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平成 年度委員会事業計画28 - NISA 長野県情報サービス振興協会
NISA NAGANO-PREF INFORMATION SERVICE ASSOCIATION news 一般社団法人 長 野 県 情 報 サ ービス振 興 協 会 contents 平成28年度通常総会開催 より有効な価値と快適性を生み出すシステム力時代の 始まり、情報産業はいち早くその未来を先取りした システムサポートを使命に P.2 平成28年度委員会事業計画 P.4~6 平成28年度委員会所属名簿 P.6 記念講演「コンピューターソフトウエア開発と短歌」 P.7 NISA INFORMATION ̶ VIEW P.8 89 Vol. 発行所● 一般社団法人長野県情報サービス振興協会総務委員会 〒380-0936 長野市岡田124-1 長水建設会館内 Tel:026-225-1123 Fax:026-225-1500 URL http://www.nisa.or.jp/ 6 2016. 発行人● 若林 邦彦 編集人● 渡辺 周二 編集室● ㈲ デザインルーム エム 長野県上田市古里1487 Tel:0268-25-1172 発 行● 平成28年6月13日 平成 年度通常総会開催 NISA news 28 NISA news 会長あいさつ より有効な価値と快適性を生み出すシステム力時代の始まり、 情報産業はいち早くその未来を先取りした システムサポートを使命に 今後更に幅広い業種との融合が期待されています。近年は 長野県産業労働部 創業・サービス産業振興室 室 長 町田 直樹 氏 が、ITの有効な活用策を通じて、産業全体の高付加価値化 や競争力の強化につながることが望まれています。県としまし ては、IT産業を県内経済発展のための重要な産業と位置づ け、しっかり推進してまいりたいと考えているところです。 当室は、この4月から従来の業務に新たに創業支援を加え、 本日は御多忙の中、平成 28 年度NISA通常総会 本日は、一般社団法人長野県情報サービス振興協会の総 「創業・サービス産業振興室」としてスタートいたしました。 に当たり長野県産業労働部 産業立地・経営支援課 創 会が、関係の皆様のご出席のもと盛大に開催されますことを、 昨年度は、皆様のお力添えにより「まちなか・おためしラボ」 業・サービス産業振興室室長 町田直樹様をはじめ、 心からお祝い申し上げます。 やハッカソンの開催を実現し、確かな一歩を踏み出すことが 多くの御来賓そして会員各位に御参加を頂き盛大に開 また、ご出席の皆様方におかれましては、日頃から本県の できたと捉えております。 催できます事を心から御礼を申し上げます。 産業労働行政に対し、格別のご理解とご協力を賜り、この場 今年度も、昨年度に引き続き、県外のIT人材等のトライ 先日、某都銀の勉強会で早稲田大学ビジネススクー をお借りして厚く御礼申し上げます。 アル移住を促進する「ときどき&おためしナガノ」や県内の ルの教授に今後の社会の見通しについてお聴きする機 さて、最近の経済状況でございますが、4月の内閣府月例 IT産業人材を発掘・育成する「オープンハッカソン」事業 会がございました、時代の大きな流れとして第四次産 経済報告によると、景気は「このところ弱さもみられるが、緩 を実施してまいりたいと考えております。 業革命と言われるIoTの時代の到来が上げておられ やかな回復基調が続いている」とされており、先行きについ また、ICT産業誘致のための「ICT産業等立地助成金」 ます。全ての対象物に通信機能を付けることが可能に ては「雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果も につきましては、これまで県内に事業所を新設するとともに、 なりました。象徴的な事は、従来商品を買いますと取 マスプロ並みの価格と性能で個人の要求(小ロット) あって、緩やかな回復に向かうことが期待される」とされてお 10 人以上の新規常勤雇用を行っていただくことが条件でした 得した日が最高の状況で、日を経るごとに性能の劣化 に応える生産システムの構築。これはコンピュータとロ ります。 が、昨年の理事会で皆様からいただいた御意見をもとに、 が始まりました。 ボットの登場無くしては実現不可能です。 また、県内におきましても、5月 12 日に日本銀行松本支店 これからは、 SaaSやクラウドコンピューティングが そして合わせて社会的なミスマッチングが進みます。 