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ディスクロージャー2015

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ディスクロージャー2015
DISCLOSURE
2015
ディスクロージャー
新ふくしま農業協同組合
目
○ ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1.基本理念・事業方針・経営方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2.経営管理体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3.事業の概況(平成 26 年度) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
4.主な事業経過概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
5.地域貢献情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
6.リスク管理の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
7.貸出運営の考え方・金融商品の勧誘方針・個人情
報保護方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
8.利用者保護等管理方針・金融円滑化にかかる基本
方針・反社会的勢力への対応に関する基本方針・・・19
9.自己資本の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
10.主な事業の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
11.系統セーフティネット(貯金者保護の取組み)・・・25
次
(10)利用事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
(11)旅行事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
(12)農住事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
(13)農用地利用調整事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
(14)農産加工館等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
(15)農産物直売所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
(16)介護事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
(17)指導事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
Ⅳ
経営諸指標
1.利益率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
2.貯貸率・貯証率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
Ⅴ
自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
2.自己資本の充実度に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・60
3.信用リスクに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
4.信用リスク削減手法に関する事項・・・・・・・・・・・・・・64
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の
リスクに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65
6.証券化エクスポージャーに関する事項・・・・・・・・・・65
7.出資等エクスポージャーに関する事項・・・・・・・・・・65
8.金利リスクに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
【経営資料】
Ⅰ
決算の状況
1.貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
2.損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
3.注記表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
4.剰余金処分計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
5.部門別損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
Ⅱ
損益の状況
1.最近5事業年度の主要な経営指標・・・・・・・・・・・・・41
2.利益総括表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
3.資金運用収支の内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
4.受取・支払利息の増減額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
Ⅲ
事業の概況
1.信用事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
(1)貯金に関する指標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
① 科目別貯金平均残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
② 定期貯金残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
(2)貸出金等に関する指標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
① 科目別貸出金平均残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
② 貸出金の金利条件別内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・44
③ 貸出金の担保別内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
④ 債務保証の担保別内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
⑤ 貸出金の使途別内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
⑥ 貸出金の業種別残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高・・・・・・・・・・・・・45
⑧ リスク管理債権の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況・47
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金の
リスク管理債権の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額・・・48
⑫ 貸出金償却の額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48
(3)内国為替取扱実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48
(4)有価証券に関する指標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
① 種類別有価証券平均残高・・・・・・・・・・・・・・・・・49
② 商品有価証券種類別平均残高・・・・・・・・・・・・・49
③ 有価証券残存期間別残高・・・・・・・・・・・・・・・・・49
(5)有価証券等の時価情報等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
① 有価証券の時価情報等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
② 金銭の信託の時価情報等・・・・・・・・・・・・・・・・・50
③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有
価証券関連店頭デリバティブ取引・・・・・・・・・50
2.主要事業取扱実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高・・・・・・・・・51
(2)医療系共済の入院共済金額保有高・・・・・・・・・・・51
(3)介護共済の入院共済金学保有高
(4)年金共済の年金保有高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
(5)短期共済新契約高(掛金)・・・・・・・・・・・・・・・・・51
(6)購買事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
(7)販売事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
(8)農業倉庫事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
(9)加工事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
Ⅵ
連結情報
1.グループの概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67
(1)グループの事業系統図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67
(2)連結事業概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67
(3)子会社等の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71
(4)最近5年間の連結ベースの主要な経営指標・・・・72
(5)連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73
(6)連結損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
(7)連結キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・75
(8)連結注記表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77
(9)連結剰余金計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87
(10)連結ベースのリスク管理債権残高・・・・・・・・・・・・87
(11)連結ベースの事業別経常収益等・・・・・・・・・・・・・・87
2.連結自己資本の充実の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88
(1)自己資本の構成に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・89
(2)自己資本の充実度に関する事項・・・・・・・・・・・・・・93
(3)信用リスクに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94
(4)信用リスク削減手法に関する事項・・・・・・・・・・・・97
(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相
手のリスクに関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98
(6)証券化エクスポージャーに関する事項・・・・・・・ 98
(7)オペレーショナル・リスクに関する事項・・・・・・98
(8)出資等エクスポージャーに関する事項・・・・・・・・98
(9)金利リスクに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98
Ⅶ
財務諸表の正確性等にかかる確認・・・・・・・・・・・・ 99
【JAの概要】
1.組織機構図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100
2.役員構成(役員一覧)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101
3.組合員数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102
4.組合員組織の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102
5.特定信用事業代理業者の状況・・・・・・・・・・・・・・・・102
6.沿革・あゆみ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103
7.店舗等のご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104
8.地区一覧
本冊子は、農業協同組合法第 54 条の3に基づいて作成した
ディスクロージャー誌です。
-ごあいさつ-
JA新ふくしまは、新生福島のために地域農業の復興と地域・
生活者の生き甲斐づくりに取り組んでおります。
平素より皆様には、JA組織、事業運営全般にわたり、ご支援ご協力賜りまして、誠にあり
がとうございます。このディスクロージャー誌はJA新ふくしまに対するご理解を深めていた
だきますよう作成いたしました。ご高覧いただき、当JAの願いや想いと最近の業績をご理解
いただければ幸いに存じます。
私ども新ふくしま農業協同組合は平成 6 年 2 月に福島市内 8JAが大同合併、新ふくしま農
業協同組合が誕生して 21 年目。この間、JA川俣飯野と合併し「人の人による人のためのJA
づくり」そして「笑顔と喜びにあふれる地域社会を」目指し、組織・事業活動を実践してまい
りました。
昨年は、2 月の豪雪、5 月の霜害や 7 月以降の台風のたび重なる襲来と集中豪雨など自然環境
は厳しいものがあり、農業生産状況は生産者の努力により一時は復活しつつありましたが、結
果一昨年より厳しい結果となりました。しかし、農業振興策や施策が間違わなければ、高齢化
や担い手不足・荒廃農地の増加などへの歯止めとなる構造改革に向け力強く胎動することを着
実に感じ取ることが出来た年でもありました。これからも、皆さんと力を合わせ知恵を出し合
い「農業生産振興と農家所得の増大さらに活力ある地域社会づくり」をJAの最大使命と捉え
事業展開してまいる所存であります。
私たちJAグループは、食と緑と水を守り、豊かな自然・環境・景観・国土を育み、みんな
が喜んで営む農業生産活動と楽しく暮らすことが出来る心豊かで誇れる福島を目指しておりま
す。また、農業生産基盤の維持・拡大、総合力・地域密着力・組織力の強化と、より健全で堅
固・万全なJA経営を目指し、JA福島県北地区JA合併推進協議会で策定した合併基本構想
に則り福島県北地区 4JAの合併実現に取り組んでまいる所存です。
今後も「地域のど真ん中にあるJA」として、組合員と地域の皆様とともに地域社会の発展
に貢献してまいる所存ですので、なお一層のご協力ご支援を賜りますようお願い申しあげます。
新ふくしま農業協同組合
代表理事組合長 菅野 孝志
1
1.基本理念・事業方針・経営方針
基本理念
私たちJA新ふくしまは
「農業王国ふくしま」の新たな創造に挑戦します。
暮らしの豊かさと安心を支援し、提案します。
地域と共生し、その発展に貢献します。
事業方針
1.魅力ある「ふくしまの農業」の新たなあり方を積極的に提案します。
2.JAならではの情報・商品・サービスを地域の暮らしに提案します。
3.農業とJAへの親しみと理解を地域に深める交流活動を推進します。
4.
「農業王国ふくしま」を全国にPRし、イメージと評価を高めます。
5.食と自然を守り、ふれあいある豊かな地域社会づくりに貢献します。
経営方針
1.地域農業振興計画による農業の再生
①農業生産力向上と販売力の強化
②多様な担い手の育成支援
③農地の有効利用に向けた農地利用長期ビジョンの策定
④食の安全・安心確保と環境保全型農業の構築
⑤営農指導の強化
⑥地域の実態に即した農業振興の強化
2.教育文化活動による組織・事業運営の活性化と地域貢献
①組合員・利用者の多様化に対応した魅力ある組織づくりと活性化
②組織基盤拡充のための組合員加入
③組合員・地域住民のくらし(生活)の総合支援
④環境保全活動の高揚実践
⑤組合員・利用者満足を高める組織事業の展開
3.農業と地域(くらし)を支える強固なJA経営基盤の確立
①財務基盤拡充による健全経営の確立
②多様な満足度向上を実現する人づくり
③経営確立の実践を支援する情報システムの整備
④内部統制の整備と監査機能の強化
4.事故0への挑戦
2.経営管理体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代会」
の決定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が業務を執
行します。また、総代会で選出された監事が理事会の決定や理事の業務執行全般を監査します。
組合の業務を執行する理事には、組合員の各層の意思を反映させるため、女性部などから理
事の登用を行っています。また、信用事業について常勤理事のなかで専任担当を置くとともに、
農業協同組合法第 30 条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図って
います。
2
3.事業の概況等
◇全般的な概況
平成 26 年度は、2 月に 30 年に一度とも言われる豪雪でスタートし、夏場の度重なる台風
襲来と集中豪雨、御嶽山をはじめとする火山の噴火等、自然の猛威による恐ろしさを改め
て実感させられる一年となりました。管内全域でも、豪雪によりハウス等の倒壊、樹木の
枝折れ等甚大な被害を受けました。一方、震災・原発事故から 4 年目を迎えているものの、
汚染水問題をはじめとする相次ぐトラブルが復興への妨げとなり、風評被害の収束へ足か
せとなっている現状です。その様な中で、当JAは合併 20 周年の節目の年を迎えることが
でき、すべての組織・事業展開を通じての「原発に負けない地域農業振興による農業の再
生」と「豊かで暮らしやすい地域社会の実現」に向けた実践と、復興への加速化を図るべ
く様々な取り組みに着手してまいりました。
豪雪被害対策については、農業施設の再生と生産の継続を支援するため「雪害対策本部」
を設置し、行政からの復旧補助(9 割)と併せ、当JAでも総額 1 億円の予算で支援策を講
じることにより、被災農家が希望する施設のほぼ 100%について復旧の見通しがつきました。
原発事故関連では、今年度も「放射性物質が検出されない農産物づくり」を主眼に行政
と連携して説明会を開催し、塩化カリの基肥施用による放射性セシウムの吸収抑制対策、
剪定枝処理対策、さらに、生産者・消費者が「食の安全を確認できる体制づくり」として、
JAの出荷、流通を行う全ての農産物について「全品目・全戸」放射性物質モニタリング
検査を、生産者の皆様にご協力いただきながら実施し、販売業者・消費者に対し的確な情
報を提供してまいりました。また、今や世界レベルの検査体制で取り組んでいる当JAの
安全対策を国内外に発信すべく、積極的に視察団の受け入れを行ないました。
「地域農業振興計画」の実践に関しては、各営農経済センターと担い手育成支援チーム
AST(アスト)が連携し、不順な天候に即応した生産技術指導、地区別作物別指導会を
開催してまいりました。さらに、地域農業振興助成対策により各種種苗・関連資材等の助
成、もも穿孔細菌病対策、梨黒星病防除対策等を行い農業生産の振興に当りました。また、
遊休農地対策とし、農業再生機構で位置づけた重点地区を中心に「農地中間管理事業」に
取り組み、遊休農地の再生・有効利用と発生の抑制に着手しました。
「くらしの活動」の取り組みについては、7 月に「JAクッキングフェスタ~伝えたい福
島の食と農」を開催し、100 名を超す一般市民の親子連れなどが参加しました。また、
「国
際家族農業年」を記念して「見直したい小規模家族農業の有効性」について参加者 150 名
による学習会を開催しました。その他にも各種教育文化活動の開催や、女性部を中心とし
た生産消費活動を通して組合員とその家族は勿論、地域住民にとっても身近なJAと協同
組合運動のPRに取り組みました。また、農産物直売所の利用高ポイント発行額の一部を
原資に、管内の全小学校へ教材雑誌「ちゃぐりん」の贈呈や地域の環境保全団体への助成
3
を行い、協同組合が果たしている役割や、安心して暮らせる地域社会へ貢献する協同活動
を展開してまいりました。
販売状況では、春先から県内外重点市場および流通業者との販売対策会議、全国の協同
組合、各種団体・企業との連携による販売促進活動の展開、6 次化商品の開発、販売営業担
当を中心に新たな販売手法・販売流通ルートの開拓により「新ふくしまブランド」の信頼
回復と有利販売、農家所得向上に向け取り組みました。果実はももの核障害や長雨・病害
虫による傷害果の多発により前年を下回る残念な結果となりました。野菜部門では 2 月の
雪害はあったものの、比較的安定価格が続き前年を上回る実績となりました。「米」に対す
る風評被害が払拭しきれない状況を打開すべく、4 月に福島市と連携して新ふくしまブラン
ド米「吾妻の輝き」を商品化し、農産物直売所を中心に安全・安心な農産物のPRや各種
イベント開催、街頭宣伝活動等により販売拡大を図りました。その一方で、米の余剰傾向
から全農の概算金は衝撃的な単価となったため、当JA独自に上乗せした概算金を設定し、
集荷拡大と独自販売ルートのさらなる開拓に向け挑戦し続けてまいります。
施設面では、7 月に旅行センターの本店敷地への移設、11 月には営業再開に向けた山木
屋支店の改築、飯坂営農経済センターの改装及び各共選場の補修等を行い、組合員や地域
の皆様がご来店・ご利用しやすいよう施設整備に努めてまいりました。
経営面では、第 2 次財務健全化 5 か年計画の 3 年目として、強固なJA経営基盤の確立
を目指して事業総利益の確保と事業管理費の削減による内部留保の積み上げに取り組んで
まいりました。
事業の成果は、根強く残る風評被害と、ももの核障害や秋冷によるなしの消費意欲鈍化
等が影響し、販売品取扱高は 76 億 36 百万円(計画比 89.8%)の実績でした。購買品供給
高は雪害に伴う農業ハウス資材の取扱い増加もあり 38 億 99 百万円(計画比 113.8%)
、誕
生 20 周年感謝定期貯金を売出した貯金残高は 1,982 億 77 百万円(計画比 99.1%)
、貸出金
残高は消費税増税前の住宅ローン伸長などにより 542 億 6 百万円(計画比 98.7%)
、共済は
「ひと・いえ・くるまの総合保障」を通して実績評価である推進総合ポイント 2,430 万P
(計画比 101.5%)を上げることができました。結果として事業総利益は 42 億 70 百万円と
なり、事業利益として 4 億 47 百万円、税引前当期利益は 5 億 91 百万円を計上することが
できました。これもひとえに組合員各位のご協力とJA事業各般にわたりご利用賜りまし
た地域の方々のおかげと厚く御礼申し上げます。
わが国経済社会に目を向けると、「アベノミクス」による経済効果が一部には見られるも
のの、消費税の増税、円安等に伴う物価上昇、社会保障費の増加により国民負担は増える
一方です。そのような中、狭義的な経済効果だけで日本の食の量的かつ質的な安全保障の
崩壊や、広い分野で国民生活を脅かすTPP参加交渉に反対するため、5 月に東京で開催さ
れた 3,000 人規模の「国民集会」
、郡山での「福島県民集会」への役職員参加や、当JA主
催による生産者や女性部、消費者、関係団体など 1,300 人の参加を得て「TPP参加反対」
の決起集会と「デモ行進」を決行し、広く市民にも「TPPの本質」を訴えました。
4
また、昨年 5 月に規制改革会議が提起した農協改革に対して、JAグループとしては「自
己改革」を発表し、与党・政府等に働きかけてきましたが、政府は農協改革の骨格を決定
し、来年 4 月の施行を予定しています。政府は「農業所得が増大」と「地域の活性化」が
目的としていますが、どのように実現するのか明確ではありません。来年 3 月には当JA
と「伊達みらい」
「みちのく安達」
「そうま」の 4JAの合併による新JA発足を目指してお
ります。合併によって「一人は万人のために、万人は一人のために」の精神を強固なもの
とし、真の「農業所得が増大と地域の活性化」につながるよう、鋭意協議を進めてまいり
ますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
今年は、豊かな土壌(土)を守り次代に残そうと、国連が定めた「国際土壌年」です。
土壌は農産物を生産するだけでなく、私たちが生きていくうえで重要な役割を果たしてい
ます。世界的には過剰な森林伐採、無秩序な開発等により土壌の劣化、砂漠化が進んでい
ますが、日本における農地の荒廃もその一端といえます。農業の基盤である土壌(土)の
大切さを再認識し、
「豊かな農地」を次代に残せるよう、皆様と共に考え実践してまいりま
す。そして、組合員と地域の皆様の幸せと活力ある地域をつくるため、皆様の「信頼」を
糧に、組合員と役職員が一体となって地域と共生しながら「かけがえのないJA」となる
ため「本気力」で協同組合運動に邁進してまいります。
組合員の皆様と地域住民の皆様方のご理解とご協力ならびに、関係機関のご指導ご支援
に深く感謝申し上げ事業概況報告といたします。
5
4.主な事業経過概要
[ 2月 ]
6日
合併 20 周年記念「女性部三世代交流きものパーティー」
26 日
第 3 回営農経済委員会
7日
アグリカレッジ「ももコース」
26 日
和牛専門部会総会
8日
平成 26 年度JA新ふくしま事業必達役職員大会
26 日
第 3 回総務委員会
10 日
きゅうり専門部会通常総会
27 日
第 2 回アオウゼ料理教室
10 日
ここら納豆の日(ここら全店 毎月 10 日)
27 日
女性部フレッシュミセス本部役員会
13 日
第 1 回アオウゼ料理教室
27 日
第 4 回監事会
13 日~14 日
バレンタイン・いちご特売(ここら全店)
28 日
酪農専門部会通常総会
14 日
平成 25 年度アグリカレッジ閉講式
28 日
花き専門部会通常総会
14 日
学校支援事業 矢野目小学校「食体験コース(米粉)
」
31 日
第 4 回理事会
17 日
JA全国監査機構外部確認
18 日
第 1 回監事会
1日
消費税率改正(5%から 8%に引上げ)
20 日
TPP交渉に関する請願書を福島市議会へ提出
1日
防霜対策本部設置
21 日
全所属長コンプライアンス研修会(子会社含む)
1日
平成 26 年度新採用職員入組式
24 日
第 1 回総務委員会
2日
吾妻育苗センター開所式
24 日
「JA新ふくしまの米」愛称審査会
3日
第 1 回アグリカレッジ「桃コース」(開講式)
24 日
JR福島駅への花卉展示会及び花束贈呈式
4日
平野・松川育苗センター開所式
24 日
福島市長雪害視察
4日
JA新ふくしまブランド米「吾妻の輝き」発表会
24 日
第 1 回金融共済委員会
4 日~ 6 日
庭坂春の植木市
24 日
第 1 回営農経済委員会
5日
ブランド米「吾妻の輝き」販売開始
25 日~26 日
JA全国監査機構期末監査Ⅰ
5日
ブランド米「吾妻の輝き」PR(福島駅プレDC・ここ
25 日
学校支援事業 立子山小学校「食体験コース(米粉)
」
26 日
第 1 回理事会・第 2 回理事会
5 日~29 日
花見山出店
26 日
第 2 回監事会
7日
ブランド米「吾妻の輝き」支店窓口来店者へプレゼント
27 日
平成 25 年度福島市農業賞授賞式
7 日~ 9 日
雪害対策に関する地区説明会
27 日
雪害対策に関する要望書を福島県に提出
8日
第 1 回アグリカレッジ「体験(男性向け)コース」
(開
28 日
本店直売所運営管理委員会総会
[ 4月 ]
ら全店)
講式)
[ 3月 ]
8日
年金友の会本部役員会
2日
ひなあられプレゼント(ここら全店)
8日
にら専門部会通常総会
4日
スピードスプレーヤー入魂式
8 日~10 日
区域合同総代協議会
4 日~ 6 日
JA全国監査機構期末監査Ⅱ
8 日~11 日
米政策地区説明会
5日
JA福島五連会長雪害視察
9日
飯野育苗センター開所式
5日
第 1 回女性部本部役員会
10 日
JAバンク教材本贈呈式(福島市教育委員会)
6日
植木専門部会通常総会
11 日
JAバンク教材本贈呈式(川俣町教育委員会)
6 日~ 7 日
平成 25 年度決算監事監査
12 日
平成 26 年度共済事業進発式
10 日~14 日
平成 25 年度決算監事監査
12 日~13 日
第 8 回平田花咲きまつり
10 日
本店共選場運営委員会
12 日~13 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
12 日
第 2 回農業経営塾
13 日
「2014 ふくしま花ウォーク」出店
12 日
福島市農業後継者連絡協議会総会
13 日
ここら吾妻店 4 周年記念イベント
12 日~13 日
ここら会旅行第 1 班
16 日
第 3 回アオウゼ料理教室
13 日~14 日
ここら会旅行第 2 班
17 日
第 1 回女性部さわやか部会本部役員会
14 日
合併 20 周年記念式典・オリジナルキャラクター「桃之介」発表
17 日
第 1 回女性部ふれあい市グループ代表者会議
14 日
合併 20 周年記念祝賀会
18 日
第 20 回通常総代会
17 日~31 日
新採用職員研修会
18 日
第 5 回理事会
17 日
第 2 回総務委員会
18 日
第 5 回監事会
17 日
第 2 回営農経済委員会
18 日
第 4 回営農経済委員会
17 日
第 3 回理事会
18 日~19 日
ミニ植木市(ここら清水店)
18 日
そさい専門部会にがうり班通常総会
19 日~20 日
第一セルフ・整備工場 10 周年記念感謝祭
20 日
第 3 回監事会
21 日
新規就農者激励会
20 日
第 1 回アグリカレッジ「野菜コース」
(開講式)
22 日
第 1 回女性部リーダー研修会・全体支部長会議
22 日~23 日
いちご祭り(ここら全店)
23 日
第 1 回アグリカレッジ「花道コース」
(開講式)
24 日
平成 26 年度営農・経済事業推進大会
23 日
東部花き専門部会通常総会
25 日
第 20 回JA新ふくしま女性部通常総代会
24 日
第 1 回アグリカレッジ「お惣菜直売所出荷コース」
(開
26 日
平成 25 年度米粉研究会総会
26 日
第 2 回金融共済委員会
講式)
24 日
6
第 4 回総務委員会
24 日
第 3 回金融共済委員会
6日
学校支援事業 月の輪小学校「食体験コース(ジャム)
」
24 日
山菜専門部会通常総会
6 日~ 8 日
第 98 回日本陸上競技選手権大会販促イベント出店
25 日~26 日
ミニ植木市(ここら西店)
7 日~ 8 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
27 日
ミニ植木市(ここら矢野目店)
9日
第 3 回アグリカレッジ「桃コース」
27 日
ここら矢野目店リニューアル 1 周年記念イベント
30 日
第 6 回理事会
30 日
椎茸専門部会通常総代会
10 日
第 2 回アグリカレッジ「お惣菜直売所出荷コース」
「体
験コース」
[ 5月 ]
11 日
認知症サポーター研修会
12 日~13 日
組合員教育活動「食と放射能に関する」学習会
2日
学校支援事業 矢野目小学校「農業体験コース(りんご)
」
14 日~15 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
3 日~ 6 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
17 日
松川地区年金友の会ゲートボール大会
3 日~ 6 日
四季の里春まつり
18 日
第 2 回アグリカレッジ「花道コース」
5日
こどもの日イベント(ここら全店)
18 日
第 3 回アグリカレッジ「野菜コース」
7日
第 6 回監事会
19 日~30 日
松川営農経済センター1 周年記念セール
7日
第 1 回監事と代表理事等との定期的会合
20 日
第 7 回監事会
8日
学校支援事業 渡利小学校「農業体験コース(お米)
」
20 日
第 6 回営農経済委員会
13 日
米粉研究会研修会
20 日
第 5 回金融共済委員会
14 日
第 2 回アグリカレッジ「桃コース」
20 日
第 6 回総務委員会
14 日
花卉トップセールス(大田・東日本板橋花き)
21 日
JA新ふくしまグループ親善ソフトボール大会
15 日
平成 25 年度JA共済優積組合表彰式
21 日~22 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
15 日
年金友の会本部役員会
21 日~22 日
ここら矢野目店グランドオープン 1 周年記念セール
16 日
平成 27 年度職員採用筆記試験(大卒・短大等卒)
21 日~25 日
さくらんぼまつり(ここら全店)
16 日
新ふくしまプレゼンレディ(SPL)委嘱状交付式
24 日
第 5 回アオウゼ料理教室
17 日
安斎利勝氏福島市農業賞受賞祝賀会
24 日
役員コンプライアンス研修会
17 日~18 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
24 日
第 8 回理事会
20 日
第 1 四半期随時監事監査
25 日
フレッシュミセス県外研修会
20 日
花卉トップセールス(なにわ花市場・姫路生花)
25 日~28 日
合併 20 周年記念JA新ふくしまの翼~台湾 4 日間の旅
20 日
学校支援事業 矢野目小学校「農業体験コース(お米)
」
27 日
正職員登用辞令交付式
21 日
第 4 回アオウゼ料理教室
28 日~29 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
22 日~23 日
第 1 四半期随時監事監査
30 日~ 1 日
役員視察研修(長野県JAあづみ)
22 日
女性部エルダー部会全体交流会
30 日~ 1 日
学校支援事業 笹谷小学校「花育コース」
23 日
第 1 回青年農業者球技大会
23 日
新ふくしまプレゼンレディ(SPL)出発式
1 日~ 5 日
新作ゆかた&イキイキ元気フェア
23 日
学校支援事業 蓬莱小学校「農業体験コース(お米)
」
2日
第 20 回年金友の会ふれあいゲートボール大会
23 日
学校支援事業 下川崎小学校「農業体験コース(野菜)
」
2 日~ 3 日
女性部エルダー部会県外交流会
23 日~25 日
庭坂初夏の植木市
3日
東部方部さわやか部会ふれあい交流会
24 日
ブランド米「吾妻の輝き」販売イベント
3日
学校支援事業 佐倉小学校「花育コース」
26 日
第 5 回総務委員会
5日
第 17 回松川町あじさい小路販促イベント
26 日
第 4 回金融共済委員会
7日
旅行センター移転開所式
26 日~27 日
TPP参加反対!街頭宣伝活動
8日
北福島方部さわやか部会ふれあい交流会
27 日~28 日
第 1 四半期随時監事監査
8日
第 4 回アグリカレッジ「桃コース」
28 日
第 2 回アグリカレッジ「野菜コース」
8 日~10 日
雪害に伴うパイプハウスビニール回収作業
28 日
第 5 回営農経済委員会
10 日
第 7 回女性部南方部生活文化活動交流会
29 日
第 7 回理事会
11 日
環境保全等活動団体助成認定証及び助成金贈呈式
29 日~12 日
「経営所得安定対策」加入申請相談会
11 日
第 8 回監事会
30 日
果実トップセールス(京浜市場)
12 日
第 9 回JA新ふくしま組合長杯グランドゴルフ大会
30 日
第 1 四半期随時監事監査
14 日
第 7 回役員OB会総会
31 日
TPP参加反対!JA新ふくしま決起集会
15 日
第 3 回アグリカレッジ「お惣菜直売所出荷コース」
31 日
ジェイエイ新ふくしま㈱東部給油所閉店
16 日
第 6 回アオウゼ料理教室
31 日~ 1 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
16 日
吾妻方部さわやか部会ふれあい交流会
19 日
伝えたい!福島の食と農「クッキング・フェスタ」
2 日~8 月 29 日 JA新ふくしま誕生 20 周年感謝記念定期貯金取扱
22 日
福島地区小学校教育研究会料理教室
3日
学校支援事業 土湯小学校「農業体験コース(お米)
」
23 日
第 7 回営農経済委員会
3 日~ 4 日
花卉トップセールス(仙台生花・札幌花き)
23 日~26 日
ももトップセールス(九州地区)
3 日~ 6 日
第 1 四半期随時監事監査
24 日
第 3 回アグリカレッジ「花道コース」
5日
南方部さわやか部会ふれあい交流会
24 日
第 7 回総務委員会
6日
第 1 回組合員組織代表者・本店運営委員会合同会議
24 日
第 6 回金融共済委員会
[ 7月 ]
[ 6月 ]
7
24 日~25 日
本田技研販売促進復興イベント
12 日~13 日
ぶどうまつり(ここら全店・共選場直売所)
25 日
第 4 回アグリカレッジ「野菜コース」
・第 3 回「体験コース」
12 日~15 日
米まつり(ここら全店)
26 日
北福島地区「准組合員のつどい」
13 日
東部地区「准組合員のつどい」
第 9 回理事会
13 日~15 日
なしまつり(ここら全店・共選場直売所)
28 日
役員協議会
16 日~19 日
JA全国監査機構期中監査Ⅰ
29 日
報道記者懇談会
17 日
第 8 回アオウゼ料理教室
29 日~30 日
本田技研販売促進復興イベント
18 日
第 6 回アグリカレッジ「野菜コース」視察研修
30 日
2014 年度ラジオ体操優良団体福島県表彰受賞
18 日
学校支援事業 清水小学校「食体験コース(米粉)」
30 日~ 1 日
ももトップセールス(首都圏)
18 日~19 日
本田技研販売促進復興イベント
19 日
全所属長コンプライアンス研修会(子会社含む)
28 日
[ 8月 ]
1日
福島わらじまつり「わらじ踊り」女性部参加
19 日~20 日
ぶどうまつり(ここら全店・共選場直売所)
1 日~ 3 日
ももまつり(ここら全店・共選場直売所・Aコープ各店)
20 日~21 日
なしまつり(ここら全店・共選場直売所)
2日
福島わらじまつり「わらじ競走」職員チーム参加
22 日
第 8 回金融共済委員会
4 日~ 5 日
本田技研販売促進復興イベント
24 日
第 10 回営農経済委員会
4 日~ 6 日
ちびっ子ファンタジー(第 1 班)
24 日
学校支援事業 金谷川小学校「食体験コース(米粉)
」
5日
第 9 回監事会
24 日~26 日
JA全国監査機構期中監査Ⅰ
5日
小規模斎場「JAホールやのめ」竣工式
25 日
第 9 回総務委員会
6 日~ 8 日
ちびっ子ファンタジー(第 2 班)
25 日
第 4 回アグリカレッジ「花道コース」
・第 4 回「体験コース」
7 日~ 9 日
ももトップセールス(関西地区)
25 日
学校支援事業 水保小学校「食体験コース(ジャム)
」
7 日~ 9 日
もも特別販売イベント(日本橋ふくしま館)
26 日
年金友の会ふれあいミニゴルフ大会
8 日~10 日
ももまつり(ここら全店・共選場直売所)
26 日
26 年産米初検査(松川米倉庫)
9日
吾妻地区「准組合員のつどい」
9 日~16 日
花市(ここら全店)
27 日~28 日
なしまつり(ここら全店・共選場直売所)
12 日
夕市(ここら矢野目店イベント広場)
29 日
26 年産米初検査(北米倉庫)
14 日
東湯野地区盆踊り
29 日
平成 26 年産福島米トップセールス(東京)
15 日~17 日
ももまつり(ここら全店・共選場直売所)
30 日
第 11 回理事会
19 日
第 5 回アグリカレッジ「野菜コース」
30 日
役員協議会
19 日~20 日
平成 26 年度仮決算監事監査
30 日~ 2 日
本田技研販売促進復興イベント
20 日
飯坂地区「准組合員のつどい」
20 日
第 7 回アオウゼ料理教室
1日
平成 26 年産米に関する緊急要請書を福島市・川俣町に提出
22 日
平成 26 年度仮決算監事監査
1日
26 年産米初検査(南米倉庫)
22 日
第 2 回女性部本部役員会
1日
JA新ふくしまのつどい「森昌子歌謡ショー」
22 日
ももまつり(ここら全店・共選場直売所)
1 日~ 5 日
新米まつり(ここら全店)
25 日
インドネシア初輸出出発式(もも・なし)
3日
第 8 回組合長杯ゴルフ大会
25 日
第 7 回金融共済委員会
4日
吾妻地区ふれあいまつり
25 日~28 日
平成 26 年度仮決算監事監査
6日
平成 27 年度採用応募者面接試験(高卒)
26 日
第 8 回総務委員会
6日
南地区「准組合員のつどい」
27 日
第 8 回営農経済委員会
10 日
新米街頭宣伝活動(市役所前・福島駅前)
27 日~31 日
県産品販売促進活動 in インドネシア
10 日~12 日
新米まつり(ここら全店)
29 日
JA香川県高松市一宮女性部来組・台風災害義援金贈呈
11 日
信用事業・共済事業ロールプレイング大会
29 日
第 10 回理事会
11 日~13 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
29 日
役員協議会
13 日
茂庭支店ふれあいイベント
29 日~30 日
なしトップセールス(首都圏)
14 日
教育文化活動研修会
30 日
なしまつり(ここら全店・共選場直売所)
15 日
第 9 回アオウゼ料理教室
17 日
第 2 回監事と代表理事等との定期的会合
26 日
飯坂方部さわやかふれあい交流会
[ 10 月 ]
[ 9月 ]
4日
松川・川俣飯野地区合同「准組合員のつどい」
17 日
女性部さわやか部会全体研修会
5日
第 4 回アグリカレッジ「お惣菜直売所出荷コース」視察研修会
17 日
監事協議会
5日
JAホールやのめ竣工式典
17 日
第 11 回監事会
6 日~ 7 日
なしまつり(ここら全店・共選場直売所)
17 日~19 日
新米まつり(ここら全店)
6 日~ 7 日
米まつり(ここら全店)
17 日~19 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
8日
第 5 回アグリカレッジ「桃コース」視察研修会
18 日
飯坂南支店ふれあいイベント
9日
男の雑学講座パート 2 開講式
20 日~21 日
学校支援事業 大森小学校「食体験コース(米粉)」
9日
JAてんどうへ災害見舞金贈呈
21 日
女性部ふれあい市グループ視察研修会
11 日
第 10 回監事会
23 日~24 日
ファッションフェア(西支店大ホール)
12 日
第 9 回営農経済委員会
24 日
第 9 回金融共済委員会
12 日
第 2 回女性部さわやか部会本部役員会
24 日
第 10 回総務委員会
8
25 日
松川地区ふれあいまつり
27 日
学校支援事業 大笹生小学校「花育コース」
25 日~26 日
ミニ植木市(ここら吾妻店)
27 日~28 日
本田技研販売促進復興イベント
27 日
第 11 回営農経済委員会
28 日
第 3 四半期随時監事監査
28 日
学校支援事業 月の輪小学校「食体験コース(米粉)
」
28 日
女性部さわやか部会ペットボトルキャップ回収運動
28 日
学校支援事業 蓬莱小学校「農業体験コース(お米)
」
28 日
学校支援事業 佐原小学校「食体験コース(米粉)」
28 日
学校支援事業 金谷川小学校「食体験コース(こんにゃく)
」
28 日
学校支援事業 庭坂小学校「食体験コース(米粉)」
28 日~29 日
ファッションフェア(北信支店大ホール)
28 日~29 日
りんごトップセールス(平果市場・いわき市)
29 日
第 12 回理事会
31 日~ 2 日
新米まつり(ここら全店)
2日
臨時総代会
31 日~ 2 日
庭坂秋の植木市
2日
第 13 回理事会
2日
第 13 回監事会
[ 12 月 ]
[ 11 月 ]
1 日~ 2 日
「食」と「農」JAまつり 2014
2日
学校支援事業 矢野目小学校「食体験コース(ジャム)
」
1 日~ 2 日
第 5 回アグリカレッジ「花道コース」JAまつり出展
2 日~ 3 日
本田技研販売促進復興イベント
1 日~ 2 日
秋の収穫祭(ここら全店)
3日
第 1 回新ふくしまアカデミー(開講式)
1 日~ 3 日
第 43 回東京都農業祭「JA新ふくしまコーナー」出店
4日
コンプライアンス・プログラム検証監事監査
1 日~ 3 日
川崎市民まつりイベント出店
4日
学校支援事業 東湯野小学校「食体験コース(ジャム)
」
5 日~ 6 日
女性部県外交流研修会(岩手県方面)
5日
清水支店収穫祭
8日
北信支店ふれあいまつり
6日
ベースボールフェスタ in 福島協賛
8 日~ 9 日
川俣地区ふれあいまつり
7日
プロ野球 47 年会野球教室協賛
8 日~ 9 日
サンふじまつり(ここら全店・共選場直売所)
8日
川俣飯野地区共済友の会研修会
9日
「国際家族農業年」記念講演会
8日
学校支援事業 下川崎小学校「食体験コース(豆腐)
」
10 日
第 12 回監事会
9日
学校支援事業 川俣町飯坂小学校「食体験コース(ジャム)
」
11 日~13 日
第 3 四半期随時監事監査
10 日
合併 20 周年記念「第 21 回家の光大会・生活文化活動発表会」
13 日
福島市農産物消費拡大トップセールス(福島市商工会議所)
10 日~12 日
資産運用部会運営委員会視察研修会
13 日
松川方部さわやか部会「地域の茶の間ミニふれあい交流会」
10 日~13 日
りんご輸出にかかるタイ訪問
14 日
庭坂支店収穫感謝祭
11 日
南地区共済友の会研修会
14 日~15 日
りんごトップセールス(首都圏)
11 日
第 2 回新ふくしまアカデミー
15 日
南地区ふれあいまつり
12 日
学校支援事業 笹谷小学校「食体験コース(米粉)」
15 日
東部地区ふれあいまつり
12 日
学校支援事業 金谷川小学校「食体験コース(豆腐)
」
15 日
農産物直売所収穫祭(ここら全店)
13 日
アンパンマン交通安全キャラバン
15 日~16 日
サンふじまつり(ここら全店)
14 日
女性部フレッシュミセス第 2 回交流会
17 日~19 日
区域合同支店総代協議会
15 日~17 日
JAおきなわ女性部との交流会(那覇)
18 日
第 3 四半期随時監事監査
16 日
信陵支店収穫祭(笹谷地区)
18 日
学校支援事業 蓬莱小学校「食体験コース(米粉)」
16 日
学校支援事業 大久保小学校「食体験コース(米粉)
」
18 日
学校支援事業 金谷川小学校「食体験コース(米粉)
」
17 日
第 11 回アオウゼ料理教室
19 日
第 10 回アオウゼ料理教室
17 日
東部地区共済友の会研修会
19 日
学校支援事業 蓬莱小学校「食体験コース(ジャム)
」
17 日
第 3 回新ふくしまアカデミー
20 日
アグリカレッジ・米粉研究会合同「料理・加工品発表コンクール」
18 日
第 2 回JA新ふくしま女性部リーダー研修会・全体会議
20 日~21 日
第 3 四半期随時監事監査
18 日
飯坂東支店ふれあいイベントボーリング大会
21 日
第 3 回女性部本部役員会
18 日
信陵支店収穫祭(大笹生)
21 日
区域合同支店総代協議会
18 日
花き専門部会女性研修会
21 日
学校支援事業 川俣町飯坂小学校「食体験コース(豆腐)
」
22 日
JA全国監査機構期中監査Ⅱ
21 日~22 日
りんごトップセールス(阪神地区)
22 日
米穀共同計算監事監査
22 日
西支店感謝祭
22 日
第 4 回新ふくしまアカデミー
22 日~24 日
サンふじまつり(ここら全店・共選場直売所)
24 日~25 日
JA全国監査機構期中監査Ⅱ
24 日~25 日
本田技研販売促進復興イベント
24 日
第 11 回金融共済委員会
25 日
第 10 回金融共済委員会
24 日
第 12 回総務委員会
