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ITU-T SG5(12/2-13)会合報告 - ITU-AJ

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ITU-T SG5(12/2-13)会合報告 - ITU-AJ
ITU-T SG5(12/2-13)会合報告
ひがし
総務省 情報流通行政局 情報流通振興課 情報流通高度化推進室 課長補佐
まさゆき
東 政幸
はっとり
NTTアドバンステクノロジ株式会社 ネットワークシステム事業本部 システム開発ビジネスユニット 主幹担当部長
1.はじめに
みつ お
服部 光男
2.会合概要
ITU-T SG5(国際電気通信連合電気通信標準化部門の
(1)会合名:第2回SG5会合(2013-2016会期)
Study Group5:環境と気候変動)では、雷対策や感電に対
(2)開催場所:ペルー・リマ
す る 安 全 に 関 す る 課 題 ( Working Party 1)、 EMC
(3)開催期間:2013年12月2日∼13日
(Electromagnetic Compatibility:電磁環境両立性)や電磁
(4)参加者数:33か国 174名(うち日本から16名)
ばく露等に関する課題(WP2)
、ICTと気候変動に関する課
(5)寄書件数:131件(うち日本から20件の提案)
題(WP3)について審議している。本稿では、2013年12月2
(6)コンセントされた勧告草案:新規11件、改定1件(表1
日から13日にペルー・リマで開催されたSG5会合での審議内
容について報告する。
参照)
(7)承認されたAppendix(附属書)及びSupplement(補
完文書):3件(表2参照)
表1.本会合で合意(コンセント)された勧告草案
勧告番号
種別
勧告名
課題番号
K.95
(K.lit)
新規
Surge parameters of isolating transformers used in telecommunication
devices and equipment
課題2
K.96
(K.app)
新規
Surge protective components: overview of surge mitigation functions
and technologies
課題2
K.97
(K.dbs)
新規
Lightning protection of distributed base station
課題5
改定
EMC, resistibility and safety requirements and guidance for determining responsibility under co-located telecommunication installations
課題6
L.1002
(L.UPA_portable)
新規
External universal power adapter solutions for portable information
and communication technology devices
課題13
L.1101
(L.rareMetalsMeasurement)
新規
Measurement methods to characterize rare metals in information and
communication technology goods
課題13
L.1010
(L.GreenBatteries)
新規
Green batteries solution for mobile phones and other hand-held information and communication technology devices
課題13
L.1005
(L.1000 test suites)
新規
Test suites for assessment of the universal charger solution
課題13
新規
Framework for information and communication technologies (ICTs)
and adaptation to the effects of climate change
課題15
L.1320
(L.MandM_infra)
新規
Energy efficiency metrics and measurement for power and cooling
equipment for telecommunications and data centres
