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flyer. - 経営教育研究センター
東大アウトリーチ企画
MERC丸の内院生ラウンジ
2016年7月7日(木)~
毎週開講
(夏季休暇・祝日除く)
木曜日 19:00~20:30
コンファレンススクエア エムプラス
経営学研究最前線
若手研究者が経営学のトピックを取り上げ、関連テーマにつ
いて受講者同士のグループディスカッションを行います。丸の
内の地縁を活かし、受講者が職場で抱える課題に関して、
新たな知見が得られるかもしれません。
2016年7月7日(木) 19:00~20:30
経営パフォーマンスを高めるオフィスとは?
- 「オフィス学」の知見より
稲水伸行(筑波大学 ビジネスサイエンス系 准教授)
2016年7月14日(木) 19:00~20:30
新規事業の開発方法を考える
中野剛治(東洋大学 経営学部 専任講師)
2016年7月21日(木) 19:00~20:30
「ぶれない組織」の作り方
佐藤秀典
(横浜国立大学 国際社会科学研究院 准教授)
2016年7月28日(木) 19:00~20:30
現場力にもとづく着実な戦略構想のために
福澤光啓(成蹊大学 経済学部 准教授)
2016年8月4日(木) 19:00~20:30
国際経営からみる日本企業の硬直性:
なぜ企業は変わらないのか?
大木清弘(東京大学大学院 経済学研究科 講師)
東京大学本郷キャンパスにある大学院経済学研究科・経営教育研究センター(MERC)
には、経営学を専攻する大学院生や大学院OB・OG(つまり今や大学の先生)がたむろす
る「院生ラウンジ」があります。その本郷の院生ラウンジの雰囲気を、そのまま丸の内に持って
きました。あなたもその輪に入りませんか。経営学が全くわからない方から知見を十分に持っ
ている方まで、どなた様の受講も、一度きりの受講も大歓迎です。経営学の知見だけで
はなく、丸の内をハブとして様々な業種のかたとの交流まで様々な効果が得られるかもしれ
ません。(高橋伸夫 東京大学大学院経済学研究科 教授)
今さら聞けない経営学
経営学サロン
東京大学の大学院生が中心となり、”今さら聞けない”経営 第一線の研究者が登壇し、インタラクティブなセッションを
学のトピックを講義します。各自行う簡単なワークショップを 行います。日々感じる経営学に関する疑問・不明点を解消
行いますので、 経営学のフレームワークを身近に感じてくださ しましょう。(対談形式を採用することがあります。)
い。
第1回:2016年9月29日(木) 19:00~20:30
2016年8月25日(木) 19:00~20:30
第2回:2016年10月6日(木) 19:00~20:30
今さら聞けない「ものづくりフレームワーク」
山城慶晃・加藤木綿美
(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)
2016年9月1日(木) 19:00~20:30
今さら聞けない「ものづくりプロセス」
加藤木綿美・山城慶晃
ものづくり論の世界的大家である藤本隆宏先生(東京大
(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)
学大学院経済学研究科 教授)に、近年の経営現象に
2016年9月8日(木) 19:00~20:30
関する講演をしていただきます。
今さら聞けない「戦略論」
宋元旭(ソン ウォンウク)
講演会:2016年10月13日(木) 19:00~20:30
(東京大学 ものづくり経営研究センター 特任助教)
2016年9月15日(木) 19:00~20:30
主催:東京大学経営教育研究センター(MERC)
今さら聞けない「マーケティング」
共催:グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
三富悠紀
後援:三菱地所株式会社
(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)
講演会
ウェブサイト: http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/
お申込み・お問合せ:メールでお申し込みを受け付けております。詳細についてはウェブサイトをご参照ください。
参加費用:どの講義も1回2,000円(消費税込)となります。当日、会場前にて現金にてお支払いください。
WEB
EMAIL
■申し込み方法:件名に「MERC丸の内院生ラウンジ参加申し込み」としていただき、 以下の項目をご記入のうえ、[email protected]までお送りください。記入項目:参加希望の講義テーマ/参加希望の日付/お名前/ご所属
MERC丸の内院生ラウンジはどなたのご参加もお待ちしておりますが、「経営学研究最前線」、「今さら聞けない経営学」、「経営学サロン」については準備の
都合上、事前予約制とさせていただきます。参加申し込みはメールにて受け付けます。参加可否に関しましては、参加をお断りしなければならない場合にの
み、返信差し上げます。また、申し込み状況によって当日受付もいたします。
東大アウトリーチ企画
MERC丸の内院生ラウンジ
経営学研究最前線
2016年7月7日(木) 19:00~20:30
経営パフォーマンスを高めるオフィスとは?