が発表した金融経済動向では、「一部に弱めの動きがみられ 和いたしました。 ビッグデータで、日を重ねるごとに知的な成長をサポー 小人数世帯の登場で世帯総数は 1,000 万戸も増えてい るものの、緩やかに回復している」とされているところです。 既に県内に事業所をお持ちの企業におかれましても、新た トして参ります。商品を取得した日より、実は今日現在 るのに空き家は 800 万戸も放置されています。この辺 昨年度県では、地方創生に関する取組として「長野県人口 に事業所を設置される場合には対象となりますので、積極的 が一番良いと言う従来のパラダイムを根底から覆す、 にもニュービジネスの萌芽が期待されます。 定着・確かな暮らし実現総合戦略」を新たに策定いたしました。 な御利用をお願いいたします。 価値観の時代が始まろうとしています。家電製品も自 最後に心理的変化です。若年層の車離れが進んで この戦略は、人口減少への歯止めと人口減少を踏まえた地域 結びに、長野県情報サービス振興協会の益々のご発展と、 動車も最適な使用環境を作り出し教えてくれるのです。 います。所有よりレンタカーやカーシェヤリングなど、 社会の維持・活性化を目指すものであり、産業振興の分野に 会員の皆様のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げ、お祝 節約や我慢の省エネから、より有効な価値と快適性を 価値優先の選択が当たり前になってきます。 おきましては、基本方針の1つに「活力と循環の信州経済の いの言葉とさせていただきます。 生み出す生活が可能になります。 人と同じビジネスモデルで失敗をした、牛丼チェー 創出」を掲げ、サービス産業の高付加価値化と生産性の向上 本日は誠におめでとうございます。 要約すれば商品力よりシステム力の時代が始まるの ンなど、経済的なパイが少ない時の多店舗化や、安売 を目指すこととしております。 です。工業製品の機械的性能に加えて知的性能がより りは全く無意味な戦略と言えます。 また、昨 年 3月に策 定し 重要なファクターになるのです。 これからは他人が真似したくとも真似のできないビジ たサービス産業振興戦略で 我々も良質なソフトシステム下請け業から、高価値 ネスモデル。自分の勝ち方を持っている、個性的で知 は、サービス産業を製造業 創造企業への脱却が急務と言えます。 的な経営が勝利する時代と申されておりました。 と並ぶ産業振興の双発エン もう一つは人口構成の変化です。人口減少は勿論で この様な環境変化の中で私たち情報産業は、いち早 ジンと捉え、サービス産業の すが、一人世帯と二人世帯が全世帯の 60%を超えた くその産業の未来を先取りしたシステムをサポートし販 新たな可能性を広げるため、 そうです。 売をすることが、業界に与えられた使命であり、全組 重点的に取り組むべき方向 ファミリーパックなどの従来の世帯構成を基準にした 合員の繁栄に繋がるであろうことは間違いありません。 性として 3 つ の「重 点 軸」 商品はマーケットサイズが1/3に縮小しているので 本年も、全組合員の総力を結集し、長野県産業の発 を設定し、 その1つに「IT」 す。孤食は当たり前、個人の要求にこたえるマスカス 展に貢献して参りましょう。会員各位の各社の御繁栄を を掲げているところです。 タマイゼーションが始まります。 祈念申し上げ、開会の御挨拶とさせていただきます。 「IT」に つ きまして は、 クラウドの先へ。 図書館情報システム & EIP企業情報ポータル ISO14001認証取得 ISO27001認証取得 プライバシーマーク付与認定 〒386-1211 長野県上田市リサーチパーク813-11 事業所/長野・岡谷・東京・群馬 TEL.0268-37-1500 FAX.0268-37-1588 http://www.annex-info.co.jp 2 情報通信産業として既に大きな市場規模を有している上に、 IoTや人工知能といった分野にも注目が集まっております 一般社団法人長野県情報サービス振興協会 会長 若 林 邦 彦 未知の世界は、おもしろい- Vol.89 来 賓 祝 辞 「10 人以上」という雇用要件を本年度から「5人以上」に緩 何かを夢見る人のために。誰かを想う人のために。 Global IT Innovator 株式会社 NTTデータ信越 http://www.nttdata-shinetsu.co.jp/ 本社/〒380-0904 長野市七瀬中町161-1 支店/東京支店・新潟支店 3 Vol.89 平成 年度委員会事業計画 NISA news 28 NISA news 1 市場開発委員会事業 市場開発委員会では、厳しさの増す経営環境の中、将来に向け ての新たな情報サービス産業のあり方をいくつかのセグメントに よる事業推進チームを創設して調査・研究し、会員企業それぞれ の今後の事業発展・拡大の一助とすべく事業を推進する。 