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オンラインショッピング - インターネット白書ARCHIVES
ショッピング・オークションと購買行動 2-4 オンラインショッピング 約9割がオンラインショッピング購入経験者 資料2-4-5 オンラインショッピングでの購入経験[全体と性別年代別] 第 全体 N=1,705 男性10代 N=59 男性20代 N=98 男性30代 N=300 男性40代 N=260 男性50代 N=111 男性60歳以上 N=62 女性10代 N=42 女性20代 N=116 女性30代 N=252 女性40代 N=247 女性50代 N=103 女性60歳以上 N=55 89.9% 10.1% 79.7% 90.8% 9.2% 90.7% 9.3% 90.8% 9.2% 91.0% 9.0% 90.3% 9.7% 個 人 利 用 動 向 21.4% 90.5% 9.5% 92.5% 7.5% 91.9% 8.1% 83.5% 16.5% 87.3% 0 部 なし 20.3% 78.6% 2 ある 20 12.7% 40 60 80 100% © Access Media/impress R&D,2006 オンラインショッピングの購入経験者は、89.9%である。年代別性別でみると男性、女性ともに20代、30代、 40代の購入経験率が高い。 オンラインショッピングの利用歴は、3年以上が半数を占める 資料2-4-6 オンラインショッピングの利用歴 N=1,533 オンラインショッピング購 入 経 験 者 わからない 10年以上 2.0% 1,533サンプルのオンラインショッピン 1.5% グ利用歴は、3年以上が半数を占め、5 6か月未満 6.9% 年以上も2割以上を占めることから、購 1年未満 5.5% 入者は新規参入者というよりは、ある程 度購入経験がある利用者であることがわ 10年未満 かる。年代別では30代、40代の利用歴 18.7% が長い。 2年未満 14.5% 5年未満 20.7% 3年未満 20.4% 4年未満 9.8% © Access Media/impress R&D,2006 ++ インターネット白書 2006 ++ 109 2-4 ショッピング・オークションと購買行動 オンラインショッピング 購入ジャンルは「書籍、雑誌」が最も多く61.2% 資料2-4-7 実際にオンラインで購入した製品・サービスのジャンル(複数回答) N=1,533 第 2 61.2% 書籍、雑誌 部 48.1% CD、 ビデオ、DVD 個 人 利 用 動 向 46.9% 衣料、 アクセサリー、 ファッション パソコン等コンピュータ関連製品 ハードウェア (周辺機器含む) 44.0% 43.8% 旅行・宿泊予約 41.6% 産地直送品、食料品、酒、飲料 36.1% PCソフトウェア(商品パッケージ) 33.7% 化粧品、ヘアケア 31.1% AV機器、家電製品 30.4% 家具、雑貨、小物 29.9% 航空・鉄道チケット 27.7% ギフト、生花、中元/歳暮 27.5% 医療品、健康食品(ビタミン剤等) イベントチケット (映画、演劇、 コンサート、 スポーツ) 22.7% 20.8% ゲーム機(携帯ゲーム機含む)/ゲームソフト デジタルコンテンツ(動画、電子書籍、音楽、 ゲーム サービス等) 17.4% スポーツ、 アウトドア 11.0% ベビー、 キッズ、 マタニティ商品 10.9% ペット、ペット用品 10.2% 飲食店、 ケータリング (出前)サービス予約 10.2% 携帯電話、PHS 7.6% ガーデニング、園芸 7.5% 4.4% 車、バイク ギャンブル (パチンコ、パチスロ、競馬、競輪、競艇等) 不動産(一戸建て・マンション・土地) 3.5% 0.3% 6.1% その他 0.6% わからない/覚えていない 0 10 20 30 40 50 オンライン購入経験者 1,533サンプルの実際に購入した製品・サービスのジャンルは、2005年同様、「書籍、 雑誌」が最も高く61.2%、次いで「CD、ビデオ、DVD」(48.1%)、「衣料、アクセサリー、ファッション」 (46.9%)と続く。先述した買い物のためにインターネットで情報収集した分野でも、「書籍、雑誌」は利用率 が高かったことなどから、情報検索し、そのまま購入に結びつくことが多々あると推測される。 