課題17
L.1340
(L.ref)
新規
Informative values on the energy efficiency of telecommunication
equipment
課題17
L.1201
(L.architecture)
新規
Architecture of power feeding systems of up to 400 VDC
課題19
K.58
L.1500
表2.本会合で承認された附属書(Appendix)及び補完文書(Supplement)
勧告番号
K.77
L.Supplement case studies
Supplement to L.methodology ICT projects, RNS
種別
勧告名
課題番号
New Appendix to K.77 - Appendix I“Characterizing thermally protected MOVs using a.c. step stress testing”
課題2
補完文書
Supplement to L.1410 -- Case studies
課題18
補完文書
Guidance on practical application of ITU-T L.1430 to a Real -- time
Navigation Services
課題18
附属書
ITUジャーナル Vol. 44 No. 4(2014, 4)
41
会合報告
に本ポートの試験規定の必要性について提示したが、今会合
3.審議結果
今回の会合における各課題の審議概要は次のとおりであ
では合意に至らず引き続き検討を進めることとなった。過電
圧保護ガイドについては、今会合での審議を反映して次会合
る。
での承認を目指すこととなった。
3.1 WP1(損傷の防止と安全)における審議状況
課題5(通信システムの雷防護と接地)
課題2(防護素子とアセンブリ)
本課題では、過電圧防護素子の試験方法について審議し、
本課題では、通信システムの接地及び雷害リスク管理手
法の検討を行っている。今会合では、鉄塔上部の遠隔無線
防護素子ごとの勧告作成を行っている。今会合では、雷サ
ユニット(RRU)と地上シェルター内のベースバンドユニッ
ージに対する防護素子に関する防護機能・技術に関するあ
ト(BBU)で構成される分散基地局の雷対策規定である新
らましに関する新規勧告案K.appについて審議を進め、AAP
勧告K.dbsがコンセントされた。無線基地局(RBS)近隣の
による勧告化手続を開始することが合意(コンセント)され
保護に関する新勧告K.nttについては、継続審議となってい
た。またICT機器やデバイスに使用する雷サージ防護用の絶
る。無線基地局の中圧・低圧(MV/LV)変圧器の雷防護
縁トランスの試験方法と性能パラメータに関しての新規勧告
に関する寄書が4件審議され、基地局の変圧器保護の新勧告
草案K.litがコンセントされた。さらに、新規勧告案K.appl4
K.ldtを検討に加えることとなった。
(サージ防護ガイド - 雷絶縁トランス)については、日本提案
を今後の勧告草案検討に反映させることとなった。
K.77(通信設備の防護のための金属酸化物バリスタの特
通信センタビル内の400V DC給電システムの接地構成に
ついて、日本からK.27に追加することを提案し、勧告草案に
ついて課題6ラポータと調整を進めることとなった。
性)への追加情報として、AC電流のステップ的に印加によ
る熱保護バリスタの特性評価方法を勧告のAppendix Iとし
て追加することが承認された。今後の検討も含めて雷防護素
子の規格を充実する予定である。
3.2 WP2(電磁界、エミッション、イミュニティ及び人体
ばく露)における審議状況
課題6(情報技術装置と通信装置の融合に起因するEMC問
題)
課題3(電気通信網に対する電力及び電鉄からの妨害)
本課題では、情報技術装置や通信装置が同一施設に設置
本課題では、電力及び電鉄からの誘導による妨害、安全
される状況で発生するEMC問題の検討を行っている。今会
に関する新規勧告作成に関する検討と、既存勧告及び指示
合では、通信機器のコロケーションに関するEMC規定を行
書のメンテナンスを行っている。今会合では、鉄道によって
っている勧告K.58を改定して適用範囲をICT設備全般に広
ADSL回線に生じる妨害波の測定方法について、フランステ
げるために以下の修正が加えられコンセントされた。修正点
レコムから報告が行われた。日本からは、光ファイバケーブ
は①IT機器に対しては、IEC規格のみならず、関連するITU-