- 「オフィス学」の知見より
稲水伸行(筑波大学 ビジネスサイエンス系 准教授)
概要:近年、オフィス移転に合わせて働き方改革や組織変革を
行い、経営パフォーマンスを高めようという動きが盛んになってきて
います。AppleやGoogleのように、オフィスを効果的に用いて、タ
レント人材を採用・活用しようとする企業も多く出てきています。そ
の一方で、「本当に効果があるのか」といった声もよく聞かれます。
実は、欧米のアカデミックな世界では、数十年前から、オフィスと
働き方や経営成果の関係を探る研究が盛んに行われてきました。
特にこの10年ほどで、革新的行動(innovative behavior)や
創造性(creativity)とオフィスの関係が明らかになりつつあります。
そこで日本においても「経営学×オフィス」の観点から研究を推進
するため、「オフィス学」という産学連携プロジェクトを2014年に立
ち上げ、活動を行ってきました。
本講義では、オフィスにまつわる欧米の研究・実務事情に、日
本における「オフィス学」プロジェクトの研究成果を交え、経営パフ
ォーマンスを高めるオフィスについて考えていきます。
2016年8月4日(木) 19:00~20:30
国際経営からみる日本企業の硬直性:
なぜ企業は変わらないのか?
大木清弘(東京大学大学院 経済学研究科 講師)
概要:変わらない日本企業、変化の遅い日本企業-近年こん
な日本企業批判をよく聞きます。講義者が専門とする国際経営
の分野でもそんな日本企業の姿が観察されます。「本社が集中
的に権限を持つ」「日本の製品をそのまま海外に投入する」「海
外で日本人がマネジメントの中枢を占める」といった日本企業の「
本国中心主義」は1970年代から指摘され、1980年代から改
めるべきと国内外の研究者から批判されてきました。しかしその後
30年経った日本企業は未だに、「日本の技術を重視しすぎてい
る」「日本人が中心で海外人材を上手く活用できていない」という
ように、同種の批判をされ続けています。日本企業が「変われる
企業」になるためには、なぜ企業は変わらないのかを考えなければ
ならないでしょう。
そこでこの講義では、日本企業の国際経営において変わらなか
った「本国中心主義」について、なぜそのような状態になったのか、
なぜそれが批判されるのかを経営学の主要研究から説明した上
で、なぜそれが変わらなかったのかに関する筆者の研究や仮説を
提示します。そのうえで、参加者自身の「企業の硬直性を感じた
経験」を共有し、なぜ企業は変わらないのか、変えるためにはどう
すればよいのかについて議論を行います。こうした議論を通じて、
日本企業が「変われる企業」になるための一助となることを目指し
ます。
2016年7月14日(木) 19:00~20:30
新規事業の開発方法を考える
中野剛治(東洋大学 経営学部 専任講師)
概要:これまでの事業開発の議論では、新規事業の創出の際、
製品やサービスについて概要と販売、マーケティング、組織、収益
計画といった事業計画を作り込み、そのプランを元に資金調達等
をはじめていくといったプロセスを辿ることが、MBA等の講義等で