25 日
学校支援事業 蓬莱東小学校「食体験コース(ジャム)
」
25 日
第 6 回アグリカレッジ「花道コース」
25 日
第 11 回総務委員会
25 日
第 13 回営農経済委員会
25 日
第 12 回営農経済委員会
25 日
第 14 回監事会
26 日
第 3 四半期随時監事監査
25 日
果樹改植事業継続に係る要望書を福島県に提出
26 日
山木屋支店完成引渡し式
[ 1月 ]
26 日
学校支援事業 渡利小学校「食体験コース(米粉)」
5日
初売り・甘酒振る舞い(ここら全店)
26 日
学校支援事業 鳥川小学校「食体験コース(ジャム)
」
6日
「吾妻の輝き」合格米ご祈祷
26 日
学校支援事業 茂庭小学校「食体験コース(米粉)」
6日
第 14 回理事会
26 日~ 1 日
旅行センター移転記念旅行「イタリア・ドイツ 6 日間」
7日
第 15 回監事会
9
7日
第 5 回新ふくしまアカデミー
7日
七草粥振る舞い(ここら全店)
7 日~8 日
資産自己査定監事監査
8 日~9 日
第 3 回女性部本部役員OG会
11 日
福島駅合格祈願きっぷ及びJA新ふくしま合格米配布
13 日~18 日
合併 20 周年記念JA新ふくしまの翼~ハワイの休日 6 日間
(1 班)
14 日
第 6 回新ふくしまアカデミー
14 日
学校支援事業 平石小学校「食体験コース(米粉)」
15 日~20 日
合併 20 周年記念JA新ふくしまの翼~ハワイの休日 6 日間
(2 班)
15 日
第 6 回アグリカレッジ「桃コース」
15 日
団子さし体験(ここら全店)
16 日~17 日
合併 20 周年記念「2015 年新春きもの祭り」
19 日
吾妻地区共済友の会研修会
20 日
第 4 回女性部本部役員会
20 日
学校支援事業 笹谷小学校「食体験コース(ジャム)
」
20 日
学校支援事業 飯野小学校「食体験コース(米粉)」
21 日
第 7 回新ふくしまアカデミー(閉講式)
22 日
第 3 回監事と代表理事等との定期的会合
22 日
第 16 回監事会
22 日
第 12 回アオウゼ料理教室
22 日
飯坂地区共済友の会研修会
22 日
学校支援事業 鎌田小学校「食体験コース(豆腐)」
23 日
第 14 回営農経済委員会
23 日
松川地区共済友の会研修会
26 日
第 12 回金融共済委員会
26 日
第 13 回総務委員会
27 日
食の安全・安心確保内部検査
27 日
平成 26 年度アグリカレッジ閉講式
27 日
共済友の会支部長会議
28 日
JA 新ふくしまオリジナル新商品〈農の空・農の風〉発売祈願
29 日
第 15 回理事会
30 日
学校支援事業 矢野目小学校「食体験コース(米粉)
」
30 日
福島市農始祭
10
5.地域貢献情報
当組合は、福島市・川俣町を事業区域として、農業者を中心とした地域住民の方々が組合員となって、相互扶助を共通
の理念として運営される協同組織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。
当組合の資金は、その大半が組合員の皆さまなどからお預かりした、大切な財産である「貯金」を源泉としておりま
す。当組合では資金を必要とする組合員の皆さま方や、地方公共団体などにもご利用いただいております。
当組合は、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を展開しています。
また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同組合として、農業や助
けあいを通じた社会貢献に努めています。
1.地域からの資金調達の状況
(1)貯金・積金残高 198,277 百万円
(2)貯金商品
「スプリングキャンペーン」、「ナツトクキャンペーン」および「ホクホクキャンペーン」を実施し、定期貯金、定
期積金のご契約者に対して”ちょきんぎょ”
・
“ちょりす”グッズをプレゼントするなど、幅広いお客様に好評
をいただいております。
2.地域への資金供給の状況
(1)貸出金残高 54,206 百万円
(うち 組合員
46,353 百万円)
(うち 地方公共団体
(うち その他
910 百万円)
6,943 百万円)
(2)制度資金取扱い状況
農業経営改善と農業の近代化を図る資金として「農業近代化資金」を取り扱っております。(平成 27 年 1 月末
残高 6 百万円)
(3)融資商品
特別金利での「教育ローンキャンペーン」、「マイカーローンキャンペーン」を実施しました。また、長期固定
金利型住宅ローン「あんしん計画」、地域農業者に対する資金として「農家経営安定化資金」、「アグリマイティ
ー資金」等を取扱いしております。
3.文化的社会的貢献に関する事項
(1)JAが所有する車両に「地域の子どもを守る安全パトロール実施中」と表示したマグネットシートをはり、
「地
域の子供の安全を守る取り組み」を実施しております。
(2)さわやかふれあい交流会・ゲートボール大会・ミニゴルフ大会・健康体操などを開催し、高齢者福祉に積極的
に取り組んでおります。
(3)各地区で交通安全教室を開き、交通事故防止に努めております。
(4)福島市の夏の夜を彩る「福島わらじまつり」に女性部を中心に参加しております。
(5)
「ふくしまの農産物」を全国的に広めるために、物産展等へ参加しております。
(6)小学生の農業体験学習や「地域に学ぶ中学生体験活動」に支援・協力しております。
(7)福島市障害者雇用優良事業所として、障害者の雇用に積極的に取り組んでおります。
(8)農作業従事者無料職業紹介所を設置しており、農家の慢性的な労働力の解消に努めております。
4.地域密着型金融への取り組み
(1)農業者等の経営支援に関する態勢整備
当JAは、農業者の協同組織金融機関として、
「健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客様に対し
て必要な資金を円滑に供給していくこと」を、
「当JAの最も重要な役割のひとつ」として位置づけ、当JAの
担う公共性と社会的責任を強く認識し、その適切な業務遂行に向け、金融円滑化にかかる基本方針等を定め、対
応しています。
11
(2)農業者等の経営支援に関する態勢整備
当JAは、ご利用者からの新規融資や貸付条件の変更等の申し込みに対し、円滑に措置をとることが出来るよ
う、下記における態勢を整備しています。
① 組合長以下 、関係理事・部長を構成員とする「金融円滑化管理委員会」にて、金融円滑化にかかる対応を
一元的に管理し、組織横断的に協議します。
② 融資担当の常務理事を「金融円滑化管理責任者」として、当組合全体における本方針や本方針に基づく施策
の徹底につとめます。
③ 各支店に「金融円滑化管理者」を設置し、各支店における本方針や本方針に基づく施策の徹底につとめます。
(3)農業者等の経営支援に関する具体的な取り組み
当JAは、農業者等の経営支援に関する具体的な取り組みとして、下記のような具体的な取り組みを実施し
ています。
① 農業者をはじめとした地域社会活性化のための融資などの支援
下記の農業融資商品を提供しているほか、営農担当者会議における農業資金・農業制度資金の研修や農業制
度資金説明会への融資担当者の参加等を実施しています。
〔制度資金〕
資金名
内容
農業近代化資金
本資金は、農業を営む者等に対し、農業協同組合系統
融資機関をはじめとする民間融資機関が貸し付ける資
金について、県が融資期間に対し利子補給を行う措置
を講ずることにより、農業構造の確立に資することを
目的とする。
〔農業関連資金〕
資金名
内容
アグリマイティー資金
本資金は、組合員・農業者等がおこなう地域農業およ
び農村地域の発展に資する前向きな事業に必要な資金
を融通することを目的とする。
② 担い手の経営の発展等に応じた支援
・技術顧問や営農担当者と連携した営農技術指導や適正農薬指導の実施
・新規就農者等を対象とした農業塾や加工品生産者を対象とした農産加工セミナー等の開催
・顧問税理士、弁護士による経営・法律相談の実施
③ 農業者をはじめとした地域社会の情報の集積を活用した地域貢献
・地場産野菜を用いた料理教室や親子農業体験教室の実施
・行政と連携した食農教育事業の展開
・食農教材本の配付(市内小学校 59 校)
5.環境保全に関する事項
(1)コンフューザー(複合性フェロモン剤)を利用した、環境にやさしい農業を積極的に推進しております。
(2)農業用ビニールなどの使用済みプラスチックの回収を実施しております。
(3)安全・安心な農産物の生産のために、農薬の安全使用基準の徹底を図るとともに、期限切れ農薬・登録失効農
薬の回収を行っております。
12
6.リスク管理の状況
◇リスク管理体制
〔リスク管理基本方針〕
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い経営を確保し、信頼性を高
めていくことが重要です。このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべくリス
ク管理態勢を整備し、認識すべきリスクの種類や管理態勢と仕組みなど、リスク管理の基本的な体系を整備していま
す。
また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施などを通じてリスク管理態
勢の充実・強化に努めています。
① 信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含む。
)の価値が減少ないし消失
し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対
応方針を決定しています。また、通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店と連携を図りなが
ら、与信審査を行っています。
審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳
格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の
自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでい
ます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「債権の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産
及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負債(オフ・バランス
を含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクのことで
す。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と
負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、利益が低下ないし損失を被るリスク
をいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財
務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・
負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポート
フォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会
を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及び
ALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取
引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に
報告しています。
③ 流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通常
よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱
等により市場において取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を
被るリスク(市場流動性リスク)のことです。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に
努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異な
る流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
13
④ オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切であること又は外生的な
事象による損失を被るリスクのことです。
当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク以外のリス
クで、受動的に発生する事務、システム、法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスク
と定義しています。事務リスク、システムリスクなどについて、事務手続を整備し、定期検査等を実施するとともに、
事故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握する態勢を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅速・正
確に反映ができるよう努めています。
⑤ 事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金融機関が損失を被るリ
スクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な事務処理を行うため事務手続きを整
備するとともに、自主検査を実施し事務リスクの削減に努めています。
また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重点的なチェック
を行い、再発防止策を実施しています。
⑥ システムリスク管理
システムリスクとは、コンピューターシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備に伴い金融機関が損失を被
るリスク、さらにコンピューターが不正に使用されることにより金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAで
は、コンピューターシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めるとともに、システムの万一の災害・障
害等に備えております。
◇法令遵守体制
〔コンプライアンス基本方針〕
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳しい批判に鑑みれば、組合員・
利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性の高い経営を行うことがますます重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、この徹底こそが不祥事を
未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点にたち、コンプライアンスを重視した経営に取り組みま
す。
〔コンプライアンス運営態勢〕
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を策定し、研修会を行い全役職
員に徹底しています。
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努めるとともに、統括部署を設置し、その進捗
管理を行っています。
また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向きに事業に反映するため、苦情・相談等の専門窓口を設置
しています。
◇金融ADR制度への対応
① 苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホームページ・チラシ等
で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図り
ます。
当JAの苦情等受付窓口 電話:024-554-5509(月~金 9 時~17 時)
② 紛争解決措置の内容
外部の紛争解決機関を利用して解決を図りたい場合は、次の機関を利用できます。
・信用事業
福島県弁護士会示談あっせんセンター(電話:024-534-2334)
① の窓口または福島県JAバンク相談所(電話:024-553-5559)にお申し出ください。
14
なお、直接紛争解決をお申し立ていただくことも可能です。
・共済事業
㈳日本共済協会共済相談所(電話:03-5368-5757)
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部 03-5296-5031)
㈶日弁連交通事故センター(電話:本部 03-3581-4724)
㈶交通事故紛争処理センター(電話:東京本部 03-3346-1756)
最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせ下さい。
◇内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務の遂行状況
を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・
改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計画に基づき実施しています。
監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期的に被監査部門の改善取り組み状況を
フォローアップしています。また、監査結果の概要を定期的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項
については、直ちに理事会、代表理事組合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。
15
リ ス ク 管 理 態 勢 図
総代会
監事会
理事会
自己査定管理
(審査課)
自己資本管理
(企画広報課)
総合的リスク管理の統括
(企画広報課)
ALM委員会
コンプライアンス統括
(コンプライアンス対策室)
業務執行の
的確性チェック
(監査課)
その他のリスク (オペレーショナルリスク)
信用リスク
(融資課・資金運用課・コ
ンプライアンス対策室)
金利リスク
(資金運用課)
流動性リスク
(資金運用課)
・ 事務リスク :コンプライアンス対策室
・ システムリスク : 事務センター
・ 法務リスク : 総務課
「新BIS第二の柱」および「余裕金運用」等にかかるリスク
【「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に基づき管理すべきリスク】
・金利リスク
: 市場金利の変化により資産、負債又は期間収益が変動するリスク
・信用リスク
: 取引先、債券発行体等の債務不履行により預金、有価証券等の元利金回収ができなくなるリスク
・流動性リスク : 運用・調達のミスマッチや予期せぬ資金流失等により必要な資金を確保できなくなることや、市場の混乱等
により著しく不利な金利・価格での取引を余儀なくされるリスク
【その他、JAの実態・実情に照らし管理すべきリスク等】
・他事業運用(収支)リスク
: 大きくは収支リスクに包含されるもの。他事業運用による期間収益(収益機会)の損失リスク
(部門間における運用・調達構造および部門別収支のバランスの確認・検証)
・固定資産(自己資本)リスク : 大きくは自己資本管理(自己資本比率・固定比率等)に包含されるもの(保有する固定資産が
どの程度自己資本で賄われているか、不稼動資産として減損会計の対象となった場合の影響
等)。また、災害その他の事象から生じる有形資産の毀損リスクを含む。
・関連会社、子会社リスク
: 大きくは事務・法務リスクに包含されるもの。関連・子会社の不祥事等による本体への風評リ
スクにも関連。
・人的(要員)リスク
: 大きくは事務リスクに包含されるもの。専任担当者または同一業務長期従事者の異動等によ
り、適格な事務処理が滞るリスク。また、人事運営上(報酬・手当・解雇基準等)の不公平、不
公正および差別的行為(セクシャルハラスメント・パワーハラスメント等から生じるリスクを含む)。
16
コンプライアンス推進体制図
コンプライアンス態勢を推進するための組織体制
監査、報告
監事
理事会
(監事会)
検証
付議・報告、指示
コンプライアンス委員会
委員長:組合長
連携
報告、指示
コンプライアンス統括管理者
統括管理者:担当常勤理事
連絡、相談
報告、指示
監査
コンプライアンス統括部署
内部監査担
(総合企画部コンプライアンス対策室)
当部署
統括部署責任者:総合企画部長
(監査部)
ヘルプライン窓口
コンプライアン対策室
電話 554-5506
連絡、相談
報告、指示
コンプライアンス主管部署
(各業務の主管部署)
連絡、
コンプライアンス責任者:部長
報告、連絡、相談
通報
連絡、相談
報告、指示
課・支店・営農経済センター・事業所
コンプライアンス担当者 :課長・支店長
営農経済センター長
事業所長
職
員
17
7.貸出運営の考え方・金融商品の勧誘方針・個人情報保護方針
〔貸出運営の考え方〕
当JAは、組合員をはじめ農業の振興や地域社会の発展のため、利用者ニーズに合った融資対応をいたし
ております。
農業および農村活性化のための制度資金を中心とした資金、組合員が実施する資産管理事業や各種ローン
を中心とした生活資金等にも積極的に対応しております。
また、地域金融機関としての幅広い地域振興のため、農業関連産業を中心とした資金需要に応えるため弾
力的な貸出対応を行っております。
〔金融商品の勧誘方針〕
当JAは、貯金・定期積金、共済その他の金融商品の販売等の勧誘にあたっては、次の事項を遵守し、組合
員・利用者の皆さまに対して適正な勧誘を行います。
1.組合員・利用者の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の状況および意向を考慮のうえ、適
切な金融商品の勧誘と情報の提供を行います。
2.組合員・利用者の皆さまに対し、商品内容や当該商品のリスク内容など重要な事項を十分に理解してい
ただくよう努めます。
3.不確実な事項について断定的な判断を示したり、事実でない情報を提供したりするなど、組合員・利用
者の皆さまの誤解を招くような説明は行いません。
4.電話や訪問による勧誘は、組合員・利用者の皆さまのご都合に合わせて行うよう努めます。
5.組合員・利用者の皆さまに対し、適切な勧誘が行えるよう役職員の研修の充実に努めます。
6.販売・勧誘に関する組合員・利用者の皆様からのご質問やご照会については、適切な対応に努めます。
〔個人情報保護方針〕
新ふくしま農業協同組合(以下「当組合」といいます。)は、組合員・利用者等の皆様の個人情報を正しく
取扱うことが当組合の事業活動の基本であり社会的責務であることを深く認識し、JA役職員一体となって、
以下の方針を遵守することをお約束します。
1.当組合は、個人情報を適正に取扱うために、個人情報の保護に関する法律(以下「法」といいます。)
その他、個人情報保護に関する関係諸法令および農林水産大臣をはじめ主務大臣のガイドライン等に定
められた義務を誠実に遵守します。
個人情報とは、法第 2 条第 1 項に規定する、生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別できる
も
のをいい、以下も同様とします。
2.当組合は、利用目的をできる限り特定したうえ、あらかじめご本人の同意を得た場合および法令によ
り例外として扱われるべき場合を除き、その利用目的の範囲内でのみ個人情報を取扱います。
ご本人とは、個人情報によって識別される特定の個人をいい、以下同様とします。
3.当組合は、個人情報を取得する際、適正な手段で取得するものとし、利用目的を、法令により例外と
して扱われるべき場合を除き、あらかじめ公表するか、取得後速やかにご本人に通知または公表します。
ただし、ご本人から書面で直接取得する場合には、あらかじめ明示します。
4.当組合は、取扱う個人データを利用目的の範囲内で正確・最新の内容に保つよう努め、また安全管理
のために必要・適切な措置を講じ従業者および委託先を適正に監督します。
個人データとは、法第 2 条第 4 項が規定する、個人情報データベース等(法第 2 条第 2 項)を構成す
る個人情報をいい、以下同様とします。
5.当組合は、法令により例外として扱われるべき場合や情報の利用目的のための業務委託・業務提携・
共同利用を除き、あらかじめご本人の同意を得ることなく、個人データを第三者に提供いたしません。
6.当組合は、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示、訂正等に応じます。
保有個人データとは、法第 2 条第 5 項に規定するデータをいいます。
7.当組合は、取扱う個人情報につき、ご本人からの苦情に対し迅速かつ適切に取り組み、そのための内
部体制の整備に努めます。
8.当組合は、取扱う個人情報について、役職員に対する教育啓蒙活動を実施するほか、個人情報を取扱
っている部門ごとに管理責任者をおくなど適切な管理に努めるとともに、適正な内部監査を実施するな
どして、本保護方針の継続的な改善に努めます。
18
8.利用者保護等管理方針・金融円滑化にかかる基本方針・反社会的勢力への
対応に関する基本方針
〔利用者保護等管理方針〕
新ふくしま農業協同組合(以下「当JA」という。
)は、農業協同組合法その他関連法令等により営む信用事
業の利用者(利用者になろうとする者を含む。以下同じ。
)の正当な利益の保護と利便性の確保のため、以下の
方針を遵守します。また、利用者の保護と利便の向上に向けて継続的な取組みを行ってまいります。
1.利用者に対する取引または金融商品の説明(経営相談等をはじめとした金融円滑化の観点からの説明を含
む。
)および情報提供を適切かつ十分に行います。
2.利用者からの相談・苦情等については、公正・迅速・誠実に対応(経営相談等をはじめとした金融円滑化の
観点からの説明を含む。
)し、利用者の理解と信頼が得られるよう適切かつ十分に対応に努めます。
3.利用者に関する情報については、法令等に基づく適正かつ適法な手段により取得ならびに情報の紛失、漏
洩および不正利用等の防止のための必要かつ適切な措置を講じます。
4.当JAが行う事業を外部に委託するにあたっては、利用者情報の管理や利用者への対応が適切に行われる
よう努めます。
5.当JAとの取引に伴い、当JAの利用者の利益が不当に害されることのないよう、利益相反管理のための
態勢整備に努めます。
【備考】
本方針の「取引」とは、
「与信取引(貸付契約およびこれに伴う担保・保証契約)、貯金等の受入れ、商品の
販売、仲介、募集等において利用者と当JAとの間で事業として行われるすべての取引」をいいます。
〔金融円滑化にかかる基本方針〕
新ふくしま農業協同組合は、農業者の協同組合組織として、
「健全な事業を営む農業者をはじめとする地域の
お客様に対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を「当JAの最も重要な役割のひとつ」として位置づけ、
当JAの担う公共性と社会的責任を強く認識し、その適切な業務の遂行に向け、以下の方針を定め取組んでまい
ります。
1.お客様からの新規融資や貸付条件の変更等の申込みがあった場合には、お客様の特性および事業の状況を
勘案しつつ、できる限り柔軟に対応するように努めます。
2.事業の営むお客様からの経営相談に積極的かつきめ細かく取り組み、お客様の経営改善に向けた取り組み
をご支援できるよう努めてまいります。
3.お客様から新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みがあった場合には、説明および情報提供を適切か
つ十分に行えるように努めてまいります。
4.お客様から新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みに対する問い合わせ、相談、要望および苦情につ
いては、公正・迅速・誠実に対応し、お客様の理解と信頼が得られるように努めてまいります。
5.中小企業者等金融円滑化法への対応
(1)農業事業者、中小事業者および住宅ローンご利用のお客様からの新規融資や貸付条件の変更等の申込み
があった場合には、お客様の特性および事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔軟に対応するよう努め
てまいります。
(2)その際、他の金融機関や日本政策金融公庫、住宅金融支援機構、農業信用基金協会等との緊密な連携を
図るよう努めてまいります。
6.お客様からの上述のような申込みに対し、円滑に措置をとることができるよう、下記の体制を整備いたし
ております。
(1)金融担当常務以下、関係部長を構成員とする「金融円滑化協議会」にて、金融円滑化にかかる対応を一
元的に管理し、組織横断的に協議します。
(2)代表理事組合長を「金融円滑化管理責任者」として、当組合全体における金融円滑化の方針や施策の徹
底に努めます。
7.本方針に基づく金融円滑化管理態勢について、その適正性および有効性を定期的に検証し、必要に応じて
見直しを行います。尚、この基本方針の改正、廃止および管理要領の制定等は組合長に一任いたします。
〔反社会的勢力への対応に関する基本方針〕
新ふくしま農業協同組合は(以下、当JAといいます)は、事業を行うについて、平成 19 年 6 月 19 日犯罪対
策閣僚会議幹事会申合わせにおいて決定された「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」
(以下、
19
政府指針といいます)等を遵守し、反社会的勢力に対して断固とした姿勢で臨むことをここに宣言します。
(反社会的勢力との決別)
1.当JAは、取引関係を含めて、排除の姿勢をもって対応し、反社会的勢力による不当要求を拒絶します。
(組織的な対応)
2.当JAは、反社会的勢力に対しては、組織的な対応を行い、職員の安全確保を最優先に行動します。
(外部専門機関との連携)
3.当JAは、警察、財団法人暴力追放推進センター、弁護士など、反社会的勢力を排除するための各種行動
を行っている外部専門機関等と密接な連携をもって、反社会的勢力と対決します。
※「反社会的勢力」とは、
「政府指針」に記載される集団または個人を指します。
9.自己資本の状況
◇ 自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務基盤
の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。不良債権処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、
平成27年1月末における自己資本比率は、11.43%となりました。
◇ 経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○
普通出資による資本調達額
項目
内容
発行主体
新ふくしま農業協同組合
資本調達手段の種類
普通出資
コア資本に係る基礎項
4,177百万円
目に算入した額
当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を算出して、
当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己
資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。
また、平成19年度から、信用リスク、オペレーショナル・リスク、金利リスクなどの各種リスクを個別の
方法で質的または量的に評価し、リスクを総体的に捉え、自己資本と比較・対照し、自己資本充実を評価す
ることにより、経営の健全性維持・強化を図っております。
20
10.主な事業の内容
〔信用事業〕
信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる銀行業務といわれる内容の業務を行っています。この信用事業は、JA・農林中金という2段階の組織が有
機的に結びつき、「JAバンク」として大きな力を発揮しています。
◇ 貯金業務
組合員の方はもちろん、地域住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金をお預かりしています。普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座
などの各種貯金を目的・期間・金額にあわせてご利用いただいております。
また、公共料金、都道府県税、市町村税、各種料金のお支払い、年金のお受け取り、給与振込等もご利用いただけます。
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金
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(単利型)
お預け入れ期間は1ヵ月から。確定利回りなので確実です。
1ヵ月以上5年以内
1円以上
ス ー パ ー 定 期
(複利型)
お預け入れ期間は 3 年から。半年ごとの複利計算で断然有利。確定利
回りなので確実です。1 ヵ月後から一部支払が可能です。
3 年以上5年以内
1 円以上
変 動 金 利 定 期
(単利型・複利型)
お預け入れ期間は1年から。お預け入れの定期貯金の金利が金融情
勢に合わせて半年ごとに変動する定期貯金。
1年・2年・3年
1円以上
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お預け入れ金額は300万円未満まで。おトクな1年ごとの複利計算で
大きく育ち、1年をすぎれば一部でも払い戻しができます。
最長3年
(措置期間1年)
1円以上300万円未
満
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(大口定期貯金)
市場金利を基準とする1,000万円からの自由金利の定期貯金です。
1ヵ月以上5年以内
1,000万円以上
据 置 定 期 貯 金
6ヵ月以上で5年まで預入可能、据置期間の6ヵ月すぎればいつでも引
き出しは自由、半年複利の有利・便利な定期貯金です
6ヵ月以上5年以内
1円 以上1 ,000 万
円未満
積 立 定 期 貯 金
(エンドレス型・満期型)
月々積立金を一本一本の期日指定定期貯金でお預かりする有利な貯
金です。
1年以上
1円以上
一 般 財 形 貯 金
お給料・ボーナスから天引きによる自由金利の財産形成貯金です。
3年以上
1円以上
財 形 年 金 貯 金
積立終了後は年金形式でお受取りいただける自由金利の財形です。
非課税扱いの特典が受けられます。
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7 日以上 5 年以内
1,000万円以上
21
主要な事業の内容
◇ 貸出業務
農業専門金融機関として、農業の振興を図るための農業関連資金はもとより、組合員の皆さまの生活を豊かにするための生活改善資金等を融資してお
ります。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資金や、地方公共団体、農業関連産業・地元企業等、農業以外の事業へも必
要な資金を貸し出し、農業の振興はもとより、地域社会の発展のために貢献しております。さらに、株式会社日本政策金融公庫をはじめとする政府系金融
機関等の代理貸付、個人向けローンも取り扱っております。
あなたの夢実現のお手伝い、JAのローン
JAローンのご案内
あなたのくらしを応援します。夢がふくらむローンいろいろ。手続カンタン、支払いラクラク。住宅・生活資金や農業資金のことなら、お
気軽にご相談ください。
ローンの種類
お 使 い み ち
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5,000万円以内
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35年以内
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1,000万円以内
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使いみちは自由。
300万円以内
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※負債整理、事業資金は除く。
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変動金利
車のことなら何でもOK。運転免許・税金・共済掛金・登録費
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7年以内
用のお支払いにもお使いになれます。
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固定金利
変動金利
入学金・授業料はもちろん、教科書代や下宿代などお子様の
500万円以内
在学期間+7年6ヶ月以内
教育資金。
農 機 ハウ ス ロ ー ン
固定金利
固定金利
変動金利
農機具(中古農機を含む)の購入・点検・修理・車検等に付帯
1,000万円以内
10年以内
する費用としての資金。パイプハウスの資材購入・建設費用と
変動金利
固定金利
してご利用できます。
カ ー ド ロ ー ン
必要なときにカード1枚で50万円まで、いつでもスピーディに
50万円以内
1年(自動更新)
固定金利
お役に立ちます。
公的資金のご案内
農業近代化資金
JAでは下記の公的資金のお取り扱いもいたしております。各種ローンと併せてご利用ください。
農業経営の近代化のため、施設の新築や各種農機具を購入する際の資金です。
株式会社日本政策金融公庫 農業経営の規模拡大と安定をめざすため、農地などを取得・改良する際の資金です。
ラクラク、我家の家計簿がわりJAの給与振込・年金受取
● 早くて確実です。
毎月の給料やボーナスがあなたの口座へ自動的に入金されますので、給料日の朝からお引き出しになれます。
● 便利です。
出張中や休暇中でも、キャッシュカードで全国どこのJAでもお引き出しできます。
● 安全です。
給料の紛失や盗難の心配がありません。
● おトクです。
振り込まれたその日からお利息がつきますのでムダなくおトクです。
安心、カンタン。JAの自動支払いサービス
電気・電話・NHK受信料などの公共料金をはじめ各種料金を貯金口座から自動的にお支払いいたします。集金日のわずらわしさは、もうありません。
1. お申込みは窓口でカンタンにできます。
2. 手続きは一回だけですみます。
3. 通帳が家計簿がわりになります。
22
主要な事業の内容
◇為替業務
全国のJA・信連・農林中金の店舗を始め、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、当JAの窓口を通して全国どこの金融機関へでも振
込・送金や手形・小切手等の取立が安全・確実・迅速にできます。
○為替手数料
振込手数料
店内振込(本人・家族名義への振込を除く)
当JA本支店あて(当JA本支店内の本人・家族名義への振込を除く
窓口利用
他JA、信連及び農林中金あてのもの
電 信 扱 い
他 行 あ て の も の
文 書 扱 い
当組合本支店並びに他JA、信連及び農林中金あてのもの
ATM利用
他 行 あ て の も の
県内・県外系統あてのもの
ネットバンク利用
他 行 あ て の も の
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
1件につき108円
1件につき324円
1件につき216円
1件につき432円
1件につき216円
1件につき432円
1件につき540円
1件につき756円
1件につき540円
1件につき756円
1件につき108円
1件につき324円
1件につき432円
1件につき648円
1件につき108円
1件につき216円
1件につき324円
1件につき432円
(注)1.上記金額には、消費税(8%)が含まれております。
送金手数料
当組合本支店並びに他JA、信連及び農林中金あてのもの
他 行 あ て の も の
(注)1.上記金額には、消費税(8%)が含まれております。
1件につき432円
1件につき648円
代金取立手数料
当組合本支店並びに他JA、信連及び農林中金あてのもの
至 急 扱 い
他 行 あ て の も の
普 通 扱 い
(注)1.上記金額には、消費税(8%)が含まれております。
1件につき432円
1件につき846円
1件につき648円
両替手数料
両 替 枚 数
1 ~
100 枚
101 ~
300 枚
301 ~ 500 枚
501 ~ 1,000 枚
1,001 ~ 2,000 枚
2,000 枚以上1,000枚ごとに324円加算
(注)1.上記金額には、消費税(8%)が含まれております。
その他の手数料
送金・振込の組戻料
取立手形組戻料
手
数
料
無 料
108 円
216 円
324 円
648 円
1件につき648円 (ただし648円を超える取立費用を要する場合は、その実費)
1通につき648円 (ただし648円を超える取立費用を要する場合は、その実費)
取立手形店頭呈示料
1通につき648円 (ただし648円を超える取立費用を要する場合は、その実費)
不渡手形返却料
1通につき648円
残高証明書
1通につき216円
小切手
1件につき432円
約束手形
1件につき540円
自己宛小切手
1件につき540円
再発行手数料
1件・1通につき540円および1,080円(キャッシュカード・ICキャッシュカード・通帳・証書)
ネットバンク利用手数料
平成25年6月1日より無料化
(注)1.上記金額には、消費税(8%)が含まれております。
◇国債窓口販売
国債(利付・割引国庫債券)の窓口販売の取扱いをしています。
◇その他の業務及びサービス
当JAでは、コンピュータ・オンラインシステムを利用して、各種自動受取、各種自動支払や事業主のみなさまのための給与振込サービス、自動集金サー
ビスなど取り扱っています。
また、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行、信用金庫などでも現金引き出しのできるキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めています。
23
主要な事業の内容
〔共済事業〕
JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開しています。 地域に根ざしたJAとして、組合員等利用者本位の事業活
動を展開し、満足度・利用度№1 の共済事業を目指しております。
また、高齢化社会に対応した福祉事業への取り組み、管内小学校を対象とした「交通安全教室」の開催など、地域とのふれあい・共生に努めておりま
す。
(JA共済の仕組み)
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆様の生命・傷害・家屋・財産を相互扶助によりトータルに保障していま
す。事業実施当初から生命保障と損害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされるさまざまな保障・ニーズにお応えできます。
また、JA共済は、平成 17 年4月1日から、JAとJA共済連が共同で共済契約をお引き受けしています。JAとJA共済連がそれぞれの役割を担い、組合
員・利用者の皆さまに密着した生活総合保障活動を行っています。
JA
組合員・利用者の
皆さま
共済契約
+
JA共済連
JA:JA共済の窓口です。
JA共済連:JA共済事業の企画・開発・資産運用業務や支払共済にかかる準備金の積み立てなどを行っています。
〔農業関連・生活関連・その他の事業〕
◇ 指導事業
指導事業は、営農指導事業と生活指導事業とに大別され、それぞれ組合員の営農活動、生活活動がより効果的に行われることを目的としております。
直接収益を生み出すという事業ではありませんが、JAの中心的事業として進めております。
①営農指導 : 組合員の営農を指導し、その改善と地域における総合的な農業生産力の維持・向上を図っております。さらに、単に技術指導を行うだ
けでなく、地域の農用地を有効に利用するための仕組みづくりを通じ、足腰の強い農業経営が確立されるよう働きかけ、地域社会の活性
化に貢献する農業の発展を図っております。
②生活指導 : 組合員農家の生活全般について支援し、組合員や地域社会の生活改善と向上に努めており、その範囲は消費、健康、文化、娯楽など
きわめて広く、活力ある地域づくりに取り組んでおります。 また、健康活動や高齢者福祉事業を積極的に進めております。
◇ 販売事業
販売事業は、組合員農家の営農活動の成果である生産物を共同で販売する事業であり、より高い農業収入をあげることを目的としております。農家
にとって大切な農産物の価格は、天候、輸入量の増加、生産過剰等不安定要素が多く、そのためJAの共同販売の利点である営農指導による栽培基準
等の統一、大量供給により価格形成に影響力を持ち、販売動向を見ながら計画出荷することにより有利な販売に結びつく事業展開を図っております。
◇ 購買事業
購買事業は、農産物の生産に必要な資材の供給と生活に必要な物資を共同購入し、組合員等に供給する事業です。計画的な大量購入によって、
安い価格で仕入れ、流通経費を節約して、組合員に安くて品質の良い品物を安定的に供給することを目的として事業を行っております。
またグリーンセンターや資材店では、種子、苗、肥料、農薬、農具、園芸資材等を販売しています。農産物を出荷している農家向けの品物だけでなく、
家庭菜園向けの品物も取り揃えております。
◇ 旅行事業
国内・海外旅行の企画を取り扱っております。
◇ 農住事業
資産運用・相続税・所得税の相談業務を行っております。
◇ 農業倉庫事業
米穀等の品質保持を図るために保管管理事業を行っております。
◇ 加工事業
2011 メモリアル企画商品ピーチリキュール「桃の涙」、純米酒「おらが純米」、JAオリジナルジュース「もも日和」「りんご日和」「なし日和」、新ふくしまの
米「吾妻の輝き」、巨峰ワイン「農(はたけ)の空」、ふじりんごのシードル「農(はたけ)の風」、ラ・フランス缶詰等の託製造と販売を行っております。
◇ 利用事業
育苗センター・開葯所・大型保管冷蔵庫等の利用やJAが所有している農業機械等を組合員に提供しております。
◇ 農産物直売所
安全・安心・新鮮な生産者直送の地場農産物の販売を行っております。
◇ 特別会計
地場農産物をアイスクリームやジャム等に加工し、付加価値を加えて販売しております。
◇ 介護事業
各種介護相談・ケアマネージメント・訪問介護・福祉用具の貸与など幅広い事業を行っております。
24
11.系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み)
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度
(農水産業協同組合貯金保険制度)
」との2重のセーフティネットで守られています。
◇「JAバンクシステム」の仕組み
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグループの名称です。組
合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけるよう、JAバンク会員の総力を結
集し、実質的にひとつの金融機関として活動する「JAバンクシステム」を運営しています。
「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的な事業推進」を2つの柱としています。
◇「破綻未然防止システム」の機能
「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。JAバンク
法(農林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)に基づき、「JA
バンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳し
いJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべき自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。
