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安全第一! 穴があいても沈まない ボート製造ビジネス SHIPMAN SHIPMANBOATビジネスの経過 2004年ワンマンボートShipMan1.7デビュー 釣り・レジャー用 ShipManシリーズは500隻を突破。現在も ロングセラーを続けている。 2009年 韓国BoatShowでの防弾ボートとの衝撃的な出会い (軍事用) 穴があいても大丈夫なゴムボートにTryしよう! ゴムボートに空気ではなく硬質ウレタンを 注入する技術確立=最大の強み 浜松地域イノベーション推進機構(テクノポリス推進機構)様によるウレタンメーカー様の紹介 ウレタン製造会社 浜口ウレタン㈱との出会い 異業種交流による製品開発のスタート 硬質ウレタン注入ゴムボートの誕生 硬質ウレタン・・車の衝撃吸収材などに使用され軽く独立発泡気質の為に水を吸わない。 2011年3月11日 東日本大震災発生 大津波による甚大なる被害 海岸線より4㎞内陸まで浸水、ボート無しでは救助及び検索が出来ない。当消防本部 では、津波後アルミボート1艇、ゴムボート1艇、FRPボート1艇で救助活動を行ったが、 ゴムボートは、瓦礫で破損した。 亘理消防署 署長 山 本 良 一 著東日本大震災における教訓より 全国消防の応援派遣により多くのゴムボートが導入されたがガレキなどの障害物で 空気漏れなどのトラブルが多発した。(写真のようにアルミ艇では横安定性が乏しい) ウレタンボートを救助艇としてデビューさせよう! 空気ゴムボートはガレキ水面では役に立たない。 2次災害の危険 アルミやFRPは割れたり傷ついて穴があけば浸水する。 もっとも安全な水難救助艇のスタンダードへ 緊急出動時、現場到着時、救助作業時、すべての場面で 空気漏れの心配が無くなった。 唯一のデメリットは小さく畳めない!であるが 消防署に配備される救助艇は常に出動態勢をとる為、たたむ必要は ない。 ウレタンボートと通常ボートとの性能比較 コスト順位(水難救助用) ゴムボート≪ウレタンボート≪FRP艇≪アルミ艇≪Ribボート 2012より発売開始 消防だけではなく、水辺での児童教育に携わる学校・団体からの 御注文。「安全」なボートの定着へ。 の 浜名湖ミニボートスクール 浜松市漕艇場(佐鳴湖) 東京海洋大学艇庫 全国的に児童対象のマリン研修(カヌー教室等) では指導用ボートの安全性を強く求められている。 消防・自治体へのPR活動 艇に乗って違いを実感頂く! そして配備へ 新潟県村上市消防本部デモ。(昨年11月) 徳島県鳴門市消防本部デモの様子(6月) 徳島県松茂町津波防災センターに3月に配備されたAU300オールウレタンボート 静岡県内の普及状況 写真は今年8月の菊川市消防本部の水難救助訓練におけるAUボートと福田港で実施 した磐田市消防本部訓練時の写真。 遠州エリアでは平成26年度に3消防本部にて予算計上を頂いた。 さらに海外への普及にむけて 津波被害のあった島国のスリランカより、浜名湖でのデモ試乗をへて2隻の注文を頂いた 来年1月中旬に現地にて政府関係者含めお披露目を行う予定。 更なるウレタンボートの技術応用編 穴が開いても沈まない・軽く人にやさしい が作り出す防災アイテム 一人でも水の犠牲者を増やさない為に! 北海道から沖縄まで消防署の消防車・救急車の企画は統一されスタンダードが 完成されています。 しかし水難救助艇というと規格やスタンダードは完成されていません。 私達の遠州の海、浜名湖や天竜川の水難の際、出動する救命ボートはどうでしょう? 諸外国に比べ我が国にはこうした身近な水面での救難・救命のボートのスタンダードが残 念ながらありません。(ボート・装備・技術訓練) 遠州から「信頼される救命ボートスタンダード」を発信していきます。 • SHIPMAN