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6.特定電子商取引の円滑化に関する法律案(仮称)の概要
6.特定電子商取引の円滑化に関する法律案(仮称)の概要 目 的 消費者が安心して電子商取引に参加できる法的環境を整備するため、消費者の 真意に反する契約申込み等の効力に関する民事ルールを整備することが必要。 内 容 B2Cの電子商取引や電子商取引の基礎となるコンピュータプログラムの取引 について、事業者が設定した一定の環境の中で、消費者が操作ミス等により行 った契約の申込みや消費者に一方的に不利な契約条項について、消費者が取消 し又は無効を主張できるよう、法的措置を検討中。 ・トラブル事例 クリックミス等による意図しない申込み 事業者により契約申込み前に申込み内容の確認機会が提供されなかった等の場合 において、消費者が意図しない申込みを行うケース(例:無料と思って申し込んだ ら有料だった。1個買うつもりが3個注文してしまった 。)を生じている。 コンピュータプログラムの取引に関するトラブル 購入したコンピュータプログラムが動かないので、メーカーに問い合わせたとこ ろ、購入する際に動作環境やサポート条件が提示されていなかったにもかかわらず、 動作環境が普通と違うからだろうと言われ、返品にもサポートにも応じてもらえなか ったり 、サポートは有料だからと多額の費用を請求されたりするケースが生じている 。