また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改善指導を行います。
◇「一体的な事業推進」の実施
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、共同運営シス
テムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取り組みをしています。
◇ 貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、
貯金者を保護し、
また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信
組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度です。
25
Ⅰ.決算の状況
1.貸借対照表
科 目
(資産の部)
25年度
26年度
〔信用事業資産〕
現金
預金
系統預金
系統外預金
有価証券
国 債
社債
貸出金
188,609,258
806,510
129,104,521
129,076,790
27,731
4,899,671
4,384,481
515,190
53,033,077
その他の信用事業資産
未収収益
その他の資産
債務保証見返
貸倒引当金
〔共済事業資産〕
共済貸付金
共済未収利息
その他の共済事業資産
〔経済事業資産〕
経済事業未収金
経済受託債権
棚卸資産
購買品
その他の棚卸資産
その他の経済事業資産
貸倒引当金
〔雑資産〕
〔固定資産〕
有形固定資産
建物
939,462
968,704
903,978
920,818
35,483
47,886
89,190
83,511
△ 263,175
△ 266,594
151,152
176,151
148,480
173,348
2,010
2,014
661
787
1,639,752
2,092,770
442,059
780,130
619,565
680,871
538,265
594,087
504,454
546,462
33,811
47,625
58,763
58,552
△ 18,901
△ 20,871
2,172,242
1,990,917
7,503,989
7,433,999
7,485,887
7,416,735
5,037,133
5,137,423
920,660
950,476
4,931,026
4,901,959
26,442
647,972
660,348
△ 4,050,904 △ 4,259,915
18,102
17,263
7,414,543
7,415,916
7,414,631
7,416,003
6,964,846
6,964,845
279,986
281,356
169,800
169,800
△ 88
△ 86
317,913
257,578
機械装置
土地
建設仮勘定
その他有形固定資産
減価償却累計額
無形固定資産
〔外部出資〕
外部出資
系統出資
系統外出資
子会社等出資
外部出資等損失引当金
〔繰延税金資産〕
科 目
(負債の部)
198,457,657 〔信用事業負債〕
936,152
貯金
141,120,046
譲渡性貯金
141,054,129
借入金
65,917
その他の信用事業負債
1,409,609
未払費用
878,829
その他の負債
530,780
債務保証
54,206,227 〔共済事業負債〕
共済借入金
共済資金
共済未払利息
未経過共済付加収入
共済未払費用
その他の共済事業負債
〔経済事業負債〕
経済事業未払金
経済受託債務
その他の経済事業負債
〔雑負債〕
未払法人税等
その他の負債
〔諸引当金〕
賞与引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
〔再評価に係る繰延税金負債〕
【負債の部 合計】
国際協同組合年記念災害支援積立金
被災JA財政支援積立金
自然再生エネルギー対策積立金
その他有価証券評価差額金
土地再評価差額金
【純資産の部 合計】
207,808,853
(単位:千円)
26年度
192,158,754
186,994,254
1,560,000
2,013,691
1,501,618
81,425
1,420,192
89,190
1,520,419
201,436,049
196,807,354
1,470,000
1,995,697
1,079,486
107,662
971,824
83,511
1,916,260
146,370
829,498
2,010
528,434
13,840
265
254,812
188,959
56,006
9,847
2,203,633
370,150
1,833,482
887,036
68,452
787,026
31,556
1,048,230
198,072,888
173,052
1,219,558
2,014
507,867
12,465
1,301
335,600
247,596
76,341
11,662
2,186,321
128,031
2,058,289
792,354
69,620
683,422
39,310
1,042,030
207,708,616
6,974,313
4,136,090
2,866,395
585,000
2,281,395
100,000
245,000
155,000
200,000
120,000
270,000
50,000
73,000
50,000
1,018,395
(906,440)
△ 28,172
2,761,651
23,984
2,737,666
9,735,965
207,808,853
7,333,890
4,177,178
3,188,894
775,000
2,413,894
100,000
367,000
204,000
200,000
130,000
609,000
50,000
73,000
100,000
580,894
(406,740)
△ 32,182
2,782,484
61,261
2,721,222
10,116,374
217,824,990
(純資産の部)
〔組合員資本〕
出資金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
特別積立金
施設設備対策積立金
地域農業振興積立金
農産物販売事故対策積立金
金融事業基盤強化積立金
経営安定化積立金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
処分未済持分
〔評価・換算差額等〕
【資産の部 合計】
25年度
217,824,990
【負債及び純資産の部合計】
26
2.損益計算書
(単位:千円)
科 目
〔事業総利益〕
信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
(うち譲渡性貯金利息)
(うち借入金利息)
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金繰入額)
〈信 用 事 業 総 利 益〉
共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
その他の費用
〈共 済 事 業 総 利 益〉
購買事業収益
購買品供給高
その他の収益
購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
〈購 買 事 業 総 利 益〉
販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
共選場収益
その他の収益
販売事業費用
販売品販売原価
販売費
共選場費用
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
〈販 売 事 業 総 利 益〉
農業倉庫事業収益
農業倉庫事業費用
〈農業倉庫事業総利益〉
加工事業収益
加工事業費用
〈加 工 事 業 総 利 益〉
利用事業収益
利用事業費用
〈利 用 事 業 総 利 益〉
旅行事業収益
旅行事業費用
〈旅 行 事 業 総 利 益〉
25年度
4,331,118
2,042,105
1,869,682
(857,825)
(27,302)
(984,554)
-
84,061
72,729
15,632
306,483
133,050
(123,104)
(4,829)
(1,842)
(3,273)
35,402
138,031
(75,873)
1,735,622
1,696,001
1,627,414
4,215
64,371
129,973
4,260
76,347
49,365
1,566,028
3,576,666
3,492,554
84,112
3,111,123
3,012,306
37,269
61,547
(3,499)
465,542
1,698,742
768
202,676
1,296,345
198,951
1,323,017
789
1,726
1,157,406
163,094
-
(△200)
375,724
17,657
1,844
15,813
21,509
18,396
3,112
121,767
90,143
31,624
15,115
2,721
12,394
26年度
4,270,904
2,184,796
1,928,054
(851,787)
(21,392)
(958,062)
(96,811)
88,411
149,454
18,876
395,032
162,456
(155,220)
(3,315)
(972)
(2,947)
20,926
211,649
(3,575)
1,789,763
1,619,535
1,568,240
4,177
47,117
132,448
4,132
76,186
52,129
1,487,086
3,977,890
3,899,981
77,908
3,487,116
3,397,238
30,132
59,745
(△1,506)
490,774
1,625,806
-
199,503
1,239,001
187,301
1,315,776
-
1,736
1,134,615
179,425
(463)
-
310,029
17,487
2,790
14,696
24,690
21,316
3,373
124,658
89,716
34,941
16,094
2,595
13,498
科 目
農住事業収益
農住事業費用
〈農 住 事 業 総 利 益〉
農用地利用調整事業収益
農用地利用調整事業費用
〈農用地利用調整事業総利益〉
特別会計収益
特別会計費用
〈特 別 会 計 総 利 益〉
農産物直売所収益
農産物直売所費用
〈農産物直売所総利益〉
介護事業収益
介護事業費用
〈介 護 事 業 総 利 益〉
指導事業収入
指導事業支出
〈指導事業収支差額)
〔事業管理費〕
人件費
業務費
諸税負担金
施設費
その他事業管理費
【 事 業 利 益 】
〔事業外収益〕
受取雑利息
受取出資配当金
賃貸料
雑収入
〔事業外費用〕
支払雑利息
寄付金
雑損失
貸倒引当金繰入
【 経 常 利 益 】
〔特別利益〕
固定資産処分益
一般補助金
除染収益
受取損害賠償金
その他の特別利益
〔特別損失〕
固定資産処分損
固定資産圧縮損
除染費用
減損損失
雪害対策助成
固定資産撤去費用
その他の特別損失
【税 引 前 当 期 利 益】
〔法人税・住民税及び事業税〕
〔法人税等調整額〕
【法人税等合計】
【 当 期 剰 余 金 】
【当 期 首 繰 越 剰 余 金】
【再評価差額金取崩額】
【施設整備対策積立金取崩額】
【地域農業振興積立金取崩額】
【経営安定化積立金取崩額】
【 当期未処分剰余金 】
27
25年度
39,206
1,779
37,426
10,616
10,011
605
100,169
98,281
1,888
1,380,097
1,296,637
83,460
186,790
87,998
98,791
145,371
242,287
△ 96,915
3,900,846
2,869,636
293,106
112,395
619,344
6,362
430,272
209,498
3,663
94,960
85,726
25,147
22,150
102
2,032
14,989
5,025
617,620
1,665,087
3,023
645,607
941,527
72,781
2,146
952,272
36,378
518,657
272,252
-
-
-
124,984
1,330,434
389,541
34,452
423,994
906,440
40,351
21,604
35,000
15,000
1,018,395
26年度
33,422
1,079
32,343
11,633
11,330
303
95,047
92,899
2,148
1,409,492
1,327,991
81,501
169,674
85,796
83,878
120,438
193,874
△ 73,436
3,823,269
2,829,058
299,038
117,867
570,064
7,240
447,634
237,440
2,814
100,863
84,514
49,249
22,282
79
2,549
16,509
3,145
662,792
392,179
-
50,248
254,611
47,930
39,389
463,394
4,311
50,248
241,198
31,167
40,084
28,433
67,952
591,576
144,755
40,080
184,835
406,740
47,709
16,444
13,000
66,000
31,000
580,894
3.注記表
(平成 25 年度)
(平成 26 年度)
Ⅰ
Ⅰ
重要な会計方針に係る事項に関する注記
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.資産の評価基準及び評価方法
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
①
満期保有目的の債券:償却原価法(定額法)
①
子会社株式:移動平均法による原価法
②
子会社株式:移動平均法による原価法
②
その他有価証券
③
その他有価証券
ア.時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直
ア.時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直
入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
。
イ.時価のないもの:移動平均法による原価法
イ.時価のないもの:移動平均法による原価法
なお、取得価額と債券金額との差額のうち金利調整と認められる部分については償
なお、取得価額と債券金額との差額のうち金利調整と認められる部分については償
却原価法による取得価額の修正を行っています。
却原価法による取得価額の修正を行っています。
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品・・・・・・・売価還元法による低価法
購買品・・・・・・・売価還元法による低価法
その他の棚卸資産・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)
その他の棚卸資産
加工品在庫品・・・・総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
2.固定資産の減価償却の方法
農産加工館在庫品・・先入先出法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(1)有形固定資産
直売所在庫品・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
①
その他・・・・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
建物(建物付属設備を除く)
ア.平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの
旧定率法によっています。
2.固定資産の減価償却の方法
イ.平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得したもの
(1)有形固定資産
①
旧定額法によっています。
建物(建物付属設備を除く)
ウ.平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの
ア.平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの
定額法によっています。
旧定率法によっています。
②
イ.平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得したもの
建物(建物付属設備を除く)以外
ア.平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの
旧定額法によっています。
旧定率法によっています。
ウ.平成 19 年 4 月 1 日以降に取得したもの
イ.平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの
定額法によっています。
②
定率法によっています。
建物(建物付属設備を除く)以外
③
取得価格が 30 万円未満の減価償却資産
ア.平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの
税法の定めにより次のとおり処理しています。
旧定率法によっています。
ア.上限 300 万円に達するまでの金額:全額費用処理しています。
イ.平成 19 年 4 月 1 日以降に取得したもの
イ.アを超える部分のうち 10 万円以上 20 万円未満のもの:一括償却資産として全額費
定率法によっています。
③
用処理しています。
取得価格が 30 万円未満の減価償却資産
ウ.アを超える部分のうち 20 万円以上 30 万円未満のもの:固定資産に計上し、定率法
税法の定めにより次のとおり処理しています。
を採用し、税法基準の償却率によっています。
ア.上限 300 万円に達するまでの金額:全額費用処理しています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
イ.アを超える部分のうち 10 万円以上 20 万円未満のもの:一括償却資産として全額費
ています。
用処理しています。
(2)無形固定資産
ウ.アを超える部分のうち 20 万円以上 30 万円未満のもの:固定資産に計上し、定率法
定額法を採用して償却しています。
を採用し、税法基準の償却率によっています。
3.引当金の計上基準
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
(1)貸倒引当金
ています。
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当規
(減価償却方法の変更)
程に則り、次のとおり計上しています。
法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成 25 年 3 月 1 日以後に取得した有形固定
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及
資産について、改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。
びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担
また、東日本大震災での被害を受け、当組合を含む県内JAの組織再編が協議中のも
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上していま
と、各JAの現行固定資産管理システムが異なっていることから、合併時のシステム統
す。
合に支障を来さないために、平成 19 年 4 月 1 日以後に取得した既存資産ついても改正
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められ
後の減価償却方法に変更しています。
る債務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
これにより従来の方法と比べて、当事業年度の事業管理費が 20,423 千円減少し、事
証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合
業利益、経常利益、税引前当期利益が同額で増加しています。
的に判断して必要と認められる額を計上しています。
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に
定額法を採用して償却しています。
見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価格から担
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当て
3.引当金の計上基準
ています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれ か
(1)貸倒引当金
います。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 9 により算定
した金額に基づき計上しています。
28
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した査定監査部署が査定結果を監査しており、その査
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当規程
多い金額を計上しています。
に則り、次のとおり計上しています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 9 により算定した金額に基
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及
づき計上しています。
びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上していま
から独立した査定監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引
す。
当を行っています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められ
(2)賞与引当金
る債務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を
証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合
計上しています。
的に判断して必要と認められる額を計上しています。
(3)退職給付引当金
破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込
見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価格から担
額に基づき、当事業年度末に発生していると認められる額を計上しています。
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当て
① 退職給付見込額の期間帰属方法
ています。上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のい
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させ
ずれか多い金額を計上しています。
る方法については、期間定額基準によっています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 9 により算定した金額に基
② 数理計算上の差異、過去勤務費用の費用処理方法
づき計上しています。
数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署
間以内の一定の年数(10 年)による定率法により、発生の翌事業年度から費用処理
から独立した査定監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引
することとしています。
当を行っています。
過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)
(2)賞与引当金
による定率法により費用処理しています。
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を
(4)役員退職慰労引当金
計上しています。
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金引当規程に基づく期末要支給額を計
(3)退職給付引当金
上しています。
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込
額に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
(5)外部出資等損失引当金
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)に
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについて
よる定率法により費用処理しています。
は有価証券の評価と同様の方法により、株式以外のものについては貸出債権と同様の方法
数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以
により、必要と認められる額を計上しています。
内一定の年数(10 年)による定率法により、発生の翌事業年度から費用処理することと
しています。
4.リース取引の処理方法
(4)役員退職慰労引当金
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金引当規程に基づく期末要支給額を計
のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係
上しています。
る方法に準じた会計処理によっています。
(5)外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについて
5.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
は有価証券の評価と同様の方法により、株式以外のものについては貸出債権と同様の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式で行っています。ただし、固定資産に係る
により、必要と認められる額を計上しています。
控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5 年間で均等償却を行っています。
4.リース取引の処理方法
6.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」
のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係
で表示しております。
る方法に準じた会計処理によっています。
Ⅱ
5.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
貸借対照表に関する注記
1.有形固定資産に係る圧縮記帳額
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式で行っています。ただし、固定資産に係る
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は
控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5 年間で均等償却を行っています。
2,832,361 千円であり、その内訳は次のとおりです。
(単位:千円)
6.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
取得した額
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」
建
で表示しております。
内当年度取得
内当年度補助
物
629,269
396,046
87,408
43,703
物
77,383
27,791
3,768
1,884
機 械 装 置
3,609,930
2,339,848
14,248
4,660
車輌運搬具
1,871
956
-
-
125,018
67,719
-
-
4,443,472
2,832,361
105,425
50,248
構
築
器 具 備 品
合
29
補助金額
計
Ⅱ
貸借対照表に関する注記
2.リース契約により使用する重要な固定資産
1.有形固定資産に係る圧縮記帳額
貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用している重要な固定資産と
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価格から控除している圧縮記帳額は
して、ATM設備等(平成 21 年 1 月 31 日以前契約締結のもの)があります。
2,782,113 千円であり、その内訳は次のとおりです。
(単位:千円)
3.担保に供している資産等
取得した額
補助金額
内当年度取得
内当年度補助
物
541,861
352,343
-
93,378
物
73,615
25,907
-
-
機 械 装 置
3,595,682
2,335,188
47,681
424,279
定期預金
車輌運搬具
1,871
956
-
-
定期預金
器 具 備 品
125,018
67,719
999
999
4,338,047
2,782,113
48,680
518,656
建
構
築
合
計
担保に供している資産は以下のとおりです。
担保に供している資産
種類
帳簿価額
担保に係る債務
担保権の種類
内容
期末残高
4,500,000 千円
根質権
未決済為替
-
2,000,000 千円
質権
手形借入金
1,960,000 千円
4.子会社に対する金銭債権及び金銭債務の総額
2.リース契約により使用する重要な固定資産
(1)子会社に対する金銭債権の総額
1,158,343 千円
(2)子会社に対する金銭債務の総額
386,181 千円
貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用している重要な固定資産と
して、ATM設備等(平成 21 年 1 月 31 日以前契約締結のもの)があります。
5.役員との間の取引による役員に対する金銭債権の総額
理事及び監事に対する金銭債権
391,022 千円
3.担保に供している資産等
担保に供している資産は以下のとおりです。
6.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
担保に供している資産
種類
帳簿価格
担保に係る債務
担保権の種類
内容
貸出金のうち、破綻先債権額は 5,134 千円、延滞債権額は 275,827 千円です。
期末残高
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
定期預金
4,500,000 千円
根質権
未決済為替
-
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
定期預金
2,000,000 千円
質権
手形借入金
1,960,000 千円
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)の
うち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条 1 項第 3 号のイからホまでに掲げ
る事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金です。
4.子会社に対する金銭債権及び金銭債務の総額
(1)子会社に対する金銭債権の総額
1,175,580 千円
(2)子会社に対する金銭債務の総額
300,953 千円
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
破綻先債権額、延滞債権額の合計額は 280,962 千円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
5.役員との間の取引による役員に対する金銭債権の総額
理事及び監事に対する金銭債権
217,985 千円
7.土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「土地の再評価に関する法律」
(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評
6.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は 9,523 千円、延滞債権額は 310,056 千円です。
価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)の
価差額金」として純資産の部に計上しています。
うち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条 1 項第 3 号のイからホまでに掲げ
・
る事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金です。
・ 再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計
再評価を行った年月日
平成 12 年 1 月 31 日
額を下回る金額・・・・・・・・・2,015,816 千円
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は
・
支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
貸出金のうち貸出条件緩和債権額は 3,431 千円です。
次のいずれかの方法により評価しています。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利
①
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決め
4 号に定める、当該事業用土地について地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格
を行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものです。
の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法に
より算定した価額(路線価)に合理的な調整を行って算出しました。
破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
②
323,012 千円です。
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
3 号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的
な調整を行って算出しました。
7.土地の再評価に関する法律に基づく再評価
③
「土地の再評価に関する法律」
(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
5 号に定める不動産鑑定士による評定評価額です。
価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、
事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を
Ⅲ
「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評
1.子会社との取引高の総額
価差額金」として純資産の部に計上しています。
(1)子会社との取引による収益総額
・再評価を行った年月日
平成 12 年 1 月 31 日
・再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額
を下回る金額・・・・・・・・・2,056,652 千円
30
損益計算書に関する注記
104,529 千円
うち事業取引高
42,318 千円
うち事業取引以外の取引高
62,211 千円
・同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
(2)子会社との取引による費用総額
次のいずれかの方法により評価しています。
うち事業取引高
①
うち事業取引以外の取引高
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
301,233 千円
56,945 千円
244,287 千円
4 号に定める、当該事業用土地について地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格
2.減損会計に関する注記
より算定した価額(路線価)に合理的な調整を行って算出しました。
(1)資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認識した資産又は資産グループの概要
②
の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法に
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを実施した結果、営業店舗
3 号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は
については支店ごとに、また、業務外固定資産(遊休資産と賃貸固定資産)については、
同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的
各固定資産をグルーピングの最小単位としています。
な調整を行って算定しました。
③
本店については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グルー
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
プのキャッシュ・フローの生成に寄与していることから、共用資産と認識しています。
5 号に定める不動産鑑定士による評定評価額です。
当事業年度に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
場所
用途
種類
損益計算書に関する注記
①
信陵資材店
資材店舗
土地
1.子会社との取引高の総額
②
水保給油所
給油所
建物
103,277 千円
③
四斗蒔土地
遊休資産
土地
業務外固定資産
うち事業取引高
41,691 千円
④
旧余目給油所
遊休資産
土地
業務外固定資産
うち事業取引以外の取引高
61,585 千円
⑤
旧平田支店
賃貸固定資産
土地及び建物
業務外固定資産
283,939 千円
⑥
荒井蒟蒻施設
賃貸固定資産
土地及び建物
業務外固定資産
Ⅲ
(1)子会社との取引による収益総額
(2)子会社との取引による費用総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
55,409 千円
その他
(2)減損損失の認識に至った経緯
228,529 千円
①②営業用店舗
当該店舗の営業収支が二期連続赤字であると同時に、短期的に業績の回復が見込まれな
2.減損会計に関する注記
いことから、帳簿価格を回収可能価額まで減額し、当事業年度減少額を減損損失として認
当事業年度の減損損失の計上はありません。
識しました。
③④遊休資産
Ⅳ
金融商品に関する注記
遊休資産として過年度減損損失致しましたが、一定額の回収可能額の減少により、そ
1.金融商品の状況に関する事項
の差額を減損損失として認識しました。
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業
⑤⑥賃貸固定資産
や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中央金庫へ預けているほか、国債や地方債
賃貸固定資産(業務外固定資産)については帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該
などの債券等の有価証券による運用を行っています。
減少額を減損損失として認識しました。
(2)金融商品の内容及びリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び
(3)減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失
有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスク
の内
に晒されています。
①信陵資材店
1,340 千円
(土地
1,340 千円
)
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証
②水保給油所
1,171 千円
(建物
1,171 千円
)
券)で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価
③四斗蒔土地
1,950 千円
(土地
1,950 千円
)
格の変動リスクに晒されています。
④旧余目給油所
5,764 千円
(土地
5,764 千円
)
⑤旧平田支店
4,793 千円 (土地
4,633 千円
建物
159 千円
)
⑥荒井蒟蒻施設
16,147 千円 (土地
15,378 千円
建物
768 千円
)
31,167 千円 (土地
29,067 千円
建物
2,099 千円
)
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①
信用リスクの管理
当組合では、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定
訳
合
しています。また、通常の貸出取引については、本店金融共済部審査課を設置し各支店
計
(4)回収可能価額の算定方法
との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッ
減損損失対象物件全件について、正味売却可能価額を採用(不動産鑑定評価額等)
シュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査
基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上
Ⅳ
を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方
1.金融商品の状況に関する事項
針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸
(1)金融商品に対する取組方針
倒引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業
の健全化に努めています。
②
金融商品に関する注記
や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中央金庫へ預けているほか、国債や地方債
市場リスクの管理
などの債券等の有価証券による運用を行っています。
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロール
(2)金融商品の内容及びリスク
することにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び
持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析
有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスク
などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めていま
に晒されています。
す。とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証
び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において
券)で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価
運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常
格の変動リスクに晒されています。
31
的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及
(3)金融商品に係るリスク管理体制
びALM委員会で決定された方針に基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行ってい
①
ます。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかど
信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
うかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
ています。また、通常の貸出取引については、本店に金融共済部審査課を設置し各支店
との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッ
市場リスクに係る定量的情報
シュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査
(トレーディング目的以外の金融商品)
基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品
針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸
は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入
倒引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務
金です。
の健全化に努めています。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後 1 年程度の金利の合理
②
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスク管理にあたっての定量
市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロール
的分析に利用しています。
することにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析
る金利が 0.50%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 339,490 千円減少する
などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めていま
ものと把握しています。
す。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合と前提しており、金利とその他の
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び
リスク変数の相関を考慮していません。
当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的
響が生じる可能性があります。
な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及び
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
ALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行って
含めて計算しています。
