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テレビ・ゲームを考える 親子で読書に親しみましょう

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テレビ・ゲームを考える 親子で読書に親しみましょう
苫小牧市教育委員会青少年課
平成25年9月1日 NO.6
テレビ・ゲームを考える
何気なく見ているテレビ、何気なくやらせているゲーム。大丈夫かな
といった気がかりはあるけれど楽しそうな姿を見ると、つい、それが子
どもの将来の生活にどういう影響を及ぼすのかという心配や考えること
を止めてしまうことはありませんか?
テレビやゲームが子どもたちの生活に入り込んでから長い時間が経ち
ますが、現在いろいろな方面からその問題も指摘されています。
例えば、
①生活リズムを狂わせる。
遅くまでテレビを見たり、ゲームをしていると不必要な明るい光を視神経に与え、眠りのホ
ルモンであるメラトニンが働きにくくなる。それにより、時差ぼけ状態がつくられ、食欲が
湧かず、午前中の活動に影響がある。
②刺激の強いテレビやゲームはストレスを与え、子どもの成長を邪魔する。
③仮想と現実の区別がつかなくなる。多発する青少年の事件も電子メディアの影響があるのでは
ないか。
④ゲーム中毒、やめたくてもやめられない、脳の神経回路が出来上がる時期にゲームをしたため
神経回路に何らかの影響があるのではないか。 など等。
日本小児科医師会「子どもとメディア対策委員会」でも次のような提言を出しています。
・2 歳までテレビ、ビデオの視聴を控えましょう。
・授乳中、食事中のテレビ視聴はやめましょう。
・すべてのメディアに接触する総時間を制限することが重要。
・子どもの部屋には、テレビ、パソコン、ビデオなど置かないようにしましょう。
・保護者と子どもで、メディアを上手に利用するルールを作りましょう。
一度、子どもたちの生活を見つめなおしてしてみませんか?気になることがあれば出来るところ
から改善してみましょう。
親子で読書に親しみましょう
これからは、読書の季節。親子で図書館に出かけるのも良いでしょう。本は、繰り返し読むこと
ができるので、文字からお話の面白さや新しい知識を得るなどテレビとは違った感動を体験できま
すよ。是非、親子で楽しみましょう。
〔本の紹介〕
*本屋さんがすすめる子どもに読ませたい本から
・低学年向き『教室はまちがうところだ』 蒔田 晋治著 子どもの未来社
・中学年向き『おおきな木』 シェル・シルヴァスタイン著 あすなろ書房
・高学年向き『おじいさんのランプ』 新美 南吉著 ポプラ者
・親子で
『すごい弁当力! 』 佐藤 剛史著 五月書房
家庭教育手帳より(おもいやり・体験・ゆとり)…文部科学省
○ 子どもは、親の姿を見て学んでいく
9月16日は敬老の日ですが、その日に限らず、親に感謝し
親を思いやる心は、広く他人を思いやる心の基となる大切なも
のです。まず親が自らの親である祖父母を大切にする姿を見せ
ることを心がけましょう。
大人たちは、自らの親への接し方や思いやりのある社会のた
めに何が必要かについて、子ども自身から問われているのだと
いうことを考えましょう。
思いやりの心は、子どもの頃からの日常における実践を通して育まれます。まず親が率
先してやってみせながら、子どもたちが自然に高齢者に席を譲ったり、困っている時に声
をかけたりできるようにしつけを行うことが大切です。
(参考まで)
バスや電車で体の不自由な人やお年寄りに席を譲ること
11.8 %
25.6%
0
20
40
■していない
■あまりしていない
■だいたいしている
■必ずしている
■不明
27.5%
33.9%
60
1.2%
80
100(%)
(注)全国の公立小学校 2.・4・6 年生、中学校 2 年生、高校 2 年生約 26,000 人を対象に調査
資料:「『青少年の自然体験活動等に関する実態調査』報告書 平成 17 年度調査」
(平成 18 年・独立行政法人国立青少年教育振興機構)
○ 年中行事について
家庭内の行事では、家族とのふれあいが深まるだけでなく、高齢者など世代の異なるさまざまな
人々とのかかわりやつながりができるなど、地域社会へも目が向くきっかけになります。しかも、
日本の文化・伝統に親しむとても良い機会でもあります。
9月はこんな行事が・・・十五夜
〈 家庭で子どもたちとお月見を楽しみましょう 〉
日本では旧暦の8月15日(新暦では9月中旬~10月上旬)の夜を十五夜
とよび、月見だんごやススキなどを供えてお月見をする風習があります。
このころの月を「中秋の名月」と呼んで昔から日本ではいちばんきれいな月と
して眺めてきました。今年は 9 月19日(木)になります。
9 月 1 日は防災の日です。
もしものときに備え、子どもと一緒に
考え、非常用品を揃えておきましょう。
(水、保存食、ティッシュ、タオル、救急用品、
携帯ラジオ、懐中電灯、ライター…他)
9 月 9 日は救急の日です。
救急用品の点検をしましょう。
(ばんそうこう、ガーゼ、包帯、三角巾、脱脂綿、
綿棒、ハサミ、体温計、毛抜き、ピンセット、
外傷用薬品…他)
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