1. 新事業開発研究事業 国の委託・補助事業研究を推進し、受託ならびに事業参加実現 を目指す。 ●CATVセンサーネットワーク事業推進 ●新規テーマ探索 2. 産学官連携推進事業 県内の情報関連分野での産学官連携を図り、情報通信の高度 化・活用促進ならびに製品開発・研究開発等を推進し、県内情 報産業の活性化を図る。 ●県内市町村および大学との連携強化 2 人材開発委員会事業 1. NISA学園事業 『NISA学園』の目的は、NISA会員各社の「高度I T人材の育 成」 に寄与することで、お客さまへの高付加価値サービスの提 供、会員企業の業績拡大、 さらに県内の情報産業の発展、加え て資格取得・維持による上級SEのモチベーション向上を目指 します。 総合コース修了者も多くなってきたことからレベルに応じた スキル修得ができるよう2コース編成にしています。 ①プロマネ養成コース (3講座) 中堅SEから初級プロマネを対象とし、 QCD実現のためのマ ネジメントスキルを広く修得します。 受講後半年以内に実際のプロマネまたはサブリーダとして 参画する機会を用意いただくことが望ましい。 ■基礎編 ■計画編 ■実行管理編 ②上級プロマネ人材養成コースの新設(3講座) 従来の総合コースを教科書とすると、その実務応用編として、 重要プロジェクトの成功に直結する諸問題をテーマに、課題 解決できる高度な人材の育成を目的とします。 ■高品質開発編 ■プロジェクト立て直し編 ■交渉力&マネジメント編 詳細はNISAホームページ 【NISA学園】参照ください。 2. 雇用採用事業 県下の各種団体とNISAと共催し採用活動を行ない、優秀な 人材の採用を支援する。 ①合同説明会の実施 ●上田職業安定協会:下半期に主催側として開催する。 ②学生への県内IT業界の広報 3 経営委員会事業 環境変化の激しい昨今、情報サービス産業も、そのビジネス構 ISO27001 ISO20000 ISO9001 ISO14001 認証取得 認証取得 認証取得 認証取得 造やサービスのあり方が大きく変わりつつあり、異業種との融合 による新たな価値づくりへの取り組みも活発になっている。 当委員会としては、今後の技術、経済、社会、労働、環境面での 変化の潮流をとらえながら、会員各社における経営展開の一助と していただけるようなセミナー&勉強会事業を実施する。 1. セミナー&勉強会の開催 ◆テーマ:要望の多い、新テクノロジー関連(活用事例等) を中 心に検討 ◆開催方法:講師費用の確保と集客増を考慮し、方向性の合う 他団体との共催を前提 4 地域情報化委員会事業 インターネットの普及に伴い、情報機器やサービスが多様化し、 個人をはじめ企業・団体が活動する中で様々なリスクが発生し社 会問題化している。 当委員会は、地域の情報サービス産業界として健全な情報社 会を推進する立場から、関係団体と協力して安全に安心してイン ターネットを利用でき、又、情報モラルやセキュリティを意識して もらうための支援事業を行う。 1. 地域情報化セミナーの開催 情報化が加速している社会の中で、企業や個人のセキュリティ 意識を高め、悪質化するセキュリティ脅威に対応できるよう、関 係機関・団体と連携してセミナーを開催する。 テーマ:「情報セキュリティリスクとその対応」 (仮題) 開催月・場所:10月・長野市内 講師依頼 (予定) :長野県警察本部 生活安全部・セキュリティ 対策企業 など 共催・後援:長野県・長野県警察本部・長野県インターネッ トプロバイダー防犯連絡協議会、 経済団体 など 2. 第9回IPA情報セキュリティー標語・ポスター・4コマ漫画コ ンクール2013 への参加 『第12回IPAひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール 2016』 への参加 インターネットの利用開始が低年齢化を見せるに併せ、イン ターネットを介した事件、事故に巻き込まれる児童や生徒も増 えてきております。危険に晒される子どもが一人でも少なくな るよう、 また、 次代を担う若者が正しい情報化社会を築かれるよ うになることを願って、児童・生徒・学生に情報モラルとセキュ リティを意識してもらう事を目的する。 長野県内協力団体:長野県警察本部・長野県教育委員会・ 長野県インターネットプロバイダー防犯連絡協議会 など 5 総務委員会事業 1. 