③
います。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているか
資金調達に係る流動性リスク管理
どうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
市場リスクに係る定量的情報
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
(トレーディング目的以外の金融商品)
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入金で
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれていま
す。
す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後 1 年程度の金利の合理
によった場合、当該価額が異なることもあります。
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスク管理にあたっての定量
的分析に利用しています。
2.金融商品の時価に関する事項
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
る金利が 0.50%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 223,051 千円減少する
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
ものと把握しています。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合と前提しており、金利とその他の
(3)に記載しています。
リスク変数の相関を考慮していません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
○預金
129,104,521
時
価
差
128,959,168
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
額
響が生じる可能性があります。
△145,352
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
○有価証券
含めて計算しています。
満期保有目的の債券
3,740,081
3,904,490
164,408
その他有価証券
1,159,590
1,159,590
-
53,072,206
-
-
△263,175
-
-
52,809,030
54,677,086
1,868,056
186,813,222
188,700,334
1,887,112
188,554,254
188,424,035
△130,218
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
2,013,691
2,013,070
△621
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれていま
190,567,945
190,437,105
△130,839
す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
○貸出金(※1)
貸倒引当金(※2)
貸倒引当金控除後
資
産 計
○貯金
○借入金
負
債 計
③
資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 39,128 千円を含めてい
ます。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
によった場合、当該価額が異なることもあります。
32
(2)金融商品の時価の算定方法
2.金融商品の時価に関する事項
[ 資産 ]
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
① 預金
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず
額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフ
(3)に記載しています。
(単位:千円)
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わ
貸借対照表計上額
る金額として算定しています。
○預金
② 有価証券
時
価
差
額
141,120,046
141,006,622
△113,424
1,409,609
1,409,609
-
54,232,694
-
-
266,594
-
-
53,966,100
55,858,916
1,892,816
196,495,756
198,275,148
1,779,391
198,277,354
198,261,332
△16,021
198,277,354
198,261,332
△16,021
○有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
その他有価証券
③ 貸出金
○貸出金(※1)
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先
貸倒引当金(※2)
の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること
貸倒引当金控除後
から当該帳簿価額によっています。
資
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金
産
の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額
○貯金
から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
負
計
債
計
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 26,466 千円を含めています。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額
をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿
(2)金融商品の時価の算定方法
価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額
[ 資産 ]
を時価に代わる金額として算定しています。
① 預金
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額か
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
ら貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
[ 負債 ]
額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフ
① 貯金
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わ
る金額として算定しています。
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみ
② 有価証券
なしています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャ
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
ッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引
③ 貸出金
いた現在価格を時価に代わる金額として算定しています。
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先
② 借入金
の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合
から当該帳簿価額によっています。
の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似している
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金
と考えられるため、当該帳簿価額によっています。
の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額を
から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額
価に代わる金額として算定しています。
をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿
価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
を時価に代わる金額として算定しています。
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これら
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額か
は(1)の金融商品の時価情報には含まれていません。
ら貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
(単位:千円)
[ 負債 ]
貸借対照表計上額
外部出資(※)
合
計
① 貯金
7,414,543
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみ
7,414,543
なしています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャ
(※)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極
ッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引
めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これら
は(1)の金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(※)
合
計
7,415,916
7,415,916
(※)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困
難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
33
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
1 年以内
預金
(単位:千円)
5 年超
1 年以内
129,104,521
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3,700,000
預金
有価証券
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
5 年超
141,120,046
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1,300,000
4,560,805
3,324,328
3,070,509
2,897,143
2,516,583
37,652,210
145,680,851
3,324,328
3,070,509
2,897,143
2,516,583
38,952,210
有価証券
満期保 有
そ の他有 価
目的の債券
証 券のう ち
そ の他有 価
満 期があ る
証 券のう ち
-
-
-
-
-
もの
1,100,000
満 期があ る
貸出金
もの
(※1,2,3)
貸出金
4,468,313
3,357,173
3,110,535
2,847,225
2,683,319
36,353,964
(※1,2,3)
合
計
合
133,572,834
3,357,173
3,110,535
2,847,225
2,683,319
41,153,964
計
(※1)貸出金のうち、当座貸越 514,597 千円については「1 年以内」に含めています。また、期限
のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含めています。
(※1)貸出金のうち、当座貸越 552,148 千円については「1 年以内」に含めています。また、
(※2)貸出金のうち、3 カ月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 204,064 千
期限のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含めています。
円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
(※2)貸出金のうち、3 カ月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 236,623
(※3)貸出金の分割実行案件のうち、貸出決定金額の一部実行案件 7,050 千円は償還日が特定でき
千円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
ないため、含めていません。
(※3)貸出金の分割実行案件のうち、貸出決定金額の一部実行案件 15,050 千円は償還日が特定
できないため、含めていません。
(5)有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
(5)借入金及び有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
176,125,810
6,532,906
3,560,061
846,098
1,489,377
-
1,977,994
7,578
5,137
5,248
5,361
12,372
178,103,804
6,540,484
3,565,198
851,346
1,494,738
12,372
1 年以内
貯金(※1)
借入金
合
計
1 年以内
5 年超
貯金(※1)
合
計
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
5 年超
174,800,763
18,162,074
3,068,065
1,596,804
649,645
-
174,800,763
18,162,074
3,068,065
1,596,804
649,645
-
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めています。
Ⅴ
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めています。
有価証券に関する注記
1.有価証券の時価及び評価差額に関する事項等
Ⅵ
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
有価証券に関する注記
(1)その他有価証券で時価のあるもの
1.有価証券の時価、評価差額に関する事項等
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれら
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
の差額については、次のとおりです。
(1)満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:千円)
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額に
ついては次のとおりです。
種類
(単位:千円)
貸借対照表計上額が取得
種
類
貸借対照表計上額
時
価
差
原価又は償却原価を超え
額
るもの
時 価 が 貸 借 対照 表 計
国
上額を超えるもの
債
3,740,081
3,904,490
164,408
3,740,081
3,904,490
164,408
合
取得原価又は
償却原価
貸借対照表
計上額
差額(※)
国債
822,516
878,829
56,312
社債
502,733
530,780
28,046
1,325,249
1,409,609
84,359
計
(※)なお、上記差額から繰延税金負債 23,097 千円を差し引いた額 61,261 千円が「その他有価証
合 計
券評価差額金」に含まれています。
2.当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
(2)その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価または償却原価、貸借対照表計上額及び
3.当事業年度中に売却したその他有価証券
これらの差額については、次のとおりです。
売却額
(単位:千円)
種
取得原価または
償却原価
類
貸借対照表計上額が
貸借対照表
計上額
債
評価差額
(※)
国債
623,494
644,400
20,905
社債
503,067
515,190
12,122
1,125,569
1,126,562
33,027
売却益
売却損
3,688,350 千円
149,454 千円
-千円
国債
3,688,350 千円
149,454 千円
-千円
3,688,350 千円
149,454 千円
-千円
合
券
計
取得原価または償却
原価を超えるもの
合 計
4.当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券
従来、満期保有目的で保有していた国債(3,740,081 千円)をその他有価証券に変更しています。
これは財務基盤強化を目的とした有価証券ポートフォリオの見直しに伴い、変更したものです。
(※)なお、上記評価差額から繰延税金負債 9,043 千円を差し引いた額 23,984 千円が
「その他有価証券評価差額金」に含まれています。
この変更により、期末時における有価証券が 14,242 千円増加し、繰延税金資産が 3,899 千円
減少し、その他有価証券評価差額金が 10,343 千円増加しております。
2.当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
なお、その他有価証券に変更した国債のうち、3,538,895 千円については、期中において売
却を行っております。
34
3.当事業年度中に売却したその他有価証券
売却額
債
Ⅵ
売却益
退職給付に関する注記
1.退職給付制度の概要等
売却損
(1)採用している退職給付制度の概要
券
2,276,606 千円
12,956 千円
15,905 千円
地方債
1,778,190 千円
11,240 千円
12,605 千円
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用していま
金融債
201,716 千円
1,716 千円
-千円
す。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、一般財団法人
社
296,700 千円
-千円
3,300 千円
2,276,606 千円
12,956 千円
15,905 千円
合
債
計
全国農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。
(2)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
①
期首における退職給付債務
②
勤務費用
102,078 千円
退職給付に関する注記
③
利息費用
53,231 千円
1.退職給付制度の概要等
④
数理計算上の差異の発生額
(1)採用している退職給付制度
⑤
退職給付の支払額
△375,482 千円
⑥
期末における退職給付債務
2,747,412 千円
4.当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券はありません。
Ⅵ
職員の退職給付にあてるため、退職給付規程に基づき、退職一時金制度を採用していま
2,661,563 千円
306,021 千円
す。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、一般財団法人
(3)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
全国農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。
①
期首における年金資産
②
期待運用収益
△2,661,563 千円
③
数理計算上の差異の発生額
(2)退職給付債務の額及びその内訳
1,825,342 千円
18,704 千円
△67,691 千円
①
退職給付債務
②
特定退職共済制度
1,825,342 千円
④
特定退職共済制度への拠出金
③
未積立退職給付債務
△836,221 千円
⑤
退職給付の支払額
△232,839 千円
④
未認識過去勤務債務
4,458 千円
⑥
期末における年金資産
1,654,755 千円
⑤
未認識数理計算上の差異
⑥
貸借対照表計上額純額
△787,026 千円
整表
⑦
退職給付引当金
△787,026 千円
①
退職給付債務
②
特定退職共済制度
③
未積立退職給付債務
1,092,656 千円
△409,233 千円
111,239 千円
(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調
44,736 千円
(3)退職給付費用の内訳
2,747,412 千円
△1,654,755 千円
①
勤務費用
105,927 千円
④
未認識数理計算上の差異
②
利息費用
56,564 千円
⑤
貸借対照表計上額純額
683,422 千円
③
期待運用収益
△19,906 千円
⑥
退職給付引当金
683,422 千円
④
過去勤務債務の費用処理額
⑤
数理計算上の差異の費用処理額
小
⑥
計
退職給付費用
5,111 千円
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
15,513 千円
163,208 千円
①
勤務費用
102,078 千円
163,208 千円
②
利息費用
53,231 千円
③
期待運用収益
④
数理計算上の差異の費用処理額
9,215 千円
⑤
過去勤務費用の費用処理額
4,457 千円
(4)退職給付債務等の計算基礎
①
割引率
2.0%
②
期待運用収益率
③
退職給付見込額の期間配分法
④
過去勤務債務の処理年数
10 年
⑤
数理計算上の差異の処理年数
10 年
合
1.00%
計
△18,704 千円
150,278 千円
(6)年金資産の主な内訳
期間定額基準
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。
債券
81%
②
年金保険投資
16%
③
現金及び預金
3%
2.特例業務負担金の将来見込額
①
合
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
計
100%
統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づ
(7)長期期待運用収益率の設定方法に関する記載
き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と
た特例業務負担金 40,028 千円を含めて計上しています。
年金資産
なお、同組合より示された平成 25 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担
を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮し
ています。
金の将来見込額は、596,159 千円となっています。
(8)割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項
35
①
割引率
0.52%(期首 2.0%)
②
長期期待運用収益率
1.00%
Ⅶ
税効果会計に関する注記
2.特例業務負担金の将来見込額
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
繰延税金資産
貸倒引当金繰入超過額
退職給付引当金繰入超過額
統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づ
36,029 千円
216,787 千円
賞与引当金繰入超過額
23,554 千円
役員退職慰労金引当金
8,663 千円
減価償却超過額
固定資産減損損失額
き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
た特例業務負担金 39,762 千円を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成 26 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担
金の将来見込額は、606,106 千円となっています。
699 千円
74,217 千円
Ⅶ
税効果会計に関する注記
借地権
8,935 千円
信用未払奨励金
4,310 千円
繰延税金資産
23,607 千円
貸倒引当金
未払事業税
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計(A)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
2,587 千円
退職給付引当金
399,388 千円
△72,431 千円
326,957 千円
36,627 千円
187,121 千円
賞与引当金
19,062 千円
役員退職慰労引当金
10,763 千円
減価償却超過額
繰延税金負債
固定資産減損損失額
634 千円
72,309 千円
その他有価証券評価差額金
△9,043 千円
借地権
9,020 千円
繰延税金負債合計(B)
△9,043 千円
信用未払奨励金
4,027 千円
317,913 千円
未払事業税
8,318 千円
未払費用否認
7,067 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
その他
29.16%
繰延税金資産小計
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当等永久に益金に算入されない項目
評価性引当額
2.21%
繰延税金資産合計(A)
△0.99%
456 千円
355,404 千円
△74,729 千円
280,676 千円
繰延税金負債
住民税均等割等
0.31%
その他有価証券評価差額金
23,097 千円
土地再評価計上修正
2.00%
繰延税金負債合計(B)
23,097 千円
評価性引当額の増減
△1.65%
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
繰延税金資産の純額(A)-(B)
257,578 千円
0.83%
31.87%
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
29.16%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当等永久に益金に算入されない項目
4.19%
△3.08%
住民税均等割等
0.69%
評価性引当額の増減
0.38%
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
△0.10%
31.24%
3.税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影響額
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成 26 年法律第 10 号)が平成 26 年 3 月 31 日に公
布されたことに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は、前
事業年度の 29.16%から 27.38%に変更されました。これに伴う影響額は軽微です。
36
4.剰余金処分計算書
科 目
25年度
26年度
1.当期未処分剰余金
1,018,395,981 円
580,894,280
2.剰余金処分額
(1)利益準備金
190,000,000 円
82,000,000
(2)任意積立金
680,000,000 円
300,392,000
施設整備対策積立金
135,000,000 円
13,000,000
地域農業振興積立金
115,000,000 円
66,000,000
金融事業基盤強化積立金
10,000,000 円
-
経営安定化積立金
370,000,000 円
221,392,000
自然再生可能エネルギー対策積立金
50,000,000 円
-
(3)出資配当金
100,686,889 円
80,845,026
3.次期繰越剰余金
47,709,092 円
117,657,254
注 1. 平成25年度 出資配当金は、年2.5%の割合で、期中の増資及び新加入は日割り計算とします。
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
ただし、出資予約口へ振込、年度末において千円単位で出資金へ充当するものとします。
平成26年度 出資配当金は、年2.0%の割合で、期中の増資及び新加入は日割り計算とします。
ただし、出資予約口へ振込、年度末において千円単位で出資金へ充当するものとします。
2. 任意積立金における目的積立金は次により積み立てるものとします。
(1)施設整備対策積立金
<目的及び取崩基準>
将来、固定資産の新規取得及び施設整備費用に必要な資金を積み立て、取得事由及び更新事由が発生したときに、その新規取得の減価償却費
相当額及び施設整備費用の範囲内で理事会に付議したうえ取り崩します。ただし、1物件の費用が1百万円未満のときはこの限りでない。
<積立目標額>
7億円
<積立基準>
当期未処分剰余金から利益準備金と組合員の教育情報資金を控除した金額のうち必要額を積み立てます。
<目的及び取崩基準>
地域農業振興の実現に向けて、営農指導事業をはじめ農業関連支援事業の充実を図るために積み立てるものとし、地域農業振興積立金規程第3
条の事由が発生したとき、理事会に付議したうえ取り崩します。ただし、金額が少額の場合はこの限りでない。
<積立目標額>
平成25年度 3億円(2億円を変更)
平成26年度 3億円
<積立基準>
毎事業年度の当期剰余金の10分の1以上を積み立てます。
(3)農産物販売事故対策積立金
<目的及び取崩基準>
農産物出荷における残留農薬による事故の補償を目的として資金を積み立て、生産者への救済措置及び農産物回収費用が発生したときにかかる
費用の範囲内で理事会に付議したうえ取り崩します。
<積立目標額>
2億円
<積立基準>
毎事業年度の当期剰余金の10分の1以上を積み立てます。
(4)金融事業基盤強化積立金
<目的及び取崩基準>
競争力ある金融事業を確立し、組合の事業の改善発達に資するために積み立てるものとし、金融事業基盤強化積立金規程第3条の事由が発生した
とき、事業年度末の貯金残高の1,000分5の範囲内で理事会に付議したうえ取り崩します。
<積立目標額>
事業年度末貯金残高の1,000分の15を累積限度とします。
<積立基準>
「事業年度末貯金残高1,000分の1.5を乗じた金額」もしくは「当期剰余金から利益準備金と組合員の営農指導、生活・文化改善事業の費用を控除し
た金額の2分の1」の範囲で積み立てます。
(5)経営安定化積立金
<目的及び取崩基準>
経営安定化積立金は、会計制度の適用により資産の時価評価等で発生する損失への対応を図ることにより、組合の経営安定及び健全な発展に資
することを目的とし、次の場合に該当する合計額が1,000万円以上の場合に、理事会に付議したうえ取り崩します。
① 減損会計の適用により発生した費用相当額
② 退職給付会計の制度変更等により増加した費用相当額
③ 棚卸資産会計の適用により発生した費用相当額
④ 資産除去債務会計の適用により発生した費用相当額
⑤ その他、新たな会計基準の適用により発生した費用相当額
<積立目標額>
平成25年度 8億5千万円(3億円を変更)
平成26年度 8億5千万円
37
<積立基準>
毎事業年度の当期剰余金の10分の1以上を積み立てます。
(6)国際協同組合年記念災害支援積立金
<目的及び取崩基準>
平成23年3月に発生した東日本大震災及び東京電力原発事故の被害を受け、全国から数多く寄せられた協同の力を頂きあらためて協同組合運動
の大切さを認識する年でもありました。2012年国際協同組合年にあたり協同組合としての社会経済的発展への貢献に向け更なる協同の輪を広げるた
め積み立てるものとし、事故・災害に対する支援関連費用が発生したときにかかる費用の範囲内で理事会に付議したうえ取り崩します。
<積立目標額>
5千万円
<積立基準>
当期未処分剰余金から利益準備金と組合員の教育情報資金を控除した金額のうち必要額を積み立てます。
(7)被災JA財政支援積立金
<目的>
被災JA(JAそうま、JAふたば、)を含む新JAの復旧・復興費用に対する支援を目的とします。
<積立目標額及び積立基準>
①最終目標額は、平成25~27年度末貯金残高×0.015%相当額の毎年度累積額から25年度JAバンク福島県相互援助積立金拠出額を控除した
73,000千円を仮目標とする。
②積立基準については、本年度仮目標額の一括積立とし最終目標額と仮目標額との差額については、最終平成27年度において調整する。
<取崩基準及び期間>
①積立金については、支援対象JA(合併構想における被災JAが含まれる合併構想JA)が合併後3年間に要した次の費用に対して支援する場合に、
理事会に付議したうえで取り崩すものとします。
ア.営農再開対策:農地除塩・除染、圃場整備、生産者の農業再開支援など
イ.損害賠償対策:農産物、営業損害賠償請求に関する事務経費
ウ.債権監理対策:被災組合員に対する債権管理経費
②復旧・復興支援に対する積立金の取り崩しは、平成28年度から平成30年度までに支援する必要額を取り崩します。但し、残高が生じた場合は目的
外として全額取り崩し致します。
(8)自然再生可能エネルギー対策積立金
<目的及び取崩基準>
平成23年3月の東京電力原発事故により、脱原発としてエネルギーの将来として持続可能でリスクのない自然再生可能エネルギーの取組に向けた
積み立てるものとし、自然エネルギーによる発電の取り組みなど関連費用が発生したときにかかる費用の範囲内で理事会に付議したうえ取り崩します。
<積立目標額>
1億円
<積立基準>
当期未処分剰余金から利益準備金と組合員の教育情報資金を控除した金額のうち必要額を積み立てます。
3.次期繰越剰余金には、営農指導、生活、文化改善事業の費用に充てるための繰越額が含まれています。
平成25年度46,000,000円
平成26年度23,000,000円
38
5.部門別損益計算書
<JA新ふくしま 平成25事業年度>
区 分
算 式
平成26年1月31日
合 計
信 用
事 業
共 済
事 業
農業関連
事 業
(単位;千円)
生活その他
事 業
営農指導
事 業
事 業 収 益
①
11,051,046
2,042,105
1,696,001
6,123,903
1,048,124
140,913
事 業 費 用
②
6,719,928
306,483
129,973
5,218,469
853,055
211,948
事 業 総 利 益
③=①-②
4,331,118
1,735,622
1,566,028
905,434
195,069
△ 71,035
事 業 管 理 費
④
3,900,846
1,290,702
1,032,952
917,321
303,850
356,021
⑤
291,736
24,919
22,199
235,022
6,766
2,830
(うち 減価償却費 )
(うち 人件費 )
※うち共通管理費
(うち 減価償却費 )
2,869,636
992,927
779,550
537,449
246,832
312,878
⑥
108,319
86,688
76,984
25,500
29,878
⑦
10,261
8,212
7,293
2,416
2,830
(△31,012)
86,866
69,519
61,737
20,449
23,961
(△262,532)
(うち 人件費 )
事 業 利 益
事 業 外 収 益
※うち 共 通 分
事 業 外 費 用
※うち 共 通 分
⑧=③-④
430,272
444,920
533,076
△ 11,887
△ 108,781
△ 427,056
⑨
228,183
83,255
70,713
46,571
15,800
11,844
83,255
70,713
43,557
15,151
11,844
40,835
15,142
12,861
7,922
2,756
2,154
15,142
12,861
7,922
2,756
2,154
617,620
513,033
590,928
26,762
△ 95,737
△ 417,366
1,665,087
378,037
321,087
197,779
68,794
699,389
378,037
321,087
197,779
68,794
53,781
952,272
160,791
136,568
84,121
29,260
541,532
160,791
136,568
84,121
29,260
22,875
1,330,434
730,279
775,447
140,420
△ 56,203
△ 259,509
63,740
51,010
129,754
15,005
△ 259,509
666,539
724,437
10,666
△ 71,208
⑩
⑪
⑫
経 常 利 益
⑬=⑧+⑨-⑪
特 別 利 益
⑭
※うち 共 通 分
特 別 損 失
⑮
⑯
※うち 共 通 分
⑰
税 引 前 当 期 利 益
⑱=⑬+⑭-⑯
営農指導事業分配賦額
⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益
⑳=⑱-⑲
1,330,434
○ 共通管理費等の他部門への配賦基準
①減価償却費は直接各部門へ配賦しています。人件費は部門の人頭割で計算しています。
また、それ以外の管理費は「(人頭割+事業総利益割)÷2」で計算しています。
②事業外収益費用並びに特別利益損失については「人頭割+事業総利益割)÷2」で計算しています。
○ 営農指導事業費(損失)の他部門への配賦基準
農業関連事業へ50%配賦しています。残りを他部門へ「人頭割+事業総利益割)÷2」で配賦しています。
○ 他部門への配賦割合
共通管理費等
営農指導事業費
信 用
33.08%
24.56%
共 済
26.48%
19.66%
農業関連
生活その他
23.52%
7.79%
50.00%
5.78%
営農指導
9.13%
計
100.00%
100.00%
(注)共通管理費等には,共通管理費,事業外損益のうち共通分(⑧、⑩)および特別損益のうち共通分(⑬、
⑮)のトータルの比率を記載する。
○部門別の資産
区 分
事業別の総資産
共通管理
費
等
計
207,808,853
総資産(共通資産配分後) 207,808,853
信 用
190,266,522
204,060,686
共 済
569,741
611,046
39
農業関連
生活その他
2,462,963
445,469
2,641,527
477,765
営農指導
16,624
17,829
共通資産
14,047,534
△ 327,369
△ 224,520
△ 40,835
△ 1,019,478
△ 433,615
部門別損益計算書
<JA新ふくしま 平成26事業年度>
区 分
算 式
平成27年1月31日
合 計
信 用
事 業
共 済
事 業
農業関連
事 業
(単位;千円)
生活その他
事 業
営農指導
事 業
事 業 収 益
①
11,430,667
2,184,796
1,619,535
6,590,047
919,790
事 業 費 用
②
7,159,763
395,034
132,448
5,719,285
752,016
160,980
事 業 総 利 益
③=①-②
4,270,904
1,789,763
1,487,086
870,762
167,774
△ 44,481
事業管理費
④
3,823,269
1,260,779
1,020,759
893,679
277,833
370,220
⑤
240,849
20,544
18,383
193,991
5,452
2,479
(うち 減価償却費 )
(うち 人件費 )
※うち共通管理費
(うち 減価償却費 )
2,829,058
116,499
957,556
770,805
550,844
225,323
324,530
⑥
115,323
93,368
81,744
25,413
33,864
△ 349,712
⑦
8,443
6,836
5,985
1,861
2,479
△ 25,604
△ 286,026
(うち 人件費 )
94,321
76,365
66,858
20,785
27,697
事 業 利 益
⑧=③-④
447,634
528,984
466,327
△ 22,917
△ 110,059
△ 414,701
事 業 外 収 益
⑨
261,152
97,559
79,964
52,903
16,452
14,274
97,559
79,964
50,543
15,997
14,274
45,994
17,369
14,237
8,999
2,848
2,541
17,369
14,237
8,999
2,848
2,541
※うち 共 通 分
事 業 外 費 用
※うち 共 通 分
⑩
⑪
⑫
経 常 利 益
⑬=⑧+⑨-⑪
662,792
609,174
532,054
20,987
△ 96,455
△ 402,968
特 別 利 益
⑭
392,179
129,128
105,839
66,898
21,173
69,140
129,128
105,839
66,898
21,173
18,893
463,394
156,022
127,883
80,831
25,583
73,075
156,022
127,883
80,831
25,583
22,828
※うち 共 通 分
特 別 損 失
※うち 共 通 分
共通管理費
等
⑮
⑯
⑰
税 引 前 当 期 利 益
⑱=⑬+⑭-⑯
営農指導事業分配賦額
⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益
⑳=⑱-⑲
591,576
591,576
582,280
510,010
7,054
△ 100,865
△ 406,903
△ 100,223
△ 81,143
△ 203,452
△ 22,085
△ 406,903
482,057
428,867
△ 196,398
△ 122,950
○共通管理費等の他部門への配賦基準
①減価償却費は直接各部門へ配賦しています。人件費は部門の人頭割で計算しています。
また、それ以外の管理費は「(人頭割+事業総利益割)÷2」で計算しています。
②事業外収益費用並びに特別利益損失については「(人頭割+事業総利益割)÷2」で計算しています。
○営農指導事業費(損失)の他部門への配賦基準
農業関連事業へ50%配賦しています。残りを他部門へ「(人頭割+事業総利益割)÷2」で配賦しています。
○他部門への配賦割合
信 用
共通管理費等
営農指導事業費
32.97%
24.63%
共 済
26.70%
19.94%
農業関連 生活その他 営農指導
23.37%
50.00%
7.27%
5.43%
9.68%
計
100.00%
100.00%
(注)共通管理費等には,共通管理費,事業外損益のうち共通分(⑧,⑩)および特別損益のうち共通分(⑬,⑮)の
トータルの比率を記載する。
40
△ 258,337
△ 45,994
△ 341,931
△ 413,147
Ⅱ 損益の状況
1.最近5事業年度の主要な経営指標
目
22年度
23年度
24年度
(単位:千円、人、%、口)
25年度
26年度
益
10,648,402
10,049,178
7,799,076
11,051,046
11,430,667
信 用 事 業 収 益
2,185,364
2,121,032
2,083,571
2,042,105
2,184,796
共 済 事 業 収 益
1,591,833
1,598,998
1,713,404
1,696,001
1,619,535
農業関連事業収益
5,785,709
5,243,944
3,509,463
6,123,903
6,590,047
生活その他事業収益
1,046,444
1,051,488
455,275
1,048,124
919,790
営農指導事業収益
39,052
33,716
37,363
140,913
116,499
益
359,776
352,511
479,729
617,620
662,792
当期剰余金(注)
180,884
218,228
626,698
906,440
406,740
金
4,216,865
4,185,116
4,148,967
4,136,090
4,177,178
( 出 資 口 数 )
(4,216,865)
(4,185,116)
(4,148,967)
(4,136,090)
(4,177,178)
項
経
経
常
収
常
出
利
資
純
資
産
額
8,044,418
8,304,497
8,885,045
9,735,965
10,116,374
総
資
産
額
188,003,629
210,917,028
211,155,761
207,808,853
217,824,990
貯
金
等
残
高
174,028,209
194,637,100
193,806,542
188,554,254
198,277,354
貸
出
金
残
高
49,475,866
48,974,239
50,679,122
53,033,077
54,206,227
有 価 証 券 残 高
7,303,488
4,543,556
4,873,267
4,899,671
1,409,609
剰余金配当金額
41,308
-
81,836
100,686
80,845
数
442
428
430
429
421
単体自己資本比率
10.92
10.33
10.50
11.61
11.43
職
員
注1 : 当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
注2 : 諸指標の表示方法の変更に伴い、経常収益の内訳の一部について前年対比をしておりません。
注3 : 平成20年6月10日行政庁の認可を得て、出資1口金額を3,000円から1,000円に変更しました。
注4 : 「単体自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」(平成18年金融庁・農水省告示第2号)に
基づき算出しております。なお、平成25年度以前は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく単体自己資本比率を記載しています。
41
2.利益総括表
(単位:千円,%)
項
25年度
目
26年度
増 減
資 金 運 用 収 支
1,736,631
1,765,598
28,967
役 務 取 引 等 収 支
84,061
88,411
4,350
そ の 他 信用 事業 収支
△ 85,071
△ 64,245
20,826
信 用 事 業 粗 利 益
1,735,622
1,789,765
54,143
(信用事業粗利益率)
(0.91)
(0.93)
(0.02)
益
4,331,118
4,270,904
△ 60,214
(事業粗利益率)
(2.08)
(1.96)
(△ 0.12)
事
業
粗
利
3.資金運用収支の内訳
(単位:千円,%)
項
資
金
総
用
利 息
利 回
平均残高
利 息
利 回
1,869,683
0.98
191,424,929
1,831,240
0.96
金
132,048,243
857,825
0.65
133,295,113
851,787
0.64
う ち 有 価 証 券
5,973,410
27,303
0.46
4,829,119
21,392
0.44
ち
預
出
金
51,929,960
984,555
1.90
53,300,697
958,062
1.80
勘
定
194,400,448
133,051
0.07
195,657,074
