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三菱総研グループの電力消費削減の取り組み

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三菱総研グループの電力消費削減の取り組み
NEWS RELEASE
2011 年 6 月 17 日
株式会社三菱総合研究所
三菱総研グループの電力消費削減の取り組み
~科学的データに基づいて働きやすさと大きな節電効果を同時に実現~
株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:大森京太、東京都千代田区永田町二丁目 10 番 3 号)は、
今夏の電力消費削減の社会的要請に応えるため、時間単位で電力使用量を連続的にモニタリングする
ことにより、社員の働きやすさに配慮しつつ大きな節電効果を実現する対策を実施しています。
東日本大震災以降、当社グループは照明の間引きや空調設定の見直し、共用部の節電などを実施して
きました。今般、一律 15%削減という政府方針が公表されたことを受け、夏場のピーク時に一層の節電を
実現するため、科学的・体系的な取り組みをさらに進めてまいります。
1.当社グループおよび当社の定量目標
• 三菱総研グループ全体(三菱総研 DCS および同社千葉情報センターを含む)で、夏期ピーク時の
電力使用量を 15%※以上削減
• 三菱総合研究所では、夏期ピーク時の電力使用量を 40%※以上削減
※当社は、昨年秋に大手町から永田町へ本社を移転した際、月平均電力使用量を 25%削減しました。
上記の削減目標は、昨秋の本社移転後の電力使用量のピーク値を基準としています。
2.当社グループにおける具体的な節電対策
(1) 三菱総合研究所の取り組み
本社(永田町)では、電力使用量を時間単位で連続的にモニタリングすることにより、ピークとなる時間
帯を把握し、効果的な施策を実施しています。
① オフィスでのムダな電力使用の排除
照度や温度を測定し、適正な職場環境を維持しながら、大きな節電効果を実現しています。
・ 必要な照度を確保した照明の間引きや照度引き下げ
・ OA 機器の稼働実態を把握し、待機電力削減を含めた節電の実施
・ 室内温度を測定しつつ、ブラインド利用を合わせた細やかな空調温度の設定
・ 利用実態を調査し、自動販売機や冷蔵庫の一部停止や温度設定の変更
なお、これらの他にも、ビルオーナーと協力して、共用部の照明削減やエレベータ稼動の削減などを
行っています。
② 働き方の工夫によるピーク電力削減
お客様の満足と業務品質の維持向上に努めながら、新たなワークスタイルと節電を実現します。
・ 昼休みのフロア別分散取得を実施
・ 半日在社と在宅勤務との組合せによる、節電と通勤に配慮した柔軟な勤務を奨励
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Copyright ©2011 Mitsubishi Research Institute, Inc.
③ その他の取り組み
・ 夏季休業の 2 日間延長(8/11~19)
・ 冷房を控えめにし、昨年よりも一層進んだ軽装(クールビズ)を実施
(2) 三菱総研 DCS の取り組み
三菱総研 DCS においても、オフィス内の照明削減、PC や OA 機器の節電などに取り組むことに加え、
独自施策として、厨房電力削減やゾーン別に分散した夏期休業などを実施します。
DCS 千葉情報センターは、電気事業法第 27 条の適用される大口需要家で、緩和措置の適用を受ける
データセンターであることから、変動幅に応じて設定された削減率 0%(見込み)を上回る削減を目指し
ます。
(3) グループ・社員を挙げた節電への取り組み
当社グループでは、不測の事態に備え、さらなる節電が必要となった場合の対策も準備しています。
また、社員の家庭でのさまざまな節電活動の啓発も行っています。
3.結び
当社グループは、電力危機や震災復興を含めわが国が直面しているさまざまな課題の解決に寄与する
ため、社内に蓄積された多くの知見やノウハウを活かしながら、政府関係の政策立案や社会的な論議を
リードする提言の発信、民間企業へのコンサルティング、ソリューション提供などを行っています。
さらに、震災ボランティア支援策(特別休暇制度や助成金など)も新設し、社員の多様な活動を通じて、
被災地の復興に貢献してまいります。
本件に関する問い合わせ先
株式会社 三菱総合研究所(http://www.mri.co.jp/)
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目 10 番 3 号
広報・IR 部 広報室 笠田 / 経営管理部 宮本
電話:03-6705-6000 ファクシミリ:03-5157-2169 E-mail:[email protected]
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