説明されていました。しかし近年、『ビジネスモデル・ジェネレーショ 2016年8月25日(木) 19:00~20:30
ン』や『リーン・スタートアップ』に代表されるような新たなビジネスモ
今さら聞けない「ものづくりフレームワーク」
デルの構築プロセスが提唱されています。そこで本講義では、従
山城慶晃・加藤木綿美
来型の事業開発プロセスとリーン・スタートアップに代表される新た
(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)
なプロセスそれぞれの背後にある考え方を、近年の経営学におけ 概要:本講義では、これまでの見方とは異なる複眼的な分析を
る研究論文から読み解いていきます。
行うことが可能とする2つのフレームワーク、「製品アーキテクチャ論
」と「組織能力構築論」について取り上げます。
2016年7月21日(木) 19:00~20:30
製品アーキテクチャ論においては、世の中のあらゆる製品・サー
「ぶれない組織」の作り方
ビスは、設計情報がメディア(情報を担う媒体)の上に乗ったも
佐藤秀典
のと見なします。すると、製品開発とは設計情報の創造であり、
(横浜国立大学 国際社会科学研究院 准教授)
生産とは設計情報を工程から製品へ、繰り返し転写していくこと
概要:顧客の好みの変化や技術の変化など、組織は様々な環 と捉えることができます。自社に有利なアーキテクチャ的状況を創
境の変化に直面しています。そのため組織は柔軟性を持ち、変 出することが重要であります。
革を行うことが期待されています。
組織能力構築論においては、競争力は多面的かつ多層的な
しかし、環境の変化に敏感になり変革を重視しようとするあまり、 概念であり、1つの指標では全容を捉えにくいが、本講義では4つ
もともと持っていた自社の強みを見失ってはいないでしょうか。
の階層で競争力を捉えます。すなわち、 ①組織能力、②裏の競
そこで今回は、組織の一貫性について焦点を当ててみたいと思 争力、③表の競争力、④収益力の4つであり、競争力はこの順
います。最近の経営学の研究成果をもとに、一貫性の源泉とな に顕在化する。長期的に安定した競争力を維持発展させるため
る要因は何か、どのような時に一貫性が失われてしまうのかを考え には、企業はこれら四つの競争力をバランスよく保持する必要が
ます。それにより、変えるべきものと変えるべきではないものを見分 あります。
けるための視点について考えていきたいと思います。
この2つのフレームワークについて一緒に考えていきます。
今さら聞けない経営学
2016年7月28日(木) 19:00~20:30
現場力にもとづく着実な戦略構想のために
福澤光啓(成蹊大学 経済学部 准教授)
概要:日本企業は経営環境の変化に直面しつづけています。た
とえば、日本の電機業界は高度成長期から1990年代前半にか
けて高い国際競争力を獲得してきましたが、1990年代後半から
2010年代にかけて景気変動や円高、新興国企業による低コス
ト攻勢などに直面し、業績不振に陥っている企業も見受けられま
す。このように厳しい経営環境のもとで、日本の生産現場は競争
力を発揮し続けていくことができるのでしょうか?