162,454
0.08
うち貯金・定期積金
189,527,992
127,935
0.07
192,135,334
158,535
0.08
う ち 譲 渡 性 貯 金
2,842,164
1,842
0.06
1,511,178
972
0.06
う
2,030,292
3,274
0.16
2,010,562
2,947
0.15
金
資
ち
勘
平均残高
26年度
189,951,613
う
運
25年度
定
う
資
目
調
ち
金
貸
達
借
入
金
ざ
や
利
-
-
0.25
-
-
0.23
(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、農林中金からの「預金奨励金」、「特別配当金」、「特別措置としての特
別配当金」が含まれております。
4.受取・支払利息の増減額
(単位:千円)
項
目
25年度増減額
26年度増減額
息
△ 94,842
△ 38,442
金
△ 74,455
△ 6,038
う ち 有 価 証 券
7,269
△ 5,911
金
△ 27,656
△ 26,493
息
△ 51,015
29,403
うち貯金・定期積金
△ 50,847
30,600
う ち 譲 渡 性 貯 金
177
△ 870
△ 345
△ 327
△ 43,827
△ 67,845
受
取
う
う
支
利
ち
ち
預
貸
払
う
ち
出
利
借
入
差 し 引 き
金
(注)1.増減額は前年度対比です。
2.受取利息の預金には、農林中金からの「預金奨励金」、「特別配当金」、「特別措置としての特別配当金」が含 まれております。 42
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業
(1)貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
(単位:千円,%)
25年度
項
26年度
目
増
平均残高
構成比
平均残高
減
構成比
流
動
性
貯
金
74,041,554
38.49
76,753,559
39.65
2,712,005
定
期
性
貯
金
115,368,567
59.97
115,205,498
59.52
△ 163,069
そ の 他 の 貯 金
117,861
0.06
101,550
0.05
△ 16,311
189,527,983
98.52
192,060,607
99.22
2,532,624
金
2,842,164
1.48
1,511,178
0.78
△ 1,330,986
計
192,370,147
100.00
193,571,785
100.00
1,201,638
計
譲
渡
性
貯
合
注 1 : 流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金
注 2 : 定期性貯金=定期貯金+定期積金
② 定期貯金残高
(単位:千円,%)
25年度
項
26年度
目
増
貯金残高
定
期
貯
金
構成比
貯金残高
減
構成比
105,734,217
100.00
112,658,014
100.00
6,923,797
うち固定金利定期貯金
105,733,007
100.00
112,657,196
100.00
6,924,189
うち変動金利定期貯金
1,210
0.00
818
0.00
△ 392
(注)1.固定金利定期貯金とは、預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金であります。
2.変動金利定期貯金とは、預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金であります。
43
(2)貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
(単位:千円,%)
項
手
証
当
合
目
形
書
座
貸
貸
貸
付
付
越
計
25年度
平均残高
48,974
51,313,095
567,891
51,929,960
構成比
0.09
98.81
1.09
100.00
26年度
平均残高
24,650
52,730,882
545,164
53,300,696
構成比
82.66
17.34
100.00
26年度
残
高
45,334,831
8,871,396
54,206,227
構成比
2.41
35.01
5.16
42.57
36.59
20.83
57.43
100.00
26年度
残
高
1,088,076
18,689,943
2,665,974
22,443,993
18,410,426
13,351,808
31,762,234
54,206,227
構成比
100.00
100.00
26年度
高
83,511
83,511
構成比
0.05
98.93
1.02
100.00
増
減
△ 24,324
1,417,787
△ 22,727
1,370,736
② 貸出金の金利条件別内訳
(単位:千円,%)
項
目
固 定 金 利 貸 出
変 動 金 利 貸 出
合
計
25年度
残
高
43,835,964
9,197,113
53,033,077
構成比
83.63
16.37
100.00
増
減
1,498,867
△ 325,717
1,173,150
③ 貸出金の担保別内訳
(単位:千円,%)
項
目
貯
金
等
不
動
産
そ の 他 担 保 物
計
農業信用基金協会保証
そ
の
他
計
保
合
証
計
25年度
残
高
1,275,725
18,565,378
2,737,134
22,578,237
19,407,121
11,047,719
30,454,840
53,033,077
構成比
2.01
34.48
4.92
41.40
33.96
24.63
58.60
100.00
増
減
△ 187,649
124,565
△ 71,160
△ 134,244
△ 996,695
2,304,089
1,307,394
1,173,150
④ 債務保証の担保別内訳
(単位:千円,%)
項
目
そ の 他 担 保 物
合
計
残
25年度
高
89,190
89,190
残
構成比
100.00
100.00
増
減
△ 5,679
△ 5,679
⑤ 貸出金の使途別内訳
(単位:千円,%)
項
設
運
合
目
備
転
資
資
金
金
計
25年度
残
高
47,371,110
5,661,967
53,033,077
構成比
89.32
10.68
100.00
44
26年度
残
高
48,641,950
5,564,277
54,206,227
構成比
89.73
10.27
100.00
増
減
1,270,840
△ 97,690
1,173,150
⑥ 貸出金の業種別残高
(単位:千円,%)
25年度
26年度
項
目
農
業
11,652,499
21.97
11,131,641
20.54
△ 520,858
林
業
19,431
0.04
39,197
0.07
19,766
残 高
構成比
残 高
増 減
構成比
水
産
業
18,874
0.04
17,229
0.03
△ 1,645
製
造
業
888,044
1.67
1,119,801
2.07
231,757
業
47,893
0.09
46,916
0.09
△ 977
建 設 ・ 不 動 産 業
2,248,042
4.24
2,033,457
3.75
△ 214,585
電気・ガス・熱供給・水道業
68,574
0.13
83,048
0.15
14,474
運 輸 ・ 通 信 業
190,974
0.36
350,063
0.65
159,089
金 融 ・ 保 険 業
2,399,063
4.52
2,535,062
4.68
135,999
卸売・小売・サービス・飲食業
1,784,321
3.36
1,972,012
3.64
187,691
地 方 公 共 団 体 等
5,351,359
10.09
5,147,275
9.50
△ 204,084
人
-
-
-
-
-
他
28,364,003
53.48
29,730,526
54.85
1,366,523
計
53,033,077
100.00
54,206,227
100.00
1,173,150
鉱
非
営
そ
利
法
の
合
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
(1)営農類型別
(単位:百万円)
25年度
26年度
残 高
残 高
項
目
穀
作
81
69
△ 12
芸
134
98
△ 36
果 樹 ・ 樹 園 農 業
348
285
△ 63
養豚・肉牛・酪農
18
12
△6
卵
-
-
-
蚕
1
1
1
業
409
401
△8
計
991
866
△ 125
野
養
菜
鶏
・
・
園
養
養
そ
の
他
農
合
増 減
(注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資金や、農産物
の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。
なお、上記⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。
2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、農業所得が従となる農業者等が
含まれています。
(2)資金種類別
項
(単位:百万円)
目
25年度
26年度
残 高
残 高
増 減
プ ロ パ ー 資 金
692
627
△ 65
農 業 近 代 化 資 金
12
6
△6
そ の 他 制 度 資 金
287
233
△ 54
合
991
866
△ 125
計
(注)1.プロパー資金とは、当組合原子の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。
45
⑧ リスク管理債権の状況
(単位:千円)
項
破
目
先
5,134
△ 4,389
額
310,057
275,827
△ 34,230
3 か 月 以 上 延 滞 債 権 額
-
-
-
貸 出 条 件 緩 和 債 権 額
3,432
-
-
323,012
280,961
△ 42,051
債
権
増 減
9,523
滞
債
26年度
額
延
綻
25年度
権
合
計
(注) 1.破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立て又
は弁済の見込がないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行っ た部分を除く。以下「未
収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令第96条第1項 第3号のイからホまでに掲げる事由又
は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金をいいます。
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利
息の支払いを猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3.3か月以上延滞債権
元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金 で、破綻先債権および
延滞債権に該当しないものをいいます。
4.貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金 で、破綻先債権、延滞債権および3か月
以上延滞債権に該当しないものをいいます。
46
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
平成25年度
(単位:千円)
区
分
保
全
額
担保・保証等 貸倒引当金 合計(B)
債 権
(A)
保全率
(B)/(A)
253,482
166,686
86,433
253,119
99.86%
危険債権
66,462
58,753
7,526
66,279
99.72%
要管理債権
3,432
398
398
11.60%
323,376
225,837
319,796
98.89%
破産更正債権及びこれらに準ずる債権
小
計
正常債権
合
93,959
52,855,029
計
53,178,405
平成26年度
(単位:千円)
区
分
破産更正債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
小
計
正常債権
合
計
保
全
額
担保・保証等 貸倒引当金 合計(B)
債 権
(A)
保全率
(B)/(A)
225,187
134,596
89,757
224,353
99.63%
56,609
54,105
2,503
56,609
100.00%
281,796
188,701
92,260
280,962
99.70%
54,171,812
54,453,608
(注) 上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号に基づき、
債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。なお、当JAは同法の対象とは
なっていませんが、参考として同法の定める基準に従い債権額を掲載しております。
① 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
法的破産等による経営破錠に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
② 危険債権について
経営破錠の状況には至っていないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能性
の高い債権
③ 要管理債権について
3か月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権
④ 正常債権
上記以外の債権
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
47
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
25年度
区 分
期首残高 期中増加額
26年度
期中減少額
期末残高 期首残高 期中増加額
使用目的 その他
一般貸倒引当金
167,295
169,217
個別貸倒引当金
174,688
93,958
合 計
341,983
263,175
期中減少額
期末残高
使用目的 その他
167,295
169,217
169,217
174,332
2,933
171,754
93,958
93,958
92,261
2,933
339,049
263,175
263,175
266,593
169,217
174,332
157
93,801
92,261
157
263,018
266,593
⑫ 貸出金償却の額
(単位:千円)
25年度
項 目
26年度
-
貸 出 金 償 却 額
-
(3) 内国為替取扱実績
(単位:件・千円)
25年度
26年度
種 類
仕 向
被 仕 向
仕 向
被 仕 向
件 数
85,881
256,521
89,000
259,752
金 額
81,712,278
115,924,787
69,683,392
115,837,448
件 数
103
47
96
39
金 額
32,580
13,004
77,173
15,157
件 数
2,480
1,617
2,388
1,574
金 額
18,316,329
2,492,152
21,363,577
2,372,735
件 数
88,464
258,185
91,484
261,365
金 額
100,061,187
118,429,943
91,124,142
118,225,340
送金・振込為替
代 金 取 立 為 替
雑
為
替
合 計
48
(4)有価証券に関する指標
① 種類別有価証券平均残高
(単位:千円)
項
目
国
25年度
26年度
平均残高
平均残高
債
4,370,024
債
1,261,725
政 府 保 証 債
-
地
方
金
融
増
4,325,975
減
△ 44,049
- △ 1,261,725
-
-
債
18,625
-
△ 18,625
特 別 法 人 債
323,035
503,144
180,109
合
計
5,973,409
4,829,119 △ 1,144,290
② 商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はありません。
③ 有価証券残存期間別残高
25年度
(単位:千円)
1年 以下
1 年 超
3年 以下
3 年 超
5年 以下
債
-
-
-
-
4,038,345
325,231
-
4,363,576
政 府 保 証 債
-
-
-
-
-
-
-
0
金
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
503,067
-
-
503,067
0
-
-
4,541,412
325,231
-
4,866,643
1年 以下
1 年 超
3年 以下
3 年 超
5年 以下
債
-
-
-
201,186
298,263
325,230
-
824,679
政 府 保 証 債
-
-
-
-
-
-
-
-
金
債
-
-
-
-
-
-
-
債
-
-
-
503,067
-
-
503,067
-
-
201,186
801,330
325,230
-
1,327,746
項
目
国
融
債
社
債
合 計
5 年 超
7 年以下
0
7 年 超
10 年 以 下
1 0 年 超
期間の定め
ないもの
26年度
項
合
計
(単位:千円)
目
国
融
社
合 計
-
49
5 年 超
7 年以下
7 年 超
10 年 以 下
1 0 年 超
期間の定め
ないもの
合
計
(5)有価証券等の時価情報等
① 有価証券の時価情報等
(単位:千円)
種
類
25年度
取 得 価 額時
26年度
価評 価 損 益取 得 価 額時
価評 価 損 益
満期保有目的
3,740,081
3,740,081
0
-
-
-
そ
他
1,126,562
1,159,590
33,028
1,325,249
1,409,609
84,360
計
4,866,643
4,899,671
33,028
1,325,249
1,409,609
84,360
合
の
(注)1. 時価は期末日における市場価格等によっております。
2. 取得価額は取得原価又は償却原価によっています。
3. 満期保有目的の債権については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。
② 金銭の信託の時価情報等
該当する取引はありません。
③ 金融先物取引、金融等デリバティブ取引、有価証券店頭デリバティブ取引
該当する取引はありません。
50
2.主要事業取扱実績
(1) 長期共済新契約高・長期共済保有高
(単位:千円)
25年度
種 類
生
命
総
新契約高
保有高
437,724,386
35,202,471
423,664,457
済
38,164,250
269,473,785
23,547,077
265,648,927
養 老 生 命 共 済
13,533,797
142,745,651
9,913,849
136,028,252
うちこ ども共済
31,712,300
共
1,007,100
32,205,400
997,900
済
0
1,006,000
0
904,000
定 期 生 命 共 済
90,000
2,522,400
15,000
2,370,900
療
1,503,700
21,312,750
1,052,000
17,196,100
定 期 医 療 共 済
-
407,300
-
384,100
介
済
-
-
674,545
885,678
金
共
更 生 共
済
済
-
256,500
-
246,500
22,484,980
406,574,311
35,053,910
406,965,160
合 計
済 付 加 収
75,989,237
844,511,209
1,282,949
70,256,381
入
830,629,617
1,199,967
が
ん
共
医
護
年
建 物
共
保有高
53,291,747
身
共
新契約高
済
終
合
26年度
共
(注)金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡共済
金額(付加された定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しております。
(2) 医療系共済の入院共済金額保有高
(単位:千円)
25年度
種 類
新契約高
26年度
保有高
新契約高
保有高
医
療
共
済
19,087
72,807
17,646
87,835
が
ん
共
済
2,517
16,100
2,249
17,215
済
-
2,019
20
1,871
21,604
90,926
19,916
106,921
定
期
医
療
共
合 計
(注)金額は、入院共済金額を表示しております。
(3) 介護共済の介護共済金額保有高
(単位:千円)
25年度
種 類
-
-
新契約高
1,548,161
保有高
2,159,780
合 計
(注)金額は、介護共済金額を表示しています。
-
1,548,161
2,159,780
介
護
新契約高
26年度
共
済
保有高
(4) 年金共済の年金保有高
(単位:千円)
25年度
種 類
新契約高
26年度
保有高
新契約高
保有高
年
金
開
始
前
293,030
3,036,402
308,054
3,005,210
年
金
開
始
後
-
1,942,262
-
1,951,353
293,030
4,978,664
308,054
4,956,564
合 計
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しております。
(5) 短期共済新契約高(掛金)
(単位:千円)
種 類
62,059
55,238
済
1,160,312
1,217,678
済
33,450
34,792
定額定期生命共済
123
126
自
傷
災
動
共
車
害
共
共
個 人 賠 責 共 済
自
共
26年度
済
火
掛
金
25年度
済
賠 責 共
合 計
付
加
収
済
入
1,983
2,156
282,509
298,647
1,540,439
1,608,638
344,510
368,268
51
(6)購買事業
(単位:千円)
25年度
種 類
肥
料
飼
料
素 畜 ・ 種 苗
農
薬
燃
料
そ の 他 生 産
計
米
一 般 食 品
衣
料
品
耐 久 消 費 財
日 用 雑 貨
家 庭 燃 料
そ の 他 生 活
小
計
生
産
資
材 小
生
活
資
材
合
手
数
料
計
率
供給高
666,538
167,428
158,409
790,057
167,531
1,024,254
2,974,219
13,542
111,728
31,635
93,218
169,617
2,526
96,065
518,335
3,492,554
26年度
粗収益
119,586
8,650
19,504
122,224
10,592
136,277
416,835
1,998
19,466
5,146
11,824
16,780
371
7,824
63,411
480,247
13.8%
供給高
637,023
161,215
178,449
791,027
157,899
1,542,493
3,468,106
8,550
108,030
32,237
74,664
150,311
2,008
56,075
431,875
3,899,981
粗収益
103,996
8,764
20,839
124,012
10,916
176,650
445,177
1,921
19,551
5,457
9,061
14,849
280
6,447
57,566
502,742
12.9%
(7)販売事業
(単位:千円)
種 類
25年度
26年度
販売高
手数料
販売高
手数料
399,082
13,086
429,380
17,395
米
366,206
13,038
358,337
14,190
2,893
86
7,847
252
穀
768,182
26,211
795,564
31,838
2,395,073
71,853
2,206,170
66,185
568,131
17,044
615,160
18,454
果
1,053,425
31,602
1,007,942
30,237
128,565
3,857
113,695
3,410
59,185
1,775
60,569
1,817
実
22,508
675
22,112
663
4,226,887
126,806
4,025,651
120,766
425,875
12,776
450,987
13,529
82,507
2,475
79,466
2,384
14,887
446
11,063
331
そ
66,658
1,999
64,368
1,931
さ
11,097
332
10,307
309
い
8,195
245
10,154
304
65,474
1,964
59,758
1,792
592,188
20,237
686,106
20,583
2,154
64
892
26
28,741
869
26,513
787
特
こ ん に ゃ く
2,705
81
1,550
46
特
産
56,217
1,124
48,245
965
畜
産
320,385
3,203
356,766
3,567
産
花
卉
803,121
24,071
698,324
20,918
小
計
1,213,326
29,415
1,132,292
26,311
合
計
6,883,093
202,676
6,639,615
199,503
975,537
-
996,506
-
農産物直売所
7,858,630
202,676
7,636,121
199,503
総
合
計
(注)1.農産物直売所の販売高は、農家が直売所に直接持ち込んだ分であり、共選場等からの仕入れは含みません。
全
農
米
そ の 他 米
雑
穀
小
計
も
も
り
ん
ご
な
し
ぶ
ど
う
お
う
と
う
そ
の
他
小
計
き
ゅ
う
り
い
ち
ご
に
ら
チェリートマト
サ ヤ イ ン ゲ ン
山
菜
そ
の
他
小
計
菌
茸
養
蚕
52
(8)農業倉庫事業
項
目
保
荷
収
益
費
用
管
役
計
倉
庫
25年度
料
料
雑
15,278
2,378
17,657
1,844
1,844
15,813
費
計
差
26年度
引
14,717
2,770
17,487
2,790
2,790
14,696
(9)加工事業
項
目
こ
ん
に
ゃ
ジ ュ ー ス ・ 缶
味
計
こ
ん
に
ゃ
ジ ュ ー ス ・ 缶
味
計
収
益
費
用
差
25年度
く
詰
噌
26年度
691
17,663
3,153
21,509
473
14,766
3,156
18,396
3,112
く
詰
噌
引
230
21,130
3,328
24,690
224
17,843
3,249
21,316
3,373
(10)利用事業
項
収
益
目
冷
蔵
育 苗 セ ン タ
開
葯
農
機
共
同
防
WCS 専 用 機
ラ イ ス ン タ
菌 床 セ ン タ
リ ー ス ・ そ の
計
冷
蔵
育 苗 セ ン タ
開
葯
農
機
共
同
防
WCS 専 用 機
ラ イ ス ン タ
菌 床 セ ン タ
リ ー ス ・ そ の
計
費
用
差
25年度
庫
ー
所
具
除
械
ー
ー
他
26年度
1,798
81,881
5,933
884
10,904
1,498
10,750
2,232
5,884
121,767
2,830
73,177
2,437
1,387
485
2,282
5,409
2,035
97
90,143
31,624
庫
ー
所
具
除
械
ー
ー
他
引
1,797
83,278
6,004
1,637
13,120
11,197
1,744
5,877
124,658
3,009
75,437
2,614
869
319
5,850
1,543
72
89,716
34,941
(11)旅行事業
(単位:千円)
項
旅
旅
差
行
行
事
事
業
業
収
費
目
益
用
引
25年度
26年度
15,115
2,721
12,394
53
16,094
2,595
13,498
(12)農住事業
(単位:千円)
項
農
農
差
住
住
事
事
業
業
収
費
目
益
用
引
25年度
26年度
39,206
1,779
37,426
33,422
1,079
32,343
(13)農用地利用調整事業
(単位:千円)
項
目
25年度
農 用 地 利用 調整 事業 収 益
10,616
10,011
605
農 用 地 利用 調整 事業 費 用
差
26年度
引
11,633
11,330
303
(14)農産加工館等
(単位:千円)
項
目
農
産
加
工
館
等
収
農
産
加
工
館
等
費
差
25年度
益
26年度
100,169
98,281
1,888
用
引
95,047
92,899
2,148
(15)農産物直売所
(単位:千円)
項
目
農 産 物 直 売 所 収 益
農 産 物 直 売 所 費 用
差
引
25年度
26年度
1,380,097
1,296,637
83,460
1,409,492
1,327,991
81,501
(16)介護事業
(単位:千円)
項
介
介
差
護
護
事
事
業
業
収
費
目
益
用
引
25年度
目
金
金
入
25年度
26年度
186,790
87,998
98,791
169,674
85,796
83,878
(17)指導事業
(単位:千円)
項
収 賦
補
実
入
支 営
生
教
出
課
助
費
計
改
文
情
計
差 引
農
活
育
収
善
化
報
26年度
12,906
17,967
114,497
145,371
211,947
10,442
19,896
242,287
△ 96,915
費
費
費
54
12,045
64,469
43,924
120,438
160,980
11,465
21,428
193,874
△ 73,436
Ⅳ.経営諸指標
1.利益率
項
目
25 年 度
26 年 度
増
(単位:%)
減
総 資 産 経 常 利 益 率
0.30
0.30
0.00
資 本 経 常 利 益 率
6.34
6.55
0.21
総 資 産 当 期 純 利 益 率
0.44
0.27
△ 0.17
資 本 当 期 純 利 益 率
9.31
5.74
△ 3.57
(注) 1.総資産経常利益率=経常利益÷総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 2.資本経常利益率 =経常利益÷純資産勘定平均残高×100
3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)÷総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)÷純資産勘定平均残高×100
2.貯貸率・貯証率
項
貯 貸 率
貯 証 率
目
25 年 度
26 年 度
増
(単位:%)
減
期 末
28.1
27.3
△ 0.8
期中平均
27.0
27.5
0.5
期 末
2.6
0.7
△ 1.9
期中平均
3.1
2.5
△ 0.6
(注) 1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100 2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100 3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100 4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100 55
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:千円、%)
項 目
経過措置によ
る不算入学
26年度
コア資本にかかる基礎項目 (1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額
うち、出資金及び資本準備金の額
7,253,045
4,177,178
うち、再評価積立金の額
-
うち、利益剰余金の額
775,000
うち、特別・目的積立金
1,833,000
うち、当期未処分剰余金
580,894
うち、外部流出予定額 (△)
80,845
うち、処分未済持分の額(△)
32,182
コア資本にかかる基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
180,547
180,547
うち、適格引当金コア算入額
-
適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に
含まれる額
-
うち、回転出資金の額
-
うち、上記以外に該当するものの額
-
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本
調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
-
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセン
トに相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる
額
1,703,653
コア資本にかかる基礎項目の額 (イ)
9,137,246
コア資本にかかる調整項目 (2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除
く。)の額の合計額
-
17,263
うち、のれんに係るものの額
-
-
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以
外の額
-
17,263
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
-
-
適格引当金不足額
-
-
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
-
-
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に
算入される額
-
-
前払年金費用の額
-
-
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額
-
-
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
-
-
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
-
-
56
項 目
経過措置によ
る不算入学
26年度
特定項目に係る十パーセント基準超過額
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに
関連するものの額
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に
関連するものの額
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連する
ものの額
-
-
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに
関連するものの額
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に
関連するものの額
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連する
ものの額
-
-
特定項目に係る十五パーセント基準超過額
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
-
自己資本
自己資本の額((イ)-(ロ)) (ハ)
9,137,246
リスク・アセット等 (3)
信用リスク・アセットの額の合計額
72,471,896
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計
額
うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・
ライツに係るものを除く)
△ 9,441,422
17,263
うち、繰延税金資産
-
うち、前払年金費用
-
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
△ 13,244,583
うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係る
ものの額
うち、上記以外に該当するものの額
3,785,897
-
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して
得た額
7,414,839
信用リスク・アセット調整額
-
オペレーショナル・リスク相当額調整額
-
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ)
79,886,735
自己資本比率
自己資本比率((ハ)/(ニ))
11.43
57
(単位:千円、%)
項 目
前期末
基本的項目 (A)
6,873,627
出資金
4,136,090
(うち後配出資金)
0
回転出資金
-
再評価積立金
-
資本準備金
-
利益準備金
775,000
特別・目的積立金
1,943,000
次期繰越剰余金
47,709
処分未済持分
△ 28,172
その他有価証券の評価差額
-
営業権相当額
-
企業結合により計上される無形固定資産相当額
-
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
-
補完的項目 (B)
1,877,912
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
1,703,654
174,258
負債性資本調達手段等
-
負債性資本調達手段
-
期限付劣後債務
-
補完的項目不算入額
-
自己資本総額(C)=(A)+(B)
8,751,539
控除項目 (D)
-
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
-
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
-
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
-
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用
いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
-
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクスポージャー(ファンド
のうち裏付資産を把握できない資産を含む)及び信用補完機能を持つI/0ストリップス(告
示第223条を準用する場合を含む)
-
控除項目不算入額
-
自己資本額(E)=(C)-(D)
8,751,539
58
項 目
前期末
リスク・アセット等計 (F)
75,352,559
資産(オン・バランス)項目
67,926,932
オフ・バランス取引等項目
67,145
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
7,358,481
基本的項目比率 (A)/(F)
9.12
自己資本比率 (E)/(F)
11.61
(注)1.農協法第11条の2第1項の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係
る算式に基づき算出しており、平成25年度は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく単体自己資本
比率を記載しています。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用
につては信用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあた
っては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
4.平成25年度については、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準等
の特例を定める告示(平成24年金融庁・農水省告示第13号)に基づき基本的項目から、そ
の他有価証券評価差損を控除していないため、「その他有価証券の評価差損」は「-」で
記載しています。
59
2.自己資本の充実度に関する事項
① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:千円)
25年度
リスク・
アセット額
a
エクスポージャー
の期末残高
所要
自己資本額
b = a × 4%
26年度
リスク・
アセット額
a
エクスポージャー
の期末残高
所要
自己資本額
b = a × 4%
我が国の中央政府及び中央銀行向け
4,369,272
-
-
826,346
-
-
我が国の地方公共団体向け
1,118,642
-
-
913,120
-
-
我が国の政府関係機関向け
503,224
50,322
2,012
502,889
50,288
2,011
4,285,992
857,157
34,286
4,285,992
857,157
34,286
131,355,151
28,056,734
1,122,269
141,073,194
28,214,638
1,128,585
法人等向け
1,510,651
718,835
28,753
1,356,800
690,737
27,629
中小企業向け及び個人向け
2,354,446
1,384,776
55,391
2,481,025
1,490,760
59,630
10,605,559
3,685,356
147,414
11,506,709
3,993,935
159,757
40,797
38,759
1,550
38,387
33,789
1,351
261,674
167,648
6,705
242,648
142,461
5,698
19,424,936
1,917,711
76,708
18,426,275
1,815,706
72,628
148,480
-
-
173,348
-
-
7,414,631
7,414,543
296,581
817,998
817,998
32,719
他の金融機関等の対象資本調達手段
-
-
-
8,829,722
22,074,305
882,972
特定項目のうち調整項目に算入されないもの
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
△ 9,441,422
△ 377,656
24,688,379
23,702,230
948,087
13,027,672
12,918,029
516,721
標準的手法を適用するエクスポージャー別計
-
-
-
-
-
-
CVAリスク相当額÷8%
-
-
-
-
-
-
中央清算機関関連エクスポージャー
-
-
-
-
-
-
208,081,841
67,994,077
2,719,763
214,251,792
72,471,896
2,898,875
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)
のうち、個々の資産の把握が困難な資産
経過措置によりリスク・アセットの額に算入、不
算入となるもの
上記以外
信用リスク・アセットの額の合計額
オペーショナル・リスクに
対する所要自己資本の額
< 基 礎 的 手 法 >
オペーショナルリスク相当額を8%で
除して得た額
オペーショナルリスク相当額を8%で
所要自己資本額
除して得た額
a
b = a × 4%
7,358,481
所 要 自 己 資 本 額 計
a
b = a × 4%
7,414,839
294,339
所要自己資本額
296,594
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
a
b = a × 4%
a
b = a × 4%
75,352,559
3,014,102
79,886,735
3,195,469
(注) 1. 「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載しています。
2. 「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産「オフ・バランスを含む」のことをいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定予定日の翌月から3ヶ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向
け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイト150%になったエクスポージャーのことです。
4. 「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。
5. 「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本に係る調整項目(無形
固定資産、前払年金費用、繰延税金資産)および土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入したもの、不算入したものが
該当します。
6. 「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国債決済銀行向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行等向け
・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
7. 当JAでは、オペーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
<オペーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
÷
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
60
8%
3.信用リスクに関する事項
①標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法によ
り算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの判定に
当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼格付
けのみ使用し、非格付は使用しないこととしています。
適格格付機関
株式会社格付投資情報センター(R&I)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するため
の掛目のことです。
(イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・リスク
・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポージャー
法人等向けエクスポージャー
(短期)
法人等向けエクスポージャー
(長期)
カントリー・リスク・スコア
日本貿易保険
R&I、Moody's、JCR、S&P、Fitch -
R&I、Moody's、JCR、S&P、Fitch -
61
②信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:千円)
25年度
信用リスクに
関するエクス
ポージャーの
残高
うち
貸出金等
26年度
信用リスクに
三月以上
関するエクス
延滞エクス
ポージャーの
ポージャー
残高
うち債券
うち
貸出金等
三月以上
延滞エクス
ポージャー
うち債券
農業
40,179
40,179
-
-
26,532
26,532
-
-
林業
15,062
15,062
-
-
16,158
16,158
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
4,738,880
4,738,880
-
-
4,744,403
4,744,403
