 者 情 報 を発 信 します。また、緊 急 メールシステムを導 入 し保 護 者 に対
し不 審 者 情 報を発 信 します。
防 犯 ブザーの配 布 :
寄 贈 品 の配 布 2,510 個 (1 年 生 へ配 布 。19 年 度 までの配 布 数 7,810 個 )
購 入 による配 布 5,174 個 (未配布である旧 3 町村の 4 年生及び市内全 5、6 年生へ配布)
不 審 者 対 策 避 難 訓 練 の実 施 : 年 1 回 以 上 (各 学 校 )
安 全 マップの見 直 し : 各 学 校 で作 成 済 。毎 年 見 直 し実 施 。
-5-
地 場 産 食 材 を使 用 した「食 育 」の推 進
マ 80
○
年 間 を通 して、地 場 産 食 材 特 に福 井 市 産 の食 材 を用 いた給 食 を生 産 者 との調 整 を図 りな
がら可 能 な限 り実 施 します。また、学 校 給 食 週 間(11 月)とふるさとの日 (2 月 7 日)には地 場
産 物 を使 用 した郷 土 料 理 を提 供 します。そしてその情 報 を給 食 だより、献 立 だより、学 校 放
送 などを通 して、児 童・生 徒・保 護 者に対 して発 信 していきます。
学 校 における取 組 みとして、生 産 者 と児 童 の交 流 を軸 とし、生 産 者 の顔 が見 える給 食 の実
施 をサポートするとともに子 供 たちの食 材 に対 する関 心 及 び知 識 の向 上 を各 学 校 の給 食 主
任、栄 養 教 諭、学 校 栄 養 職 員と連 携のうえ進 めます。
福 井 市 産 食 材 の利 用 : 10 品 目 (18 年 度 ) → 13 品 目 (19 年 度 )
※18 年 度 -米 、もやし、大 根 、ほうれん草 、小 松 菜 、大 根 菜 、トマト、パールマッシュ、
ジャガイモ、えのきだけ (10 品 目 )
※19 年 度 -チンゲン菜 、キャベツ、きゅうり (追 加 3 品 目 )
Ⅳ.子 どもたちの自 立 心 と豊 かな感 性 を育 むため、様 々なことに挑 戦 し、体 験 できる機
会を提供します
青 少 年 育 成 団 体 やNPOへの活 動 支 援
マ 77
○
予 算 額 :5,450 千 円
子 どもたちが自 立 する力 を育 てる活 動 を行 っているNPOなどに対 し、積 極 的 に事 業 に対
する支 援 を行 います。
青 少 年 育 成 団 体 への助 成
(福 井 市 子 ども会 育 成 連 合 会 、ボーイスカウト福 井 地 区 ブロック連 絡 協 議 会 、ガール
スカウト福 井 地 区 連 絡 協 議 会 、福 井 市 スポーツ少 年 団 )
NPO団 体 が行 う活 動 について、施 設 利 用 や活 動 の機 会 を提 供
-6-
「わんぱくアドバイザー」(100 人 )の委 嘱
マ 89
○
予 算 額 :350 千 円
ボーイスカウト、ガールスカウトのリーダーやアウトドア活 動 に通 じた人 を自 然 遊 びの達 人 と
して「わんぱくアドバイザー」に委 嘱 し、子 どもたちに郷 土 の豊 かな自 然 に触 れる活 動 をとおし
て、子 どもたちのたくましさや工 夫をする力 を養 うとともに郷 土 への愛 着 心を育 みます。
わんぱくアドバイザー委 嘱 要 綱 の作 成 : 5 月
リストアップした人 から 30 人 を人 選 し、アドバイザーとして委 嘱 : 6 月
学 校 及 び公 民 館 等 にわんぱくアドバイザーについて周 知 ・連 携 : 7 月 以 降
一 日 校 長 先 生 の実 施
マ 90
○
小・中 学 校 において市 長の一 日 校 長 先 生を実 施 します。
朝 の登 校 時 の挨 拶 から、朝 礼 、授 業 参 観 、発 表 会 の参 観 、市 長 による授 業 、児 童 生 徒 と
ともに給 食 を取 りながら語 り合うことなどを行 います。
一 日 校 長 先 生 の実 施 : 小 学 校 2 校 、中 学 校 1 校
演 劇 鑑 賞 教 室 の実 施
マ 93