ルへの誘導障害に関する質問票について提案を行い、運用方
T勧告にも準拠するよう要求すること、②現行のK.58制定以
法の情報収集については有益との意見が得られたが、質問票
の内容精査が必要なことから今回は質問票の発出が見送ら
れた。
課題4(通信装置の過電圧耐力と安全)
本課題では、通信センタビルやアクセス系ネットワーク、
宅内通信装置に対する過電圧耐力規定(雷サージ等に対す
る機器故障耐力規定)
、雷防護方法や電気安全に関する検
討を行っている。本会合では既存勧告の改定及び過電圧保
護ガイドの審議を進めた。審議の結果、K.20、K.21、K.45
にエディトリアルな修正を加えるための改定検討を行うこと
となった。また、日本からEthernetポートの故障事例を根拠
42
ITUジャーナル Vol. 44 No. 4(2014, 4)
SG5全体会合の様子
後に変更・追加が行われたITU-T勧告の情報の追加、③対
書に関する審議が行われ、新規勧告案K.mhnの最新版を情
象をICT設備とするためのタイトル変更、である。また、有
報共有するリエゾン文書を発出することが合意された。
線通信ネットワークからのエミッション測定方法を対策方法
の勧告K.60に関して、ITU-R等からリエゾン文書が届き、課
題8と協力して返信のリエゾンを作成した。
課題9(電気通信設備のEMC共通勧告及び製品群勧告)
本課題では、新たな通信装置、通信サービスに対応した
今後の検討計画としては、既存勧告K.58、K.59、K.60の
EMC規格の検討と既存EMC勧告のメンテナンスを行ってい
改定に新規勧告案K.eun、K.perd、K.migの検討を含めるこ
る。今会合では、150kHz以下の妨害、放射イミュニティ試
ととなり、新規勧告を削除した。
験、センサ機器等の審議が進められた。150kHz以下の妨害
波による障害事例を日本から報告し、規程の必要性を示し
課題7(無線システム及び移動機器による電磁界に対する人
体ばく露)
本課題では、携帯電話、無線システムのアンテナ周囲にお
た。また事例を収集するための質問票を発出することが合意
された。質問票の回答等を基に次会合で検討の進め方を議
論することとなった。
ける電磁界強度の推定手順、計算方法、測定方法や対策方
新勧告K.bts(デジタル携帯電話基地局のEMC規程)の
法に関して、人体ばく露の観点での検討を行っている。今
草案が提出され、次会合に内容の検討を継続することとなっ
回、電磁界(EMF)モニタリングについて、南米(ブラジ
た。
ル、エクアドル)での実績が紹介され、現在の勧告K.83
放射イミュニティ試験方法の検討及びセンサ機器の規程
(EMF モニタリング)に基づいて実施されているのでこの勧
に関する検討の提案があったが、検討方法やアウトプットの
告の修正をしばらく実施しないことが要請された。新勧告
方法を明らかにして次会合で検討することとなった。
K.mpis(基地局運用開始時の人体ばく露評価のための無線
電磁界測定方法)への9件の寄書について審議し、エリクソ
ン韓国等からの寄書を基に草案作成を行うこととなった。
EMFガイドについては、骨子やWebでの表示方法について
課題10(電磁環境に関する通信と情報システムのセキュリテ
ィ)
本課題では、電気通信設備の電磁波的なセキュリティ課
議論が行われた。一般大衆をガイドの利用者とすることとし、
題として、高々度電磁パルス(HEMP)や高出力電磁パル
表現を簡潔かつ誤解のないようにするよう注意して草案を作
ス(HEMP)に対する防護方法、意図しない電磁放射によ
成することとなった。また、人体ばく露の制限値について国
る情報漏洩の検討と勧告化、セキュリティ評価方法や対策
によって異なった値が使用されているので、これを統一する
方法(シールド等)を検討している。今会合では、新規勧告
ためにWHOでの標準化活動を支援することとなり、この旨
案K.secmiti「EMセキュリティ脅威への対策方法」について
を記したリエゾンをWHOに発出することが合意された。
審議を進めた。次会合に向けて勧告案の完成度を高める予
定である。
課題8(ホームネットワークのEMC問題)
本課題では、ホームネットワーク装置のイミュニティ規定
や過電圧、安全規定、電磁環境等について検討している。
課題11(電気通信のEMC勧告)
本課題では、各種無線システムにおけるEMC問題につい
今会合では勧告K.74(ホームネットワークのEMC、過電圧
て検討を行っている。今会合では人体通信が医療機器に与
耐力及び安全)の改定方針と、新勧告K.mhn(無線通信と
える影響の検討について問題提起する寄書が提出され、検討
