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広告・マーケティング - インターネット白書ARCHIVES
3-4 活用業務とASP 広告・マーケティング 2割の企業でインターネットマーケティングリサーチを実施 資料3-4-28 インターネットマーケティングリサーチ(ウェブ調査・アンケート)の実施経験 N=1,798 日 本 の 普 及 状 況 わからない 17.4% ある 21.1% 個 人 の 利 用 実 態 ない 61.5% 企 業 の 利 用 実 態 自社ウェブサイトを利用した顧客に対 するアンケートや他社のパネルを利用 した調査など、インターネットを利用 したマーケティングリサーチの実施経 海 外 の 普 及 状 況 験があるのはインターネット利用企業 © Access Media/impress,2003 の21.1%である。 大企業ほどインターネットマーケティングリサーチに積極的 資料3-4-29 従業員規模別 インターネットマーケティングリサーチの実施経験 N=1,798 2.4% 9人以下 N=338 14.8% 10-49人 N=371 79.2% 50-99人 N=166 19.9% 100-499人 N=305 20.7% 500-999人 N=122 20.5% 5,000-9,999人 N=61 29.5% 36.5% 0 10 36.0% 39.3% 21.3% 22.8% 46.7% 37.7% 26.0% わからない N=154 20 30 40 わからない 17.0% 50.0% 30.4% ない 9.0% 62.3% 39.3% 10,000人以上 N=92 5.9% 71.1% 27.5% 1,000-4,999人 N=189 ある 80.2% 17.5% 36.4% 50 60 70 80 90 100% © Access Media/impress,2003 インターネットを利用したマーケティングリサーチの実施経験があるのは全体の 2 割だが、大企業ほど実施率が高い。当初はサンプル特性に偏りがあると見られてき たが、普及が進んだことで、リサーチメディアとしての地位を確立しつつある。 356 +インターネット白書 2003 利用動向調査レポート + 活用業務とASP 3-4 広告・マーケティング ネットリサーチの外注率は3分の1 資料3-4-30 インターネットマーケティングリサーチ(ウェブ調査・アンケート)の外注経験 N=379 わからない 9.2% 日 本 の 普 及 状 況 外注した 30.3% 個 人 の 利 用 実 態 全て内部で行った 60.4% インターネットを利用してマーケティ ングリサーチを行っている企業に、ネ ットリサーチ会社への外注経験を尋ね たところ、30.3%が「外注した」と回 © Access Media/impress,2003 答している。 企 業 の 利 用 実 態 海 外 の 普 及 状 況 ネットリサーチの外注率は規模による格差が大きい 資料3-4-31 従業員規模別 インターネットマーケティングリサーチの外注経験 N=379 13.6% 9人以下 N=59 81.4% 18.2% 10-49人 N=55 15.2% 50-99人 N=33 80.0% 1.8% 81.8% 3.0% 33.3% 100-499人 N=63 500-999人 N=25 5.1% 58.7% 44.0% 4.0% 52.0% 40.4% 1,000-4,999人 N=52 7.9% 48.1% 11.5% 外注した 5,000-9,999人 N=24 33.3% 20.8% 45.8% 10,000人以上 N=28 60.7% わからない N=40 0 10 37.5% 20 30 7.1% 32.1% 35.0% 40 50 全て内部で 行った わからない 27.5% 60 70 80 90 100% © Access Media/impress,2003 インターネットを利用したマーケティングリサーチを行う際に外注を利用する率は 100人以上の規模で高く、10,000人以上の企業では 60.7%に上る。一方、99 人未満の企業では80%以上が全て内部で行っており、規模による格差が大きい。 + インターネット白書 2003 利用動向調査レポート + 357 3-4 活用業務とASP 広告・マーケティング ネットリサーチを63.9%が前向きに評価している 資料3-4-32 インターネットマーケティングリサーチ(ウェブ調査・アンケート)の評価 N=379 あまり評価できない 5.3% 評価できない 0.8% 日 本 の 普 及 状 況 評価できる 15.8% どちらともいえない 30.1% 個 人 の 利 用 実 態 企 業 の 利 用 実 態 まあ評価できる 48.0% インターネットを利用したマーケティ ングリサーチを実際に行った企業の 63.9%は「評価できる」または「まあ 評価できる」と前向きに評価している。 一方、「評価できない」「あまり評価で 海 外 の 普 及 状 況 きない」というマイナス評価は 6.1% © Access Media/impress,2003 とかなり少ない。 広告メールやメールマガジンの配信経験は3割 資料3-4-33 広告メール、メールマガジン配信の経験 N=1,798 わからない 12.6% ある 30.0% メールを利用した One to oneマーケ ない 57.3% ティングである、広告メールやメール マガジンの配信経験は企業全体の約 3 割を占める。これは先に見た顧客のメ ールアドレスの収集や管理の比率と相 関が高い。