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
503,224
-
503,224
-
502,889
-
502,889
-
金融・保険業
129,134,946
2,232,131
-
-
140,669,245
2,231,716
-
-
2,471,701
216,523
-
-
2,789,638
153,972
-
-
5,487,363
1,118,642
4,368,721
-
1,738,937
913,120
825,817
-
8,272,197
836,869
-
20,293
777,153
730,632
-
24,449
個人
44,261,297
43,451,413
-
241,381
45,821,078
45,029,355
-
218,199
その他
13,156,992
658
-
-
17,165,756
90
-
-
業種別残高計
208,081,841
52,650,357
4,871,945
261,674
214,251,792
53,867,657
1,328,706
242,648
1年以下
129,840,782
623,218
-
132,450,181
730,274
-
1年超3年以下
1,285,016
1,282,650
-
1,213,156
1,212,659
-
3年超5年以下
2,482,622
2,482,622
-
2,305,312
2,305,312
-
5年超7年以下
2,852,862
2,852,862
-
5,828,403
5,626,358
202,044
7年超10年以下
11,142,867
6,598,229
4,544,637
6,480,613
5,679,000
801,613
10年超
38,561,994
38,234,687
327,308
38,197,624
37,872,576
325,048
期限の定めのないもの
21,915,698
576,088
-
10,610,743
441,384
-
208,081,841
52,650,356
4,871,945
214,251,792
53,867,657
1,328,706
法 建設・不動産業
人 電気・ガス・熱供給・
水道業
卸売・小売・飲食・
サービス業
日本国政府・地方公
共団体
上記以外
残存期間別残高計
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当す
るものを除く)並びにオフ・バランス取引を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポ
ージャーを含んでいます。
「コミットメント」とは、契約した期間及び融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約
のことをいいます。
「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクス
ポージャーをいいます。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
5.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しています。
62
③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
区分
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
25年度
期中減少額
期首残高 期中増加額
期末残高
目的使用 その他
172,664
204,139
174,258
131,617
- 172,664
2,933 201,205
(単位:千円)
26年度
期中減少額
期首残高 期中増加額
期末残高
目的使用 その他
174,258
131,617
174,258
131,528
180,547
133,774
- 174,258
157 131,370
180,547
133,774
④業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
(単位:千円)
25年度
区分
期首
期中
残高
26年度
期中減少額
増加額 目的使用 その他
期末
貸出金
期首
残高
償却
残高
期中
期中減少額
増加額 目的使用 その他
期末
貸出金
残高
償却
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
建設・
不動産業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
熱供給・
水道業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
89 24,449
157 131,281 109,325
157 131,370 133,774
-
法
人 電気・ガス・
金融・保険業
卸売・小売・
飲食・
サービス業
上記以外
個人
業種別計
533
89
203,606 131,528
204,139 131,617
533
89
2,933 200,672 131,528
2,933 201,205 131,617
89 24,449
- 131,439 109,325
- 131,528 133,774
(注)1. 当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
2. 個別貸倒引当金には、外部出資等損失引当金を含んでいます。
⑤信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1250%を適用する残高
(単位:千円)
25年度
格付けあり
信用リス
ク削減効
果勘案後
残高
リスク・ウエイト0%
リスク・ウエイト2%
リスク・ウエイト4%
リスク・ウエイト10%
リスク・ウエイト20%
リスク・ウエイト35%
リスク・ウエイト50%
リスク・ウエイト75%
リスク・ウエイト100%
リスク・ウエイト150%
リスク・ウエイト200%
リスク・ウエイト250%
その他
リスク・ウエイト1250%
計
格付けなし
-
6,442,905
19,680,386
133,443,782
10,530,435
114,432
1,849,091
34,170,539
75,859
206,307,429
26年度
計
6,442,905
19,680,386
133,443,782
10,530,435
114,432
1,849,091
34,170,539
75,859
206,307,429
格付けあり
格付けなし
-
2,848,967
18,659,944
145,358,983
11,412,043
117,408
1,992,622
35,962,386
67,983
216,420,339
計
2,848,967
18,659,944
145,358,983
11,412,043
117,408
1,992,622
35,962,386
67,983
216,420,339
1. 信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当するものを除く)
並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。
2. 「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエク
スポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機
関による依頼格付のみ使用しています。
3. 経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリスク・ウエイトによって
集計しています。また、経過措置によってリスク・アセットを算入したものについても集計の対象としています。 4. 1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に
係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウエイト1250%を適用したエクスポージャーがあります。
5. 平成25年度の「1250%」の項目には、自己資本控除とした額を記載しています。
63
4.信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出にお
いて、エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エ
クスポージャーのリスク・ウエイトに代えて、担保や保証人に対するリスク・ウエイトを適用す
るなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相
殺」を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、取引相手
または取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいい
ます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リスク削減手法の簡便手法を用いていま
す。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、
我が国の地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の
公共部門、国際開発銀行、及び金融機関または第一種金融商品取引業者、これら以外の主体で長
期格付がA-またはA3以上の格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポージャーのう
ち適格保証人に保証された被保証部分について、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証
人のリスク・ウエイトを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他こ
れらに類する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分
な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をい
ずれの時点においても特定することができること、③自組合貯金が継続されないリスクが監視及
び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、監視および管理されているこ
と、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リ
スク削減手法適用後のエクスポージャー額としています。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直しを
行っています。なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。
② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:千円)
区分
地方公共団体金融機関及び
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関向け及び第一種
金融商品取引業者向け
法人向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
中央清算機関関連
上記以外
合計
25年度
適格金融
保証
資産担保
26年度
適格金融
保証
資産担保
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
390,525
135,483
60,303
586,311
618
618
288,396
130,521
45
18,058
437,022
556
556
(注)
1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことを
いい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞してい
る債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法
人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
3.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中
央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産
(固定資産等)が含まれます。
64
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項
① 出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部
出資勘定の株式又は出資として計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社
および関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区分して管理しています。
① 子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のよ
り効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算
書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。
② その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの
把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分
析及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層
で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。
運用部門は理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針などに基づき、有
価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引については企画管理部門が
適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告してい
ます。
③ 系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な
協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行ってい
ます。
なお、これらの出資その他これに類するエクスポージャーの評価等については、①子会社および
関連会社については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を、②その他
有価証券については時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、「その他有価証券
評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統および系統外出資については、取得原価
を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計
方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。 ② 出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
上場
非上場
合計
25年度
26年度
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
時価評価額
時価評価額
7,414,543
7,414,543
7,415,916
7,415,916
7,414,543
7,414,543
7,415,916
7,415,916
③ 出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
該当する取引はありません。
④ 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区
分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
該当する取引はありません。
⑤ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株
式の評価損益等)
該当する取引はありません。
65
8.金利リスクに関する事項
① 金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存
在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク
情報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコン
トロールに努めています。具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。
・保有期間5年の観測期間で計測される99%タイル値による金利ショック。(99%タイル値とは、計測
値を順番に並べたうちの99%目の値のこと)
・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出され
る要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、
①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の5
0%相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5年の期間に均等に振り分けて(平均残存2.5年)リ
スク量を算定しています。
・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△)
算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、ALM委員会の承認を得ています。
② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
25年度
金利ショックに対する損益・経済
価値の増減額
26年度
△ 339
66
△ 223
Ⅵ.連結情報
1.グループの概況
(1)グループの事業系統図
新ふくしま農業協同組合のグループは、当組合、子会社 4 社及び子法人 1 法人で構成されています。
新ふくしま農業協同組合
本店他 17 支店・1出張所
連結決算子会社 4 社
・新ふくしま協同サービス株式会社
・ジェイエイ新ふくしま燃料株式会社
・株式会社ジェイエイ新ふくしまライフ
・株式会社新ふくしまファーム
非連結子法人 1 法人
・社会福祉法人ジェイエイ新ふくしま福祉会
平成 26 年度の当組合の連結決算は、子会社 4 社を連結しております。なお、子法人については、出資
等持分を有してなく営利を目的としない社会福祉法人であるので連結の対象となりません。
連結決算の内容は、連結総利益が 5,505 百万円、連結事業利益は 561 百万円で、経常利益は 755 百万円、
税引前当期利益が 769 百万円と順調に事業を展開しております。
連結自己資本比率は 11.62%で、連結決算により当組合単体の自己資本比率 11.43%よりも 0.19%高くな
っております。
(2)連結事業概況
・ 新ふくしま協同サービス株式会社
福島県による県経済動向では、新設住宅着工数は前年を下回っており、景気の総合判断として一部
に弱い動きが残るものの着実に持ち直していると発表されました。東日本大震災から 4 年が経過しよ
うとする中、復興再生に向けた動きはわずかながら進んでおりますが、消費税率引上げに伴う駆け込
み需要の反動があり、新設住宅着工数が前年を下回る要因となりました。
当社において平成 26 年度を振り返ると、分譲地販売事業では、前期より繰り越された平野分譲地 1
区画と岡部当木前分譲地 6 区画が完売いたしました。当期開発の岡部大旦分譲地については、市内同
業者との連携により 2 区画完売となりました。また、土船の社有地の一部が売却となり、売上合計金
額は 73,524 千円と事業計画を達成する結果となりました。
仲介事業については、土地・建物売買仲介 3 件、賃貸物件仲介 19 件で仲介手数料は 1,873 千円とな
りました。
リース事業では、新規取扱は一般 22 件、車両 14 件で、全体のリース料収入は 66,745 千円となり
計画を 4,636 千円上回りました。
賃貸事業では、キッチンガーデンビル店舗契約 3 件を含め計画通りの売上げとなっています。
販売費および一般管理費では、業務費等の削減に努めた結果 148,468 千円となり、101.7%とほぼ計
画通りの支出となりました。
以上のことから、経常利益は計画を上回る 61,539 千円となりましたことをご報告いたします。
・ ジェイエイ新ふくしま燃料株式会社
(1)全般的概況
平成 26 年度の情勢については、4 月からの消費税率引上げに伴う駆け込み需要と増税後の小
売価格の急上昇による反動や天候不順等が大きく影響致しました。
原油価格や為替の動向は、世界経済による石油需要の減少予測とウクライナやイラク情勢の
67
悪化による供給不安から、国際的な指標のWTI原油価格は、6 月には 110 ドル/バレル前後の
高値を付けた後、中東情勢が原油の価格に大きな影響を与えないことがはっきりしたことと、
シェールオイルの生産増を理由に低下傾向を強め、さらにOPEC総会での減産見送りや対ユ
ーロでのドル高等をうけ、平成 27 年 1 月には 47 ドル/バレルまで下落しました。
ガソリンの販売価格は消費税増税後の大幅値上以降、7 月に 173 円前後の価格となり、リー
マンショックがあった 2008 年 9 月末以来、5 年 10 ヵ月ぶりの高値となった以降、1 月末で 135
円まで値下がりしましたが依然として節約志向の浸透とエコカーの普及などで、当社のガソリ
ン・軽油・灯油の合計販売数量は 14,518KLとなり、前年より 559KLの減少で販売数量確保
は厳しい状況となりました。
このような情勢の中で、中期経営 3 ヵ年計画の 2 年目として、施設面では東部給油所の 5 月
末での閉店、7 月には第一セルフ給油所の買取り、1 月には自動車整備工場の屋根に太陽光発
電パネルを設置し売電を開始致しました。
全部門部署毎の取組み事項・目標を明確化した事業展開に努め、石油事業での各種キャンペ
ーンの実施や洗車収益の拡大と燃料油マージンの確保、LPガス事業での器具販売やリフォー
ムでの収益確保、自動車事業での消費税増税前特需による販売台数の積み上げや整備台数の確
保、農機事業での消費税増税前の高額農業機械の販売や展示会開催により、売上高の積上げを
いたしました。
収支管理についても、毎月の全部門部署毎の管理を徹底して事業総利益の確保に取り組んで
まいりました。
特別利益の部では東京電力より、原発事故に伴う平成 25 年度営業損害賠償金 7,742 千円と
山木屋地区のガス供給設備賠償金 1,019 千円を受入れしました。
そのほか、社員の接客対応と営業力強化への取り組み、並びに未収金の固定化防止を図るた
めに、毎月事業別・拠点別に管理の徹底をいたしました。
(2)事業別概況
①石油事業
石油事業については、増税後の価格上昇による節約等による販売数量減少分の収益を確保
するため、全農年間キャンペーンや重点項目キャンペーンの開催と、仕入強化によりマージ
ンの確保に努めました。TBA販売高は、計画比(105.4%)、タイヤ販売本数 6,924 本(計画
比 105.4%)、洗車収益 30,239 千円(計画比 107.5%)で計画を達成致しました。
この結果、売上高は 21 億 6,312 万円(計画比 88.3%)となり、収益合計は 3 億 5,002 万円(計
画比 121.5%)となりました。
②LPガス事業
LPガス事業については、平成 27 年 1 月末検針戸数が 7,544 戸となりました。JA新ふ
くしま企画推進課と連携したアパート新規物件や営業課との切替え推
進活動の結果、新規物件 114 戸(内、アパート 51 戸)の増加に対し 127 戸の減少で
減少内容についてはオール電化 58 戸、他社 42 戸、自然減 27 戸でした。保安・安
全につきましては、期限管理による設備改善と安全装置付器具の販売に努めました。
この結果、売上高は 5 億 5,167 万円(計画比 101.9%)となり、収益合計は 3 億 861 万円(計
画比 101.4%)となりました。
③自動車事業
自動車販売については、4 月の消費税増税前は駆け込み需要等で販売が好調でしたが、増税
以降は減少傾向に歯止めがかからず減少の一途でしたが、車両展示会や営業活動の結果、売上
高は 2 億 3,074 万円(計画比 116.2%)となり、収益合計は 3,006 万円(計画比 127.9%)となりま
した。
整備部門としては、
車検台数 1,021 台(計画比 102.1%)整備合計台数 4,102 台(計画比 107.3%)
でした。収益確保として、下期計画の上方修正を行い、提案整備やリペア獲得で取組んだ結果、
収益合計で 8,057 万円(計画比 103.3%)となりました。
68
④農機事業
農機事業については、展示会開催及びJA全農主催展示会による販売並びに推進に積極的に
取組みました。消費税増税による駆け込み需要による大型農業機械の販売により、売上高は 2
億 9,640 万円(計画比 126.6%)となり、収益合計は 5,826 万円(計画比 104.6%)となりました。
⑤営業課
営業課については、石油事業は、法人企業の訪問推進活動を行いました。LPガス事業は、
法人及び個人への定期的訪問を行い新規利用とガス器具販売を行いました。自動車事業は個別
訪問活動や車両購入推進を行いました。農機事業は、展示会の支援活動により農機利用推進活
動を行いました。今後も引き続き各部署と連携し、総合利便性をPRし利用率向上と収益確保
に向け対応してまいります。
以上により、全部門の事業実績は、売上高 33 億 842 万円(計画比 95.1%)、事業収益 8 億 2,753
万円(計画比 110.4%)の実績となり、
税引前当期純利益計画 1,427 万円の計画に対し 7,080 万円、
法人税住民税等差引後の当期剰余金は 4,310 万円となりましたことをご報告申し上げ事業概況報
告といたします。
・ 株式会社ジェイエイ新ふくしまライフ
株式会社ジェイエイ新ふくしまライフの第 13 年次の主な事業概況につきましては、JA新ふくし
まグループの一員として、
組合員並びに地域の皆様の信頼に応え満足のいただけるサービスを目指し、
役員・社員一丸となって取り組んでまいりました。
【各事業部門における成果】
催事部門については、
施行件数 551 件
(月当り 45.9 件)
、
取扱高は 10 億 6,646 万円
(計画比 105.9%)
、
福島市におけるシェアは 15.7%の実績でありました。
特に、ホール葬は、年間 392 件(月当り 32.7 件、件数全体の 71.1%)の施行を賜り、組合員をは
じめ地域の皆様方の JA 葬祭事業への信頼の賜物と深く感謝を申し上げます。
また、もしもの安心に備えた「JAやすらぎの会ゴールド会員」制度につきましては、730 件の新
規加入を頂き、スタートから 4 年間で累計 4,056 名の会員となりました。
Aコープ部門については、地域に密着した店舗展開に努め、松川店・湯野店・平田店・茂庭店の合
計取扱高は 9 億 9,326 万円(計画比 92.7%)の実績でありました。
今後もJAと連携した産直コーナーの充実と生鮮品を中心とした安心・安全・安価な商品の提供に
務め、友の会員並びに利用者の皆様のニーズに応えてまいります。
食材部門については、年度末宅配件数は 1,050 件、取扱高は 1 億 8,140 万円(計画比 93.6%)の実
績でありました。
また、高齢者並びに一人暮らしの方々への声掛け運動を展開致してまいりました。
今後も高齢者並びに遠隔地等食材を必要とする方々を中心に、JA並びにJA女性部と連携し、利
用者の皆様から喜ばれる安心・安全な食材の提供に努めてまいります。
要員体制については、平成 27 年 1 月末現在社員 27 名・専門社員 10 名・臨時パート社員 52 名、合
計 89 名であります。
特にコンプライアンス態勢については、定期的な社員研修と不祥事防止チェック体制の強化に努め、
不祥事の未然防止と社員意識の高揚に務めてまいりました。
また、催事アドバイザーによる結婚情報・紹介サービス活動につきましては、婚活イベントを 3 回
実施、出会いの場の提供を積極的に行ってまいりました。
全体の実績は取扱高 22 億 4,112 万円(計画比 98.6%)
、手数料 5 億 4,428 万円(計画比 98.8%)
69
手数料率 24.3%の実績を収めることができました。
この結果、税引前当期利益 21,173 千円の計画に対し 31,540 千円、法人・住民税等差引後の当期剰
余金は 22,074 千円となりましたことをご報告申し上げ概況報告といたします。
・ 株式会社新ふくしまファーム
26 年度は事業開始から 5 年目を迎え、圃場整備を行いながら施設園芸、露地野菜生産を中心に水
稲育苗事業と、昨年に引き続き震災関連の剪定枝処理の受託事業を行ってまいりました。
施設園芸ではきゅうりと葉物栽培、露地野菜では、なす、ねぎを主力品目として、キャベツ、葉
物等 12 品目を作付けし、JAを通じた市場外販売、直売所「ここら」
、地元仲卸への売上げ納品等
を中心に販売いたしました。
「たらの穂木」栽培につきましては、昨年度より収穫量は多かったもの
の夏場の高温乾燥から製品化率が低く、一部の穂木で「蒸かし栽培」を行い自社での販売をいたし
ました。
社員(臨時含む)については出入りがありましたが、合計 8 名体制の中で品目別に担当を持たせ、
前年よりも収量・販売額アップを目標に掲げながら栽培技術の習得と向上を目指しました。
担い手の育成については、当社社員の中ではまだ独立できるレベルには達しておらず、圃場の整
備及び除草作業に追われた中、肥培管理と出荷調整作業で手一杯の状況でした。
JA本体職員の「職場離脱制度」による研修や、一般企業による農業支援の受け入れを行い、さ
らに社会貢献活動「ロックコープス」の農業ボランティア会場として、延べ 500 人以上に農業体験
と併せながら福島の農業や野菜栽培についての理解を深めて頂きました。それぞれの関係者皆様の
ご支援とご協力に心より御礼を申し上げます。
尚、昨年度より進められてきた福島県酪農協同組合による復興牧場建設の建設予定地として、原
発事故による被災者の農業再開へ向けた取り組みに、同じ農業者として協力、支援の立場から一部
土地の譲渡をいたしました。現在、牧場施設を建設最中でありますが、完成後には耕畜連携も含め
た中で共に福島の農業継続のため取り組んでまいります。
以上の結果、総売上高 146,876 千円、当期純利益は 9,018 千円計上できましたことをご報告申し
上げます。
70
(3) 子会社等の状況
会社名
主たる営業
所又は事務
所の所在地
設立年月
新ふくしま協同 福島市泉字
昭和48年4月27日
サービス㈱
堀ノ内6-2
資本金又は
出資金
(千円)
事業の内容
宅地建物取引業・
10,000 リース業・賃貸業
自動車燃料類販
売・LPガス小売業、
器機販売、修理・自
動車販売、修理、点
検・農機具販売、修
理・その他付帯する
事業
ジェイエイ新ふ 福島市泉字
平成11年2月1日
くしま燃料㈱ 堀ノ内6-2
50,000
㈱ジェイエイ新 福島市泉字
平成14年8月1日
ふくしまライフ 堀ノ内6-2
50,000 婚葬祭施行業・その
㈱新ふくしま
ファーム
福島市北矢
野目字原田 平成22年7月1日
東1-1
議決権に対す
議決権に対す る当組合及び
る当組合の所 他の子会社等
有割合(%)
の所有割合
(%)
100
100
100
100
100
100
99.7
99.7
食品販売宅配・冠
他付帯する事業
60,000
71
農業生産法人
(4) 最近5年間の連結事業年度の主要な経営指標
(単位 : 千円、%)
項
目
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
11,961,994
11,440,576
12,799,829
16,944,402
17,208,786
信用事業収益
2,168,604
2,105,639
2,069,993
2,031,168
2,175,433
共済事業収益
1,591,833
1,598,998
1,713,404
1,696,001
1,619,535
農業関連事業収益
5,826,200
5,284,960
6,560,228
10,017,143
9,322,460
生活その他事業収益
2,336,305
2,417,263
2,418,841
3,059,178
3,974,859
営農指導事業収入
39,052
33,716
37,363
140,912
116,499
連 結 経 常 利 益
405,446
448,987
616,947
698,991
755,873
連結当期剰余金
204,384
265,941
739,618
1,012,021
518,306
連 結 純 資 産 額
8,232,393
8,540,179
9,233,648
10,163,839
10,335,532
連 結 総 資 産 額
188,437,129
211,346,709
211,778,390
208,596,716
218,720,634
連 結 経 常 収 益
連結自己資本比率
10.75
10.31
10.56
11.70
(注)1.連結経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
3.信託業務の取扱は行っておりません。
4.「連結自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」
(平成18年金融庁・農水省告示第2号)に基づき算出しております。なお、平成25年度以前
は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく連結自己資本比率を記載しています。
72
11.62
(5) 連結貸借対照表
(単位 : 千円)
科
目
25
年
度 26
年
(資産の部)
[信用事業資産]
科
度
目
25
年
度 26
年
度
(負債の部)
188,063,770
197,901,820 [信用事業負債]
201,056,403
現金
828,613
961,959
186,707,626
196,427,707
預金
129,160,907
141,152,511
譲渡性貯金
1,560,000
1,470,000
129,084,310
141,054,129
借入金
2,013,691
1,995,697
その他の信用事業負債
系統預金
系統外預金
貯金
191,872,126
76,597
98,381
1,501,618
1,079,486
有価証券
4,899,671
1,409,609
信用未払費用
81,425
107,662
国 債
4,384,481
878,829
その他の負債
1,420,192
971,824
社 債
貸出金
その他の信用事業資産
515,190
52,406,997
530,780
債務保証
53,590,049 [共済事業負債]
89,190
83,511
1,520,419
1,916,260
939,462
968,704
共済借入金
146,370
173,052
903,978
920,818
共済資金
829,498
1,219,558
35,483
47,886
共済未払利息
89,190
83,511
未経過共済付加収入
△ 261,072
△ 264,523
[共済事業資産]
151,152
176,151
共済貸付金
148,480
173,348 [経済事業負債]
未収収益
その他の資産
債務保証見返
貸倒引当金
共済未収利息
その他の共済事業資産
[経済事業資産]
2,010
共済未払費用
その他の共済事業負債
2,014
661
787
2,052,356
2,507,854
経済事業未払金
経済受託債務
その他の経済事業負債
経済事業未収金
763,854
経済受託販売債権
619,565
680,871 [雑負債]
棚卸資産
636,453
702,987 [諸引当金]
562,954
592,962
賞与引当金
73,499
110,024
退職給付引当金
購買品
その他の棚卸資産
その他の経済事業資産
1,092,070 [経済借入金]
2,010
2,014
528,434
507,867
13,840
12,465
265
1,301
787,725
797,961
721,871
709,957
56,006
76,341
9,847
11,662
11,000
10,076
2,211,896
2,269,429
969,623
1,281,086
85,334
87,380
845,526
58,763
58,552
退職給付に係る負債
-
△ 26,280
△ 26,627
役員退職慰労引当金
38,763
50,033
[雑資産]
1,764,902
1,599,967 [再評価に係る繰延税金負債]
1,060,084
1,053,884
[固定資産]
8,957,612
8,873,805
198,432,876
208,385,102
8,900,965
8,818,295
建物
5,645,369
5,825,218 [組合員資本]
7,375,542
7,816,303
機械装置
1,027,218
1,087,635
出資金
4,132,580
4,173,651
土地
5,096,018
5,049,206
利益剰余金
3,271,134
3,674,834
その他有形固定資産
1,524,910
1,515,061
△ 4,393,258
△ 4,686,241
貸倒引当金
有形固定資産
減価償却累計額
建設仮勘定
【負債の部 合計】
1,143,672
(純資産の部)
利益準備金
その他利益剰余金
612,500
802,500
2,658,634
2,872,334
1,707
26,442
特別積立金
347,000
412,500
56,646
55,510
施設整備対策積立金
245,000
367,000
[外部出資]
7,249,798
7,251,289
地域農業振興積立金
155,000
204,000
外部出資
7,249,886
7,251,375
農産物販売事故対策積立金
200,000
200,000
△ 88
△ 86
金融事業基盤強化積立金
120,000
130,000
357,123
409,745
経営安定化資金
270,000
609,000
國際協同組合年記念災害支援積立金
50,000
50,000
被災JA財政支援積立金
73,000
73,000
自然再生エネルギー対策積立金
50,000
100,000
1,154,606
731,027
(1,012,021)
(518,306)
無形固定資産
外部出資等損失引当金
[繰延税金資産]
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
連結期首残高
△ 6,471
△ 4,193
処分未済持分
△ 28,172
△ 32,182
[評価・換算差額等]
2,788,297
2,519,228
その他有価証券評価差額金
土地再評価差額金
208,596,715
218,720,634
73
61,261
2,764,312
2,747,868
-
△ 289,901
純資産の部 合計
10,163,839
10,335,532
【負債及び純資産の部合計】
208,596,715
218,720,634
退職給付に係る調整累計額
【資産の部 合計】
23,984
(6) 連結損益計算書
科 目
[事業総利益]
信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
(うち譲渡性貯金利息)
(うち借入金利息)
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸出金償却)
〈信用事業総利益〉
共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
その他の費用
〈共済事業総利益〉
購買事業収益
購買品供給高
その他の収益
購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
〈購買事業総利益〉
販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入)
〈販売事業総利益〉
農業倉庫事業収益
農業倉庫事業直接費用
〈農業倉庫事業総利益〉
加工事業収益
加工事業費用
〈加工事業総利益〉
25
年
度 26
5,530,572
2,031,168
1,860,132
(857,731)
(27,302)
(975,098)
82,675
72,729
15,632
305,541
132,956
(123,010)
(4,829)
(1,842)
(3,273)
35,402
137,182
(75,269)
1,725,627
1,696,001
1,627,414
4,215
64,371
129,258
4,260
76,347
48,651
1,566,742
9,458,503
9,152,329
306,174
7,822,690
7,513,604
158,001
151,083
(9,499)
1,635,813
1,720,433
17,698
202,676
1,500,059
1,420,384
789
11,356
1,408,238
(200)
300,049
17,657
1,844
15,813
21,509
18,394
3,114
利用事業収益
利用事業費用
〈利用事業総利益〉
121,767
17,573
旅行事業収益
旅行事業費用
〈旅行事業総利益〉
15,115
2,711
農住事業収益
農住事業費用
〈農住事業総利益〉
39,206
1,779
104,193
12,404
37,426
年
度
5,505,526
2,175,433
1,920,007
(851,666)
(21,392)
(950,137)
(96,811)
87,095
149,454
18,876
393,048
162,334
(155,098)
(3,315)
(972)
(2,947)
20,926
209,786
(3,608)
1,782,385
1,619,535
1,568,240
4,177
47,117
131,689
4,132
76,186
51,370
1,487,846
9,746,432
9,433,145
313,286
8,063,724
7,735,184
164,230
164,308
(1,506)
1,682,708
1,644,744
18,938
199,503
1,426,302
1,415,488
14,198
1,401,290
(463)
229,256
17,487
2,790
14,696
24,690
21,315
3,374
科 目
農用地利用調整事業収益
農用地利用調整事業費用
〈農用地利用調整事業総利益〉
農産加工館等収益
農産加工館等費用
〈農産加工館等総利益〉
農産物直売所収益
農産物直売所費用
〈農産物直売所総利益〉
介護事業収益
介護事業費用
〈介護事業総利益〉
指導事業収入
指導事業支出
〈指導事業収支差額〉
[事業管理費]
人件費
業務費
諸税負担金
施設費
その他費用
【 事 業 利 益 】
[事業外収益]
受取雑利息
受取出資配当金
賃貸料
償却債権取立益
貸倒引当金戻入益
雑収入
[事業外費用]
支払雑利息
寄付金
貸倒損失
雑損失
役員退任慰労金
貸倒引当金繰入
【 経 常 利 益 】
[特別利益]
固定資産処分益
一般補助金
除染関連収益
受取損害賠償金
その他の特別利益
[特別損失]
固定資産処分損
固定資産圧縮損
減損損失
雪害対策助成
固定資産撤去費用
除染関連費用
その他の特別損失
【 税引前当期利益 】
[法人税・住民税及び事業税]
[法人税等調整額]
[法人税等合計]
124,658 【 当 期 剰 余 金 】
15,696 【当期首繰越剰余金】
108,962 【再評価差額金取崩額】
16,094 [施設整備対策積立金取崩額]
2,588 【地域農業振興積立金取崩額】
13,506 【経営安定化積立金取崩額】
33,422 【当期未処分剰余金】
1,079
32,343
74
25
(単位:千円)
年 度 26 年 度
10,616
11,633
10,011
11,330
605
303
100,169
97,844
95,047
92,308
2,325
1,380,097
1,296,207
83,889
2,738
1,409,492
1,327,582
81,910
186,790
87,957
169,674
85,736
98,832
145,371
201,637
△ 56,267
83,938
120,438
138,883
△ 18,444
4,992,581
3,718,097
328,218
135,494
802,175
8,595
537,991
210,650
4,249
95,029
65,272
22,724
23,375
49,650
102
2,347
175
15,346
500
31,178
698,991
1,756,527
3,367
649,837
941,527
159,647
2,146
952,272
36,378
518,657
272,252
124,984
1,503,246
4,943,769
3,695,672
336,090
140,265
761,518
10,222
561,764
244,849
3,231
100,948
54,738
29,433
56,497
50,732
79
2,864
326
16,629
30,831
755,880
476,911
10,755
55,564
254,611
116,590
39,389
463,432
4,311
50,248
31,167
40,084
28,433
241,198
67,990
769,359
460,053
31,413
491,466
1,012,021
70,981
21,604
3,500
15,000
1,154,606
212,073
38,973
251,046
518,306
86,276
16,444
13,000
66,000
31,000
731,027
(7)連結キャッシュ・フロー計算書
科目
(単位:千円)
26年度
25年度
1.事業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期利益
減価償却費
貸倒引当金の増加額
外部出資等損失引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
役員退職慰労引当金の増加額
1,503,246
769,250
439,727
383,567
△ 66,629
6,944
△ 445
△ 2
6,326
2,046
△ 103,440
△ 111,087
△ 20,512
11,270
信用資金運用収益
△ 1,860,131
△ 1,823,195
信用資金調達費用
131,112
161,360
共済貸付金利息
△ 4,215
△ 4,177
共済借入金利息
4,260
4,132
△ 99,278
△ 104,179
受取雑利息及び受取出資配当金
支払雑利息
102
79
△ 12,956
△ 149,454
33,011
△ 6,444
貸出金の純増(△)減
△ 2,505,956
△ 1,183,052
預金の純増(△)減
△ 3,900,000
△ 9,050,000
貯金の純増減(△)
△ 5,145,490
9,630,081
信用事業借入金の純増減(△)
△ 20,483
△ 17,994
その他の信用事業資産の純増(△)減
△ 22,369
△ 10,537
その他の信用事業負債の純増減(△)
2,502,663
△ 445,691
共済貸付金の純増(△)減
1,938
△ 24,868
共済借入金の純増減(△)
△ 3,848
26,682
有価証券関係損益(△)
固定資産売却損益(△)
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
.
