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(1/10~11)(PDF形式 288 キロバイト)
はつらつ体験塾通信
平成26年度 第3回フレンドリーキャンプ号
新潟県少年自然の家
平成27年 1 月23日
青少年研修センターで、お正月を満喫しました!
新年最初のはつらつ体験塾が、1月10日・11日に新潟市西蒲区の県立青少年研修センター
で行われました。今回のキャンプのテーマは「お正月体験」です。子どもたちは「元気だった?」
と1か月ぶりの友達との再会を喜んだり、今回から新しく参加した友達と出会ったりしました。
児童生徒16人が参加した二日間の様子をお知らせします。
「今だ、それ行け!」「簡単には出さないぞ!」
いよいよ、お正月体験の始まりです。まず
は、昔の遊びということで、「はねつき」「こ
ま回し」「いぬぼうかるた」「ふくわらい」
「けん玉」を体験しました。参加者の子ども
たちや大学生も、昔の遊びの経験はあまりな
いようで、「昔の子ども」だったスタッフに
遊び方を教えてもらうと、楽しそうにして夢
中になって遊んでいました。
遊びを終えて、次はもちつきをしました。
たり
蒸かしたもち米を、臼と杵で、みんなでつき
ました。杵を振り下ろすたびに「よいしょ!
よいしょ!」と掛け声をかけました。つきあ
がったもちは、とてもつやつやしていて、そ
れを見た子どもたちは満足した表情をしてい
ました。
その後は、自分でもちをちぎり、きな粉や
あんこ、砂糖醤油、海苔、お雑煮など自分の
好みの味をつけました。夕食にグループのメ
ンバーとおいしく食べました。
出会いのつどいでは、久しぶりに会う友達
や初めて参加する友達、学生ボランティアと
の緊張を解きほぐすレクリエーションをしま
した。「にげるが勝ちよ」ゲームでは、手を
つないで円を作り、中にいる人たちを逃がさ
ないようにします。一方、中の人たちは、す
きを見てくぐったりまたいだりして円から抜
け出します。体を動かしながら「イェーイ!」
「やったぁ!」などと声が聞こえるようにな
るころには、すっかりグループのメンバーと
打ち解けている様子が見られました。
昔の遊びやもちつきで、お正月三昧です!
「私は、こんな凧にしました。」
夜の活動は、「凧作り」をしました。和室の
大広間でビニール凧に思い思いに文字や絵をか
きました。得意なイラストを描いた子、好きな
漢字を大きく書いた子、好きなアイドルの名前
を書いた子、参加したメンバーの名前を書いた
子などがいました。
凧に絵柄をかいている時には、「絵が上手だ
ね」「その絵いいね」「カラフルだね」「かわ
いいね」「おもしろいね」などの言葉をお互い
にかけ合う姿が見られました。
時間があっという間に過ぎて、それぞれの凧
が完成しました。グループのメンバーで作品を
見せ合いながら、紹介をしました。「明日は、
この凧が高くあがるといいね」とそれぞれが願
いながら 1 日目を終えました。
2日目は、初めに「どんど焼き」を行いまし
た。一人一人が短冊に新年のめあてを書き、や
ぐらに貼りつけて焼きました。「絵がうまくな
りますように」「大きくなれますように」「ス
ポーツがよくできますように」などの願いを書
いた短冊が、炎と共に勢いよく燃え上がりまし
た。その後、小さくなった炎でスルメを焼き、
香ばしさを感じながら楽しく食べました。
次に場所を変えて、昨日作った凧をあげまし
た。最初はなかなかあがらなかったのですが、
コツをつかむと糸をすべて出し切るほど高くあ
げることができた子もいました。子どもたちは、
時間を忘れて凧あげに夢中になっていました。
「焼けたかな?」「いい香りがしてきた
よ!」
「あがったあがった!」「けっこう高い!」
凧あげも、やってみると上手にあがりましたね
2日間のキャンプが終わり、別れのつどいの
時間になりました。所長のあいさつに「自分は
苦手と思っていたことでも、実際にやってみる
と意外にできたり、上手だったりすることもよ
くあります。ですから、いろいろなことにチャ
レンジしてください」という話がありました。
昔の遊び体験では、普段なかなかできない遊び
や経験がたくさんできました。この経験を、い
つか生かせる時が来ることを願っています。
次回は、2泊3日のチャレンジキャンプです。
今年度の最後になります。思い出に残るキャン
プになるよう計画をしています。
はつらつ体験塾担当:中村 克行・鈴木 昭俊
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