従業員規模別では大企業ほ © Access Media/impress,2003 358 +インターネット白書 2003 利用動向調査レポート + ど配信経験が高い。 活用業務とASP 3-4 広告・マーケティング 広告メールやメールマガジンの配信媒体は自社製が72.4% 資料3-4-34 広告メール、メールマガジン配信時の掲載媒体 N=540 わからない 6.1% 日 本 の 普 及 状 況 他社媒体に 情報、広告を掲載して配信 21.5% 個 人 の 利 用 実 態 自社媒体に 情報、広告を掲載して配信 72.4% 広告メールやメールマガジンの配信に は主に自社媒体を利用している企業が 7割以上を占める。逆にいえば、広告 メールやメールマガジン配信を行う企 業の 7割が掲載できる自社媒体を持っ © Access Media/impress,2003 ていることになる。 企 業 の 利 用 実 態 海 外 の 普 及 状 況 メール配信評価は57.3%が「評価できる」「まあ評価できる」 資料3-4-35 広告メール、メールマガジンの評価 N=540 評価できない 1.9% あまり 評価できない 8.3% 評価できる 10.9% どちらともいえない 32.6% まあ評価できる 46.3% 広告メールやメールマガジンの配信に 対する自己評価はプラス評価が高く、 「評価できない」「あまり評価できない」 が 10.2%とリサーチの評価同様、マ イナス評価が少ない。従業員規模別で は 100人以上 5,000人未満程度の中 © Access Media/impress,2003 堅規模で評価が高い。 + インターネット白書 2003 利用動向調査レポート + 359 3-4 活用業務とASP 広告・マーケティング 18.7%が他社ウェブサイトに広告出稿 資料3-4-36 他社ウェブサイトへの広告出稿経験 N=1,798 日 本 の 普 及 状 況 ある 18.7% どちらともいえない 16.5% 個 人 の 利 用 実 態 ない 64.8% 企 業 の 利 用 実 態 他社のウェブサイトに広告を出稿した ことがあるかを尋ねたところ、経験が 海 外 の 普 及 状 況 あると回答した比率はインターネット © Access Media/impress,2003 利用企業全体の18.7%にのぼる。 他社サイトへの広告出稿は5,000人以上の大企業で3割以上 資料3-4-37 従業員規模別 他社ウェブサイトへの広告出稿経験 N=1,798 14.8% 9人以下 N=338 10-49人 N=371 15.1% 50-99人 N=166 15.7% 80.1% 1,000-4,999人 N=189 11.4% 65.9% 23.8% 500-999人 N=122 4.9% 72.9% 18.0% 100-499人 N=305 2.1% 83.1% 16.1% 49.2% 17.5% 27.0% 48.1% 5,000-9,999人 N=61 32.8% 10,000人以上 N=92 33.7% 34.4% 44.3% 23.0% ある わからない N=154 25.0% 24.0% 0 10 41.3% 41.6% 20 30 40 ない わからない 34.4% 50 60 70 80 90 100% © Access Media/impress,2003 他社ウェブサイトへの広告出稿比率は全体的には 18.7%だが、従業員規模による 格差がはっきりしており、100人未満では 15%程度、100人以上 5,000人未満 では20%程度、5,000人以上では30%以上と区分される。 360 +インターネット白書 2003 利用動向調査レポート + 活用業務とASP 3-4 広告・マーケティング 強化したいマーケティング手法は「広告メール配信」 資料3-4-38 今後増強していきたいインターネットマーケティング手法 N=1,798 マーケティングリサーチ (ウェブ調査・アンケート) 2.30 2.83 広告メール配信 メールマガジン配信 個 人 の 利 用 実 態 2.36 他社ウェブサイトへの広告出稿 0.0 日 本 の 普 及 状 況 1.60 0.4 0.8 1.2 1.6 2.0 2.4 2.8 3.2 3.6 4.0 © Access Media/impress,2003 「調査・アンケート」「広告メール配信」「メールマガジン配信」「他社ウェブサイト 企 業 の 利 用 実 態 海 外 の 普 及 状 況 への広告出稿」について最大 4.0ポイントとして換算した結果、今後最も強化した いマーケティング手法は「情報・広告メール配信」 (2.83ポイント)であった。 2002年のインターネット広告費は845億円 参考資料3-4-A 媒体別 日本の広告費推移 (億円) 25,000 SP広告費(DM、折込、 屋外、交通など) 20.539 20,488 19,816 20,000 20,793 20,681 テレビ 新聞 19,351 雑誌 ラジオ 15,000 12,474 インターネット広告費 12,027 10,707 衛星メディア関連広告費 10,000 5,000 0 4,369 4,180 2,071 1,998 590 266 735 2000年 4,051 1,837 471 2001年 845 425 2002年 出所:電通 電通によると、2002年のインターネット広告費は845億円で、前年比114.9%。 全広告費に占める比率はまだ 1.5%程度である。新聞、雑誌、テレビ、ラジオの 4 媒体を含め、広告費全体では前年比94.1%で、2年連続のマイナス成長となった。 + インターネット白書 2003 利用動向調査レポート + 361