○
予 算 額 :18,314 千 円
演 劇 鑑 賞 や連 合 音 楽 会 の開 催 など、芸 術 的 才 能を伸 ばす教 育を実 施 します。
演 劇 及 び能 狂 言 鑑 賞 教 室 の開 催 : 年 3 回
連 合 音 楽 会 : 小 中 学 校 各 1 回 (年 )
国際交流作品展 : 年 1 回
-7-
地 元 小 中 学 校 出 身 者 または県 の福 井 ふるさと大 使 の招 聘
マ 94
○
県 内 外 で活 躍 している先 輩(地 元 小 中 学 校 出 身 者 または県 の福 井 ふるさと大 使)を講 師 と
して招 聘 し、現 在 の職 業 、将 来 への関 わり、社 会 の動 向 等 を講 演 してもらい、子 どもたちの夢
や希 望を育 みます。
また、ゲスト・ティーチャーや教 育 活 動ボランティアなど、地 域の人 材 を活 用 します。
小 学 校 における地 域 人 材 の活 用 : 年 1 回 以 上
中 学 校 における地 元 小 中 学 校 出 身 者 または県 の福 井 ふるさと大 使 の招 聘 :年 1 回 以 上
職 場 体 験 または職 場 見 学 の実 施
マ 95
○
19 年 度も、地 域 で保 護 者が働 く職 場の中 から事 業 所を選 び、中 学 生 は 1~3 日 の職 場 体
験、小 学 生 は 1 日の職 場 見 学を実 施 します。
小学校職場見学 : 年 1 日
中学校職場体験 : 年 1 日以上
-8-
Ⅴ.市民が自主的に生涯学習や生涯スポーツに取り組めるよう、施設の整備や機会の
充実を図ります
「福 井 学 」推 進 事 業
マ 85
○
中
○
「福 井 学 」推 進 事 業 の計 画 策 定
「里 地 、里 山 、里 川 マップ」の作 成
マ 87
○
マ 88
○
予 算 額 :4,000 千 円
郷 土 へ の 愛 着 や 親 し み を 醸 成 し 、 郷 土 へ の 「誇 り 」に つ な が る 教 育 を 「福 井 学 」推 進
事業で実践します。
【中央公民館の事業】
郷土を学び、福井の素晴らしさを再認識するため、福井市の事柄を題材と
した基礎講座を開講します。
【地区公民館の事業】
地 域 の 宝 な ど を 語 る 「ふ る さ と の 達 人 」を 発 掘 し 、こ の 達 人 に よ る 「地 域 ふ く
い 塾 」や 「地 域 子 ど も 塾 」を 開 催 し ま す 。 こ の 塾 を 年 間 40 回 (1 回 1 時 間 程 度 )
開催します。
【小中学校及び団体等の研究活動の推進】
副読本「ふるさと福井の人々」を学校に配布するなど、郷土の偉人の生き
方 や 気 概 を 学 び 、郷 土 に 誇 り が も て る 教 育 を 提 唱 す る た め 、 小 中 学 校 ・団 体 等
を 推 進 協 力 校 (団 体 )に 指 定 し 、 郷 土 へ の 「誇 り 」に つ な が る 研 究 活 動 を 推 進 し
ます。
【 学 習 ・研 究 成 果 の 発 表 会 の 実 施 】
平 成 18 年 度 に 実 施 し た 「子 ど も 福 井 学 」で の 学 習 ・研 究 成 果 の 発 表 会 を 通 し
て 、 市 民 に 郷 土 の 良 さ を 啓 発 す る と と も に 、 「里 地 、里 山 、里 川 マ ッ プ 」を 作 成
す る 運 動 を 提 唱 、展 開 し ま す 。
【中 央 公 民 館 の事 業 】
基 礎 講 座 の開 催 : 年 10 回
参 加 者 数 500 人
【地 区 公 民 館 の事 業 】
「ふるさとの達 人 」の候 補 者 : 30 人
「地 域 ふくい塾 」・「地 域 子 ども塾 」の開 催 : 年 40 回
参 加 者 数 800 人
【小 中 学 校 及 び団 体 等 の研 究 活 動 の推 進 】
推 進 協 力 校 の指 定 : 小 中 学 校 8 校
推 進 協 力 団 体 の指 定 : 5 団 体
副 読 本 の作 成 : 2,700 部
【学 習 ・研 究 成 果 の発 表 会 の実 施 】