110 ++ インターネット白書 2006 ++ 60 © Access Media/ 70% impress R&D,2006 ショッピング・オークションと購買行動 2-4 オンラインショッピング アクセス頻度は「月に1回程度」が主流で35.2% 資料2-4-8 オンラインショッピングへのアクセス頻度 N=1,533 ほぼ毎日 それ以下 1.2% 4.8% 週に2∼3回程度 1年に1回程度 2.9% 4.3% オンラインショッピング購 入 経 験 者 第 1,533サンプルに実際のオンラインショ 部 2 ッピングへのアクセス頻度を聞いたとこ ろ、「月に1回程度」が35.2%で最も多 週に1回程度 く、次いで「半年に1回程度」 (23.0%) 7.5% と、頻繁に購入しているわけではないこ とがわかる。性別年代別でみると、30 個 人 利 用 動 向 代、40代は、全体比率は低いが週に数 回ベースで購入している。 半年に1回程度 23.0% 月に2∼3回程度 21.1% 月に1回程度 35.2% © Access Media/impress R&D,2006 商品情報の探し方は、ECサイトの利用が77.1% 資料2-4-9 オンラインショッピングでの商品情報の探し方(複数回答) N=1,533 楽天市場、Yahoo!ショッピング、生協などの ECサイトで探す 77.1% 51.9% 検索エンジンで探す 48.5% 価格比較サイトで探す 44.4% オークションで探す 40.3% メーカーのサイトやメーカー関連サイトで探す 33.9% お気に入り、 またはよく購入する店舗サイトから探す 30.9% ECサイトの買い物情報、 レビュー(評価) 掲示板(オープン型) からの情報、 書き込みから探す 12.6% 8.6% 個人のブログから探す 2.2% SNSからの情報、書き込みから探す 1.8% その他 1.1% わからない 0 20 40 60 80 オンラインショッピングの商品情報の探し方は、ショッピングに特化した ECサイトを利用している比率が 77.1%と高い。昨今のECサイトは、品揃えが豊富であるうえ、検索ツールがあるため、2005年上位の「検索 © Access Media/ 100% impress R&D,2006 エンジン」など全ウェブサイトから探すのではなく、すでに絞りこんだサイトを利用し、効率よく目的の商品情 報を収集する方法を採用していると思われる。 ++ インターネット白書 2006 ++ 111 2-4 ショッピング・オークションと購買行動 オンラインショッピング ECサイト利用は30代以上の女性がメインユーザー 資料2-4-10 オンラインショッピングで最もよく利用する商品情報の探し方(単一回答) N=1,533 第 オンラインショッピング購入経験者の最 わからない 2 1.1% その他 部 0.7% もよく使う商品情報の探し方は、複数回 答同様「ECサイトで探す」が41.3%を 個 人 利 用 動 向 占める。性別年代別では、30代以上の お気に入りまたは よく購入する 店舗サイトから探す 女性の利用率が高く、ショッピング頻度 10.6% も高 いことから、 定 期 購 入 層 である。 「価格比較サイトで探す」や「オークショ ンで探す」など価格を重視した情報収集 価格比較サイトで探す 12.2% 楽天市場、Yahoo!ショッピング、 生協などのECサイトで探す を目的としている利用者も2割を占める。 41.3% メーカーのサイトや メーカー関連サイトで探す 6.1% 掲示板(オープン型) からの情報、書き込み から探す 0.8% 個人のブログから探す 0.7% ECサイトの買い物情報、 レビュー(評価) 検索エンジンで探す 12.9% 3.5% オークションで探す 10.2% © Access Media/impress R&D,2006 メールマガジンの情報が最も購買牽引率が高い 資料2-4-11 購入に至った広告の種別(複数回答) N=1,533 届いたメールマガジンの情報をクリックして購入した 44.7% 19.4% 商品に関する映像をウェブで見て購入した 17.0% ウェブの広告(バナー広告) をクリックして購入した 検索エンジンで検索結果画面に表示された検索連動型広告 (スポンサーサイト) を見て購入した 15.3% 5.2% アフィリエイト広告を見て購入した 雑誌に掲載されていた二次元コードを携帯電話のカメラ機能で読み取って 購入した 3.7% コンテンツサイトに表示されたコンテンツ連動型広告、広告映像を見て 購入した 3.2% 0.6% RSS広告をクリックして購入した その他 13.8% 特になし/わからない 19.5% 0 10 20 30 オンラインショッピング購入経験者のインターネット広告によるオンラインショッピング購入の状況を聞いたと ころ、広告による購買率は8割で、広告の影響力は強いといえる。