広帯域有線通信の干渉)の草案について議論された。
の提案があった。この提案に対しては、人体近傍通信につい
K.74改定案第1版がラポータより提出され、次会合までに
確認を進めることとなった。また、同軸配線から発生した干
ての情報と検討方法の寄書を待って、次会合に新たなワーク
アイテムとするかどうかの審議を行うこととなった。
渉事例を日本から示し、同軸配線に関する記述をK.mhnに
追加することを提案した。審議の結果K.mhn草案作成のた
3.3 WP3(ICTと気候変動)における審議状況
め、広帯域配線に関する障害事例を収集するために質問票
課題13(e-wasteを含む環境影響の低減)
を発出することが合意された。
さらに、ITU-T及びITU-Rから提出された8件のリエゾン文
本課題では、環境への影響を削減するため、携帯電話や
ルータ等の設備の環境にやさしい要求事項の策定等について
ITUジャーナル Vol. 44 No. 4(2014, 4)
43
会合報告
検討している。今会合では、L.UPA portable(ポータブルな
れ、過去の日本提案における事例集(6本)は一部編集の
ICT機器向けのユニバーサル電源アダプタ)
、L.rare metal
上、TPとして発行することで合意された。また、L.1310(通
measurement(ICT製品におけるレアメタルの量と種類を測
信機器のエネルギー効率の測定基準)の改訂について、日本
定する手法)
、L.Green-batteries(携帯電話及び他のICT機
から光パケット複合機の評価指標の追加を提案したところ、
器のグリーンバッテリソリューション)
、新規作業項目の
了承され、新規作業項目となった。L.Ref(通信機器のエネ
L.1000_Test_Suite(携帯電話向け共通充電器のテストスイ
ルギー効率参考情報値)については、日本から「10GE-PON」
ート)がコンセントされた。また、新規作業項目として、e-
の削除を提案したところ、了承され、コンセントされたほか、
waste管理の実装に関する手引きのTR(テクニカルレポート)
L.MandM_infra(通信インフラ等のエネルギー効率指標)
及び発展途上国におけるe-waste管理のベストプラクティ
についてもコンセントされた。L.DC_minimum set(データ
ス・成功事例に関するTRが立てられた。
センタのエネルギー管理のための最小データセットと通信イ
ンタフェース要求要件)については、日本から「ICT機器の
課題14(新興国ルーラル地域での持続可能・低コストな通
信インフラの立ち上げ)
吸気温度等」について追記すべく提案したところ、了承さ
れ、今後のベーステキストとしてまとめられた。
本課題では、アフリカ、ロシア等のルーラル地域における
低コストな通信インフラ及び太陽光発電等の分散電源につ
課題18(ICTによる環境への影響評価手法)
いて検討している。今会合では、ロシア提案のガイド案に対
本課題では、ICT機器やプロジェクト等の環境影響評価手
し、議長及び日本から製品・システムの具体的な価格・消
法の勧告化について検討している。今会合では、L.1410
費電力の削除を要求し、一部了承された。また日本から、
(ICT製品・ネットワーク・サービスの環境影響評価手法)
ミリ波・マイクロ波システム及び光ファイバシステムについ
の改訂について、ファーウェイ、EU等から複数の提案があ
て追記すべく提案し、了承された。
る中、日本からも「改訂案における我が国のスタンス
(
「shall」と「should」の使い分け等)
」及び「八つの項目
課題15(ICTと気候変動への適応策)
(ハード、ソフト、ヒトの移動、モノの移動、サイトインフラ
本課題では、通信インフラ等に関する気候変動への適応
等)のエディトリアル的改善」を提案したところ、提案意見
策について検討している。今会合では、前会合で合意された
としてそれぞれ了承された。今後、EU等が主張するETSI基
勧告の2本立てに関し、その構成コンセプトについて審議を
準との整合に向けた作業が本格化する予定である。また、前
行い、
「ICTインフラ(of ICT)
」と「カントリー(by ICT)
」
会合にて提出した日本のL.1410の事例集のsupplement提案
の2本柱で検討を進めることで合意された。また、その方向
及び韓国のリアルタイムナビゲーションシステムのsupple-
性を示したフレームワーク勧告が今回急遽コンセントされた。
ment提案が承認されたほか、L.Cities(都市の環境影響評
価手法)については、本勧告案にFG-SSCでの検討を取り込
