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平成21年 ヒヤリ・ハット体験事例

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平成21年 ヒヤリ・ハット体験事例
「ヒヤリ・ハット」体験事例
集計期間:平成21年7月~8月
1
収集運搬
① 事故の型:転落、転倒
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
1 現場
積み込み作業中
その後の対策
対策結果
荷台に載るとき、足が滑り、 足下に注意し、天候の悪い
事故を未然に防ぐことが
転落しそうになった
ときには特に注意する
できた
2 施設内
コンテナ車の荷
足を滑らせ落下しそうにな
シート掛けは二人で行い、
作業時間も短くなり、安
に一人で乗り、シ った
足下には十分注意する
全に作業ができるようにな
ート掛けをしてい
った
るとき
3 現場
バックホーでア
雨天時、バックホーから降
天候に関係なく、降りる際
雨天に関係なく、足下に
スファルト撤去作 りる際、キャタピラーの上で は、キャタピラーの上にしっ 注意することにより、事故
業中
滑り、転倒しそうになった
かり足をつけて降りるように を防げるようになった
した
4 取引先現場
廃材(ベニヤ板)
ベニヤ板は薄く幅も狭いた
急がず足下をしっかり踏ん
転倒は少なくなったよう
を手作業で4tコ め 足 下 が よ く 滑る状 態であ 張って作業中集中力を維持す に思う
ンテナに積込み作 り、過去にも何度も転倒の経 る
業中
験あり
積み込み作業後半には、コ
ンテナの上部の作業は相当の
高さ(地上約1.5m)となり、
その上部での転倒は転落の可
能性もあり、特に細心の注意
が必要
5 現場
荷物の積み卸し
時
足 元 を 見 て い なか ったた
め、つまづきき転倒しそうに
なった
② 事故の型:衝突、接触
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
1 現場
コンテナ交換中
安全確認
その後の対策
コンテナの交換作業中、後
コンテナに交換作業中は、
ろから人が近づき、人に当た 周りに注意する
りそうになった
③ 事故の型:飛来、落下
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
その後の対策
1 施設内
バックホーで鉄く
鉄くずを機械式フォークで
作業開始に当たり、周囲に
ずをコンテナに積 挟んでいるとき、鉄くずがバ 作業員がいないか確認する
み込んでいるとき ネのようになり飛んだ
作業員がいるときは、声を
掛け安全を確認してから作業
を行う
2 現場
クレーンで鉄板
鉄板の穴に直接掛けていた
鉄 板 の 穴に ワ イ ヤ ー を 通
の吊り上げ作業中 フックがはずれ、鉄板が落下 し、ワイヤーにフックを掛け
るようにする
④ 事故の型:挟まれ、巻き込まれ
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
1 職場内
その後の対策
パッカー車に段
段ボールの結束紐を取り除
作業時には、十分な確認す
ボールの積載中
こうとして、指をパッカー車 るよう心掛ける
に巻き込まれそうになった
⑥ 事故の型:交通事故
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
1
対策結果
その後の対策
対策結果
対策結果
安全に作業ができている
対策結果
和歌山市
自社トラック(2
交差点内の道路が左カーブ
当交差点では、右側車線を
気持ちにゆとりができ、
内の交差点 t車)で交差点内 となっており、右側車線を走 走行するよう心掛ける
危険な体験はしなくなった
内 ( 片 側 2 左側車線を走行中 行していた大型トラックが左
大型車が右側車線を走行し
車線)
側車線まで割り込んできたた ているときは左側車線には入
め、大型トラックに巻き込ま らない
れそうになった
大型車が走行しているとき
は大型車に先を譲り走行する
