...

プレスリリースをダウンロード - Dassault Systèmes

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

プレスリリースをダウンロード - Dassault Systèmes
2016 年 12 月 15 日
2016 年 12 月 9 日仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発
日本語参考訳
報道関係各位
ダッソー・システムズ、
3D エクスペリエンス・プラットフォーム上の
流体解析シミュレーションを強化
XFlow テクノロジーの開発元、Next Limit Dynamics 社を買収
3D エクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3D デジタル・モックアップ、そし
てプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダー
であるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は本日、Next Limit
Dynamics 社の買収に向けた正式株式買取契約に署名したことを発表しました。Next Limit
Dynamics 社は非常に動的な流体のシミュレーションにおいて業界をリードする技術を擁して
おり、その技術は航空宇宙・防衛、自動車・輸送機械、ハイテク、エネルギーなどの産業で使
われています。Next Limit Dynamics 社の 2015 年の売上げは約 160 万ユーロでした。
ダッソー・システムズは、Next Limit Dynamics 社 (スペイン・マドリッド) の買収により、3D
エクスペリエンス・プラットフォーム上のマルチフィジクス・シミュレーションを実現させ、
インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを拡充し、戦略的 CFD (コンピュータ流
体解析) 市場での足場を固めます。Next Limit Dynamics 社のソフトウェア・ソリューション
は、シミュレーション・アナリストが、激しい動きをする流体のシミュレーションを精確かつ
堅牢に実施するために使われており、それは、CFD が扱う難しい課題を、これまでの手法と比
較して、より迅速に解決するためです。Next Limit Dynamics 社の顧客には、エアバス社、ア
イシン AW、キャタピラー、ドゥーサン、フォード、グーグル X (旧称:Google X)、本田技研
工業、三菱電機、NASA、サフラン・ヘリコプター・エンジン、トヨタ自動車などがあります。
ダッソー・システムズの取締役副会長兼最高経営責任者のベルナール・シャーレスは次のように
語っています。「シミュレーションによって、イノベーションを実現させようとする人々は、
設計材料、アディティブ・マニュファクチャリング、IoT など、製品と自然と生活の調和に貢
献するテクノロジー要素をより進化させていくことができます。まだ若い、ダイナミックな会
社である Next Limit Dynamics 社には、非常に経験豊富な R&D チームと先進的な CFD 手法が
あり、それらがマルチフィジクス、マルチスケールを志向する 3D エクスペリエンス・プラッ
トフォームに実装されることで、イノベーション・プロセスががらりと変わるでしょう」
リアリスティック・シミュレーション ― 製品の開発初期のコンセプトづくりから後期の検証ま
でも必要となる技術 ― は、企業が持続可能性を踏まえた消費者エクスペリエンスを生み出す上
で、必要不可欠です。Next Limit Dynamics 社の技術は、複雑な設計が流体 (たとえば自動車
の走行時の空気の流れ、航空機のランディング・ギア〔着陸装置〕から生じる空気抵抗音、複
雑なドライブトレーンの潤滑油) に接したときの性能の変化を予測し、性能を向上させるため
に使われています。この方法論は、自動車の燃費向上や排気ガスの抑制、航空機の環境騒音の
低減、風力発電の高効率化に貢献しています。
Next Limit Dynamics 社のジェネラル・マネージャーであるデビッド・ホルマンは次のように
述べています。「10 年近く、当社は格子ボルツマン法をベースとした独自のシミュレーション
製品、『XFlow』の開発を続けてきました。CFD の適用可能性を、多種多様な産業の、チャレ
ンジングなアプリケーションに向けて広げるためです。現在、私たちの身の回りの製品はいっ
そう洗練されてきており、工学上の課題もどんどん複雑なものになってきています。(こうした
製品のために) 従来型の CFD アプローチをとる場合には、通常は準備作業に非常に時間をかけ
なければなりませんが、これまでの常識を破壊するような当社の方法論では、その必要があり
ません。エンジニアの負担が減るため、その分設計の評価や最適化により長い時間をあてられ
るようになります。ダッソー・システムズの一員として、当社の技術は、これら現代の製品が抱
える『複雑性』という課題により適切に対処し、3D エクスペリエンス・プラットフォーム利用
するエンジニアの業務を支援します」
買収取引は 2016 年 12 月 7 日に完了しました。
訳注:本資料は仏 Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日
本語訳 (抄訳) したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さ
い。
(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3D エクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供すること
で、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に
変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーショ
ンを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システム
ズ・グループは 140 カ国以上、あらゆる規模、業種の約 21 万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情
報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、Compass ロゴ、3DS ロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、
GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBES および 3DEXCITE はアメリカ合衆国、またはその他の国に
おける、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。
Fly UP