マップ作 成 運 動 の提 唱 、展 開 : 6 月 に「子 ども福 井 学 」成 果 の発 表 会 を実 施
-9-
公 民 館 の機 能 充 実
中
○
予 算 額 :374,784千 円
生 涯 学 習の拠 点として、公 民 館の機 能 充 実を図 るため、地 域との連 携 に努 めるとともに老
朽 化に伴 う改 築 等を計 画 的に実 施 します。
また、地 区 住 民が安 心 して利 用 できるよう、地 震 発 生 時には地 域 防 災 活 動の拠 点 として使
用 できるよう、平 成11年 度 から18年 度に実 施 した耐 震 診 断 結 果に基 づき、D・E判 定の公 民
館の耐 震 補 強 工 事を行 います。
清明公民館移転新築事業
1棟
625 ㎡
宝 永 公 民 館 移 転 改 修 事 業 (耐 震 補 強 工 事 も実 施 )
1棟
1,554 ㎡
清水南公民館移転改修事業
1棟
644 ㎡
清水西公民館新築用地造成事業
1,500 ㎡
耐 震 補 強 工 事 (対 象 3 件 )の 19 年 度 末 進 捗 率
市 民 サイクリング大 会 の開 催
マ 26
○
33.3%
予 算 額 :15 千 円
市 民 サイクリング大 会 を開 催 し、自 転 車 を通 して市 民 が交 流 する機 会 を設 けます。今 後 大
会 のあり方 をサイクリング協 会 と協 議 し、広 く市 民 に参 加 を呼 びかけ、多 くの市 民 が交 流 でき
る場を提 供 します。
市 サイクリング協 会 と連 携 して実 施 する事 業
市 民 自 転 車 乗 り方 教 室 (4 月 15 日 ) : 33 人 (18 年 度 ) → 40 人 (19 年 度 )
市 民 サイクリング大 会 (5 月 27 日 )
: 35 人 (18 年 度 ) → 50 人 (19 年 度 )
市 民 スポーツレクリェーション大 会 (9 月 23 日 ) : 50 人 (18 年 度 ) → 60 人 (19 年 度 )
- 10 -
Ⅵ.歴史や文化などの貴重な財産を活用し、個性と魅力に満ちたまちづくりを進めます
伝 統 芸 能 等 保 存 事 業 の推 進
マ 14
○
予 算 額 1,423 千 円
伝 統 芸 能の保 存と継 承 を目 的とした「伝 統 芸 能 等 保 存 事 業 」を実 施 します。
18 年 度に道 具 類の保 管 状 況の調 査を実 施 し、事 業の補 助 要 綱を策 定 しました。
19 年 度 は各 保 存 団 体 の活 動 支 援 (後 継 者 確 保・育 成)を推 進を図 るために、国 県 市 指 定
等 となっている無 形 民 俗 文 化 財 の保 持 団 体 を対 象 に、後 継 者 育 成 や公 開 ・周 知 等 の活 動
にかかる経 費の助 成 を行 います。
また、道 具 類の文 化 財 指 定の要 否 についても検 討 します。
さらに、郷 土 学 習 コンテンツ (※) 開 発 整 備 事 業 として、福 井 の誇 りであり、歴 史 的 に貴 重 な
文 化 財 、伝 統 芸 能 、伝 統 技 術 などの無 形 文 化 財 を、「民 俗 の風 景 デジタルアーカイブ」とし
て映 像 で記 録 します。この記 録を、ホームページでの動 画 配 信 やDVD教 材として提 供 してい
きます。
国 県 市 指 定 ・選 択 の無 形 民 俗 文 化 財 助 成 対 象 件 数 : 9 件
対 象 団 体 に説 明 を実 施 : 5 月
申 請 の受 付 を開 始 : 6 月
補 助 団 体 を決 定 : 8 月
デジタルアーカイブ (※) 化 計 画 : 3 行 事 を記 録
糸 崎 の仏 舞 (国 指 定 )/糸 崎 町 平 成 19 年 4 月 18 日 (隔 年 )
じじぐれ祭 (県 指 定 )/味 見 河 内 町 平 成 19 年 5 月 5 日 (毎 年 )
馬 鹿 ばやし(県 指 定 )/手 寄 1丁 目 平 成 19 年 5 月 24 日 (毎 年 )
※ コンテンツ