中でも「届いたメールマガジンの情報をクリ ックして購入した」は44.7%と、宣伝の説得力や内容、HTML形式などによるグラフィック使いなどが購買牽 引力となっていると推測される。 112 ++ インターネット白書 2006 ++ 40 © Access Media/ 50% impress R&D,2006 ショッピング・オークションと購買行動 2-4 オンラインショッピング 購入頻度は「2〜4回」と「10回以上」が各3割を占める 資料2-4-12 最近1年間のオンラインショッピングでの購入頻度[2005年−2006年] 第 3.3% 2 0回(最近1年間は 購入していない) 0.7% 部 1回購入した 個 人 利 用 動 向 2∼4回購入した 2006年 N=1,533 8.6% 30.7% 26.0% 30.8% 5∼9回購入した 10回以上 購入した わからない 2.3% 2005年 N=1,477 0.9% 5.6% 35.1% 0 22.8% 20 40 33.3% 60 80 100% © Access Media/ オンラインショッピング購入経験者の最近 1年間のオンラインショッピングでの購入頻度について聞いた結果、 impress R&D,2006 「2〜 4回購入した」と「10回以上購入した」が拮抗している。年代別性別でみると、「2回〜 4回購入した」 は10代、20代で高い。 「10回以上購入した」は、30代、40代で高く、特に女性が相対的に高く、オンライ ンショッピングのアクティブユーザーである。 平均購入金額は定額化、年間5万円以内が64.7% 資料2-4-13 オンラインショッピングで購入する製品・サービスの年間平均金額[2005年−2006年] 1.6% 3.9% 2006年 N=1,473 17.4% 23.4% 23.9% 14.5% 10.7% 5,000円未満 5,000円∼ 1万円未満 1万円∼ 5万円未満 4.5% 5万円∼ 10万円未満 10万円∼ 30万円未満 3.7% 2005年 N=1,429 5.2% 0 12.2% 34.2% 20 24.6% 40 60 1.5% 2.7% 30万円∼ 50万円未満 50万円以上 わからない 15.8% 80 100% © Access Media/impress R&D,2006 最近 1年間にオンラインショッピング購入をした1,473サンプルに対し、年間平均購入金額を聞いたところ、 2005年とは傾向が異なり、1万円未満が4割を占め、年間金額は低額化している。また当然ながら購入頻度 が少ないほど年間金額は少額で10,000円未満が多く、10回以上では10,000円以上が多い。 ++ インターネット白書 2006 ++ 113 2-4 ショッピング・オークションと購買行動 オンラインショッピング セキュリティの問題よりも「商品を手にとって確認したい」がトップ 資料2-4-14 非利用者のオンラインショッピング非利用理由(複数回答) N=232 第 2 部 33.2% 商品を手にとって確認したい 個 人 利 用 動 向 25.9% 欲しい製品・サービスがない 19.8% 安くない 情報の改ざんや盗用、 「なりすまし」といった セキュリティの問題がある 18.5% 対象ウェブサイトが 信用できる販売業者か どうかわからない 16.8% 個人の買い物情報等の プライバシーが守れない 15.1% 購入手続きが煩雑すぎる 14.7% 返品等のやりとりが面倒 14.7% 購入するには、 (インターネット 銀行など)指定された銀行口座を 開かなくてはならない 14.2% 12.1% 商品の受け取りが面倒 9.5% 商品到着まで時間がかかる 6.9% クレジットカードを持っていない 6.0% その他 15.5% わからない 0 10 20 30 オンラインショッピング非利用者 232サンプルにオンラインショッピング非利用理由を聞いたところ、「商品を 手にとって確認したい」が33.2%で、2005年同様最も高い。「情報の改ざんや盗用、『なりすまし』といった セキュリティの問題がある」や「対象ウェブサイトが信用できる販売業者かどうかわからない」といったセキュ リティ面については2005年より減少している。 114 ++ インターネット白書 2006 ++ 40% © Access Media/ impress R&D,2006