総会、 理事会の開催と運営 総会および理事会(年間合計6回) を開催する。 (日程の変更あ り) 04月15日(金) 第1回理事会 (事務局) 05月13日(金) 第2回理事会及び総会 (ホテル信濃路) 07月15日(金) 第3回理事会 (東信支部担当) 09月16日(金) 第4回理事会 (北信支部担当) 12月07日(水) 第5回理事会 (中信支部担当) 02月10日(金) 第6回理事会(事務局) 平成29年度 04月14日(金) 平成29年度第1回理事会(事務局) 05月12日(金) 平成29年度総会(ホテル信濃路) 2. 対外交流活動 県内外のあらゆる産業との連携強化、情報サービス産業の団体である ANIA、 J ISAとの連携強化を図り、 NISA会員に新しい情報の提供を行 い、情報サービス産業の基盤を確立する。 また、県内企業の情報化を推進する為、他団体との交流を図る。 3. 各種共催事業 他産業、大学、県等との交流および連携を図ることにより、県内の一層 の情報化を推進するため、県内外の情報関連団体、県内業界団体、県等 で本会の趣旨に合致する諸事業に対し、共催および後援等を行なう。 ●全国地域情報産業団体連合会(ANIA) ●長野県工科短期大学校教育研究振興会 ●長野県工業高等専門学校技術振興会 ● (財)松本ソフト開発センター ●長野県中小企業団体中央会 4.NISA-NETの運営 現在利用のNISA会員ネットワークの管理運営を図り、会員間の情報伝 達の手段としての利用促進と、会員外への本会の情報発信手段として 活用する。 また、随時会員の関連記事やトピックスがあればHP上にアップし広報し ていく。 5. 機関誌「NISA NEWS」 の発行 本会の活動報告、事業に係わる募集、情報サービス産業に関する施策、 最新技術情報、会員情報、情報化に係わる地域の要望等について記載 した機関誌を年2回発行する。 年2回は、総会特集号(6月)、新年号(1月) とする。 配布先▶会員企業、国、地方公共団体、商工団体、情報関連団体、教育 機関、企業等 また、会員企業の社員等のためにHPに掲載する。 6. その他 ●行政の窓口 ●各委員会の所管対応調整 6 支部長会事業 支部会活動と本会との意見交換・情報交換を活発に計り、NISA会員と しての意識と認識を高め、会員の参加を促す。 各支部活動の状況を把握し、支部単位での独自活動を支援し会員一人 一人の声を本会まで反映させる開かれた活力のある会の運営をサポート して行く。 1. 正副支部長会の開催 ●年2回。5月 (総会前の事前会議)、9月 (理事会前の事前会議及び事 業進行状況確認) 2. 会員交流事業 ●支部間交流会(懇親会等)の開催 11月開催予定 北信支部と東信支部の交流会、中信支部と南信支部の交流会の計2 回開催を予定 3. 各分科会事業の支援 ●市場開発委員会事業(新市場開拓/新事業開発に向けたセミナーや 研究会への動員支援) ●人材開発委員会事業(NISA学園、 システム開発管理研修への受講促 進) ●経営委員会事業(トップマネジメントセミナーへの動員支援) ●地域情報化委員会事業(地域情報化セミナーへの動員支援) 4. 支部分科会事業の推進(本会事業を支部毎に所属委員会会員に伝達。 また、 各支部会員の声を本会まで伝達) 北信支部会事業 ① 会員増強事業 情報関連産業に幅広く目を向け、新規加入者の勧誘と既会員の退会防 止に努め会員増加を図る。 目標:新規会員獲得数/1社以上、退会員数/0社 ② 総務分科会 ●支部総会 時期:3月 会場:長野市内 ●支部臨時総会兼例会 講演会・研修会等(親睦事業含め)開催 テーマ:未定 時期:1月 会場:長野市内 ●支部理事会 次年度事業計画等検討 時期:12月 場所:長野市内 ●正副支部長会 時期:11月 場所:長野市内 ●会員交流事業 親睦ゴルフコンペの開催(長野市ソフト協共催) 時期:10月開催予定 場所:未定 ③ 地域情報化分科会 ●長野市ソフト産業協議会との共催事業実施 内容:研修会・講演会・懇親会等を2~3回程度開催 テーマ、時期、会場:未定(長野ソフト協と協議して決める) 東信支部会事業 ① 地域情報化分科会 ●うえだ城下町映画祭・後援 時期:11月 場所:上田市中央文化センター ●上田工業展出展参加(上田商工会議所情報教育文化部会と共同) 時期:11月 場所:上田城跡公園体育館 ●上田市地域情報化推進懇談会 への参加協力 (上田市及び東信地域に関わる情報産業の今後を行政と検討会) ② 経営分科会・人材開発分科会 ●事業課題・地域の人材発掘、育成に関する交流(上田商工会議所と の連携) セミナー開催 テーマ:未定 時期:9月 場所:上田市内 ③ 総務分科会 ●正副支部長会 時期:5月 場所:上田市内 ●支部会・会員情報交換会親睦事業(ボーリング大会) 時期:11月 場所:上田市内 ●支部理事役員会・支部会開催 時期:11月・2月 場所:上田市 豊富なノウハウでソフトウェアの新分野に挑む。 ■ キッセイコムテックの事業内容 □システムインテグレーションサービス □システムリソースサービス □メディカルパッケージソフトウェア開発・販売 □情報関連機器販売 本 社: 〒390-1293 長野県松本市和田4010-10 tel.0263-40-1122(代) fax.0263-40-1126 東 京 事 業 所: tel.03-5979-6222 (代) レンタル松本デスク: tel.0263-60-1200 (代) Vol.89 4 5 Vol.89 NISA news NISA news 2 人材開発委員会 ① 小林壮太郎【北】 ② 小山 明彦【北】 田中 友人【北】 渡辺 正志【東】 山口 恵一【東】 春日 実【中】 小出 敏【中】 3 経営委員会 ① 小笠原俊彦【東】 ② 青柳 和男【北】 北村 俊之【中】 清水 誠一【中】 ④【北】㈱ケイケンシステム ㈱電算 ㈱TOSYS カシヨ㈱ 八十二システム開発㈱ 【東】エプソンアヴァシス㈱ 4 地域情報化委員会 ① 原田 英寿【南】 ② 西尾 一彦【北】 戸谷 典孝【中】 愛甲 宏明【北】 篠原 一弘【南】 母袋 卓郎【東】 ④【北】NECソリューションイノベータ㈱ 長野支社 コムシス情報システム㈱ 長野支店 石田通信機㈱ 炭平コンピューターシステム㈱ リコージャパン㈱長野支社 東日本電信電話㈱長野支店 【東】㈱上田ケーブルビジョン ㈱テクニカルイン長野 ㈱ガリレオ 上田エレクトロニクス㈱ 【中】㈱アドヴァンスト・ インフォメーション・デザイン アルゴジャパン㈱ ㈱ポータルバインド ㈱マイネットシステム 【南】アルティメイトプロジェクト㈱ エルシーブイ㈱ 5 総務委員会 ① 渡辺 周二【北】 ② 水野 泰雄【東】 ③ 水野 泰雄【東】 ④【北】㈱テクネット 日本ブリッジ㈱ 【東】㈲デザインルームエム 6 支部長会 ① 細田 隼平【南】 ② 赤沼 正信【北】 宮下 千里【中】 原 勝敏【東】 ④【北】オリオンシステム㈱ 【東】㈱システムプラン 【中】マイクロテック 【南】長野システム開発㈱ ◆ソフトウエア開発と短歌 情と理とのせめぎ合い コンピュータのソフトウエア開発という過酷なビジネス戦線に身を置く 日々…、その中で、短歌のもつ雅なイメージとは対極をなす戦線で短歌を 紡ぎだす…その営みは、情と理とのせめぎ合いもあり、当初から矛盾をは らんでいました。そんな中で、五十代の初め、構成メンバーが120名を越 える、携帯電話・i-モード (世界初の携帯電話IP接続サービス:どこからでも コンピュータに繋がる夢のツール) 関連のビックプロジェクトの統括マネー ジャーを拝命(1998年)しました。受注総額50億円余のプロジェクトで、 ミレニアムを挟む3年余にわたる業務はビジネスマンとしての在り方、生き 方が問われ試されました。プロジェクトマネージャーとして開発の第一線に 立ち、 客先や開発会社とは技術的な内容、納期、 予算面等々からバトルにも 似た激しい折衝を重ねて参りました。その流れで納期死守の観点からメン バーには月200時間余の残業を強い、自らもその渦中に身を置きながら 業務を遂行して参りました。システム開発の最盛期はウイークデーの大半 をオフィスに籠城し 「不夜城の城主」 との揶揄され、業務の過酷さ、客先か らの無理難題等もあり、心許せる課長職のチームリーダーや、 ホープの若 手技術者の退職、キャリア女性のリタイヤ等が重なる辛く厳しい経験をし ました。統括マネージャーとして自らの力量の無さを反省する日々が続き、 感性の枯渇、 自ら吐く言葉に刺々しさが増し、時として愕然とする思いを抱 きました。 そんな中で、たまに帰れる終電車に飛び乗り、通り過ぎた駅の灯かりが 一つ一つ消えていく時、下手な短歌がこぼれる様に生まれる場面がありま した。また、 コーヒーブレークに、 メモを片手に短歌の31音律に思いの一 端を吐き出す…。それは、 ささやかな癒しであり、魂の救われる思いを味わ うことができました。さらに、細君の献身的なサポートも痛む心を支え続け てくれました。 そんな中で生まれた短歌、 十首を自選し (開発に関連した) ご紹介します。 ●もの創る誇りに遠き開発の 現場に一人 修羅として立つ ●月200越える残業強いる我れ 条理呑み込み修羅も宿すや 「つぶやき」の集積をカタチへ 個人的なホームページに載せた短歌とエッセーは、そのような状況下で 紡ぎだされた「つぶやき」や「うめき」の集積でした。それは、一人のコン ピューター技術者のささやかな足跡であり、共に闘ったメンバーたちの苦 闘の歴史でもあります。 ホームページ上では少なからぬ共感と、反応、出版要請もありました。自 作短歌をまとめ歌集として出版することは、私の短歌が出版の水準を満た していないこともあり、当初は考えていませんでした。 しかし、歌友と細君、 さらにネットの仲間たちからの再三にわたる強い奨めと、次の思いから、 ま とめようとの決意に至りました。 それは汎用コンピュータの黎明期から過酷な開発現場の状況に耐え、先 端技術の創造に果敢に挑戦し、今日のIT産業隆盛の礎を作った「地上の 星」 と言える技術者達。その時代からソフトウエア開発に関わってきた一人 の技術者として、彼らの歩みの一端でも、 この著書をとおして記すことがで きればとの思いもありました。 歌集の名称は、私の作詞した「旅の途上(なか)」より採りましたが、それは 過酷な業務の中で傷ついた心を抱える同僚たちへのエールとして紡いだ ものでした。この歌詞は第39回日本有線大賞新人賞に輝いた優れたポップ ス歌手、工藤慎太郎さんのアルバム「ふたつでひとつ」でCD化されました。 多くの過酷な開発プロジェクトで、そのリーダーとして、共に戦うSE達の 誇りと、あり方を知り、 自らの力量の限界も知る中でリーダーとしてのあり 方を改めて学ぶことが出来ました。それはメンバーの成長や進化も、 プロ ジェクトの目標の一つと位置付け、彼らを決して消耗品としないリーダーと しての覚悟と志が問われる事でもありました。その厳しさ、辛さ、 さらに誇 らしさを含めて丸ごと受け入れ、短歌に表現し吐き出すことによりカタルシ スと共に、癒しも味わい、それが新たな活力の源になりました。それを踏ま え短歌は厳しい状況に立ち向かう、一つの糧であり武器になることを実感 しました。そして、短歌の世界に触れ詠むなかで、大江健三郎氏の唱える 「文学の持つ魂の治癒力」の一翼を、短歌も担い得ことを実感することが 出来ました。 今後は、短歌や作詞を「友」として、後輩たちへのエールを含めて「今日 を生きる」ことの素晴しさを表現して行きたいと思います。 情報サービス産業は全ての産業のリーダーとしての使命と役割を負っ ていると考えます。今日お集りの皆様が、長野県の、 さらには日本の産業の フロントランナーとして力強く疾走していただくことを期待し、祈念したい と思います。 コンピュー タ、ネット ワー クお よ び 、技 術 者 と 短 歌 ① 神澤 鋭二【中】 ② 吉迫 文崇【北】 丸茂 覚【中】 土屋 博之【東】 鳥山 昇【南】 ③ 土屋 博之【東】 丸茂 覚【中】 ④【北】㈱インテージテクノスフィア 長野事業所 ㈱いとう ㈱シー・エス・イー長野支社 トッパン・フォームズ㈱長野支店 ㈱長野県協同電算 ㈱ビー・クス 【東】マリモ電子工業㈱ ㈲イージーコンプ 長野大学 企業情報学部 ㈱三越総研 【中】キッセイコムテック㈱ カタバミ・マネジメント・サービス㈱ ㈱アクティス キャッスルコンピューター㈱ ㈱ユリーカ 【南】キャリアバンク㈱ 丸登電業㈱ 長野日本ソフトウェア㈱ ㈱ズー ㈱みすず綜合コンサルタント 【中】㈱Minoriソリューションズ 富士コムテック㈱ ㈲エス・アイ・システム ネクストリンクス㈱ 【南】イー・ジーシステム㈱ ㈲システム シーエー 汎用コンピュータの黎明期から40年余にわたって、 コンピュータのソフ トウエア開発に関わり、 デジタルの世界に身を置きながら、 アナログの象徴 でもある「短歌」に取り組み「理」が支配する世界での息苦しさを、 「情」で 癒された体験をお話します。そして、私の関わったコンピュータについて、 その働き、歴史、昨今のウエブ、ネットワークの進化と発展に触れ、その進 化に関わった日本の技術の先見性と優れた点、 さらに、WEBのもつ「光と 影」について私見を交えてお話致します。 過酷とも言える開発プロジェクトのマネージャーとして経験した厳しさ、 誇らしさ…それらを含めて悲喜こもごもを短歌に表現し、その中で自己を 客観視する事で、一種のカタルシスと共に癒しを感じ、新たな挑戦への活 力を得た体験をお話し致します。 ●もの創る誇りも業 (ごう) も呑み込みて今は阿修羅に成るほかはなし ●100名を越えるメンバーそれぞれの負いたる人生我も負うべし ●家庭をも人生さえも賭けてなお悔い無き仕事と つぶやきてみる ※石川啄木「一握の砂」の以下の短歌への返歌 「こころよく我にはたらく仕事あれそれを仕遂げて死なむと思ふ」 ●人のもつ業も織り込み創らるる コンピュータソフトで明日は拓くや ●くちなしの匂い仄かに漂えり 眠り忘れし石の街にも ●25時 眠り拒みしお台場よ そに挑むがに われらが不夜城 ●木枯らしの枯らす一樹も無き街に 夢の一つも温め行かん ●温めし消し去り難き夢ひとつ お台場つつむ残照に顕つ 三年余にわたる苦闘の末、所定の納期と品質でプロジェクトを完成し、納 品することが出来ました。その達成感と充実感に満ちた至福のひと時を、 苦労を共にしたメンバーとともに味わい、分かち合うことができました。こ れは、私のビジネスマン人生の中でも貴重な体験(戦友であり、生涯の友 を得る)でした。 当時のコンピュータ業界、 特に携帯電話関連(NTT DoCoMo i-モード 対応)のシステム開発に関わる業界は、生き残りをかけたし烈な競争下に ありました。二年前の技術は陳腐化し、 日々の進化が求められる状況。その 中で進化し自己変革ができない企業と技術者は、間違いなく淘汰されてい きました。消耗戦といえる過酷な状況は、形態は変わっても未だ続いてい ると言わざるをえません。まさにブラックと言える状況ですが、 ブラック企 業か、 否かを分けるキーワードは「使命感を支える矜持をメンバーが持ちう るか否か、その成長と進化を促すリーダーの指導と心配りが、そこに存在 するか否か」だと考えます。 コンピューターソフトウエア開 発と短 歌 ① 総務分科会 ●支部会 時期:6月、 12月、 2月 場所:諏訪市 ② 会員交流事業 会員間の人材交流と活性化の為、大勢の会員が参加できる事業を開催 する 時期:8月 場所:諏訪市 ③ 研修会の開催 支部会にて検討しNISAの意向、会員企業のニーズに即した研修会を開 催する 時期:1月 ①委員長 ②担当理事 ③副委員長 ④所属会員 の順 【北】 =北信 【東】 =東信 【中】 =中信 【南】 =南信 ③ 小山 明彦【北】 渡辺 正志【東】 ④【北】㈱NTTデータ信越 ㈱富士通システムズ・イースト 長野支社 ㈱システックス エボルテック㈱ 富士通エフ・アイ・ピー㈱ 長野支社 富士ゼロックス長野㈱ ㈱JBN ㈱ライフシード ㈱日本オープンシステムズ 【東】㈲ハルタ ㈱パスカル ダイイチ㈱ 【中】鍋林㈱ TIS長野㈱ 信越ソフトウェア エンジニアリング㈱ ヒューマンエンジニアリング㈱ 茂木 正二郎氏 南信支部会事業 平成 28年度 一般社団法人長野県情報サービス振興協会 委員会所属名簿 1 市場開発委員会 元 ㈱日立製作所コンピュータ事業部、 元 アイエックスナレッジ㈱ 統括部長 記 念 講演会 ① 総務分科会 ●総会 時期:6月 場所:松本市内 ●支部理事役員会・支部会 時期:8月、 1月開催予定 場所:松本市内 ② 人材開発分科会 ●財団法人松本ソフト開発センターとの共催事業 一般財団法人松本ソフト開発センターと共催で情報産業人材育成お よびネットワークなどの技術育成のためのセミナー、講習会を開く 1 一般向け講習会 各種アプリケーション活用講座、 インターネット・メール関連講習 など 2 専門者向け講習会 開発言語講習、 ネットワーク構築技術講習など 時期:毎月開催予定 場所:財団法人松本ソフト開発センター ●人材開発委員会の事業計画に基づく中信支部でのNISA会員企業の 人材育成 NISA学園 ③ 経営・地域情報化分科会(他支部との交流事業) ●経営課題または、 地域情報化に関する討議またはセミナー等の開催 時期:8月開催予定 場所:松本市内 ④ 会員交流分科会 ●会員間の交流と活性化のために、大勢の会員が参加できるスポーツ 大会・懇親会等を開催する 1グリーンミーティングの開催 時期:6月開催予定 場所:豊科カントリー倶楽部 2スポーツ大会の開催 (ボーリング大会) 時期:11月開催予定 場所:アピナボウル松本城山店 ⑤ 市場開発分科会 本会の各事業に協力する 講 師 中信支部会事業 新たな気持ちでお客様のために・・・ 総合ホテル業向けパッケージ 長野● 長野市中御所1-16-18 藤栄中御所ビル TEL.026-227-8353 FAX.026-227-8318 東京● 中央区銀座1-15-7 MAC銀座ビル3F TEL.03-3518-2185 FAX.03-3518-2186 ゴルフ場向けトータルパッケージ スーパー銭湯向けパッケージ Vol.89 6 4 月 1 日より社名が 株式会社システムクリエイト から オリオンシステム株式会社 に変わりました http://www.orionsystem.co.jp 7 Vol.89 NISA news 移管、名称・担当者・代表者・住所変更 オリオンシステム㈱ 株式会社システムクリエイトは、 2016年4月1日付でオリオンシステム 株式会社に商号を変更しました。 ● 会員の代表者、NISA担当者変更 ■ 北東信支部(4月1日付) NECソリューションイノベータ㈱長野支社 代表者:長野支社長 熊井 晶章 NISA担当者:エグゼクティブエキスパート 西尾 一彦 ● 会員の商号変更 ■ 北信支部(4月1日付) 株式会社システムクリエイトが オリオンシステム株式会社に商号変更 オリオンシステム株式会社 住所、電話番号、FAX番号は変更ありません。 〒382-0047 長野県須坂市大字幸高279番地10 TEL:026-246-2998㈹ FAX:026-248-0984 http://www.orionsystem.co.jp/ 日 本 再 興 戦 略 2016 ―第4次産業革命に向けて― 6月2日に、閣議にて「日本再興戦略2016―第4次産業革命に向 けて― 」が決定されました。 そこには、 Ⅱ 日本再興戦略2016における鍵となる施策として以 下が提起されています。 1-1:新たな有望成長市場の創出 ⑴ 第4次産業革命 (IoT・ビッグデータ・人工知能) ⑵ 世界最先端の健康立国へ ⑶ 環境・エネルギー制約の克服と投資拡大 ⑷ スポーツの成長産業化 1-2:ローカルアベノミクスの深化 ⑸ 既存住宅流通・リフォーム市場の活性化 ⑹ サービス産業の生産性向上 ⑺ 中堅・中小企業・小規模事業者の革新 ⑻ 攻めの農林水産業の展開と輸出力の強化 ⑼ 観光立国 1-3:国内消費マインドの喚起 ⑽ 官民連携による消費マインドの喚起策 また、本文には 「第4次産業革命を我が国全体に普及させる鍵は、中堅・中小企業 である。 中堅・中小企業の現場ニーズ、現場目線でITやロボット導入 を進めていくことが重要である。小型の汎用ロボットの導入コストを 大幅に引き下げ ることはもとより、個々の事業者のビジネスの実態、 業務フロー等に応じ、丁寧にITやロボットの導入を最大限サポートし ていく。」が明記されました。中小企業のIoT化が、 ますます、重要な 施策となることがうかがえます。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/ RFIDの常識が、変わる。 業界で群を抜く コストパフォーマンス Vol.89 8 ■ 北信支部(4月1日付) ㈱シー・エス・イー長野支社 NISA担当者:支社長 竹内 克法 NISA 一般社団法人長野県情報サービス振興協会では、 新入会員を募集いたします。 入 会 案 内 1. 構 成 正会員73社、 賛助会員5社 (平成28年4月11日) 2. 資 格 この会は、会の趣旨に賛同し、県内に本社を置く者又は 事業所を持つ次の者をもって組織されます。 [正会員] ①ソフトウェア業を営むもの ②情報処理サービス業を営むもの ③システムハウス業を営むもの ④データベースサービス業を営むもの ⑤その他、情報サービスの振興をめざすもので、本会において適 当と認めたもの [賛助会員] 情報サービスについて重大な関心をもって研究等を行っている企 業又は個人も賛助会員として入会できます。 3. 入会方法 この会の会員になろうとする場合は、 所定の様式による申し込み をし、理事会の承認を得るものとします。申込書に所要事項を記 入の上ご送付ください。 入会申込書のダウンロードはこちらから (PDF) http://www.nisa.or.jp/nyukai.pdf 送り先▶〒380-0936 長野市岡田124-1 長水建設会館内 一般社団法人 長野県情報サービス振興協会 4. 会 費 入会金 120,000円 年会費 100,000円(但し、従業員が10人以下の企業は50,000 円とすることもできます) ※入会金および年会費は、 銀行振り込みにてお支払いください。 詳しくは、 こちらから… http://www.nisa.or.jp/outline_anai.html ◆ ソリューション事業 ICタグ(RFID) ソリューション/PLMソリューション/金融ソリューション/ 駐車場管理ソリューション/ポイントカードソリューション ◆ ITサービス事業 ミッションクリティカルサポート (24時間365日稼動システムの監視)/ システムサポート/3次元CAD/CAM導入・適用支援 あらゆる環境で優れた ICタグ読取り性能を発揮 特定小電力無線局適合 UHF帯RFIDリーダー/ライター ●NISA担当者変更 お客様のビジネスの成長をITでサポートする UHF-R250 上田 ・ 長野 ・ 東京