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講義概要
第7回 講 義 (講座名) おさなごの秘密 ~乳幼児期の情緒の発達を学び、 子どもの虐待予防を考える~ 講 名 今治明徳短期大学 幼児教育学科 教 授 松田 ちから 我が子に対する心痛ましい虐待事件が 絶えない。幼い尊い命は「自分が愛される 存在でありたい。」と願っている。このよ うな子どもの切なる願いである親子の絆 要 の愛着形成を育むには、子どもの情緒の発 達を学ぶことが必要である。そのことによ 旨 って、子どもとの関わり方が見えてくる。 そこで、現代の地域社会のコミュニティの 希薄化において、社会全体で子育て家族の 支援と子どもの情緒の安定を図る方策を 考える。 (講義概要) *おさなごのイメージ *乳児期の生理的な発達と情緒 *脳の血液脳関門の形成 *人間の赤ちゃんは生理的早産 *乳児期の5つの情緒のポイント *赤ちゃんの言葉は涙を流して泣くこと *乳児は一時的に発達が足踏み状態や後退することがある *乳児の発達の停滞期と血液脳関門の形成中との関係 *乳児に心を込めて、より良い環境への工夫 *「だだこね」は発達のプロセス *おさなごの情緒の秘密 *子どもの権利条約について考えてみよう *生存するために5つの感覚機能を活用 *だだこねへの対応の仕方 *自尊感情を育む環境が大切 *扇子と Sense(意識感覚)子育て支援に大切なこと *愛着形成プログラム(乳幼児対象) *愛着形成プログラムの評価と Sense(意識感覚)評価表 *ゆらゆら・ぎゅっぎゅっ体操(児童低学年対象) *S-ACT(感情表現法:養育者対象) 師