2 町内一般道
パッカー車に廃
反対側からきた車両に接触
車の陰からでるときは、安
路
棄物を積み込み運 しそうになった
全を十分確認してから行動す
転席に戻ろうとし
る
たとき
3 貝塚市内
現場からの帰り、
前の車に追突しそうになっ
運転中は、気を抜かないよ
一段と気を引き締めて運
自動車の運転中
た
うにする
転するようになった
4 国道26号
5 坂道
6 一般道路
自動車の運転中
軽4ダンプに土
砂を積み、道具を
積んでいるとき
走行中
前の車が急ブレーキを掛け
車間距離を十分にとり、前
前の車が急ブレーキをか
たため、追突しそうになった 方をよく見る
けても十分に車間距離をと
っていると、余裕を持って
ブレーキが踏めて安全
軽4ダンプが動き出した
ペットボトルが、自動車の
床を転がりクラッチペダルと
床の間に挟まり、踏みしろが
無くなってエンストを起こし
かけた
⑦ 事故の型:その他
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
タイヤに歯止めをする
チェンジをローギアにする
車内清掃を行った
その後の対策
1 一般道路
走行中
バッカンから積み荷の軽い
荷物を積んだときは、ロー
上やビニールが飛び出した
プやシートを掛ける
2 自社施設内
資源ゴミ選別中
ビンの割れたものがあり、
廃棄物にはいろいろな物が
怪我をしそうになった
入っているので、慌てずに中
をよく確認して作業する
事故を未然に防げた
車内がきれいになり、足
下に不安が無くなった
対策結果
3 田辺市内未
モービルバック
1日作業で午前中は晴天で
事前に下見をし、未舗装地
対策を徹底することによ
舗装駐車場 での汚泥吸引回収 あったが、午後ゲリラ豪雨と での作業では、特に雨期の場 り、以後同様の事故には至
作業中
なり、未舗装の足場がぬかる 合は鉄板による養生を想定し っていない
み、吸引した汚泥の重量と相 ておく
まってスタックしてしまった
が、早期に気づいたため、自
力で脱出できた
2
中間処理
① 事故の型:転落、転倒
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
その後の対策
1 自社アスフ
10tダンプト
アスファルト付着防止のた
昇降用はしごに滑り止めを
ァルトプラ ラックに保温シー め軽油を散布するが、その際 つける
ント
トをかけていると に靴の裏にも付着し、はしご
滑るかもしれないと意識し
き
を昇降する際滑り落ちそうに 行動する
なる
2 自社工場内
フォークリフト
荷物がフォークリフトの爪
による荷下ろし時 から落ちそうになったため、
フ ォ ー ク リ フ ト から 飛び降
り、対応した。その際、転倒
しそうになり、足を怪我しそ
うになった
3 自社工場内
パソコン分解作
パソコンを分解した際に生
ある程度の作業ごとに清掃
業時
じたネジが床に転がり、そこ を行うことにより、ネジの散
に足が乗り、滑って転倒しそ 乱を防止した
うになった
対策結果
滑り止めのはしごを使用
し、滑らなくなったが、も
しかしたら滑るかもしれな
いとと意識して行動するよ
うになり、危険予知ができ
るようになった
フォークリフトによる荷物
リフトでの危険な状況は
の運搬、積み下ろしの時、危 減少してきた
険予知ができるよう社内の安
全委員会で協議
荷物の無理な積み方を無く
し、職場内で従業員がお互い
に危険な状態を注意し合うこ
ととし、また運搬中は、余裕
を持って、安全運転に心掛け
ることとした
転倒の危険が軽減された
4 自社ヤード
人や重機等で移
荷物を整理・整頓せず置い
荷物を整理・整頓し、場所
荷物へのつまずきが少な
内
動作業中
ていたため、荷物につまづき を決めておくように改善し、 くなり、重機の動きを気に
転倒しそうになった
通路を確保した
しなくても移動ができるよ
うになった。また、移動時
間が、短時間にスムーズに
行えるようになった
5 自社工場内
フォークリフト
フォークリフトから飛び降
フォークリフトから降りる
フォークリフトや大型ト
で荷物を運ぶとき り、足首をひねりそうになっ ときは、飛び降りずに、ステ ラックから降りるときは、