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
共済資金の純増減(△)
43,708
390,060
△ 4,053
△ 20,567
477
△ 1,375
その他の共済事業資産の純増(△)減
△ 475
△ 126
その他の共済事業負債の純増減(△)
△ 318
1,036
△ 3,431
△ 328,216
6,691
△ 61,306
△ 27,173
△ 66,534
未経過共済付加収入の純増減(△)
共済未払費用の純増減(△)
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増(△)減
経済受託債権の純増(△)減
棚卸資産の純増(△)減
支払手形及び経済事業未払金の純増減(△)
33,550
△ 11,914
△ 98,885
20,335
その他の経済事業資産の純増(△)減
△ 364
211
その他の経済事業負債の純増減(△)
1,351
1,815
△ 427,549
161,789
その他の負債の純増減(△)
802,089
305,777
未払消費税等の純増減(△)
△ 2,147
-
経済事業受託債務の純増減(△)
(その他の資産及び負債の純増減)
その他の資産の純増(△)減
75
科目
(単位:千円)
26年度
25年度
信用事業資金運用による収入
1,897,441
1,804,468
信用事業資金調達による支出
△ 166,751
△ 137,779
共済貸付金利息による収入
4,535
4,173
共済借入金利息による支出
△ 4,580
△ 4,128
△ 7,095,251
122,552
雑利息及び出資配当金の受取額
99,278
104,179
雑利息の支払額
△ 102
△ 79
△ 348,062
△ 460,317
△ 7,344,137
233,665
△ 2,282,790
△ 15,590
有価証券の売却による収入
2,300,545
3,707,727
有価証券の償還による収入
-
小計
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュ・フロー
2.投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出(△)
固定資産の取得による支出(△)
2,440
固定資産の売却による収入
△ 256,124
625,194
53,392
△ 529
△ 1,489
644,860
3,487,916
設備借入れ返済による支出(△)
-
△ 924
出資の増額による収入
-
41,071
外部出資の取得による支出(△)
投資活動によるキャッシュ・フロー
3.財務活動によるキャッシュ・フロー
出資の払戻しによる支出(△)
持分の取得による支出(△)
出資配当金の支払額
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
4.現金及び現金同等物に係る換算差額
5.現金及び現金同等物の増加額(A)
6.現金及び現金同等物の期首残高(B)
7.現金及び現金同等物の期末残高(C)
76
△ 9,187
-
-
△ 4,010
108,135
131,050
△ 3,700
-
95,248
167,187
-
-
△ 6,604,029
3,421,438
20,101,352
10,429,520
10,429,520
13,504,470
(8)連結注記表
(平成 25 年度)
(平成 26 年度)
Ⅰ
Ⅰ
連結決算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
1. 連結の範囲に関する事項
1.連結の範囲に関する事項
連結される子会社の数は 4 社です。
(1)
連結決算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
(1)連結される子会社の数は 4 社です。
①
新ふくしま協同サービス株式会社
①
新ふくしま協同サービス株式会社
②
ジェイエイ新ふくしま燃料株式会社
②
ジェイエイ新ふくしま燃料株式会社
③
株式会社ジェイエイ新ふくしまライフ
③
株式会社ジェイエイ新ふくしまライフ
④
株式会社新ふくしまファーム
④
株式会社新ふくしまファーム
(2)
非連結子会社はありません。
(2)非連結子会社はありません。
2. 持分法の適用に関する事項
2.持分法の適用に関する事項
該当事項ありません。
該当事項ありません。
3. 連結される子会社の事業年度に関する事項
3.連結される子会社の事業年度に関する事項
すべての連結子会社の事業年度は、連結決済日と一致しています。
すべての連結子会社の事業年度は、連結決算日と一致しています。
4. のれんの償却方法及び償却期間
4.のれんの償却方法及び償却期間
該当事項ありません。
該当事項ありません。
5. 剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
5.剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分について連結会計年度中に確定した利益処分
連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分について連結会計年度中に確定した利益処分に
に基づいて作成しています。
基づいて作成しています。
6. 連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
6.連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
(1)
(1)現金及び現金同等物の資金の範囲
現金及び現金同等物の資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び
「預金」のうちの当座預金、普通預金及び通知貯金となっています。
「預金」のうちの当座預金、普通預金及び通知貯金となっています。
(2)現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲載されている科目の金額との関係
(2)現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲載されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
129,989,520 千円
現金及び預金勘定
142,114,470 千円
当座預金、普通貯金及び通知貯金以外の預金
119,560,000 千円
当座預金、普通貯金及び通知貯金以外の預金
128,610,000 千円
現金及び現金同等物
Ⅱ
10,429,520 千円
現金及び現金同等物
重要な会計方針に係る事項に関する注記
Ⅱ
13,504,470 千円
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.資産の評価基準及び評価方法
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
①
満期保有目的の債券:償却原価法(定額法)
①
子会社株式:移動平均法による原価法
②
子会社株式:移動平均法による原価法
②
その他有価証券
③
その他有価証券
ア.時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直
ア.時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直
入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
。
イ.時価のないもの:移動平均法による原価法
イ.時価のないもの:移動平均法による原価法
なお、取得価額と債券金額との差額のうち金利調整と認められる部分については償
なお、取得価額と債券金額との差額のうち金利調整と認められる部分については償
却原価法による取得価額の修正を行っています。
却原価法による取得価額の修正を行っています。
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品・・・・・・・売価還元法による低価法
購買品・・・・・・・売価還元法による低価法
その他の棚卸資産・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)
その他の棚卸資産
加工品在庫品・・・・総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
2.固定資産の減価償却の方法
農産加工館在庫品・・先入先出法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(1)有形固定資産
直売所在庫品・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
①
その他・・・・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
建物(建物付属設備を除く)
ア.平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの
旧定率法によっています。
2.固定資産の減価償却の方法
イ.平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得したもの
(1)有形固定資産
①
旧定額法によっています。
建物(建物付属設備を除く)
ウ.平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの
ア.平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの
定額法によっています。
旧定率法によっています。
②
イ.平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得したもの
建物(建物付属設備を除く)以外
ア.平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの
旧定額法によっています。
旧定率法によっています。
ウ.平成 19 年 4 月 1 日以降に取得したもの
イ.平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの
定額法によっています。
②
定率法によっています。
建物(建物付属設備を除く)以外
③
ア.平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの
税法の定めにより次のとおり処理しています。
旧定率法によっています。
イ.平成 19 年 4 月 1 日以降に取得したもの
定率法によっています。
③
取得価格が 30 万円未満の減価償却資産
税法の定めにより次のとおり処理しています。
取得価格が 30 万円未満の減価償却資産
77
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当規程
ア.上限 300 万円に達するまでの金額:全額費用処理しています。
に則り、次のとおり計上しています。
イ.アを超える部分のうち 10 万円以上 20 万円未満のもの:一括償却資産として全額費
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及
用処理しています。
びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担
ウ.アを超える部分のうち 20 万円以上 30 万円未満のもの:固定資産に計上し、定率法
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上していま
を採用し、税法基準の償却率によっています。
す。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっ
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められ
ています。
る債務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
(2)無形固定資産
証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合
定額法を採用して償却しています。
的に判断して必要と認められる額を計上しています。
3.引当金の計上基準
破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に
(1)貸倒引当金
見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価格から担
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当規
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当て
程に則り、次のとおり計上しています。
ています。上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のい
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及
ずれか多い金額を計上しています。
びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 9 により算定した金額に基
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上していま
づき計上しています。
す。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められ
から独立した査定監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引
る債務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
当を行っています。
証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合
(2)賞与引当金
的に判断して必要と認められる額を計上しています。
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を
破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に
計上しています。
見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価格から担
(3)退職給付引当金
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当て
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込
ています。
額に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)に
い金額を計上しています。
よる定率法により費用処理しています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 9 により算定した金額に基
数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以
づき計上しています。
内一定の年数(10 年)による定率法により、発生の翌事業年度から費用処理することと
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署
しています。
から独立した査定監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引
(4)役員退職慰労引当金
当を行っています。
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金引当規程に基づく期末要支給額を計
(2)賞与引当金
上しています。
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を
(5)外部出資等損失引当金
計上しています。
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについて
(3)退職給付引当金
は有価証券の評価と同様の方法により、株式以外のものについては貸出債権と同様の方法
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込
により、必要と認められる額を計上しています。
額に基づき、当事業年度末に発生していると認められる額を計上しています。
① 退職給付見込額の期間帰属方法
4.リース取引の処理方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させ
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
る方法については、期間定額基準によっています。
のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係
② 数理計算上の差異、過去勤務費用の費用処理方法
る方法に準じた会計処理によっています。
数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期
間以内の一定の年数(10 年)による定率法により、発生の翌事業年度から費用処理
5.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
することとしています。
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式で行っています。ただし、固定資産に係る
過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)
控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5 年間で均等償却を行っています。
による定率法により費用処理しています。
(4)役員退職慰労引当金
6.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金引当規程に基づく期末要支給額を計
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」
上しています。
で表示しております。
(5)外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについて
は有価証券の評価と同様の方法により、株式以外のものについては貸出債権と同様の方法
により、必要と認められる額を計上しています。
4.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理によっています。
78
Ⅲ
貸借対照表に関する注記
5.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
1.有形固定資産に係る圧縮記帳額
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式で行っています。ただし、固定資産に係る
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価格から控除している圧縮記帳額は
控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5 年間で均等償却を行っています。
2,782,113 千円であり、その内訳は次のとおりです。
(単位:千円)
取得した額
補助金額
内当年度取得
内当年度補助
物
541,861
352,343
-
93,378
物
73,615
25,907
-
-
機 械 装 置
3,595,682
2,335,188
47,681
424,279
車輌運搬具
1,871
956
-
-
器 具 備 品
125,018
67,719
999
999
4,338,047
2,782,113
48,680
518,656
建
構
築
合
計
6.決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」
で表示しております。
Ⅱ
1.有形固定資産に係る圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は
2,832,361 千円であり、その内訳は次のとおりです。
補助金額
内当年度取得
内当年度補助
物
629,269
396,046
87,408
43,703
物
77,383
27,791
3,768
1,884
機 械 装 置
3,609,930
2,339,848
14,248
4,660
車輌運搬具
1,871
956
-
-
器 具 備 品
125,018
67,719
-
-
4,443,472
2,832,361
105,425
50,248
構
貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用している重要な固定資産と
して、ATM設備等(平成 21 年 1 月 31 日以前契約締結のもの)があります。
3.担保に供している資産等
担保に供している資産は以下のとおりです。
築
合
担保に供している資産
帳簿価格
取得した額
建
2.リース契約により使用する重要な固定資産
種類
貸借対照表に関する注記
計
担保に係る債務
担保権の種類
内容
2.リース契約により使用する重要な固定資産
期末残高
定期預金
4,500,000 千円
根質権
未決済為替
-
定期預金
2,000,000 千円
質権
手形借入金
1,960,000 千円
貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用している重要な固定資産と
して、ATM設備等(平成 21 年 1 月 31 日以前契約締結のもの)があります。
3.担保に供している資産等
4.子会社に対する金銭債権及び金銭債務の総額
(1)子会社に対する金銭債権の総額
1,175,580 千円
(2)子会社に対する金銭債務の総額
300,953 千円
担保に供している資産は以下のとおりです。
担保に供している資産
種類
5.役員との間の取引による役員に対する金銭債権の総額
理事及び監事に対する金銭債権
217,985 千円
6.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
帳簿価格
担保に係る債務
担保権の種類
内容
期末残高
定期預金
4,500,000 千円
根質権
未決済為替
-
定期預金
2,000,000 千円
質権
手形借入金
1,960,000 千円
4.子会社に対する金銭債権及び金銭債務の総額
貸出金のうち、破綻先債権額は 9,523 千円、延滞債権額は 310,056 千円です。
(1)子会社に対する金銭債権の総額
1,158,343 千円
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
(2)子会社に対する金銭債務の総額
386,181 千円
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)の
5.役員との間の取引による役員に対する金銭債権の総額
うち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条 1 項第 3 号のイからホまでに掲げ
理事及び監事に対する金銭債権
391,022 千円
る事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は
6.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、破綻先債権額は 5,134 千円、延滞債権額は 275,827 千円です。
貸出金のうち貸出条件緩和債権額は 3,431 千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決め
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)の
を行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものです。
うち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条 1 項第 3 号のイからホまでに掲げ
破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
る事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金です。
323,012 千円です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
破綻先債権額、延滞債権額の合計額は 280,962 千円です。
7.土地の再評価に関する法律に基づく再評価
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
「土地の再評価に関する法律」
(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評
価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、
7.土地の再評価に関する法律に基づく再評価
事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を
「土地の再評価に関する法律」
(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評
「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評
価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、
価差額金」として純資産の部に計上しています。
事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を
・再評価を行った年月日
「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評
平成 12 年 1 月 31 日
・再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額
価差額金」として純資産の部に計上しています。
を下回る金額・・・・・・・・・2,056,652 千円
79
・同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
・
次のいずれかの方法により評価しています。
①
再評価を行った年月日
平成 12 年 1 月 31 日
・ 再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
額を下回る金額・・・・・・・・・2,015,816 千円
4 号に定める、当該事業用土地について地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格
・
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
次のいずれかの方法により評価しています。
より算定した価額(路線価)に合理的な調整を行って算出しました。
①
②
の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法に
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
4 号に定める、当該事業用土地について地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格
3 号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は
の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法に
同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的
より算定した価額(路線価)に合理的な調整を行って算出しました。
な調整を行って算定しました。
③
②
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
3 号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は
5 号に定める不動産鑑定士による評定評価額です。
同条第 11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的
な調整を行って算出しました。
Ⅳ
損益計算書に関する注記
③
1.子会社との取引高の総額
(1)子会社との取引による収益総額
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第
5 号に定める不動産鑑定士による評定評価額です。
103,277 千円
Ⅲ
損益計算書に関する注記
うち事業取引高
41,691 千円
1.子会社との取引高の総額
うち事業取引以外の取引高
61,585 千円
(1)子会社との取引による収益総額
(2)子会社との取引による費用総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
283,939 千円
うち事業取引高
42,318 千円
うち事業取引以外の取引高
62,211 千円
55,409 千円
228,529 千円
104,529 千円
(2)子会社との取引による費用総額
301,233 千円
うち事業取引高
2.減損会計に関する注記
56,945 千円
うち事業取引以外の取引高
244,287 千円
当事業年度の減損損失の計上はありません。
2.減損会計に関する注記
Ⅴ
金融商品に関する注記
(1)資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認識した資産又は資産グループの概要
1.金融商品の状況に関する事項
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを実施した結果、営業店舗
(1)金融商品に対する取組方針
については支店ごとに、また、業務外固定資産(遊休資産と賃貸固定資産)については、
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業
各固定資産をグルーピングの最小単位としています。
や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中央金庫へ預けているほか、国債や地方債
本店については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グルー
などの債券等の有価証券による運用を行っています。
プのキャッシュ・フローの生成に寄与していることから、共用資産と認識しています。
(2)金融商品の内容及びリスク
当事業年度に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び
有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスク
場所
用途
種類
①信陵資材店
資材店舗
土地
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証
②水保給油所
給油所
建物
券)で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価
③四斗蒔土地
遊休資産
土地
業務外固定資産
格の変動リスクに晒されています。
④旧余目給油所
遊休土地
土地
業務外固定資産
⑤旧平田支店
賃貸固定資産
土地及び建物
業務外固定資産
⑥荒井蒟蒻施設
賃貸固定資産
土地及び建物
業務外固定資産
に晒されています。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①
信用リスクの管理
当組合では、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定
その他
(2)減損損失の認識に至った経緯
しています。また、通常の貸出取引については、本店金融共済部審査課を設置し各支店
①②営業用店舗
との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッ
当該店舗の営業収支が二期連続赤字であると同時に、短期的に業績の回復が見込まれな
シュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査
いことから、帳簿価格を回収可能価額まで減額し、当事業年度減少額を減損損失として認
基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上
識しました。
を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方
③④遊休資産
針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸
遊休資産として過年度減損損失致しましたが、一定額の回収可能額の減少により、その
差額を減損損失として認識しました。
の健全化に努めています。
⑤⑥賃貸固定資産
②
倒引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務
市場リスクの管理
賃貸固定資産(業務外固定資産)については帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロール
減少額を減損損失として認識しました。
することにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維
(3)減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失
持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析
の内
などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めていま
①信陵資材店
1,340 千円
(土地
1,340 千円
)
す。とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及
②水保給油所
1,171 千円
(建物
1,171 千円
)
び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において
③四斗蒔土地
1,950 千円
(土地
1,950 千円
)
運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常
80
訳
的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及
④旧余目給油所
5,764 千円 (土地
5,764 千円
びALM委員会で決定された方針に基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行ってい
⑤旧平田支店
4,793 千円 (土地
4,633 千円
建物
159 千円
)
ます。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかど
⑥荒井蒟蒻施設
16,147 千円 (土地
15,378 千円
建物
768 千円
)
31,167 千円 (土地
29,067 千円
建物
2,099 千円
)
うかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
合
計
)
(4)回収可能価額の算定方法
市場リスクに係る定量的情報
減損損失対象物件全件について、正味売却可能価額を採用(不動産鑑定評価額等)
(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合では保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。
Ⅳ
金融商品に関する注記
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品
1.金融商品の状況に関する事項
は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入
(1)金融商品に対する取組方針
金です。
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後 1 年程度の金利の合理
や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中央金庫へ預けているほか、国債や地方債
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスク管理にあたっての定量
などの債券等の有価証券による運用を行っています。
的分析に利用しています。
(2)金融商品の内容及びリスク
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び
る金利が 0.50%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 339,490 千円減少する
有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスク
ものと把握しています。
に晒されています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合と前提しており、金利とその他の
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証
リスク変数の相関を考慮していません。
券)で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
格の変動リスクに晒されています。
響が生じる可能性があります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
①
含めて計算しています。
③
信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定し
資金調達に係る流動性リスク管理
ています。また、通常の貸出取引については、本店に金融共済部審査課を設置し各支店
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッ
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
シュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
倒引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれていま
の健全化に努めています。
す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
②
によった場合、当該価額が異なることもあります。
市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロール
することにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維
2.金融商品の時価に関する事項
持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めていま
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び
(3)に記載しています。
当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運
(単位:千円)
貸借対照表計上額
○預金
129,104,521
時
価
差
128,959,168
用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的
額
な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及び
△145,352
ALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行って
○有価証券
満期保有目的の債券
3,740,081
3,904,490
164,408
その他有価証券
1,159,590
1,159,590
-
53,072,206
-
-
△263,175
-
-
52,809,030
54,677,086
1,868,056
186,813,222
188,700,334
1,887,112
188,554,254
188,424,035
△130,218
2,013,691
2,013,070
△621
190,567,945
190,437,105
△130,839
○貸出金(※1)
貸倒引当金(※2)
貸倒引当金控除後
資
す。
産 計
います。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているか
どうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当
組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入金で
○貯金
○借入金
負
債 計
す。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後 1 年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスク管理にあたっての定量
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 39,128 千円を含めてい
ます。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標とな
る金利が 0.50%上昇したものと想定した場合には、経済価値が 223,051 千円減少する
ものと把握しています。
81
(2)金融商品の時価の算定方法
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合と前提しており、金利とその他の
[ 資産 ]
リスク変数の相関を考慮していません。
① 預金
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
響が生じる可能性があります。
額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフ
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わ
含めて計算しています。
る金額として算定しています。
③
② 有価証券
資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資
③ 貸出金
判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先
たうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
から当該帳簿価額によっています。
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金
価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれていま
の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額
す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
によった場合、当該価額が異なることもあります。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額
2.金融商品の時価に関する事項
をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
を時価に代わる金額として算定しています。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額か
(3)に記載しています。
ら貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
(単位:千円)
[ 負債 ]
貸借対照表計上額
① 貯金
○預金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみ
時
価
差
額
141,120,046
141,006,622
△113,424
1,409,609
1,409,609
-
54,232,694
-
-
266,594
-
-
53,966,100
55,858,916
1,892,816
196,495,756
198,275,148
1,779,391
198,277,354
198,261,332
△16,021
198,277,354
198,277,354
△16,021
○有価証券
なしています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャ
その他有価証券
ッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引
○貸出金(※1)
いた現在価格を時価に代わる金額として算定しています。
貸倒引当金(※2)
② 借入金
貸倒引当金控除後
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合
資
の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似している
産
計
○貯金
と考えられるため、当該帳簿価額によっています。
負
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額を
債
計
(※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 26,466 千円を含めています。
(※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。
リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時
価に代わる金額として算定しています。
(2)金融商品の時価の算定方法
[ 資産 ]
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
① 預金
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これら
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
は(1)の金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフ
貸借対照表計上額
外部出資(※)
合
計
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わ
る金額として算定しています。
7,414,543
② 有価証券
7,414,543
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
(※)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極
③ 貸出金
めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先
の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること
から当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金
の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額
から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額も含めた元利金の合計額
をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿
価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額
を時価に代わる金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額か
ら貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
82
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
[ 負債 ]
(単位:千円)
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
1 年以内
預金
129,104,521
-
-
-
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみ
5 年超
なしています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャ
-
ッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引
-
いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
有価証券
-
満期保 有
-
-
-
-
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
3,700,000
目的の債券
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これら
そ の他有 価
は(1)の金融商品の時価情報には含まれていません。
証 券のう ち
-
-
-
-
-
1,100,000
(単位:千円)
満 期があ る
貸借対照表計上額
もの
外部出資(※)
貸出金
4,468,313
3,357,173
3,110,535
2,847,225
2,683,319
7,415,916
36,353,964
(※1,2,3)
合
計
7,415,916
(※)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極め
合
計
133,572,834
3,357,173
3,110,535
2,847,225
2,683,319
て困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
41,153,964
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(※1)貸出金のうち、当座貸越 552,148 千円については「1 年以内」に含めています。また、
期限のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含めています。
(単位:千円)
(※2)貸出金のうち、3 カ月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 236,623
(※3)貸出金の分割実行案件のうち、貸出決定金額の一部実行案件 15,050 千円は償還日が特定
できないため、含めていません。
預金
(5)借入金及び有利子負債の決算日後の返済予定額
貯金(※1)
借入金
合
計
1 年超
2 年超
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
176,125,810
6,532,906
3,560,061
846,098
1,489,377
-
1,977,994
7,578
5,137
5,248
5,361
12,372
178,103,804
6,540,484
3,565,198
3 年超
4 年超
2 年以内
3 年以内
4 年以内
5 年以内
5 年超
141,120,046
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1,300,000
4,560,805
3,324,328
3,070,509
2,897,143
2,516,583
37,652,210
851,346
1,494,738
145,680,851
3,324,328
3,070,509
2,897,143
2,516,583
38,952,210
そ の他有 価
証 券のう ち
5 年超
満 期があ る
もの
貸出金
(※1,2,3)
12,372
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めています。
Ⅵ
2 年超
有 価 証 券
(単位:千円)
1 年以内
1 年超
1 年以内
千円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
合
有価証券に関する注記
計
(※1)貸出金のうち、当座貸越 514,597 千円については「1 年以内」に含めています。また、
1.有価証券の時価、評価差額に関する事項等
期限のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含めています。
(※2)貸出金のうち、3 カ月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等 204,064
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
千円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
(1)満期保有目的の債券で時価のあるもの
(※3)貸出金の分割実行案件のうち、貸出決定金額の一部未実行案件 7,050 千円は償還日が
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額に
特定できないため、含めていません。
ついては次のとおりです。
(5)有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
種
類
時 価 が 貸 借 対照 表 計
貸借対照表計上額
国
上額を超えるもの
債
時
価
差
(単位:千円)
1 年以内
額
3,740,081
3,904,490
164,408
3,740,081
3,904,490
164,408
貯金(※1)
合
合 計
Ⅴ
取得原価または
償却原価
合 計
社債
3 年以内
4 年以内
5 年以内
5 年超
174,800,763
18,162,074
3,068,065
1,596,804
649,645
-
174,800,763
18,162,074
3,068,065
1,596,804
649,645
-
有価証券に関する注記
623,494
貸借対照表
計上額
644,400
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこ
れらの差額については、次のとおりです。
評価差額
(※)
(単位:千円)
20,905
取得原価または償却
原価を超えるもの
2 年以内
(1)その他有価証券で時価のあるもの
(単位:千円)
国債
4 年超
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
これらの差額については、次のとおりです。
貸借対照表計上額が
3 年超
1.有価証券の時価及び評価差額に関する事項等
その他有価証券において、種類ごとの取得原価または償却原価、貸借対照表計上額及び
類
2 年超
(※1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めています。
(2)その他有価証券で時価のあるもの
種
計
1 年超
503,067
515,190
12,122
1,125,569
1,126,562
33,027
種
取得原価または
償却原価
類
貸借対照表計上額が
貸借対照表
計上額
評価差額
(※)
国債
822,516
878,829
56,312
社債
502,733
530,780
28,046
1,325,249
1,409,609
84,359
取得原価または償却
(※)なお、上記評価差額から繰延税金負債 9,043 千円を差し引いた額 23,984 千円が
「その他有価証券評価差額金」に含まれています。
原価を超えるもの
合
計
(※)なお、上記差額から繰延税金負債 23,097 千円を差し引いた額 61,261 千円が「その他有
2.当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
価証券評価差額金」に含まれています。
83
3.当事業年度中に売却したその他有価証券
売却額
債
2.当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
売却益
売却損
券
2,276,606 千円
12,956 千円
15,905 千円
地方債
1,778,190 千円
11,240 千円
12,605 千円
金融債
201,716 千円
1,716 千円
-千円
社
296,700 千円
-千円
3,300 千円
2,276,606 千円
12,956 千円
15,905 千円
合
債
計
3.当事業年度中に売却したその他有価証券
売却額
債
売却益
売却損
券
3,688,350 千円
149,454 千円
-千円
国債
3,688,350 千円
149,454 千円
-千円
3,688,350 千円
149,454 千円
-千円
合
計
4.当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券
4.当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券はありません。
従来、満期保有目的で保有していた国債(3,740,081 千円)をその他有価証券に変更し
ています。
Ⅶ
退職給付に関する注記
これは財務基盤強化を目的とした有価証券ポートフォリオの見直しに伴い、変更したも
1.退職給付制度の概要等
のです。
(1)採用している退職給付制度
この変更により、期末時における有価証券が 14,242 千円増加し、繰延税金資産が 3,899
職員の退職給付にあてるため、退職給付規程に基づき、退職一時金制度を採用していま
千円減少し、その他有価証券評価差額金が 10,343 千円増加しております。
す。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、一般財団法人
なお、その他有価証券に変更した国債のうち、3,538,895 千円については、期中におい
全国農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。
て売却を行っております。
Ⅵ
(2)退職給付債務の額及びその内訳
退職給付に関する注記
1.退職給付制度の概要等
①
退職給付債務
△2,661,563 千円
②
特定退職共済制度
1,825,342 千円
③
未積立退職給付債務
△836,221 千円
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用していま
④
未認識過去勤務債務
4,458 千円
す。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、一般財団法人
⑤
未認識数理計算上の差異
⑥
貸借対照表計上額純額
△787,026 千円
⑦
退職給付引当金
△787,026 千円
(1)採用している退職給付制度の概要
全国農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。
44,736 千円
(2)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(3)退職給付費用の内訳
①
期首における退職給付債務
2,661,563 千円
②
勤務費用
102,078 千円
③
利息費用
53,231 千円
①
勤務費用
105,927 千円
④
数理計算上の差異の発生額
②
利息費用
56,564 千円
⑤
退職給付の支払額
△375,482 千円
③
期待運用収益
△19,906 千円
⑥
期末における退職給付債務
2,747,412 千円
④
過去勤務債務の費用処理額
⑤
数理計算上の差異の費用処理額
小
⑥
計
退職給付費用
306,021 千円
5,111 千円
(3)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
15,513 千円
163,208 千円
①
期首における年金資産
163,208 千円
②
期待運用収益
③
数理計算上の差異の発生額
④
特定退職共済制度への拠出金
2.0%
⑤
退職給付の支払額
△232,839 千円
1.00%
⑥
期末における年金資産
1,654,755 千円
(4)退職給付債務等の計算基礎
1,825,342 千円
18,704 千円
△67,691 千円
111,239 千円
①
割引率
②
期待運用収益率
③
退職給付見込額の期間配分法
④
過去勤務債務の処理年数
10 年
(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整
⑤
数理計算上の差異の処理年数
10 年
表
期間定額基準
①
退職給付債務
②
特定退職共済制度
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
③
未積立退職給付債務
1,092,656 千円
統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づ
④
未認識数理計算上の差異
△409,233 千円
き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
⑤
貸借対照表計上額純額
683,422 千円
た特例業務負担金 40,028 千円を含めて計上しています。
⑥
退職給付引当金
683,422 千円
2.特例業務負担金の将来見込額
2,747,412 千円
△1,654,755 千円
なお、同組合より示された平成 25 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
金の将来見込額は、596,159 千円となっています。
①
勤務費用
102,078 千円
②
利息費用
53,231 千円
③
期待運用収益
④
数理計算上の差異の費用処理額
9,215 千円
⑤
過去勤務費用の費用処理額
4,457 千円
合
84
計
△18,704 千円
150,278 千円
Ⅷ
(6)年金資産の主な内訳
税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。
繰延税金資産
貸倒引当金繰入超過額
退職給付引当金繰入超過額
①
債券
81%
36,029 千円
②
年金保険投資
16%
216,787 千円
③
現金及び預金
3%
賞与引当金繰入超過額
23,554 千円
役員退職慰労金引当金
8,663 千円
減価償却超過額
固定資産減損損失額
合
699 千円
計
(7)長期期待運用収益率の設定方法に関する記載