課題16(ICTによる環境持続可能性の活用と強化)
本課題では、ICT機器のエコレーティング・エコラベル等、
むことも必要とのコメントもあり、引き続き検討することと
なった。
事業的な視点からエンドユーザに対し、より商品選択に役立
つ情報提供を可能にする事項について検討している。今会合
では、L.eco-ratingに関して多くの議論がなされ開発が進ん
だが、コンセント時期は2014年とする見直しが示された。
課題19(給電システム)
本課題では、通信ビルやデータセンタにおける給電システ
ム、特に高電圧直流給電システムの仕様やエネルギー効率の
評価方法等を検討している。今会合では、L.architecture
課題17(ICT分野のエネルギー効率及び気候変動に関する標
準化活動の協調)
本課題では、ICT分野のエネルギー効率やその測定方法等
(直流給電システムの構成)が日本、韓国の修正意見を反映
し、コンセントされたほか、L.performance(給電効率と環
境負荷の評価手法)については、2014年末の合意に向けて、
について検討している。今会合では、L.1300(グリーンデー
引き続き検討していくこととされた。また、L.renewable
タセンタのベストプラクティス)の改訂については、本体及
(太陽光発電や燃料電池とのインタフェース条件)について
びTP(テクニカルペーパー)7本の構成とすることが了承さ
44
ITUジャーナル Vol. 44 No. 4(2014, 4)
は、ETSI EEと共同で作成することが合意された。
次回は2014年9月に中国・北京にて、アジア太平洋地域にお
4.その他のトピックス
けるグリーンICTと気候変動と、アジア太平洋地域における
(1)スマートサステナブルシティに関するフォーカスグループ
EMFの安全性をテーマに開催する予定である。
(FG-SSC)第3回会合
FG-SSCは、2013年5月から当初1年間の活動予定だった
5.今後の会合予定
が、今会合にて1年の期間延長が決定された。本FGは、四
つのワーキンググループ(WG)から構成されており(図1)
、
これまでの日本及び日本企業の提案については、各WGのベ
ーステキストへ反映される旨、合意されている。また、今回
日本から提案した貨幣価値換算を用いたKPI評価事例につ
いても、WP3ベーステキストのAppendixとすることで了承さ
れた。次回は2014年3月にスイス・ジュネーブにて開催され
今後予定されているSG5及びWP会合は以下のとおりであ
る。
・SG5WP3及びETSI EE会合:2014年5月19日∼23日
(開催地:スイス ジュネーブ)
・SG5WP1及びWP2会合:2014年7月23日∼29日(開催
地:スイス ジュネーブ)
・SG5及びJCA ICT-CC会合:2014年11月17日∼28日
る予定である。
(開催地:スリランカ)
【調整中】
(2)アジア太平洋地域グループ(RG-AP)第1回会合
RG-APは、SG5のアジア太平洋地域の国々が参加する地
域会合であり、特に、e-waste、レアメタル、適応策、エネ
ルギー効率、EMFを議題として取り扱うことで合意された。
6.おわりに
今会合では、日本から合計20件の寄書を提出し、今回コ
ンセントされた勧告については各国の意見と妥協を図りなが
SG5
らも重要な部分では日本の意見を草案に反映することができ
FG-SSC
た。引き続き日本から活発に寄書提案することにより、日本
の技術の先進性を勧告に反映させて国際ビジネスへの進出を
【WG1コーディネーター】
【WG2コーディネーター】
【WG3コーディネーター】
【WG4コーディネーター】
シンガポール大学
中国)
ファーウェイ社
中国)
ファイバーホーム社
スペイン)
テレフォニカ社
WG1
SSCにおけるICT
の役割とロード
マップ
(定義)
WG2
WG3
SSCのための
SSCのKPI、
インフラ
評価手法
(セキュリティ、
スマート (標準化ギャップを
含む)
ビルディング等)
図1.FG-SSCの構成
WG4
容易にするとともに、国内インフラや環境条件等を反映する
ことで国内環境での不都合が発生しないようにしたい。特に、
ICT利活用によるCO2 削減効果の評価手法やベストプラクテ
戦略と
ポジショニング
(ステークホルダー)
ィスについては、国際標準化への日本の寄与を進め、グリー
ンICT分野における我が国の国際競争力の強化に向けた取組
を推進してまいりたい。
ITUジャーナル Vol. 44 No. 4(2014, 4)
45
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