放 送 やネットワークで提 供 される動 画 ・音 声 ・テキストなどの情 報 の内 容 をいう。
※ デジタルアーカイブ
大 規 模 な記 録 や資 料 を、デジタルデータ化 して保 存 する。
- 11 -
一 乗 谷 朝 倉 氏 遺 跡 の整 備 推 進
マ 60
○
中
○
予 算 額 :140,306 千 円
世 界 遺 産 登 録を目 指 した条 件 整 備 を行 います。
山 城 や平 地 部 の公 有 化 のための用 地 確 保 、史 跡 公 園 センター・管 理 事 務 所 の建 替 え等 、
遺 跡 内の条 件 整 備を推 進 します。
19 年 度 は、山 城 公 有 化 に伴 う地 元 との合 意 形 成 のため、話 し合 いをはじめます。また、便
益 施 設 や公 有 地 化 を見 直 す一 乗 谷 朝 倉 氏 遺 跡 保 存 管 理 計 画 の一 部 改 訂 に取 りかかりま
す。
山 城 公 有 化 のための地 元 との話 し合 い : 19~20 年 度
一 乗 谷 朝 倉 氏 遺 跡 保 存 管 理 計 画 の一 部 改 訂 : 19~20 年 度
史 跡 公 園 センター・管 理 事 務 所 の建 替 え : 19 年 度
シルバーパワーの人 材 活 用 制 度
「はつらつ伝 承 塾 」事 業 の推 進
マ 82
○
マ 83
○
予 算 額 :100 千 円
地 域 交 流 プラザ内 に移 転 した中 央 公 民 館の教 育 事 業として、高 齢 者 が長 い人 生 経 験の
中 で培った知 恵 や技 能 を子 や孫の世 代に伝 承 し、地 域 づくりのために活 躍 貢 献 できる機 会
を設 けます。
19 年 度 は、シルバーパワーの人 材 を活 用 するため、「高 齢 者 人 材 活 用 派 遣 事 業 (※) 」登
録 者 等を講 師として塾 を開 催 し、生 活 文 化 やまちづくりにつながる内 容を学 ぶ場 を開 きます。
はつらつ伝 承 塾 の開 催 : 年 5 回
参 加 者 数 150 人
※ 高齢者人材活用派遣事業
高 度 な知 識 や、技 能 を有 する高 齢 者 の方 々を指 導 者 として登 録 し、求 めに応 じて社 会 教 育 の
現 場 での助 言 者 、指 導 者 として派 遣 する事 業
- 12 -
継 体 天 皇 関 連 特 別 展 及 び講 座 の開 催
マ 86
○
中
○
予 算 額 :16,929 千 円
即 位 1500 年を迎 えた福 井 市にゆかりの深 い継 体 天 皇の学 習 事 業において、夏 季 特 別 展
「なるほど福 井 の古 墳 時 代 」・秋 季 特 別 展 「古 典 が語 る継 体 天 皇 」及 び、関 連 講 座 を開 催 し
ます。
【特 別 展 】
夏 季 特 別 展 「なるほど福 井 の古 墳 時 代 」 : 7 月 20 日 ~8 月 31 日
秋 季 特 別 展 「古 典 が語 る継 体 天 皇 」 : 9 月 29 日 ~11 月 4 日
【講 座 】
継 体 天 皇 関 連 講 座 : 5 回 (6 月 、7 月 、8 月 、9 月 、10 月 )
*「継 体 天 皇 伝 承 講 座 」 3 回 、「継 体 天 皇 伝 記 を読 む」 2 回
定 員 各 60 人
【見 学 会 】
「身 近 な古 墳 にいってみよう」 : 4 回 (夏 季 特 別 展 期 間 中 )
*足 羽 山 古 墳 群 、水 切 古 墳 群 、免 鳥 古 墳 群 、原 目 山 古 墳 群
定 員 各 30 人
「継 体 天 皇 伝 承 地 を歩 く-市 内 中 心 部 -」:開 催 数 1 回 (秋 季 特 別 展 期 間 中 )/定 員 :30 人
文 化 振 興 ビジョンの策 定
予 算 額 :1,049 千 円
福 井 市 の芸 術 文 化 に関 する指 針 として、平 成 5 年 に策 定 した「芸 術 文 化 振 興 計 画」を基
に、近 年 の、文 化 に関 する諸 情 勢 の変 化 や文 化 に対 する新 たな市 民 ニーズに即 した「文 化
振 興ビジョン」を策 定 します。