た
ップを使って降りるようにす ステップなどを使い、安全
る
に降りるようになった
6 自社工場内
木くずプラント
トラブル発止時に、慌てて
トラブル発生時も落ち着い
トラブル発生時に慌てる
木くずプラ の稼働中
制御盤のところに駆けつけよ て行動する
ことなく、迅速に対応でき
ント
うとしたときに足下にあった
通路の足下はきれいに掃除 るようになった
木くずに乗ってしまい足首を してつまずかないようにする
工場内の足下の危険そう
ひねりそうになった
なところを改善することで
事故が減った
朝夕、持ち場を確認して
整理整頓を行い、以前より
きれいになった
② 事故の型:衝突、接触
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
1 自社施設内
荷物の積み込み
時
その後の対策
対策結果
フォークリフトがバックし
重機類の運転者の死角に入
運転者がスムーズに動け
てきて、後ろにいたためぶつ らないようにする
るようになった
かりそうになった
運転者は、周囲に人がいな
いか確認する
2 自社施設内
材料の積み分け
ホイールドーダーと人が接
重機の運転者は、前・後方、 車内のミラー、目視を必
作業中
触しそうになった
左右確認の徹底
要以上にするようになった
3 自社施設内
廃棄物の選別
バ ッ ク ホ ー で廃棄 物回収
手元に重機の確認
手元を確認するようにな
後、バックホーで 時、引き込み掛けたところ手
重機は、一呼吸おき、手元 り、重機とある程度間隔を
の回収時
元と接触し掛けた
の動きを確認
とるようになった
4 自社工場周
工場周辺の清掃
下を見ながら地面のゴミを
清掃を行うとき、下ばかり
清掃時に、足下だけでな
囲道路
時
掃き進んでいたら、壁際に駐 でなく、常に周囲の状況にも く、周囲を見渡すことで安
車していたコンテナ車のアー 目を配り、危険がないかを注 全に清掃活動をすることが
ムと衝突しそうになった
意する
でき、また、万一、危険が
コンテナ車を駐車させると あってもすぐに察知して回
きはアームをおろした状態で 避することができるように
止めないようにする
なった
5 工場内事務
出勤時事務所に
事務所の扉を開けて入ろう
中から人がでてこないか、
同じような事故が起こら
所
入ろうとしたとき としたとき、中から扉が開い 外から人が入ってこないかを なくなった
て、扉に顔をぶつけそうにな 確認してから扉を開けるよう
った
にする
6 作業現場
コンクリート殻
機械の旋回範囲内に人がい
旋回時安全確認の上、クラ
ヒヤリとすることが少な
の小割時
た
クション等で旋回することを くなった
周囲に知らせる
機械のエンジンが掛かって
いるときは、できるだけ近づ
かない
7 自社工場内
焼却炉への廃棄
廃棄物を入れた鋼板製の箱
フォークリフト後退前に十
運転者並びに他の作業す
物の投入作業時
をフォークリフトで移動した 分後方確認を行う
る従業員たちが確認喚呼す
際、フォークリフト後退時そ
フォークリフト運転中は、 るように改善した効果は大
の背後の他の従業員に接触し 運転者以外の周囲の従業員も である
そうになった
フォークリフトの動向を注視
し、お互いに声を掛け合う
③ 事故の型:飛来、落下
№ どこで
何をしているとき 何がどうした、どうなった
1 自社工場内
3
その後の対策
対策結果
パワーショベル
パワーショベルでパイプを
パ ワ ー ショ ベ ル か ら 降 り
対策後、飛来が無くなっ
で廃棄物の運搬中 踏みつけたとき、パイプが飛 て、通り道に異物がないかを た
んできて、当たりかけた
確認する
最終処分
№ どこで
1 処分場内
何をしているとき 何がどうした、どうなった
その後の対策
対策結果
廃棄物の搬入車
搬入場内搬入道路の路肩に
搬入道路を可能な限り拡幅
カラーコーンを設置、搬
両が、荷下ろし位 よりすぎ脱輪した
し、かつ路肩を明確にした
入道路を拡幅した
置に車をつけよう
と後進していると
き
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