これまでの国内外の研究成果を整理しつつ、日本企業を対象
とした調査結果をご紹介しながら、企業や工場レベルでの戦略
構想のありかたについて一緒に考えていきます。
2016年9月1日(木) 19:00~20:30
今さら聞けない「ものづくりプロセス」
加藤木綿美・山城慶晃
(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)
概要:本講義では、産業横断的な企業分析に寄与すると考え
られる2つの概念、「製品開発組織論」と「生産プロセス分析論」
について取り上げます。
製品開発は設計情報を創造するプロセスであり、設計情報を
転写する生産と並んでものづくりの中核となります。製品開発組
織論においては、製品開発パフォーマンスを高めるためにどのよう
な施策があるのか検討します。また、日本の製品開発組織が市
場ニーズの変化の激しい状況に直面した場合、どのような対応が
必要になるか考えます。
競争力の維持・向上にあたっては、従来の製品やプロセスなど
に対し改良を積み重ねるような改善も重要視されてきました。生
産プロセス分析論では、生産システムのアウトプット側、すなわち、
製造パフォーマンスの各側面(生産性・コスト、品質、納期・リー
ドタイム、フレキシビリティ)について、その測定・管理・改善を紹
介します。
この2つの概念について一緒に考えていきます。
2016年9月8日(木) 19:00~20:30
今さら聞けない「戦略論」
宋元旭(ソン ウォンウク)
(東京大学 ものづくり経営研究センター 特任助教)
概要:経営戦略はアメリカの実務から生まれた分野であり、80
年代からは本格的に学問の世界でも取り組むようになっています。
そのため、戦略ツールは実務の方でも、学術の方でも世の中に多
く存在し、今も新たな戦略ツールが探し求められています。1年に
戦略に関する本は十数本も出回りますが、最も新しい戦略がす
べての企業に当てはまる戦略でしょうか。むしろ、自社の状況によ
って既存の戦略ツールを活用する方が有効ではないでしょうか。
本講義では、「今さら聞けない経営学」という企画に従い、基本
的な戦略ツールを紹介し、分析し直すことで、新たな発見を目指
します。具体的には、SWOT分析、5Forces分析、PPM分析を
紹介し、自分の会社をそれで分析する実践を行い、戦略ツール
について再考察を行います。
2016年9月15日(木) 19:00~20:30
今さら聞けない「マーケティング」
三富悠紀
(東京大学大学院 経済学研究科 博士課程)
概要:近年、「ビックデータ」がキーワードとして注目されています。
ビックデータとは、会員カードのデータといったカスタマーデータや
SNSのデータ、ウェブサイトのログデータなどの情報通信技術の発
展によって、蓄積された多種多様なデータのことです。この「ビック
データ」を活用し、成果を上げてきている企業も増えてきています。
その一方で、自社にどのようなデータが存在しているのか、それをど
のように活用すればよいのかということがわからないという声もありま
す。
本講義では、一般的なマーケティング論における簡単な分析軸
を紹介し、そこからどのようにデータを使って、分類を行うのか、ター
ゲティングをどうするのかについて、ワークショップによる実践を踏ま
えて、考えていきます。
経営学サロン
第一線の研究者が登壇し、インタラクティブなセッションを行います。
日々感じる経営学に関する疑問・不明点を解消しましょう。(対
談形式を採用することがあります。)
第1回:2016年9月29日(木) 19:00~20:30
第2回:2016年10月6日(木) 19:00~20:30
講演会
ものづくり論の世界的大家である藤本隆宏先生(東京大学大
学院経済学研究科 教授)に、近年の経営現象に関する講
演をしていただきます。
講演会:2016年10月13日(木) 19:00~20:30
経営学サロン、講演会については詳細が決まり次第、随時ウェ
ブサイトで公開していきます。
ウェブサイト: http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/
お申込み・お問合せ:メールでお申し込みを受け付けております。詳細についてはウェブサイトをご参照ください。
参加費用:どの講義も1回2,000円(消費税込)となります。当日、会場前にて現金にてお支払いください。
WEB
EMAIL
■申し込み方法:件名に「MERC丸の内院生ラウンジ参加申し込み」としていただき、 以下の項目をご記入のうえ、[email protected]までお送りください。記入項目:参加希望の講義テーマ/参加希望の日付/お名前/ご所属
MERC丸の内院生ラウンジはどなたのご参加もお待ちしておりますが、「経営学研究最前線」、「今さら聞けない経営学」、「経営学サロン」については準備の
都合上、事前予約制とさせていただきます。参加申し込みはメールにて受け付けます。参加可否に関しましては、参加をお断りしなければならない場合にの
み、返信差し上げます。また、申し込み状況によって当日受付もいたします。
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