ビジョン策 定 : 20 年 3 月
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美 術 館 ・郷 土 歴 史 博 物 館 企 画 展 の開 催
予 算 額 :68,071 千 円
市 民 や子 どもたちに優 れた美 術 作 品 を鑑 賞 する機 会 を提 供 するとともに、地 域 の歴 史 ・文
化 に対 する一 層 の理 解 と関 心 を高 めるため、親 しみやすい企 画 展 を開 催 します。また、その
中 で学 校 等 との連 携を図 り鑑 賞 活 動 や博 物 館 利 用を支 援 します。
【美 術 館 】
○中 村 征 夫 展 (ナカムラ イクオ)
: 6 月 9 日 ~7 月 8 日
水 中 写 真 家 中 村 征 夫 の 40 年 に渡 る活 動 を豊 富 な写 真 で紹 介
○安 彦 良 和 展 (ヤスヒコ ヨシカズ) : 8 月 25 日 ~9 月 24 日
「機 動 戦 士 ガンダム」で知 られた漫 画 家 ・アニメーターの安 彦 良 和 の漫 画 原 稿 や下
絵 などにより漫 画 やアニメーションの魅 力 を紹 介
○異 邦 人 たちの夢 展
: 10 月 2 日 ~11 月 4 日
第 一 次 大 戦 後 から 1930 年 代 にかけてパリに集 った外 国 の芸 術 家 たちや、その後 渡
欧 した日 本 人 美 術 家 たちが夢 みた“芸 術 の都 パリ”に焦 点 をあて、当 時 のパリの美 術
界 を検 証 。福 井 ゆかりの高 田 博 厚 もあわせて紹 介 。
○美 術 館 に行 こう!展
: 3 月 15 日 ~4 月 13 日
アニメキャラクター“ミッフィー”で知 られるオランダの絵 本 作 家 ・デザイナーディック・ブ
ルーナの「ミッフィーの楽 しい美 術 館 」を鑑 賞 の手 引 きとして、20 世 紀 美 術 を子 どもた
ちにもわかりやすく紹 介
【郷 土 歴 史 博 物 館 】
○岩 佐 又 兵 衛 と俵 屋 宗 達
: 3 月 24 日 ~5 月 6 日
福 井 に縁 のある岩 佐 又 兵 衛 と俵 屋 宗 達 の作 品 を中 心 に江 戸 初 期 の作 品 を展 観 し、
文 化 の豊 かさや福 井 の繁 栄 を紹 介
○福 井 藩 祖 結 城 秀 康
: 5 月 10 日 ~7 月 1 日
結 城 秀 康 没 後 400 年 を記 念 し、秀 康 ゆかりの文 書 や伝 来 品 を紹 介
○越 前 若 狭 の大 工 と絵 図 ・道 具
: 5 月 12 日 ~7 月 8 日
越 前 ・若 狭 で活 躍 した大 工 たち、彼 等 が残 した絵 図 や技 術 書 、使 用 した大 工 道 具 な
どを紹 介
○越 前 山 県 家 と武 田 信 玄
: 9 月 8 日 ~11 月 4 日
武 田 信 玄 の重 臣 山 県 昌 景 の子 孫 で福 井 藩 士 山 県 家 の資 料 や信 玄 関 係 の資 料 を
紹介
○館 蔵 名 品 展
: 3 月 21 日 ~5 月 6 日
歴 史 博 物 館 の著 名 な館 蔵 品 を一 堂 に紹 介
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免 鳥 古 墳 群 の史 跡 整 備
予 算 額 750 千 円
免 鳥 古 墳 群 (鷹 巣 地 区 )の国 史 跡 指 定 と公 有 化 を目 指 し条 件 整 備 を行 います。
18 年 度 には発 掘 調 査 報 告 書 を刊 行 しました。
19 年 度 は、国 史 跡 指 定 の申 請 を行 い、年 度 内 の指 定 を目 指 します。
また、地 区 住 民 を対 象 にパンフレットを作 成 ・配 布 し、史 跡 の保 存 の意 義 と実 態 の周 知 を図 り
ます。
国史跡指定申請 : 7 月
鷹 巣 地 区 住 民 を対 象 とした史 跡 周 知 のパンフレットの作 成 ・配 布 : 12 月
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