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P2P - インターネット白書ARCHIVES
コミュニティと情報発信 2-2 P2P P2Pアプリケーション利用は25.1% 資料2-2-25 P2Pアプリケーションの利用状況[2005年−2006年] 第 2 利用している 部 利用していない 25.1% 2006年 N=1,705 2005年 N=1,600 個 人 利 用 動 向 74.9% 4.7% 95.3% 0 20 40 60 © Access Media/impress R&D,2006 100 % 80 ファイル共有のためのアプリケーション利用状況について聞いた。P2Pアプリケーション利用率は25.1%で 2005年の4.7%から大きく増加している。2006年はP2Pアプリケーションソフト一覧を表示させたうえで利 用有無を聞いているが、2005年は、P2Pアプリケーションの認知と利用状況を聞いているため、設問方法が 異なることに、留意されたい。 利用の主流は、前年比大幅減の「Winny」と「WinMX」 資料2-2-26 利用しているファイルシェアリングソフト(複数回答) [2005年−2006年] 29.0% Winny 23.8% WinMX 10.5% LimeWire 2006年 N=428 44.4% 2005年 N=63 34.9% 15.9% 6.3% 7.9% BitTorrent KazaA 0.0% Freenet 0.0% 2.6% 2.6% 1.6% 3.2% BearShare Gnutella 1.6% 1.6% Morpheus 0.9% 1.6% 0.2% 0.0% Audiogalaxy 8.4% その他 わからない 28.6% 46.3% 4.8% 0 10 20 30 40 © Access Media/impress R&D,2006 50 % 利 用 しているファイルシェアリングソフトは、2005年 よりも大 幅 に利 用 比 率 が減 少 している「Winny」 (29.0%)、「WinMX」 (23.8%)である。昨今の「Winny」による個人情報漏えいなどの問題から、P2Pアプ リケーションソフトの利用制限が課されている状況ではあるが、利用率はトップである。利用者を性別年代別で みると、男性の20代、30代、50代で多い。 ++ インターネット白書 2006 ++ 95 2-2 コミュニティと情報発信 P2P P2Pで最も利用されているのは「音楽ファイル」76.5% 資料2-2-27 P2Pアプリケーションで共有・転送しているファイルの種類(複数回答) N=230 第 2 部 個 人 利 用 動 向 音楽ファイル (mp3、mid、wav、wmpなど) 76.5% 動画ファイル (mpeg、avi、rm、ram、asfなど) 68.3% イメージファイル (jpg、gif、pngなど) 46.1% テキストファイル (txt、docなど) 30.4% アプリケーションファイル (exeなど) 29.6% ドキュメントファイル (PDFなど) 25.2% 12.2% その他 0 20 40 60 80 P2Pアプリケーション利用者の230サンプルが共有・転送しているファイルの種類は、「音楽ファイル」の利用 が最も高く76.5%、次いで「動画ファイル」が68.3%となっている。年代別でみると「音楽ファイル」は、 20代、10代、「動画ファイル」は、40代、10代の利用率が高い。 96 ++ インターネット白書 2006 ++ 100 % © Access Media/impress R&D,2006