74,217 千円
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と
借地権
8,935 千円
年金資産
信用未払奨励金
4,310 千円
ています。
未払事業税
評価性引当額
繰延税金資産合計(A)
を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮し
23,607 千円
その他
繰延税金資産小計
100%
2,587 千円
(8)割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項
399,388 千円
①
割引率
0.52%(期首 2.0%)
△72,431 千円
②
長期期待運用収益率
1.00%
326,957 千円
繰延税金負債
2.特例業務負担金の将来見込額
その他有価証券評価差額金
△9,043 千円
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の
繰延税金負債合計(B)
△9,043 千円
統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づ
317,913 千円
き、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
繰延税金資産の純額(A)+(B)
た特例業務負担金 39,762 千円を含めて計上しています。
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
なお、同組合より示された平成 26 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担
29.16%
金の将来見込額は、606,106 千円となっています。
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当等永久に益金に算入されない項目
0.31%
土地再評価計上修正
2.00%
評価性引当額の増減
△1.65%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
△0.99%
住民税均等割等
その他
Ⅶ
2.21%
繰延税金資産
貸倒引当金
退職給付引当金
0.83%
31.87%
36,627 千円
187,121 千円
賞与引当金
19,062 千円
役員退職慰労引当金
10,763 千円
減価償却超過額
固定資産減損損失額
634 千円
72,309 千円
借地権
9,020 千円
信用未払奨励金
4,027 千円
未払事業税
8,318 千円
未払費用否認
7,067 千円
その他
456 千円
繰延税金資産小計
355,404 千円
評価性引当額
△74,729 千円
繰延税金資産合計(A)
280,676 千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
23,097 千円
繰延税金負債合計(B)
23,097 千円
繰延税金資産の純額(A)-(B)
257,578 千円
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
29.16%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当等永久に益金に算入されない項目
△3.08%
住民税均等割等
0.69%
評価性引当額の増減
0.38%
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
85
4.19%
△0.10%
31.24%
3.税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影響額
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成 26 年法律第 10 号)が平成 26 年 3 月 31 日に公
布されたことに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は、前
事業年度の 29.16%から 27.38%に変更されました。これに伴う影響額は軽微です。
86
(9) 連結剰余金計算書
(単位:千円)
科
25年度
目
26年度
2,345,644
3,271,132
連
結
剰
余
金
増
加
高
-
-
連
結
剰
余
金
減
少
高
△ 108,135
△ 131,050
連 結 剰 余 金 期 首 残 高
金
1,012,021
518,306
再 評 価 差 額 金 取 崩 額
21,604
16,444
連 結 剰 余 金 期 末 残 高
3,271,132
3,674,832
当
期
剰
余
(10) 連結事業年度のリスク管理債権の状況
(単位:千円)
項
25年度
目
破
綻
9,523
5,134
△ 4,389
額
310,057
275,827
△ 34,230
3 ヶ 月 以 上 延 滞 債 権 額
-
-
-
滞
債
債
権
増 減
額
延
先
26年度
権
貸 出 条 件 緩 和 債 権 額
合 計
3,432
-
△ 3,432
323,012
280,961
△ 42,051
(11)連結事業年度の事業別経常収益等
(単位:千円)
項
信
用
共
済
農 業
事
業
事
関 連
目
業
事 業
生 活 そ の 他 事 業
営 農
合
指 導
事 業
計
25年度
26年度
事
業
収
益
2,031,168
2,175,436
経
常
利
益
504,104
589,220
資
産
の
額
188,063,770
197,901,820
事
業
収
益
1,696,001
1,619,536
経
常
利
益
591,567
511,785
資
産
の
額
151,152
176,151
事
業
収
益
10,017,143
9,322,460
経
常
利
益
△ 69,782
82,321
資
産
の
額
15,447,056
14,346,430
事
業
収
益
3,059,178
3,974,859
経
常
利
益
54,152
△ 12,257
資
産
の
額
4,717,442
6,116,952
事
業
収
益
140,912
116,499
経
常
利
益
△ 381,050
△ 415,196
資
産
の
額
217,295
179,282
事
業
収
益
16,944,402
17,208,790
経
常
利
益
698,991
755,873
資
産
の
額
208,596,715
218,720,634
※ 連結事業収益は、銀行等の連結経常収益に相当するものです。
87
2.連結自己資本の充実の状況
◇連結自己資本比率の状況
平成 27 年 1 月末における連結自己資本比率は、11.61%となりました。
連結自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○ 普通出資による資本調達額
項 目
内 容
発行主体
新ふくしま農業協同組合
資本調達手段の種類
普通出資
コア資本に係る基礎項
4,173 百万円
目に算入した額
当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、
JAを中心に信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに
対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、自己資本の充実に努めています。
88
(1)自己資本の構成に関する事項
(単位:千円、%)
項 目
経過措置によ
る不算入学
26年度
コア資本にかかる基礎項目 (1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額
うち、出資金及び資本剰余金の額
7,735,458
4,173,651
うち、再評価積立金の額
-
うち、利益剰余金の額
802,500
うち、特別・目的積立金
2,134,955
うち、当期未処分剰余金
737,378
うち、外部流出予定額 (△)
80,845
うち、処分未済持分の額(△)
32,182
コア資本にかかる基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
176,676
176,676
うち、適格引当金コア算入額
-
適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に
含まれる額
-
うち、回転出資金の額
-
うち、上記以外に該当するものの額
-
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本
調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
-
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセン
トに相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる
額
1,710,788
コア資本にかかる基礎項目の額 (イ)
9,622,923
コア資本にかかる調整項目 (2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除
く。)の額の合計額
-
55,510
うち、のれんに係るものの額
-
-
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以
外の額
-
55,510
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
-
-
適格引当金不足額
-
-
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
-
-
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に
算入される額
-
-
前払年金費用の額
-
-
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額
-
-
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
-
-
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
-
-
89
項 目
経過措置によ
る不算入学
26年度
特定項目に係る十パーセント基準超過額
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに
関連するものの額
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に
関連するものの額
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連する
ものの額
-
-
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに
関連するものの額
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に
関連するものの額
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連する
ものの額
-
-
特定項目に係る十五パーセント基準超過額
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
-
自己資本
自己資本の額((イ)-(ロ)) (ハ)
9,622,923
リスク・アセット等 (3)
信用リスク・アセットの額の合計額
73,077,249
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計
額
うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・
ライツに係るものを除く)
△ 9,387,319
55,510
うち、繰延税金資産
-
うち、前払年金費用
-
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
△ 13,244,583
うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係る
ものの額
うち、上記以外に該当するものの額
3,801,752
-
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して
得た額
9,723,375
信用リスク・アセット調整額
-
オペレーショナル・リスク相当額調整額
-
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ)
82,800,625
自己資本比率
自己資本比率((ハ)/(ニ))
11.62%
90
(単位:千円、%)
項 目
前期末
基本的項目 (A)
7,268,383
出資金
4,132,580
(うち後配出資金)
(-)
回転出資金
-
再評価積立金
-
資本準備金
-
利益準備金
612,500
特別・目的積立金
1,510,500
次期繰越剰余金
1,040,975
処分未済持分
△ 28,172
その他有価証券の評価差額
-
営業権相当額
-
企業結合により計上される無形固定資産相当額
-
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
-
補完的項目 (B)
1,891,387
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
1,720,978
170,409
負債性資本調達手段等
-
負債性資本調達手段
-
期限付劣後債務
-
補完的項目不算入額
-
自己資本総額(C)=(A)+(B)
9,159,770
控除項目 (D)
-
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
-
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
-
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
-
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用
いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
-
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクスポージャー(ファンド
のうち裏付資産を把握できない資産を含む)及び信用補完機能を持つI/0ストリップス(告
示第223条を準用する場合を含む)
-
控除項目不算入額
-
自己資本額(E)=(C)-(D)
9,159,770
91
項 目
前期末
リスク・アセット等計 (F)
78,306,112
資産(オン・バランス)項目
68,649,457
オフ・バランス取引等項目
67,145
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
9,589,510
基本的項目比率 (A)/(F)
9.28
自己資本比率 (E)/(F)
11.70
(注)1.農協法第11条の2第1項の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係
る算式に基づき算出しており、平成25年度は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく単体自己資本
比率を記載しています。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用
につては信用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあた
っては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
4.平成25年度については、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準等
の特例を定める告示(平成24年金融庁・農水省告示第13号)に基づき基本的項目から、そ
の他有価証券評価差損を控除していないため、「その他有価証券の評価差損」は「-」で
記載しています。
92
(2)自己資本の充実度に関する事項
① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:千円)
25年度
リスク・
アセット額
a
エクスポージャー
の期末残高
所要
自己資本額
b = a × 4%
26年度
リスク・
アセット額
a
エクスポージャー
の期末残高
所要
自己資本額
b = a × 4%
我が国の中央政府及び中央銀行向け
4,369,272
-
-
826,346
-
-
我が国の地方公共団体向け
1,118,642
-
-
913,120
-
-
我が国の政府関係機関向け
503,224
50,322
20,129
502,889
50,288
2,012
4,285,992
857,157
34,286
4,285,992
857,198
34,286
131,411,536
28,068,011
1,122,720
141,105,658
28,214,638
1,128,586
880,661
88,846
3,554
738,088
738,088
29,524
2,263,565
1,385,926
55,437
2,393,256
1,794,942
71,798
10,604,712
3,685,356
147,414
11,505,910
4,027,068
161,083
40,797
38,759
1,550
38,387
38,387
1,351
152,613
186,142
7,446
132,437
152,411
6,096
19,424,878
1,917,711
76,708
18,426,275
1,842,628
72,628
148,480
-
-
173,348
-
-
7,414,543
7,414,543
296,582
817,998
817,998
32,719
他の金融機関等の対象資本調達手段
-
-
-
8,829,722
22,074,305
882,972
特定項目のうち調整項目に算入されないもの
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
△ 9,441,423
△ 377,657
26,032,076
25,023,824
1,000,953
32,943,312
21,847,681
873,907
標準的手法を適用するエクスポージャー別計
-
-
-
-
-
-
CVAリスク相当額÷8%
-
-
-
-
-
-
中央清算機関関連エクスポージャー
-
-
-
-
-
-
208,650,998
68,716,604
2,748,664
214,034,652
73,014,209
2,920,568
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)
のうち、個々の資産の把握が困難な資産
経過措置によりリスク・アセットの額に算入、不
算入となるもの
上記以外
信用リスク・アセットの額の合計額
オペーショナル・リスクに
対する所要自己資本の額
< 基 礎 的 手 法 >
オペーショナルリスク相当額を8%で
除して得た額
オペーショナルリスク相当額を8%で
所要自己資本額
除して得た額
a
b = a × 4%
9,589,510
所 要 自 己 資 本 額 計
a
b = a × 4%
9,723,375
383,580
所要自己資本額
388,935
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
a
b = a × 4%
a
b = a × 4%
78,306,276
3,132,251
82,800,625
3,312,025
(注) 1. 「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載しています。
2. 「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産「オフ・バランスを含む」のことをいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定予定日の翌月から3ヶ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向
け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイト150%になったエクスポージャーのことです。
4. 「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。
5. 「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本に係る調整項目(無形
固定資産、前払年金費用、繰延税金資産)および土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入したもの、不算入したものが
該当します。
6. 「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国債決済銀行向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行等向け
・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
7. 当JAでは、オペーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
<オペーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
÷
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
93
8%
(3)信用リスクに関する事項
①リスク管理の方法及び手続の概要
当連結グループでは、JA以外で与信を行っていないため、連結グループにおける信用
リスク管理の方針及び手続等は定めていません。JAの信用リスク管理の方針及び手続
等の具体的内容は、単体の開示内容をご参照ください。
②標準的手法に関する事項
自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により
算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの
判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による
依頼格付けのみ使用し、非格付は使用しないこととしています。
適格格付機関
株式会社格付投資情報センター(R&I)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出
するための掛目のことです。
(イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー
・リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポージャー
法人等向けエクスポージャー
(短期)
法人等向けエクスポージャー
(長期)
カントリー・リスク・スコア
日本貿易保険
R&I、Moody's、JCR、S&P、Fitch -
R&I、Moody's、JCR、S&P、Fitch -
94
③信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:千円)
25年度
信用リスクに
関するエクス
ポージャーの
残高
うち
貸出金等
26年度
信用リスクに
三月以上
関するエクス
延滞エクス
ポージャーの
ポージャー
残高
うち債券
うち
貸出金等
三月以上
延滞エクス
ポージャー
うち債券
農業
40,179
40,179
-
-
26,532
26,532
-
-
林業
15,062
15,062
-
-
16,158
16,158
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
4,328,959
4,328,959
-
-
4,287,125
4,287,125
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
503,224
-
503,224
-
502,889
-
502,889
-
金融・保険業
129,134,946
2,232,131
-
-
140,669,245
2,231,716
-
-
2,255,197
169,229
-
-
2,635,665
-
-
-
4,934,300
565,578
4,368,721
-
1,731,475
905,658
825,817
-
8,853,116
1,437,225
-
1,957
1,178,729
730,632
-
24,449
個人
44,261,297
43,451,412
-
241,380
45,821,078
45,029,355
-
218,199
その他
13,156,992
658
-
-
17,165,756
90
-
-
業種別残高計
207,483,272
52,240,433
4,871,945
243,337
214,034,652
53,227,266
1,328,706
242,648
1年以下
129,840,782
623,218
-
132,307,240
873,215
-
1年超3年以下
1,162,016
1,159,650
-
1,146,085
1,279,730
-
3年超5年以下
2,329,856
2,329,856
-
2,162,531
2,448,093
-
5年超7年以下
2,839,862
2,839,862
-
5,780,232
5,674,529
202,044
7年超10年以下
10,963,577
6,418,940
4,544,637
6,374,093
5,785,520
801,613
10年超
38,441,970
38,114,662
327,308
38,086,399
37,983,801
325,048
期限の定めのないも
の
21,905,209
754,245
-
10,610,693
441,384
-
207,483,272
52,240,433
4,871,945
214,034,652
53,227,266
1,328,706
法 建設・不動産業
人 電気・ガス・熱供給・
水道業
卸売・小売・飲食・
サービス業
日本国政府・地方
公共団体
上記以外
残存期間別残高計
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当するものを除く)並び
にオフ・バランス取引を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。
「コミットメント」とは、契約した期間及び融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。
「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーをい
います。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
5.当連結グループでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しています。
95
④貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
区分
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
(単位:千円)
25年度
26年度
期中減少額
期中減少額
期首残高 期中増加額
期末残高 期首残高 期中増加額
期末残高
目的使用 その他
目的使用 その他
168,054
204,139
170,409
131,528
- 168,057
2,977 201,072
170,409
131,528
170,409
131,528
176,676
133,774
- 170,409
157 133,617
176,676
133,774
⑤業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
(単位:千円)
25年度
区分
期首
期中
残高
25年度
期中減少額
増加額 目的使用 その他
期末
貸出金
期首
残高
償却
残高
期中
期中減少額
増加額 目的使用 その他
期末
貸出金
残高
償却
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
建設・
不動産業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
熱供給・
水道業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- 24,449
157 133,617 109,325
157 133,617 133,774
-
法
人 電気・ガス・
金融・保険業
卸売・小売・
飲食・
サービス業
上記以外
個人
業種別計
88
203,606 131,528
203,606 131,616
88
2,977 201,072 131,528
2,977 201,072 131,616
- 24,449
- 131,528 109,325
- 131,616 133,774
(注) 当連結グループでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
⑥信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1250%を適用する残高
(単位:千円)
25年度
格付けあり
信用リス
ク削減効
果勘案後
残高
リスク・ウエイト0%
リスク・ウエイト2%
リスク・ウエイト4%
リスク・ウエイト10%
リスク・ウエイト20%
リスク・ウエイト35%
リスク・ウエイト50%
リスク・ウエイト75%
リスク・ウエイト100%
リスク・ウエイト150%
リスク・ウエイト200%
リスク・ウエイト250%
その他
リスク・ウエイト1250%
計
26年度
格付けなし
-
6,465,007
20,808,763
135,732,500
10,604,712
2,263,565
32,623,831
152,613
208,650,991
計
6,465,007
20,808,763
135,732,500
10,604,712
2,263,565
32,623,831
152,613
208,650,991
格付けあり
格付けなし
-
2,874,774
18,659,955
145,391,650
11,412,043
142,900
1,992,622
35,946,849
65,441
216,486,234
計
2,874,774
18,659,955
145,391,650
11,412,043
142,900
1,992,622
35,946,849
65,441
216,486,234
(注)1.信用リスクに関するエクスポジャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャーに該当するものを除く)
並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。
2.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクスポージャー
のリスク・ウエイト判定において格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
3.経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリスク・ウエイトによって集計しています。また
経過措置によってリスク・アセットを算入したものについても集計の対象としています。
4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係るもの、重要な
出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウエイト1250%を適用したエクスポージャーがあります。
5.平成25年度の「1250%」の項目には、自己資本控除とした額を記載しています。
96
(4) 信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結自己資本比率の算出にあって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」において
定めています。信用リスク削減手法の適用及び管理方針、手続は、JAのリスク管理の方針及び
手続に準じて行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内
容をご参照ください。
② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:千円)
区分
地方公共団体金融機関及び
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関向け及び第一種
金融商品取引業者向け
法人向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
中央清算機関関連
上記以外
合計
25年度
適格金融
保証
資産担保
26年度
適格金融
保証
資産担保
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
390,525
135,483
60,303
586,311
618
618
288,396
130,521
45
18,058
437,022
556
556
(注)
1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のこと
をいい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞して
いる債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、
「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
3.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の
中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の
資産(固定資産等)が含まれます。
97
(5) 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
(6) 証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
(7) オペレーショナル・リスクに関する事項
① オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAのリスク管理及び
その手続に準じたリスク管理を行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、
単体の開示内容をご参照ください。
(8) 出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項
① 出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかる出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理は、子会社においてはJAの
リスク管理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等
の具体的内容は、単体の開示内容をご参照ください。
② 出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
上場
非上場
合計
25年度
26年度
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
時価評価額
時価評価額
7,249,886
7,249,886
7,251,375
7,251,375
7,249,886
7,249,886
7,251,375
7,251,375
③ 出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
該当する取引はありません。
④ 連結貸借対照表で認識され、連結損益計算書で認識されない評価損益の額(保有
目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
該当する取引はありません。
⑤ 連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連
会社株式の評価損益等)
該当する取引はありません。
(9) 金利リスクに関する事項
① 金利リスクの算定方法の概要
連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方法により行って
います。
JAの金利リスクの算定方法は、単体の開示内容をご参照ください。
② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
24年度
金利ショックに対する損益・経済
価値の増減額
25年度
△ 339
98
△ 223
99
【JAの概要】
1.組織機構図(平成27年1月31日現在)
組合員
株
式
会
社
新
ふ
く
し
ま
フ
ァ
ー
ム
株
式
会
社
ジ
ェ
イ
エ
イ
新
ふ
く
し
ま
ラ
イ
フ
ジ
新
ェ
イ
エ
イ
新
ふ
く
し
ま
燃
料
株
式
会
社
ふ
協
農
産
物
直
売
所
運
営
委
員
会
く
し
ま
協
同
サ
ー
力
共 年
済 金
友 友
の の
会 会
運
資
産
運
用
部
会
青
年
部
・
農
業
後
継
者
会
営
フ
レ
ッ
シ
ュ
・
ミ
セ
ス
部
会
組
織
女 女 専
性 性 門
部 部 部
エ
会
ル
ダ
ー
部
会
総
組合長
務
本店運営委員会
コンプライアンス総括理事
委
常任監事
会
コンプライアンス副総括理事
常 務
常 務
コンプライアンス副総括理事
コンプライアンス副総括理事
コンプライアンス副総括理事
コンプライアンス副総括理事
株
式
責コ経
任ン済
者プ
ラ部
イ
ア
ン
ス
会
社
旅
行
物
セ
ン
タ
ー
課
ン
タ
所 所 所
セ
花
卉
済
水 茂 山
保 庭 木
屋
給 給
給
油 油 油
流
責コ営
任ン農
者プ
ラ部
イ
ア
ン
ス
経
セ
ン
タ
ー
そ
ば
蔵
松川地区本部
川俣飯野地区本部
山
木
屋
川
俣
ン
支
支
支
タ
店
店
店
ー済
野
監事会
専 務
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な
か
亭
園
芸
特
産
セ
ン
タ
ー
こ
こ
ら
亭
ー
飯
金
融
共
済
委
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会
常
常 務
務
【
福社
祉会
会福
ア祉
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ふ
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済川
俣
セ
飯
ン野
営
タ
農
ー経
理事会
専門委員会
員
ビ
ス
総代会
営
農
経
済
委
員
会
農振会
セ松
川
営
農
松
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ン
タ
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農
産
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直
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妻
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支
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店
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営
農
庭
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課
農
材
店
農
業
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タ
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(
農
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販
売
営
業
担
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審
査
課
セ飯
坂
田
ン
支
支
タ
店
店
ー済
営
農
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飯
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金
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課
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課
課
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援
課
東部地区本部
南
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部
ン
支
タ
営
農
渡
東
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部
支
支
店
店
経
店
企
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監
画
広
査
報
課
課
支店運営委員会
地区活性化委員会
北福島地区本部
セ北
福
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営
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経
北
ー済
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(
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ン
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ン
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資
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店
100
責コ監
任ン査
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イ
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ス
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ン
タ
ー
南地区本部
支
経
済
責コ総
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ラ企
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ン
ス
責コ総
任ン務
者プ
ラ部
イ
ア
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ス
ン
セ
ン
タ
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営
ン
ン
農
タ
ー タ
み
経
庭
共
危
機
管
理
セ
ン
タ
ー
飯坂地区本部
飯坂地区本部
坂
経
野
田
資
農
業
振
興
対
策
室
販
吾妻地区本部
川
経
こ
こ
ら
パ
ン
工
房
果
実
責コ金
任ン融
者プ
ラ共
イ済
ア部
ン
ス
信
清
北
陵
水
信
支
支
支
店
店
店
2.役員構成(役員一覧)
役 職 名
氏
名
孝志
永澤 信弘
鈴木 一三
斎 藤
隆
関 健 一
油 井 茂
白坂宇喜雄
野崎 宗一
渡 邉 富 雄
遠 藤 洋 子
清 野 善 廣
大河内善計
清 野
隆
紺頼 純子
尾 形 庄 蔵
宍 戸 恵 子
佐久間 英明
浪岡 真澄
斎藤 長三郎
黒澤喜久夫
阿 部 力
佐藤 隆一
樅山 和一郎
菊 田
透
伊藤 敏子
安 藤
一
中原 利彦
阿 部 良 重
石 田 仁 一
佐藤タマエ
星野 ハルヨ
丹 野 友 幸
佐 藤 眞 一
菅 野 貞 夫
佐 藤 吉 彦
廣野 幸一
伊 藤 壮 一
菅野 良子
後藤 吉蔵
山 田 一 也
佐藤 謙二郎
紺野 欣一
鈴木 秀雄
後 藤 勇 一
河 野 武 行
髙橋 忠俊
常勤・非常勤の別
備
代表権の有無
代表理事組合長 菅 野
常
勤
有
代表理事専務
常務理事
常務理事
常務理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
代表監事
常任監事
監事
監事
監事
監事
監事
監事
常
勤
〃
総務委員
常
勤
無
総務委員
常
勤
〃
営農経済委員
常
勤
〃
金融共済委員
勤
非
常
〃
営農経済委員
〃
〃
総務委員
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
金融共済委員
〃
〃
総務委員
〃
〃
総務委員
〃
〃
金融共済委員長
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
総務委員
〃
〃
金融共済委員
〃
〃
営農経済副委員長
〃
〃
総務副委員長
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
金融共済委員
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
金融共済委員
〃
〃
営農経済委員長
〃
〃
総務委員長
〃
〃
総務委員
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
総務委員
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
金融共済副委員長
〃
〃
総務委員
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
総務委員
〃
〃
総務委員
〃
〃
営農経済委員
〃
〃
金融共済委員
〃
〃
金融共済委員
〃
営農経済委員
〃
非
常
常
非
常
勤
-
勤
-
勤
-
〃
-
〃
-
〃
-
〃
-
〃
-
員外監事
101
考
3.組合員数
(単位 : 人)
資
格
区
分
正 個
人
組
農事組合法人
法
合
員 人 その他の法人
人
准 個
組 法 農業協同組合
合 農事組合法人
員 人 その他の団体
合
計
備 考 前年
度末
当年
度
加入
当
年
予告
資格
喪失
度
死亡
脱
除名
解散
退資 格 異 動
持分
譲渡
10,964
151
71
1
248
-
-
20
1
-
-
-
-
-
-
-
7
8
-
131
-
-
-
379
-
-
-
19
5
13,434 1,212
92
4
8
167
2
1
24,597 1,370
164
当年度末正組合員戸数 当年度末准組合員戸数 当期組合員資格確認日
当期組合員資格確認方法
正
計
↓
准
340 △ 18
-
-
資格 人格
当年
准
区分 区分
増減
度末
↓
補正 補正
正
19
- 10,776 △ 188
-
-
-
1
-
8
238
18 △ 19
1
28
579
9,451 戸
11,201 戸
平成26年7月1日
JAホームページ及びJA広報誌にて
-
24
- 14,407
4
8
168
- 25,388
5
973
1
791
4.組合員組織の状況
組
織
名
農
振
会
女
性
部
女性部フレッシュミセス部会
女 性 部 エ ル ダ ー 部 会
青年部・農業後継者会
年
金
友
の
会
共
済
友
の
会
資 産 運 用 部 会
本 ・ 支 店 運 営 委 員 会
も も 専 門 部 会
り ん ご 専 門 部 会
な し 専 門 部 会
ぶ ど う 専 門 部 会
お う と う 専 門 部 会
柿
専
門
部
会
水 稲 専 門 部 会
そ さ い 専 門 部 会
に ら 専 門 部 会
い ち ご 専 門 部 会
き ゅ う り 専 門 部 会
椎 茸 専 門 部 会
こ ん に ゃ く 専 門 部 会
和 牛 専 門 部 会
花 き 専 門 部 会
植 木 専 門 部 会
酪 農 専 門 部 会
山 菜 専 門 部 会
養 蚕 専 門 部 会
農産物直売所運営委員会
代 表 者 氏 名
本店農振協議会 会長 紺野 保夫
部長 長沢 順子
会長 山岸 由美子
会長 小野 敬子
青年部・農業後継者会連絡協議会 会長 筱生 聡
会長 柴田 毅
会長 立花 正清
資産運用部会運営委員会 委員長 皆川 寿賀美
本店運営委員会 委員長 斎藤 善一
部会長 横江 修司
部会長 楠 敏幸
部会長 川上 文夫
部会長 永倉 一大
部会長 紺野 好章
部会長 山田 義彦
部会長 尾形 寅昭
部会長 菅野 佳男
部会長 玉坂 義昭
部会長 佐藤 政義
部会長 寺島 正明
部会長 伊藤 敏寛
副部会長 宍戸 正和
部会長 宝槻 貞市
部会長 渡邉 廣
部会長 梅津 朝雄
部会長 鈴木 義裕
部会長 黒江 覚治
部会長 佐藤 正行
委員長 中村 要
平成27年1月31日現在
構成員数(役員数)
586
1,682
164
313
191
13,732
1,930
343
77
1,055
787
451
96
156
96
2,113
227
33
20
121
12
9
55
220
8
9
25
12
1,255
※ 構成員数は、農振会が農振会長数、本・支店運営委員会が本店運営委員・支店運営委員数(重複有り)としました。
※ 専門部会は出荷者数とし、( )は役員数としました。
※ こんにゃく専門部会は部会長が逝去されたため副部会長とした。
5.特定信用事業代理業者の状況
該当する取引はありません。
102
(95)
(88)
(85)
(24)
(12)
(5)
(63)
(28)
(8)
(4)
(22)
(5)
(4)
(9)
(26)
(5)
(4)
(7)
(5)
(21)
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
名
6.沿革・あゆみ
年 月 日
平成6年
2 月
7 月
8 月
9 月
12 月
1
26
1
21
6
沿 革 ・ 歩 み
年 月 日
沿 革 ・ 歩 み
日
日
日
日
日
新ふくしま農業協同組合発足
「フルーツランドにわつか」オープン
中央支店移転オープン
清水給油所全面改装オープン
CIスクラム計画「キックオフ大会」 (於 JA福島ビル)
平成17年
1 月
2 月
4 月
11 月
28
2
23
14
日
日
日
日
臨時総代会(於 本店大会議室)
物流センター引渡式
第11回通常総代会(於 パルセいいざか)
北信支店・北福島資材店オープン
22
15
19
30
1
日
日
日
日
日
第12回通常総代会(於 パルセいいざか)
トレーサビリティシステム稼動式
JA新ふくしま・JA川俣飯野合併予備契約調印式
臨時総代会(於 パルセいいざか)
農地保有合理化法人開所式
平成19年
2 月
4 月
4 月
5 月
5 月
6 月
6 月
9 月
1
19
21
10
22
1
13
10
日
日
日
日
日
日
日
日
合併オープンセレモニー
農産物直売所清水店オープン
第13回通常総代会(於 パルセいいざか)
松川地域の茶の間開所式
農産物直売所集中システム稼動
福島市農業サポートセンターオープン
臨時総代会(於 北信支店)
南支店オープン
平成20年
3 月
4 月
4 月
8 月
12 月
3
17
19
11
17
日
日
日
日
日
農業振興対策室担い手支援担当(AST)進発式
農産物直売所大森店リニューアルオープン
第14回通常総代会(於 パルセいいざか)
WCS収穫機械入魂式
農産物直売所来客100万人達成記念イベント
平成21年
1 月
2 月
3 月
4 月
4 月
4 月
5 月
6 月
7 月
10 月
7
13
12
1
11
11
18
5
13
26
日
日
日
日
日
日
日
日
日
日
おにぎりと青果物の店「ど真ん中や」期間限定オープン
平成20年度JA広報大賞表彰式
中野地区活性化センター落成式
物流センター自賄い方式出発式
合併15周年記念式典(於 パルセいいざか)
第15回通常総代会(於 パルセいいざか)
農業電子図書館オープン式
農産物直売所「ここら」開店セレモニー
JAオリジナルゆかた・ハッピ発表会
米粉製粉機導入稼動式
平成22年
4 月
4 月
5 月
7 月
7 月
9 月
11 月
12 月
2
9
21
1
14
11
20
11
日
日
日
日
日
日
日
日
農産物直売所「ここら吾妻店」オープン
第16回通常総代会(於 パルセいいざか)
米粉研究会発足式
株式会社新ふくしまファーム設立登記
農産物直売所10周年記念大会
准組合員のつどい
JA新ふくしま決起集会
ここら消費者勉強会
平成23年
2 月
3 月
3 月
4 月
4 月
5 月
6 月
6 月
7 月
8 月
10
11
11
12
18
21
4
30
24
12
日
日
日
日
日
日
日
日
日
日
産直カフェ「kitchen garden」オープン
東日本大震災
JA新ふくしま災害対策本部設置
第17回通常総代会(於 南支店特設会場)
交通安全普及者引渡式
大波かあちゃん市オープン式
山木屋支店計画的避難に伴う移転
損害賠償請求準備室開所式
いい坂ももの旅
福島県農林漁業者総決起大会
平成7年
1 月
3 月
7 月
7 月
20
28
10
24
日
日
日
日
平成18年
4 月
JA新ふくしま共済友の会発足記念大会 (於 JA福島ビル)
5 月
第1回通常総代会 (於 福島県文化センター)
10 月
CIコンセプト・キャンペーン「ニュー・アグリ・クリエイターマーク」記者発表
10 月
「四季の里」オープン (アイスクリーム製造販売開始)
12 月
平成8年
2 月
3 月
4 月
6 月
7 月
7 月
1
28
30
17
12
12
日
日
日
日
日
日
東部支店移転・新築オープン (岡山支店・向鎌田支店統合)
第2回通常総代会 (於 パルセいいざか)
経済部移転・事務所開き
「中央農機センター」オープン
「グリーンセンターみなみ」オープン
「食材センター」オープン
平成9年
3 月
7 月
10 月
11 月
12 月
12 月
28
28
4
1
1
8
日
日
日
日
日
日
第3回通常総代会 (於 パルセいいざか)
透過光方式センサー選果機稼動式 (湯野共選場・西部共選場)
「野田北中央ATM」オープン開所式
「共同SS野田南給油所」オープン式
松川支店新築落成・開店セレモニー
すぎのめ支店新築落成・開店セレモニー
平成10年
2 月 1
3 月 27
7 月 7
7 月 15
11 月 2
12 月 16
12 月 17
日
日
日
日
日
日
日
臨時総代会 (於 本店大会議室)
第4回通常総代会 (於 パルセいいざか)
新販売システム稼動式
透過光方式センサー選果機稼動式 (平野・庭坂・野田・南各共選場)
JA新ふくしまホームヘルプサービス受託事業出発式
臨時総代会 (於 本店大会議室)
女性部合併5周年記念「第5回家の光大会・生活文化活動発表会」 (於 福島県文化センター)
平成11年
2 月 1
2 月 4
3 月 26
4 月 5
5 月 10
9 月 17
11 月 18
日
日
日
日
日
日
日
ジェイエイ新ふくしま燃料株式会社設立
JA新ふくしま合併5周年記念式典 (於 パルセいいざか)
第5回通常総代会 (於 パルセいいざか)
清水合同事務所開所式
平野支店改装オープン
市役所ATM開設
東部営農経済センター改装オープン
平成12年
4 月 1
4 月 14
4 月 18
4 月 28
5 月 8
6 月 5
6 月 28
11 月 21
12 月 8
日
日
日
日
日
日
日
日
日
ホームヘルプ事業・在宅介護支援事業開始
Aコープ松川店改装オープン
第6回通常総代会 (於 パルセいいざか)
福祉施設「アグリホーム」落成式、ディサービスセンター開所
「土壌診断室」設置オープンセレモニー
福島駅西口ショッピングセンターATM開設
「農産物直売所本店」オープン
臨時総代会 (於 本店大会議室)
御食事処「そば蔵」オープン
平成13年
2 月 15
3 月 12
4 月 1
4 月 2
4 月 2
4 月 14
4 月 27
5 月 25
7 月 23
8 月 1
9 月 10
日
日
日
日
日
日
日
日
日
日
日
平成14年
1 月 28
4 月 16
4 月 24
8 月 1
月
9 月 24
11 月 20
日
日
日
日
日
日
日
平成15年
3 月 3
3 月 19
4 月 22
8 月 21
11 月 10
12 月 1
日
日
日
日
日
日
庭塚支店購買店舗オープン
北福島営農経済センター移設オープン
JASMIC計画(支店施設再編統合)13支店20支所体制スタート
JASMIC計画支店移転 [矢野目支店・信夫(旧鳥川)支店]
JASMIC計画支店名称変更 [信陵(旧笹谷)支店・吾妻(旧庭塚)支店]
第7回通常総代会 (於 パルセいいざか)
平成24年
「農産物直売所吾妻店・大森店」開所式
3 月 3 日
農作業従事者無料職業紹介所開所
4 月 11 日
増設光センサー選果機稼動式
4 月 17 日
「そば蔵」四季の里店オープン
4 月 20 日
西支店オープン
4 月 27 日
6 月 12 日
7 月 10 日
JA新ふくしま・JA川俣飯野合併研究会発足
9 月 10 日
第8回通常総代会 (於 パルセいいざか)
12 月 25 日
四季の里「いなか亭」「四季のパン屋さん」オープン
株式会社ジェイエイ新ふくしまライフ設立
平成25年
自動車整備工場・茂庭給油所ジェイエイ新ふくしま燃料㈱へ移管
3 月 7 日
茂庭支所・給油所新築オープン
4 月 14 日
臨時総代会
5 月 1 日
5 月 17 日
6 月 18 日
農作業受託者連絡協議会設立
6 月 22 日
福島県農業者政治連盟新ふくしま支部設立
9 月 14 日
第9回通常総代会 (於 パルセいいざか)
12 月 9 日
異常気象農業災害対策本部設置
JASMIC計画「夢プラン21」支店・支所事務統合
平成26年
物流センター出発式
3 月 14 日
4 月 4 日
5 月 31 日
JASMIC計画「夢プラン21」支店・支所統合
7 月 7 日
合併10周年記念式典(於 パルセいいざか)
11 月 26 日
第10回通常総代会(於 パルセいいざか)
1 月 30 日
JAビル出張所オープン
農産物直売所黒岩店オープン
ふくしま元気米取扱開始・精米所稼動式
平成16年
2 月 2
3 月 12
4 月 22
9 月 29
9 月 29
11 月 1
日
日
日
日
日
日
103
「桃の涙」発表会
南営農経済センター・資材店移転改装開所式
第18回通常総代会
川俣飯野営農経済センター開所式
黄色いハンカチプロジェクトセレモニー
花卉共選場稼動式
果実共選場稼動式
米放射能物質全袋検査
本店事務所完成引渡
合併推進協議会事務所開所式
ここら矢野目店新装オープン及びそば蔵「旬楽里」リニューアルオープン
福島市・川俣町農業再生機構設立
東湯野地区活性化センター落成式
松川営農経済センター落成式
TPP参加反対JA新ふくしま決起集会
タイ・マレーシア「桃輸出」出発式
飯野支店竣工・落成式
合併20周年記念式典・オリジナルキャラクター「桃之介」発表
JA新ふくしまブランド米「吾妻の輝き」発表会
TPP参加反対JA新ふくしま決起集会
旅行センター移転開所式
山木屋支店完成引渡し式
福島市農始祭・JA新ふくしまオリジナル新商品〈農の空・農の風〉発表
7.店舗等のご案内
【店舗一覧】
店
舗
本
名
所
在
地
店 〒960-0185 福島市北矢野目字原田東1-1
TEL
FAX
北 信 支 店 〒960-0102 福島市鎌田字久保田21-3
TEL
FAX
TEL
渡 利 支 店 〒960-8141 福島市渡利字舟場23
FAX
東 部 支 店 〒960-8204 福島市岡部字当木前1-3
TEL
FAX
TEL
すぎのめ支店 〒960-8154 福島市伏拝字台田1
FAX
TEL
支 店 〒960-2155 福島市さくら三丁目1-6
支
FAX
FAX
清 水 支 店 〒960-8253 福島市泉字堀ノ内6-2
南
TEL
TEL
信 陵 支 店 〒960-0241 福島市笹谷字中町10-1
西
電 話
FAX
TEL
店 〒960-1108 福島市成川字石田71
FAX
飯 坂 南 支 店 〒960-0231 福島市飯坂町平野字堂ノ前16
飯 坂 東 支 店 〒960-0211 福島市飯坂町湯野字田中前1-1
茂 庭 支 店 〒960-0271 福島市飯坂町茂庭字堂ノ上17-1
庭 坂 支 店 〒960-2261 福島市町庭坂字中通64-19
野 田 支 店 〒960-8057 福島市笹木野字水口1-3
TEL
FAX
TEL
FAX
TEL
FAX
TEL
FAX
TEL
FAX
TEL
松 川 支 店 〒960-1241 福島市松川町字市坂13
FAX
川 俣 支 店 〒960-1406 伊達郡川俣町大字鶴沢字鶴東35
山 木 屋 支 店 〒960-1501 伊達郡川俣町山木屋字広野原7-1
飯 野 支 店 〒960-1406 福島市飯野町字戸ノ内13-7
JAビル出張所 〒960-0295 福島市飯坂町平野字三枚長1-1
TEL
FAX
TEL
FAX
TEL
FAX
TEL
FAX
番
号
024-554-5500
024-554-5512
024-557-6004
024-559-2967
024-557-2301
024-559-2968
024-552-6700
024-552-6705
024-521-1731
024-521-1732
024-534-2969
024-534-2981
024-546-2677
024-546-3356
024-593-1064
024-593-1091
024-546-4302
024-546-4370
024-542-4261
024-542-4263
024-542-1161
024-542-1162
024-596-1002
024-596-1302
024-591-1271
024-591-1272
024-557-3141
024-556-0327
024-567-2014
024-537-2086
024-565-2166
024-565-3700
024-563-2020
024-563-2421
024-562-3611
024-562-3715
024-554-3540
024-554-0010
ATM設置台数
1 台 1 台 1 台 1 台 1 台 1 台 1 台 1 台 1 台 1 台 1 台
1 台 1 台 1 台 2 台
【店舗外ATM設置コーナー】
●瀬上地区活性化センター
●吉井田地区活性化センター ●大森地区活性化センター ●農産物直売所ここら吾妻店
●野田北中央
●平田地区活性化センター
●県立医大附属病院1階
●福島市役所飯野支所前
●Aコープ湯野店
●生協方木田店
計 26 台
104
DISCLOSURE
2015
Fly UP