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第5回淡路島「食」塾レポート

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第5回淡路島「食」塾レポート
第5回淡路島「食」塾レポート
特別講演
「淡路島の牛」
淡路ビーフ新谷
玉田部長様
※講演の模様
「淡路島の
淡路島の牛」 淡路ビーフ
淡路ビーフ新谷
ビーフ新谷 玉田部長様の
玉田部長様の講演より
講演より
淡路島は兵庫県下における但馬牛生産
頭数の内約70%を占める一大生産地で
す。「神戸ビーフ」「但馬ビーフ・但馬牛」「松
坂牛」などのブランド牛となる素牛(もとう
し)生産地として、毎年約6100頭の子牛
が各地へ出荷されています。また淡路島で
肥育される牛には「淡路ビーフ」というブラ
ンド牛以外に淡路和牛と呼ばれるもの、ま
た淡路牛と呼ばれるものも存在します。
素牛の但馬牛の美味しさの秘密は
①群を抜く肉質で、日本における黒毛和種
の最高峰といわれる
②兵庫県産以外の血統を全て拒み、長年
に渡り改良を重ねている
③肉の繊維が細かく、加熱しても縮みにく
く、歯応えもあるが柔らかい
④脂肪の質もねばり・甘味があり、加熱し
て急激に溶けない
⑤脂肪のキメが細かく繊維の間にバランス
良く入ることで極上の霜降りとなる
ところにあります。
テーマ::淡路
淡路ぎゅうって
テーマ
ぎゅうって
どんな牛
どんな牛?
・特別講演「淡路島の牛」
(有)淡路ビーフ新谷
部長 玉田 進 様
・メニュー提案
「沖物産発、牛にちなんだ B
級グルメ」
直販課 課長 入口武司
・基調講演
「淡路和牛でヒット商品を」
(株)フードシステム
代表取締役 古田 基 様
・•企画のひとりごと
我々の認識の浅さを再度考えさせられる良
い講演でした。正しい認識で、正しく消費者
に伝える。今迄以上に厳格な対応をして、
淡路の牛を知ってもらいましょう。
直販課入口課長、
直販課入口課長、提案メニュー
提案メニューの
メニューの説明より
説明より
今回の提案メニューは沖物産発B級グルメ
と題しまして、牛筋コンニャク煮込み、ベー
スソースのトマトソース、特選グレードカレ
ー等の弊社加工品をアレンジすることで作
れる比較的簡単なメニューを揃えました。
牛筋コンニャク煮込みは出来が非常に良
いので、カレーと合わせたスジコンカレーは
評判でした。スジコンコロッケ、スジコンを
入れたお好み焼き「肉てん」など、牛筋コン
ニャク煮込みだけで数品メニューが出来る
多機能な商品であります。またハンバーグ
パティと淡路島の玉葱を使った「たまねぎ
ぼうず」も反響が良くサンプル・試作の依頼
も頂けました。淡路和牛ロースのかぶりで
作った「ぼっかけ汁」も評判でした。これを
白ご飯に掛けても美味いのです。第4回か
ら「淡路島発」をキーワードに淡路島の生
産者の方々と弊社加工機能をコラボレーシ
ョンしてメニュー提案をしております。今回
展示にご参加頂いたパソナグループ様は
淡路島において就農を目指す人材の支援
をされておりますので、その方たちの生産
される商品も淡路島の特産品となるよう
に、微力ながらも御協力をさせて頂き、沖
物産単独では成し得ない新しい発信が出
来る様にしていきたいと考えています。
パソナグループチャレンジファーム
の方々で栽培されている野菜の展
示
※チャレンジファームとは淡路島で
就農を目指す方々を支援する就農
プログラムです
2010 年 第5回淡路島「食」塾 ● 沖物産株式会社 ● (0799) 62-6060
古田先生によ
古田先生による
による基調講演より
基調講演より
株式会社フードシステム 古田先生
基調講演:「淡路和牛でヒット商品を」
地域密着型営業で顧客の囲い込み
今回のテーマを決めた際に、古田先生よ
り一度大阪長居にある「又三郎」へ一緒
に行きましょうとお誘いを受けて、お店を
訪問しました。店は駅からも遠く、席数も
30余り。普通で考えれば商売環境として
良くはありませんが、提供する熟成肉へ
のこだわりと、リピーター作りにも独自の
工夫をされ、今では700万円/月商まで
伸ばされているそうです。社員は3名、あ
とはアルバイトだけですが、お店のこだ
わりを表現する為に、アルバイトにも厳し
く愛情を持って教育し、店主である荒井さ
んとお店に対する思いを一つにして営業
されているそうです。要するに、繁盛する
には、店主のこだわり、それを代弁する
スタッフの教育、また提供されるメニュー
だけでなく、サービスも雰囲気も含めた全
ての要素で顧客満足(講演では顧客成
功という言葉も出てきました)を如何に高
めるかに掛かっているのだと思います。
か、常にお客様が求めているものは何か
を、店主自身が現場で掴む事の重要性
もお話し頂きました。まさに、事件は現場
で起きているんだ!でしょう。
単にお店だけの話ではなく、どんな場面
でも企業においても同様の話で、我々沖
物産も現場(お客様)を知る為に出来る
事がまだまだあると痛切に感じました。
これからのキーワードのひとつに「女性」
が挙げられたのも印象的でした。今流行
りの「女子会」もその象徴のひとつといえ
るでしょう。
またその為には、お客様に如何に近づく
企画のひとりごと
企画のひとりごと
ご当地グルメに、B級グルメ、きたなシュラン。これだけ景気
が悪く外食産業が落ち込んでいるとはいえ、食の関心は落
ち込みを見せません。お金の使い方が変化しているだけ
で、繁盛しているお店、売れている商品はあるものです。
今回のテーマは淡路島の牛にスポットを当ててみました。
また自社製品にも肉を使った加工品は結構あるなあと気付
きました。牛・自社製品・地域(淡路島)でメニューが考えら
れそうだったので、それなら沖物産発、牛にまつわるB級グ
ルメ的な情報発信で行けるじゃないかと。
講演を依頼した玉田部長様、本当にありがとうございまし
た。表示問題は販売者として最低限必要な知識であると分
かりましたし、お客様からも良い機会になったとの声を頂け
ました。
淡路島「食」塾の提案メニューは、すぐ売れる商品化をする
だけが目的ではありません。メニューの商品化は口で言う
ほど簡単ではありません。知恵を絞ってアイデアを出して、
沖物産の営業コンセプトを通して共感して頂けるお客様を
巻き込むことが、具体的商品化のまず第一歩です。
今後も淡路島「食」塾が皆様にとっての新しい表現の場に
なる様努めていきます。是非協力してやろうじゃないか!
一緒にやろうじゃないかと手を挙げて頂ける方々、いつでも
御連絡をお待ちしております。
編集・文責: 経営企画室 宮垣
沖物産発、B 級グルメ的メニュー提案
※写真左上から・スジコンオムレツ、たまねぎぼうず、スジコンコロッ
ケ、ぎゅっと野菜巻き、ぼっかけ汁、スジコンカレー
2010 年 第5回淡路島「食」塾 ● 沖物産株式会社 ● (0799) 62-6060
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